JP6605086B2 - 筒状品の射出成形金型及び筒状品の射出成形方法 - Google Patents
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Description
(筒状品の射出成形金型)
図1は、本発明の第1実施形態に係る筒状品1の射出成形金型2の構造を示す図である。なお、図1(a)が図1(b)に示す射出成形金型2をA1−A1線に沿って切断して示す図(第2金型4の平面図)であり、図1(b)が射出成形金型2の縦断面図(図1(a)のA2−A2線に沿って切断して示す射出成形金型2の断面図)である。
以下、図1に示す射出成形金型2を使用した筒状品1の射出成形方法を説明する。
図2に示す本実施形態に係る筒状品1は、上述した射出成形金型2を使用し、上述した射出成形方法によって形成されている。この筒状品1は、円筒部6と、この円筒部6の一端側に一体に形成された中空円板部7と、を有している。そして、筒状品1の一端側の中空円板部7には、ゲート11の切り離し痕31が形成されている。また、筒状品1の円筒部6の他端側には、溶融樹脂導入路21の切り離し痕32がウェルド部24からずれた位置に形成されている。そして、筒状品1は、ウェルド部24及びウェルド部24近傍の強化繊維25が溶融樹脂導入路21の切り離し痕31に向かう方向へ向きを変え、ウェルド部24及びウェルド部24近傍の強化繊維25が複雑に絡み合っている。
図4は、本発明の第2実施形態に係る筒状品1の射出成形金型2を示す図であり、第1実施形態に係る射出成形金型2の変形例を示す図である。なお、図4(a)が図4(b)に示す射出成形金型2をA4−A4線に沿って切断して示す図(第2金型4の平面図)であり、図4(b)が射出成形金型2の縦断面図(図4(a)のA5−A5線に沿って切断して示す射出成形金型2の断面図)である。
図7は、本発明の第3実施形態に係る筒状品1の射出成形金型2を示す図であり、第1実施形態に係る射出成形金型2の変形例を示す図である。なお、図7(a)が図7(b)に示す射出成形金型をA7−A7線に沿って切断して示す図(第2金型4の平面図)であり、図7(b)が射出成形金型2の縦断面図(図7(a)のA8−A8線に沿って切断して示す射出成形金型2の断面図)である。
図9は、本発明の第4実施形態に係る筒状品1の射出成形金型2を示す図であり、第2実施形態に係る射出成形金型2の変形例を示す図である。なお、図9(a)が図9(b)に示す射出成形金型2のA10−A10線に沿って切断して示す図(第2金型4の平面図)であり、図9(b)が射出成形金型2の縦断面図(図9(a)のA11−A11線に沿って切断して示す射出成形金型2の断面図)である。
強化繊維配向変更用凹所20は、上記第1乃至第4実施形態に係る射出成形金型2の位置に限られず、射出成形された筒状品1におけるウェルド部24及びウェルド部24近傍の強化繊維の向きを乱し、筒状品1のウェルド部24の強度を向上させることができる限り、中心軸16に沿った方向のいずれの位置に配置してもよい。
Claims (2)
- 強化繊維入りの溶融樹脂をゲートから第1金型と第2金型の突き合わせ面側に形成されたキャビティ内に射出することにより、前記キャビティ内で前記強化繊維入りの溶融樹脂が合流してウェルド部が形成される筒状品の射出成形金型において、
前記ウェルド部からずれた位置には、前記キャビティに開口する強化繊維配向変更用凹所が形成され、
前記強化繊維配向変更用凹所は、前記キャビティ内の前記強化繊維入りの溶融樹脂の一部を流入させて、前記ウェルド部の前記強化繊維の向きを乱すようになっており、前記第1金型と前記第2金型のいずれか一方に形成され、
前記強化繊維配向変更用凹所内で固まった強化繊維入り樹脂は、前記第1金型と前記第2金型との離型時に、前記第1金型と前記第2金型のいずれか一方と共に前記第1金型と前記第2金型のいずれか他方に対して相対移動し、前記第1金型と前記第2金型のいずれか他方に残留する前記筒状品から切り離される、
ことを特徴とする筒状品の射出成形金型。 - 強化繊維入りの溶融樹脂をゲートから第1金型と第2金型の突き合わせ面側に形成されたキャビティ内に射出することにより、前記キャビティ内で前記強化繊維入りの溶融樹脂が合流してウェルド部が形成される筒状品の射出成形方法において、
前記ウェルド部からずれた位置には、前記キャビティに開口する強化繊維配向変更用凹所が形成され、
前記強化繊維配向変更用凹所は、前記キャビティ内の前記強化繊維入りの溶融樹脂の一部を流入させて、前記ウェルド部の前記強化繊維の向きを乱すようになっており、前記第1金型と前記第2金型のいずれか一方に形成され、
前記強化繊維配向変更用凹所内で固まった強化繊維入り樹脂は、前記第1金型と前記第2金型との離型時に、前記第1金型と前記第2金型のいずれか一方と共に前記第1金型と前記第2金型のいずれか他方に対して相対移動し、前記第1金型と前記第2金型のいずれか他方に残留する前記筒状品から切り離される、
ことを特徴とする筒状品の射出成形方法。
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