JP6620782B2 - 金型装置 - Google Patents

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本発明は、金型装置に関するものである。
従来より、金型装置において、成形後に金型表面に接着した成形品をエジェクタピンを用いて取り出すことが行われている(例えば特許文献1参照)。エジェクタピンは金型ホルダの背面に設けられたダイベース内の押出板に立設されており、ダイベース内における押出板の移動に伴って、金型側に進退移動するように構成されている。
特開平08−150456号公報
ところで、金型の大きさや形状によっては、金型ホルダの反キャビティ側に位置するダイベース内の空間が大きすぎ、成形時に金型及び金型ホルダのたわみが生じることにより、成形品の寸法精度不良を起こすという問題があった。
そこで本発明では、成形時においても金型及び金型ホルダのたわみを抑制して、成形品の寸法精度を向上させ得る金型装置をもたらすことを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、ダイベースの金型ホルダ側に金型ホルダを支持する中間板部を設けるようにした。また、金型ホルダ内に空間を設けるとともに、その空間内に金型本体の背面から中間板部に延びる支持部材を設けて、当該支持部材を介して、金型本体を中間板部により直接支持するようにした。
すなわち、ここに開示する金型装置は、前面に成形品を成形するためのキャビティを有する金型本体と、前記金型本体の背面側に設けられ、該金型本体を支持する金型ホルダと、前記金型ホルダの反金型本体側に配置されたダイベースとを備えた金型装置であって、前記金型ホルダは、前記金型本体の背面に位置するように穿設された貫通孔と、前記貫通孔内に収容され、前記金型本体の背面を支持する支持部材とを備え、前記ダイベースは、前記金型ホルダの前記貫通孔の反金型本体側の開口を覆うように設けられるとともに、前記支持部材の反金型本体側が接続された中間板部を備え、前記金型ホルダの前記貫通孔内に収容され、前記金型本体及び前記ダイベース間を進退可能に構成された押出板と、前記押出板の前記金型本体側に立設され、該押出板の移動に伴って、前記金型本体内に穿設されたガイド孔を通じて前記キャビティ内に進退可能に構成されたエジェクタピンとを備え、前記金型本体は、前記金型ホルダの前記支持部材を介して、前記ダイベースの前記中間板部により支持されており、前記貫通孔の内壁に前記押出板の移動を案内するガイド手段が設けられていることを特徴とする。
図7に、従来のダイカストマシンの可動金型構造100部分の模式的な断面図を示す。可動金型構造100は、図示しない可動盤にダイベース105を介して設置された可動金型ホルダ106と該可動金型ホルダに保持された可動金型107とを備えている。可動金型107は前面にキャビティ117を備えている。ダイベース105には、押出板108とその駆動手段として図外の油圧シリンダに接続されたプレート131とピン132が配置されている。押出板108には、押出板108の可動金型107側への進退移動を案内するガイド109と、成形後の成形品を脱型するためのエジェクタピン116が立設されている。エジェクタピン116は、可動金型107と可動金型ホルダ106に設けられたガイド孔107Aに挿通されており、押出板108の進退移動に伴って移動する。ダイベース105内は、押出板108の移動のための空間105Aが設けられている。可動金型107は、可動金型ホルダ106により保持されているが、可動金型107が大きくなってくると、ダイベース105の空間105Aが大きくなりすぎ、可動金型ホルダ106の背面106Aにたわみが生じ、延いては可動金型107の背面107Bにもたわみが生じる。そうすると、成形時にキャビティ117の寸法精度が低下し、成形品の歩留まりが低下する。
上記構成によれば、ダイベースに設けた中間板部と、金型ホルダの貫通孔内に設けた支持部材とにより、金型本体を直接支持することができ、金型本体及び金型ホルダのたわみを抑制して、成形時における成形品の寸法精度を向上させることができる。
また、上記構成は、前記金型ホルダの前記貫通孔内に収容され、前記金型本体及び前記ダイベース間を進退可能に構成された押出板と、前記押出板の前記金型本体側に立設され、該押出板の移動に伴って、前記金型本体内に穿設されたガイド孔を通じて前記キャビティ内に進退可能に構成されたエジェクタピンとを備えている。
押出板を金型ホルダの貫通孔内に配置したため、押出板の移動のための空間を十分に確保するとともに、ダイベース内の空間を小さくすることができる。そうして、金型本体及び金型ホルダのたわみを抑制して、成形時における成形品の寸法精度を向上させることができる。
さらに、上記構成は、前記貫通孔の内壁に前記押出板の移動を案内するガイド手段が設けられている。また、好ましい態様では、前記ガイド手段は、前記キャビティ側から見た平面図において、前記貫通孔の内壁に設けられた凸状部であり、前記押出板は、前記凸状部に嵌合する溝を有しており、前記溝が前記凸状部に沿って進退方向にスライドすることにより、前記押出板の進退方向の移動が案内される。
ガイド手段により、押出板の進退移動を滑らかにすることができ、延いては脱型時の成形品の取出をスムーズにすることができる。
好ましい態様では、前記ダイベースは、前記中間板部の反金型ホルダ側に配設され、前記押出板の駆動手段に接続されるプレート部材と、前記プレート部材と前記押出板とを連結する連結ロッドと、前記中間板部に穿設され、前記連結ロッドを挿通する挿通孔とを備えている。駆動手段をダイベース内に設けることで、駆動手段を設ける空間を確保し、中間板部による金型本体及び金型ホルダの支持性を向上させることができる。
上述の金型装置は、好ましくは鋳造用として好適に用いることができる。
ここに開示する金型装置は、前面に成形品を成形するためのキャビティを有する金型本体と、前記金型本体の背面側に設けられ、該金型本体を支持する金型ホルダと、前記金型ホルダの反金型本体側に配置されたダイベースとを備えた金型装置であって、前記金型ホルダは、前記金型本体の背面に位置するように穿設された貫通孔と、前記貫通孔内に収容され、前記金型本体の背面を支持する支持部材とを備え、前記ダイベースは、前記金型ホルダの前記貫通孔の反金型本体側の開口を覆うように設けられるとともに、前記支持部材の反金型本体側が接続された中間板部を備え、前記金型ホルダの前記貫通孔内に収容され、前記金型本体及び前記ダイベース間を進退可能に構成された押出板と、前記押出板の前記金型本体側に立設され、該押出板の移動に伴って、前記金型本体内に穿設されたガイド孔を通じて前記キャビティ内に進退可能に構成されたエジェクタピンとを備え、前記金型本体は、前記金型ホルダの前記支持部材を介して、前記ダイベースの前記中間板部により支持されており、鋳造用であることを特徴とする。
上述の金型装置は、特に好ましくはダイカスト用として好適に用いることができる。好ましい態様では、前記成形品は、薄肉成形品であり、前記キャビティの最大高さは、1mm以上3.5mm以下である。
薄肉成形品の金型装置では、成形品の面積が広いため、キャビティの面積も広くなる傾向がある。そうすると、金型本体及び金型ホルダも横方向に広い構成となるから、従来の構成では、金型本体及び金型ホルダのたわみが大きくなり、寸法精度の不良に繋がり得る。本構成によれば、金型本体及び金型ホルダのたわみを効果的に抑制して、寸法精度を向上させることができる。
また、特に好ましい態様では、前記成形品は車両用部品、特に好ましくは車体部品である。
以上述べたように、本発明によると、ダイベースに設けた中間板部と、金型ホルダの貫通孔内に設けた支持部材とにより、金型本体を直接支持することができ、金型本体及び金型ホルダのたわみを抑制して、成形時における成形品の寸法精度を向上させることができる。
一実施形態に係るダイカストマシンの可動金型構造を概略的に示す断面図である。 図1の可動金型構造をキャビティ側から見た平面図である。 図2の平面図において、可動金型を取り外した状態の図であり、簡単のためエジェクタピンを省略するとともに、支持柱を仮想線で示している。 一実施形態に係るダイカストマシンの押出板とエジェクタピン、及び粗成形品の配置の様子を模式的に示す斜視図である。 図4に示すダイカストマシンの可動金型をキャビティ側から見た平面図である。 図5の平面図において、押出板の配置の様子を示す図である。 従来のダイカストマシンの可動金型構造を概略的に示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
<ダイカストマシン>
図1、図2に示すように、実施形態1におけるダイカストマシンは、サスハウジング(成形品)を2個成形するためのものであり、図外の固定金型構造と図1に示す可動金型構造1(金型装置)とを備えている。可動金型構造1は、金型本体2と、金型本体2の背面側に設けられた金型ホルダ3と、金型ホルダ3の反金型本体2側に配置されたダイベース6とを備えている。
金型本体2の前面には、サスハウジングを成形するためのキャビティ21が形成されている。サスハウジングは、薄肉成形品である。薄肉成形品のダイカストマシンでは、成形品の面積が広いため、キャビティの面積も広くなる傾向がある。そうすると、金型本体及び金型ホルダも横方向に広い構成となるから、厚肉成形品に比べて、成形時の寸法精度の影響が大きくなる。薄肉成形品の成形装置のキャビティ21の最大高さは、1mm以上3.5mm以下である。
金型ホルダ3は、金型本体2を支持するためのものであり、金型本体2は、金型ホルダ3の凹部に嵌合支持されている。
ここに、金型ホルダ3には、金型本体2の背面2Aに位置するように貫通孔31が穿設されている。
貫通孔31内には、押出板5が収容されており、押出板5は、金型本体2及びダイベース6間を進退可能に構成されている。すなわち、図3に示すように、貫通孔31の内壁に押出板5の移動を案内するガイド手段3Aが設けられている。ガイド手段3Aは、押出板5に形成された溝と、貫通孔31側に設けられ、当該溝内をスライド可能に嵌め込まれた凸状部とにより構成されている。このガイド手段3Aにより、押出板5の進退移動を滑らかにすることができ、延いては脱型時のサスハウジングの取出をスムーズにすることができる。なお、ガイド手段3Aは、このような構成に限定されるものではなく、押出板5の進退移動をスムーズに案内することができる構成であればいかなる構成も取り得る。特に、上記溝及び凸状部の構成を取る場合であっても、その配置は、図3のものに限定されず、成形品の形状等によって適宜変更し得る。
押出板5の金型本体2側には、エジェクタピン91が立設されている。なお、図1では、簡単のため、エジェクタピン91を1本のみ記載しているが、図2に黒丸で示すように、キャビティ21の全面に亘って複数のエジェクタピン91が配置されている。
エジェクタピン91は、図1に示すように、押出板5の移動に伴って、金型本体2内に穿設されたガイド孔2Bを通じてキャビティ21内に進退可能に構成されている。
また、貫通孔31内には、図1に示すように、金型本体2の背面を支持する支持柱4(支持部材)が収容されている。図3に示すように、支持柱4は、エジェクタピン91が配置されていない部分に3本設けられている。なお、支持柱4の配置及び本数は、成形品の種類、形状等により適宜変更され得る。
ダイベース6は、支持柱4の反金型本体2側が接続された中間板部61を備えている。中間板部61は、金型ホルダ3の貫通孔31の反金型本体2側の開口を覆うように設けられている。中間板部61は、支持柱4を介して、金型本体2を支持している。
本構成によれば、ダイベース6に設けた中間板部61と、金型ホルダ3の貫通孔31内に設けた支持柱4とにより、金型本体2を直接支持することができる。
なお、図1に示す中間板部61の厚さtは、金型本体2の支持性を向上させる観点から、好ましくは50mm以上250mm以下、より好ましくは80mm以上230mm以下とすることができる。中間板部61の厚さtが50mm未満では、中間板部61による金型本体2の支持が不十分となる虞がある。中間板部61の厚さtが250mmを超えると、装置が大きくなりすぎる虞がある。
また、上記構成によれば、図7に示すような金型ホルダ3のみで金型本体2を保持していた従来の構成に比べて、図1に示す、金型ホルダ3の金型本体2の背面側に位置する部分の厚さt(以下、「キャビティ裏側厚さt」という)を薄くすることができる。具体的には例えば、キャビティ裏側厚さtは、80mm以上200mm以下とすることができる。
図1に示すように、ダイベース6の反金型本体側には空間62が設けられている。上述のごとく、押出板5を金型ホルダ3の貫通孔31内に配置しているので、押出板5の移動のための空間を十分に確保することができるとともに、ダイベース6内の空間62を小さくすることができる。
空間62には、中間板部61の反金型ホルダ3側に配設され、押出板5の駆動を滑らかに行うための駆動手段(図示せず)に接続されるプレート部材8が設けられている。プレート部材8をダイベース6の空間62内に設けることで、駆動手段に接続されるプレート部材8を設ける空間を確保しつつ中間板部61による金型本体2及び金型ホルダ3の支持性を向上させることができる。駆動手段は、例えば、プレート部材8の反押出板側にピン63を介して接続されている。駆動手段は、特に限定されるものではなく、一般的な構成を採用することができるが、具体的には例えば、油圧シリンダや電動アクチュエータ等を採用することができる。また、中間板部61には、挿通孔61Aが穿設されており、その挿通孔61Aには、プレート部材8と押出板5とを連結する連結ロッド7が挿通されている。
以上述べたように、本構成によれば、中間板部61及び支持柱4により金型本体2を直接指示することにより、金型本体2及び金型ホルダ3のたわみを効果的に抑制して、寸法精度を向上させることができる。また、押出板5を金型ホルダ3の貫通孔31内に収容することにより、ダイベース6の空間62を小さくするとともに、押出板5の移動空間を確保することができる。また中間板部61を設けることで、金型ホルダ3のキャビティ裏側厚さtを薄くすることができ、装置のコンパクト化に繋がり得る。
(実施形態2)
以下、本発明に係る他の実施形態について詳述する。なお、これらの実施形態の説明において、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態1のダイカストマシンの金型本体2は、サスハウジングを2個成形するためのものであったが、1個成形するためのものであってもよい。
図4、図5、図6に示すように、サスハウジングの粗成形品P1は、成形後押出板5に立設された複数のエジェクタピン91により押し出される。貫通孔31には、支持柱4が4本設けられており、押出板5には、これらの支持柱4本が挿通される支持柱孔4Bが4個所設けられている。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、押出板5を貫通孔31内に配置する構成であったが、押出板5をダイベース6内に配置する構成としてもよい。なお、中間板部61による金型ホルダ3の支持性を高める観点から、上述のごとく、貫通孔31内に配置することが望ましい。
上記実施形態では、金型装置として、ダイカストマシンの可動金型構造を例に挙げて説明したが、ダイカスト用に限らず、広く鋳造用の成形装置の金型構造に使用することができる。
また、上記実施形態では、サスハウジングという薄肉成形品のダイカストマシンを例に挙げて説明したが、上記構成は、薄肉成形品に限らず、一般的な成形品の金型装置にも適用することができる。
さらに、上記実施形態では、成形品としてサスハウジングを例に挙げて説明したが、成形品としては、サスハウジングに限るものではなく、シリンダブロック等のエンジン部品、トンネルメンバ、サブフレーム、ドア、サスハウジング等の車体部品、その他バッテリケース、モータハウジング等の車両用部品の金型装置として好適に用いることができ、特に好ましくは車体部品の金型装置として好適に用いることができる。
1 可動金型構造(金型装置)
2 金型本体
2B ガイド孔
21 キャビティ
3 金型ホルダ
3A ガイド手段
31 貫通孔
4 支持柱(支持部材)
4B 支持柱孔
5 押出板
6 ダイベース
61 中間板部
61A 挿通孔
62 空間
63 ピン
7 連結ロッド
8 プレート部材
91 エジェクタピン
P1 粗成形品

Claims (9)

  1. 前面に成形品を成形するためのキャビティを有する金型本体と、
    前記金型本体の背面側に設けられ、該金型本体を支持する金型ホルダと、
    前記金型ホルダの反金型本体側に配置されたダイベースと
    を備えた金型装置であって、
    前記金型ホルダは、
    前記金型本体の背面に位置するように穿設された貫通孔と、
    前記貫通孔内に収容され、前記金型本体の背面を支持する支持部材とを備え、
    前記ダイベースは、前記金型ホルダの前記貫通孔の反金型本体側の開口を覆うように設けられるとともに、前記支持部材の反金型本体側が接続された中間板部を備え、
    前記金型ホルダの前記貫通孔内に収容され、前記金型本体及び前記ダイベース間を進退可能に構成された押出板と、
    前記押出板の前記金型本体側に立設され、該押出板の移動に伴って、前記金型本体内に穿設されたガイド孔を通じて前記キャビティ内に進退可能に構成されたエジェクタピンとを備え、
    前記金型本体は、前記金型ホルダの前記支持部材を介して、前記ダイベースの前記中間板部により支持されており、
    前記貫通孔の内壁に前記押出板の移動を案内するガイド手段が設けられている
    ことを特徴とする金型装置。
  2. 請求項において、
    前記ガイド手段は、前記キャビティ側から見た平面図において、前記貫通孔の内壁に設けられた凸状部であり、
    前記押出板は、前記凸状部に嵌合する溝を有しており、
    前記溝が前記凸状部に沿って進退方向にスライドすることにより、前記押出板の進退方向の移動が案内される
    ことを特徴とする金型装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記ダイベースは、
    前記中間板部の反金型ホルダ側に配設され、前記押出板の駆動手段に接続されるプレート部材と、
    前記プレート部材と前記押出板とを連結する連結ロッドと、
    前記中間板部に穿設され、前記連結ロッドを挿通する挿通孔とを備えたことを特徴とする金型装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一において、
    鋳造用であることを特徴とする金型装置。
  5. 前面に成形品を成形するためのキャビティを有する金型本体と、
    前記金型本体の背面側に設けられ、該金型本体を支持する金型ホルダと、
    前記金型ホルダの反金型本体側に配置されたダイベースと
    を備えた金型装置であって、
    前記金型ホルダは、
    前記金型本体の背面に位置するように穿設された貫通孔と、
    前記貫通孔内に収容され、前記金型本体の背面を支持する支持部材とを備え、
    前記ダイベースは、前記金型ホルダの前記貫通孔の反金型本体側の開口を覆うように設けられるとともに、前記支持部材の反金型本体側が接続された中間板部を備え、
    前記金型ホルダの前記貫通孔内に収容され、前記金型本体及び前記ダイベース間を進退可能に構成された押出板と、
    前記押出板の前記金型本体側に立設され、該押出板の移動に伴って、前記金型本体内に穿設されたガイド孔を通じて前記キャビティ内に進退可能に構成されたエジェクタピンとを備え、
    前記金型本体は、前記金型ホルダの前記支持部材を介して、前記ダイベースの前記中間板部により支持されており、
    鋳造用である
    ことを特徴とする金型装置。
  6. 請求項4又は請求項5において、
    ダイカスト用であることを特徴とする金型装置。
  7. 請求項6において、
    前記成形品は、薄肉成形品であり、
    前記キャビティの最大高さは、1mm以上3.5mm以下であることを特徴とする金型装置。
  8. 請求項7において、
    前記成形品は車両用部品であることを特徴とする金型装置。
  9. 請求項8において、
    前記車両用部品は車体部品であることを特徴とする金型装置。
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