JP2008160646A - 通信システム、電子機器および通信方法 - Google Patents

通信システム、電子機器および通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが意図する優先度でもって接続する機器またはプロファイルを自動的に決定できる。
【解決手段】車載オーディオ装置の周囲例えば車内にある携帯機器からの接続要求が受信され(S3)、BDアドレスが取得される(S4)。予め作成された優先順位テーブルを参照して取得したBDアドレスの優先度が検出される(S6)。検出された優先度の中で、優先度が最も高いBDアドレスが検出される(S8)。優先度の最も高いBDアドレスが検出されると、そのBDアドレスの携帯機器との接続処理がなされる(S9)。優先度の最も高いBDアドレスが検出されない場合には、最初に接続要求があった携帯機器が検出され(S10)、検出された携帯機器との接続がなされる(S11)。適切に接続したい携帯機器を自動的に選択して接続することができる。
【選択図】図7

Description

この発明は、例えば車内において携帯機器と車載装置とを無線接続した通信システムに適用される通信システム、電子機器および通信方法に関する。
近年、複数の電子機器を接続して各種データのやりとりを行う通信方式として、従来の有線接続による通信方式に加えて、無線接続による通信方式が急速に普及してきている。無線接続では、接続する一方の電子機器と他方の電子機器との間に障害物があった場合でも、通信を行うことができ、複数の電子機器間の配線が不要であるという特徴がある。このような無線通信方式としては、例えば、Bluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)などの無線通信方式が規格化されている。
Bluetoothによる無線通信方式を用いて複数の電子機器を接続する場合には、例えば、複数の電子機器のうち、1つの電子機器がネットワークを制御しながら通信を行うマスターとなり、それ以外の電子機器がマスターによる制御を受けて通信を行うスレーブとなり、マスターとスレーブとの間で通信を行うようにされている。すなわち、接続を開始する方がマスターとなり、マスターがスレーブに対して接続を行う。
例えば、CD等のディスクの再生機能、チューナの機能に加えて、Bluetooth対応の車載用オーディオ装置(メインユニット、ヘッドユニットとも称される)が市販されている。この種の車載用オーディオ装置の場合では、携帯電話のハンズフリー通話や、携帯電話または携帯オーディオプレーヤーからの音楽を転送して再生することが可能となる。
例えば、下記の特許文献1には、車載用オーディオ装置にマイクロホンとスピーカを付属させ、車載オーディオ装置(所謂カーオーディオ装置)と携帯電話機とをBluetoothで無線接続し、車内でハンズフリー形式で携帯電話機を用いることが記載され、また、携帯電話機を使用する場合に、同乗者が存在する場合には、ハンズフリー通話機能による受話音声の車内放音を禁止するように制御することが記載されている。
特開2004−140731号公報
車内に持ち込まれたBluetooth機器(以下、携帯機器と適宜称する)を最初に使用するためには、車載オーディオ装置をマスターとなり、周囲のスレーブを検索し、見つかったスレーブデバイスに対して接続を行うこと(ペアリングと称される)が必要とされる。検索された携帯機器に固有のアドレス(以下、BD(Bluetooth Device)アドレスと適宜称する)が取得され、マスターのメモリに登録される。一度ペアリングを行った機器間では、次からは自動的または半自動的に接続が確立される。
検索を行わないで、予め接続可能な複数の携帯機器のBDアドレスをマスタに登録しておき、接続しようとするスレーブデバイスのBDアドレスを使用して接続を行う方式もある。通常、このように検索され、または予め登録されている携帯機器がマスターとなり、車載オーディオ装置(スレーブ)に対して接続を開始する。車載オーディオ装置がマスターとして動作するシステムにおいては、登録されている携帯機器のデバイス名、アドレス等を表示し、その表示を見て接続したい携帯機器を指定することが可能とされている。
Bluetoothでは、種々の機器(デバイス)の通信に使用されるので、機器の種類毎に策定されたプロトコル(プロファイルと呼ばれる)が標準化されている。プロファイルのいくつかの例を下記に示す。
GAP(Generic Access Profile):機器の接続、認証、暗号化を行うためのプロファイル
SDAP(Service Discovery Application Profile):他のBluetooth機器が
提供する機能を調べるためのプロファイル
HSP(Headset Profile):Bluetooth搭載ヘッドセットと通信するためのプ
ロファイル
HFP(Hands-Free Profile):車内や、ヘッドセットでハンズフリーを実現するためのプロファイル
A2DP(Advanced Audio Distribution Profile):音楽をレシーバー付きヘッドホン
(またはイヤホン)に伝送するためのプロファイル
上述したように、携帯機器がマスターとして車載オーディオ装置に対して接続を開始する場合には、接続を開始した順番が早い携帯機器が接続されてしまい、ユーザが接続を試みている対象の携帯機器以外の他の携帯機器が接続されてしまう問題が起こることがある。また、車載オーディオ装置がマスターとして携帯機器に対して接続を開始するシステムにおいても、検索時に最初に見つかり接続される携帯機器がユーザが希望するものとは限らない問題がある。さらに、ユーザが接続可能な携帯機器のリストの表示を見て、接続対象の機器を選択する場合には、機器選択操作を行うことが必要となり、接続操作が面倒な問題点がある。
さらに、普段、車を運転している者以外の携帯電話機が車内に持ち込まれる場合がある。そのような者の携帯電話機のハンズフリー機能は使用しないで、普段、運転している者の携帯電話機のみの接続を有効としたい場合がある。さらに、一つの携帯機器が複数のプロファイルを備えている場合がある。例えばHFPとA2DPとの両方のプロファイルを備える携帯電話機が存在する。車載オーディオ装置と携帯機器の間では、一つのプロファイルに関しては、一つの携帯機器のみが接続可能であり、携帯電話機の有する二つのプロファイルの内の一方(例えばHFP)のみを有効として他方のプロファイル(例えばA2DP)に関しては、他の携帯機器(例えば携帯型オーディオプレーヤー)を有効としたい場合がある。
したがって、この発明の目的は、ユーザが希望する携帯機器またはプロファイルに対して適切且つ自動的に接続を行うことが可能な通信システム、電子機器および通信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおいて、
複数の電子機器の内の一つである一の電子機器に備えられた、アドレスと接続優先順位の関係を示す優先順位テーブルと、
優先順位テーブルを参照して一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の接続優先順位を検出し、検出された接続優先順位が最も高い他の電子機器との接続を行い、
接続優先順位が検出できなかったときは、最初に接続要求があった他の電子機器の一つを検索し、該最初に接続要求があった他の電子機器と接続を行う接続制御手段とを備える通信システムである。
この発明は、複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおける電子機器において、
アドレスと接続優先順位の関係を示す優先順位テーブルと、
優先順位テーブルを参照して一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の接続優先順位を検出し、検出された接続優先順位が最も高い他の電子機器との接続を行い、
接続優先順位が検出できなかったときは、最初に接続要求があった他の電子機器の一つを検索し、該最初に接続要求があった他の電子機器と接続を行う接続制御手段とを備える電子機器である。
この発明は、複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおける通信方法において、
複数の電子機器の内の一つである一の電子機器に、アドレスと接続優先順位の関係を示す優先順位テーブルが備えられ、
優先順位テーブルを参照して一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の接続優先順位を検出し、検出された接続優先順位が最も高い他の電子機器との接続を行い、
接続優先順位が検出できなかったときは、最初に接続要求があった他の電子機器の一つを検索し、該最初に接続要求があった他の電子機器と接続を行う接続制御ステップとを備える通信方法である。
この発明は、複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおいて、
複数の電子機器の内の一つである一の電子機器に備えられた、アドレスと接続可否フラグの関係を示す接続可否テーブルと、
接続可否テーブルを参照して一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の接続可否フラグを検出し、検出された接続可否フラグが接続許可を示すときは、他の電子機器との接続を行い、
接続可否フラグが接続拒否を示すときは、他の電子機器との接続を行わない接続制御手段とを備える通信システムである。
この発明は、複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおける電子機器において、
アドレスと接続可否フラグの関係を示す接続可否テーブルと、
接続可否テーブルを参照して一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の接続可否フラグを検出し、検出された接続可否フラグが接続許可を示すときは、他の電子機器との接続を行い、
接続可否フラグが接続拒否を示すときは、他の電子機器との接続を行わない接続制御手段とを備える電子機器である。
この発明は、複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおける通信方法において、
複数の電子機器の内の一つである一の電子機器に、アドレスと接続可否フラグの関係を示す接続可否テーブルが備えられ、
接続可否テーブルを参照して一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の接続可否フラグを検出し、検出された接続可否フラグが接続許可を示すときは、他の電子機器との接続を行い、
接続可否フラグが接続拒否を示すときは、他の電子機器との接続を行わない接続制御ステップとを備える通信方法である。
この発明は、予め接続優先順位テーブルを作成し、保持しているので、周囲に存在する1または複数の電子機器の接続順位をテーブルを参照して検出でき、検索された接続順位にしたがって優先的に接続する電子機器が決定される。したがって、ユーザが意図する優先度でもって接続する機器が自動的に決定される。また、接続可否テーブルを参照して周囲に存在する他の電子機器との接続の許可/拒否を制御することができるので、予め接続したくない電子機器を設定することができる。この場合、電子機器の機能(プロファイル)毎に接続の許可/拒否を制御することができるので、同一の電子機器の備える複数の機能の一方のみを接続可能に設定することができる。これらの制御も、テーブルを参照して自動的になされるので、ユーザの操作を簡単とできる利点がある。
以下、この発明を車載オーディオシステムに対して適用した実施の一形態について説明する。この発明の実施の一形態では、近距離無線データ通信方式としてBluetooth(登録商標)が使用される。
先ず、Bluetoothについて、概略的に説明する。Bluetoothは、ISM(Industrial Science and Medical)帯の周波数帯を用い、半径10m〜100m程度の範囲で通信を行うための無線通信方式である。Bluetoothでは、ピコネットとスキャッタネットと呼ばれる2種類の接続方式により、複数の電子機器を接続する。
ピコネットは、図1Aに示すように、1台のマスターの周囲約10m以内の距離に、スレーブを最大7台まで同時接続する接続方式である。ピコネットでは、マスターに対して複数のスレーブが接続されるため、スレーブ間でのデータ等のやりとりは、マスターを介して行われる。スキャッタネットは、図1Bに示すように、このピコネット同士を連結して構成される接続方式であり、約100m程度の範囲で連結した無線接続を実現できる。
次に、マスターとスレーブとをBluetooth接続する場合における、各機器の状態遷移について、図2を参照して説明する。マスターとスレーブとをBluetooth接続する場合、マスターとスレーブの状態は、「待ち受けフェーズ」、「接続確立フェーズ」、「接続フェーズ」および「低消費電力モード」の4つの状態に分類することができる。「待ち受けフェーズ」は、「待ち受け状態」から構成され、パケットの送受信が行われていない状態である。
「接続確立フェーズ」は、「問い合わせ状態」および「呼び出し状態」の2つの状態から構成されている。「問い合わせ状態」は、マスターが所定範囲内に存在するスレーブを認識するために適用され、マスターがスレーブとの接続の可能性を問い合わせている状態である。
具体的には、先ず、マスターは、全てのスレーブに対して、全ての機器で共有するコードで構成されたIQ(InQuiry)パケットを連続的に送信する。スレーブは、IQパケッ
トを受信すると、所定時間経過後に同じIQパケットが送信されるのを待ってから、Bluetooth機器や機器固有のアドレスであるBD(Bluetooth Device)アドレス等を通知するためのパケットであるFHS(Frequency Hop Synchronization)パケットをマ
スターに対して送信する。
なお、スレーブがFHSパケットをすぐに送信しないのは、他のスレーブから同時に送信されたFHSパケットとの衝突を防ぐためである。このように、スレーブからのFHSパケットの送信タイミングをずらすことにより、マスターは、所定範囲内に存在する全てのスレーブを認識することができる。
「呼び出し状態」は、マスターとスレーブとを接続する際に適用される。具体的には、マスターは、呼び出したいスレーブに対して、各機器のBDアドレスに基づき生成されたコードで構成されたID(IDentification)パケットを送信する。スレーブは、IDパケットを受信すると、受信応答としてマスターに対してIDパケットを送信する。マスターは、受信応答を確認すると、スレーブに対してFHSパケットを送信する。スレーブは、FHSパケットを受信すると、受信応答としてマスターに対してIDパケットを送信する。このようにして、マスターとスレーブとの接続が確立される。
「接続フェーズ」は、「接続状態」および「データ転送状態」の2つの状態から構成されている。「接続状態」は、マスターとスレーブとの接続が確立され、制御パケットの送受信が可能な状態である。「データ転送状態」は、データパケットの送受信が可能な状態である。データパケットの送受信が完了して通信リンクが切断されると、機器は「待ち受け状態」に戻る。
「低消費電力モード」は、「パーク状態」、「ホールド状態」および「スニフ状態」の3つの状態から構成されている。「パーク状態」は、スレーブのみが遷移することができる状態である。「パーク状態」では、パーク周期と呼ばれる所定時間の周期が設定され、このパーク周期でマスターからのパケットの受信を行い、ピコネットへの同期を保持している。スレーブは、「パーク状態」において、マスターからのパケットの受信が可能であるが、マスターに対するパケットの送信ができない。
「ホールド状態」は、マスターおよびスレーブが遷移することができる状態である。「ホールド状態」では、ホールド周期と呼ばれる所定時間の周期が設定され、このホールド周期中、機器は送受信を行わず、ほとんど通信電力を消費しない低電力のスリープ状態となる。そして、ホールド周期後に通信が再開されるようになる。なお、「ホールド状態」中のマスターおよびスレーブは、他のピコネットに参加することもできる。
「スニフ状態」は、スレーブのみが遷移することができる状態である。「スニフ状態」では、スニフ周期と呼ばれる所定時間の周期で送受信が行われ、送受信が行われない時間は、電力消費を抑えることができる。「スニフ状態」は、スレーブ毎に指定されるので、その他のスレーブとは、通常の接続が可能である。
次に、Bluetoothにおけるプロファイルについて説明する。Bluetoothは、様々な電子機器での通信に使用することができるようにしているため、電子機器の機能に応じたプロファイルと呼ばれるプロトコルが策定されている。プロファイルには、電子機器に必ず搭載されているプロファイルと、それぞれの電子機器の機能に応じて搭載されるプロファイルとがあり、電子機器同士で通信を行う場合には、電子機器同士が同じプロファイルを有している必要がある。
電子機器に必ず搭載されているプロファイルとしては、例えば、GAP(Generic Access Profile;汎用アクセス・プロファイル)やSDAP(Service Discovery Application Profile;サービスディスカバリ・プロファイル)がある。GAPは、様々な電子機器
を接続する際に始めに必要となるプロファイルであり、電子機器を接続する際に必要な電子機器の認識やセキュリティを確立する手順の設定などを行う。SDAPは、他の機器が提供する機能の認識や確認を行う。
また、それぞれの電子機器の機能に応じて搭載されるプロファイルとしては、例えば、車内で携帯電話のハンズフリー通話を実現するためのHFP(Hands-Free Profile;ハンズフリー・プロファイル)や、音楽をレシーバ付きヘッドフォンや車載機器に伝送するためのA2DP(Advanced Audio Distribution Profile;高度音声配信プロファイル)が
ある。
この発明の実施の一形態では、図3に示すように、車載オーディオ装置(メインユニット)102と、携帯機器103、104、および105によって車内通信システム101が構成される。携帯機器103は、例えばHFP(ハンズフリー・プロファイル)をサポートする携帯電話機である。携帯機器104は、例えばHFPとA2DP(高度音声配信プロファイル)とをサポートする携帯電話機である。携帯機器105は、例えばA2DPをサポートする携帯音声プレーヤーである。車載オーディオ装置102は、少なくともこれらの携帯機器のプロファイルをサポートしている。
車載オーディオ装置102の一例について、図4を参照して説明する。車載オーディオ装置102は、ラジオチューナ11、CD(Compact Disc)モジュール12、Bluetooth(登録商標)通信部13、電子ボリューム15、増幅部16、制御部21およびEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)22を備
える。また、車載オーディオ装置102の前面には、操作パネルが設けられ、操作部23として音源の切り替えや音量調節等の各種操作を行うための操作子が設けられ、また、表示部24が設けられている。
ラジオチューナ11には、外部に設けられたアンテナ31が接続され、アンテナ31で受信したAM(Amplitude Modulation)放送やFM(Frequency Modulation)放送等のラジオ放送の電波が供給される。ラジオチューナ11は、所定の変調処理が施された電波に対して所定の復調処理を施して音声信号を取得する。得られた音声信号は、電子ボリューム15に供給される。なお、アンテナ31は、車載オーディオ装置102の内部に設けられるようにしてもよい。
CDモジュール12は、ディスク状記録媒体32からオーディオ信号を読み出し、読み出したオーディオ信号に対して所定の信号処理を施して音声信号を取得する。得られた音声信号は、電子ボリューム15に供給される。
Bluetooth通信部13は、Bluetoothによる送受信が可能な構成要素であり、スレーブとしての外部の携帯機器例えばHFPおよびA2DPをサポートする携帯機器104に対するデータのやりとりを行う。Bluetooth通信部13は、無線部と、無線通信のためのベースバンドプロセッサと、リンクマネージャとの階層的構成が1チップに構成され、リンクマネージャとBluetoothのホスト部とがHCI(Host Controller Interface)で結合されている。
Bluetooth通信部13に対してマイクロホン33からの音声信号が供給される。Bluetooth通信部13の無線部には、アンテナ14、受信部および送信部が備えられている。
携帯機器104は、上述したように、携帯電話機であり、外部の携帯機器104から音楽データを受信する場合、Bluetooth通信部13は、外部の携帯機器104から送信された音声データや音楽データをアンテナ14で受信し、内蔵された受信部に供給する。そして、受信部において、音声データや音楽データに対して所定の信号処理を施すことによって音声信号を生成し、電子ボリューム15に供給する。
また、例えば、携帯電話のハンズフリー機能を用いて送話する場合等、外部の携帯機器104に対してデータを送信する場合、マイクロフォン33からの音声信号は、Bluetooth通信部13に供給される。Bluetooth通信部13は、内蔵された送信部において、マイクロフォンから供給された音声信号に対して所定の信号処理を施すことによって音声データを生成する。生成された音声データは、アンテナ14を介して外部の携帯機器104に対して送信される。
電子ボリューム15は、制御部21の制御に基づき、ラジオチューナ11、CDモジュール12およびBluetooth通信部13のうちのいずれかから供給された音声信号を増幅して音量を調節する。音量が調節された音声信号は、増幅部16に供給される。増幅部16は、電子ボリューム15から供給された音声信号を所定に増幅し、スピーカ34に供給する。スピーカ34は、増幅部16から供給された音声信号を外部に出力する。
操作部23は、操作パネルに設けられたダイヤルキーや各種ボタン等の操作子からなり、例えば、ユーザが操作パネルの操作子を操作することにより、操作に応じた操作情報を生成し、生成された操作情報を制御部21に供給する。操作情報には、音源情報、音量情報等が含まれている。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)および
RAM(Random Access Memory)などからなる。ROMは、CPU上で動作されるプログラムや動作のために必要なデータが予め記憶される。RAMは、CPUのワークメモリとして用いられる。CPUは、ROMに記憶されたプログラムやデータを必要に応じて読み出し、RAMをワークメモリとして用いながら、この車載オーディオ装置102の各部を制御する。
具体的には、例えば、制御部21は、操作部23から供給される操作情報に含まれる音源情報に基づき、ラジオチューナ11、CDモジュール12およびBluetooth通信部13のうち、再生する音源を選択し、選択された音源から音声信号を出力するように各部を制御する。また、例えば、制御部21は、操作情報に含まれる音量情報に基づき電子ボリューム15における音量調節を制御する。さらに、例えば、制御部21は、ユーザによる操作部23に対する操作に応じて、表示部24の表示の制御を行う。
制御部21は、例えば、車載オーディオ装置102に対して携帯機器を新規に接続する場合、接続された携帯機器を識別できる機器情報を携帯機器から受け取り、EEPROM22に格納する。また、制御部21は、車載オーディオ装置102に対して一度接続されたことがある携帯機器を再度接続する場合、EEPROM22から機器情報を読み出し、機器情報に基づきBluetooth通信部13を制御する。
また、例えば、音源としてラジオが選択された状態で、ユーザが操作パネルを操作して、所定の放送局を選択した場合、制御部は、EEPROM22に格納されている周波数情報を読み出し、周波数情報に基づき選択された放送局に対応する周波数の電波を受信するようにラジオチューナ11を制御する。
ここで、機器情報は、携帯機器104等を識別できる情報であり、例えば、携帯機器の機器名称や、BDアドレス、機器同士の接続の際に認証パスワードとして用いられるパスキー等の機器固有の情報である。
EEPROM22は、不揮発性メモリであり、携帯機器に関する情報である機器情報やラジオ放送の周波数情報といった各種データが格納される。そして、格納された機器情報や周波数情報が制御部21からの要求に応じて読み出され、制御部21に供給される。
なお、機器情報等の各種データの格納場所は、EEPROM22に限られない。例えば、制御部21に設けられたRAMやROMが、不揮発性のRAMや電源が不要なフラッシュ型のROMである場合には、各種データをこのRAMやROMに格納するようにしてもよい。
表示部24は、操作パネルに設けられ、制御部21による制御に基づき、ラジオの周波数やCDの再生時間、トラック番号、接続された携帯機器35の機器名称等の情報を表示する。また、表示部24には、車載オーディオ装置102と携帯機器104等の携帯機器との接続処理状態を示す情報が表示される。
この発明の一実施の形態では、図5に示すように、接続可能な携帯機器に関して優先順位テーブルが作成され、車載オーディオ装置102の制御部21が備えるメモリに保持される。図5の例では、優先度と、携帯機器名(デバイス名)と、BDアドレスとによって優先順位テーブルが構成されており、携帯機器103、携帯機器104、携帯機器105の順の優先度が規定されている。なお、以下の説明でもそうであるが、図示されているBDアドレスの値は、模式的なものである。
優先順位テーブルを作成する操作について図6を参照して説明する。車載オーディオ装置102の前面パネルには、表示部24の表示領域111と、音量調整および電源オンオフ用のダイヤルスイッチ112と、曲戻しキー113aおよび曲送りキー113bとが設けられている。曲戻しキー113aは、逆方向に選択する曲を切り替え、曲送りキー113bは、順方向に選択する曲を切り替えるものである。
表示領域111に示されている表示は、優先順位テーブルを作成する場合の表示例である。携帯機器103、携帯機器104、携帯機器105が円筒面に貼り付けられたような機器表示114と、優先順位を示す数字を表示する優先順位表示115と、優先順位の下降操作時に明るくなる矢印表示116aと、優先順位の上昇操作時に明るくなる矢印表示116bとが表示領域111に表示されている。
機器表示114において、最も前方に突出して表示される機器(図6における携帯機器104)が選択されている機器を示している。携帯機器の切り替えは、ダイヤルスイッチ112を回転させることで行うことができる。機器の選択を行ってから曲戻しキー113aまたは曲送りキー113bを押すことによって、選択された携帯機器の優先度を入力することができる。各携帯機器の優先度の入力を終了すると、優先順位テーブル作成メニューの終了が所定のキーの操作等によって指示される。また、優先順位テーブルは、携帯機器の追加等によって更新可能とされている。
この発明の一実施の形態の動作の流れを図7のフローチャートを参照して説明する。フローチャートに示される処理は、車載オーディオ装置102の制御部121の制御の下でなされる。最初に、ステップS1において車載オーディオ装置102のダイヤルスイッチ112が押されることによって、車載オーディオ装置102の電源がオンとされ、処理が開始する。
ステップS2において、メモリ登録数が確認される。優先順位テーブルに登録されている携帯機器の数が確認される。ステップS3において、車載オーディオ装置102の周囲例えば車内にある携帯機器からの接続要求が受信される。接続要求に含まれているパケット内のBDアドレスがステップS4において抽出(取得)される。ステップS5において、優先順位テーブルに取得したBDアドレスが存在しているか否かが検索される。取得したBDアドレスがテーブル中に存在している場合には、そのBDアドレスに割り当てられている優先度が検出される(ステップS6)。若し、取得したBDアドレスがテーブル中に存在していない場合には、優先度が割り当てられていないことを示すコード(フラグ)がセットされる。検出された優先度および存在の有無を示すコードがメモリに保持される。
ステップS7では、電源がオンされてから一定時間が経過したか否かが判定される。一定時間は、車載オーディオ装置102の電源がオンされてから周囲の携帯機器からの接続要求を受信するのに充分な時間に設定される。例えば60秒程度に設定される。一定時間が経過していないと判定されると、処理がステップS3に戻り、接続要求の受信状態となされる。接続要求が受信されると、ステップS4(BDアドレスの取得)、ステップS5(メモリのテーブルの検索)、ステップS6(優先度の検出)が繰り返してなされる。このように、携帯機器が接続要求を送信し、車載オーディオ装置が接続要求を待つ関係とされるので、この状態では、携帯機器がマスターであり、車載オーディオ装置がスレーブである。
ステップS7において、一定時間が経過したと判定されると、ステップS8において、ステップS6において検出された優先度の中で、優先度が最も高いBDアドレスが検出される。優先度の最も高いBDアドレスが検出されると、ステップS9において、そのBDアドレスの携帯機器との接続処理がなされる。接続要求を受信した携帯機器のBDアドレスが優先順位テーブルに存在していない場合、またはユーザが優先順位テーブルを未だ作成していないために、優先順位テーブル自体が存在しない場合には、ステップS8の判定結果が否となる。この場合では、ステップS10において、最初に接続要求があった携帯機器が検索され、ステップS11において、検出された携帯機器との接続がなされる。
優先順位テーブルに存在しているBDアドレスと、優先順位テーブルに存在していないBDアドレスとが混在する場合には、優先順位テーブルに存在しているBDアドレスの優先度について判定される。さらに、優先順位テーブルに存在しているBDアドレスが一つのみの場合には、そのBDアドレスが優先度の高いものとして判定され、ステップS9において、接続処理の対象とされる。このようにして、予め作成された優先順位テーブルを参照して、最も優先度が高い携帯機器と車載オーディオ装置102との接続が確立され、処理が終了する(ステップS12)。
上述したように、この発明の一実施の形態では、複数の携帯機器が周囲に存在している場合に、適切に接続したい携帯機器例えば携帯機器103を自動的に選択して接続することができる。
次に、この発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、BDアドレスを使用することによって接続しない携帯機器を設定可能とするものである。図8に示すように、車載オーディオ装置(メインユニット)202と、携帯機器203、204、および205によって車内通信システム201が構成される。携帯機器203は、例えばHFP(ハンズフリー・プロファイル)をサポートする携帯電話機である。携帯機器204は、例えばHFPとA2DP(高度音声配信プロファイル)とをサポートする携帯電話機である。携帯機器205は、例えばA2DPをサポートする携帯音声プレーヤーである。車載オーディオ装置202は、前述した図4に示す車載オーディオ装置102と同様の構成を有している。
この発明の第2の実施の形態では、図9に示すように、接続可能な携帯機器に関して接続可否テーブルが作成され、車載オーディオ装置202の制御部が備えるメモリに保持される。図9の例では、接続可否フラグと、携帯機器名(デバイス名)と、BDアドレスとによって接続可否テーブルが構成されている。接続可否フラグは、1ビットのコードであり、"0"が接続許可を表し、"1"が接続拒否を表す。接続可否テーブルにおいて、一つの携帯機器のみに対して接続許可のフラグ"0"が割り当てられる。一例では、携帯機器203
および携帯機器204のそれぞれの接続可否フラグが"1"とされ、携帯機器205の接続
可否フラグが"0"とされている。
接続可否テーブルを作成する操作について図10を参照して説明する。車載オーディオ装置202の前面パネルには、表示領域211と、音量調整および電源オンオフ用のダイヤルスイッチ212と、曲戻しキー213aおよび曲送りキー213bとが設けられている。曲戻しキー213aは、逆方向に選択する曲を切り替え、曲送りキー213bは、順方向に選択する曲を切り替えるものである。
表示領域211に示されている表示は、接続可否テーブルを作成する場合の表示例である。携帯機器203、携帯機器204、携帯機器205が円筒面に貼り付けられたような機器表示214と、接続可否フラグ(0または1)を表示する接続可否表示215と、接続可否フラグを"1"から"0"に変更する操作時に明るくなる矢印表示216aと、接続可否フラグを"0"から"1"に変更する操作時に明るくなる矢印表示216bとが表示領域211に表示されている。
機器表示214において、最も前方に突出して表示される機器(図10における携帯機器204)が選択されている機器を示している。携帯機器の切り替えは、ダイヤルスイッチ212を回転させることで行うことができる。機器の選択を行ってから曲戻しキー213aまたは曲送りキー213bを押すことによって、選択された携帯機器の接続可否フラグを入力することができる。例えば初期値が"1"とされ、曲戻しキー213aを押すこと
によって、接続可否フラグを"1"から"0"に変更でき、曲送りキー213bを押すことによって、接続可否フラグを"0"から"1"に変更することができる。各携帯機器の接続可否フラグの入力を終了すると、接続可否テーブル作成メニューの終了が所定のキーの操作等によって指示される。また、接続可否テーブルは、携帯機器の追加等によって更新可能とされている。
この発明の第2の実施の形態の動作の流れを図11のフローチャートを参照して説明する。フローチャートに示される処理は、車載オーディオ装置202の制御部の制御の下でなされる。最初に、ステップS21において車載オーディオ装置202のダイヤルスイッチ212が押されることによって、車載オーディオ装置202の電源がオンとされ、処理が開始する。
ステップS22において、メモリ登録数が確認される。接続可否テーブルに登録されている携帯機器の数が確認される。ステップS23において、車載オーディオ装置202の周辺例えば車内に存在する携帯機器からの接続要求が受信される。接続要求に含まれているパケット内のBDアドレスがステップS24において抽出(取得)される。ステップS25において、接続可否テーブルに取得したBDアドレスが存在しているか否かが検索される。取得したBDアドレスがテーブル中に存在している場合には、そのBDアドレスに割り当てられている接続可否フラグが検出される(ステップS26)。若し、取得したBDアドレスがテーブル中に存在していない場合には、接続可否フラグが割り当てられていないことを示すコード(フラグ)がセットされる。検出された接続可否フラグおよび存在の有無を示すコードがメモリに保持される。
ステップS27では、電源がオンされてから一定時間(例えば60秒)が経過したか否かが判定される。一定時間が経過していないと判定されると、処理がステップS23に戻り、接続要求の受信状態となされる。接続要求が受信されると、ステップS24(BDアドレスの取得)、ステップS25(メモリのテーブルの検索)、ステップS26(接続可否フラグの検出)が繰り返してなされる。このように、携帯機器が接続要求を送信し、車載オーディオ装置が接続要求を待つ関係とされるので、この状態では、携帯機器がマスターであり、車載オーディオ装置がスレーブである。
ステップS27において、一定時間が経過したと判定されると、ステップS28において、ステップS26において検出された接続可否フラグの中で、接続許可を意味する"0"
の接続可否フラグのBDアドレスが検出される。"0"のフラグのBDアドレスが検出され
ると、ステップS29において、そのBDアドレスの携帯機器との接続処理がなされる。"0"の接続可否フラグのBDアドレスが検出されない場合、接続要求を受信した携帯機器
のBDアドレスが接続可否テーブルに存在していない場合、またはユーザが接続可否テーブルを未だ作成していないために、接続可否テーブル自体が存在しない場合には、ステップS28の判定結果が否となる。この場合には、携帯機器との接続しない処理がなされる(ステップS30)。ステップS29(接続処理)またはステップS30(非接続処理)がなされ、ステップS31で処理が完了する。
接続可否テーブルに存在しているBDアドレスと、接続可否テーブルに存在していないBDアドレスとが混在する場合には、接続可否テーブルに存在しているBDアドレスの接続可否フラグについて判定される。このようにして、予め作成された接続可否テーブルを参照して、接続許可のフラグが設定されている携帯機器と車載オーディオ装置202との接続が確立される。
上述したように、この発明の第2の実施の形態では、複数の携帯機器が周囲に存在している場合に、適切に接続したい携帯機器例えば携帯機器205を自動的に選択して接続することができる。
次に、この発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では、BDアドレスを使用して携帯機器およびプロファイルの接続可否を設定可能とするものである。図12に示すように、車載オーディオ装置(メインユニット)302と、携帯機器303、304、および305によって車内通信システム301が構成される。携帯機器303は、例えばHFP(ハンズフリー・プロファイル)をサポートする携帯電話機である。携帯機器304は、例えばHFPとA2DP(高度音声配信プロファイル)とをサポートする携帯電話機である。携帯機器305は、例えばA2DPをサポートする携帯音声プレーヤーである。車載オーディオ装置302は、前述した図4に示す車載オーディオ装置102と同様の構成を有している。
この発明の第3の実施の形態では、図13に示すように、周囲に存在して接続可能な携帯機器に関してプロファイルの単位で接続可否テーブルが作成され、車載オーディオ装置302の制御部が備えるメモリに保持される。図13の例では、接続可否フラグと、携帯機器名(デバイス名)と、BDアドレスと、プロファイルとによって接続可否テーブルが構成されている。接続可否フラグは、1ビットのコードであり、"0"が接続許可を表し、"1"が接続拒否を表す。接続可否テーブルにおいて、複数の同一のプロファイルの中では、一つのプロファイルのみに対して接続許可のフラグ"0"が割り当てられる。一例では、携
帯機器303のHFPおよび携帯機器304のA2DPのそれぞれの接続可否フラグが"1"とされ、携帯機器304のHFPおよび携帯機器305のA2DPの接続可否フラグが"0"とされている。携帯機器304が有する二つのプロファイルの内のプロファイルHFPが車載オーディオ装置302と接続可能に設定される。
接続可否テーブルを作成する操作について図14を参照して説明する。車載オーディオ装置302の前面パネルには、表示領域311と、音量調整および電源オンオフ用のダイヤルスイッチ312と、曲戻しキー313aおよび曲送りキー313bとが設けられている。曲戻しキー313aは、逆方向に選択する曲を切り替え、曲送りキー313bは、順方向に選択する曲を切り替えるものである。
表示領域311に示されている表示は、接続可否テーブルを作成する場合の表示例である。携帯機器304が二つのプロファイルを備えているので、携帯機器304のプロファイルHFPと、プロファイルA2DPとが2つの設定可能対象として扱われている。携帯機器がプロファイル単位で円筒面に貼り付けられたようなプロファイル表示314と、接続可否フラグ(0または1)を表示する接続可否表示315と、接続可否フラグを"1"か
ら"0"に変更する操作時に明るくなる矢印表示316aと、接続可否フラグを"0"から"1"
に変更する操作時に明るくなる矢印表示316bとが表示領域311に表示されている。
プロファイル表示314において、最も前方に突出して表示される機器(図14における携帯機器304のA2DP)が選択されている機器を示している。携帯機器の切り替えは、ダイヤルスイッチ312を回転させることで行うことができる。機器の選択を行ってから曲戻しキー313aまたは曲送りキー313bを押すことによって、選択された携帯機器のプロファイルの接続可否フラグを入力することができる。例えば初期値が"1"とさ
れ、曲戻しキー313aを押すことによって、接続可否フラグを"1"から"0"に変更でき、曲送りキー313bを押すことによって、接続可否フラグを"0"から"1"に変更することができる。各携帯機器のプロファイルに関して接続可否フラグの入力を終了すると、接続可否テーブル作成メニューの終了が所定のキーの操作等によって指示される。また、接続可否テーブルは、携帯機器の追加等によって更新可能とされている。
この発明の第3の実施の形態の動作の流れを図15のフローチャートを参照して説明する。フローチャートに示される処理は、車載オーディオ装置302の制御部の制御の下でなされる。最初に、ステップS41において車載オーディオ装置302のダイヤルスイッチ312が押されることによって、車載オーディオ装置302の電源がオンとされ、処理が開始する。
ステップS42において、メモリ登録数が確認される。接続可否テーブルに登録されている携帯機器の数が確認される。ステップS43において、車載オーディオ装置302の周辺例えば車内に存在する携帯機器からの接続要求が受信される。接続要求に含まれているパケット内のBDアドレスがステップS44において抽出(取得)される。次に、接続要求から抽出するか、またはデータベースを参照することによって、携帯機器のプロファイルが取得される(ステップS45)。
ステップS46において、取得したBDアドレスおよび携帯機器のプロファイルが接続可否テーブルに存在しているか否かが検索される。取得したBDアドレスおよびプロファイルがテーブル中に存在している場合には、そのBDアドレスおよびプロファイルに割り当てられている接続可否フラグが検出される(ステップS47)。若し、取得したBDアドレスおよびプロファイルがテーブル中に存在していない場合には、接続可否フラグが割り当てられていないことを示すコード(フラグ)がセットされる。検出された接続可否フラグおよび存在の有無を示すコードがメモリに保持される。
ステップS48では、電源がオンされてから一定時間(例えば60秒)が経過したか否かが判定される。一定時間が経過していないと判定されると、処理がステップS43に戻り、接続要求の受信状態となされる。接続要求が受信されると、ステップS44(BDアドレスの取得)、ステップS45(プロファイルの取得)、ステップS46(メモリのテーブルの検索)、ステップS47(接続可否フラグの検出)が繰り返してなされる。このように、携帯機器が接続要求を送信し、車載オーディオ装置が接続要求を待つ関係とされるので、この状態では、携帯機器がマスターであり、車載オーディオ装置がスレーブである。
ステップS48において、一定時間が経過したと判定されると、ステップS49において、ステップS47において検出された接続可否フラグの中で、接続許可を意味する"0"
の接続可否フラグのBDアドレスおよびプロファイルが検出される。"0"のフラグのBD
アドレスおよびプロファイルが検出されると、ステップS50において、そのBDアドレスおよびプロファイルの携帯機器との接続処理がなされる。"0"の接続可否フラグのBD
アドレスおよびプロファイルが検出されない場合、接続要求を受信した携帯機器のBDアドレスが接続可否テーブルに存在していない場合、またはユーザが接続可否テーブルを未だ作成していないために、接続可否テーブル自体が存在しない場合には、ステップS49の判定結果が否となり、接続処理がなされない(ステップS51)。ステップS50またはS51が終了すると、処理か完了する(ステップS52)。
接続可否テーブルに存在しているBDアドレスと、接続可否テーブルに存在していないBDアドレスとが混在する場合には、接続可否テーブルに存在しているBDアドレスおよびプロファイルの接続可否フラグについて判定される。このようにして、予め作成された接続可否テーブルを参照して、接続許可のフラグが設定されている携帯機器およびプロファイルと車載オーディオ装置302との接続が確立される。
上述したように、この発明の第3の実施の形態では、複数の携帯機器が周囲に存在している場合に、適切に接続したい携帯機器のプロファイル例えば携帯機器304のHFPおよび携帯機器305のA2DPを選択して自動的に接続することができる。
上述した第1、第2および第3の実施の形態は、携帯機器がマスターとなり、スレーブとしての車載オーディオ装置に対して接続を要求する例である。この発明は、かかる方式に限らず、車載オーディオ装置がマスターとなり、携帯機器がスレーブとなり、スレーブの接続可否を判定して接続する方式に対しても適用できる。この発明をかかる方式に適用した第4の実施の形態の処理の流れを図16のフローチャートに示す。なお、車内無線通信システム、車載オーディオ装置等のハードウェアは、第1の実施の形態と同様の構成とされている。また、第4の実施の形態では、上述した第1の実施の形態における優先順位テーブル(図5参照)と同様の優先順位テーブルが作成されている。
最初に、ステップS61において車載オーディオ装置の電源がオンとされ、処理が開始する。ステップS62において、車載オーディオ装置がマスターとなり、周囲のスレーブとしての携帯機器を検索する。ステップS63において、見つかった携帯機器のBDアドレスを取得し、記憶する。
ステップS64では、電源がオンされてから一定時間が経過したか否かが判定される。一定時間は、車載オーディオ装置の電源がオンされてから周囲の携帯機器を検索するのに充分な時間に設定される。一定時間が経過していないと判定されると、処理がステップS62に戻り、周囲の携帯機器の検索がなされる。新たな携帯機器が見つかると、ステップS63(BDアドレスの取得)が繰り返してなされる。
ステップS64において、一定時間が経過したと判定されると、ステップS65において、取得されたBDアドレスが優先順位テーブルに存在しているか否かが検索される。取得したBDアドレスがテーブル中に存在している場合には、そのBDアドレスに割り当てられている優先度が検出される(ステップS66)。若し、取得したBDアドレスがテーブル中に存在していない場合には、優先度が割り当てられていないことを示すコード(フラグ)がセットされる。検出された優先度および存在の有無を示すコードがメモリに保持される。
ステップS67において、ステップS66において検出された優先度の中で、優先度が最も高いBDアドレスが検出される。優先度の最も高いBDアドレスが検出されると、ステップS68において、そのBDアドレスの携帯機器との接続処理がなされる。検索した携帯機器のBDアドレスが優先順位テーブルに存在していない場合、またはユーザが優先順位テーブルを未だ作成していないために、優先順位テーブル自体が存在しない場合には、ステップS67の判定結果が否となる。この場合では、ステップS69において、最初に検索された携帯機器が検出され、ステップS70において、検出された携帯機器との接続がなされる。ステップS68またはS70の処理後に処理が完了する。
優先順位テーブルに存在しているBDアドレスと、優先順位テーブルに存在していないBDアドレスとが混在する場合には、優先順位テーブルに存在しているBDアドレスの優先度について判定される。さらに、優先順位テーブルに存在しているBDアドレスが一つのみの場合には、そのBDアドレスが優先度の高いものとして判定され、ステップS68において、接続処理の対象とされる。このようにして、予め作成された優先順位テーブルを参照して、最も優先度が高い携帯機器と車載オーディオ装置との接続が確立される。
上述したように、この発明の第4の実施の形態では、複数の携帯機器が周囲に存在している場合に、適切に接続したい携帯機器を自動的に選択して接続することができる。
第4の実施の形態におけるように、車載オーディオ装置が接続可能な携帯機器を検索し、検索された携帯機器のBDアドレスを取得し、取得したBDアドレスがテーブル中に存在するか否かを検出する方法は、優先順位テーブルに限らず、携帯機器の単位で接続可否フラグが割り当てられる接続可否テーブル、携帯機器およびプロファイルの単位で接続可否フラグが割り当てられる接続可否テーブルを備える通信システム、車載オーディオ装置および通信方法に対して適用することができる。
以上、この発明の複数の実施の形態について説明したが、この発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば近距離データ無線通信方式として、Bluetoothを例にとって説明したが、これに限らず、無線LAN(Local Area Network)やUWB(Ultra Wide Band)を適用することも可能である。この場合、車載オーディオ装置には、Bluet
ooth通信部13の代わりに、それぞれの通信方式に対応する通信部を搭載すればよい。さらに、車載オーディオ装置以外の車載装置に対してこの発明を適用することができる。
Bluetoothの接続方式について説明する略線図である。 Bluetooth接続における電子機器の状態遷移を示す略線図である。 この発明の一実施の形態による車載通信システムの概略を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態による車載オーディオ装置の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施の形態による優先順位テーブルの一例を示す略線図である。 この発明の一実施の形態における車載オーディオ装置の前面パネルの構成と、テーブル作成時の画面表示の一例を示す略線図である。 この発明の一実施の形態における接続処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の第2の実施の形態による車載通信システムの概略を示すブロック図である。 この発明の第2の実施の形態による接続可否テーブルの一例を示す略線図である。 この発明の第2の実施の形態における車載オーディオ装置の前面パネルの構成と、テーブル作成時の画面表示の一例を示す略線図である。 この発明の第2の実施の形態における接続処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の第3の実施の形態による車載通信システムの概略を示すブロック図である。 この発明の第3の実施の形態による接続可否テーブルの一例を示す略線図である。 この発明の第3の実施の形態における車載オーディオ装置の前面パネルの構成と、テーブル作成時の画面表示の一例を示す略線図である。 この発明の第3の実施の形態における接続処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の第4の実施の形態における接続処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
101,201,301 車内通信システム
102,202,302 車載オーディオ装置
13 Bluetooth通信部
14 アンテナ
21 制御部
22 EEPROM
23 操作部
24 表示部
102,103,104,105 携帯機器
202,203,204,205 携帯機器
302,303,304,305 携帯機器

Claims (20)

  1. 複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、上記複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおいて、
    上記複数の電子機器の内の一つである一の電子機器に備えられた、上記アドレスと接続優先順位の関係を示す優先順位テーブルと、
    上記優先順位テーブルを参照して上記一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の上記接続優先順位を検出し、検出された上記接続優先順位が最も高い上記他の電子機器との接続を行い、
    上記接続優先順位が検出できなかったときは、最初に接続要求があった上記他の電子機器の一つを検索し、該最初に接続要求があった他の電子機器と接続を行う接続制御手段とを備える通信システム。
  2. 上記一の電子機器が車載機器であり、上記他の電子機器がポータブル機器である請求項1記載の通信システム。
  3. 検索された複数の上記電子機器に対してそれぞれ所望の優先順位を付与する操作によって、上記優先順位テーブルが作成される請求項1記載の通信システム。
  4. 検索された1または複数の上記電子機器が有する機能毎に所望の優先順位を付与する操作によって、上記優先順位テーブルが作成される請求項1記載の通信システム。
  5. 複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、上記複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおける電子機器において、
    上記アドレスと接続優先順位の関係を示す優先順位テーブルと、
    上記優先順位テーブルを参照して上記一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の上記接続優先順位を検出し、検出された上記接続優先順位が最も高い上記他の電子機器との接続を行い、
    上記接続優先順位が検出できなかったときは、最初に接続要求があった上記他の電子機器の一つを検索し、該最初に接続要求があった他の電子機器と接続を行う接続制御手段とを備える電子機器。
  6. 検索された複数の上記電子機器に対してそれぞれ所望の優先順位を付与する操作によって、上記優先順位テーブルが作成される請求項5記載の電子機器。
  7. 検索された1または複数の上記電子機器が有する機能毎に所望の優先順位を付与する操作によって、上記優先順位テーブルが作成される請求項5記載の電子機器。
  8. 複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、上記複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおける通信方法において、
    上記複数の電子機器の内の一つである一の電子機器に、上記アドレスと接続優先順位の関係を示す優先順位テーブルが備えられ、
    上記優先順位テーブルを参照して上記一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の上記接続優先順位を検出し、検出された上記接続優先順位が最も高い上記他の電子機器との接続を行い、
    上記接続優先順位が検出できなかったときは、最初に接続要求があった上記他の電子機器の一つを検索し、該最初に接続要求があった他の電子機器と接続を行う接続制御ステップとを備える通信方法。
  9. 検索された複数の上記電子機器に対してそれぞれ所望の優先順位を付与する操作によって、上記優先順位テーブルが作成される請求項8記載の通信方法。
  10. 検索された1または複数の上記電子機器が有する機能毎に所望の優先順位を付与する操作によって、上記優先順位テーブルが作成される請求項8記載の通信方法。
  11. 複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、上記複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおいて、
    上記複数の電子機器の内の一つである一の電子機器に備えられた、上記アドレスと接続可否フラグの関係を示す接続可否テーブルと、
    上記接続可否テーブルを参照して上記一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の上記接続可否フラグを検出し、検出された上記接続可否フラグが接続許可を示すときは、上記他の電子機器との接続を行い、
    上記接続可否フラグが接続拒否を示すときは、上記他の電子機器との接続を行わない接続制御手段とを備える通信システム。
  12. 上記一の電子機器が車載機器であり、上記他の電子機器がポータブル機器である請求項11記載の通信システム。
  13. 検索された複数の上記電子機器に対してそれぞれ接続可否フラグを付与する操作によって、上記接続可否テーブルが作成される請求項11記載の通信システム。
  14. 検索された1または複数の上記電子機器が有する機能毎に接続可否フラグを付与する操作によって、上記接続可否テーブルが作成される請求項11記載の通信システム。
  15. 複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、上記複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおける電子機器において、
    上記アドレスと接続可否フラグの関係を示す接続可否テーブルと、
    上記接続可否テーブルを参照して上記一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の上記接続可否フラグを検出し、検出された上記接続可否フラグが接続許可を示すときは、上記他の電子機器との接続を行い、
    上記接続可否フラグが接続拒否を示すときは、上記他の電子機器との接続を行わない接続制御手段とを備える電子機器。
  16. 検索された複数の上記電子機器に対してそれぞれ接続可否フラグを付与する操作によって、上記接続可否テーブルが作成される請求項15記載の電子機器。
  17. 検索された1または複数の上記電子機器が有する機能毎に接続可否フラグを付与する操作によって、上記接続可否テーブルが作成される請求項15記載の電子機器。
  18. 複数の電子機器のそれぞれが固有のアドレスによって識別可能とされると共に、上記複数の電子機器が互いに無線接続可能とされた通信システムにおける通信方法において、
    上記複数の電子機器の内の一つである一の電子機器に、上記アドレスと接続可否フラグの関係を示す接続可否テーブルが備えられ、
    上記接続可否テーブルを参照して上記一の電子機器の周囲に存在する他の電子機器の上記接続可否フラグを検出し、検出された上記接続可否フラグが接続許可を示すときは、上記他の電子機器との接続を行い、
    上記接続可否フラグが接続拒否を示すときは、上記他の電子機器との接続を行わない接続制御ステップとを備える通信方法。
  19. 検索された複数の上記電子機器に対してそれぞれ接続可否フラグを付与する操作によって、上記接続可否テーブルが作成される請求項18記載の通信方法。
  20. 検索された1または複数の上記電子機器が有する機能毎に接続可否フラグを付与する操作によって、上記接続可否テーブルが作成される請求項18記載の通信方法。
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