JP6604276B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
(4)前記止着領域は、幅方向の中間部に配置された前記非接着部と、前記非接着部をその幅方向両側から挟むように配置された二つの前記接着部とを有することが好ましい。
[1−1.全体構成]
図1は、本実施形態の紙おむつ1を展開して外側から見た概略平面図である。図1に示すように、本実施形態の紙おむつ1には、着用者の腹部に接する前身頃1Aと、着用者の股下に接する股下部1Bと、着用者の背部に接する後身頃1Cとが長手方向にこの順で設けられる。紙おむつ1は、吸収体を含む複数のシート材が積層されて構成されており、後身頃1Cに設けられた止着テープ2が、前身頃1Aに設けられたフロントパッチ3に止め付けられることで着用者に装着される。
図3(a)は図1に示す紙おむつ1の前身頃1Aを拡大した平面図であり、図3(b)はフロントパッチ3とカバーシート14とバックシート13との関係を示す模式的な断面図である。なお、図3(a)には、フロントパッチ3に止め付けられる止着テープ2を、図中左側にのみ二点鎖線で示す。また、図3(b)では便宜上、断面を示すハッチングは省略し、厚み方向寸法を拡大して示す。本実施形態のフロントパッチ3は略矩形状に形成されており、股下部1Bの幅方向寸法と同等の幅方向寸法と、二つの止着テープ2の存在する長手方向の範囲よりも大きな長手方向寸法とを有する。
(1)上述した紙おむつ1には、フロントパッチ3上の各止着領域30に接着部31と非接着部32とが設けられる。止着領域30の非接着部32では、複数のシート材(本実施形態ではバックシート13及びカバーシート14)が互いに変位可能となることから、止着テープ2の止め付け部20がフロントパッチ3の止着領域30に止め付けられた状態で、止め付け部20とシート材(本実施形態ではバックシート13)との間に厚み方向における遊びを形成することができる。
(3)また、上述した紙おむつ1では、非接着部32がフロントパッチ3の長手方向全体に亘って延設されることから、止め付け部20の長手方向位置にかかわらず、止め付け部20の少なくとも一部が非接着部32と重なるようにすることができる。これにより、止着テープ2の外れにくさを向上させることができる。
上述した非接着部32の構成は一例であって、その位置や寸法は上述したものに限られない。例えば、フロントパッチ3とカバーシート14とが、一部分を除いて接着されることで、接着されていない一部分が非接着部として設けられてもよい。あるいは、カバーシート14が多層構造である場合には、複数のカバーシート14が一部分を除いて接着されることで、接着されていない一部分が非接着部として設けられてもよい。
なお、上述した紙おむつ1の具体的な構成は一例であって、上述したものに限られない。
1A 前身頃
1B 股下部
1C 後身頃
2 止着テープ
3 フロントパッチ
11 トップシート
12 コアラップ(吸収体)
13 バックシート
14 カバーシート
15 サイドシート
20 止め付け部
30 止着領域
31 接着部
32 非接着部
Claims (4)
- 前身頃と股下部と後身頃とが長手方向にこの順で設けられるとともに、吸収体を含む複数のシート材が積層された吸収性物品であって、
前記前身頃の幅方向中間部に設けられ、前記複数のシート材の最外面に位置するフロントパッチと、
前記後身頃の幅方向両端部のそれぞれに外方へ延設され、前記フロントパッチに止め付けられる止め付け部を有する止着テープと、
前記吸収体を非肌面側から被覆する液不透過性のバックシートと、
前記バックシートの非肌面側に接着されたカバーシートと、を備え、
前記フロントパッチは、前記カバーシートに対し全面接着され、
前記フロントパッチ上には、その幅方向両側に、前記止着テープの前記止め付け部を止め付ける止着領域が設けられ、
前記止着領域のそれぞれには、前記複数のシート材の全てが積層方向において接着された接着部と、前記複数のシート材の少なくとも一部が前記積層方向において接着されていない非接着部とが設けられ、
前記バックシート及び前記カバーシートは、一部分を除いて互いに接着され、接着されていない前記一部分が前記非接着部として設けられた
ことを特徴とする、吸収性物品。 - 前記非接着部は、前記フロントパッチの幅方向の中心線から前記フロントパッチの幅方向寸法の1/3の範囲内に設けられた
ことを特徴とする、請求項1記載の吸収性物品。 - 前記非接着部は、前記フロントパッチの長手方向全体に亘って延設された
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の吸収性物品。 - 前記止着領域は、幅方向の中間部に配置された前記非接着部と、前記非接着部をその幅方向両側から挟むように配置された二つの前記接着部とを有する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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JP2016130591A JP6604276B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | 吸収性物品 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016130591A JP6604276B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | 吸収性物品 |
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JP6604276B2 true JP6604276B2 (ja) | 2019-11-13 |
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Family Applications (1)
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JP2016130591A Active JP6604276B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
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-
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- 2016-06-30 JP JP2016130591A patent/JP6604276B2/ja active Active
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