JP6605242B2 - 作業機械の油圧駆動装置 - Google Patents
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Description
ここで、Cvは流量係数である。この式によれば、実際の回生流量Qrを許容流量Qaに近づけるための開口面積Arは次式により与えられる。
図5に示される特性では、目標開口面積Artとして、回生弁開口面積Arの最大値Amaxと(2)式により与えられる開口面積Arのうち低位のものが採用されている。
従って、目標回生弁差圧ΔPvtに対する目標開口面積Artの特性として、例えば図9に示すような特性が設定される。この特性では、図5に示される特性と同様、最終の目標開口面積Artとして、回生弁開口面積Arの最大値Amaxと(3)式により与えられる目標開口面積Artのうち低位のものが採用されている。
10 油圧ポンプ
12 油圧モータ
12a 第1ポート(入口ポート)
12b 第2ポート(出口ポート)
14 供給油路
16 排出油路
18 安全弁
20 圧力制御弁
22 アキュムレータ(回生装置)
24 回生油路
26 回生弁
28 排出流量検出器
30 コントローラ
32 目標回生弁流量決定部
34 目標回生弁差圧決定部
36 回生弁操作部
40 回生流量検出器
42 差圧検出器
44 回生圧力検出器
46 圧力検出器
50 コントローラ(設定圧調節器)
Claims (11)
- 吊り荷の巻上げ及び巻下げを行うウインチを備えた作業機械であるクレーンに設けられて少なくとも前記ウインチの巻下げ駆動を行う油圧駆動装置であって、
作動油を吐出する油圧ポンプと、
入口ポート及び出口ポートを有する油圧モータであって、前記油圧ポンプから前記入口ポートへの作動油の供給により前記ウインチを前記吊り荷の巻下げ方向に駆動するとともに当該ウインチを介して前記吊り荷のもつ位置エネルギー及び運動エネルギーの付与を受けて前記出口ポートから作動油を排出するように前記ウインチに接続されるものと、
前記油圧ポンプが吐出する作動油を前記油圧モータの入口ポートに導く供給油路と、
前記油圧モータの前記出口ポートから排出される作動油をタンクに導く排出油路と、
前記排出油路に設けられ、前記油圧モータの入口ポートに吸入される作動油の圧力を予め設定された圧力に保つとともに当該油圧モータの駆動力に釣り合う保持圧を当該油圧モータの出口ポートに生じさせて前記吊り荷の自由落下を防ぐように、前記油圧ポンプから前記油圧モータの入口ポートに供給される作動油の圧力に応じて開閉作動する安全弁と、
前記油圧モータの出口ポートから排出されて前記排出油路を流れる戻り作動油のエネルギーを回生するための回生装置と、
前記排出油路において前記安全弁と前記タンクとの間の位置に設けられる圧力制御弁であって、タンク圧よりも高くかつ前記保持圧よりも低い範囲で定められる設定圧を有し、当該圧力制御弁の一次圧を前記設定圧に保つように開閉作動するものと、
前記安全弁から排出される前記戻り作動油を前記回生装置に導くように前記安全弁と前記圧力制御弁との間の位置で前記排出油路から分岐して前記回生装置に至る回生油路と、を備える、作業機械の油圧駆動装置。 - 請求項1記載の作業機械の油圧駆動装置であって、前記回生油路に設けられ、当該回生油路を通じて前記回生装置に導入される作動油の流量である回生流量を制限するように変化可能な開口面積を有する回生弁と、この回生弁の開口面積を変化させることにより前記回生流量を制御する回生流量制御装置と、をさらに備える、作業機械の油圧駆動装置。
- 請求項2記載の作業機械の油圧駆動装置であって、前記回生装置は当該回生装置に導入される作動油の流量について許容流量を有し、前記回生流量制御装置は、前記回生流量が前記許容流量以下になるように前記回生弁を調節する、作業機械の油圧駆動装置。
- 請求項3記載の作業機械の油圧駆動装置であって、前記回生流量制御装置は、前記油圧モータの前記出口ポートから排出される作動油の流量である排出流量を検出する排出流量検出器と、この排出流量検出器により検出される排出流量が前記許容流量以上となったときに前記回生弁を閉じさせる回生弁操作部と、を含む、作業機械の油圧駆動装置。
- 請求項3記載の作業機械の油圧駆動装置であって、前記回生流量制御装置は、前記回生弁を通過する作動油の流量である回生弁流量を検出する回生弁流量検出器と、この回生弁流量検出器により検出される回生弁流量が前記許容流量以下になるように当該回生弁の開口面積を調節する回生弁操作部と、を含む、作業機械の油圧駆動装置。
- 請求項3記載の作業機械の油圧駆動装置であって、前記回生流量制御装置は、前記回生弁の前後差圧を検出する差圧検出器と、この差圧検出器により検出される前記前後差圧に基いて前記回生弁の開口面積の目標値を決定し、当該目標値に基いて当該回生弁の開口面積を調節する回生弁操作部と、を含む、作業機械の油圧駆動装置。
- 請求項2記載の作業機械の油圧駆動装置であって、前記回生装置は当該回生装置に導入される作動油の圧力である回生圧力について許容圧力を有し、前記回生流量制御装置は、前記回生圧力を検出する回生圧力検出器と、この回生圧力検出器により検出される回生圧力が前記許容圧力以上である場合に前記回生弁を閉じさせる回生弁操作部と、を含む、作業機械の油圧駆動装置。
- 請求項7記載の作業機械の油圧駆動装置であって、前記回生装置は当該回生装置に導入される作動油の流量について許容流量を有し、前記回生弁操作部は、前記回生圧力が前記許容圧力未満である領域において前記許容流量を目標回生流量に設定して実際の回生流量を当該目標回生流量に近づけるように前記回生弁の開口面積を調節する制御を行う、作業機械の油圧駆動装置。
- 請求項8記載の作業機械の油圧駆動装置であって、前記回生弁操作部は、さらに、前記回生圧力が前記許容圧力未満のときに当該許容圧力に近づくに従って前記目標回生流量が前記許容流量から減少するような特性に基いて当該目標回生流量を決定し、前記回生流量が前記目標回生流量に近づくように前記回生弁を調節する、作業機械の油圧駆動装置。
- 作業機械に設けられる油圧駆動装置であって、
作動油を吐出する油圧ポンプと、
入口ポート及び出口ポートを有する油圧アクチュエータであって、前記油圧ポンプから前記入口ポートへの作動油の供給により前記作業機械の負荷を駆動するとともに当該負荷からエネルギーの付与を受けて前記出口ポートから作動油を排出するように当該負荷に接続されるものと、
前記油圧ポンプが吐出する作動油を前記油圧アクチュエータの入口ポートに導く供給油路と、
前記油圧アクチュエータの出口ポートから排出される作動油をタンクに導く排出油路と、
前記排出油路に設けられ、前記油圧アクチュエータの入口ポートに吸入される作動油の圧力を予め設定された圧力に保つとともに当該油圧アクチュエータの駆動力に釣り合う保持圧を当該油圧アクチュエータの出口ポートに生じさせるように、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータの入口ポートに供給される作動油の圧力に応じて開閉作動する安全弁と、
前記油圧アクチュエータの出口ポートから排出されて前記排出油路を流れる戻り作動油のエネルギーを回生するための回生装置と、
前記排出油路において前記安全弁と前記タンクとの間の位置に設けられる圧力制御弁であって、タンク圧よりも高くかつ前記保持圧よりも低い範囲で定められる設定圧を有し、当該圧力制御弁の一次圧を前記設定圧に保つように開閉作動するものと、
前記安全弁から排出される前記戻り作動油を前記回生装置に導くように前記安全弁と前記圧力制御弁との間の位置で前記排出油路から分岐して前記回生装置に至る回生油路と、
前記回生油路に設けられ、当該回生油路を通じて前記回生装置に導入される作動油の流量である回生流量を制限するように変化可能な開口面積を有する回生弁と、
前記回生弁の開口面積を変化させることにより前記回生流量を制御する回生流量制御装置と、を備え、
前記回生流量制御装置は、前記回生弁を流れる作動油の流量である回生弁流量についての目標値である目標回生弁流量を決定する目標回生弁流量決定部と、前記圧力制御弁の設定圧と前記回生装置に導入される作動油の圧力である回生圧力との差に基いて目標回生弁差圧を決定する目標回生弁差圧決定部と、前記目標回生弁流量及び目標回生弁差圧に基いて前記回生弁の目標開口面積を決定し、この目標開口面積に基いて前記回生弁の開口面積を調節する回生弁操作部と、を備える、作業機械の油圧駆動装置。 - 作業機械に設けられる油圧駆動装置であって、
作動油を吐出する油圧ポンプと、
入口ポート及び出口ポートを有する油圧アクチュエータであって、前記油圧ポンプから前記入口ポートへの作動油の供給により前記作業機械の負荷を駆動するとともに当該負荷からエネルギーの付与を受けて前記出口ポートから作動油を排出するように当該負荷に接続されるものと、
前記油圧ポンプが吐出する作動油を前記油圧アクチュエータの入口ポートに導く供給油路と、
前記油圧アクチュエータの出口ポートから排出される作動油をタンクに導く排出油路と、
前記排出油路に設けられ、前記油圧アクチュエータの入口ポートに吸入される作動油の圧力を予め設定された圧力に保つとともに当該油圧アクチュエータの駆動力に釣り合う保持圧を当該油圧アクチュエータの出口ポートに生じさせるように、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータの入口ポートに供給される作動油の圧力に応じて開閉作動する安全弁と、
前記油圧アクチュエータの出口ポートから排出されて前記排出油路を流れる戻り作動油のエネルギーを回生するための回生装置と、
前記排出油路において前記安全弁と前記タンクとの間の位置に設けられる圧力制御弁であって、タンク圧よりも高くかつ前記保持圧よりも低い範囲で定められる設定圧を有し、当該圧力制御弁の一次圧を前記設定圧に保つように開閉作動するものと、
前記安全弁から排出される前記戻り作動油を前記回生装置に導くように前記安全弁と前記圧力制御弁との間の位置で前記排出油路から分岐して前記回生装置に至る回生油路と、を備え、
前記圧力制御弁は、変化可能な設定圧を有し、前記油圧駆動装置は、前記油圧アクチュエータの出口側圧力であって前記安全弁の一次圧を検出する圧力検出器と、前記圧力制御弁の設定圧が前記圧力検出器により検出される圧力以下の圧力になるように当該設定圧を調節する設定圧調節器と、をさらに備える、作業機械の油圧駆動装置。
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