JP6613200B2 - 生産管理装置からの指令に応じて製造セルを制御するセル制御装置 - Google Patents

生産管理装置からの指令に応じて製造セルを制御するセル制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、生産管理装置からの指令に応じて製造セルを制御するセル制御装置に関する。
従来、上位コンピュータである生産管理装置からの指令に応じて、複数の機械からなる製造セルを制御するセル制御装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2011−186910号公報
本技術分野において、第3者がセル制御装置に不正にアクセスする不正通信を防ぐための技術が求められている。
生産管理装置からの指令に応じて、複数の機械を有する製造セルを制御するセル制御装置は、生産管理装置または複数の機械と通信する通信部と、通信部による通信を実行する通信制御部と、通信部の実際の通信量を監視し、該実際の通信量と、通信制御部によって実行されることが予定された通信の予定通信量とを互いに比較して、実際の通信量が予定通信量よりも多いか否かを判定する通信判定部とを備える。
通信判定部は、予め定められた期間毎に、実際の通信量と予定通信量とを比較してもよい。通信判定部は、通信制御部が予定された通信を実行しない期間に実際の通信量が検出されたとき、実時間で実際の通信量が予定通信量よりも多いと判定してもよい。
セル制御装置は、通信判定部によって実際の通信量が予定通信量よりも多いと判定された場合に、通信部による通信を遮断する通信遮断部をさらに備えてもよい。
一実施形態に係るネットワークシステムのブロック図である。 図1に示すネットワークシステムにおける通信量のタイムチャートであって、(a)は、生産管理装置とセル制御装置との間の予定通信量のタイムチャートを示し、(b)は、セル制御装置と製造セルとの間の予定通信量のタイムチャートを示し、(c)および(d)は、セル制御装置と製造セルとの間の予定通信に不正通信が重複された場合の通信量のタイムチャートを示す。 他の実施例に係る、セル制御装置と製造セルとの間の通信量のタイムチャートを示し、(a)は、予定通信量のタイムチャートを示し、(b)は、予定通信に不正通信が重複された場合の通信量のタイムチャートを示す。 さらに他の実施例に係る、セル制御装置と製造セルとの間の通信量のタイムチャートを示し、(a)は、予定通信量のタイムチャートを示し、(b)は、セル制御装置と製造セルとの間の予定通信に不正通信が重複された場合の通信量のタイムチャートを示す。 さらに他の実施例に係る、セル制御装置と製造セルとの間の通信量のタイムチャートを示し、(a)は、予定通信量のタイムチャートを示し、(b)は、セル制御装置と製造セルとの間の予定通信に不正通信が重複された場合の通信量のタイムチャートを示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係るネットワークシステム10について説明する。
ネットワークシステム10は、製品を製造するための産業用システムである。ネットワークシステム10は、製造セル12、セル制御装置50、生産管理装置14、通信ネットワーク16および18を備える。
製造セル12は、複数の機械20、22、および24を有する。機械20、22、および24の各々は、NC工作機械、産業用ロボット、またはPLC等である。機械20、22、および24は、セル制御装置50からの指令に応じて、製品を製造するための作業を順次行う。一例として、製造セル12は、製品を製造する工場の敷地内にある第1建屋に設置される。
セル制御装置50は、生産管理装置14からの指令に応じて、通信ネットワーク16を介して機械20、22、および24の各々に種々の指令を送信し、製造セル12の動作を制御する。一例として、セル制御装置50は、製品を製造する工場の敷地内にある、第1建屋とは異なる第2建屋に設置される。なお、セル制御装置50の詳細については、後述する。
通信ネットワーク16は、製造セル12の機械20、22、24とセル制御装置50とを互いに通信可能に接続する。一例として、製造セル12が第1建屋に設置され、セル制御装置50が第2建屋に設置される場合、通信ネットワーク16は、イントラネットまたはLANから構成される。
生産管理装置14は、データベース等を有し、製造セル12で行われる作業の工程、製品の材料の管理等を担う。生産管理装置14は、通信ネットワーク18を介して、セル制御装置50に種々の指令を送信する。一例として、生産管理装置14は、製品を製造する工場の敷地外の第3建屋内に設置される。
通信ネットワーク18は、生産管理装置14とセル制御装置50とを互いに通信可能に接続する。一例として、セル制御装置50が第2建屋に設置され、生産管理装置14が第3建屋に設置される場合、通信ネットワーク18は、インターネット等から構成される。
セル制御装置50は、CPU52、システムメモリ54、ワークメモリ56、通信部58、および計時部60を備える。CPU52は、セル制御装置50で実行される様々なプロセスを実行するために各種演算を行う。
システムメモリ54は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM(登録商標)等により構成される。システムメモリ54は、セル制御装置50の動作時に必要な定数、変数、設定値、プログラム等を、該セル制御装置50の非動作時にも失われないように記録している。
ワークメモリ56は、高速で読み書きのできるRAMであり、例えばDRAM、SRAM等が用いられる。ワークメモリ56は、CPU52が各種演算を実行するのに十分なメモリ容量を備える。
通信部58は、例えばUSBポートまたはイーサネット(登録商標)ポートといったI/Oインターフェース、および、I/Oインターフェースでの通信を制御する通信制御モジュール(ともに図示せず)等を有し、CPU52からの指令に応じて、製造セル12および生産管理装置14と通信する。
計時部60は、CPU52からの指令に応じて、予め定められた時点からの経過時間を計時する。
次に、図2を参照して、ネットワークシステム10の動作について説明する。図2(a)は、生産管理装置14とセル制御装置50との間の通信量Cのタイムチャートを示す。図2(b)は、セル制御装置50と製造セル12(すなわち、機械20、22、および24)との間の通信量Cのタイムチャートを示す。
生産管理装置14は、図2(a)に示すように、時点tから時点tまでの期間で、セル制御装置50へ生産指令信号70を送信する。生産指令信号70は、例えば、製造セル12で「製品Aをn個製造する」等の指令を含み、生産管理装置14が保持する生産計画に則って、生産管理装置14から適宜送信される。
生産管理装置14から送信された生産指令信号70は、通信ネットワーク18を通って、セル制御装置50の通信部58に伝送される。
ここで、通信ネットワーク18の最大通信速度は、通信ネットワーク18の構成に応じて予め定められている。図2に示す例においては、通信ネットワーク18の最大通信速度で信号が伝送されている。つまり、通信ネットワーク18の最大通信速度で生産指令信号70を伝送した場合、生産指令信号70を伝送するのに時点tから時点tまでの期間を要したことを意味している。
セル制御装置50のCPU52は、通信部58に指令を送り、生産管理装置14から送信された生産指令信号70を該通信部58に受信させる。このように、本実施形態においては、CPU52は、通信部58に通信を実行させる通信制御部62(図1)として機能する。CPU52は、通信部58が受信した生産指令信号70を、システムメモリ54に記憶する。
生産指令信号70を受信すると、セル制御装置50のCPU52は、通信部58に指令を送り、作業指令信号72を機械20へ送信させる。この作業指令信号72は、生産指令信号70(例えば、「製品Aをn個製造する」指令)に基づいて、機械20に所定の作業を実行させる指令を含む。
図2(b)に示す例においては、通信部58は、通信ネットワーク16の最大通信速度で、時点tから時点tの期間に亘って、作業指令信号72を機械20へ送信している。
機械20は、作業指令信号72を受信すると、該作業指令信号72に従って所定の作業(例えば、ワークの加工、溶接、組み立て等)を実行する。所定の作業を完了すると、機械20は、完了報告信号74をセル制御装置50の通信部58へ送信する。図2(b)に示す例においては、完了報告信号74は、時点tから時点tまでの期間で送信されている。
セル制御装置50のCPU52は、通信部58に指令を送り、機械20から送信された完了報告信号74を受信し、受信した完了報告信号74を、システムメモリ54に記憶する。
完了報告信号74を受信すると、セル制御装置50のCPU52は、通信部58に指令を送り、作業指令信号76を機械22へ送信させる。この作業指令信号76は、生産指令信号70に基づいて機械22に所定の作業を実行させる指令を含む。図2(b)に示す例においては、作業指令信号76は、時点tから時点tの期間で送信されている。
機械22は、作業指令信号76を受信すると、該作業指令信号76に従って所定の作業を実行する。所定の作業を完了すると、機械22は、完了報告信号78をセル制御装置50の通信部58へ送信する。図2(b)に示す例においては、完了報告信号78は、時点tから時点tまでの期間で送信されている。
セル制御装置50のCPU52は、通信部58に指令を送り、機械22から送信された完了報告信号78を受信し、受信した完了報告信号78を、システムメモリ54に記憶する。
完了報告信号78を受信すると、セル制御装置50のCPU52は、通信部58へ指令を送り、作業指令信号80を機械24へ送信させる。この作業指令信号80は、生産指令信号70に基づいて機械24に所定の作業を実行させる指令を含む。図2(b)に示す例においては、作業指令信号80は、時点tから時点t10の期間で送信されている。
機械24は、作業指令信号80を受信すると、該作業指令信号80に従って所定の作業を実行する。所定の作業を完了すると、機械24は、完了報告信号82をセル制御装置50の通信部58へ送信する。図2(b)に示す例においては、完了報告信号82は、時点t11から時点t12までの期間で送信されている。
セル制御装置50のCPU52は、通信部58に指令を送り、機械24から送信された完了報告信号82を受信し、受信した完了報告信号82を、システムメモリ54に記憶する。
完了報告信号82を受信すると、セル制御装置50のCPU52は、通信部58へ指令を送り、時点t12から時点t13の期間で、生産完了信号84を生産管理装置14へ送信させる。
生産完了信号84は、生産指令信号70に含まれた指令(例えば「製品Aをn個製造する」)を完了したことを示す信号である。こうして、機械20、22、および24によって、生産指令信号70に応じた作業が順次実行され、製品が製造される。
図2(a)および図2(b)に示すタイムチャートは、CPU52が実行することを予定された通信(以下、予定通信とする)のタイムチャートである。予定通信のフローは、例えば、使用者によって予め構築されたプログラム内に規定される。
CPU52は、プログラムに従って、図2(a)および図2(b)に示す予定通信を実行する。このプログラムと、上記した作業指令信号72、76、80と、生産完了信号84とは、システムメモリ54に予め記憶される。
図2(a)および図2(b)に示す予定通信とは別に、第3者がセル制御装置50に不正にアクセスするリスクが考えられる。
そこで、本実施形態に係るセル制御装置50は、通信部58での実際の通信量Cを監視し、該実際の通信量Cと、図2(a)および図2(b)に示す予定通信の予定通信量Cとを互いに比較し、実際の通信量Cが予定通信量Cよりも多いか否かを判定することによって、第3者による不正通信を検知する。
以下、この機能について、図2(c)を参照して説明する。図2(c)に示す例においては、通信ネットワーク16経由で通信部58にアクセスした不正通信86が、時点tから時点tの期間に行われている。CPU52は、通信部58に通信させた実際の通信量Cを、常時監視する。
一実施例として、セル制御装置50は、CPU52が予定通信を実行しない期間に、通信部58で通信量が検出されたか否かを実時間で判定する。例えば、図2(c)に示す例においては、予定通信を実行しない期間とは、時点t〜t、時点t〜t、時点t〜t、時点t〜t、および時点t10〜t11の期間である。
CPU52は、1つの予定通信P(すなわち、信号72、74、76、78、80、または82の通信)が完了した時点t(すなわち、時点t、t、t、t、t10、またはt12)で、計時部60に指令を送り、この時点tからの経過時間を計時する。
ここで、1つの予定通信Pが完了した時点tから、次に実行される予定通信Pn+1が開始される時点tn+1までの期間T(=tn+1−t)は、予測可能である。具体的には、機械20、22、および24が実行する作業のサイクルタイムは、予測可能である。したがって、CPU52が作業指令信号72、76、および80の送信を完了した時点から、完了報告信号74、78、および82が返信されるまでの期間も、予測可能である。
CPU52は、計時部60が経時している、時点tからの経過時間が、予め定められた時間τとなるまでに、通信部58での通信量Cが実時間で検出されたとき、通信部58での実際の通信量Cが予定通信量Cよりも多いものと実時間で判定する。
予め定められた時間τは、予測される期間Tに一致する時間(すなわち、τ=T)として予め定められ、システムメモリ54に記憶される。不正通信を検出するプロセスを実行するとき、CPU52は、システムメモリ54に記憶された時間τを読み出してワークメモリ56に記憶し、時間τを参照する。
図2(c)に示す例の場合、CPU52は、時点t、t、t、t、t10、およびt12の各々から時間τ(例えば、時点t〜tの期間に相当)が経過するまでに通信部58で通信量Cが検出されたか否かを実時間で判定する。
これにより、CPU52は、通信が予定されていない時点t〜tの期間に通信部58で通信量が生じていることを検出し、以って、通信部58での実際の通信量Cが予定通信量Cよりも多いと実時間で判定する。その結果、時点t〜tの期間に生じた不正通信86を実時間で検出することができる。
このように、本実施形態においては、CPU52は、実際の通信量Cが予定通信量Cよりも多いか否かを判定する通信判定部64(図1)として機能する。
信ネットワーク16経由の不正通信86を検出した場合、CPU52は、通信部58に指令を送り、不正通信86が行われた通信ネットワーク16と通信部58との間の通信を遮断する。これにより、第3者がセル制御装置50に通信ネットワーク16経由で不正にアクセスするのを防止できる。
このように、本実施形態においては、CPU52は、通信部58による通信を遮断する通信遮断部66(図1)として機能する。
一方、CPU52は、不正通信86が検出されていない通信ネットワーク18と通信部58との間の通信は遮断しない。この構成によれば、不正通信86が検出されていない通信ネットワーク18経由の通信を確保できるので、不正通信86が検出された場合においても、セル制御装置50の機能の少なくとも一部を継続して実行できる。
他の実施例として、CPU52は、1つの予定通信P(すなわち、信号72、74、76、78、80、または82)の開始時点tn−1(すなわち、時点t、t、t、t、t、またはt11)で、計時部60に指令を送り、この時点tn−1からの経過時間を計時してもよい。
この実施例について、図2(d)を参照して説明する。図2(d)に示す例においては、通信ネットワーク16経由で通信部58にアクセスした不正通信88が、作業指令信号76の予定通信に一部重複するように、行われている。そして、時点tで開始された作業指令信号76の予定通信が、不正通信88の重複によって、時点t’(>t)まで延期されている。
CPU52は、1つの予定通信Pを開始した時点tn−1からの経過時間が、予め定められた時間τを過ぎてから時間τに達するまでの期間に、通信部58で通信量が検出されたか否かを実時間で判定する。
ここで、1つの予定通信Pを開始した時点tn−1から、次に実行される予定通信Pn+1が開始される時点tn+1までの期間T(=tn+1−tn−1)は、予測可能である。具体的には、機械20、22、および24が実行する作業のサイクルタイムは、上述したように予測可能である。
また、信号72、74、76、78、80、または82の通信に要する時間も、データフォーマット等から定まるこれら信号の情報量(総通信量)と、通信ネットワーク16の通信速度とによって、予測可能である。これらの情報から、上記の期間Tを予測することができる。
上記した予め定められた時間τは、信号72、74、76、78、80、または82の通信に要することが予測される時間に一致する時間(例えば、τ=t−t)として予め定められ、システムメモリ54に記憶される。
また、予め定められた時間τは、予測される期間Tに一致する時間(すなわち、τ=T)として予め定められ、システムメモリ54に記憶される。不正通信を検出するプロセスを実行するとき、CPU52は、システムメモリ54に記憶された時間τおよびτを読み出してワークメモリ56に記憶し、これら時間τおよびτを参照する。
図2(d)に示す例の場合、CPU52は、時点t、t、t、t、t、およびt11の各々で、計時部60による経過時間の計時を開始し、該経過時間が時間τ〜τの期間(例えば、時点t〜tの期間に相当)に通信部58で実際の通信量が検出されたか否かを実時間で判定する。
そして、CPU52は、通信が予定されていない時点t〜tの期間に通信部58で通信量が生じていることを検出し、以って、通信部58での実際の通信量Cが予定通信量Cよりも多いと実時間で判定する。その結果、時点t〜tの期間の不正通信88を検出することができる。
不正通信88を検出した場合、CPU52は、通信遮断部66として機能して、不正通信88が行われた通信ネットワーク16と通信部58との間の通信を遮断する。
なお、図2(d)に示す不正通信88は、時点t以前に開始されて作業指令信号76と重複される場合も想定される。このような場合においても、CPU52は、本実施例に係る方法を用いて、不正通信88を検出できる。
図2(b)に示す作業指令信号72、76、80を送信してから完了報告信号74、78、82を受信するまでの期間に、セル制御装置50と、機械20、22、および24とは、予定通信として、作業の進捗状況を確認するための通信を行ってもよい。
以下、図3を参照して、このような実施例について説明する。なお、図3は、作業指令信号72と完了報告信号74との間の期間を例として示している。
図3(a)に示すように、作業指令信号72を送信した後、時点t21にて、CPU52は、通信部58に指令を送り、第1の進捗確認信号90を機械20へ送信させる。図3(a)に示す例においては、通信部58は、時点t21から時点t22の期間で、第1の進捗確認信号90を機械20へ送信している。
機械20は、第1の進捗確認信号90を受信すると、現在実行している作業の進捗状況を表す第1の進捗報告信号92を、セル制御装置50の通信部58へ送信する。図3(a)に示す例においては、第1の進捗報告信号92は、時点t23から時点t24までの期間で送信されている。
CPU52は、機械20から送信された第1の進捗報告信号92を、通信部58に受信させ、受信した第1の進捗報告信号92を、システムメモリ54に記憶する。
第1の進捗報告信号92を受信した後、CPU52は、通信部58に指令を送り、時点t25から時点t26の期間で、第2の進捗確認信号94を機械20へ送信させる。
機械20は、第2の進捗確認信号94を受信すると、現在実行している作業の進捗状況を表す第2の進捗報告信号96を、時点t27から時点t28までの期間で、セル制御装置50の通信部58へ送信する。
セル制御装置50のCPU52は、機械20から送信された第2の進捗報告信号96を、通信部58に受信させ、受信した第2の進捗報告信号96を、システムメモリ54に記憶する。CPU52は、取得した第1の進捗報告信号92および第2の進捗報告信号96から、機械20の作業の進捗状況を把握できる。
上述した第1の進捗確認信号90、第1の進捗報告信号92、第2の進捗確認信号94、および第2の進捗報告信号96の予定通信は、図2(b)に示す作業指令信号76と完了報告信号78との間、および、作業指令信号80と完了報告信号82との間の期間においても、同様に実行され得る。
このように、本実施例においては、CPU52は、作業指令信号72、76、80を送信してから完了報告信号74、78、80を受信するまでの期間に、作業の進捗状況を確認するための予定通信(信号90、92、94、および96の通信)を実行する。この予定通信のフローは、例えば、使用者によって予め構築されたプログラム内に規定される。
次に、図3(b)を参照して、図3(a)に示す予定通信を実行しているときに不正通信を検知する機能について説明する。
図3(b)に示す例においては、通信ネットワーク16経由で通信部58にアクセスした不正通信98が、第1の進捗報告信号92の予定通信に一部重複するように、行われている。そして、時点t23で開始された第1の進捗報告信号92の予定通信が、不正通信98が重複されることにより、時点t24’(>t24)まで延期されている。
CPU52は、上述した図2(d)の不正通信88を検知する方法を用いて、不正通信98を同様に検知できる。具体的には、CPU52は、1つの予定通信P(すなわち、信号72、90、92、94、または96の予定通信)を開始した時点tからの経過時間が、予め定められた時間τを過ぎてから時間τに達するまでの期間に、通信部58で通信量が検出されたか否かを実時間で判定する。
ここで、1つの予定通信Pを開始した時点tから、次に実行される予定通信Pm+1が開始される時点tm+1までの期間T(=tm+1−t)は、予測可能である。また、信号72、90、92、94、または96の通信に要する時間も、予測可能である。
予め定められた時間τは、信号72、90、92、94、または96の通信に要すると予測される時間に一致する時間(例えば、t24−t23に相当する)として予め定められ、システムメモリ54に記憶される。また、予め定められた時間τは、予測される期間Tに一致する時間(すなわち、τ=T)として予め定められ、システムメモリ54に記憶される。
CPU52は、信号72、90、92、94、および96の予定通信を開始する時点t、t21、t23、t25、t27の各々で、計時部60による経過時間の計時を開始する。そして、CPU52は、計時部60が経時している経過時間が時間τ〜τの期間(例えば、時点t24〜t25の期間に相当)に通信部58で通信量が検出されたか否かを判定する。
そして、CPU52は、通信が予定されていない時点t24〜t25の期間に通信部58で通信量が生じていることを検出し、以って、通信部58での実際の通信量Cが予定通信量Cよりも多いと実時間で判定する。その結果、時点t24〜t25の期間の不正通信98を検出することができる。
不正通信98を検出した場合、CPU52は、通信遮断部66として機能して、不正通信98が行われた通信ネットワーク16と通信部58との間の通信を遮断する。
上述した作業指令信号、完了報告信号、進捗確認信号、および進捗報告信号とは別に、CPU52は、予定通信として、機械20、22、および24の様々な情報を取得するための予定通信を定期的に実行し得る。
ここで、「様々な情報」としては、例えば、機械20、22、および24の工具情報、機械20、22、および24に内蔵されたサーボモータの負荷トルクや温度、または、機械20、22、および24に内蔵された各種センサの出力信号等の情報が含まれる。
以下、図4を参照して、このような実施例について説明する。図4(a)は、一例として、機械20の情報を得るための予定通信を実行している場合のタイムチャートを示している。
CPU52は、時点t31〜t32、時点t33〜t34、および時点t35〜t36の期間に、機械20の情報を得るための機械モニタ信号100、102、104の予定通信を、機械20との間で定期的に実行している。
次に、図4(b)を参照して、図4(a)に示す予定通信を実行しているときに不正通信を検知する機能について説明する。図4(b)に示す例においては、通信ネットワーク16経由で通信部58にアクセスした不正通信106が、通信が予定されていない時点t34〜t35の期間で行われている。
CPU52は、通信部58での実際の通信量Cを常時監視し、予め定められた期間毎に、通信部58の実際の通信量Cと、予定通信に係る予定通信量Cとを、互いに比較する。
一例として、CPU52は、1つの予定通信P(すなわち、信号100、102、または104の通信)を開始した時点t(すなわち、時点t31、t33、またはt35)から、次の予定通信Pp+1を開始する時点tp+1までの期間T(=tp+1−t)における、通信部58の実際の通信量Cを算出する。
具体的には、CPU52は、信号100、102、および104の予定通信を開始する時点t31、t33、およびt35の各々で、計時部60に指令を送り、経過時間の計時を開始する。そして、CPU52は、時点t31、t33、t35から予め定められた時間τが経過するまでの期間の実際の通信量Cを算出する。
ここで、CPU52は、予め定められたプログラムに従って、図4(a)に示す予定通信を実行するので、期間Tは、予測可能である。予め定められた時間τは、予測される期間Tに一致する時間(すなわち、τ=T)として予め定められ、システムメモリ54に記憶される。
また、信号100、102、および104の予定通信の予定通信量Cも、該予定通信のデータフォーマットおよびプログラム等から、予測可能である。この予定通信量Cも、システムメモリ54に予め記憶される。
CPU52は、時点t31、t33、またはt35から時間τが経過するまでの期間の実際の通信量Cと、該期間に実行した予定通信の予定通信量Cとを互いに比較し、該実際の通信量Cが該予定通信量Cよりも多いか否かを判定する。
例えば、図4(b)に示す例の場合、CPU52は、時点t33から時間τが経過するまでの期間(時点t33〜t35までの期間に相当)の実際の通信量Cを算出する。この場合、実際の通信量Cは、信号102の予定通信量Cと、不正通信106の通信量との和となる。
したがって、この場合、CPU52は、実際の通信量Cが予定通信量Cよりも多いと判定し、以って、時点t33〜t35までの期間に不正通信106があったことを検知することができる。
不正通信106を検知した場合、CPU52は、通信遮断部66として機能して、不正通信106が行われた通信ネットワーク16と通信部58との間の通信を遮断する。
同様にして、CPU52は、機械22および24の情報を得るための機械モニタ信号の予定通信を機械22および24との間で実行し、これら予定通信を実行しているときの不正通信を、上述と同様の方法で検知できる。
次に、図5を参照して、不正通信検知のさらに他の実施例について説明する。本実施例においては、CPU52は、図5(a)に示すように、機械20の情報を得るための機械モニタ信号110aの予定通信を、機械20との間で実行する。
次いで、CPU52は、機械22の情報を得るための機械モニタ信号112aの予定通信を、機械22との間で実行する。次いで、CPU52は、機械24の情報を得るための機械モニタ信号114aの予定通信を、機械24との間で実行する。
その後、CPU52は、機械20の情報を得るための機械モニタ信号110b、機械22の情報を得るための機械モニタ信号112b、機械24の情報を得るための機械モニタ信号114bの順で、予定通信を実行する。
このように、本実施例においては、CPU52は、機械20、機械22、機械24の順で、機械モニタ信号に係る一連の予定通信を実行する。
ここで、通信ネットワーク16の構成、機械20、22、24が通信に使用する通信方式の相違等に起因して、セル制御装置50と、機械20、22、24との間の通信速度が互いに異なる場合がある。
このような場合において信号を最大通信速度で送信すると、図5に示すように、機械モニタ信号110aおよび110bと、機械モニタ信号112aおよび112bと、機械モニタ信号114aおよび114bとの間で行われる通信の通信量Cが異なることになる。
以下、図5(b)を参照して、図5(a)に示す予定通信を実行しているときに不正通信を検知する機能について説明する。図5(b)に示す例においては、通信ネットワーク16経由で通信部58にアクセスした不正通信116が、機械モニタ信号114aの予定通信に一部重複するように、行われている。
CPU52は、図4(b)で説明した実施例と同様に、予め定められた期間毎に、実際の通信量Cと予定通信量Cとを互いに比較する。
一例として、CPU52は、機械20の情報を得るための1つの予定通信P(例えば、信号110aの通信)を開始した時点t(例えば、時点t41)から、同じ機械20の情報を得るための次の予定通信Pq+1(例えば、信号110bの通信)を開始する時点tq+1(例えば、時点t47)までの期間T毎に、通信部58の実際の通信量Cを算出する。
具体的には、CPU52は、信号110a、110bの予定通信を開始する時点t41およびt47の各々で、計時部60に指令を送り、経過時間の計時を開始する。そして、CPU52は、時点t41およびt47から予め定められた時間τが経過するまでの期間の実際の通信量Cを算出する。
ここで、CPU52は、予め定められたプログラムに従って、図5(a)に示す予定通信を実行する。したがって、上記の期間Tは、予測可能である。予め定められた時間τは、予測される期間Tに一致する時間(すなわち、τ=T)として予め定められ、システムメモリ54に記憶される。
一方、信号110a、112a、114a、110b、112b、および114bの予定通信の予定通信量Cも、予測可能である。この予定通信量Cも、システムメモリ54に予め記憶される。
CPU52は、時点t41、t47から時間τが経過するまでの期間(時点t41〜t47の期間に相当)の実際の通信量Cと、該期間の予定通信の予定通信量Cとを互いに比較し、該実際の通信量Cが該予定通信量Cよりも多いか否かを判定する。
例えば、図5(b)に示す例の場合、時点t41から時間τが経過するまでの期間の実際の通信量Cは、信号110a、112a、114aの予定通信量Cと、不正通信116の通信量との和となる。
したがって、CPU52は、この期間の実際の通信量Cが予定通信量Cよりも多いと判定し、以って、時点t41〜t47の期間に不正通信116があったことを検知することができる。
不正通信116を検知した場合、CPU52は、通信遮断部66として機能して、不正通信116が行われた通信ネットワーク16と通信部58との間の通信を遮断する。
なお、上述した種々の実施例においては、製造セル12とセル制御装置50との間の予定通信に重複した不正通信を検知する場合について説明した。これら種々の実施例の概念は、生産管理装置14とセル制御装置50との間の予定通信に重複された不正通信を検知する場合にも適用できる。
一例として、セル制御装置50は、図2(a)に示す予定通信(すなわち、信号70、84の通信)を実行しない期間に、通信部58と生産管理装置14との間で通信量が検出されたか否かを判定する。
図2(a)に示す例においては、通信部58と生産管理装置14との間で予定通信を実行しない期間とは、時点t〜t12の期間であり、該期間は、機械20、22、および24が実行する作業のサイクルタイム、データフォーマット等から定まる信号の情報量(総通信量)、および通信ネットワーク16、18の通信速度等から、予測可能である。
CPU52は、通信が予定されていない時点t〜t12の期間に、通信ネットワーク18経由の通信量が通信部58で生じていることを検出した場合、通信部58での実際の通信量が予定通信量よりも多いと実時間で判定する。これにより、通信ネットワーク18経由の不正通信を検知できる。
ネットワーク18経由の不正通信を検知した場合、CPU52は、通信部58による通信ネットワーク18との通信を遮断する一方、不正通信が検出されていない通信ネットワーク16との間の通信は遮断しない。
また、上述の実施例において、CPU52は、定期的に認証キーを作成し、通信部58と生産管理装置14、および、通信部58と製造セル12との間の通信時に使用してもよい。これにより、不正通信をさらに効果的に防ぐことができる。
また、ネットワークシステム10は、図1に示す製造セル12に加えて、複数の機械を有する第2の製造セルをさらに備え、該第2の製造セルと通信部58とは、第3のネットワークを介して互いに通信可能に接続されてもよい。
この場合において、CPU52は、例えば図2(c)に示すようにネットワーク16経由の不正通信を検知した場合、CPU52は、通信部58によるネットワーク16との通信を遮断する一方、第3の通信ネットワークとの間の通信は遮断しない。これにより、第2の製造セルにおいては、作業を継続して行うことができる。
また、図1に示す実施形態においては、製造セル12が3個の機械20、22、24を有する場合について述べたが、これに限らず、製造セル12は、1個、2個、または4個以上の機械を有してもよい。
また、図1に示す実施形態において、通信部58は、生産管理装置14と通信する第1の通信部と、製造セル12と通信する第2の通信部を有してもよい。この場合、CPU52は、第2の通信部で不正通信が検知された場合、該第2の通信部での通信を遮断する一方、不正通信が検知されていない第1の通信部での通信は継続する。
また、上述の実施形態においては、通信ネットワーク16は、イントラネットまたはLANから構成され、通信ネットワーク18は、インターネット等から構成される場合について述べた。
しかしながら、これに限らず、通信ネットワーク16または18は、通信部58と製造セル12、または、通信部58と生産管理装置14とを直接接続する単一の通信ケーブルから構成されてもよい。
また、CPU52は、通信部58で不正通信が検知された場合に、その旨を表す音声または画像の形式の警告信号を生成し、使用者に出力してもよい。この場合、セル制御装置50は、スピーカまたはディスプレイ装置をさらに有し、スピーカまたはディスプレイ装置を通して、警告信号を出力してもよい。
また、図2(c)、図2(d)、または図3の不正通信86、88、または98を検知するときに、図4(b)または図5(b)を用いて説明した不正通信の検知方法を適用することもできる。
また、図4(b)または図5(b)の不正通信106または116を検知するときに、図2(c)、図2(d)、または図3(b)を用いて説明した不正通信の検知方法を適用することもできる。
以上、発明の実施形態を通じて本発明を説明したが、上述の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、本発明の実施形態の中で説明されている特徴を組み合わせた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得るが、これら特徴の組み合わせの全てが、発明の解決手段に必須であるとは限らない。さらに、上述の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることも当業者に明らかである。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、工程、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」、「次いで」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 ネットワークシステム
12 製造セル
14 生産管理装置
50 セル制御装置
52 CPU
58 通信部

Claims (5)

  1. 生産管理装置からの指令に応じて、複数の機械を有する製造セルを制御するセル制御装置であって、
    前記生産管理装置または前記複数の機械と通信する通信部と、
    前記生産管理装置または前記複数の機械との間で実行されることが予定された予定通信を前記通信部に実行させる通信制御部と、
    前記通信部の実際の通信量を監視し、第1の前記予定通信の開始時点から、該第1の予定通信の後の第2の前記予定通信の開始時点までの期間内に設定された監視期間に実行された前記実際の通信量と、該監視期間に実行されることが予定された前記予定通信の予定通信量とを互いに比較して、前記実際の通信量が前記予定通信量よりも多いか否かを判定する通信判定部と、を備え
    前記監視期間は、前記第1の予定通信の前記開始時点から前記第2の予定通信の前記開始時点までの前記期間として設定される、セル制御装置。
  2. 前記通信制御部は、前記通信部に、前記第1の予定通信の次に前記第2の予定通信を実行させる、請求項に記載のセル制御装置。
  3. 前記通信制御部は、前記通信部に、
    前記生産管理装置及び前記複数の機械のうちの1つとの間で前記第1の予定通信及び前記第2の予定通信を実行させ、
    前記第1の予定通信と前記第2の予定通信との間において、前記生産管理装置及び前記複数の機械のうちの他の1つとの間で第3の前記予定通信を実行させる、請求項に記載のセル制御装置。
  4. 生産管理装置からの指令に応じて、複数の機械を有する製造セルを制御するセル制御装置であって、
    前記生産管理装置または前記複数の機械と通信する通信部と、
    前記生産管理装置または前記複数の機械との間で実行されることが予定された予定通信を前記通信部に実行させる通信制御部と、
    前記通信部の実際の通信量を監視し、第1の前記予定通信の開始時点から、該第1の予定通信の後の第2の前記予定通信の開始時点までの期間内に設定された監視期間に実行された前記実際の通信量と、該監視期間に実行されることが予定された前記予定通信の予定通信量とを互いに比較して、前記実際の通信量が前記予定通信量よりも多いか否かを判定する通信判定部と、を備え、
    前記通信制御部は、前記通信部に、前記第1の予定通信の次に前記第2の予定通信を実行させ、
    前記監視期間は、前記第1の予定通信の完了時点から前記第2の予定通信の前記開始時点までの期間として設定され、
    前記通信判定部は、前記監視期間に前記実際の通信量が検出されたとき、実時間で前記実際の通信量が前記予定通信量よりも多いと判定する、セル制御装置。
  5. 前記通信判定部によって前記実際の通信量が前記予定通信量よりも多いと判定された場合に、前記通信部による通信を遮断する通信遮断部をさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載のセル制御装置。
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