JP6611446B2 - 振動型駆動装置及び撮像装置 - Google Patents
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Description
本発明の更に別の一態様は、弾性体と、前記弾性体に取り付けられた電気−機械エネルギ変換素子と、前記弾性体に嵌合により取り付けられた平板環状の金属部材とを有する振動体と、前記振動体の前記金属部材と加圧接触する被駆動体と、前記振動体と前記被駆動体を保持する軸部材と、を備え、前記電気−機械エネルギ変換素子に交流電圧を印加することにより前記振動体に励起した振動によって前記振動体と前記被駆動体とを前記軸部材を回転中心軸として相対的に回転移動させる振動型駆動装置であって、前記金属部材は、前記弾性体と嵌合する嵌合部と、前記被駆動体と接触するバネ部とを有し、前記弾性体は、前記金属部材の中心孔と嵌合する凸部と、前記凸部の外周に設けられ、前記金属部材と接触する平坦部と、前記平坦部の外周に設けられた段差部とを有し、前記金属部材の前記バネ部と前記嵌合部の間の部分と、前記弾性体と、の間に接着剤が介在し、前記金属部材が前記弾性体と嵌合した状態では、前記平坦部は前記金属部材と接触し、前記平坦部の外周側の段差部と前記金属部材の間に前記接着剤が介在していることを特徴とする振動型駆動装置、である。
図1は、本発明の実施形態に係る振動型駆動装置100の概略構成を示す断面図である。図2は、振動型駆動装置100の主要な内部構成部品の分解図である。振動型駆動装置100は、大略的に、フランジ14、側面カバー15、ハウジング28a,28bからなるケースに内部構成部品が収容されて構成されている。
第2実施形態では、弾性体52の変形例である弾性体52Aを備える被駆動体1AAについて説明し、第1実施形態と共通する説明を省略する。
第3実施形態では、金属部材51の変形例である金属部材51Aを備える被駆動体1ABについて説明し、第1実施形態と共通する説明を省略する。
第1乃至第3実施形態では、被駆動体1Aにおいて振動体2と加圧接触する部分にバネ部(バネ性を有する金属部材51,51Aのバネ部51s)を設けた構成について説明した。これに対して、第4実施形態では、振動体において被駆動体と加圧接触する部分にバネ部を設けた構成について説明する。
第5実施形態では、回転駆動装置について説明する。図8(a)は、回転駆動装置200の概略構成を示す斜視図である。回転駆動装置200は、内筒70、外筒72及び振動体80を備える。外筒72と内筒70とは回転自在に嵌合されており、後述するように、振動体80に所定の振動を励振させることにより、軸心を中心として相対的に回転変位させることが可能となっている。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
2 振動体
3,84 圧電素子
4a,4b 弾性体
7a,7b 加圧バネ
9a,9b 回転伝達部材
11 シャフト
42 弾性体
44,45,55,56,57 (樹脂)接着層
43,43A,51,51A,85 金属部材
51q (金属部材の)嵌合部
51s (金属部材の)バネ部
52 弾性体
52q (弾性体の)嵌合部
52r 接着層形成部
52r1 テーパ面
100 振動型駆動装置
200 回転駆動装置
Claims (17)
- 電気−機械エネルギ変換素子を有する振動体と、
弾性体と、前記弾性体に取り付けられた金属部材とを有し、前記金属部材が前記振動体と加圧接触する被駆動体と、
前記振動体と前記被駆動体を保持する軸部材と、を備え、
前記電気−機械エネルギ変換素子に交流電圧を印加することにより前記振動体に励起した振動によって前記振動体と前記被駆動体とを前記軸部材を回転中心軸として相対的に回転移動させる振動型駆動装置であって、
前記金属部材は、円筒形状を有し、
前記弾性体は、第1の円周曲面と、第1の円周曲面よりも外径の小さい第2の円周曲面とを有し、前記第1の円周曲面で前記金属部材と嵌合し、
前記第1の円周曲面と前記金属部材の間、及び、前記第2の円周曲面と前記金属部材の間に接着剤が介在していることを特徴とする振動型駆動装置。 - 前記第1の円周曲面において、前記弾性体と前記金属部材とは中間嵌めにより嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載の振動型駆動装置。
- 前記金属部材に焼き入れ処理が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の振動型駆動装置。
- 前記金属部材は、前記弾性体と嵌合した状態で前記第1の円周曲面と前記第2の円周曲面の段差部に対応する位置に形成された孔部を有し、
前記接着剤が前記孔部の内部へ続いていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。 - 前記第2の円周曲面は連続的に外径が小さくなるように形成されたテーパ面を有し、
前記テーパ面と前記金属部材との間に前記接着剤が介在していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。 - 前記接着剤が介在することにより、前記第2の円周曲面と前記金属部材の間に、接着層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動体と前記被駆動体を保持する軸部材を備え、
前記被駆動体と前記振動体とは、前記軸部材を回転中心軸として相対的に回転移動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。 - 前記被駆動体と前記振動体とは、相対的に直進移動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の振動型駆動装置と、
前記振動型駆動装置により光軸方向に駆動されるレンズを有するレンズ鏡筒と、
前記レンズを通過した光が結像する位置に設けられた撮像素子と、を備えることを特徴とする撮像装置。 - 弾性体と、前記弾性体に取り付けられた電気−機械エネルギ変換素子と、前記弾性体に嵌合により取り付けられた金属部材とを有する振動体と、
前記振動体の前記金属部材と加圧接触する被駆動体と、
前記振動体と前記被駆動体を保持する軸部材と、を備え、
前記電気−機械エネルギ変換素子に交流電圧を印加することにより前記振動体に励起した振動によって前記振動体と前記被駆動体とを前記軸部材を回転中心軸として相対的に回転移動させる振動型駆動装置であって、
前記金属部材は、平板環状で内径側と外径側とで厚さ方向に段差を有し、且つ、前記弾性体と嵌合する嵌合部と、前記被駆動体と接触するバネ部とを有し、
前記弾性体は、前記金属部材の中心孔と嵌合する凸部と、前記凸部の外周に設けられ、前記金属部材と接触する平坦部とを有し、
前記金属部材の前記バネ部と前記嵌合部の間の部分と、前記弾性体と、の間に接着剤が介在し、
前記金属部材が前記弾性体と嵌合した状態では、前記金属部材の内径側が前記平坦部と接触し、前記金属部材の外径側と前記平坦部の間に前記接着剤が介在していることを特徴とする振動型駆動装置。 - 弾性体と、前記弾性体に取り付けられた電気−機械エネルギ変換素子と、前記弾性体に嵌合により取り付けられた平板環状の金属部材とを有する振動体と、
前記振動体の前記金属部材と加圧接触する被駆動体と、
前記振動体と前記被駆動体を保持する軸部材と、を備え、
前記電気−機械エネルギ変換素子に交流電圧を印加することにより前記振動体に励起した振動によって前記振動体と前記被駆動体とを前記軸部材を回転中心軸として相対的に回転移動させる振動型駆動装置であって、
前記金属部材は、前記弾性体と嵌合する嵌合部と、前記被駆動体と接触するバネ部とを有し、
前記弾性体は、前記金属部材の中心孔と嵌合する凸部と、前記凸部の外周に設けられ、前記金属部材と接触する平坦部と、前記平坦部の外周に設けられた段差部とを有し、
前記金属部材の前記バネ部と前記嵌合部の間の部分と、前記弾性体と、の間に接着剤が介在し、
前記金属部材が前記弾性体と嵌合した状態では、前記平坦部は前記金属部材と接触し、前記平坦部の外周側の段差部と前記金属部材の間に前記接着剤が介在していることを特徴とする振動型駆動装置。 - 前記凸部において、前記弾性体と前記金属部材とは中間嵌めにより嵌合されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の振動型駆動装置。
- 前記金属部材に焼き入れ処理が施されていることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記接着剤が介在することにより、前記金属部材の前記バネ部と前記嵌合部の間の部分と、前記弾性体と、の間に、接着層が形成されていることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動体と前記被駆動体を保持する軸部材を備え、
前記被駆動体と前記振動体とは、前記軸部材を回転中心軸として相対的に回転移動することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。 - 前記被駆動体と前記振動体とは、相対的に直進移動することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 請求項10乃至16のいずれか1項に記載の振動型駆動装置と、
前記振動型駆動装置により光軸方向に駆動されるレンズを有するレンズ鏡筒と、
前記レンズを通過した光が結像する位置に設けられた撮像素子と、を備えることを特徴とする撮像装置。
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JP2015062381A JP6611446B2 (ja) | 2015-03-25 | 2015-03-25 | 振動型駆動装置及び撮像装置 |
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JP2015062381A JP6611446B2 (ja) | 2015-03-25 | 2015-03-25 | 振動型駆動装置及び撮像装置 |
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JP2015062381A Active JP6611446B2 (ja) | 2015-03-25 | 2015-03-25 | 振動型駆動装置及び撮像装置 |
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