JP6610129B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
前記液晶表示パネルは、
液晶セルに、クロスニコル配置によるワイヤーグリッド型による上偏光子及び下偏光子を配置して形成され、
前記下偏光子は、
基材上に金属線状部が設けられ、
前記基材の遅相軸方向と当該金属線状部の延長方向とが平行であり、
前記上偏光子は、
基材上に金属線状部が設けられ、
前記基材の遅相軸方向に対して当該金属線状部の延長方向が直交する方向である液晶表示装置。
前記基材に形成された凹状溝から突出するように前記凹状溝に金属材料を配置して前記金属線状部が形成され、
前記凹状溝の深さhが、100nm以上160nm以下であり、
前記凹状溝から突出する前記金属線状部の突出量xの、前記金属線状部の厚み(h+x)に対する割合x/(h+x)が、0以上0.56以下である液晶表示装置。
前記金属線状部は、
前記凹状溝の底面側及び又は前記底面側とは逆面側に、他の部位に比して反射率の低い低反射層が作製された液晶表示装置。
前記液晶セルの前記下偏光子と、前記バックライトとの間に、さらに第3の偏光子が設けられ、
前記第3の偏光子は、
ワイヤーグリッド型の偏光子であり、
基材上に金属線状部が設けられ、
前記基材の遅相軸方向と当該金属線状部の延長方向とが平行である液晶表示装置。
〔画像表示装置〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置を示す断面図である。この液晶表示装置1は、液晶表示パネル2の背面にバックライト3が配置される。ここでバックライト3は、エッジライト型、直射型等、種々の構成の面光源装置を広く適用することができるもの、この実施形態ではエッジライト型の面光源装置が適用され、冷陰極線管による棒状光源により一次光源3Aが形成される。バックライト3は、この一次光源3Aの出射光を導光板3Bに入射し、この導光板3Bの出射光を液晶表示パネル2に供給する。
図2は、偏光子6A、6Bの構成を示す図である。偏光子6A、6Bは、偏光子としての光学的機能を担う偏光子層13が設けられる。偏光子6A、6Bは、この偏光子層13に、金属線状部8A、8Bが、線幅の方向に離間して複数配置される。ここで金属線状部8A、8Bは、上述したように、透過を制限する電磁波の波長帯域の最短波長λmin未満の線幅Wmによる金属材料により形成される。また金属線状部8A、8Bは、この最短波長λmin未満のピッチPにより、規則的に又は不規則に繰り返し配置される。なおこれにより隣接する金属線状部8A、8B間の間隔Wt(後述する透明固体誘電体部12の幅である)は、デューティー比D(=Wm/P=Wm/(Wm+Wt))が0.2以上0.8以下、好ましくは0.3以上0.7以下になるように作製される。なお線幅Wmは、金属線状部8A、8Bの延長方向と、金属線状部8A、8Bの繰り返し方向とに直交する方向から見た幅により定義される。なお最短波長λminは、この実施形態のように画像表示装置に適用して可視光域の全波長帯域に対してその透過を制限する場合、可視光域の最短波長380nm以下とすればよいものの、例えば紫外線による露光装置に適用して露光に供する紫外線の透過を制限する場合等においては、適宜、380nmとは異なる波長が適用される。
ここで金属線状部8A、8Bに係る金属材料は、例えば各種の導体に係る金属、合金、金属化合物等を広く適用することができるものの、アルミニウム、ニッケル、クロム、銀の何れかによる金属、これら何れかの金属による合金、これら金属の化合物を適用することが望ましい。なお透過を制限する電磁波を効率良く反射する観点からは、アルミニウム、ニッケル、銀等の反射率の高い金属、合金、化合物を適用することが望ましく、可視光に対しては特にアルミニウムが好ましい。またこれとは逆に、透過を制限する電磁波の反射を抑圧する観点からは、クロム等の反射率の低い金属、合金、化合物を適用することが望ましい。
図14は、偏光子6A、6Bの製造工程を示すフローチャートである。この製造工程は、ロールに巻き取った透明長尺フィルム形態により基材7A、7Bが提供される。この製造工程は、ロールより基材7A、7Bを引き出して搬送しながら、凹凸形状作製工程SP2により、基材7A、7Bの表面に凹凸形状を作製する。
図17及び図18は、図2との対比により本発明の第2実施形態に係る上偏光子及び下偏光子を示す図である。この実施形態では、偏光子6A、6Bに代えて偏光子46A、46Bが適用される点を除いて、第1実施形態と同一に構成される。ここで偏光子46A、46Bは、金属線状部48A、48Bの構成が異なる点を除いて、偏光子6A、6Bと同一に構成される。
この実施形態では、第1又は第2実施形態の構成において、さらに下偏光子とバックライトとの間に、上述した実施形態の下偏光子と同様の構成の偏光子を配置し、これにより従来の反射型の直線偏光板に代えてバックライト光の利用効率を向上させる。なおこれによりこの実施形態では、この反射型の直線偏光板の代替えによる偏光子が配置される点を除いて、第1実施形態、第2実施形態の画像表示装置と同一に構成される。
この実施形態では、基材に形成された凹状溝の頂部及び底部に金属材料を堆積して、頂部及び底部に金属線状部を作製する。すなわちこの実施形態においては、上述の実施形態と同様にして基材上に凹状溝を作製し、この凹状溝に直接に、又はSiO2等による密着力の強化膜を介して、蒸着、スパッタリング等によりアルミニウム等による金属材料を堆積し、これにより凹状溝の頂部及び底部に、線状に金属材料を配置してそれぞれ金属線状部を作製する。この実施形態では、この金属線状部に関する構成が異なる点を除いて、上述の実施形態と同一に構成される。
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態を種々に組み合わせ、さらには上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
2 液晶表示パネル
3 バックライト
3A 一次光源
3B 導光板
5 液晶セル
6A、46A 下偏光子
6B、46B 上偏光子
7A、7B 基材
8A、8B 金属線状部
12 透明固体誘電体部
13 偏光層
15 基材
16A 賦型樹脂層
21 凹状溝
30 ロール版
31 母材
32 バイト
47A 本体層
47B、47C 黒化層
Claims (5)
- バックライトと、液晶表示パネルとを積層して構成される液晶表示装置において、
前記液晶表示パネルは、
液晶セルに、クロスニコル配置によるワイヤーグリッド型による上偏光子及び下偏光子を配置して形成され、
前記下偏光子は、前記バックライトと前記液晶セルとの間に配置されており、
前記下偏光子の基材の前記液晶セル側に金属線状部が設けられ、
前記下偏光子の前記基材の遅相軸方向と当該下偏光子の金属線状部の延長方向とが平行、かつ、表示画面の垂直方向となって配置されており、
前記上偏光子は、前記液晶セルの出射面に配置されており、
前記上偏光子の基材の前記液晶セル側に金属線状部が設けられ、
前記上偏光子の前記基材の遅相軸方向に対して当該上偏光子の金属線状部の延長方向が直交する方向である
液晶表示装置。 - 前記下偏光子及び前記上偏光子の前記基材に形成された凹状溝から突出するように前記凹状溝に金属材料を配置して前記下偏光子及び前記上偏光子の前記金属線状部が形成され、
前記凹状溝の深さhが、100nm以上160nm以下であり、
前記凹状溝から突出する前記下偏光子及び前記上偏光子の前記金属線状部の突出量xの、前記下偏光子及び前記上偏光子の前記金属線状部の厚み(h+x)に対する割合x/(h+x)が、0以上0.56以下である
請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記下偏光子及び前記上偏光子の前記基材に形成された凹状溝の頂部及び底部に金属材料を堆積して、前記頂部及び底部に前記下偏光子及び前記上偏光子の前記金属線状部が形成された
請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記下偏光子及び前記上偏光子の前記金属線状部は、
前記凹状溝の底面側及び又は前記底面側とは逆面側に、他の部位に比して反射率の低い低反射層が作製された
請求項2又は請求項3に記載の液晶表示装置。 - 前記液晶セルの前記下偏光子と、前記バックライトとの間に、さらに第3の偏光子が設けられ、
前記第3の偏光子は、
ワイヤーグリッド型の偏光子であり、
前記第3の偏光子の基材上に前記第3の偏光子の金属線状部が設けられ、
前記第3の偏光子の前記基材の遅相軸方向と前記第3の偏光子の当該金属線状部の延長方向とが平行である
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4の何れかに記載の液晶表示装置。
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