JP7264347B2 - アシストフック並びにこれを具えたルアー - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成31年1月18日~20日に横浜市西区みなとみらい1-1-1パシフィコ横浜展示ホールにおいて開催された「ジャパンフィッシングショー2019 in YOKOHAMA」にて公開
本発明はルアーのボディに具えられたアイに対して接続され、確実なフッキングを図ることのできるアシストフック並びにこれを具えたルアーに係るものである。
ルアーフィッシングに用いられるルアーの一つに、メタルジグと呼ばれるものがある。この種のルアー1′は、鉛、亜鉛、タングステン等の重い金属を素材としてボディ2′が形成されるものであり、例えば船上からルアー1′を一旦海底まで落とし込み、しゃくり上げるようにして巻き上げるバーチカルジギングと呼ばれる釣り方に供される。
前記メタルジグタイプのルアー1′の基本構成は図4(a)に示すように、ボディ2′の後部に具えられた後方アイ4′にスプリットリング7′を用いてトレブルフックTが接続されたものである。
ところでブリ、ヒラマサ、カツオ等のいわゆる青物は、ベイトフィッシュを捕食するときに、頭あるいは腹付近を狙う習性があり、図4(a)に示したルアー1′ではフッキングしないことが多い。このため図4(b)に示すように、前方アイ3′にアシストライン51′に結束されたアシストフック5′を設け、フック50′が頭から腹の間に位置するようにして、フッキング率の向上を図ることが行われている。
また根掛りを防ぎたい状況の場合には、図4(c)に示すように後方アイ4′にもアシストフック5′を設けることも行われている。
更にメタルジグの対象魚は、ベイトの周囲の海水ごと吸い込んで丸飲みする捕食スタイルが多く、吸い込みが弱いマダイ等を狙うときには、図4(d)に示すようにアシストフック5′を二本のフック50′が具えられた構成とすることにより、フッキング率の向上を図ることが行われている(例えば特許文献1、図2参照)。
また対象魚に対してより強烈な視覚的アピールをするために、同じく図4(d)に示すようにアシストフック5′に、回転するスピナーブレード6′をスイベルSを用いて組み付けることも行われている。
しかしながら前記スピナーブレード6′及びスイベルSは、後方アイ4′とアシストフック5′とを接続するスプリットリング7′に取り付けられるため、アシストライン51′に絡んでしまったり、針先505′がスプリットリング7′に入り込んでしまったりして、本来のスピナーブレード6′の視覚的アピールが成されないばかりでなく、フッキングを妨げてしまうことがあった。
特開2018-102281公報
本発明はこのような背景に基づいてなされたものであって、アシストフックを二本のフックが具えられた構成としながらも、スピナーブレードとアシストラインとの絡み付きを生じることがなく、確実なフッキングを図ることのできる新規なアシストフック並びにこれを具えたルアーの開発を技術課題としたものである。
すなわち請求項1記載のアシストフックは、ルアーのボディに具えられたアイに対して接続されるアシストフックであって、このものは、前記アイに接続される環体に対して組み付けられる、アシストラインの両端にフックが具えられ、前記環体から近い箇所に第一フックが位置し、この第一フックよりも環体から遠い箇所に第二フックが位置するように設定されるとともに、前記第二フックに対してスイベルを介在させてスピナーブレードが具えられており、前記第一フックと第二フックとは、側面視において、曲げ方向が逆になるように位置するようにセッティングされ、且つ前記環体と第二フックに対するスイベルの固定個所との間の距離が、前記環体と第一フックにおける針先との間の距離よりも
長くなるように設定されていることを特徴として成るものである。
た請求項記載のアシストフックは、前記要件に加え、前記スイベルは、第二フックのシャンクにおける、針先に対して対向する部位の裏側に具えられることを特徴として成るものである。
また請求項記載のルアーは、前記請求項1または2記載のアシストフックが、具えられていることを特徴として成るものである。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
本発明によれば、アシストフックを、第一フックと第二フックとが具えられた構成として確実なフッキングを図ることできるとともに、スピナーブレードとアシストラインとの絡み付きを防止することができる。
本発明のアシストフック並びにルアーを示す側面図である。 アシストフックを示す分解図(a)及び側面図(b)である。 第一フックと第二フックの曲がり方向の設定を異ならせたアシストフックの参考例を示す側面図である。 既存のメタルジグとしてのルアーを示す側面図である。
以下本発明のアシストフック並びにこれを具えたルアーの最良の形態について、図示の実施例に基づいて説明するが、この実施例に対して、本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更を加えることも可能である。
図中符号1で示すものが本発明のルアーであって、このものは小魚を模したボディ2の前後に前方アイ3及び後方アイ4が具えられ、これらアイのいずれか一方または双方に本発明のアシストフック5が具えられて成るものである。図1に示す実施例では、後方アイ4のみにアシストフック5が具えられている。
なおルアー1はメタルジグと呼ばれるものであり、鉛、亜鉛、タングステン等の重い金属を素材としてボディ2が形成され、例えば船上からルアー1を一旦海底まで落とし込み、しゃくり上げるようにして巻き上げるバーチカルジギングと呼ばれる釣り方に供されるものである。
また前記アシストフック5は図2(b)に示すように、環体55に対して組み付けられるアシストライン51の両端にフック50が具えられ、前記環体55から近い箇所に第一フック50Aが位置し、この第一フック50Aよりも環体55から遠い箇所に第二フック50Bが位置するように設定されるとともに、前記第二フック50Bに対してスイベルSを介在させてスピナーブレード6が具えられて構成されている。
なお前記環体55はステンレス等を素材とする継ぎ目の無い打抜丸環である。
ここで前記アシストライン51としては、一例としてPEライン(ポリエチレン素材の細い糸数本(主に4本または8本)が編み込まれた撚り糸)が採用される。
またスイベルSをフック50に固定するために用いられる括り糸52およびセキ糸53としては、一例としてPEライン、ケブラーライン、ナイロンライン等が採用される。
そして第一フック50Aについては、チモト501周辺のシャンク502に対して、アシストライン51の一端をセキ糸53を巻くことによって一体化し、適宜接着剤を用いて固定した後、熱収縮チューブ54を被せてこれを収縮させ、セキ糸53の保護が図られる。
なおこの実施例では図2に拡大して示すように、フック50の側面を平坦に平打ち加工するようにした。
一方、第二フック50Bについては、チモト501周辺のシャンク502に対して、アシストライン51の一端と、スイベルSの環部に挿通して折り返した括り糸52を、セキ糸53を巻くことによって一体化し、適宜接着剤を用いて固定した後、熱収縮チューブ54を被せてこれを収縮させ、セキ糸53の保護が図られる。このとき、前記括り糸52およびスイベルSは、第二フック50Bのシャンク502における、針先505に対して対向する部位の裏側に具えられようにするものであり、アシストライン51の一端と括り糸52とによってシャンク502を挟み込み、その上からセキ糸53を巻き付けるようにする。
そして上述のようにして一端に第一フック50Aが具えられ、他端に第二フック50Bが具えられたアシストライン51を、前記環体55に組み付けることによりアシストフック5が構成される。この実施例では図2(b)に示すように側面視において、第一フック50Aと第二フック50Bとが、曲げ方向が逆になるように位置するようにセッティングされ、且つ環体55と第二フック50Bに対するスイベルSの固定個所との間の距離が、前記環体55と第一フック50Aにおける針先505との間の距離よりも長くなるように設定される。
そして上述のように構成・設定された本発明のアシストフック5を、ボディ2における後方アイ4に対して、スプリットリング7を介在させて組付けることにより、本発明のルアー1が構成されるものであり、このものは、例えば船上からルアー1を一旦海底まで落とし込み、しゃくり上げるようにして巻き上げるバーチカルジギングと呼ばれる釣り方に供される。
この際、ルアー1(メタルジグ)の対象魚の多くは、ベイトの周囲の海水ごと吸い込んで丸飲みする捕食スタイルであるが、特に吸い込みが弱いマダイ等を狙うときに、本発明のルアー1は、二本のフック50(第一フック50A、第二フック50B)が具えられているため、フッキング率の向上を図ることができる。
またスピナーブレード6の回転により、対象魚に対してより強烈な視覚的アピールをすることができるため、バイトを誘って釣果の向上を図ることができる。
更に環体55と第二フック50Bに対するスイベルSの固定個所との間の距離が、前記環体55と第一フック50Aにおける針先505との間の距離よりも長くなるように設定されているため、第二フック50Bにおけるスピナーブレード6及びスイベルSが、第一フック50Aとこれに接続されるアシストライン51に絡んでしまうことがない。このため、スピナーブレード6の回転が阻害されることによる視覚的アピールの低下や、フッキングの阻害を回避して、特に捕食時の吸い込みが弱い真鯛やその他雑魚に対しても、良好な釣果を期待することができる。
〔他の実施例〕
本発明は上述した実施例を基本となる実施例とするものであるが、本発明の技術的思想の範囲で以下に示すような改変形態を採ることもできる。
図1に示す実施例では、後方アイ4にのみ、アシストフック5を設けたが、前方アイ3のみ、あるいは前方アイ3と後方アイ4の双方に、アシストフック5を設けるようにすることもできる。
更に本発明に関連した参考形態を示すものであり、図3に示すように、側面視において、第一フック50Aと第二フック50Bとが、曲げ方向が同じになるように位置するようにセッティングするようにしてもよい。この場合も、環体55と第二フック50Bに対するスイベルSの固定個所との間の距離が、前記環体55と第一フック50Aにおける針先505との間の距離よりも長くなるように設定される。
1 ルアー
2 ボディ
3 前方アイ
4 後方アイ
5 アシストフック
50 フック
50A 第一フック
50B 第二フック
501 チモト
502 シャンク
505 針先
51 アシストライン
52 括り糸
53 セキ糸
54 熱収縮チューブ
55 環体
6 スピナーブレード
7 スプリットリング
S スイベル
T トレブルフック

Claims (3)

  1. ルアーのボディに具えられたアイに対して接続されるアシストフックであって、
    このものは、前記アイに接続される環体に対して組み付けられる、アシストラインの両端にフックが具えられ、
    前記環体から近い箇所に第一フックが位置し、
    この第一フックよりも環体から遠い箇所に第二フックが位置するように設定されるとともに、
    前記第二フックに対してスイベルを介在させてスピナーブレードが具えられており、
    前記第一フックと第二フックとは、側面視において、曲げ方向が逆になるように位置するようにセッティングされ、
    且つ前記環体と第二フックに対するスイベルの固定個所との間の距離が、
    前記環体と第一フックにおける針先との間の距離よりも
    長くなるように設定されていることを特徴とするアシストフック。
  2. 前記スイベルは、第二フックのシャンクにおける、針先に対して対向する部位の裏側に具えられることを特徴とする請求項1記載のアシストフック。
  3. 前記請求項1または2記載のアシストフックが、具えられていることを特徴とするルアー。
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