JP6605484B2 - オスコネクタ及び医療器具 - Google Patents
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- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/28—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
- F16L37/30—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings
Description
まず、本発明に係るオスコネクタの実施形態について説明する。図1は、本発明に係るオスコネクタの実施形態としての自己封止式のオスコネクタ1を示す断面図である。また、図2は、オスコネクタ1の外観を示す斜視図である。なお、図1、図2に示すオスコネクタ1は、後述するメスコネクタ80(図6〜図8参照)やシリンジ等と接続されていない単体の状態を示している。また、以下、オスコネクタ1において、輸液ラインにおいて薬液の流路下流側となる一端を「遠位端」、輸液ラインにおいて薬液の流路上流側となる他端を「近位端」と記載する。
図1、図2に示すように、ハウジング2は、一端がハウジング2の遠位端8を構成する筒状のハウジング本体11と、一端がハウジング本体11の他端と超音波溶着等により接合されると共に、他端がハウジング2の近位端9を構成し、外方からシリンジ等が接続される接続部材12と、を備えている。中空部10は、ハウジング本体11の遠位端8から接続部材12の近位端9まで連通しており、上述した第1中空部13は、ハウジング本体11の内壁により区画され、上述した第2中空部14は、接続部材12の内壁により区画されている。
流路管部材3は、内部に流路15を区画する円筒状の流路管部28と、この流路管部28と一体で形成されていると共に、流路管部28の外周面から、流路管部28の径方向D(延在方向Aと直交する方向)外方に突出する環状のフランジ部29と、を備える。
第1弁部材4は、スリット31を有する遠位端側弾性弁体32と、この遠位端側弾性弁体32を保持する弁体保持部材33と、を備えている。図3(a)は、第1弁部材4の遠位端側弾性弁体32単体の斜視図であり、図3(b)は、第1弁部材4の弁体保持部材33単体の斜視図である。図1〜図3を参照して、以下、第1弁部材4の詳細について説明する。
第2弁部材5は、スリット43を有し、ハウジング2の中空部10に位置すると共に中空部10を閉塞する近位端側弾性弁体44である。図4は、近位端側弾性弁体44の単体を示す斜視図である。図4に示すように、第2弁部材5としての近位端側弾性弁体44は、中央部にスリット43が形成された円形偏平状の形状を有している。より具体的に、本実施形態の近位端側弾性弁体44は、円形扁平状の本体部45と、この本体部45と一体で形成され、本体部45の厚み方向に位置する一面から同心円状に突出する、本体部45よりも外径が小さい筒部46と、を備える。本体部45は、厚み方向から見た場合に、中央部にスリット43が形成されており、筒部46は、スリット43を取り囲むように形成されている。
本実施形態の第1弾性体6及び第2弾性体7は、上述したように、ばね定数の異なるコイルバネで構成されている。図1に示すように、第1弾性体6は、流路管部材3のフランジ部29と第1弁部材4の弁体保持部材33との間に位置し、流路管部材3及び第1弁部材4の延在方向Aの移動に伴い、延在方向Aに弾性変形することができる。また、第2弾性体7は、流路管部材3のフランジ部29とハウジング2の段差面27との間に位置し、流路管部材3及び第1弁部材4の延在方向Aの移動に伴い、延在方向Aに弾性変形することができる。
次に、上述したオスコネクタ1に対してメスコネクタ80が着脱される際に、流路管部材3、第1弁部材4、第2弁部材5、第1弾性体6及び第2弾性体7の動作について説明する。図6は、オスコネクタ1に対してメスコネクタ80が接続され始める直前の状態を示す断面図である。図7は、オスコネクタ1に対してメスコネクタ80が接続されている途中であって、第1弁部材4に対して流路管部材3の遠位端16(流路管部28の遠位端と同じ)が貫通した状態を示す断面図である。また、図8は、オスコネクタ1に対するメスコネクタ80の接続が完了した状態を示す断面図である。
[オスコネクタ1を備える医療器具としての輸液チューブセット100]
最後に、上述したオスコネクタ1を備える医療器具としての輸液チューブセット100について説明する。図9は、輸液チューブセット100を示す図である。この輸液チューブセット100は、生体に薬液等の輸液を投与するために用いられるものである。図9に示すように、輸液チューブセット100は、薬液容器200と接続される接続器具102と、この接続器具102よりも下流側(遠位端側)に位置するオスコネクタ1と、接続器具102とオスコネクタ1とを繋ぐ医療用チューブ103と、を備えている。また、医療用チューブ103の途中には、その部分を閉塞するクランプ104が装着されていてもよい。このクランプ104は、医療用チューブ103を外側から挟持するように押圧して、医療用チューブ103内を圧閉するよう構成されたものである。
2:ハウジング
2a:第1筒部
2b:第2筒部
3:流路管部材
4:第1弁部材
5:第2弁部材
6:第1弾性体(コイルバネ)
7:第2弾性体(コイルバネ)
8:ハウジングの遠位端
9:ハウジングの近位端
10:ハウジングの中空部
11:ハウジング本体
12:接続部材
13:第1中空部
14:第2中空部
15:流路
16:流路管部材の遠位端
17:流路管部材の近位端
18:ハウジング本体の遠位端部
19:ハウジング本体の胴部
20:雌ねじ部
21:リブ
22:段差面(規制部)
23:接続部材の筒部
24:接続部材のフランジ部
26:環状端面
27:段差面(反力部)
28:流路管部材の流路管部
29:流路管部材のフランジ部
30:流路管部材のフランジ部の外周面
31:スリット
32:遠位端側弾性弁体
33:弁体保持部材
34:遠位端側弾性弁体の筒部
35:遠位端側弾性弁体の円形天板部
35a:スリットの周辺部
36:遠位端側弾性弁体のフランジ部
37:弁体保持部材の筒部
38:弁体保持部材の弁体保持部
39:環状溝
40:弁体保持部のフランジ部
41:弁体保持部の周壁部
42:弁体保持部の折り返し部
43:スリット
44:近位端側弾性弁体
45:近位端側弾性弁体の本体部
46:近位端側弾性弁体の筒部
80:メスコネクタ
81:メスコネクタの弾性弁体
82:メスコネクタのハウジング
83:弾性弁体の胴部
84:スリット
85:弾性弁体の頭部
86:メスコネクタの第1中空部
87:メスコネクタの第2中空部
88:メスコネクタの第3中空部
89:雄ねじ部
90:コネクタ接続体
100:輸液チューブセット(医療器具)
102:接続器具
103:医療用チューブ
104:クランプ
105:第1接続部
106:第2接続部
107:第3接続部
200:薬液容器
A:流路管部材の延在方向
B:ハウジングの中心軸線方向
C:ハウジングの周方向
D:流路管部の径方向
O1:流路管部の中心軸線
O2:ハウジングの中心軸線
Claims (8)
- 弾性弁体を備えるメスコネクタと接続可能なオスコネクタであって、
貫通する中空部を区画するハウジングと、
前記中空部内に延在する流路管部材と、
前記流路管部材の延在方向において前記流路管部材を遠位端側及び近位端側から挟むように前記中空部内に配置された第1弁部材及び第2弁部材と、
前記中空部のうち前記第1弁部材と前記第2弁部材との間において、前記延在方向に並んで配置され、前記延在方向に弾性変形可能な第1弾性体及び第2弾性体と、を備え、
前記第1弾性体の前記延在方向における単位荷重当たりの弾性変形量は、前記第2弾性体の前記延在方向における単位荷重当たりの弾性変形量よりも大きく、
前記第1弁部材は、前記流路管部材の前記遠位端が前記第1弁部材及び前記メスコネクタの前記弾性弁体を貫通及び抜去可能なように、前記第1弾性体を弾性変形させて、前記流路管部材に対して前記延在方向に移動可能であると共に、
前記流路管部材は、前記流路管部材の前記遠位端が前記第1弁部材に貫通した状態で、前記流路管部材の前記近位端が前記第2弁部材に貫通及び抜去可能なように、前記第2弾性体を弾性変形させて、前記第2弁部材に対して前記延在方向に移動可能であることを特徴とするオスコネクタ。 - 前記流路管部材は、内部に流路を区画し、前記遠位端及び前記近位端を含む流路管部と、前記流路管部の外壁から前記延在方向と直交する方向に突出し、前記ハウジングの内壁と当接するフランジ部と、を備え、
前記第1弾性体は、前記延在方向において、前記第1弁部材と前記フランジ部との間に位置し、
前記第2弾性体は、前記延在方向において、前記フランジ部と、前記ハウジングの内壁に設けられ、前記第2弾性体の前記延在方向における弾性力に対して反力を付与する反力部との間に位置することを特徴とする、請求項1に記載のオスコネクタ。 - 前記ハウジングの前記中空部は、前記流路管部材、前記第1弁部材、前記第1弾性体、及び前記第2弾性体が位置する第1中空部と、前記第2弁部材が位置し、前記第1中空部と前記ハウジングの近位端側で連通する、前記第1中空部よりも細い第2中空部と、を有し、
前記反力部は、前記第1中空部を区画する前記ハウジングの内周面と、前記第2中空部を区画する前記ハウジングの内周面とを繋ぐ段差面により構成されていることを特徴とする、請求項2に記載のオスコネクタ。 - 前記ハウジングの内壁には、前記第1弁部材と当接することにより、前記第1弁部材が前記ハウジングの遠位端側へ移動することを規制する規制部が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載のオスコネクタ。
- 前記第1弁部材は、スリットを有する遠位端側弾性弁体と、前記遠位端側弾性弁体を保持すると共に、前記ハウジングの内壁と摺動して前記延在方向に移動可能な弁体保持部材と、を備え、
前記規制部は、前記弁体保持部材と当接し、前記第1弁部材が前記ハウジングの前記遠位端側へ移動することを規制することを特徴とする、請求項4に記載のオスコネクタ。 - 前記流路管部材の前記遠位端は、前記第1弁部材から抜去された状態において、前記第1弁部材と当接しており、
前記流路管部材の前記近位端は、前記第2弁部材から抜去された状態において、前記第2弁部材と当接していることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1つに記載のオスコネクタ。 - 前記第1弾性体及び前記第2弾性体は、ばね定数が異なることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1つに記載のオスコネクタ。
- 請求項1乃至7のいずれか1つに記載のオスコネクタを備えることを特徴とする医療器具。
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