JP6609953B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スキャナに代表される画像読取装置に関する。
従来、画像読取装置では原稿を載置する原稿台が略水平に設置される横置き状態とし、原稿台に載置された原稿を画像読取部で読み取ることが行われている。この状態では、画像読取装置の設置面積が大きいことから、当該画像読取装置の設置スペースの確保が問題となる。
この問題を解決すべく、画像読取装置を縦置きの状態で保持することができるスタンドを備えたものがある(特許文献1)。この画像読取装置では、縦置きの状態で画像を読み取ることができ、非使用時においても縦置き状態を保持できるので設置面積が小さくなり、画像読取装置の利便性と収納性が向上する。
しかしながら縦置きの場合、原稿台に載置した原稿が滑り落ち、或いは位置ずれが生じて、期待するスキャン結果が得られない虞がある。特許文献1記載の画像読取装置では、原稿台を開閉するカバーに設けられた圧着シートによって原稿エッジを原稿台下端の段差に誘導し、原稿の滑り落ちを抑制する様に構成している。
尚、特許文献2、3には、縦置きではないが横置きのスキャナにおいて原稿端部を原稿台に対し圧着(保持)する手段を備えた構成が開示されている。
特開2006−186771号公報 特開平09−163048号公報 特開2004−020987号公報
上記特許文献1記載の画像読取装置では、原稿台を開閉するカバーの回動軸を下側に設定しなければならず、カバーの開き方向を自由に設定することができない。
また特許文献2、3記載の様な、原稿端部を原稿台に対し圧着する手段を適用することも考えられるが、原稿端部を原稿台に対して常に圧着する状態であるため、原稿を載置する前に圧着状態を解除する必要があり、操作性が劣る。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、操作性に優れ、且つ原稿台からの原稿の滑り落ちを抑制或いは防止することのできる画像読取装置を提供することにある。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の態様に係る画像読取装置は、原稿を載置する原稿台および当該原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り手段が設けられた筐体と、前記筐体を傾斜姿勢に保持する保持手段と、傾斜姿勢にある前記原稿台の下端に位置し、原稿の下端を支持する規制部と、前記原稿台に対して所定の開き角を成す第1状態と、原稿の前記下端の、前記原稿台からの浮きを抑える第2状態と、を切り換え可能な原稿押さえ部材と、前記原稿押さえ部材を前記第1状態に向けて付勢する付勢手段と、閉じた状態において前記原稿押さえ部材と係合して前記原稿押さえ部材を前記第2状態に保持する、前記原稿台を開閉する開閉体とを備えたことを特徴とする。
本態様によれば、原稿台に対して所定の開き角を成す第1状態と、原稿の下端の、前記原稿台からの浮きを抑える第2状態と、を切り換え可能な原稿押さえ部材は、付勢手段により前記第1状態に向けて付勢されているので、原稿セット時に前記原稿押さえ部材を開く必要がない。また、前記原稿台を開閉する開閉体が閉じる際、当該開閉体が前記原稿押さえ部材と係合して前記原稿押さえ部材を前記第2状態に保持するので、前記原稿押さえ部材の前記第1状態から前記第2状態への切り換えも、それ単独で行う必要がない。以上により、操作性に優れ、且つ原稿台からの原稿の滑り落ちを抑制或いは防止できる画像読取装置を提供することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記開閉体が、前記筐体と係合して前記開閉体の閉状態を維持するフックを備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記開閉体が、前記筐体と係合して前記開閉体の閉状態を維持するフックを備えるので、前記開閉体が前記原稿押さえ部材から受ける反力による前記開閉体の浮き上がりを抑制し、即ち前記原稿台からの原稿の浮き上がりを抑制して、良好な画像読取結果を得ることができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記開閉体が開いた状態から、閉じて前記フックが前記筐体と係合する過程において、前記付勢手段における前記原稿押さえ部材を付勢する部位が前記フックと係合して当該フックを付勢する状態に切り換わることを特徴とする。
前記フックにより、前記開閉体が前記原稿押さえ部材から受ける反力による前記開閉体の浮き上がりを抑制できるが、前記反力により前記開閉体が変形すると、前記原稿台からの原稿の浮き上がりが生じる。しかしながら本態様によれば、前記開閉体が閉じた状態では、前記付勢手段は前記フックを付勢する状態に切り換わる為、前記開閉体の変形を防止でき、ひいては前記原稿台からの原稿の浮き上がりを抑制して、良好な画像読取結果を得ることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記開閉体の回動軸は、前記原稿台に載置された原稿の厚み方向に変位可能に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記開閉体の回動軸は、前記原稿台に載置された原稿の厚み方向に変位可能に設けられているので、厚手の原稿に対応することができ、良好な画像読取結果を得ることができる。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記原稿押さえ部材と係合して当該原稿押さえ部材の前記第2状態を保持するストッパー部を備えることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記原稿押さえ部材において前記ストッパー部と係合する係合部は、第1係合部と、当該第1係合部に対し原稿の厚み方向に間隔を空けて配置された第2係合部と、を備え、原稿の厚みに応じ、前記ストッパー部と係合する係合部が前記第1係合部及び前記第2係合部のいずれかに切り換わることを特徴とする。
本態様によれば、原稿の厚みに応じ、前記ストッパー部と係合する係合部が前記第1係合部及び前記第2係合部のいずれかに切り換わる構成である為、原稿の厚みの変化に応じた前記原稿押さえ部材の開き角の変化量を抑制でき、良好な原稿セット性を確保することができる。
本発明に係る画像読取装置の外観斜視図。 本発明に係る画像読取装置の傾斜姿勢を示す外観斜視図。 本発明に係る画像読取装置の傾斜姿勢において筐体に対してカバーを開いた状態を示す外観斜視図。 本発明に係る画像読取装置における筐体の平面図。 画像読取装置におけるスタンドがスタンド収容部に収容された状態を示す斜視図。 画像読取装置におけるスタンドが筐体に対して旋回し、画像読取装置を傾斜姿勢に保持する状態を示す斜視図。 画像読取装置におけるカバーの回動軸側端部を示す側断面図。 筐体を傾斜姿勢とした際の筐体における接地側の端部を示す断面図。 第1の実施例に係る原稿押さえ部材の概要図。 第1の実施例に係る原稿押さえ部材の概要図。 (A)は厚さの薄い原稿を載置面に載置する際の第1状態を示す側断面図であり、(B)は載置面に厚さの薄い原稿を載置し、カバーを筐体に対して閉じた状態を示す側断面図。 (A)は厚さのある原稿を載置面に載置する際の第1状態を示す側断面図であり、(B)は載置面に厚さのある原稿を載置し、カバーを筐体に対して閉じた状態を示す側断面図。 (A)は第2の実施例においてカバーが載置面に対して開いた状態におけるフックと付勢手段との関係を示す平面図であり、(B)は第2の実施例においてカバーが載置面に対して閉じた状態におけるカバーのフックと付勢手段との関係を示す平面図。 第2の実施例においてカバーが載置面に対して閉じた状態におけるフックと付勢手段との関係を示す側断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係る画像読取装置の外観斜視図であり、図2は本発明に係る画像読取装置の傾斜姿勢を示す外観斜視図であり、図3は本発明に係る画像読取装置の傾斜姿勢において筐体に対してカバーを開いた状態を示す外観斜視図であり、図4は本発明に係る画像読取装置における筐体の平面図であり、図5は画像読取装置におけるスタンドがスタンド収容部に収容された状態を示す斜視図であり、図6は画像読取装置におけるスタンドが筐体に対して旋回し、画像読取装置を傾斜姿勢に保持する状態を示す斜視図である。
また、図7は画像読取装置におけるカバーの回動軸側端部を示す側断面図であり、図8は筐体を傾斜姿勢とした際の筐体における接地側の端部を示す断面図であり、図9は第1の実施例に係る原稿押さえ部材の概要図であり、図10は第1の実施例に係る原稿押さえ部材の概要図であり、図11(A)は厚さの薄い原稿を載置面に載置する際の第1状態を示す側断面図であり、図11(B)は載置面に厚さの薄い原稿を載置し、カバーを筐体に対して閉じた状態を示す側断面図である。
図12(A)は厚さのある原稿を載置面に載置する際の第1状態を示す側断面図であり、図12(B)は載置面に厚さのある原稿を載置し、カバーを筐体に対して閉じた状態を示す側断面図であり、図13(A)は第2の実施例においてカバーが載置面に対して開いた状態におけるフックと付勢手段との関係を示す平面図であり、図13(B)は第2の実施例においてカバーが載置面に対して閉じた状態におけるカバーのフックと付勢手段との関係を示す平面図であり、図14は第2の実施例においてカバーが載置面に対して閉じた状態におけるフックと付勢手段との関係を示す側断面図である。
各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が画像読取部の走査方向かつ装置幅方向、Y方向が読み取り手段の移動方向かつ装置奥行き方向、Z方向が載置面に直交する方向を示している。尚、本明細書において+Y軸方向側を装置背面側とし、−Y軸方向側を装置前面側とする。
<<<画像読取装置の概要>>>
図1ないし図7を参照して、画像読取装置10について説明する。画像読取装置10は、筐体12と、カバー14と、原稿S(図8参照)を載置する「原稿台」としての載置面16と、操作部18と、読み取り手段20とを備えている。
本実施例における画像読取装置10は、後述するが載置面が略水平に設置される横置き状態で画像読取装置10を使用する水平姿勢と、載置面が水平面に対して傾斜した状態で画像読取装置10を使用する傾斜姿勢とを取り得る。
本実施例において筐体12の上面には載置面16(図3及び図4参照)が設けられている。本実施例において載置面16は平坦かつ透明なガラス板により構成されており、その上面に画像を読み取る原稿Sを載置可能である。つまり、載置面16は読み取り手段20により原稿Sの読み取りが可能な読み取り領域として構成されている。
また、筐体12の上面において装置前面側には画像読取装置10を操作するための操作部18(図3及び図4参照)が設けられている。操作部18は、画像読取装置10を操作するための電源スイッチや設定切換ボタン等を備えて構成されている。本実施例では図1に示すように操作部18に設けられた複数のスイッチやボタンは、装置前面側(図1における−Y軸方向側)から装置背面側(図1における+Y軸方向側)へ押すように構成されている。
また、図4に示すように筐体12内には、載置面16に載置された原稿Sの読み取り面を読み取るための読み取り手段20が設けられている。読み取り手段20は、案内部22と、駆動機構24と、画像読取部26とを備えている。
本実施例において案内部22は筐体12内において装置奥行き方向に延設されている。案内部22には駆動機構24及び画像読取部26が装置奥行き方向(図4におけるY軸方向)に往復移動可能に取り付けられている。本実施例では、一例として案内部22と駆動機構24とはラックアンドピニオンとして構成されている。つまり、駆動機構24は、画像読取部26を案内部22に沿って往復動させることが可能である。
また、駆動機構24には画像読取部26が取り付けられている。画像読取部26は、載置面16に載置された原稿Sの読み取り面に光を照射し、原稿Sの読み取り面からの反射光を受光して原稿Sの情報を読み取る光学ユニットとして構成されている。また、画像読取部26は、装置幅方向(図4におけるX軸方向)に延設されており、載置面16の装置幅方向における長さに対応している。
また、筐体12の裏面12aには、該裏面側に開口するスタンド収容部28が設けられている。スタンド収容部28には、旋回軸30が設けられている。本実施例において旋回軸30はスタンド収容部28の底面に対して傾斜して設けられている。「保持手段」としてのスタンド32は旋回軸30を介して筐体12の裏面12aに取り付けられている。
スタンド32は、スタンド収容部28に収容された状態(図5参照)と、筐体12の裏面12aに対して傾斜した状態(図6参照)とを切換可能に構成されている。具体的には、スタンド32は旋回軸30を支点としてスタンド収容部28に収容された状態から筐体12の裏面12aに対して傾斜した状態へと旋回する。そして、スタンド32が筐体12の裏面12aに対して傾斜した状態では、画像読取装置10を平面34に対して傾斜した姿勢(図2及び図3参照)で保持することができる。
また、カバー14は、筐体12の装置背面側の端部に回動軸36(図7参照)を介して取り付けられている。カバー14は、回動軸36を回動支点として筐体12に対して回動可能であり、載置面16に対して閉じた状態(図1及び図2参照)と、載置面16に対して開いた状態(図3参照)とを取り得る。また、カバー14において載置面16と対向する側には原稿マット38が取り付けられている。原稿マット38は、例えばスポンジのような弾性体により構成されている。尚、本実施例では、カバー14及び原稿マット38が「開閉体」を構成する。
原稿マット38は、カバー14が載置面16に対して閉じた姿勢(図1及び図2参照)となった際、載置面16に載置された原稿Sを当該原稿Sが載置面16から浮かないように載置面16と反対側から一様に押圧する。そして、原稿マット38により押圧された原稿Sの読み取り面が載置面16に密着する。
また、図7に示すようにカバー14の装置背面側の端部には回動軸36が設けられ、筐体12に連結されている。本実施例では、一例として筐体12の装置背面側の端部には長穴40が設けられている。長穴40には回動軸36が挿入されており、回動軸36は長穴40に沿って変位可能に構成されている。すなわち、カバー14は回動軸36を長穴40に沿って変位させることにより、載置面16に対して接離する方向に移動可能である。
したがって、図7に示すように回動軸36が長穴40において装置高さ方向下方に位置する状態、すなわちカバー14が載置面16に対して閉じた状態から、回動軸36を長穴40に沿って装置高さ方向上方へ符号36′が付された位置まで変位させると、カバー14は符号14′が付された二点鎖線部の位置まで、載置面16に対するカバー14の姿勢を維持したまま変位させることができる。その結果、載置面16とカバー14′との間に厚さのある原稿をセットすることができ、画像読取装置10は厚さのある原稿Sの読み取りを行うことができる。
また、図3に示すようにカバー14の載置面16と対向する側において、画像読取装置10を傾斜姿勢とした場合の傾斜方向における下方側となる端部には、フック42が設けられている。また、筐体12には、画像読取装置10を傾斜姿勢とした場合の傾斜方向における下方側となる端部に掛止部44が設けられている。
カバー14を筐体12に対して回動させ、載置面16に対して閉じた状態とした際、フック42は掛止部44と係合する。これにより、カバー14は載置面16に対して閉じた状態を保持することができる。
また、本実施例においてフック42と掛止部44との係合状態を解除するには、カバー14を押圧して撓ませることにより、係合状態が解消される。これにより、カバー14を載置面16に対して閉じた状態から筐体12に対して回動させて載置面16に対して開いた状態へと切り換えることができる。本実施例において、フック42と掛止部44とは、一例としてスナップフィット機構として構成されている。
■■■第1の実施例■■■■
図3、図8ないし図12(B)を参照して第1の実施例について説明する。画像読取装置10を傾斜姿勢とした際、傾斜方向における載置面16の下端には原稿Sの下端を支持する規制部47(図8参照)が設けられている。本実施例において規制部47は傾斜方向における載置面16の下端側に位置するフレーム部材として構成されている。規制部47において載置面16と当接する部分には、原稿Sの下端を支持する支持面46が設けられている。
また、筐体12において傾斜方向における載置面16の下端に対応する位置に原稿押さえ部材48(図3参照)が設けられている。本実施例において原稿押さえ部材48は、装置奥行き方向において載置面16の全長にわたって延設されている。また、原稿押さえ部材48は、その両端部に回動軸50を備えている。回動軸50は規制部47に設けられた長穴52に挿入されている。
つまり、原稿押さえ部材48は回動軸50を支点として規制部47、ひいては載置面16に対して回動可能に構成されている。また、回動軸50には付勢手段54が取り付けられている。本実施例において付勢手段54は、一例としてねじりばねとして構成されている。原稿押さえ部材48には第1被付勢部56が設けられており、第1被付勢部56は付勢手段54の一端と係合している。つまり、第1被付勢部56は付勢手段54に付勢されている。
また、規制部47には第2被付勢部58が設けられており、第2被付勢部58は付勢手段54の一端と係合している。つまり、第2被付勢部58は付勢手段54に付勢されている。
尚、本実施例では付勢手段54の付勢力は筐体12と反対の側へ第1被付勢部56及び第2被付勢部58を付勢するので、回動軸50は筐体12側に向けて反力が作用する。言い換えると、回動軸50は付勢手段54により筐体12側に付勢されている。
ここで、原稿押さえ部材48の第1被付勢部56に作用する付勢手段54の付勢力Fは、回動軸50を回動支点として原稿押さえ部材48を図9における反時計回り方向に付勢している。つまり、原稿押さえ部材48は載置面16から離間する方向に付勢されている。
また、原稿押さえ部材48には係合部60が設けられている。係合部60は第1係合部62と、第2係合部64とを備えている。本実施例において第1係合部62と第2係合部64とは互いに対向しつつ、原稿Sの厚み方向に間隔をおいて設けられている。
また、規制部47には、規制部47から第1係合部62と第2係合部64との間に突出し、回動軸50の軸線方向に沿って延びるストッパー部66が設けられている。
図11(A)及び図11(B)を参照して載置面16に厚さの薄い原稿Sをセットする場合について説明する。尚、本実施例において図11(A)及び図11(B)における断面の位置は、説明のために装置奥行き方向において位置が異なっている。図11(A)に示すようにカバー14を載置面16に対して開いた状態とすると、原稿押さえ部材48の第1被付勢部56に付勢手段54の付勢力Fが作用しているので、原稿押さえ部材48は、回動軸50を支点として図11(A)における反時計周り方向に回動する。つまり、原稿押さえ部材48が載置面16から離間する。
そして、原稿押さえ部材48が載置面16に対して所定の開き角を成すと、第1係合部62がストッパー部66と係合する。これにより、原稿押さえ部材48の図11(A)における反時計周り方向への回動が規制される。その結果、原稿押さえ部材48は載置面16に対して所定の開き角を維持した状態となる。この状態(図11(A)の状態)を原稿押さえ部材48の第1状態とする。
尚、本実施例において載置面16に原稿Sをセットする際、原稿押さえ部材48が第1の状態を取ると、原稿Sの下端が原稿押さえ部材48により案内されて規制部47の支持面46に突き当たる。すなわち、原稿Sの載置面16へのセットが容易となる。
次に図11(B)を参照するに、カバー14を筐体12に対して回動させてカバー14を載置面16に対して閉じた状態とする。この際、カバー14の載置面16と対向する側、つまり原稿マット38が原稿押さえ部材48と係合して、原稿押さえ部材48を載置面16側に押し込む。これにより、原稿押さえ部材48は、付勢手段54の付勢力Fに抗して図11(B)における時計回り方向に回動する。そして、原稿押さえ部材48は、原稿Sの傾斜方向下端部と接触し、原稿Sの傾斜方向下端部を載置面16に密着させる。
また、カバー14を載置面16に対して閉じた状態とすることにより、カバー14のフック42が筐体12の掛止部44と係合する。これにより、原稿押さえ部材48は、原稿Sの傾斜方向下端部が載置面16から浮くことを抑えることができる。また、カバー14は、フック42が掛止部44と係合しているので、筐体12の載置面16に対して閉じた状態を維持する。尚、この状態を原稿押さえ部材48の第2状態とする。
次いで、図12(A)及び図12(B)を参照して、載置面16に厚さのある原稿Sをセットする場合について説明する。尚、本実施例において図12(A)及び図12(B)における断面の位置は、説明のために装置奥行き方向において位置が異なっている。カバー14を載置面16に対して開いた状態とすると、原稿押さえ部材48は図11(A)の状態となる。そして、載置面16と載置面16に対して所定の開き角をなす原稿押さえ部材48の間に厚さのある原稿Sをセットすると、原稿押さえ部材48は原稿Sの角部と接触する。そして、原稿Sを規制部47の支持面46側に押し込むと、原稿押さえ部材48が原稿Sの角部に押されて、回動軸50は長穴52に沿って載置面16から離間する方向に変位する。
原稿押さえ部材48の載置面16から離間する方向への変位に伴って、第1係合部62とストッパー部66との係合は解消される。これにより、原稿押さえ部材48の図12(A)の反時計周り方向への回動に対する規制がなくなる。さらに、原稿Sを規制部47の支持面46側に押し込むと、原稿押さえ部材48の載置面16から離間する方向への変位量が大きくなる。また、原稿押さえ部材48はこの変位量に応じて、図12(A)の反時計周り方向へ回動する。
そして、図12(A)に示すように、ストッパー部66は原稿押さえ部材48の第2係合部64と係合する。これにより、再度、原稿押さえ部材48の図12(A)の反時計周り方向への回動が規制される。その結果、原稿押さえ部材48は載置面16に対して所定の開き角を維持した状態となり、第1状態を維持する。
そして、図12(B)に示すように、カバー14を筐体12に対して回動させてカバー14を載置面16に対して閉じた状態とすると、カバー14の載置面16と対向する側、つまり原稿マット38が原稿押さえ部材48と接触して、原稿押さえ部材48を載置面16側に押し込む。これにより、原稿押さえ部材48は、付勢手段54の付勢力Fに抗して図12(B)における時計回り方向に回動する。そして、原稿押さえ部材48は、厚さのある原稿Sの傾斜方向下端部を載置面16に密着させる。
また、カバー14を載置面16に対して閉じた状態とすることにより、カバー14のフック42が筐体12の掛止部44と係合する。これにより、原稿押さえ部材48は、厚さのある原稿Sの傾斜方向下端部が載置面16から浮くことを抑えることができる。
上記説明をまとめると、本実施例において載置面16に対して所定の開き角を成す第1状態と、原稿Sの下端の、載置面16からの浮きを抑える第2状態と、を切り換え可能な原稿押さえ部材48は、付勢手段54により第1状態に向けて付勢されているので、原稿Sのセット時に原稿押さえ部材48を開く必要がない。また、載置面16を開閉するカバー14が閉じる際、当該カバー14及び原稿マット38が原稿押さえ部材48と係合して原稿押さえ部材48を第2状態に保持するので、原稿押さえ部材48の第1状態から第2状態への切り換えも、それ単独で行う必要がない。以上により、操作性に優れ、且つ載置面16からの原稿Sの滑り落ちを抑制或いは防止できる画像読取装置10を提供することができる。
また、本実施例においてカバー14が、筐体12と係合してカバー14の閉状態を維持するフック42を備えているので、カバー14が原稿押さえ部材48から受ける反力によるカバー14の浮き上がりを抑制し、即ち載置面16からの原稿Sの浮き上がりを抑制して、良好な画像読取結果を得ることができる。
また、本実施例によれば、カバー14の回動軸36は、載置面16に載置された原稿Sの厚み方向に変位可能に設けられているので、厚手の原稿Sに対応することができ、良好な画像読取結果を得ることができる。
また、本実施例によれば、原稿Sの厚みに応じ、ストッパー部66と係合する係合部60が第1係合部62及び第2係合部64のいずれかに切り換わる構成である為、原稿Sの厚みの変化に応じた原稿押さえ部材48の開き角の変化量を抑制でき、良好な原稿セット性を確保することができる。
<<<第1の実施例の変更例>>>
(1)本実施例では、原稿押さえ部材48は、装置奥行き方向において載置面16の全長にわたって延設される構成としたが、この構成に代えて、装置奥行き方向において載置面16の一部を覆う構成としてもよい。
(2)また、本実施例では、規制部47にストッパー部66を設ける構成としたが、筐体12において係合部60と係合可能な位置にストッパー部66を設ける構成としてもよい。
■■■第2の実施例■■■■
図13(A)ないし図14を参照して第2の実施例について説明する。第2の実施例では、カバー14を筐体12に対して閉じた状態とした際、付勢手段54の付勢力Fを原稿押さえ部材48からフック68に切り換える点で第1の実施例と相違する。尚、図14は図13(B)におけるA−A断面を示した図である。
図13(A)に示すように本実施例においてカバー14には、フック68が設けられている。フック68はカバー14において装置奥行き方向における付勢手段54が設けられた位置に対応した位置に設けられている。また、フック68には第3被付勢部70が設けられている。
また、図13(B)に示すようにフック68は、カバー14が載置面16に対して閉じられた状態となると、筐体12に設けられた掛止部72と係合する。本実施例において掛止部72は、一例として掛止位置(図13(A)及び図13(B)における実線部)と非掛止位置(図13(A)及び図13(B)における二点鎖線部)とを切換可能に構成されている。
ここで、掛止部72は、一例として筐体12に設けられ、筐体12に対して進退可能な突出部(不図示)を押し込むことにより掛止位置と非掛止位置とを切り換えるように構成することができる。このような構成には、例えばプッシュラッチ機構がある。尚、本実施例では、ユーザーが突出部を操作することにより掛止部72の掛止位置と非掛止位置とを切り換えることができ、フック68の係合状態と非係合状態とを切り換えることができる。
また、フック68は、掛止部72を掛止位置から非掛止位置に切り換えることで掛止部72との係合が解除される。そして、カバー14を載置面16に対して閉じた状態から開いた状態へ切り換えることができる。
ここで、図13(A)に示すようにカバー14が載置面16に対して開いた状態では、付勢手段54の一端は原稿押さえ部材48の第1被付勢部56と接触し、原稿押さえ部材48が載置面16に対して所定の開き角を成すように、第1被付勢部56を付勢力Fで付勢している。そして、図13(B)に示すようにカバー14が載置面16に対して閉じた状態となると、フック68が装置奥行き方向において付勢手段54が設けられた位置に対応した位置に差し込まれる。
そして、フック68の第3被付勢部70が付勢手段54の一端側の一部と接触し、当該一端部を第1被付勢部56から離間する方向に押し込む。その結果、付勢手段54の一端が原稿押さえ部材48の第1被付勢部56から離間する(図13(B)及び図14参照)。そして、付勢手段54の一端は、フック68の第3被付勢部70を付勢力Fで付勢する。言い換えると、カバー14を載置面16に対して閉じた状態とすると、付勢手段54は原稿押さえ部材48を付勢する状態からフック68を付勢する状態に切り換わる。
ここで、フック68により、カバー14が原稿押さえ部材48から受ける反力によるカバー14の浮き上がりを抑制できるが、反力によりカバー14が変形すると、載置面16からの原稿の浮き上がりが生じる。しかしながら、本実施例によればカバー14が閉じた状態では、付勢手段54は第3被付勢部70、すなわちフック68を付勢する状態に切り換わる為、カバー14の変形を防止でき、ひいては載置面16からの原稿Sの浮き上がりを抑制して、良好な画像読取結果を得ることができる。
画像読取装置10は、原稿Sを載置する載置面16および当該載置面16に載置された原稿Sを読み取る読み取り手段20が設けられた筐体12と、筐体12を傾斜姿勢に保持するスタンド32と、傾斜姿勢にある載置面16の下端に位置し、原稿Sの下端を支持する規制部47と、載置面16に対して所定の開き角を成す第1状態と、原稿Sの下端の、載置面16からの浮きを抑える第2状態と、を切り換え可能な原稿押さえ部材48と、原稿押さえ部材48を第1状態に向けて付勢する付勢手段54と、閉じた状態において原稿押さえ部材48と係合して原稿押さえ部材48を第2状態に保持する、載置面16を開閉するカバー14とを備えている。
画像読取装置10において、カバー14が筐体12と係合してカバー14の閉状態を維持するフック42、68を備えている。また、画像読取装置10においてカバー14が開いた状態から、閉じてフック68が筐体12と係合する過程において、付勢手段54における原稿押さえ部材48を付勢する一端がフック68と係合してフック68を付勢する状態に切り換わる。
画像読取装置10において、カバー14の回動軸36は、載置面16に載置された原稿Sの厚み方向に変位可能に設けられている。
また、画像読取装置10は原稿押さえ部材48と係合して当該原稿押さえ部材48の第2状態を保持するストッパー部66を備えている。また、原稿押さえ部材48においてストッパー部66と係合する係合部60は、第1係合部62と、当該第1係合部62に対し原稿Sの厚み方向に間隔を空けて配置された第2係合部64とを備えている。原稿Sの厚みに応じ、ストッパー部66と係合する係合部60が第1係合部62及び第2係合部64のいずれかに切り換わる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 画像読取装置、12 筐体、12a 裏面、14、14′ カバー、16 載置面、
18 操作部、20 読み取り手段、22 案内部、24 駆動機構、26 画像読取部、
28 スタンド収容部、30 旋回軸、32 スタンド、34 平面、
36、36′、50 回動軸、38 原稿マット、40、52 長穴、
42、68 フック、44、72 掛止部、46 支持面、47 規制部、
48 原稿押さえ部材、54 付勢手段、56 第1被付勢部、58 第2被付勢部、
60 係合部、62 第1係合部、64 第2係合部、66 ストッパー部、
70 第3被付勢部、F 付勢力、S 原稿

Claims (9)

  1. 原稿の長手方向に沿って形成された長辺と、原稿の短手方向に沿って形成された短辺からなり、原稿を載置する原稿台と、
    前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り手段が設けられた筐体と、
    前記筐体を傾斜姿勢に保持する保持手段と、
    前記傾斜姿勢にある前記原稿台の下端に位置し、原稿の下端を支持する規制部と、
    前記原稿台に対して原稿の下端を押さえる原稿押さえ部材と、
    前記原稿台に対して開いた状態と閉じた状態とを取る開閉体と、
    前記開閉体に設けられた原稿マットと、
    を備え、
    前記原稿押さえ部材は、前記原稿台に対して所定の開き角を成す第1状態と、前記原稿台からの原稿の浮きを抑える第2状態とで切り換え可能に設けられており、
    前記開閉体が閉じることによって前記原稿マットが前記原稿押さえ部材と接触し、前記原稿押さえ部材が前記第1状態から前記第2状態へと切り換わる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿の長手方向に沿って形成された長辺と、原稿の短手方向に沿って形成された短辺からなり、原稿を載置する原稿台と、
    前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り手段が設けられた筐体と、
    前記筐体を傾斜姿勢に保持する保持手段と、
    前記傾斜姿勢にある前記原稿台の下端に位置し、原稿の下端を支持する規制部と、
    前記原稿台の下端に設けられ、前記原稿台に対して原稿の下端を押さえる原稿押さえ部材と、
    前記筐体に設けられ、前記短辺に沿って延びる回動軸と、
    前記回動軸を介して前記筐体に取り付けられ、前記回動軸を回動支点として前記原稿台に対して開いた状態と閉じた状態とを取る開閉体と、
    前記開閉体に設けられた原稿マットと、
    を備え、
    前記傾斜姿勢において、前記回動軸は鉛直方向のベクトル成分を有して延びており、
    前記原稿押さえ部材は、前記開閉体が開いた状態において前記原稿台に対して所定の開き角を成す第1状態を取り、前記開閉体が閉じた状態において前記原稿台からの原稿の浮きを抑える第2状態を取るように構成され、
    前記原稿は、前記原稿押さえ部材が前記第1状態において、前記原稿押さえ部材によって前記規制部に案内される、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記筐体は前記短辺に沿って延びる回動軸と、を備え、
    前記傾斜姿勢において、前記回動軸は鉛直方向のベクトル成分を有して延びており、
    前記開閉体は前記回動軸を介して前記筐体に取り付けられており、前記回動軸を回動支点として前記開いた状態と前記閉じた状態とを取る、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記押さえ部材は付勢手段によって前記原稿台から離れる方向に付勢されており、
    前記開閉体が前記付勢手段の付勢力に抗して閉じることによって前記原稿押さえ部材が前記第1状態から前記第2状態へと切り換わる
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項に記載の画像読取装置において、前記開閉体が、前記筐体と係合して前記開閉体の閉状態を維持するフックを備える、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項に記載の画像読取装置において、前記開閉体が開いた状態から、閉じて前記フックが前記筐体と係合する過程において、前記付勢手段における前記原稿押さえ部材を付勢する部位が前記フックと係合して当該フックを付勢する状態に切り換わる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項2または請求項3に記載の画像読取装置において、前記回動軸は、前記原稿台に載置された原稿の厚み方向に変位可能に設けられている、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項に記載の画像読取装置において、前記原稿押さえ部材と係合して当該原稿押さえ部材の前記第2状態を保持するストッパー部を備える、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項に記載の画像読取装置において、前記原稿押さえ部材において前記ストッパー部と係合する係合部は、第1係合部と、当該第1係合部に対し原稿の厚み方向に間隔を空けて配置された第2係合部と、を備え、
    原稿の厚みに応じ、前記ストッパー部と係合する係合部が前記第1係合部及び前記第2係合部のいずれかに切り換わる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
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