JP6616146B2 - 液体吐出ヘッド用の流路部材、ならびにそれを用いた、液体吐出ヘッドおよびに記録装置 - Google Patents
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Description
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る液体吐出ヘッド用の流路部材およびそれを含む液体吐出ヘッドを含む記録装置であるカラーインクジェットプリンタ1(以下で単にプリンタと言うことがある)の概略の側面図であり、図1(b)は、概略の平面図である。プリンタ1は、記録媒体である印刷用紙Pをガイドローラ82Aから搬送ローラ82Bへと搬送することにより、印刷用紙Pを液体吐出ヘッド2に対して相対的に移動させる。制御部88は、画像や文字のデータに基づいて、液体吐出ヘッド2を制御して、記録媒体Pに向けて液体を吐出させ、印刷用紙Pに液滴を着弾させて、印刷用紙Pに印刷などの記録を行なう。
、4つのヘッド群72を有している。
88が、各センサからの情報から分かるプリンタ1各部の状態に応じて、プリンタ1の各部を制御してもよい。例えば、液体吐出ヘッド2の温度や液体タンクの液体の温度、液体タンクの液体が液体吐出ヘッド2に加えている圧力などが、吐出される液体の、吐出量や吐出速度などの吐出特性に影響を与えている場合などに、それらの情報に応じて、液体を吐出させる駆動信号を変えるようにしてもよい。
切っている。このようにすることで、平面視したときに、隔壁15と重なるように、吐出孔8および吐出孔8から加圧室10に繋がっている流路を設けることができる。
る。
方向に並んでいる1列の加圧室列に属する加圧室10から繋がっている吐出孔8で、仮想直線のRの範囲がカバーされている。
路を構成している。また、第1〜第3の孔によって、マニホールド5(正確には副マニホールド5b)から吐出孔8に至る個別流路12が構成されている。マニホールド5の開口5aに供給された液体は、マニホールド5、しぼり6、加圧室10、ディセンダ7を通過して吐出孔8から外部に吐出される。
め、自発的には縮むことがなく活性部の変形を規制しようとする。この結果、圧電セラミック層21aと圧電セラミック層21bとの間で分極方向への歪みに差が生じて、圧電セラミック層21aは加圧室10側へ凸となるように変形(ユニモルフ変形)する。
および吐出量を最大にできる。加圧室10の液体の固有振動周期は、液体の物性、加圧室10の形状の影響が大きいが、それ以外に、圧電アクチュエータ基板21の物性や、加圧室10に繋がっている流路の特性からの影響も受ける。
差6dを容易に形成することが出来る。但し、この構成に限定されるものではなく、供給流路6bを1つのプレート内に設けても構わない。この場合には、例えば、1つのプレートにハーフエッチングによって凹部を形成した後に、この凹部内に貫通孔を形成することにより、供給流路6bの横断面を変化させる段差を、供給流路6bの内壁面に形成することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る液体吐出ヘッド用の流路部材について、図9および図10を用いて説明する。なお、本実施形態においては、前述した第1実施形態の流路部材4と異なる点について説明し、重複する説明を省略する(同様の構成要素には同様の参照符号を付す)。図9は、本発明の第2実施形態に係る液体吐出ヘッド用の流路部材4における供給流路6bの構造を模式的に示す図7と同様の平面図である。図10は、図9のX−X線に沿った模式的な縦断面図である。
次に、本発明の第2実施形態に係る液体吐出ヘッド用の流路部材について、図11を用いて説明する。なお、本実施形態においては、前述した第1実施形態の流路部材4と異なる点について説明し、重複する説明を省略する(同様の構成要素には同様の参照符号を付す)。図11は、本発明の第3実施形態に係る液体吐出ヘッド用の流路部材6における供給流路6bの構造を模式的に示す図8と同様の縦断面図である。
次に、本発明の第4実施形態に係る液体吐出ヘッド用の流路部材について、図12を用
いて説明する。なお、本実施形態においては、前述した第1実施形態の流路部材4と異なる点について説明し、重複する説明を省略する(同様の構成要素には同様の参照符号を付す)。図12は、本発明の第4実施形態に係る液体吐出ヘッド用の流路部材6における供給流路6bの構造を模式的に示す平面図であり、プレート4a〜4mの積層方向から平面視した状態を示している。
次に、本発明の第5実施形態に係る液体吐出ヘッド用の流路部材について、図13および図14を用いて説明する。なお、本実施形態においては、前述した第1実施形態の流路部材4と異なる点について説明し、重複する説明を省略する(同様の構成要素には同様の参照符号を付す)。図13は、本発明の第2実施形態に係る液体吐出ヘッド用の流路部材4における供給流路6bの構造を模式的に示す平面図であり、プレート4a〜4mの積層方向から平面視した状態を示している。図14は、図13のY−Y線に沿った模式的な縦断面図である。
2・・・液体吐出ヘッド
2a・・・ヘッド本体
4・・・流路部材
4a〜4m・・・(流路部材の)プレート
4−1・・・吐出孔面
4−2・・・加圧室面
5・・・マニホールド(共通流路)
5a・・・(マニホールドの)開口
5b・・・副マニホールド
6・・・しぼり
6a・・しぼり本体
6b・・供給流路
6c・・排出流路
6d・・段差
6f・・凹部
7・・・ディセンダ
8・・・吐出孔
9・・・吐出孔行
10・・・加圧室
11・・・加圧室行
12・・・個別流路
15・・・隔壁
16・・・ダミー加圧室
21・・・圧電アクチュエータ基板
21a・・・圧電セラミック層(振動板)
21b・・・圧電セラミック層
24・・・共通電極
25・・・個別電極
25a・・・個別電極本体
25b・・・引出電極
26・・・接続電極
28・・・共通電極用表面電極
30・・・変位素子
60・・・信号伝達部
70・・・ヘッド搭載フレーム
72・・・ヘッド群
80A・・・給紙ローラ
80B・・・回収ローラ
82A・・・ガイドローラ
82B・・・搬送ローラ
88・・・制御部
P・・・印刷用紙
Claims (8)
- 複数のプレートが接着剤層を介して積層されて構成されており、
液体を吐出する複数の吐出孔と、
該吐出孔の各々に対応して設けられており、各々が対応する前記吐出孔に繋がっている複数の個別流路と、
複数の前記個別流路が繋がっている共通流路と、
を有しており、
各々の前記個別流路は、該個別流路における前記共通流路から前記吐出孔へ至る経路の途中に設けられた加圧室と、該加圧室と前記共通流路とを繋いでいるしぼりと、を有しており、
該しぼりは、前記プレートに沿った方向に伸びるように形成されているしぼり本体と、前記プレートの積層方向に伸びるように形成されて前記共通流路と前記しぼり本体とを繋いでおり、前記しぼり本体よりも流路抵抗が小さい供給流路と、を有しており、
該供給流路は、該供給流路の内壁面に、該供給流路の横断面が変化する段差を有しており、
前記供給流路は、前記共通流路側から前記しぼり本体側へ向かうときに、前記段差を境にして前記横断面の面積が小さくなり、
前記段差における前記共通流路に面した前記内壁面に、凹部が設けられている
ことを特徴とする、液体吐出ヘッド用の流路部材。 - 前記供給流路を前記共通流路側から見たときに、前記段差よりも前記しぼり本体側における流路の周囲を、間隔を開けて取り囲むように、前記凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド用の流路部材。
- 前記供給流路は、前記共通流路側から前記しぼり本体側へ向かうときに、前記段差を境にして前記横断面の形状が変化することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体吐出ヘッド用の流路部材。
- 前記供給流路は、前記共通流路側から前記しぼり本体側へ向かうときに、前記段差を境にして前記横断面の面積重心の位置が変化することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド用の流路部材。
- 複数のプレートが接着剤層を介して積層されて構成されており、
液体を吐出する複数の吐出孔と、
該吐出孔の各々に対応して設けられており、各々が対応する前記吐出孔に繋がっている複数の個別流路と、
複数の前記個別流路が繋がっている共通流路と、
を有しており、
各々の前記個別流路は、該個別流路における前記共通流路から前記吐出孔へ至る経路の途中に設けられた加圧室と、該加圧室と前記共通流路とを繋いでいるしぼりと、を有しており、
該しぼりは、前記プレートに沿った方向に伸びるように形成されているしぼり本体と、前記プレートの積層方向に伸びるように形成されて前記共通流路と前記しぼり本体とを繋いでおり、前記しぼり本体よりも流路抵抗が小さい供給流路と、を有しており、
該供給流路は、該供給流路の内壁面に、該供給流路の横断面が変化する段差を有しており、
前記供給流路は、前記段差の前後において、横断面の形状および面積が互いに等しく、横断面の重心の位置が互いに異なっている
ことを特徴とする、液体吐出ヘッド用の流路部材。 - 前記供給流路における前記段差よりも前記共通流路側は、1つの前記プレートに設けられた貫通孔によって構成されており、前記供給流路における前記段差よりも前記しぼり本体側は、他の前記プレートに設けられた貫通孔によって構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の液体吐出ヘッド用の流路部材。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の液体吐出ヘッド用の流路部材と、
前記加圧室の各々に対応して設けられており、各々が対応する前記加圧室に圧力を加える、複数の加圧部と、
を有することを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 請求項7に記載の液体吐出ヘッドと、記録媒体を前記液体吐出ヘッドに対して搬送する搬送部と、前記液体吐出ヘッドを制御する制御部と、を有することを特徴とする記録装置。
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