JP6607647B2 - 水素含有液体の生成装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水素を含有する液体を生成するための装置及び方法に関する。
本件出願人は、水と反応することにより水素ガスを発生するアルミニウムなどの水素発生系と、一方向弁を有し水素発生系を収容する水素気泡形成体と、を含む生体適用液への水素添加器具を先に提案した(特許文献1)。
特許第4652479号公報
水素含有液体を生物の体内に取り込むことにより酸化ストレスの抑制などの効能が得られることは、多数の論文等により報告されている。しかしながら、液体を飲用などによって体内に取り込むにしても量的な限界がある。このため、同じ量であっても高濃度水素を含有する液体の生成装置の開発が望まれている。本件出願人は、先に提案した上記従来特許により、10分後の水素濃度が5ppm、24時間後の水素濃度が7ppmの水素含有液体を生成することに成功したが、同様の条件で10分後の水素濃度が6ppm、24時間後の水素濃度が10ppmを超える水素含有液体を生成するには至らなかった。
本発明が解決しようとする課題は、10分後の水素濃度が6ppm、24時間後の水素濃度が10ppmを超える水素含有液体を生成することができる水素含有液体の生成装置及び方法を提供することである。
本発明は、水分と反応して水素ガスを発生する水素発生剤と、前記水素発生剤が収納され、内部で発生した水素ガスを外部へ排出されるカプセルと、前記カプセルの内部で発生した水素ガスの添加対象たる液体を収納する容器と、を備える水素含有液体の生成装置において、前記水素発生剤の重量(Wg)に対する前記カプセルの容積(Vml)の比率(V/W)を、11.4以下、より好ましくは8.2以下に設定することにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、10分後の水素濃度が6ppm、24時間後の水素濃度が10ppmを超える水素含有液体を生成することができる。
本発明に係る水素含有液体の生成装置の一実施の形態を示す構成部品図である。 図1のカプセルを示す斜視図である。 図2AのIIB-IIB線に沿う断面図である。 図2AのIIC-IIC線に沿う断面図である。 図2AのIID-IID線に沿う矢視図である。 図1に示す水素含有液体の生成装置の使用方法を示す図である。 図1に示す水素含有液体の生成装置の使用方法を示す図である。 図1に示す水素含有液体の生成装置の使用方法を示す図である。 図1に示す水素含有液体の生成装置の使用方法を示す図である。 図1に示す水素含有液体の生成装置の使用方法を示す図である。 図1に示す水素含有液体の生成装置の使用方法を示す図である。 図1に示す水素含有液体の生成装置の使用方法を示す図である。 図1に示す水素含有液体の生成装置の使用方法を示す図である。 本発明に係る水素含有液体の生成装置の他の実施の形態を示す構成部品図である。 図4に示す水素含有液体の生成装置の使用方法を示す図である。 本発明に係る水素含有液体の生成装置及び方法を用いて水素含有液体を生成した実施例1,2及び比較例1,2を示すグラフである。 本発明に係る水素含有液体の生成装置及び方法を用いて水素含有液体を生成した実施例3,4及び比較例3,4を示すグラフである。
以下、本発明に係る水素含有液体の生成装置及び方法の一実施の形態を説明する。本実施形態の生成装置1は、水分と反応して水素ガスを発生する水素発生剤11と、内部で発生した水素ガスは外部へ排出されるが外部からの液体は導入されない一方向弁21(逆止弁又はガス透過膜であってもよい)を有し、前記水素発生剤11を入れるカプセル20と、前記カプセル20の内部で発生した水素ガスの添加対象たる液体Lを入れる容器30と、を備える。
本実施形態における液体Lは、本実施形態の生成装置1を用いて水素分子を溶存させるべき対象たる液体の全てを含む。液体Lは、水または水溶液などのほか、飲料水、茶、コーヒーなどの各種飲料を含む。また、注射・点滴・輸液などの用途に浸透圧調製された生理食塩水、栄養素や電解質補給のために調整された注射溶液、薬剤を溶解した注射溶液、輸血に用いられる輸血製剤(輸血用血液)・自己血液、経腸液、臓器の保存のために調合された臓器保存液などを含む。特に本実施形態における液体Lは、人間を含む動物や植物などの生体に適用することができる液体を含む。そして、この種の液体Lに水素を溶存させ、こうして得られる水素含有液体を、口又は鼻からの吸入又は噴霧、口からの飲用、皮膚又は静脈・動脈への注射などにより各種生体に適用される。水素含有液体、特に過飽和を含む高濃度水素含有液体の作用成分は水素であり、その作用は主として酸化ストレスの抑制である。
本実施形態における水素発生剤11は、水分と反応して水素ガスを発生する材料であり、具体的には、水素よりイオン化傾向が大きい金属材料と、この金属材料と水分との反応を促進する反応促進剤とを含む。水素発生剤11を、水が透過する袋体12に入れたものを水素発生体10と称する。金属材料は、水分と反応することで水素を発生させる物質であり、水素よりイオン化傾向が大きい金属単体又は水素化金属を含む水素化化合物などが含まれる。水分との反応性の良さを考慮すると、金属カルシウム、水素化カルシウム、金属マグネシウム、水素化マグネシウムなどは好適に用いられる。反応生成物の安全性などを考慮し、金属マグネシウムは特に好適に用いられる。また、反応生成物の安全性や食品衛生法を考慮すれば、鉄、アルミ、ニッケル、コバルトは好適に用いられる。なかでも、金属アルミニウムは、美観、コスト、及び取り扱い上の安全性の観点からも好適に用いられる。
上述した金属材料及び反応促進剤を収納する袋体12は、水が透過する材料からなる。本実施形態の袋体12は、液体Lと金属材料及び反応促進剤とを確実に隔離するために設けられるものであり、不織布などの材料を例示することができる。こうした袋体12は、水素ガスや水は透過するが、金属材料、反応促進剤、その反応残渣を透過させない。こうした袋体12のポアサイズは、1000μm以下、好ましくは500μm以下、より好ましくは150μm以下、特に好ましくは50μm以下である。この袋体12のポアサイズとの関係でいえば、金属材料、反応促進剤の平均粒径は、袋体12の外部へ透過することなく、かつ、微粒子化による活性の増大も期せるような粒径であることが望ましい。たとえば、金属材料の平均粒径は、3000μm以下、好ましくは1000μm以下、さらに好ましくは500μm以下、特に好ましくは250μm以下である。
本実施形態の水素発生剤11は、金属材料のほか、必要に応じて、金属イオン封鎖剤やpH調整剤など水素発生反応を促進する反応促進剤を含んでもよい。
本実施形態で用いることができる金属イオン封鎖剤としては、水に全くあるいはほとんど溶解せず、カプセル20または袋体12の内部において金属イオンを吸着する性質を有する物質を生成する物質を含む。陽イオン交換樹脂など、不溶性または難溶性の金属イオン封鎖剤は好適に用いられる。なかでも、金属イオンの吸着とともに、水素イオン(H)を放出する、スルホン酸基を交換基とする酸性陽イオン交換樹脂またはカルボン酸基を交換基とする酸性陽イオン交換樹脂を含む、水素イオン型陽イオン交換樹脂は、pH調整剤としての機能も兼ねるため、さらに好ましい。
本実施形態で用いることができるpH調整剤としては、クエン酸、アジピン酸、リンゴ酸、酢酸、コハク酸、グルコン酸、乳酸、リン酸、塩酸、硫酸など水素イオン(H)を供給することで水酸化物イオン(OH)を抑制(中和または生成防止)する性質を有する物質、及び加水分解を受け不溶性の水酸化物を形成することで水酸化物イオンを除去する物質を含む。アルミニウムイオンを含む鉱石など、加水分解を受け不溶性の水酸化物を形成するpH調整剤は好適に用いられる。なかでも、硫酸アンモニウムアルミニウムなどのミョウバンは、加水分解を受け不溶性の水酸化アルミニウムを生成する一方、マグネシウムイオンやカルシウムイオンに対する金属イオン封鎖剤(凝集剤)としての機能も兼ねるため、さらに好ましい。上述のように、水素イオン型陽イオン交換樹脂やミョウバンは、一剤で金属イオン封鎖剤としての機能とpH調整剤としての機能を兼ねるので、より好ましい物質である。
さらに、金属材料の水素発生反応を促進する水素発生反応促進剤として、酸またはアルカリ剤などを用いることができる。酸としては、これに限るものではないが、反応後に固形の沈殿物を生じる酸、またはイオン交換樹脂などの固形酸などが好適に用いられる。また、アルミニウムや亜鉛などの両性金属を水素発生剤として用いる場合は、酸の他、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、陰イオン交換樹脂などアルカリ剤を用いることもできる。なかでも、水酸化カルシウム(消石灰)、生石灰(酸化カルシウム)、焼成カルシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、陰イオン交換樹脂など食品添加物であるアルカリ剤は好適に用いられる。アルミニウムなどの食品添加物である水素よりイオン化傾向の大きい金属と反応して沈殿物を生じる水素発生反応促進剤は、該金属の金属イオンの水素発生反応後の再溶出を抑制するため、生体に適用される液体Lの特性を実質的に変えない。
なお、金属材料の経時劣化を抑制するために、金属イオン封鎖剤やpH調整剤など水素発生系に含まれる物質の水和数や含水率は少ない方が好ましい。すなわち、水和数でいうと、3水和物以下、好ましくは2水和物以下、より好ましくは1水和物以下、特に好ましくは無水和物や無水物であることが望ましい。含水率でいうと、含水率40重量%以下、好ましくは30重量%以下、より好ましくは20重量%以下、特に好ましくは15重量%以下であることが望ましい。
本実施形態における金属材料は、水分と接触することによりカプセル20内において水素ガスを発生させる。こうした水分には、水道水、浄水、イオン交換水、精製水、純水、RO水などが含まれるが、これに限るものではない。上述の液体L自体を水分として用いることもできる。また、水分であるから水蒸気などの気体であってもよい。含有成分、硬度、液性の如何にかかわらず、水分を含んでいる液体又は気体であれば本実施形態の水分として用いることができる。
金属材料を含む水素発生剤11と反応させる水分の量の目安としては、後述するように袋体12ごと液体Lに瞬時に浸漬するなど、水素発生体10を収容するカプセル20に水分が残存しない程度の少量であることが望ましい。たとえば、カプセル20内に残存する水分量が10cc以下、好ましくは5cc以下、さらに好ましくは3cc以下、特に好ましくは1cc以下である。こうした余分な水分が袋体12からカプセル20内に流出するのを防止するために、吸水ビーズ、イオン交換樹脂(乾式イオン交換樹脂は吸水性が高くさらに好ましい)、吸水紙、ヒアルロン酸、ポリアクリル酸など吸水性のある物質や材料が、カプセル20内や袋体12などに含まれていることは望ましい。
本実施形態のカプセル20は、液体Lと水素発生剤11とを隔離するとともに、水素発生体10で発生した水素ガスを、カプセル20の一方向弁21を介して、液体Lを入れた容器30内に送る。カプセル20を含む本実施形態の生成装置1は、液体Lを入れる容器30とは別個の部材として、又は容器30に事前に組み込まれた構造部として、容器30に収容される。カプセル20を容器30とは別の部材として構成した実施形態を図1に示し、カプセル20を容器30の一部に組み込んだ実施形態を図4に示し、これらの詳細は後述する。
本実施形態のカプセル20の第1実施形態を図2A〜図2Dに示す。本実施形態のカプセル20は、カプセル本体22と、バルブキャップ23と、ダックビルバルブ21とを備える。カプセル本体22は、水素発生剤11と水分との反応熱に耐え得る程度の耐熱性を有する樹脂材料から成形された、有底筒状の部材であり、内部に水素発生体10を入れ、上部開口にバルブキャップ23を装着する。カプセル本体22の外表面には、円周方向に沿って所定の間隔をもって設けられた複数の突起片24が一体的に形成されている。この突起片24は、水素発生剤11と水分との反応熱(金属材料の種類にもよるが200℃程度の高温になるものもある)がカプセル本体22から容器30に伝わって、当該容器30を変形させたりすることを防止するための構成である。つまり、突起片24を設け、カプセル20と容器30との接触距離を長くすること及び/又は接触面積を小さくすることで、容器30へ伝わる熱を抑制する。なお、図2A〜図2Dに示す実施形態では、カプセル本体22の外表面に突起片24を設けたが、バルブキャップ23の外表面に突起片を設けてもよい。
本実施形態のカプセル20のバルブキャップ23は、ダックビルバルブ21を保持するとともに、カプセル本体22の上部開口を閉塞する機能を司る。バルブキャップ23も、カプセル本体22と同様に、水素発生剤11と水分との反応熱に耐え得る程度の耐熱性を有する樹脂材料から成形されている。
ダックビルバルブ21は、弾性を有する樹脂材料から成形され、鳥のくちばし状に形成され、先端の稜線部分にスリット25が設けられている。これにより、カプセル20内の内圧が高くなるまでは、ダックビルバルブ21の自己弾性によりスリット25が閉じた状態となり、カプセル20内の内圧が高くなると、自己弾性に抗してダックビルバルブ21のスリットを押し広げて水素ガスが排出される。ダックビルバルブ21が本発明の一方向弁又は逆止弁の一例である。
なお、一方向弁又は逆止弁の一例であるダックビルバルブ21に代えて、カプセル20の内部で発生した水素ガスはカプセル20の外部へ排出されるが、カプセル20の外部の液体はカプセル20の内部へ導入されない水素ガス透過膜を設けてもよい。また、後述する図4及び図5の他の実施形態にて説明するように、カプセル20を容器30のキャップ32に固定し、図4及び図5の実施形態とは異なるが(同図の実施形態はカプセル20を容器30の外部に設けた)、カプセル20を容器30の内部に入れてもよい。さらに、水素発生剤11が容器30に入れた液体Lに混入しても問題のない場合は、一方向弁、逆止弁、水素ガス透過膜等々に限定されず、カプセル20の内部で発生した水素ガスはカプセル20の外部へ排出され、カプセル20の外部の液体はカプセル20の内部へ導入されるものであってもよい。
本実施形態の容器30は、上述した液体Lを入れる容器であって、その内容物を大気に触れさせないよう工夫が施されている密閉された容器を含む。キャップ付きペットボトルやアルミボトルなど蓋付き容器は密閉された容器に含まれる。密閉された容器30は、人が手に持って振盪しやすいように、ポータブルな形態と容量を備えていることが望ましい。2L以下、好ましくは1L以下、特に好ましくは0.5L以下の容量の密閉された容器30が望ましいが、これに限るものではない。密閉された容器30の材質として好ましいのは、水素透過性が低い容器である。水素透過性が低いほど発生した水素を容器30の外部へ逃すことが少ないからである。
容器30の水素透過性は次のように測定する。すなわち、特願2009−221567に記載される方法などを参考に、安定的にほぼ飽和濃度(20℃・1気圧で1.6ppm)を保つ水素溶存水を測定対象となる密閉容器内容積の20倍の体積で生成するとともに、浄水(藤沢市水道水を活性炭カラムに通して処理した活性炭処理水など)を満水充填した該密閉容器を該水素溶存水に5時間浸漬する。その後、該浄水の溶存水素濃度を測定し、溶存水素濃度が1000ppb以下、好ましくは500ppb以下、より好ましくは100ppb以下、特に好ましくは10ppb以下である容器30が、本実施形態の水素透過性が低い容器に含まれる。
本実施形態の容器30は、密閉性に加えて、水素発生による内圧の上昇に耐えうる耐圧性能を有することが望ましい。絶対圧力で0.11MPa、好ましくは0.4MPa、さらに好ましくは0.5MPa、特に好ましくは0.8MPaの内圧に耐えうる耐圧容器である。炭酸飲料用ペットボトルなどは好適に用いられる。本実施形態の容器30は、安全に開栓できるようキャップを開ける途中で圧力を逃がす機構(ベントスロット)を口部に備えていることが望ましい。
本実施形態において得られる水素含有液体は、溶存水素濃度が8ppm以上、好ましくは10ppm以上の水素含有液体である。本実施形態において過飽和水素含有液体とは、常温常圧における溶解度(1.6ppm)以上の溶存水素濃度であり、特に8.0ppm以上、9.0ppm以上、10.0ppm以上の高濃度水素含有液体をいう。
次に、図3A〜図3Hを参照しながら、本実施形態の水素含有液体の生成装置1の使用方法を説明する。
まず、図3Aに示すように、袋体12内にアルミニウムやマグネシウムなどの金属材料及び反応促進剤を含む水素発生剤11を入れた水素発生体10を用意し、図3Bに示すように、たとえば容器30に入れた液体Lに、袋体12が濡れるように5〜6秒程度浸す。次いで、図3Cに示すように、カプセル本体22の中に、先ほど濡らした水素発生体10を入れ、バルブキャップ23で蓋をする。なお、容器30には液体Lを上部開口まで満たしておく。すなわち、容器30のヘッドスペースSにはなるべく空気が入らないように液体Lを満たしておく。
次いで、図3Dに示すように、カプセル20を容器30に入れキャップ32で蓋をする。本実施形態のカプセル20は、液体Lより比重が小さいので容器30の液面に浮くが、液体Lより比重の大きいカプセルを用い、容器30内の液体Lに沈めてもよい。しばらく時間が経つと、水素発生剤11と水分との反応が開始することにより、カプセル20内に水素ガスが発生し、その内圧がある程度上昇してダックビルバルブ21の自己弾性に打ち勝つと、ダックビルバルブ21のスリット25が開き、このスリット25から水素ガスが排出される。ただし、開いたスリット25からカプセル20内に液体Lが入り込むことはない。
カプセル20の内部からダックビルバルブ21を介して水素ガスが容器30の内部へ排出されると、図3E及び図3Fに示すように、容器30のヘッドスペースS(容器30の上部開口の近傍の空間)に水素ガスが溜まることになる。このとき、カプセル20は、水素発生剤11と水分との反応熱によって比較的高温となっているが、容器30との接触は突起片24にて行われていることから、接触点まで高温の熱が伝わらない。これにより、容器30の変形などを防止することができる。
なおカプセル20内で、水素発生剤11と水分との反応により発生した水素ガスは、ダックビルバルブ21を介して液体Lを入れた容器30内に放出され、ヘッドスペースSに高圧・高濃度の水素ガス相を形成する。なお、本実施形態の生成装置1を液体L中に沈めて設置した場合であっても、発生した水素分子のほとんどは液体Lに溶解することなく、まずは容器30のヘッドスペースの空気相へ移行する。水素発生剤11を袋体12に入れた水素発生体10をカプセル20に入れると、水素ガスは、カプセル20の内部に適量結集した後はじめて、水素ガス気泡としてダックビルバルブ21から排出される。言い換えれば、液体L中に排出されるとき、水素分子は、既にある程度の大きさを有する水素ガス気泡として放出されることから、カプセル20が水素ガスに対する一種のストッパーとして作用するため、液体Lに溶解することなく、まずは容器30のヘッドスペースの空気相へ移行するものと推察される。
このことは目視でも観察される。たとえば、本実施形態の生成装置1を、液体Lを入れた容器30内に入れ、容器30を横に倒してそのまましばらく放置しておくと、カプセル20内で発生した水素ガスが間歇的にダックビルバルブ21から水素気泡となって放出しながら、水素ガス相の体積を次第に増大させていく。言い換えれば、放出される水素ガスの気泡サイズが大きいものであるため、それは水中を上昇し密閉された容器30のヘッドスペースの気相へと素早く移行する。
従来、水素分子に限らないが、いわゆるバブリングを利用した気体溶解技術においては、ガスの気泡サイズを可能な限り小さくすること、すなわち、気泡が気相へ赴く上昇速度を遅らせることこそが、高濃度のガス溶液を製造するためには重要であると考えられてきた。水素、酸素またはオゾンを含む産業用ガスのマイクロバブル化やナノバブル化は、本願出願時においても、依然として当業界の主要な技術課題の一つとして認識されている。
これに対して、本願発明者等は、家庭、職場、街中、店頭などを含むさまざまな場所で、消費者が使用時に高濃度水素含有液体を生成しようとする機会においては、飲料水、茶、コーヒーなどの飲料を含む液体に水素分子を直接溶解させるよりも、まずは、密閉された容器30内に水素ガス相を形成するとともに容器30の内圧を高め、その後に密閉された容器30を適宜振盪することで気相の水素ガスを回収する方がはるかに望ましいことを知見した。したがって、水素含有液体の溶存水素濃度を高めるためには、図3Gに示すように、本実施形態のカプセル20を密閉された容器30内に入れるとともに、密閉された容器30を適宜振盪することが望ましい。
本実施形態における振盪は、密閉された容器30に物理的衝撃を与えることにより密閉された容器30内の液体Lと気相にある水素ガスとを接触させつつ、液体L中の溶存酸素など溶存ガスを水素ガスに置換する。本実施形態の振盪は、手を用いた自然的振盪のほか機械を用いた人工的振盪も含まれる。振盪器、攪拌機、超音波発生装置などによる振盪はこうした人工的振盪に含まれる。また、密閉された容器30の気相へ水素ガスが一層蓄積されることを目的に、カプセル20を密閉された容器30内に入れてから、1分経過した後、好ましくは2分経過した後、より好ましくは4分経過した後、さらに好ましくは8分経過した後、特に好ましくは10分経過した後に振盪を開始することが望ましい。また、振盪時間は、高圧・高濃度水素ガスの生体適用液への溶解を促進させるため、自然的振盪で5秒以上、好ましくは10秒以上、より好ましくは15秒以上、さらに好ましくは30秒以上であることが望ましい。また、振盪のし易さを考慮し、生体適用液を充填した後も、密閉容器には容器容量の15%以下、好ましくは10%以下、特に好ましくは5%以下の容量でヘッドスペースが設けられることが望ましい。以上の使用方法により、図3Hに示すように水素含有液体が得られることになる。
図4は、本発明に係る水素含有液体の生成装置1の他の実施の形態を示す構成部品図、図5は、図4に示す水素含有液体の生成装置1の使用方法を示す図(図3D,図3Eに相当する)である。同図に示す生成装置1は、カプセル20を容器30の一部に組み込んだ実施形態であり、具体的には図4に示すように、容器30のキャップ32にカプセル20が設けられ、図5に示すように容器30にキャップ32を装着すると、容器30の外部から容器30の内部へ水素ガスを放出することになる。すなわち、図3D及び図3Eに示すように、カプセル20を容器30内に入れなくても、容器30の内部へ水素ガスを供給する。
さて、以上のような構成及び使用方法の生成装置1において、本願発明者らは、溶存水素濃度が7ppmの水素含有液体を生成することに成功した。ただし、同様の条件で水素濃度が8ppm、特に10ppmを超える水素含有液体を生成するには至らなかった。尤も、水素発生剤11の重量を増加させれば水素ガスの発生量も増加するので溶存水素濃度を高くすることは可能であるが、上述した使用方法から理解できるとおり、水素ガスの発生量が多くなると容器30内の内圧も高くなる。そのため、高耐圧の容器30が必要となる。また、水素発生剤11の重量を増加させるにしても、未反応の金属材料が残り無駄が生じてはならない。そこで、本発明者らは鋭意検討及び試行錯誤を繰り返した結果、水素発生剤11の重量W(モル数でも等価)と、カプセル20の容積V(カプセル本体22、バルブキャップ23及びダックビルバルブ21を含む内部の容積)との関係を所定値にすると、適度な水素発生剤11の重量で、溶存水素濃度が8ppmを超える水素含有液体を得ることに成功した。以下、本発明の実施例及び比較例を説明する。
《実施例1》
金属材料としての、金属アルミニウム末(和光純薬工業株式会社製、粒径は53〜150μm、80%up)と水酸化カルシウム(和光純薬工業株式会社製)とを、金属アルミニウム末が75重量%、水酸化カルシウムが25重量%の割合で混合し、0.66gの水素発生剤11を得た。この水素発生剤0.66gを不織布(旭化成株式会社製プレシゼRegular C5160)に包み込み、ヒートシールすることで水素発生体10を得た。また、口部までの満水充填容量が約530ccの炭酸飲料用ペットボトル30を用意し、これに藤沢市水道水(水温が14.6℃)を満タンに充填した。
内部の容積が5.4mlのカプセル20を用意し、図3Bに示すように上記水素発生体10を、ペットボトル30に入れた水道水に5〜6秒浸漬して湿らせたのち、この水素発生体10をカプセル本体22に入れ、バルブキャップ23で蓋をした。そして、図3Dに示すように、カプセル20をペットボトル30に入れ、キャップ32で蓋をした。同じものを6セット用意した。
10分放置後及び24時間放置後のそれぞれにつき、発明者の一人(平均的体格を有する日本人30代男性)がペットボトル中腹部を利手に保持し、手首のみを左右に動かすことでキャップが手首上空に半円の弧を描くように、2往復/秒のペースで120往復し、振盪した(合計60秒)。その後、それぞれの内容液体Lの溶存水素濃度を測定した。この結果を表1及び図6に示す。なお、溶存水素濃度判定試薬は、MiZ株式会社製の溶存水素判定試薬(エタノール、メチレンブルー及び白金コロイドを含むアルコール類9.88ml)を使用して溶存水素濃度を滴定した。
《実施例2》
水素発生体10及びペットボトル30は同じ条件とし、カプセル20の内部の容積を、7.5mlとしたものを用意し、上記実施例1と同じ条件で得られた内容液体Lの溶存水素濃度を測定した。この結果を表1及び図6に示す。
《比較例1》
水素発生剤11及びペットボトル30は同じ条件とし、カプセル20の内部の容積を、11.0mlとしたものを用意し、上記実施例1と同じ条件で得られた内容液体Lの溶存水素濃度を測定した。この結果を表1及び図6に示す。
《比較例2》
水素発生剤11及びペットボトル30は同じ条件とし、カプセル20の内部の容積を、13.5mlとしたものを用意し、上記実施例1と同じ条件で得られた内容液体Lの溶存水素濃度を測定した。この結果を表1及び図6に示す。
Figure 0006607647
《考 察》
上記実施例1,2及び比較例1,2の溶存水素濃度の変化率(1階微分値)を取ると、10分後の溶存水素濃度において、実施例2と比較例1との間に有意差がみられ、24時間後の溶存水素濃度において、実施例1と実施例2との間に有意差がみられた。よって、10分後の溶存水素濃度を6ppm以上にするには水素発生剤11の重量(Wg)に対するカプセル20の容積(Vml)の比率(V/W)を、11.4以下にすることが好ましい。この場合に、24時間後の溶存水素濃度が8ppmを超えることになる。また、24分後の溶存水素濃度を10ppm以上にするには水素発生剤11の重量(Wg)に対するカプセル20の容積(Vml)の比率(V/W)を、8.2以下にすることが好ましい。
《実施例3》
実施例1における水素発生体10の水素発生剤11を0.65g、炭酸飲料用ペットボトル30の口部までの満水充填容量を300ml、カプセル20の内部の容積を5.3mlとしたこと以外は実施例1と同じ条件で水素含有液体を生成し、得られた内容液体Lの溶存水素濃度を測定した。この結果を表2及び図7に示す。
《実施例4》
水素発生体10及びペットボトル30は実施例3と同じ条件とし、カプセル20の内部の容積を、7.4mlとしたものを用意し、上記実施例3と同じ条件で得られた内容液体Lの溶存水素濃度を測定した。この結果を表2及び図7に示す。
《比較例3》
水素発生体10及びペットボトル30は実施例3と同じ条件とし、カプセル20の内部の容積を、10.9mlとしたものを用意し、上記実施例3と同じ条件で得られた内容液体Lの溶存水素濃度を測定した。この結果を表2及び図7に示す。
《比較例4》
水素発生体10及びペットボトル30は実施例3と同じ条件とし、カプセル20の内部の容積を、13.3mlとしたものを用意し、上記実施例3と同じ条件で得られた内容液体Lの溶存水素濃度を測定した。この結果を表2及び図7に示す。
Figure 0006607647
《考 察》
上記実施例3,4及び比較例3,4の溶存水素濃度の変化率(1階微分値)を取ると、10分後の溶存水素濃度において、実施例4と比較例3との間に有意差がみられ、24時間後の溶存水素濃度において、実施例4と比較例3との間に有意差がみられた。よって、10分後の溶存水素濃度を6ppm以上にするには水素発生剤11の重量(Wg)に対するカプセル20の容積(Vml)の比率(V/W)を、少なくとも11.4以下にすることが好ましい。この場合に、24時間後の溶存水素濃度が8ppmを超えることになる。また、24分後の溶存水素濃度を10ppm以上にするには水素発生剤11の重量(Wg)に対するカプセル20の容積(Vml)の比率(V/W)を、8.2以下にすることが好ましい。
1…水素含有液体の生成装置
10…水素発生体
11…水素発生剤
12…袋体
20…カプセル
21…ダックビルバルブ(一方向弁、逆止弁又はガス透過膜)
22…カプセル本体
23…バルブキャップ
24…突起片
25…スリット
30…容器
31…容器本体
32…キャップ
L…水素ガスを含有させる液体

Claims (8)

  1. 水分と反応して水素ガスを発生する水素発生剤と、
    前記水素発生剤を入れ、内部で発生した水素ガスを外部へ排出されるカプセルと、
    前記カプセルの内部で発生した水素ガスの添加対象たる液体を入れる容器と、を備え、
    前記水素発生剤の重量(Wg)に対する前記カプセルの容積(Vml)の比率(V/W)、8.2<V/W≦11.4であり、
    前記容器内の液体が530mL以下である水素含有液体の生成装置。
  2. 前記容器内の液体が容器内で水素ガス未発生時において満水であることを特徴とする請求項1に記載の水素含有液体の生成装置。
  3. 前記カプセルは、カプセル本体と、バルブキャップと、ダックビルバルブとを備え、
    記カプセルの容積(Vml)が、前記カプセル本体が、前記ダックビルバルブを保持した前記バルブキャップを装着した時の前記カプセル内の空間の容積である請求項1又は2に記載の水素含有液体の生成装置。
  4. 前記水素発生剤は、水素よりイオン化傾向が大きい金属材料又は水素化化合物と反応促進剤とを含み、
    前記水素発生剤を水が透過する袋体に入れた状態で前記カプセルに入れる請求項1〜のいずれか一項に記載の水素含有液体の生成装置。
  5. 前記カプセルは、前記水素発生剤を入れる有底筒状のカプセル本体と、前記カプセル本体の開口を閉塞するバルブキャップとを有し、
    前記カプセル本体又は前記バルブキャップの外表面に、当該外表面から外方へ突出する突起片が設けられている請求項1〜のいずれか一項に記載の水素含有液体の生成装置。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の生成装置を用いて水素を含有する液体を生成する方法であって、
    前記容器に、水素を含有させるべき液体を入れ、
    前記水素発生剤に水分を含ませ、
    前記水素発生剤を前記カプセルの内部に入れ、
    前記容器に前記カプセルを入れて前記容器を密閉し、
    所定時間放置する水素含有液体の生成方法。
  7. 請求項に記載の水素含有液体の生成方法において、
    前記容器を密閉した状態で所定時間放置したのち、前記容器を振盪する水素含有液体の生成方法。
  8. 水分と反応して水素ガスを発生する水素発生剤と、
    前記水素発生剤を入れ、内部で発生した水素ガスを外部へ排出されるカプセルと、を備え、
    前記カプセルの内部で発生した水素ガスの添加対象たる液体を容器に入れて水素含有液体を生成する水素含有液体の生成キットであって、
    前記水素発生剤の重量(Wg)に対する前記カプセルの容積(Vml)の比率(V/W)、8.2<V/W≦11.4であり、
    前記容器内の液体が530mL以下である水素含有液体の生成キット。
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