JP2017184683A - 釣り具 - Google Patents

釣り具 Download PDF

Info

Publication number
JP2017184683A
JP2017184683A JP2016077662A JP2016077662A JP2017184683A JP 2017184683 A JP2017184683 A JP 2017184683A JP 2016077662 A JP2016077662 A JP 2016077662A JP 2016077662 A JP2016077662 A JP 2016077662A JP 2017184683 A JP2017184683 A JP 2017184683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fishing
line
coating material
attached
hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016077662A
Other languages
English (en)
Inventor
津義夫 森
Tsugio Mori
津義夫 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Major Craft Co Ltd
Original Assignee
Major Craft Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Major Craft Co Ltd filed Critical Major Craft Co Ltd
Priority to JP2016077662A priority Critical patent/JP2017184683A/ja
Publication of JP2017184683A publication Critical patent/JP2017184683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】釣り糸が適切に保護され、かつ釣り針の動作が安定しやすい釣り具を提供する。【解決手段】釣り具1は、釣り針2と、釣り糸3と、コーティング材8とを備えている。釣り糸3は、釣り針2に取り付けられている。コーティング材8は、釣り糸3において釣り針2に取り付けられた部分の周囲に設けられている。コーティング材8は熱硬化性樹脂から形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は釣り具に関する。
特許文献1にはルアーや仕掛けに取り付けられて用いられる糸付き釣り針が開示されている。この糸付き釣り針は、釣り針と、釣り針に止着した糸とからなる。糸のうちの釣り針に取り付けられる部分には、熱収縮合成樹脂チューブが被せられている。
特開2003−250386号公報
前記熱収縮合成樹脂チューブは、糸のうちの釣り針に取り付けられる部分を保護する。しかし、前記熱収縮合成樹脂チューブは柔らかく、機械的強度が高くない。このため、前記熱収縮合成樹脂チューブがルアーや岩などに接触して破れたり変形したりする可能性があり、糸を適切に保護することが難しい。また、熱収縮合成樹脂チューブの機械的強度は、熱収縮合成樹脂チューブの厚みを大きくすることで高まるが、この場合、熱収縮合成樹脂チューブが設けられた部分が水の抵抗を受けやすくなり、釣り針の動作が不安定になりやすい。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、釣り糸が適切に保護され、かつ釣り針の動作が安定しやすい釣り具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係る一態様の釣り具は、釣り針と、前記釣り針に取り付けられた釣り糸と、前記釣り糸のうちの前記釣り針に取り付けられた部分の周囲に設けられ、熱硬化性樹脂から形成されたコーティング材とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る釣り具は、釣り糸を適切に保護できかつ釣り針の動作を安定させることができる。
図1は、本発明に係る実施形態の釣り具の正面図である。 図2は、同上の釣り具の要部断面図である。 図3は、同上の釣り具が取り付けられたルアーの正面図である。
以下に示す実施形態は釣り具に関し、詳しくは、釣り針とこの釣り針に取り付けられる釣り糸とを備えた釣り具に関する。
図1に示す本実施形態の釣り具1は、例えばルアー9(図3参照)に取り付けられ、アシストフックとして利用される。
本実施形態の釣り具1はいわゆるダブルフックであって、一対の釣り針2と、釣り糸3と、リング10とを備えている。
一対の釣り針2の各々は、金属製であって、例えば鋼や、ステンレスなどから形成される。各釣り針2は、略J字状の一本針(シングルフック)である。各釣り針2の先端部には、カエシ20が形成されている。各釣り針2のチモト21(鉤元)は、ミミ(耳)で構成されている。
釣り糸3の長さ方向の両端部は、一対の釣り針2にそれぞれ取り付けられている。本実施形態の釣り糸3は、ライン(アシストライン)4と、一対の根巻糸5(図2参照)とを備えている。ライン4の長さ方向の一端部40は、根巻糸5によって一方の釣り針2に取り付けられ、ライン4の長さ方向の他端部は、根巻糸5によって他方の釣り針2に取り付けられている。
ライン4としては、例えばポリフッ化ビニリデン(フロロカーボン)製の撚糸が用いられる。本実施形態のライン4の長さ方向の両端部は、対応する釣り針2に対して同様に取り付けられる。このため、以下では、ライン4の長さ方向の一端部40の取付構造について詳述し、ライン4の長さ方向の他端部の取付構造については詳細な説明を省略する。
図2に示すように、ライン4の一端部40は、対応する釣り針2の軸部22に沿って配置されている。ライン4の一端部40は、対応する釣り針2の軸部22に根巻きされた根巻糸5によって取り付けられている。すなわち、本実施形態の釣り糸3は、各釣り針2に取り付けられた部分である被取付部30が、ライン4の軸部22に沿った部分と、この部分に巻き付けられた根巻糸5とで構成されている。根巻糸5の材質としては、例えばポリフッ化ビニリデンが挙げられる。
ライン4の一端部40および根巻糸5には、接着剤7が塗布されている。接着剤7としては、例えばシアノアクリレートを主成分とした瞬間接着剤が用いられる。
接着剤7は、釣り針2の被取付部30(詳しくはライン4の一端部40と根巻糸5)に含浸されており、これにより、被取付部30は釣り針2の軸部22に対して強固に固定されている。
釣り具1は、釣り糸3の各被取付部30の周囲に塗布されたコーティング材8をさらに備えている。各被取付部30は、対応するコーティング材8によって保護されている。各コーティング材8は、対応する根巻糸5の周囲の全体に亘って塗布されている。なお、各コーティング材8は、一部が対応する根巻糸5に含浸されてもよいし、含浸されなくてもよい。
各コーティング材8は、熱硬化性樹脂から形成されている。具体的に各コーティング材8は、エポキシ樹脂から形成されている。
各コーティング材8は接着剤7よりも機械的強度が高く、硬い。釣り糸3の各被取付部30がコーティング材8によって覆われることで、釣り糸3の被取付部30が岩やルアー9などに接触して擦れたり、切れたりすることが抑制される。また、各コーティング材8の厚みは、一般的に用いられる熱収縮チューブよりも厚みが薄いため、水中における釣り針2の動作が安定しやすい。また、コーティング材8を軽くすることもでき、釣り具1の軽量化も図れる。
釣り糸3は、例えば以下のように釣り針2に取り付けられる。まず、作業者は、ライン4の端部40を釣り針2の軸部22に沿わせ、このライン4の軸部22に沿った部分と軸部22との両者に根巻糸5を巻き付け、この根巻糸5によりライン4の端部40を釣り針2に止着する。次に作業者は、根巻糸5に接着剤7を塗布する。この接着剤7が硬化した後、作業者は、根巻糸5の周囲にコーティング材8を塗布する。このコーティング材8が硬化することで、釣り糸3は釣り針2に対してしっかりと固定される。
図1に示すように、ライン4の長さ方向の中間部は、リング10に通されており、ライン4はリング10を境にして折り返されている。リング10は例えば溶接リングである。
ライン4のうちのリング10に隣接して2重になった部分には、結束糸6が巻き付けられており、結束糸6には根巻糸5と同様に接着剤(図示せず)が塗布されている。これにより、ライン4のうちのリング10に隣接して2重になった部分は結束糸6により結束され、ライン4の長さ方向の中間部がリング10に固定されている。リング10は、例えば図3に示すように、ルアー9のラインアイ90にスプリットリング91を介して取り付けられる。
(補足)
なお、本実施形態のコーティング材8は、エポキシ樹脂であるが、例えばポリウレタン樹脂などのその他の熱硬化性樹脂から形成されてもよい。
また、本実施形態の釣り針2のチモト21は、ミミであるが、カン(環)やアナ(穴)などであってもよい。また、釣り針2は、2本針(ダブルフック)あるいは3本針(トレブルフック)であってもよい。
また、ライン4の材質は、ポリフッ化ビニリデンの他、ナイロンやポリエチレンなどの高分子化合物や、金属製ワイヤーであってもよい。
また、根巻糸5の材質は、ポリフッ化ビニリデンの他、ナイロンやポリエチレンなどの高分子化合物であってもよい。また、根巻糸5の材質は、ライン4の材質と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、接着剤7は省略してもよい。
また、根巻糸5は省略してもよい。すなわち、この場合、釣り糸3を構成するライン4は、釣り針2の軸部22又はチモト21に直接結び付けられる。
また、リング10は溶接リングに限られず、スプリットリングであってもよい。また、リング10は省略可能である。
また、釣り具1は、ルアー9ではなく、仕掛けに取り付けられるように構成されてもよい。
また、釣り具1は、釣り針2を一つだけ備えたシングルフックであってもよい。
また、この他、本実施形態の釣り具1は、適宜設計変更可能である。
(効果)
以上説明した実施形態の釣り具は、以下に示す第1の構成を有する。釣り具1は、釣り針2と、釣り糸3と、コーティング材8とを備えている。釣り糸3は、釣り針2に取り付けられている。コーティング材8は、釣り糸3のうちの釣り針2に取り付けられた部分(被取付部30)の周囲に設けられている。コーティング材8は熱硬化性樹脂から形成されている。
この第1の構成を有する釣り具1は、釣り糸3の釣り針2に取り付けられた部分の周囲に設けられたコーティング材8が、熱硬化性樹脂から形成されており、機械的強度が優れており、硬い。このため、釣り糸3をコーティング材8によって適切に保護できる。また、コーティング材8の厚みを薄くすることができ、釣り針2の動作が安定しやすい。つまり、この釣り具1は、釣り糸3を適切に保護でき、かつ釣り針2の動作を安定させることができる。また、コーティング材8の軽量化も図り、釣り針2部分を軽くすることもできる。
また、上記実施形態の釣り具1は、第1の構成を有する釣り具1において、以下に示す第2の構成を付加的に有している。コーティング材8はエポキシ樹脂から形成されている。
この第2の構成を有する釣り具1は、エポキシ樹脂から形成された機械的強度の優れたコーティング材8により、釣り糸3が保護される。
また、上記実施形態の釣り具は、第1又は第2の構成を有する釣り具1において、以下に示す第3の構成を付加的に有している。釣り具1は、釣り糸3のうちの釣り針2に取り付けられた部分に塗布された接着剤7をさらに備えている。釣り糸3のうちの接着剤7が塗布された部分が、コーティング材8で被覆されている。
この第3の構成を有する釣り具1は、釣り糸3において釣り針2に取り付けられた部分が、接着剤7とコーティング材8とで補強される。
1 釣り具
2 釣り針
3 釣り糸
30 被取付部
7 接着剤
8 コーティング材

Claims (3)

  1. 釣り針と、
    前記釣り針に取り付けられた釣り糸と、
    前記釣り糸のうちの前記釣り針に取り付けられた部分の周囲に設けられ、熱硬化性樹脂から形成されたコーティング材とを備えたことを特徴とする釣り具。
  2. 前記コーティング材はエポキシ樹脂から形成されたことを特徴とする請求項1に記載の釣り具。
  3. 前記釣り糸のうちの前記釣り針に取り付けられた部分に塗布された接着剤をさらに備え、
    前記釣り糸のうちの前記接着剤が塗布された部分が、前記コーティング材で被覆されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の釣り具。
JP2016077662A 2016-04-07 2016-04-07 釣り具 Pending JP2017184683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016077662A JP2017184683A (ja) 2016-04-07 2016-04-07 釣り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016077662A JP2017184683A (ja) 2016-04-07 2016-04-07 釣り具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017184683A true JP2017184683A (ja) 2017-10-12

Family

ID=60043565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016077662A Pending JP2017184683A (ja) 2016-04-07 2016-04-07 釣り具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017184683A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020156322A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社 デュオ アシストフック並びにこれを具えたルアー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020156322A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社 デュオ アシストフック並びにこれを具えたルアー
JP7264347B2 (ja) 2019-03-25 2023-04-25 株式会社 デュオ アシストフック並びにこれを具えたルアー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6035186B2 (ja) 釣糸ガイドを備える釣竿
JP6190328B2 (ja) フックキーパ付き釣竿
JP6009401B2 (ja) 鯛ラバ仕掛け
KR102436202B1 (ko) 줄 꼬임 방지용 낚시채비
JP5671741B2 (ja) 釣り糸の結線補助具
JP2017184683A (ja) 釣り具
US10278376B2 (en) Devices and methods for lure assembly having replaceable skirt
US8033492B2 (en) Fishing spinning reel
JP5252688B2 (ja) 釣り竿
JP5608267B1 (ja) 釣り糸の結線用具
JP7264347B2 (ja) アシストフック並びにこれを具えたルアー
JP7349541B1 (ja) 釣竿
JP2016063768A (ja) 釣糸の結線具及び結線方法
JP2007289010A (ja) 釣り竿の穂先構造
JP7061787B2 (ja) 釣竿および釣竿の製造方法
JP2014057548A (ja) 釣り糸の結線補助具
JP6622689B2 (ja) フックホルダおよびフックホルダの取付構造
JP6460551B2 (ja) 囮魚を用いる魚釣り用仕掛け
JP2022191648A (ja) 釣り用のアシストライン
JP3131200U (ja) メタルジグ用絡み防止付アシストフック
JP2009005605A (ja) 釣糸掛止部付きサカサ針
JP4471237B1 (ja) 釣り糸の接続具
JP2003116417A (ja) 釣 竿
JP2022073813A (ja) 魚釣用リールのスプール
KR20230001155U (ko) 멀티플 낚시채비

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160518

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200616