JP6617094B2 - 車両用内装部品及び車両用内装部品の製造治具 - Google Patents

車両用内装部品及び車両用内装部品の製造治具 Download PDF

Info

Publication number
JP6617094B2
JP6617094B2 JP2016206196A JP2016206196A JP6617094B2 JP 6617094 B2 JP6617094 B2 JP 6617094B2 JP 2016206196 A JP2016206196 A JP 2016206196A JP 2016206196 A JP2016206196 A JP 2016206196A JP 6617094 B2 JP6617094 B2 JP 6617094B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
line
protrusion
stitch
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016206196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018064823A (ja
Inventor
長武 宮下
秀彰 酒井
正盛 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Iron Works Co Ltd filed Critical Toyoda Iron Works Co Ltd
Priority to JP2016206196A priority Critical patent/JP6617094B2/ja
Publication of JP2018064823A publication Critical patent/JP2018064823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6617094B2 publication Critical patent/JP6617094B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

本発明は、車両用内装部品及び車両用内装部品の製造治具に関するものである。
従来、基材と当該基材に向かって突出するとともに撓み変形可能とされた複数の突起を有する撓み部材とを備えて構成される内装部品が周知である。特許文献1の内装部品では、撓み部材が基材に向かって押し込まれた際、複数の突起の一部若しくは全体は、基材と接触し撓み変形する。当該撓み変形により、ユーザは、内装部品に接触した際に、柔らかい触感を得ることができる。
特開2016−117470公報
外観品質を向上させるために、撓み部材にステッチを施すことがある。しかしながら、特許文献1の撓み部材は突起を有している。突起ごとステッチを施されると、その部位における触感が低下する。また、突起が邪魔になり、ステッチを計画通りに施すことが難しくなることもある。
本発明の目的は、触感と意匠性とが両立する車両用内装部品及び車両用内装部品の製造装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、車両用内装部品は、基材と、前記基材に重ねられる板部、及び、前記板部に突設され、前記板部が前記基材に対して接近するとき、当該基材と摺動しながら接触することによって倒れるように撓み変形する突起を有する撓み部材と、前記撓み部材に施されるステッチとを備え、前記複数の突起は、前記撓み部材に支持される基端部及び前記基材と接触する先端部が、前記板部に設定される仮想ステッチラインに重ならないように配置され、前記ステッチは、前記仮想ステッチラインに沿うように施されることを要旨とする。
この構成によれば、仮想ステッチライン上には、突起が存在しないので、ステッチを施した際に、ステッチに突起が巻き込まれることがない。また、ステッチを施す際に突起が邪魔になることもない。したがって、この構成の車両用内装部品では、触感と意匠性とが両立する。
上記構成において、前記複数の突起のうちの一部は、前記仮想ステッチラインに沿って配置されることが好ましい。
この構成によれば、仮想ステッチライン付近における触感の低下が抑制される。
上記構成において、前記撓み部材の前記突起が設けられる側と反対側の面には、前記仮想ステッチラインに沿ってシボ加工が連なるように施されたシボ加工ラインが設けられ、前記撓み部材の前記突起が設けられる面には、前記シボ加工ラインと対応するように前記突起が並設されることが好ましい。
この構成によれば、シボ加工は、ステッチに対するインステッチのように見える。すなわち、ステッチとシボ加工との協働によって、車両用内装部品の意匠性が向上する。また、シボ加工ラインに対応するように突起が設けられているため、当該部分における触感の低下が抑制される。したがって、この構成の車両用内装部品では、触感と意匠性とが両立する。
上記課題を解決するために、基材に重ねられる板部、及び前記板部に突設され、前記板部が前記基材に対して接近するとき、当該基材と摺動しながら接触することによって倒れるように撓み変形する突起を有する撓み部材にステッチを施す縫製装置に使用される車両用内装部品の製造治具は、前記ステッチを施すための針の進入を許容する針溝に臨む溝縁部が前記突起の突出量よりも大きく嵩上げされて前記撓み部材を支持する針板を備えることを要旨とする。
この構成によれば、ステッチを施す際に、溝縁部が板部を支持するため、ステッチを縫製する際に撓み部材が撓みにくい。これにより、ステッチを設定された位置に好適に施すことができる。
上記構成において、前記突起は、その基端部から先端部に向かうに連れて徐々に先細りとなるとともに、前記基端部と前記先端部とを結ぶ法線が、当該突起が設けられる前記撓み部材の突設面に対し傾く形状であって、前記突起を有して構成される前記撓み部材に対して前記ステッチを施すことが好ましい。
この構成によれば、基端部から先端部に向かうに連れて徐々に先細りとなり、且つ法線が突設面に対して傾く突起を有する撓み部材に対して、ステッチを縫製することができる。
本発明の車両用内装部品は、触感と意匠性とが両立するという効果を有する。また、車両用内装部品の製造治具は、触感と意匠性とが両立する車両用内装部品を製造しやすいという効果を有する。
車両用複合内装部品が一部を構成する車両用ドアトリムの概略図。 図1の断面指示線2−2における断面図。 突起の拡大斜視図。 突起が変形する前を示す平面図。 突起が変形したときを示す平面図。 図4の断面指示線6−6における断面図。 図5の断面指示線7−7における断面図。 車両用内装部品にステッチを施す縫製装置。 縫製装置にセットされた撓み部材を示す断面図。 図9の一部拡大図。
以下、車両用内装部品及び車両用内装部品の製造治具の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1及び図2に示すように、車両用内装部品10は、車両用のドアトリムの一部を構成する。車両用内装部品10は、板状の基材11と、当該基材11に重ね合わされる撓み部材12と、当該撓み部材12に施されるステッチ13と、同じく撓み部材12に施されるシボ加工ライン14とを備える。
図2及び図3に示すように、基材11は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料で形成され、重ね合わせ複合内装部品の基礎骨格をなしている。
撓み部材12は、軟質ポリ塩化ビニル等の比較的軟質で弾性変形可能とされた合成樹脂材料であって、基材11に沿って延びるように形状が付けられた板部20と、板部20の基材11に対向する裏面20aに突設される多数の突起21とを有する。なお、裏面20aは、突設面に相当する。また、裏面20aに対し、板部20の基材11とは反対側を表面20bとする。
図3及び図6に示すように、突起21は、基端部21aの底面形状が長方形とされ、裏面20aに対して垂直方向に延びる法線Oに対し、傾斜角度αだけ傾く方向に延びる斜四角錐体であって、全ての角が丸められている。なお、突起21の先端部21bは、基材11に接触している。
また、図4、図5、図6、及び図7の各図に示すように、突起21は、隣接する突起21との協働で正六角形が連続するいわゆるハニカム構造をなし、且つ隣接する突起21とは互いに異なる正六角形の中央部に向かって撓み変形するように、互いに並設されている。
なお、図4及び図5に示すように、撓み部材12には、ステッチ13を施すための2本の仮想ステッチラインSLが設定されている。これら2本の仮想ステッチラインSLは、互いに平行に延びている。
この2本の仮想ステッチラインSLそれぞれの両側には、仮想ステッチラインSLに沿って突起21が並設されている。この仮想ステッチラインSLに沿う突起21は、仮想ステッチラインSLを挟んで反対側に位置する突起21と互い違いの位置関係(いわゆる千鳥の位置関係)となるように設けられている。また、この仮想ステッチラインSLに沿う突起21は、仮想ステッチラインSLに向かって撓み変形するように設けられている。
なお、仮想ステッチラインSLは、色等により明示されている必要はない。仮想ステッチラインSLの両側に並設されている突起21の確認を通じて、仮想ステッチラインSLを十分に認識することができる。
一方で、撓み部材12は、複数の分割型を用いて成形されることがある。この場合、撓み部材12には、分割型の境界に対応する型割り線が設けられることとなる。この成形時に生じる型割り線を利用して、仮想ステッチラインSLとして明示してもよい。このように構成すれば、後述する縫製装置80に撓み部材12をセットする際に、位置調整が容易になるという効果が生じる。
なお、撓み部材12の裏面20aには、2本の仮想ステッチラインSLに沿って設けられる突起21のうち、これら仮想ステッチラインSLの外側に並設される突起21と、ハニカム構造に配置される突起21との間に、ガイドラインGLが設定されている。このガイドラインGLも、仮想ステッチラインSLと同様に、色等により明示されている必要はない。2本の仮想ステッチラインSLの外側に並設されている突起21の確認を通じて、ガイドラインGLを十分に認識することができる。
撓み部材12には、後述の縫製装置80(図8参照)を使用することにより、2本の仮想ステッチラインSLそれぞれに沿って、ステッチ13が施される。また、撓み部材12の表面20bには、2本の仮想ステッチラインSLの中間位置に、点状のシボ加工が施されている。このシボ加工は、設定間隔をおいて連なるように施され、全体としてシボ加工ライン14とされている。シボ加工ライン14は、仮想ステッチラインSLと平行関係とされている。なお、撓み部材12の裏面20aには、シボ加工ライン14に対応するように突起21が列状に設けられている。このシボ加工ライン14に対応する突起21は、隣接する突起21と撓み変形する方向が逆方向となるように配設されている。
次に、撓み部材12にステッチ13を施す際に使用される縫製装置80について説明する。
図8、図9、及び図10に示すように、縫製装置80は、矩形状の台座81と、台座81の台板面81aから鉛直方向に向かって延びる第1支持部82と、第1支持部82の先端部から台板面81aと平行に延びる第2支持部83とを備える。第2支持部83の先端部は、縫製対象を縫製するための針や押さえが設けられるヘッド部84とされている。これら台座81、第1支持部82、第2支持部83、及びヘッド部84の内部には、縫製対象を送るための送り機構や針を上下に変位させるための針振り機構、これら各機構の駆動源となるモータや、モータの駆動を制御するマイコンを備えた基板等が適宜配置されている。
本例の縫製装置80には、2本の針85が採用されている。2本の針85の間隔は、撓み部材12に設定される2本の仮想ステッチラインSL同士の間隔と等しく設定されている。
台板面81aには、ヘッド部84と対向するように収容部86が凹設されている。収容部86には、2本の針85に対応する2つのボビンをはじめ、送り機構等が収容されている。この収容部86と台板面81aとの境界部87は、収容部86よりも内形が拡げられた段差とされている。この境界部87には、針板90が取り付けられる。したがって、収容部86は、針板90により閉塞される。
針板90は、針板面91と、針板面91の中央部に設けられる針溝92とを有する。針溝92は、図示しない送り機構により縫製対象が送られる方向に延びる溝とされている。
針板90は、境界部87に取り付けられたとき針板面91と台板面81aとが滑らかに連続するように、その板厚が境界部87の段差高さと等しく設定されている。
また、針溝92に臨む溝縁部93は、針板面91よりも嵩上げされており、その嵩上げ量は、撓み部材12に設けられる突起21の突設寸法Hと等しく設定されている。なお、嵩上げ量は、突設寸法Hよりも大きく設定されていてもよい。この嵩上げされた溝縁部93が設けられる範囲は、仮想ステッチラインSLを挟んで両側に設けられる突起21の先端部21b同士の間の距離よりも若干短く設定されている。
なお、台板面81aには、台形状のガイド88が突設されている。ガイド88は、針溝92からの距離が、仮想ステッチラインSLとガイドラインGLとの間の距離と等しくなる位置に設けられている。
次に、車両用内装部品10の作用及びその効果について説明する。
図4及び図5に示すように、突起21を、ステッチ13が施される部位である仮想ステッチラインSLを挟むように並設させた。これにより、仮想ステッチラインSL上にステッチ13を施す際に、突起21がステッチ13に巻き込まれない。したがって、仮想ステッチラインSL(ステッチ13)付近における触感が低下しない。一方で、図1に示すように、車両用内装部品10は、ステッチ13が施された外観となる。したがって、この構成の車両用内装部品10では、触感と意匠性とが両立する。
また、図1、図6、及び図7に示すように、2本の仮想ステッチラインSLの間には、当該仮想ステッチラインSLに沿ってシボ加工を連ならせてなるシボ加工ライン14を設けた。2本の仮想ステッチラインSLに施されるステッチ13とシボ加工ライン14との共同により、撓み部材12は、2つの部材を縫い合わせたような外観となるため、意匠性が向上する。なお、撓み部材12の裏面20aには、シボ加工ライン14に対応するように並設された突起21が設けられている。このため、シボ加工ライン14付近における触感が低下しない。この点においても、この構成の車両用内装部品10では、触感と意匠性とが両立する。
次に、車両用内装部品10を構成する撓み部材12に対してステッチ13を施す縫製装置80の作用及び効果について説明する。
図8に示すように、縫製装置80は、針溝92に臨む溝縁部93が針板面91に対して嵩上げされた針板90を採用する。この溝縁部93の針板面91に対する嵩上げ量は、突起21の突設寸法Hと等しく設定されている。このため、縫製装置80の縫製対象である撓み部材12にステッチ13を施す際、溝縁部93が撓み部材12の板部20を直接的に支持する。したがって、縫製装置80の針85を撓み部材12に差し込んだとき、撓み部材12、正確には板部20及び突起21は、撓み変形しにくい。このため、仮想ステッチラインSLにステッチ13を好適に施すことができる。
なお、台板面81aに突設されたガイド88が、撓み部材12のガイドラインGLと対応する。したがって、ステッチ13を施すにあたり縫製装置80の送り機構によって送られる撓み部材12の位置ずれが抑制されるので、仮想ステッチラインSLにステッチ13を好適に施すことができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、仮想ステッチラインSL、ガイドラインGL、及びシボ加工ライン14は、直線に限らず曲線であってもよい。これら各ラインが曲線である場合には、互いの曲線は平行曲線となる。
・上記実施形態において、ガイドラインGLは省略してもよい。撓み部材12においてガイドラインGLが省略される場合、これに対応する縫製装置80は、ガイド88が省略されていることが望ましい。
・上記実施形態において、溝縁部93の嵩上げ量及びガイド88の突設量は適宜変更してもよい。ただし、溝縁部93の嵩上げ量及びガイド88の突設量は等しく設定されることが好ましい。
・上記実施形態において、仮想ステッチラインSLは2本設けられたが、1本であってもよい。
・上記実施形態において、シボ加工ライン14は、省略されていてもよい。
・上記実施形態において、ガイド88は、針板90の構成に含まれていてもよい。
・上記実施形態において、縫製装置80は、2本の針85を採用したが、1本の針を採用してもよい。
・上記実施形態において、針板90は、台板面81aに滑らかに連続する針板面91と、当該針板面91から嵩上げされた溝縁部93とを有していたが、針板面91自体が、台板面81aから嵩上げされている構成であってもよい。
・上記実施形態において、複数の突起21は、所定の間隔をもって格子状(正六角形状が連続するハニカム構造)に配置されることにより、均一的な触感が得られたが、突起21の配置は必ずしも格子状に限らない。
・上記実施形態において、車両用内装部品10は、車両用のドアトリムの一部を構成したが、他の部分に適用されてもよい。例えば、ラゲージサイドトリム、インストルメントパネル、アームレスト等に適用してもよい。また、車両に限らず、車両用以外のパネル部品等に適用してもよい。
・上記実施形態において、基材11は、硬質ポリ塩化ビニルやポリプロピレン、ポリエチレン、ABS等の比較的硬質の合成樹脂材料を採用してもよい。また、撓み部材12は、軟質ポリ塩化ビニルやスチレン系、オレフィン系、ポリエステル系等の各種の熱可塑性樹脂を採用してもよい。
・上記実施形態において、突起21は斜四角錐体とされ、撓み方向Aが限定されていたが、突起は撓み方向が限定されていればよく種々の形状を取りうる。例えば、斜錐体であれば、撓み方向が限定されるので基端部の形状を問わず、突起21に代えて採用することができる。また、基端部の底面の形状が楕円や長方形などの一方向における長さとこれと直交する他方向における長さとに差分を有する錐体であれば、断面二次モーメントの関係から撓み方向が限定されるので、突起21に代えて採用することができる。
・上記実施形態において、斜四角錐体をなす突起21の角部は全ての角が丸められていたが、丸められていなくてもよい。
次に、上記実施形態及び上記別例より想起される技術的思想について記載する。
(イ)上記構成において、前記撓み部材には、前記突起同士の間が前記仮想ステッチラインに沿うように続くガイドラインが設けられ、前記ステッチを施す縫製装置は、前記撓み部材がセットされたとき前記ガイドラインに対応し、これに進入するガイドを備えること。
この構成によれば、ステッチを施すにあたり縫製装置の送り機構によって送られる撓み部材の位置ずれが抑制される。
SL…仮想ステッチライン、GL…ガイドライン、10…車両用内装部品、11…基材、12…撓み部材、13…ステッチ、14…シボ加工ライン、20…板部、21…突起、80…縫製装置、81…台座、82,83…支持部、84…ヘッド部、85…針、86…収容部、87…境界部、88…ガイド、90…針板、91…針板面、92…針溝、93…溝縁部。

Claims (5)

  1. 基材と、
    前記基材に重ねられる板部、及び、前記板部に突設され、前記板部が前記基材に対して接近するとき、当該基材と摺動しながら接触することによって倒れるように撓み変形する突起を有する撓み部材と、
    前記撓み部材に施されるステッチとを備え、
    前記複数の突起は、前記撓み部材に支持される基端部及び前記基材と接触する先端部が、前記板部に設定される仮想ステッチラインに重ならないように配置され、
    前記ステッチは、前記仮想ステッチラインに沿うように施される車両用内装部品。
  2. 請求項1に記載の車両用内装部品において、
    前記複数の突起のうちの一部は、前記仮想ステッチラインに沿って配置される車両用内装部品。
  3. 請求項2に記載の車両用内装部品において、
    前記撓み部材の前記突起が設けられる側と反対側の面には、前記仮想ステッチラインに沿ってシボ加工が連なるように施されたシボ加工ラインが設けられ、
    前記撓み部材の前記突起が設けられる面には、前記シボ加工ラインと対応するように前記突起が並設される車両用内装部品。
  4. 基材に重ねられる板部、及び前記板部に突設され、前記板部が前記基材に対して接近するとき、当該基材と摺動しながら接触することによって倒れるように撓み変形する突起を有する撓み部材にステッチを施す縫製装置に使用される車両用内装部品の製造治具であって、
    前記撓み部材を支持する針板は、前記ステッチを施すための針の進入を許容する針溝に臨む溝縁部が前記突起の突出量よりも大きく嵩上げされている車両用内装部品の製造治具。
  5. 前記突起は、その基端部から先端部に向かうに連れて徐々に先細りとなるとともに、前記基端部と前記先端部とを結ぶ法線が、当該突起が設けられる前記撓み部材の突設面に対し傾く形状であって、
    前記突起を有して構成される前記撓み部材に対して前記ステッチを施す請求項4に記載の車両用内装部品の製造治具。
JP2016206196A 2016-10-20 2016-10-20 車両用内装部品及び車両用内装部品の製造治具 Active JP6617094B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206196A JP6617094B2 (ja) 2016-10-20 2016-10-20 車両用内装部品及び車両用内装部品の製造治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206196A JP6617094B2 (ja) 2016-10-20 2016-10-20 車両用内装部品及び車両用内装部品の製造治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018064823A JP2018064823A (ja) 2018-04-26
JP6617094B2 true JP6617094B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=62085301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016206196A Active JP6617094B2 (ja) 2016-10-20 2016-10-20 車両用内装部品及び車両用内装部品の製造治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6617094B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6845185B2 (ja) * 2018-06-04 2021-03-17 豊田鉄工株式会社 重ね合わせ複合部品および重ね合わせ複合部品の製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4911582B2 (ja) * 2006-07-07 2012-04-04 河西工業株式会社 ステッチラインを有する表皮の貼着方法
US8721821B2 (en) * 2011-12-15 2014-05-13 Faurecia Interior Systems, Inc. Seam fillers for use with decorative stitching of vehicle interior components
CN105209247B (zh) * 2013-05-15 2018-03-30 丰田铁工株式会社 重合复合内饰零件
JP6688092B2 (ja) * 2016-01-25 2020-04-28 ダイキョーニシカワ株式会社 車両用内装品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018064823A (ja) 2018-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5813415B2 (ja) 車両内装部材の製造方法
US9162633B2 (en) Decoration part
JP4911582B2 (ja) ステッチラインを有する表皮の貼着方法
JP6531717B2 (ja) 内装部品の製造方法
US9879366B2 (en) Stitch line forming method
JP6617094B2 (ja) 車両用内装部品及び車両用内装部品の製造治具
CN111094073B (zh) 包括辅助部的车辆用内饰材料
JP2014113857A (ja) 重ね合わせ複合部品
JP6151117B2 (ja) ステッチ付表皮部材およびその製造方法
US11890842B2 (en) Overlapped composite component and method for manufacturing overlapped composite component
JP2011218898A (ja) 車両用内装部品
JP7190274B2 (ja) 表皮材ステッチ構造および乗物用内装材の製造方法
JP6161648B2 (ja) 重ね合わせ複合内装部品
US11857080B2 (en) Sheet fastener
US10391905B2 (en) Vehicle seat
JP7035919B2 (ja) パネル構造
JP7052654B2 (ja) パネル構造
KR102108509B1 (ko) 패드부를 포함하는 차량용 내장재
JP2017132274A (ja) 車両用内装品及びその製造方法
JP6975892B2 (ja) パネル構造
JP5223588B2 (ja) 内装材の移動規制部材及び移動規制構造
US20210148025A1 (en) Skinned product
JP2019116199A (ja) 内装構造及び内装構造の組立方法
JP2016164021A (ja) 重ね合わせ複合部品
JP2018079809A (ja) 吸音材取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180411

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180411

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6617094

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250