JP6606847B2 - 炭化ケイ素半導体装置及びその処理方法 - Google Patents

炭化ケイ素半導体装置及びその処理方法 Download PDF

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Description

この発明は、炭化ケイ素半導体装置及びその処理方法に関する。
炭化ケイ素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)またはダイヤモンドなどのワイドバンドギャップ半導体は、その高い絶縁破壊電界や高い熱伝導率などの優れた特性により、パワーデバイスへの応用が期待されている。特にSiCは、シリコン(Si)と同様に熱酸化により酸化膜を形成することができるため、注目されている。
図9は、従来の炭化ケイ素半導体装置の要部を示す断面図である。図9に示すSiC縦型パワーMOSFET(金属−酸化膜−半導体電界効果トランジスタ)において、ソース電極9に対してゲート電極8にしきい値以上の電圧が印加されると、ゲート電極8の直下のpチャネル領域3の表面に反転層が形成される。その際、ソース電極9に対してドレイン電極10に正の電圧が印加されると、ソース電極9からn+ソース領域5、pチャネル領域3の表面反転層、低濃度n型ドリフト領域2及び高濃度n型半導体基板1を介してドレイン電極10に至る電子の経路ができる。そのため、ドレイン電極10からソース電極9へ電流が流れる。
一方、ソース電極9に対してゲート電極8にしきい値未満の電圧が印加されると、ゲート電極8の直下のpチャネル領域3の表面反転層が消滅するため、電流は流れない。このような基本的な動作は、Siを用いたMOSFETと同様であるが、ワイドバンドギャップ半導体では、絶縁破壊電界がSiに比較して高い。例えば、4H−SiC、GaN及びダイヤモンドの絶縁破壊電界は、それぞれSiの約10倍、約11倍及び約19倍である。そのため、炭化ケイ素半導体装置では、低濃度n型ドリフト領域2の不純物濃度を高くして厚さを薄くすることが可能となり、高い耐圧で低いオン抵抗を実現することが可能となる。
ところで、従来、炭化ケイ素の表面に酸化ケイ素膜を積層し、その上に酸化アルミニウム膜を積層した炭化ケイ素半導体装置がある(例えば、特許文献1〜4参照。)。
特開2013−162073号公報 特開2010−251589号公報 特開2009−49099号公報 特開2009−16530号公報
しかしながら、従来の炭化ケイ素半導体装置では、同じ耐圧のSiデバイスに対してドリフト層の濃度を高くすることができるというメリットを生かそうとすると、ゲート−ドレイン間の容量が大きくなるため、ドレイン電圧のdV/dtによってゲート−ドレイン間容量を介して電流が流れる。この電流によるゲートインピーダンスの電圧降下によってゲート電圧が上昇するため、オフ状態であるにもかかわらず、オン状態となる誤オンという現象が発生しやすいという問題点がある。
誤オンを防止するには、ゲートに負バイアスを印加することが有効である。しかし、その場合には、負バイアス電源が必要となるため、制御回路のコストが上昇するという新たな問題が生じる。また、ゲートに負バイアスを印加する場合、炭化ケイ素半導体を含む従来のワイドバンドギャップ半導体MOSFETでは、NBTI(Negative Bias Temperature Instability)によりしきい値が変動するなどの不具合が発生する。
一方、ゲートに負バイアスを印加しないで誤オンを防止するには、しきい値を高くすることが有効である。Siデバイスでは、チャネル領域の濃度を上げることによってしきい値を上昇させることができる。それに対して、SiC素子では、バルクの移動度に対してMOSFETのチャネル移動度が非常に低いため、1200V以上の高耐圧素子においてもチャネル抵抗がオン抵抗に与える影響が大きい。それに加えて、チャネル領域の濃度を高くすると、さらにチャネル移動度が低下するため、炭化ケイ素半導体装置の低オン抵抗というメリットが低下してしまう。また、チャネル領域を高濃度化すると、半導体側の空乏層容量が大きくなる。それによって、印加したゲート電圧に対する酸化膜に印加される電圧分担が大きくなるため、ゲインの低下を招き、二重に特性の悪化を引き起こすという問題点がある。
また、ゲート酸化膜の厚さを増加させることによってもしきい値を高くすることができる。しかし、その場合も、酸化膜に印加される電圧分担が大きくなるため、チャネルモビリティが低下しなくてもゲインが低下してしまう。図10に、ゲートしきい値電圧を増加させた場合の特性変化の様子を模式的に示す。
図10は、ゲートしきい値電圧を増加させた場合の特性変化を説明する模式図である。同図(a)、(b)及び(c)ともに、縦軸はLogId(Idはドレイン電流)、横軸はゲート電圧Vgである。図10(a)の特性図101は、チャネル領域の高濃度化によってゲートしきい値電圧を増加させた場合である。元の特性102は、チャネル領域の高濃度化によって特性103のように変化する。図10(b)の特性図111は、ゲート酸化膜を厚くすることによってゲートしきい値電圧を増加させた場合である。元の特性112は、ゲート酸化膜を厚くすることによって特性113のように変化する。チャネル領域を高濃度化する場合も、ゲート酸化膜を厚くする場合も、ゲート電圧Vgの変化に対するドレイン電流の変化(相互コンダクタンス)、すなわちゲインが低下してしまう。
図10(c)の特性図121は、ゲインを低下させずにゲートしきい値電圧を増加させた場合である。ゲインを低下させずにゲートしきい値電圧を増加させると、元の特性122とゲートしきい値電圧を増加させた特性123とで、ゲート電圧Vgの変化に対するドレイン電流の変化が同じになる。このような特性が望ましい。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ゲインを低下させずにゲートしきい値電圧を増加させることができる炭化ケイ素半導体装置及びその処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる炭化ケイ素半導体装置は、炭化ケイ素半導体のおもて面に接する第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の表面に接し、かつ前記第1の絶縁層よりもバンドギャップが小さく、かつバルク内に電子トラップを有する第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層の表面に接するゲート電極と、前記炭化ケイ素半導体のおもて面に接するソース電極と、前記炭化ケイ素半導体の裏面に接するドレイン電極と、を備え、前記第1の絶縁層は酸化ケイ素でできており、前記第2の絶縁層は酸化アルミニウムでできており、ゲートバイアスをゼロにした状態で前記電子トラップに電子が捕獲されていることを特徴とする。
この発明によれば、電子トラップに捕獲されている電子の電荷の影響によって炭化ケイ素半導体のバンドの曲がりが小さくなるため、チャネル領域を高濃度化しなくても、またゲート酸化膜を厚くしなくても、ゲートしきい値電圧が上昇する。
この発明によれば、第1の絶縁層を酸化珪素とすることによりSiCを熱酸化または堆積酸化珪素のPOA(Post Oxidation Annealing)により比較的安定なSiC−酸化膜界面を形成することが可能になると共に第2の絶縁層を酸化アルミニウムとすることにより、電子トラップ準位が深いため高温での電子トラップからの電子の放出を抑制することができる。
また、この発明にかかる炭化ケイ素半導体装置は、上述した発明において、前記電子トラップに捕獲される電子の数が2×1012cm-2以上2×1013cm-2以下であることを特徴とする。
この発明によれば、ゲートしきい値電圧を増加させるのに十分な数の電子が電子トラップに捕獲されているため、ゲートしきい値電圧を増加させることができる。
また、この発明にかかる炭化ケイ素半導体装置の処理方法は、炭化ケイ素半導体のおもて面に接する第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の表面に接し、かつ前記第1の絶縁層よりもバンドギャップが小さく、かつバルク内に電子トラップを有する第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層の表面に接するゲート電極と、前記炭化ケイ素半導体のおもて面に接するソース電極と、前記炭化ケイ素半導体の裏面に接するドレイン電極と、を備え、前記第1の絶縁層は酸化ケイ素でできており、前記第2の絶縁層は酸化アルミニウムでできている炭化ケイ素半導体装置に対して、前記第1の絶縁層を介して前記炭化ケイ素半導体の反転層から電界により電子を注入して、ゲートバイアスをゼロにした状態で前記電子トラップに電子を捕獲させることを特徴とする。
この発明によれば、電子トラップに捕獲されている電子の電荷の影響によって炭化ケイ素半導体のバンドの曲がりが小さくなるため、チャネル領域を高濃度化しなくても、またゲート酸化膜を厚くしなくても、ゲートしきい値電圧が上昇する。
また、この発明にかかる炭化ケイ素半導体装置の処理方法は、上述した発明において、前記電子を注入する電圧を前記炭化ケイ素半導体装置をオンするために必要な電圧以上の電圧にすることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化ケイ素半導体装置の処理方法は、上述した発明において、前記ドレイン電極をオープンにして前記電子を注入することを特徴とする。
本発明にかかる炭化ケイ素半導体装置及びその処理方法によれば、ゲインを低下させずにゲートしきい値電圧を増加させることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる炭化ケイ素半導体装置の要部を示す断面図である。 電子注入処理における接続状態の一例を示す接続図である。 電子注入処理における接続状態の別の例を示す接続図である。 実施の形態2にかかる炭化ケイ素半導体装置の要部を示す断面図である。 実施の形態3にかかる炭化ケイ素半導体装置の要部を示す断面図である。 図1のA−A’部分におけるバンド図である。 図4のB−B’部分におけるバンド図である。 図5のC−C’部分におけるバンド図である。 従来の炭化ケイ素半導体装置の要部を示す断面図である。 ゲートしきい値電圧を増加させた場合の特性変化を説明する模式図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる炭化ケイ素半導体装置及びその処理方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。本明細書においては、nまたはpを冠記した層や領域では、それぞれ電子または正孔が多数キャリアであることを意味する。また、nやpに付す+は、それが付されていない層や領域よりも高不純物濃度であることを意味する。なお、以下の実施の形態の説明及び添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
・炭化ケイ素半導体装置
図1は、実施の形態1にかかる炭化ケイ素半導体装置の要部を示す断面図である。図1に示すように、炭化ケイ素半導体装置は、高濃度n型半導体基板1、低濃度n型ドリフト領域2、pチャネル領域3、高濃度pベース領域4、n+ソース領域5、p+コンタクト領域6、第1の絶縁層7a、第2の絶縁層7b、ゲート電極8、ソース電極9及びドレイン電極10を有する。
高濃度n型半導体基板1は、炭化ケイ素半導体でできている。低濃度n型ドリフト領域2は、例えばエピタキシャル成長法により高濃度n型半導体基板1の上に設けられている。高濃度n型半導体基板1及び低濃度n型ドリフト領域2は、炭化ケイ素半導体の一例である。pチャネル領域3は、低濃度n型ドリフト領域2のおもて面側の表面の一部に設けられている。高濃度pベース領域4は、pチャネル領域3と低濃度n型ドリフト領域2との間に設けられている。高濃度pベース領域4が設けられていることによって、pチャネル領域3と低濃度n型ドリフト領域2との間のp/n接合に高い逆バイアスが印加されても、pチャネル領域3がパンチスルーするのが防止される。n+ソース領域5は、pチャネル領域3のおもて面側の表面の一部に設けられている。p+コンタクト領域6は、pチャネル領域3のおもて面側の表面の一部に設けられている。
第1の絶縁層7aは、隣り合うpチャネル領域3内のn+ソース領域5に挟まれたpチャネル領域3及び低濃度n型ドリフト領域2のおもて面に接して設けられている。第1の絶縁層7aは、例えば酸化ケイ素(SiO2)であってもよい。
第2の絶縁層7bは、第1の絶縁層7aの表面に接して設けられている。第2の絶縁層7bは、第1の絶縁層7aよりもバンドギャップが小さい。第2の絶縁層7bは、そのバルク内または第1の絶縁層7aとの界面に電子トラップを有する。この電子トラップには、電子が捕獲されている。第2の絶縁層7bは、例えば酸化アルミニウム(Al23)であってもよい。
なお、第2の絶縁層7bは、例えば酸化アルミニウムに限らず、第1の絶縁層7aよりもバンドギャップが小さく、電子トラップの活性化エネルギーが大きな物質であればよい。また、電子の電荷による効果は炭化ケイ素の表面に近いほど大きいので、第2の絶縁層7bは、バルク内の電子トラップが少なくても第1の絶縁層7aとの界面に電子トラップが存在する物質であればよい。また、第2の絶縁層7bとして、第2の絶縁層7bの膜中や第1の絶縁層7aとの界面に負の固定電荷を持つ物質を用いても、同様の効果が得られる。
ゲート電極8は、第2の絶縁層7bの表面に接して設けられている。ソース電極9は、n+ソース領域5及びp+コンタクト領域6の表面に接して設けられている。ドレイン電極10は、高濃度n型半導体基板1の裏面に接して設けられている。
・炭化ケイ素半導体装置への電子注入処理
図2は、電子注入処理における接続状態の一例を示す接続図である。図2に示すように、炭化ケイ素半導体装置21に例えばゲート負バイアス電源22を接続し、炭化ケイ素半導体装置21のソースに対してゲートに通常、素子をオンするために必要な電圧以上の正の高い電圧をDC的に印加することによって、第2の絶縁層7bに電子を注入してもよい。
図3は、電子注入処理における接続状態の別の例を示す接続図である。図3に示すように、炭化ケイ素半導体装置21に例えばゲート負バイアスパルス電源23を接続し、炭化ケイ素半導体装置21のソースに対してゲートに通常、素子をオンするために必要な電圧以上の正の高い電圧をパルス的に印加することによって、第2の絶縁層7bに電子を注入してもよい。パルスは、単発であってもよいし、連続的であってもよい。
炭化ケイ素半導体装置21とゲート負バイアス電源22もしくはゲート負バイアスパルス電源23との接続において、図2に示すように、ドレインをソースと短絡してもよいし、図3に示すように、ドレインをオープンにしてもよい。ソースに接続されたpチャネル領域3上に電子が注入されればよく、ドレインに接続された低濃度n型ドリフト領域2上に電子を注入する必要は必ずしもないため、ドレインをオープンにした方が酸化膜の信頼性の点からは望ましい。
(実施の形態2)
・炭化ケイ素半導体装置
図4は、実施の形態2にかかる炭化ケイ素半導体装置の要部を示す断面図である。図4に示すように、炭化ケイ素半導体装置は、第2の絶縁層7bとゲート電極8との間に第3の絶縁層7cを有する。すなわち、第3の絶縁層7cは、第2の絶縁層7bの表面に接して設けられている。ゲート電極8は、第3の絶縁層7cの表面に接して設けられている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
第3の絶縁層7cは、第2の絶縁層7bよりもバンドギャップが大きい。第3の絶縁層7cは、例えば酸化ケイ素(SiO2)であってもよい。このように、第2の絶縁層7bがよりバンドギャップの大きい第1の絶縁層7aと第3の絶縁層7cとで挟まれていることによって、第2の絶縁層7bの電子トラップが高温で第2の絶縁層7bの伝導帯に励起されたとしても、容易にゲート電極8や炭化ケイ素半導体の側に抜け出すことができない。そのため、より高い温度まで炭化ケイ素半導体装置を使用することができる。
第2の絶縁層7bは、第2の絶縁層7bよりもバンドギャップの大きい第1の絶縁層7aと第3の絶縁層7cとで挟まれているため、深い電子トラップを有する物質である必要はない。第2の絶縁層7bは、第1の絶縁層7aや第3の絶縁層7cよりもバンドギャップの小さい絶縁体、例えば第1の絶縁層7aや第3の絶縁層7cに対する伝導帯側のバンドオフセットが負の絶縁体であってもよい。例えば、第1の絶縁層7a及び第3の絶縁層7cが酸化ケイ素である場合、第2の絶縁層7bは例えば窒化ケイ素であってもよい。
第1の絶縁層7a及び第3の絶縁層7cは、例えば酸化ケイ素に限らず、第2の絶縁層7bに対する伝導帯側のバンドオフセットが正の絶縁体であればよい。また、第1の絶縁層7aと第3の絶縁層7cとは、同じ物質であってもよいし、異なる物質であってもよい。炭化ケイ素半導体に対する第1の絶縁層7aの伝導帯側のバンドオフセットが大きい方が通常使用時のトンネル電流による酸化膜の劣化が小さい。そのため、第1の絶縁層7aは、炭化ケイ素半導体に対する伝導帯側のバンドオフセットが大きい絶縁体であるのが、信頼性の点で有利である。
・炭化ケイ素半導体装置への電子注入処理
実施の形態1において説明した通り、図2または図3に示す接続状態で第2の絶縁層7bに電子を注入してもよい。
(実施の形態3)
・炭化ケイ素半導体装置
図5は、実施の形態3にかかる炭化ケイ素半導体装置の要部を示す断面図である。図5に示すように、炭化ケイ素半導体装置は、第1の絶縁層7aと第2の絶縁層7bとの間にフローティングゲート電極11を有する。すなわち、フローティングゲート電極11は、第1の絶縁層7aの表面に接して設けられている。第2の絶縁層7bは、フローティングゲート電極11の表面に接して設けられている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
フローティングゲート電極11は、例えば多結晶シリコンであってもよい。例えば第1の絶縁層7a及び第2の絶縁層7bが酸化ケイ素であり、フローティングゲート電極11が多結晶シリコンである場合、炭化ケイ素半導体と酸化ケイ素とのバンドオフセットが多結晶シリコンと酸化ケイ素とのバンドオフセットよりも小さい。従って、電子は、導電性を有するフローティングゲート電極11に比較的容易に注入され、蓄積されるが、フローティングゲート電極11から抜け出すことができない。そのため、より高い温度まで炭化ケイ素半導体装置を使用することができる。
・炭化ケイ素半導体装置への電子注入処理
実施の形態1において説明した通り、図2または図3に示す接続状態で第2の絶縁層7bに電子を注入してもよい。
以上説明したように、各実施の形態によれば、電子トラップに捕獲されている電子の電荷の影響、またはフローティングゲート電極に蓄積されている電子の電荷の影響によって炭化ケイ素半導体のバンドの曲がりが小さくなる。そのため、チャネル領域を高濃度化しなくても、またゲート酸化膜を厚くしなくても、ゲートしきい値電圧が上昇する。従って、ゲインを低下させずにゲートしきい値電圧を増加させることができる。
(実施例1)
実施の形態1で説明した炭化ケイ素半導体装置において、第1の絶縁層7aが薄い、例えば10nm〜50nmの厚さの酸化ケイ素であり、第2の絶縁層7bが比較的厚い、例えば50nm〜100nmの厚さの酸化アルミニウムであるとする。
図6は、図1のA−A’部分におけるバンド図である。A−A’は、ゲート電極8から第2の絶縁層7b及び第1の絶縁層7aを通ってpチャネル領域3及び高濃度pベース領域4に至る。
図6(a)のバンド図131は、無バイアス時の状態を示している。図6(b)のバンド図132は、ゲート電極8に正電圧Vth1を印加し、それによってpチャネル領域3に反転層が形成された状態、すなわちゲートしきい値付近の状態を示している。図6(c)のバンド図133は、ゲート電極8にさらに大きな正電圧Vgiを印加した状態を示している。
図6(c)のバンド図133に示すように、pチャネル領域3に反転層ができた状態でゲート電極8にさらに大きな電圧を印加しても反転層の電荷が増加するだけである。従って、炭化ケイ素側のバンドの曲がりは大きく変化せず、殆どの電圧は第1の絶縁層7aである酸化ケイ素と第2の絶縁層7bである酸化アルミニウムとに印加される。誘電率が大きい酸化アルミニウム部分の電界強度が小さいため、酸化ケイ素が薄くても多くの電圧が酸化ケイ素に印加される。このため、酸化ケイ素中の強い電界により反転層中の電子が炭化ケイ素の伝導帯にトンネルし、さらに酸化アルミニウムの伝導帯を経由して流れ、その一部の電子が酸化アルミニウムの電子トラップに捕獲される。
図6(d)のバンド図134は、より多くの電子をトンネルさせて酸化アルミニウムの電子トラップに多くの電子を捕獲させ、その状態でゲートバイアスをゼロにした状態を示している。図6(d)のバンド図134の状態は、図6(a)のバンド図131の状態と比較して、酸化アルミニウム内に捕獲された電子の電荷の影響で炭化ケイ素のバンドの曲がりが小さくなる。
図6(e)のバンド図135は、酸化アルミニウムの電子トラップに多くの電子を捕獲させた状態で、ゲート電極8に、炭化ケイ素の表面に反転層を形成するための正電圧Vth2を印加した状態を示している。図6(d)のバンド図134に示すように、元々の炭化ケイ素のバンドの曲がりが小さいため、Vth1<Vth2の関係、すなわちゲートしきい値が上昇する。
炭化ケイ素半導体と酸化ケイ素との界面に比較的深い電子トラップがある場合も同様に、ゲートしきい値を上昇させることができる。しかし、炭化ケイ素半導体と酸化ケイ素との界面に電子が捕獲されると、その電荷によるクーロン散乱によりチャネル移動度の低下が発生してしまう。一方、実施例1では、電荷は炭化ケイ素半導体と酸化ケイ素との界面から離れているため、チャネル移動度の低下は発生しない。酸化アルミニウム中に捕獲された電荷は高温でもデトラップされないことが知られている。従って、高温で使用可能である炭化ケイ素半導体装置への適用に都合がよい。
なお、電子を注入する過程で酸化ケイ素内の電子トラップにも電子が捕獲されることがある。しかし、酸化ケイ素の電子トラップは比較的小さな活性化エネルギーを持っている準位が多いため、アニールによって、酸化ケイ素内の電子トラップに捕獲された電子を除去することができる。
しきい値Vthに求められる上昇量ΔVthは、例えば1V以下では十分な効果が得られないため、1V程度以上必要であり、最大でも10V程度である。第2の絶縁層7bの領域にのみ電荷が蓄積されるとすると、絶縁膜中の電荷によるしきい値の変化量ΔVthは次の(1)式で表される。ただし、Qeffは実効電荷量であり、tは第2の絶縁層7bの厚さであり、εは第2の絶縁層7bの誘電率である。
ΔVth=Qeff・t/ε ・・・(1)
電荷が第2の絶縁層7b中に均一に分布しているとすると、実効電荷量Qeffは、第2の絶縁層7b中の電荷量Qの1/2となる。第2の絶縁層7bの厚さtを50nm、すなわち5×10-6cmとし、第2の絶縁層7bの比誘電率εを9とすると、しきい値を1V上昇させるのに必要な電荷量Q(1V)は(2)の計算式で求まる。
Q(1V)=2ε/t
=2×9×8.85×10-14/(5×10-6
≒3×10-7[C] ・・・(2)
電子の素電荷qを1.602×10-19とすると、電子トラップに捕獲された電子の個数nは(3)の計算式で求まる。
n=Q/q≒2×1012[cm-2] ・・・(3)
従って、しきい値を10V上昇させるのに必要な電子の数は約2×1013[cm-2]となる。
(実施例2)
実施の形態2で説明した炭化ケイ素半導体装置において、第1の絶縁層7a及び第3の絶縁層7cが酸化ケイ素であり、第2の絶縁層7bが酸化アルミニウムであるとする。
図7は、図4のB−B’部分におけるバンド図である。B−B’は、ゲート電極8から第3の絶縁層7c、第2の絶縁層7b及び第1の絶縁層7aを通ってpチャネル領域3及び高濃度pベース領域4に至る。
図7(a)のバンド図141は、無バイアス時の状態を示している。図7(b)のバンド図142は、電子をトンネルさせて第2の絶縁層7bである酸化アルミニウムの電子トラップに電子を捕獲させ、その状態でゲートバイアスをゼロにした状態を示している。図7(b)のバンド図142の状態は、図7(a)のバンド図141の状態と比較して、酸化アルミニウム内に捕獲された電子の電荷の影響で炭化ケイ素のバンドの曲がりが小さくなる。従って、実施例1と同様に、ゲートしきい値が上昇する。
実施例1と同様に、しきい値Vthに求められる上昇量ΔVthは、1V程度以上、最大でも10V程度であるとする。第2の絶縁層7bの膜厚を無視し、第3の絶縁層7cの厚さをtとし、第3の絶縁層7cの比誘電率をεとすると、上記(1)式が成り立つ。ただし、電荷が第2の絶縁層7bに集中しているため、実効電荷量Qeffは、第2の絶縁層7b中の電荷量Qに等しい。
第3の絶縁層7cの厚さtを50nm、すなわち5×10-6cmとし、第3の絶縁層7cの比誘電率εを3.9とすると、しきい値を1V上昇させるのに必要な電荷量Q(1V)は(4)の計算式で求まる。
Q(1V)=ε/t
=3.9×8.85×10-14/(5×10-6
≒7×10-8[C] ・・・(4)
電子の素電荷qを1.602×10-19とすると、電子トラップに捕獲された電子の個数nは(5)の計算式で求まる。
n=Q/q≒4×1011[cm-2] ・・・(5)
従って、しきい値を10V上昇させるのに必要な電子の数は約4×1012[cm-2]となる。
(実施例3)
実施の形態3で説明した炭化ケイ素半導体装置において、第1の絶縁層7a及び第2の絶縁層7bが酸化ケイ素であり、フローティングゲート電極11がn型多結晶シリコンであるとする。
図8は、図5のC−C’部分におけるバンド図である。C−C’は、ゲート電極8から第2の絶縁層7b、フローティングゲート電極11及び第1の絶縁層7aを通ってpチャネル領域3及び高濃度pベース領域4に至る。
図8(a)のバンド図151は、無バイアス時の状態を示している。図8(b)のバンド図152は、電子をトンネルさせてフローティングゲート電極11に電子を蓄積させ、その状態でゲートバイアスをゼロにした状態を示している。図8(b)のバンド図152の状態は、図8(a)のバンド図151の状態と比較して、フローティングゲート電極11に蓄積された電子の電荷の影響で炭化ケイ素のバンドの曲がりが小さくなる。従って、実施例1と同様に、ゲートしきい値が上昇する。
実施例1と同様に、しきい値Vthに求められる上昇量ΔVthは、1V程度以上、最大でも10V程度であるとする。フローティングゲート電極11の膜厚を無視し、第2の絶縁層7bの厚さをtとし、第2の絶縁層7bの比誘電率をεとすると、上記(1)式が成り立つ。ただし、電荷がフローティングゲート電極11に集中しているため、実効電荷量Qeffは、フローティングゲート電極11中の電荷量Qに等しい。
第2の絶縁層7bの厚さtを50nm、すなわち5×10-6cmとし、第2の絶縁層7bの比誘電率εを3.9とすると、しきい値を1V上昇させるのに必要な電荷量Q(1V)は上記(4)の計算式で求まる。また、フローティングゲート電極11に蓄積された電子の個数nは、上記(5)の計算式で求まる。
従って、しきい値を10V上昇させるのに必要な電子の数は約4×1012[cm-2]となる。
以上において本発明は、上述した実施の形態に限らず、種々変更可能である。例えば、実施の形態中に記載した寸法や濃度などは一例であり、本発明はそれらの値に限定されるものではない。
以上のように、本発明にかかる炭化ケイ素半導体装置及びその処理方法は、インバータやスイッチング電源等に使用されるワイドバンドギャップパワー半導体に有用であり、特に、炭化ケイ素半導体装置に適している。
1 高濃度n型半導体基板
7a 第1の絶縁層
7b 第2の絶縁層
7c 第3の絶縁層
8 ゲート電極
9 ソース電極
10 ドレイン電極
11 フローティングゲート電極

Claims (5)

  1. 炭化ケイ素半導体のおもて面に接する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層の表面に接し、かつ前記第1の絶縁層よりもバンドギャップが小さく、かつバルク内に電子トラップを有する第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層の表面に接するゲート電極と、
    前記炭化ケイ素半導体のおもて面に接するソース電極と、
    前記炭化ケイ素半導体の裏面に接するドレイン電極と、
    を備え、
    前記第1の絶縁層は酸化ケイ素でできており、前記第2の絶縁層は酸化アルミニウムでできており、
    ゲートバイアスをゼロにした状態で前記電子トラップに電子が捕獲されていることを特徴とする炭化ケイ素半導体装置。
  2. 前記電子トラップに捕獲される電子の数が2×1012cm-2以上2×1013cm-2以下であることを特徴とする請求項に記載の炭化ケイ素半導体装置。
  3. 炭化ケイ素半導体のおもて面に接する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層の表面に接し、かつ前記第1の絶縁層よりもバンドギャップが小さく、かつバルク内に電子トラップを有する第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層の表面に接するゲート電極と、
    前記炭化ケイ素半導体のおもて面に接するソース電極と、
    前記炭化ケイ素半導体の裏面に接するドレイン電極と、
    を備え、前記第1の絶縁層は酸化ケイ素でできており、前記第2の絶縁層は酸化アルミニウムでできている炭化ケイ素半導体装置に対して、
    前記第1の絶縁層を介して前記炭化ケイ素半導体の反転層から電界により電子を注入して、ゲートバイアスをゼロにした状態で前記電子トラップに電子を捕獲させていることを特徴とする炭化ケイ素半導体装置の処理方法。
  4. 前記電子を注入する電圧を前記炭化ケイ素半導体装置をオンするために必要な電圧以上の電圧にすることを特徴とする請求項に記載の炭化ケイ素半導体装置の処理方法。
  5. 前記ドレイン電極をオープンにして前記電子を注入することを特徴とする請求項に記載の炭化ケイ素半導体装置の処理方法。
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