JP6611132B2 - 電子装置 - Google Patents

電子装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6611132B2
JP6611132B2 JP2016103827A JP2016103827A JP6611132B2 JP 6611132 B2 JP6611132 B2 JP 6611132B2 JP 2016103827 A JP2016103827 A JP 2016103827A JP 2016103827 A JP2016103827 A JP 2016103827A JP 6611132 B2 JP6611132 B2 JP 6611132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
mobile terminal
setting
data communication
radio broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016103827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017212561A (ja
Inventor
博之 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2016103827A priority Critical patent/JP6611132B2/ja
Publication of JP2017212561A publication Critical patent/JP2017212561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6611132B2 publication Critical patent/JP6611132B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、携帯端末と接続可能な電子装置に関し、特に、携帯端末が電子装置に接続されたときの携帯端末のデータ通信の制御に関する。
ナビゲーション機能、オーディオ・ビデオ機能、テレビ/ラジオ受信機能などを備えている車載装置では、スマートフォンに代表されるような多機能・高機能型携帯端末との連携が進められている。車載装置とスマートフォンとの連携を図ることで、車内空間において、ハンズフリー通話を可能にしたり、スマートフォンの通信機能を利用してインターネットから種々の情報を取得したり、スマートフォンに格納された楽曲を車載装置から出力させることができる。
特許文献1は、携帯電話機の複数の機能の登録をする際の操作性を高めるため、ユーザーが最初にハンズフリー機能の登録操作を行うと、HFP(ハンズフリー・プロファイル)を接続してハンズフリー機能を携帯電話機に対応付けて登録し、続いて、携帯電話機がオーディオ・ビジュアル機能を有していると、AVP(オーディオ・ビジュアル・プロファイル)を接続してオーディ・ビジュアル機能をハンズフリー機能に対応付けて登録しておくことで、携帯電話機の機能毎の登録操作を不要にする、車載装置を開示している。
特開2008−278172号公報
近年、ラジオ放送と同一番組をインターネットを介して配信する取り組みが進められている。車載装置には、ラジオ放送を受信する機能が搭載されているが、車両の位置環境に応じてラジオ放送の受信感度が悪化することがある。そのような場合、インターネットラジオ放送の受信に自動的に切換えれば、継続してラジオ放送を視聴することができる。インターネットへの接続は、例えば、車載装置に接続されたスマートフォンの通信機能を利用することができる。
しかしながら、スマートフォンの通信機能を利用する車載装置には、次のような課題がある。例えば、レンタカー等に備えられた車載装置は、ユーザーが不特定であるため、過去のユーザーがインターネットラジオ放送への自動切替えの設定を有効にしていたことを次のユーザーが知らない場合がある。次のユーザーが、ハンズフリー機能を使用するために、スマートフォンを車載装置にBluetooth(登録商標)によるペアリング、またはWi-Fi(登録商標)接続すると、スマートフォンによるパケット通信接続が自動で行われるため、次のユーザーが知らないところで大量のパケット通信が発生し、高額な通信料が発生する可能性がある。
図9は、上記の課題を説明するためのフローチャートである。レンタカー等の車載装置において、直近のユーザーがインターネットラジオ放送の受信への自動切替えをオン(IP-Radio機能オン)に設定していたとする(S100)。
次のユーザーが、レンタカーに搭乗した際、自身のスマートフォンを車載装置にハンズフリー接続する(S102)。ハンズフリー接続により、HFPとともにAVP等の他のプロファイルも同時に接続され、また、スマートフォンは、3G、4G、またはLTE回線等を介して音声通話が可能になるとともにパケット通信接続が可能になる(S104)。車載装置においてラジオ放送を視聴しているときに(S106)、ラジオ放送の受信感度が悪化すると(S108)、車載装置は、自動的にインターネットラジオ放送に受信に切換える(S110)。インターネットラジオ放送の受信により、ユーザーの知らないところで大量のデータ通信が発生し(S112)、高額な通信料が発生し得る(S114)。仮に、スマートフォンのローミング設定がオンにされていれば、さらに高額な通信料が発生し得る。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、意図しない携帯端末の通信機能の使用を防止することができる電子装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電子装置は、外部から提供されるデータを利用して特定の機能を実行可能な実行手段と、前記実行手段の動作可または動作不可を設定する設定手段と、携帯端末のデータ通信機能が利用可能な状態で携帯端末が接続されたことを確認する接続確認手段と、前記接続確認手段により携帯端末の接続が確認されたとき、当該携帯端末が過去にデータ通信機能が利用可能な状態で接続されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により過去に接続された携帯端末でないと判定されたとき、前記実行手段が動作可に設定されている場合には前記設定手段を動作不可に設定する制御手段と、を有する。
本発明に係る電子装置は、外部から提供されるデータを利用して特定の機能を実行可能な実行手段と、前記実行手段の動作可または動作不可を設定する設定手段と、携帯端末のデータ通信機能が利用可能な状態で携帯端末が接続されたことを確認する接続確認手段と、前記接続確認手段により携帯端末の接続が確認されたとき、当該携帯端末が過去にデータ通信機能が利用可能な状態で接続されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により過去に接続された携帯端末でないと判定されたとき、前記実行手段が動作可に設定されている場合には、携帯端末によるデータ通信が発生することを通知する通知手段と、を有する。
好ましくは前記接続確認手段は、携帯端末がハンズフリー接続されたか否かを確認する。好ましくは前記実行手段は、インターネットを介してラジオ放送を受信するインターネットラジオ手段である。好ましくは電子装置はさらに、ラジオ放送を受信するラジオ放送受信手段と、前記設定手段により前記実行手段が動作可に設定されているとき、前記ラジオ放送受信手段と前記インターネットラジオ手段との間で受信を自動的に切換える切替手段とを有する。好ましくは前記実行手段は、外部から提供されるナビゲーションデータを利用するナビゲーション手段である。
本発明によれば、過去にデータ通信機能が利用可能な状態で接続されていない携帯端末が接続された場合には、携帯端末のデータ通信機能が利用可能な状態に置かれないようにする制御、または携帯端末のデータ通信機能が利用されることをユーザーに通知をすることで、ユーザーの意図しないところで、携帯端末側のデータ通信機能が利用されるのを未然に防止することができる。これにより、携帯端末側の予期しない通信料の発生を防ぐことができる。
本発明の実施例に係る連携システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る車載装置の一構成例を示す図である。 本発明の実施例に係る切替制御プログラムの機能的な構成を示すブロック図である。 本実施例の履歴情報保持部により保持される履歴情報の一例を示す図である。 本発明の実施例に係る切替制御動作のフローを示す図である。 本発明の実施例に係る切替制御動作の他のフローを示す図である。 本発明の実施例に係る切替制御動作の他のフローを示す図である。 本発明の他の実施例に係る携帯端末によるデータ通信の例である。 従来の車載装置の課題を説明するフローである。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る電子装置は、自動車等の移動体上に固定的に搭載される車載装置や、車内に持ち込む携帯型端末等であることができる。本発明の電子装置は、コンピュータ装置であり、例えば、ナビゲーション機能、オーディオ・ビデオデータを再生する機能、テレビ・ラジオ放送を受信する機能、アプリケーションソフトウエアを実行する機能などを統合的に備えることができる。さらに本発明の電子装置は、スマートフォン、タブレット端末、ラップトップコンピュータ等の携帯端末を接続する機能を備え、電子装置は、携帯端末に包含される通信機能を利用し、インターネット上の配信サイトもしくは配信サーバーなどから必要なデータを取得することができる。
図1は、本発明の実施例に係る連携システムの構成例を示す図である。連携システム10は、車載装置100と、これに接続される少なくとも1つの携帯端末200とを含む。車載装置100は、接続手段300を介して携帯端末200との間で双方向のデータ通信を可能にする。接続手段300は、例えば、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)等の無線接続である。携帯端末200はさらに、3G、4G、LTE等の公衆無線回線310を介して音声通話またはパケット通信する機能を備えている。
本実施例では、携帯端末200を車載装置100にハンズフリー接続を行うと、ハンズフリー通話に必要なHFP(ハンズフリー・プロファイル)が接続され、さらにそれ以外の両機器に共通のAVP(オーディオ・ビジュアル・プロファイル)等のプロファイルが接続される。これにより、本実施例の連携システム10では、携帯端末200をハンズフリー接続すると、携帯端末200の公衆無線回線310を介してパケット通信も自動的に確立され、外部のインターネット等の環境への接続が可能になる。
車載装置100は、ナビゲーション機能、オーディオ・ビジュアル機能、テレビ・ラジオ受信機能、運転アシスト機能などの機能を任意に備えることができ、これらの機能に加えて、携帯端末200と連携をするための機能を備える。
図2は、本実施例の車載装置100のラジオ受信機能に関する構成を示すブロック図である。車載装置100は、ブロードキャストによるラジオ放送を受信する機能(以下、BCラジオ放送またはBCラジオ放送受信機能という)と、インターネットを介して配信されるラジオ放送を受信する機能(以下、IPラジオ放送またはIPラジオ放送受信機能という)とを備える。BCラジオ放送受信機能は、ディジタルラジオ放送を受信するためのディジタルチューナー110と、アナログラジオ放送を受信するためのアナログチューナー120とを含む。ディジタルチューナー110は、ディジタル変調されたラジオ放送をアンテナ112を介して受信し、受信した放送波を復調し、復調したデータを制御部150へ出力する。アナログチューナー120は、アナログ変調されたラジオ放送をアンテナ122を介して受信し、受信した放送波を復調し、復調したデータを制御部150へ出力する。
IPラジオ放送受信機能は、接続モジュール130または内蔵モジュール140を用いて実施される。接続モジュール130は、図1に示したように、接続手段300を介して携帯端末200との間で無線接続を可能にする。内蔵モジュール140は、データ通信や音声通話を可能にする通信機能を有する。IPラジオ放送受信機能は、接続モジュール130または内蔵モジュール140を介してインターネットサーバに接続し、そこからラジオ放送のデータを受信する。
車載装置100はさらに、制御部150、アンプ160、スピーカー170、入力部180、および表示部190を備える。入力部180は、ユーザーからの入力を受け取り、これを制御部150へ伝える。本実施例では、入力部180を介して、BCラジオ放送とIPラジオ放送との自動切替のオンまたはオフを設定することが可能であり、その設定は、切替設定部151に登録される。制御部150は、切替設定部151の自動切替がオンに設定されているとき、BCラジオ放送による受信感度が悪化すると、これと同一番組を放送しているIPラジオ放送へ受信を切替え、BCラジオ放送による受信感度が良好になると、IPラジオ放送からBCラジオ放送に受信を切替る。自動切替の設定がオフであれば、BCラジオ放送からIPラジオ放送への自動切替は行われない。制御部150は、IPラジオ放送への自動切替を行う場合、受信しているBCラジオ放送に重畳された番組データから同一番組を配信している配信サーバーや配信サイトを識別し、配信サーバー等からIPラジオ放送のデータを取得する。あるいは予め用意された番組テーブル情報(BCラジオ放送と同一番組をIPラジオ放送している配信サーバーや配信サイトが登録)を参照するようにしてもよい。なお、制御部150は、車載装置100に搭載される他の機能をも制御するが、ここでは省略する。
BCラジオ放送とIPラジオ放送間の自動切替が行われるとき、第1記憶部152Aは、ディジタルチューナー110またはアナログチューナー120により受信されたときのBCラジオ放送の音声データを記憶し、第2記憶部152Bは、接続モジュール130または内蔵モジュール140により受信されたときのIPラジオ放送の音声データを記憶する。BCラジオ放送とIPラジオ放送とが同一番組を放送する場合、BCラジオ放送のデータがIPラジオ放送よりも先に受信される。比較部154は、第1記憶部152Aと第2記憶部152Bに記憶されたそれぞれの音声データを比較し、その時間差を算出し、その算出結果を遅延調整部156へ提供する。BCラジオ放送からIPラジオ放送に切替えられるとき、遅延調整部156は、比較部154により算出された時間差に基づき、BCラジオ放送により受信された音声データの再生を遅延させ、切替えられた音声データに時間差が生じないようにする。反対に、IPラジオ放送からBCラジオ放送に切替えが行われるとき、遅延調整部156は、時間差に基づき第1記憶部152Aに先に保持されている音声データを高速再生し、切替えられた音声データに時間差が生じないようにする。
出力制御部158は、切替設定部151の自動切替がオンに設定されている場合には、BCラジオ放送により受信された音声データとIPラジオ放送により受信された音声データとの切替えを行う。自動切替がオフに設定されている場合には、BCラジオ放送とIPラジオ放送との間で音声データの自動切替は行われない。但し、ユーザーからの入力に応じて、BCラジオ放送またはIPラジオ放送の受信の選択が行われた場合には、出力制御部158は、当該入力に従い音声データを切替えることができる。アンプ160は、出力制御部158から出力された音声データをD/A変換し、変換されたアナログオーディオ信号を増幅し、これをスピーカー170から音声出力させる。
次に、本実施例の車載装置の詳細について説明する。制御部150は、好ましい態様では、ROM、RAMなどを含むマイクロコントローラ等を含み、BCラジオ放送とIPラジオ放送との間で受信の切替を制御する切替制御プログラムを実行し、各部を制御する。図3は、本実施例に係る切替制御プログラム400の機能的な構成を示す図である。切替制御プログラム400は、接続確認部410、履歴情報保持部420、既利用端末判定部430、切替設定確認部440、データ通信発生通知部450および設定変更部460を含む。
接続確認部410は、接続モジュール130を介して携帯端末200が接続されたか否かを確認する。より好ましくは、接続確認部410は、携帯端末200のデータ通信機能が利用可能な状態で携帯端末200が接続されたか否かを確認する。例えば、携帯端末200が車載装置100にハンズフリー接続される場合には、携帯端末のデータ通信機能が利用可能な状態であると判定する。ハンズフリー接続された場合、携帯端末200の公衆無線回線310が利用可能であり、一般に当該回線310によるモバイルデータ通信も可能も状態にあるとみなされる。さらにハンズフリー接続された場合には、HFPと同時に他のAVP(オーディオ・ビジュアル・プロファイル)等のプロファイルも接続される。
履歴情報保持部420は、接続確認部410によって接続確認された携帯端末の履歴情報を保持する。好ましくは、携帯端末がハンズフリー接続されたとき、携帯端末の接続履歴情報を保持する。これにより、履歴情報保持部420は、データ通信機能が利用可能な状態である携帯端末の接続履歴を含む。履歴情報保持部420は、接続された携帯端末の識別情報を取得し、これを図4に示すように、携帯端末ごとに登録する。識別情報は、携帯端末の固有の情報であり、例えば、端末番号、MACアドレス、Bluetoothアドレス等であることができる。さらに、履歴情報保持部420は、識別情報に加えて、携帯端末が接続された日時情報を包含することも可能である。日情報は、履歴情報保持部420によって保持される識別情報を一定期間の情報に更新するのに利用することができる。
既利用端末判定部430は、接続確認部410により携帯端末の接続が確認されたとき、履歴情報保持部420によって保持された履歴情報(図4)を参照し、当該携帯端末が過去に接続された携帯端末であるか否かを判定する。接続された携帯端末と一致する識別情報が見つかれば、接続された携帯端末は過去に利用されたものであり、一致するものが見つからない場合には、接続された携帯端末は初めて車載装置に接続されるものであり、この場合、履歴情報保持部420によって当該携帯端末の識別情報が保持されることになる。
設定確認部440は、切替設定部151の内容を確認する。すなわち、車載装置100において、BCラジオ放送とIPラジオ放送との自動切替の設定がオンになっているか否かを確認する。
データ通信発生通知部450は、接続確認部410、既利用端末判定部430、切替設定確認部440の結果に基づき、接続された携帯端末側でデータ通信が発生し得る旨の通知を行う。好ましくは、接続確認部410によりハンズフリー接続された携帯端末が確認され、既利用端末判定部430により過去に接続された携帯端末でないと判定され、切替設定確認部440により自動切替の設定がオンになっていることが確認されたとき、携帯端末側においてデータ通信が発生し得る旨の通知を行う。この通知は、例えば、スピーカー170または表示部190から音声または警告メッセージ等を与える。切替設定部151の自動切替の設定がオンになっている場合、BCラジオ放送波の受信感度が悪化すると、IPラジオ放送による受信が自動的に開始され、携帯端末200による公衆無線回線310を介してのパケット通信が発生する。自動切替の設定がオンであることをユーザーが知らない場合、ユーザーは、意図しないデータ通信により高額な通信料を請求されるおそれがある。データ通信発生通知部450は、このような高額な通信料が発生し得る状況を事前にユーザーに知らせる。
設定変更部460は、切替設定部151の設定を自動的に変更し、またはユーザー入力に応じて変更する。設定変更部460が切替設定部151の設定を自動的に変更する場合、設定変更部460は、データ通信発生通知部450と独立して(無関係に)動作することができる。つまり、設定変更部460は、接続確認部410によりハンズフリー接続された携帯端末が確認され、既利用端末判定部430により過去に接続された携帯端末でないと判定され、切替設定確認部440により自動切替の設定がオンになっていることが確認されたとき、データ通信発生通知部450による通知を行うことなく、切替設定部151の自動切替をオンからオフに変更することができる。また、別の態様では、設定変更部460は、データ通信発生通知部450による通知後に、切替設定部151の設定を自動切替オフに自動的に変更してもよい。さらに設定変更部460は、データ通信発生通知部450が表示部190にユーザー応答可能な通知をし、当該通知に対するユーザーからの応答があったときに、切替設定部151の自動切替をオフに変更するようにしてもよい。
図5は、本実施例に係る切替制御の第1の動作を示すフローである。接続確認部410は、レンタカー等の車載装置100に携帯端末が接続されたか否かを確認する(S100)。さらに接続確認部410は、接続された携帯端末のデータ通信が利用可能な状態で接続されたか否かを確認する(S102)。好ましい例としては、接続確認部410は、携帯端末がハンズフリー接続されたときに、携帯端末のデータ通信が利用可能な状態で接続されたと判定する。これ以外にも、接続確認部410は、接続された携帯端末のデータ通信に関する内部設定情報(例えば、モバイルデータ通信機能のオン/オフ設定、データローミングのオン/オフ設定)を参照することができる場合には、当該内部設定情報から判定を行うようにしてもよい。
接続された携帯端末のデータ通信が利用可能な状態であると判定された場合には、次に、既利用端末判定部430は、接続された携帯端末の識別情報と履歴情報保持部420に保持された過去にデータ通信が利用可能な状態で接続された携帯端末の識別情報とを比較し、一致する識別情報があれば、既利用端末と判定し、一致する識別情報が検索されなければ、データ通信が利用可能な状態で初めて接続された携帯端末と判定し(S104)、この場合には、履歴情報保持部420に携帯端末の履歴を保持させる。
次に、設定確認部440は、切替設定部151が自動切替がオンに設定されているか否かを確認する(S106)。データ通信発生通知部450は、過去にデータ通信の利用可能な状態で接続された携帯端末でないと判定され、かつ切替設定部151の自動切替がオンに設定されていることが確認された場合、当該携帯端末にデータ通信が発生し得る旨の通知を行う(S108)。この通知には、データ通信が有料になり得るとの警告を加えることができる。
このように本実施例によれば、携帯端末側の公衆無線回線等を利用したデータ通信が発生し得ることを通知するようにしたので、ユーザーの知らないうちに大量のパケット通信等が発生し、高額な料金を請求される事態を未然に防止することができる。
図6は、本実施例に係る切替制御の第2の動作を示すフローである。図5のステップS106までは同じであるため説明を省略する。第2の動作では、設定変更部460は、過去にデータ通信が利用可能な状態で接続された携帯端末でないと判定され、かつ切替設定部151の自動切替がオンに設定されていることが確認された場合、切替設定部151の自動切替を強制的にオフに設定する(S110)。その後のステップS112は任意であるが、設定変更部460により自動切替をオフに設定したことをユーザーに通知するようにしてもよい(S112)。ユーザーは、当該通知を見て、希望すれば、入力部180を介して切替設定部151の設定を元の自動切替オンに戻すことも可能である。
このように本実施例によれば、切替設定部151の自動切替をオフに変更することで、ユーザーが知らない間に携帯端末側の公衆無線回線を利用したデータ通信が発生することを防止することができる。
図7は、本実施例に係る切替制御の第3の動作を示すフローである。図5のステップS106までは同じであるため説明を省略する。第3の動作では、データ通信発生通知部450は、携帯端末にデータ通信が発生し得る旨を通知するとともに、当該通知に対するユーザー入力の受付を可能にする(S130)。好ましくは、「IPラジオ機能を使用する場合には設定内容を確認してください」等のメッセージを通知し、ユーザーが設定変更を希望する場合には(S130)、切替設定部151の設定を変更し(S132)、希望しない場合には、切替設定部151の設定を継続する。これにより、ユーザーが知らない間に携帯端末側の公衆無線回線を介したデータ通信が発生するのを防止することができる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。上記実施例では、車載装置がラジオ放送を受信するときの例を説明したが、これは一例であり、本発明は、車載装置が他の機能
を実施する場合にも適用することができる。車載装置100が、外部から提供される道路地図等のデータを利用したナビゲーション機能を備えている場合について説明する。
ナビゲーション機能は、GPS信号など利用して自車位置を算出し、自車位置周辺の道路を案内したり、目的地までの経路を探索し、探索した経路を案内する。ナビゲーション機能は、自車位置周辺の道路地図データを必要とする。車載装置100が記憶部に道路地図データを備えている場合には、記憶部から自車位置周辺の必要な道路地図データが記憶部から読み出され、これが表示部に表示される。他方、ナビゲーション機能は、ネットワークから配信される道路地図データや道路交通情報を利用するもの、あるいはネットワークから配信されるデータと自身が保有するデータの双方を利用するハイブリッドタイプのものもある。
ネットワークから配信されるデータを利用するナビゲーション機能(以下、ネットワークナビという)は、例えば、図8に示すように、接続された携帯端末200のデータ通信機能を利用して、地図データ配信サイト510から自車位置周辺の道路地図データを取得したり、道路交通情報配信サイト520から道路交通情報を取得する。この場合、車載装置100は、算出された自車位置を地図データ配信サイト510や道路交通情報サイト520へ送信することになる。なお、車載装置100は、上記実施例で説明したように、携帯端末200のデータ通信機能を利用してIPラジオ放送配信サイト500からラジオ番組のデータを取得することができる。
本実施例の車載装置は、ネットワークナビの使用を有効にするか否かを設定するネットワークナビ設定部(図示省略)を備え、当該ネットワークナビ設定部は、入力部180を介してユーザーが設定することが可能である。携帯端末200がデータ通信が可能な状態で接続され、かつネットワークナビ設定部がネットワークナビの使用を有効に設定している場合、上記実施例のときと同様に、データ通信発生通知部450は、携帯端末側で公衆無線回線を介したデータ通信が発生し得ることを通知したり、設定変更部460は、ネットワークナビ設定部の使用を無効に変更したりすることが可能である(図5ないし図7を参照)
本実施例によれば、ユーザーが知らない間にネットワークナビによる携帯端末側でのデータが発生することを未然に防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲において、種々の変形、変更が可能である。
10:連携システム 100:車載装置
110:ディジタルチューナー 120:アナログチューナー
130:接続モジュール 140:内蔵モジュール
150:制御部 151:切替設定部
152A、152B:記憶部 154:比較部
156:遅延調整部 158:出力制御部
160:アンプ 170:スピーカー
180:入力部 190:表示部
200:携帯端末 300:接続手段
310:公衆無線回線

Claims (6)

  1. 外部から提供されるデータを利用して特定の機能を実行可能な実行手段と、
    前記実行手段の動作可または動作不可を設定する設定手段と、
    携帯端末のデータ通信機能が利用可能な状態で携帯端末が接続されたことを確認する接続確認手段と、
    前記接続確認手段により携帯端末の接続が確認されたとき、当該携帯端末が過去にデータ通信機能が利用可能な状態で接続されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により過去に接続された携帯端末でないと判定されたとき、前記実行手段が動作可に設定されている場合には前記設定手段を動作不可に設定する制御手段と、
    を有する電子装置。
  2. 外部から提供されるデータを利用して特定の機能を実行可能な実行手段と、
    前記実行手段の動作可または動作不可を設定する設定手段と、
    携帯端末のデータ通信機能が利用可能な状態で携帯端末が接続されたことを確認する接続確認手段と、
    前記接続確認手段により携帯端末の接続が確認されたとき、当該携帯端末が過去にデータ通信機能が利用可能な状態で接続されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により過去に接続された携帯端末でないと判定されたとき、前記実行手段が動作可に設定されている場合には、携帯端末によるデータ通信が発生することを通知する通知手段と、
    を有する電子装置。
  3. 前記接続確認手段は、携帯端末がハンズフリー接続されたか否かを確認する、請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 前記実行手段は、インターネットを介してラジオ放送を受信するインターネットラジオ手段である、請求項1または2に記載の電子装置。
  5. 電子装置はさらに、ラジオ放送を受信するラジオ放送受信手段と、
    前記設定手段により前記実行手段が動作可に設定されているとき、前記ラジオ放送受信手段と前記インターネットラジオ手段との間で受信を自動的に切換える切替手段とを有する、請求項4に記載の電子装置。
  6. 前記実行手段は、外部から提供されるナビゲーションデータを利用するナビゲーション手段である、請求項1または2に記載の電子装置。
JP2016103827A 2016-05-25 2016-05-25 電子装置 Active JP6611132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016103827A JP6611132B2 (ja) 2016-05-25 2016-05-25 電子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016103827A JP6611132B2 (ja) 2016-05-25 2016-05-25 電子装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017212561A JP2017212561A (ja) 2017-11-30
JP6611132B2 true JP6611132B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=60476865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016103827A Active JP6611132B2 (ja) 2016-05-25 2016-05-25 電子装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6611132B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022096006A (ja) * 2019-05-08 2022-06-29 株式会社デンソー 情報収集端末装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3959219B2 (ja) * 2000-01-31 2007-08-15 クラリオン株式会社 車両無線データ通信システム
JP2004120693A (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Clarion Co Ltd 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、および無線通信プログラム
JP4506778B2 (ja) * 2007-04-27 2010-07-21 株式会社デンソー 車載装置
JP2013162211A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Denso Corp 車両用通信装置および車両用通信システム
US9408043B2 (en) * 2014-05-20 2016-08-02 General Motors Llc Detecting the presence of a handheld communication device in a vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017212561A (ja) 2017-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9955331B2 (en) Methods for prioritizing and routing audio signals between consumer electronic devices
JP4331233B2 (ja) 無線通信装置
US20120244814A1 (en) Handsfree apparatus
US20090061895A1 (en) Mobile terminals and operating methods that share location information with location-aware devices
JP2010130669A (ja) 車載装置および無線通信システム
JP5988900B2 (ja) 車載電子装置、車載システム、ハンズフリー通話プログラムおよびハンズフリー通話方法
US20160124882A1 (en) Electronic Device, System, and Operation-Mode Selection Program
CN101094431A (zh) 信息提供设备、系统和方法
US20140018006A1 (en) Broadcast content for vehicle audio systems
JP2007281652A (ja) 無線通信装置および無線通信装置におけるプロファイル検出方法
JP2013162211A (ja) 車両用通信装置および車両用通信システム
JP2007266777A (ja) 無線通信装置、無線通信方法、及び、プログラム
US9886283B2 (en) Adaptive boot sequence for vehicle infotainment system
JP2007318365A (ja) 移動体通信端末
JP6611132B2 (ja) 電子装置
JP4661896B2 (ja) 車載ハンズフリー装置
CN105818759A (zh) 车载装置及车载装置的显示画面和输出声音的控制方法
JP5637918B2 (ja) 携帯型情報端末およびこれを用いたハンズフリーシステム
US9848088B2 (en) Vehicle communication system
JP2006303585A (ja) ハンズフリー通話装置
JP5024167B2 (ja) 車載ハンズフリー装置
JP2023522780A (ja) 情報伝送方法、装置、通信機器及び記憶媒体
JP2004153662A (ja) ソフトウェア無線機とそのソフトウェア情報処理方法
JP2004343618A (ja) 車載用電子機器およびそれを用いた無線通信方法
JP4215196B2 (ja) ソフトウェア無線機とその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181225

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6611132

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150