JP2004120693A - 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、および無線通信プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線通信装置は、接続要求があったとき、無線通信可能範囲内にある各端末機器との接続に関する所定のリストに基づき接続対象となる端末機器との接続認証を行う必要があるかどうかを判定する判定手段と、判定手段により接続認証を行う必要がないと判定されると、端末機器と無線接続し、判定手段により接続認証を行う必要があると判定されると、端末機器との接続認証を行って該端末機器と無線接続する無線通信手段とを有する構成にした。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、無線通信を用いて複数の機器と接続可能な無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一つまたは複数の端末機器を有線によって接続し、各端末機器と様々なデータの送受信を行う構成の無線通信装置が知られている。このような有線接続により通信を行う装置の場合、以下のような弊害が指摘されている。すなわち、該無線通信装置のコネクタ数やケーブルの本数等に依存して接続可能な端末機器の数が制限されてしまう。また、通信を行うためには無線通信装置に使用する端末機器をケーブルによって接続しなければならず使用者の煩に絶えない。無線通信装置と頻繁に使用する端末機器間を常時接続しておくことも考えられるが、接続状態にある端末機器の数が増えれば増えるほど、ケーブルが邪魔となり使用者の作業の妨げになるおそれがある。
【0003】
そこで、近年、無線通信装置と複数の端末機器間を無線によって接続する技術が実用化されつつある。このような技術思想は、例えば以下に記す特許文献1に開示される。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−202836号公報
【0005】
特許文献1に例示される無線通信装置と複数の端末機器間を無線によって接続する技術思想によれば、上記の各弊害は解消される。しかし、特許文献1に代表される従来の構成では、無線通信装置と端末機器間で通信を開始する時には必ず接続認証処理が行われる。接続認証処理とは、無線接続をするにあたり、セキュリティの観点等から、該端末機器から送信される識別情報やパスワード等から該端末の認証を行い、接続の可否を判別する処理のことである。
【0006】
このような接続認証処理は、接続頻度の高低にかかわらずどの端末機器に対しても接続時に必ず実行される。そのため無線通信装置または端末機器の一方から接続要求があった後、実際に無線接続されて通信が開始するまでにかかる所要時間が増加する。そのため、ユーザの作業効率が低下してしまうという問題があった。さらに、接続可能な端末機器の数が多くなるにつれて、上記接続要求後に各端末機器に関する接続可否の指示等といったユーザが行う操作の手数も多くなるため、ユーザの煩に絶えないという問題もあった。
【0007】
上記各問題の解決は、ユーザが、例えば、自動車を運転しているドライバーのように、他の作業の安全性や確実性を確保しつつ簡易かつ短時間で無線通信作業を実行したいという者にとっては重要であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は上記の事情に鑑み、端末機器と通信を開始する時に要する時間の短縮を図り、さらにはユーザの便宜に資することができる無線通信装置、および該無線通信装置を用いた無線通信システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に記載の無線通信装置は、接続要求があったとき、無線通信可能範囲内にある各端末機器との接続に関する所定のリストに基づき接続対象となる端末機器との接続認証を行う必要があるかどうかを判定する判定手段と、判定手段により接続認証を行う必要がないと判定されると、端末機器と無線接続し、判定手段により接続認証を行う必要があると判定されると、端末機器との接続認証を行って該端末機器と無線接続する無線通信手段とを有することを特徴とする。
【0010】
上記の構成によれば、実際に接続要求があったときには、予め作成された各端末機器との接続に関する所定のリストに基づき認証を行うかどうかを判断し、その結果認証不要と判定されれば、接続認証処理を省いて直ちに所定の端末機器と接続することができる。従って、端末機器と通信を開始する時に要する時間の短縮が可能となる。
【0011】
なお、所定の動作としては、無線通信装置の電源が入れられたときの初期動作、定周期動作、ユーザの指示に基づく動作等が考えられる。
【0012】
より詳しくは、請求項2に記載の無線通信装置によれば、接続要求に先立って、予め、無線通信可能範囲内にある端末機器に関する所定の情報を所定のリストに登録する登録手段と、所定のリストを記憶する記憶手段と、を有することが望ましい。ここで、接続要求に先立ってとは、無線通信装置と端末機器とが実際に無線通信に使用される時よりも前であることを意味する。例えば、両者をBluetooth(登録商標)で接続する場合、接続要求に先立つ処理とは、両者がピコネット内同期を図る処理が該当する。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、上記登録手段は、所定の動作に応じて、無線通信可能範囲内に初めて持ち込まれた新規の端末機器を無線通信により検出する検出手段と、新規の端末機器との接続認証を行う認証手段と、所定のリストを記憶する記憶手段と、を有し、認証手段により接続認証が行われたことを示す認証情報を新規の端末機器に対応させて所定のリストに登録することが好ましい。
【0014】
また、認証手段が行う接続認証には、端末機器とPINコードを交換する処理が含まれる。そのため、所定の情報にはPINコードが含まれることが好ましい(請求項4)。
【0015】
ここで、接続認証は通信処理時のセキュリティのために行われるものである。そのため、ユーザによっては、接続する端末機器の種類等に応じて接続の度に接続認証を実行したいと考える場合もありうる。そこで、請求項5に記載の無線通信装置によれば、上記認証手段を、ユーザの指示に対応して新規の端末機器との接続認証を行うように構成しても良い。
【0016】
また、請求項6に記載の無線通信装置によれば、接続要求があったとき、所定のリストに基づいて接続対象となる端末機器を選択する選択手段をさらに有し、判定手段は、選択手段によって選択された端末機器との接続認証を行う必要があるかどうかを判定することができる。
【0017】
また、請求項7に記載の無線通信装置によれば、上記登録手段は、さらに、新規の端末機器との接続可否に関する設定を行う設定手段を有し、該設定手段による設定情報も新規の端末機器に対応させて所定のリストに登録し、選択手段は、設定情報に基づいて接続対象となる端末機器を選択することが望ましい。
【0018】
このように本発明は、予め新規端末機器を検出したときに該端末機器に対する接続の可否に関する設定を行う。そのため、実際に接続要求があったときに、従来行われていた、端末機器への接続に関するユーザへの問い合わる処理を簡略化あるいは省略化することができる。従って、端末機器と通信を開始する時に要する時間の短縮が可能となる。また接続時における、ユーザへの負担を軽減することもできる。
【0019】
上記設定手段は、新規の端末機器から接続要求があったときにおける接続可否の設定、および無線通信装置から接続要求をするときにおける接続可否の設定の少なくとも一方を行うことが望ましい(請求項8)。例えば、端末機器が携帯電話であった場合、前者は、該携帯電話に着信があったときに接続を許可するかどうかの設定情報が考えられる。また、後者は、ユーザから該携帯電話に発信指示があったときに接続を許可するかどうかの設定情報が考えられる。
【0020】
なお、無線通信装置から接続要求をするときにおける接続可否の設定を行う場合には、無線通信装置から一つまたは複数の端末機器のいずれか一つに接続要求する場合の接続優先順位も設定できるようにしておくことが望ましい(請求項9)。これにより、制御手段は、接続優先順位に従って端末機器を選択して接続要求をすることができる。つまり本発明に係る無線通信装置は、接続要求があったとき、自動的にユーザが所望する最適な端末機器から順に接続試行するため、ユーザにかかる負担をより一層軽減することができる。
【0021】
なお、上述した無線通信装置は、少なくとも一種類以上の端末機器と無線接続することが可能である。無線通信装置としては車載機器が例示される(請求項10)。無線通信装置として車載機器を使用した場合、該車載機器は、無線接続した端末機器を、車内においてハンズフリーで操作するための操作手段を有することが望ましい。これにより、ユーザは無線通信を行いつつ、安全に運転することができる。また上記端末機器としては、携帯用端末が例示される。より具体的には、携帯電話(請求項11)やPDA、ノートパソコン等が挙げられる。
【0022】
但し、本発明においては、無線通信装置と端末機器とは相互に置換可能な関係にある。例えば、無線通信装置として使用される特定の機器(例えば車載機器)がユーザの設定によっては端末機器として使用され、端末機器として使用される特定の機器(例えば携帯電話)が該設定によっては無線通信装置として機能することが可能である。さらに、所定の無線通信網内においては無線通信装置として機能している特定の機器が、別の無線通信網内では端末機器として機能することもありうる。
【0023】
請求項12に記載の発明によれば、無線通信装置と端末機器間はBluetooth(登録商標)を介して接続することができる。
【0024】
上記のような特徴を有する無線通信装置と、無線通信手段を有する少なくとも一つ以上の端末機器とを有し、両者を、Bluetooth(登録商標)を介して無線接続することを特徴とする無線通信システムによっても上記と同様の効果が実現される(請求項13)。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態の無線通信システム100の概略構成を表すブロック図である。無線通信システム100は、無線通信装置としての車載機器10と端末機器としての複数の携帯電話50を備える。車載機器10は、制御部11、第一無線通信部12、記憶部13、マイク14、キー入力部15、スピーカ16を有する。携帯電話50は、電話機本体51と第二無線通信部52を有する。車載機器10と各携帯電話50は、第一無線通信部12と各携帯電話50の第二無線通信部52との間をBluetooth(登録商標)を使用して接続することにより互いに無線通信を行う。例えば、Bluetooth(登録商標)によって車載機器10と各携帯電話50が接続状態にあるとき、ユーザはマイク14とスピーカ16を用いてハンズフリーで通話することができる。なお、記憶部13は、不揮発性メモリであるEEPROM等が使用される。
【0026】
無線通信システム100において車載機器10は、各携帯電話50に対して、初めて接続対象となった時点で所定の接続設定や接続認証を予め行っておき、設定結果等に基づいて各携帯電話50に対する接続条件リストを生成し、記憶部13に記憶しておく。これにより、実際の接続要求があった時は、記憶部13から接続条件リストを読み出してこれを参照することにより、車載機器10が行う接続可否の判断や接続認証処理を簡略化または省略化することができる。すなわち接続要求から通信開始までに要する時間を短縮することができる。なお、上記接続要求とは、例えば、着信があった携帯電話50が車載機器に対して行うケースと、ユーザからの発信指示に基づき車載機器10が所定の携帯電話50に対して行うケースがある。
【0027】
まず、車載機器10が各携帯電話50に対して予め行う接続設定や接続認証について説明する。図2は、車載機器10の制御部11が行う接続設定/認証処理に関するフローチャートである。
【0028】
接続設定/認証処理は、車載機器10の電源投入時や定周期動作、ユーザからの指示を契機にして実行される。制御部11は、接続設定処理を開始すると、第一無線通信部12を介してIQパケットをブロードキャストし、車載機器10の接続可能範囲内に初めて持ち込まれた携帯電話(以下、便宜上、新規携帯電話という)50が存在するかどうかを判断する(問い合わせ状態、S1)。IQパケットを受信した新規携帯電話50は、自らの識別情報(FHSパケット)を第二無線通信部52を介して送信する。制御部11は新規携帯電話50から送信されたFHSパケットを受信すると、新規携帯電話50を検出したと判断し(S1;YES)、該FHSパケットに対応する識別情報を記憶部13内にある接続条件リストに登録する(S2)。上記識別情報には、電話番号や製品名、型番等があるが、本実施形態では、電話番号を識別情報として登録する。
【0029】
図3は、記憶部13にある上記接続条件リストを例示したものである。本実施形態において、接続条件リストは、図左側から通し番号としてのアドレスナンバ項、識別情報としての電話番号項、端末機器との無線接続可否の項、PINコード項、着信可否の項、発信可否の項となっている。図3に示す接続条件リストではアドレスNo.1〜アドレスNo.5まで5機の携帯電話50が登録されている。なお図3に示す接続条件リストは、5件登録されているが、これはあくまで説明の便宜上であって登録件数を5件に限定するものではない。該リストに登録可能な件数は記憶部13の記憶容量との関係において任意に決定することができる。
【0030】
なお、S1において、新規携帯電話50が検出されなかった場合(S1:NO)、制御部11は、車載機器10の接続可能範囲内には、新規携帯電話50が存在していないと判断し、接続設定/認証処理を終了する。
【0031】
また、図2には示していないが、S2で識別情報を登録しつつ、制御部11は、新規携帯電話50に対してIDパケットやFHSパケットを送信する(呼び出し状態)。該送信に新規携帯電話50が返信することにより、車載機器10と新規携帯電話50との間にピコネット内同期が確立される。
【0032】
S2で識別情報を登録すると、制御部11は、新規携帯電話50との接続の可否をスピーカ16を介した音声案内や表示部17を介した画像案内によってユーザに問い合わせする(S3)。ユーザは、音声案内や画像案内を参照しつつ、マイク14やキー入力部15を使用して無線接続の可否を入力する。入力結果が接続を許可するものである場合には(S3;YES)、制御部11は、接続条件リスト中、新規携帯電話50の無線接続可否の項を「可」に設定する(S4)。
【0033】
なお、S3において、ユーザが入力した結果が接続を拒否するものである場合にも(S3;NO)、制御部は、接続条件リスト中、新規携帯電話50の接続可否の項を「不可」に設定し(S5)、記憶部11の内容を保存した後(S11)、設定/認証処理を終了する。
【0034】
S4の処理の後、制御部11は、PINコードの入力方法に関する設定を行う(S6)。すなわち、PINコードを自動的に入力するかユーザが適宜手動入力するかをユーザに問い合わせして、ユーザの入力結果に対応した入力方法を設定する。ここで、PINコードの入力方法を自動に設定した場合には、制御部11はPINコードを自動的に決定し、接続条件リスト中、新規携帯電話50のPINコードの項に該PINコードを登録する。ユーザがPINコードの入力方法を手動に設定した場合、制御部11は、接続条件リスト中、新規携帯電話50のPINコードの項を「なし」と登録する。
【0035】
次いで、制御部11は、現段階で接続認証が必要かどうかを判断する(S7)。具体的には、制御部11は、S6において、PINコードの入力方法を自動的に設定し、新規携帯電話50に対応するPINコードを登録している場合には、接続認証が必要と判断する(S7;YES)。そして、該PINコードを用いて接続認証手続を行う(S8)。
【0036】
なお接続認証は、車載機器10と新規携帯電話との間でPINコードを共有化し、共有化したPINコードから所定のリンクキーを生成することにより行われる。
【0037】
S6においてPINコードの入力方法を手動に設定した場合、S7の段階では、まだ新規携帯電話50に対応するPINコードが定められていない、つまりユーザから入力されていないため、現段階での接続認証は不要と判断する(S7;NO)。
【0038】
S8の接続認証処理後、またはS7で接続認証不要と判断した後、制御部11は、車載機器10と新規携帯電話50との間で無線通信を使用して実行可能な諸機能ごとに接続の可否の設定を行う。本実施形態では、車載機器10と新規携帯電話50との間で実行可能な機能として、便宜上、電話の着信機能と発信機能を想定している。
【0039】
まず、制御部11は、新規携帯電話50が着信した時の接続可否に関する設定を行う(S9)。設定内容は、接続条件リスト中、着信可否の項に登録される。次いで、発信時における車載機器50と新規携帯電話50間の接続の可否に関する設定を行う(S10)。設定内容は、接続条件リスト中、発信可否の項に登録される。S10において、制御部はさらに、発信時の接続優先順位も設定する。図3中、発信可否の項における括弧内の数字が接続優先順位を表す。なお、S9、S10の各処理における設定方法は上記S2の処理と同様の方法により行われる。
【0040】
以上の処理が終了すると、制御部11は、記憶部13の内容を保存した後(S11)、設定/認証処理を終了する。上記設定/認証処理により接続条件リストに登録された新規携帯電話50は、次回行われる接続/認証処理では新規携帯電話とは判断されない。以上が、制御部11によって行われる接続/認証処理である。
【0041】
次に、車載機器10の接続可能範囲内にある携帯電話50に着信があったときに制御部11が行う着信処理について図4を参照しつつ説明する。図4は、制御部11が行う着信処理のフローチャートである。
【0042】
所定の携帯電話50の電話機本体51が着信を受け、第二無線通信部52からの接続要求を第一無線通信部12が受信すると(S12)、制御部11は、記憶部13にある接続条件リストを読み出す(S13)。そして、接続要求をしてきた所定の携帯電話50に関する着信時の接続が許可されているかどうかを接続条件リストを参照して判断する(S14)。
【0043】
S14において、所定の携帯電話50の着信時の接続が許可されていれば(S14;YES)、制御部11は、後述の次のステップS15に移る。所定の携帯電話50の着信時の接続が拒否されていれば、制御部11は、接続要求を無視する(S14;NO)。
【0044】
S14において、着信時の接続が許可されている場合とは、接続条件リストに所定の携帯電話50が登録されていて、かつ着信接続が許可されている場合である。例えば図3ではアドレスNo.2とアドレスNo.3が該当する。S14において、着信時の接続が拒否されている場合には、以下のケースが挙げられる。第一に、所定の携帯電話50が接続条件リストに登録されていない場合、第二に、該接続条件リストに登録されているものの接続自体が拒否されている場合(図3中、アドレスNo.4が該当)、第三に、該接続条件リストに登録されているものの着信時の接続が拒否されている場合(図3中、アドレスNo.1とアドレスNo.5が該当)などである。
【0045】
S14において着信接続が許可されていると判断した場合、制御部11は接続認証が必要であるかどうかを判断する(S15)。接続要求してきた携帯電話50が、上記接続/認証処理において予め認証処理が終了している場合(図3中、アドレスNo.3が該当)、認証処理は不要であるためすぐに該携帯電話50と無線接続し、ユーザが安全にハンズフリーで通話をできるようにする(S15;NO、S17)。接続設定通話は、マイク14とスピーカ16を使用してハンズフリーで行われる。従って、ユーザは安全に通話することができる。
【0046】
ここで、従来の無線通信システムであれば、所定の携帯電話から着信があったことをユーザに通知する処理、接続の可否の指示を受ける処理、接続許可を受けて行う認証手続、といった複数の処理を経て初めて通話可能状態に至る。従って、着信後通話が可能になるまで時間がかかっていた。また、着信があるたびにシステムからユーザに接続可否の問い合わせが行われるため、該ユーザにとってわずらわしく、特に運転中などにおいては運転に集中できず安全な走行の妨げにもなりかねなかった。この点、本実施形態によれば、接続の可否や認証手続は、新たに端末機器を検出したときに予め行われる。このため、着信時は、短時間で無線接続を可能とし、ユーザの負担を軽減することを可能としている。
【0047】
但し、接続条件リストにPINコードが登録されていない携帯電話50、換言すれば上記接続/認証処理においてユーザがPINコード入力方法を手動に設定した携帯電話50(図3中、アドレスNo.2が該当)は、予め認証手続が行われていない。このような携帯電話50からの接続要求であった場合には、制御部11は、認証が必要であると判断し(S15;YES)、接続認証手続を行う(S16)。S16において、制御部11は、ユーザにPINコードの入力を求め、入力されたPINコードを用いてS8と同様の認証手続を行う。認証手続が完了すると、制御部11は、所定の携帯電話50と無線接続し、ユーザがハンズフリーで通話できるようにする(S17)。
【0048】
以上が、制御部11が行う着信処理についての説明である。次に、ユーザが車載機器10を介して発信を行う場合に制御部11が行う発信処理について説明する。図5は、制御部11が行う発信処理に関するフローチャートである。
【0049】
待機状態(S18;NO)にある制御部11は、ユーザがマイク14およびキー無線通信装置15を用いて発信要求を行うと、記憶部13にある接続条件リストを読み出す(S18;YES、S19)。
【0050】
次いで制御部11は、接続条件リスト中、発信を許可されている全ての携帯電話50に対して接続を試行し終わったかどうかを判断する(S20)。ここで、発信処理開始後初めてS20の処理をする時、制御部11は、必ず、まだ発信を許可されている全ての携帯電話50に対して接続を試行していないと判断する(S20;NO)。
【0051】
S20で、まだ発信を許可されている全ての携帯電話50に対して接続を試行していないと判断した場合(S20;NO)、制御部11は、接続条件リストを参照して、接続をまだ試行していない携帯電話50のうち優先順位が最も高いものを選択する(S21)。そして選択した携帯電話50に対して接続を試行する(S22)。接続の試行とは、すなわち接続対象となる端末機器(携帯電話50)に接続要求をすることをいう。ここで図3に示すように、ユーザにより発信を許可された携帯電話50は、アドレスNo.1とアドレスNo.2の2機があることがわかる。また同図より、各携帯電話50の優先順位は、アドレスNo.1、アドレスNo.2の順であることもわかる。従って、一巡目のS21において、制御部11は、アドレスNo.1の携帯電話50を選択して接続を試行する。
【0052】
S22で接続の試行が成功する、つまりアドレスNo.1の携帯電話50と無線接続できると(S23;YES)、制御部11は、以降の認証に関する処理や通話に関する処理(S24〜S26)を行う。S24、S25で行われる認証に関する処理は、上述した着信処理におけるS15、S16と略同一である。また、S26で行われるハンズフリー通話処理も上記S17と略同一である。よって、ここではS24〜S26の処理に関する説明は省略する。
【0053】
S23において、アドレスNo.1の携帯電話50との接続が失敗したとき(S23;NO)、制御部11は、スピーカ14等を用いてユーザに接続が失敗したことを通知する(S27)。これにより、ユーザは次に無線通信装置10がどの携帯電話50と接続しようとしているかを知ることができる。そして、制御部11は、再びS20の処理に戻り、まだ接続試行していない携帯電話50(図3中、アドレスNo.2)を選択して接続試行を行う(S20;NO、S21、S22)。
【0054】
制御部11は、アドレスNo.2の携帯電話50と無線接続できると(S23;YES)、上記と同様にS24〜S26の各処理を行う。また、アドレスNo.2の携帯電話50とも無線接続ができない場合(S23;NO)、制御部11は、ユーザへ通知した後(S27)、三度S20の処理に戻る。上記のように本実施形態において、発信許可されている携帯電話50は、No.1とNo.2の2機しかない。従って制御部11は、接続可能な全ての携帯電話50と接続試行を十呼応したと判断し(S20;YES)、発信処理を強制終了する。このとき、ユーザに強制終了する旨を通知すると良い。
【0055】
以上が、ユーザが車載機器10を介して発信を行う場合に制御部11が行う発信処理の説明である。このように、発信処理においては、接続の可否や接続対象となる携帯電話50に対する接続試行の優先順位の設定が接続/認証処理において予め行われているため、ユーザが発信指示をしてから実際に通話ができるまでの時間を短縮することができる。さらに、ユーザが、S6の処理においてPINコード入力方法を自動に設定しておけば、接続後の認証手続も省略されることになり、発信指示から通話開始までの所要時間をより一層短縮することができる。
【0056】
以上が本発明の実施形態である。上記実施形態で説明した接続条件リストについては、例えばユーザが所定の操作をすることにより、スピーカ16や表示装置17を介して内容の確認を行うことができる。同様にユーザが所定の操作をすることにより、マイク14やキー入力部15を介して該リストの設定内容を変更することができる。
【0057】
また図3に示した接続条件リストはあくまで例示である。よって、各項に登録、設定される情報は、図3に示される内容および上記実施形態に限定されるものではない。例えば、識別情報の項には、上記実施形態では携帯電話の電話番号が登録されているが、製造ID等であってもよい。メール機能を有する端末機器の識別情報としてはメールアドレス等も考えられる。無線接続を上記実施形態と同様にBluetooth(登録商標)を用いて行うのであれば、FHSパケットに含まれるBluetooth(登録商標)アドレスやBluetooth(登録商標)ネームを識別情報として登録することも可能である。他にも上記実施形態では、認証が既に行われているかどうかを表すためにPINコードを上記接続条件リストに登録している。ここで、認証の有無を判断するためのデータとしては、PINコード以外の情報、例えば上記実施形態におけるS8の認証手続処理の際に生成された所定のリンクコード、をリストに登録しておくことも可能である。
【0058】
本実施形態で説明した接続/認証処理、着信処理、発信処理の流れは、あくまでも例示であり、本発明を実施するためにより好ましい処理を追加、変更することができる。例えば、接続/認証処理中のS3の処理において、所定の待機時間を設定し、該待機時間内にユーザから接続可否に関する入力がない場合には、自動的に接続不可(または接続可)に設定するような構成にすることができる。また、上記実施形態では携帯電話50が無線接続する機能として着信と発信を示したが、これも例示であって、他の機能に対する接続条件設定を行うことも可能である。
【0059】
また、上記実施形態では無線通信装置として車載機器を、端末機器として携帯電話を使用して無線通信システムを構成しているが、各機器はこれらに限定されるものではない。例えば、無線通信装置が固定電話機であり、端末機器がPDAやノートパソコン等であっても良い。さらには、携帯電話が無線通信装置として機能し、車載機器が端末機器として機能することも可能である。この場合、携帯電話が車載機器との接続認証を行うことになる。つまり、本発明において、無線通信装置と端末機器とは置換可能な関係にある。
【0060】
また上記実施形態では、説明の便宜上、端末機器は、一種類の機器(携帯電話)のみ示したが、複数種類の機器と接続することが可能である。なお、無線通信装置や端末機器の組み合わせにより、無線通信を使用して実行可能な機能が異なってくるため、接続/認証処理においては、該組み合わせに応じた機能ごとの接続可否の設定が行われる。
【0061】
さらに、上記実施形態では、説明の便宜上、無線通信装置と無線接続される端末機器は一つとして説明した。ここでBluetooth(登録商標)を用いて無線通信を行うのであれば、最大7台の端末機器を無線通信装置に同時接続することができる。
【0062】
【発明の効果】
このように本発明は、無線通信装置と各端末機器間の無線接続に関する認証手続を予め行い、認証結果を記憶しておくことにより、実際に無線通信を行う際の認証手続を省略することができ、接続処理に要する時間を短縮することができる。
【0063】
また無線通信装置は、予め得られた設定/認証結果に基づいて接続可能範囲内にある端末機器との接続試行を自動的に行うことにより、上記接続処理に要する時間をより一層短縮することができ、しかも無線通信の際にユーザへの問い合わせが低減され、ユーザにかかる負担を軽減することができる。従って、例えば、本システムを自動車内に搭載した場合、ユーザは安全な走行に専念することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の無線通信システムの概略構成を表すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の接続/認証処理に関するフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態の接続条件リストを示す。
【図4】本発明の実施形態の着信処理に関するフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態の発信処理に関するフローチャートである。
【符号の説明】
10 車載機器
11 制御部
12 第一無線通信部
13 記憶部
50 携帯電話
51 電話機本体
52 第二無線通信部
100 無線通信システム
Claims (20)
- 接続要求があったとき、無線通信可能範囲内にある各端末機器との接続に関する所定のリストに基づき接続対象となる端末機器との接続認証を行う必要があるかどうかを判定する判定手段と、
前記判定手段により接続認証を行う必要がないと判定されると、前記端末機器と無線接続し、前記判定手段により接続認証を行う必要があると判定されると、前記端末機器との接続認証を行って該端末機器と無線接続する無線通信手段とを有することを特徴とする無線通信装置。 - 前記接続要求に先立って、予め、無線通信可能範囲内にある端末機器に関する所定の情報を前記所定のリストに登録する登録手段と、
前記所定のリストを記憶する記憶手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 請求項2に記載の無線通信装置において、前記登録手段は、
所定の動作に応じて、無線通信可能範囲内に初めて持ち込まれた新規の端末機器を無線通信により検出する検出手段と、
前記新規の端末機器との接続認証を行う認証手段と、
前記所定のリストを記憶する記憶手段と、を有し、
前記認証手段により接続認証が行われたことを示す認証情報を前記新規の端末機器に対応させて前記所定のリストに登録することを特徴とする無線通信装置。 - 請求項3に記載の無線通信装置において、
前記認証手段が行う接続認証には、前記端末機器とPINコードを交換する処理が含まれ、
前記所定の情報は前記PINコードが含まれることを特徴とする無線通信装置。 - 請求項3または請求項4に記載の無線通信装置において、
前記認証手段は、ユーザの指示に対応して前記新規の端末機器との接続認証を行うことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項2から請求項5のいずれかに記載の無線通信装置において、
接続要求があったとき、前記所定のリストに基づいて接続対象となる端末機器を選択する選択手段をさらに有し、
前記判定手段は、前記選択手段によって選択された端末機器との接続認証を行う必要があるかどうかを判定すること、を特徴とする無線通信装置。 - 請求項6に記載の無線通信装置において、
前記登録手段は、さらに、前記新規の端末機器との接続可否に関する設定を行う設定手段を有し、該設定手段による設定情報も前記新規の端末機器に対応させて前記所定のリストに登録し、
前記選択手段は、前記設定情報に基づいて接続対象となる端末機器を選択すること、を特徴とする無線通信装置。 - 請求項7に記載の無線通信装置において、
前記設定手段は、前記新規の端末機器から接続要求があったときにおける接続可否の設定、および前記無線通信装置から接続要求をするときにおける接続可否の設定の少なくとも一方を行うことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項7または請求項8に記載の無線通信装置において、
前記設定手段は、前記無線通信装置から接続要求をするときにおける接続可否の設定の際、さらに前記無線通信装置から一つまたは複数の端末機器のいずれか一つに接続要求する場合の接続優先順位を設定し、
前記選択手段は、前記接続優先順位に従って端末機器を選択することを特徴とする無線通信装置。 - 請求項1から請求項9のいずれかに記載の無線通信装置は、車載機器であることを特徴とする無線通信装置。
- 前記端末機器は、携帯用電話であることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の無線通信装置。
- 請求項1から請求項11のいずれかに記載の無線通信装置において、
前記端末機器との接続は、Bluetooth(登録商標)を介して行われることを特徴とする無線通信装置。 - 請求項1から請求項11のいずれかに記載の無線通信装置と、
無線通信手段を有する、少なくとも一つ以上の端末機器と、を有し、
前記無線通信装置と前記端末機器とは、Bluetooth(登録商標)を介して無線接続されることを特徴とする無線通信システム。 - A.接続要求があったとき、無線通信可能範囲内にある各端末機器との接続に関する所定のリストに基づき接続対象となる端末機器との接続認証を行う必要があるかどうかを判定し、
B.前記A.において、接続認証を行う必要がないと判定されると、前記端末機器と無線接続し、
C.前記A.において、接続認証を行う必要があると判定されると、前記端末機器との接続認証を行った後、該端末機器と無線接続する無線通信方法。 - 請求項14に記載の無線通信方法において、
D.前記A.に先立って、予め、無線通信可能範囲内にある端末機器に関する所定の情報を前記所定のリストに登録し、所定のメモリに記憶する無線通信方法。 - 請求項15に記載の無線通信方法において、前記D.は、
D−1.所定の動作に応じて無線通信可能範囲内に初めて持ち込まれた新規の端末機器を無線通信により検出し、
D−2.前記新規の端末機器との接続認証を行い、
D−3.前記D−2.により接続認証が行われたことを示す認証情報を前記新規の端末機器に対応させて前記所定のリストに登録し、
D−4.前記所定のリストを記憶部に記憶する処理からなる無線通信方法。 - A.所定の動作に応じて、無線通信可能範囲内にある一つまたは複数の端末機器の中から、初めて接続対象となる新規の端末機器を無線通信により検出し、
B.前記新規の端末機器が検出されると、該端末機器との接続可否に関する設定を行い、
C.前記B.により接続を許可された端末機器との接続認証を行い、
C.前記設定に関する情報、および認証が行われたことを示す認証情報を前記新規の端末機器に関するデータとして記憶し、
D.接続要求があると、無線通信可能範囲内にある一つまたは複数の端末機器の中から、前記データ中の前記設定に関する情報に従って少なくとも一つ以上の端末機器を選択し、
E.前記データ中の認証情報に基づき、接続対象となる端末機器との接続認証が既に行われているか判断し、
F.前記接続認証が既に行われている場合には、該端末機器と無線接続し、
G.前記接続認証が行われていない場合には、前記接続対象となる端末機器との接続認証を行った後に該端末機器と無線接続する無線通信方法。 - 接続要求があったとき、無線通信可能範囲内にある各端末機器との接続に関する所定のリストに基づき接続対象となる端末機器との接続認証を行う必要があるかどうかを判定し、
接続認証を行う必要がないと判定されると、前記端末機器と無線接続し、
接続認証を行う必要があると判定されると、前記端末機器との接続認証を行った後、該端末機器と無線接続する無線通信方法をコンピュータで実行可能な無線通信プログラム。 - 請求項18に記載の無線通信装置において、
前記判定に先立って、予め、無線通信可能範囲内にある端末機器に関する所定の情報を前記所定のリストに登録し、所定のメモリに記憶する無線通信方法をコンピュータで実行可能な無線通信プログラム。 - 所定の動作に応じて、無線通信可能範囲内にある一つまたは複数の端末機器の中から、初めて接続対象となる新規の端末機器を無線通信により検出し、
前記新規の端末機器が検出されると、該端末機器との接続可否に関する設定を行い、
前記設定により接続を許可された端末機器との接続認証を行い、
前記設定に関する情報、および認証が行われたことを示す認証情報を前記新規の端末機器に関するデータとして記憶し、
接続要求があると、無線通信可能範囲内にある一つまたは複数の端末機器の中から、前記データ中の前記設定に関する情報に従って少なくとも一つ以上の端末機器を選択し、
前記データ中の認証情報に基づき、接続対象となる端末機器との接続認証が既に行われているか判断し、
前記接続認証が既に行われている場合には、該端末機器と無線接続し、
前記接続認証が行われていない場合には、前記接続対象となる端末機器との接続認証を行った後に該端末機器と無線接続する無線通信方法をコンピュータで実行可能な無線通信プログラム。
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