JP6604276B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、後身頃に設けられた止着テープを前身頃に止め付けることで着用者の体に装着される吸収性物品に関する。
従来、着用者の背部に位置する後身頃に止着テープが設けられ、着用者の腹部に位置する前身頃にフロントパッチが設けられた吸収性物品(例えば、テープ型使い捨ておむつ)が知られている。止着テープ及びフロントパッチはファスニング機構を構成し、後身頃の止着テープが前身頃のフロントパッチに止め付けられることで、吸収性物品が着用者の体に装着される。ファスニング機構としては、例えば、フック材(雄部材)及びループ材(雌部材)の機械的結合によって固定する面状ファスナーや、粘着テープ及びプラスチックフィルムによって固定する構成が挙げられる(特許文献1参照)。
特開2013−46731号公報
止着テープ及びフロントパッチは、吸収性物品を着用者の体に固定するための機能を持つ部分であるため、着用者が動いても(姿勢が変化しても)外れにくい構成であることが望ましい。一方で、止着テープ及びフロントパッチの固定力が強すぎる場合には、着用者の動き(姿勢の変化)に伴って止着テープが引っ張られ、着用者に違和感を与えかねない。
本件は、このような課題に鑑み案出されたもので、止着テープを外れにくくしながら着用感を向上させた、吸収性物品を提供することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示する吸収性物品は、前身頃と股下部と後身頃とが長手方向にこの順で設けられるとともに、吸収体を含む複数のシート材が積層された吸収性物品であって、前記前身頃の幅方向中間部に設けられ、前記複数のシート材の最外面に位置するフロントパッチと、前記後身頃の幅方向両端部のそれぞれに外方へ延設され、前記フロントパッチに止め付けられる止め付け部を有する止着テープと、前記吸収体を非肌面側から被覆する液不透過性のバックシートと、前記バックシートの非肌面側に接着されたカバーシートと、を備える。前記フロントパッチは、前記カバーシートに対し全面接着される。前記フロントパッチ上には、その幅方向両側に、前記止着テープの前記止め付け部を止め付ける止着領域が設けられる。また、前記止着領域のそれぞれには、前記複数のシート材の全てが積層方向において接着された接着部と、前記複数のシート材の少なくとも一部が前記積層方向において接着されていない非接着部とが設けられ、前記バックシート及び前記カバーシートは、一部分を除いて互いに接着され、接着されていない前記一部分が前記非接着部として設けられる。
(2)前記非接着部は、前記フロントパッチの幅方向の中心線から前記フロントパッチの幅方向寸法の1/3の範囲内に設けられることが好ましい。
(3)前記非接着部は、前記フロントパッチの長手方向全体に亘って延設されることが好ましい。
(4)前記止着領域は、幅方向の中間部に配置された前記非接着部と、前記非接着部をその幅方向両側から挟むように配置された二つの前記接着部とを有することが好ましい。
止着領域の非接着部では、複数のシート材が互いに変位可能となることから、止着テープの止め付け部がフロントパッチの止着領域に止め付けられた状態で、止め付け部とシート材との間に厚み方向における遊びを形成することができる。一方で、止着領域には接着部も設けられることから、この遊びが大きくなりすぎることを防ぐことができ、止め付け部の幅方向位置が大きくずれることがない。
つまり、開示の吸収性物品によれば、接着部によって止め付け部の幅方向位置を規制しつつ、非接着部による遊びによって、フロントパッチに止め付けられた止着テープの止め付け部が着用者の動き(姿勢の変化)に追従しやすくすることができ、着用者の動きに伴う止着テープに対する引張力を小さくすることができる。したがって、止着テープを外れにくくしながら着用感を向上させることができる。
実施形態に係る吸収性物品を展開して示す概略平面図である。 図1の吸収性物品を展開して示す分解斜視図である。 (a)は図1の吸収性物品の前身頃を拡大した平面図であり、(b)はフロントパッチとカバーシートとバックシートとの関係を示す模式的な断面図である。
図面を参照して、実施形態としての吸収性物品について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。本実施形態では、吸収性物品として、テープ型紙おむつ(いわゆる「テープ型使い捨ておむつ」)を例示する。
[1.構成]
[1−1.全体構成]
図1は、本実施形態の紙おむつ1を展開して外側から見た概略平面図である。図1に示すように、本実施形態の紙おむつ1には、着用者の腹部に接する前身頃1Aと、着用者の股下に接する股下部1Bと、着用者の背部に接する後身頃1Cとが長手方向にこの順で設けられる。紙おむつ1は、吸収体を含む複数のシート材が積層されて構成されており、後身頃1Cに設けられた止着テープ2が、前身頃1Aに設けられたフロントパッチ3に止め付けられることで着用者に装着される。
以下の説明では、シートが積層された方向(積層方向)を厚み方向と呼び、長手方向及び厚み方向のいずれにも直交する方向(短手方向)を幅方向と呼ぶ。なお、紙おむつ1において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側と呼び、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面側と呼ぶ。図1に示すように、紙おむつ1は、幅方向の中心線Cに対し面対称形状に形成されている。
図2は、本実施形態の紙おむつ1を構成する複数のシート材を分解して示す斜視図である。図2に示すように、紙おむつ1は、肌面側(内側)から順に、トップシート11及びサイドシート15,コアラップ12(吸収体),バックシート13,カバーシート14,フロントパッチ3が重ね合わされて互いに接着される。トップシート11は、着用者の肌に直接的に触れる液透過性のシート状の部材であり、コアラップ12の肌面側を被覆する。矩形状のトップシート11の両側縁には、サイドシート15がそれぞれ配設される。トップシート11及び二つのサイドシート15が組み合わされたときの外形状は、カバーシート14の外形状と同一とされる。
コアラップ12は、尿などの液体を吸収して保持する吸収体本体をラップシートで被覆したマット状の部材である。吸収体本体は、複数のシート状あるいはマット状の部材からなる吸液性の部材であり、例えば、粉砕あるいは解繊されたパルプ(いわゆる「フラッフパルプ」)に高吸水性樹脂(いわゆるSAP〈Superabsorbent polymer〉,高吸水性高分子あるいは高吸水性ポリマーとも称される)が混合されたものである。なお、コアラップ12には、図2に示すようなパターンが形成されていてもよい。
バックシート13は、コアラップ12を非肌面側から被覆する液不透過性のシート状の部材であり、尿などの液体が紙おむつ1の外部に漏洩してしまうことを防止する機能を持つ。カバーシート14は、バックシート13の非肌面側に接着されるシート状の部材であり、バックシート13を補強する機能と紙おむつ1の手触りを良くするという機能を併せ持つ。カバーシート14には、フロントパッチ3と止着テープ2とが取り付けられる。なお、カバーシート14には、図2に示すような糸ゴムが接合されていてもよい。
フロントパッチ3は、止着テープ2の止め付け部20を前身頃1Aに止め付けて維持するためのシート状の部材であり、前身頃1Aの幅方向中間部に広範囲に亘って設けられる。本実施形態のフロントパッチ3は、複数のシート材の最外面に位置し、カバーシート14に対して全面が接着されている。なお、紙おむつ1の構成はこれに限られず、例えばカバーシート14がインナカバーシートとアウターカバーシートとを有する多層構造であってもよい。
図1及び図2に示すように、止着テープ2は、フロントパッチ3とともにファスニング機構を構成するものであり、後身頃1Cの幅方向両端部のそれぞれに設けられる。本実施形態では、後身頃1Cの幅方向両側に止着テープ2が二つずつ設けられているが、少なくとも幅方向両側に一つずつ設けられていればよい。止着テープ2は、根元部分がカバーシート14とサイドシート15とに挟まれた状態で接着され、後身頃1Cの両縁部のそれぞれから幅方向外側へ延設される。止着テープ2の先端部近傍には、フロントパッチ3に止め付けられる止め付け部20が設けられる。止着テープ2の延設方向長さ(両縁部からの突出量)は、止め付け部20がフロントパッチ3の所定領域(後述する止着領域30)に収まるように、紙おむつ1の大きさに応じて適宜設定される。なお、止着テープ2の形状や止め付け部20の位置は、図示したものに限られない。
本実施形態では、止着テープ2とフロントパッチ3とを固定するファスニング機構として、フック材(雄部材)とループ材(雌部材)との機械的結合により固定する面状ファスナーが用いられる。面状ファスナーは、表面に多数の突起(例えば鉤状やきのこ状など)が形成されたフック材と、表面にループ状の繊維が配置されたループ材との組み合わせにより構成される。すなわち、止め付け部20及びフロントパッチ3のうちのいずれか一方にはフック材が設けられ、残りの他方にはループ材が設けられる。面状ファスナーを用いることで、フック材及びループ材(止め付け部20及びフロントパッチ3)を剥離可能な状態としつつ強固に固着させることができる。さらに、繰り返しの使用が可能となる。なお、止め付け部20が、例えば粘着剤や粘着テープで構成されていてもよい。この場合、フロントパッチ3は、例えば表面が平滑なプラスチックフィルム等で形成されていればよい。
[1−2.要部構成]
図3(a)は図1に示す紙おむつ1の前身頃1Aを拡大した平面図であり、図3(b)はフロントパッチ3とカバーシート14とバックシート13との関係を示す模式的な断面図である。なお、図3(a)には、フロントパッチ3に止め付けられる止着テープ2を、図中左側にのみ二点鎖線で示す。また、図3(b)では便宜上、断面を示すハッチングは省略し、厚み方向寸法を拡大して示す。本実施形態のフロントパッチ3は略矩形状に形成されており、股下部1Bの幅方向寸法と同等の幅方向寸法と、二つの止着テープ2の存在する長手方向の範囲よりも大きな長手方向寸法とを有する。
図3(a)に示すように、フロントパッチ3上には、止着テープ2の止め付け部20を止め付ける止着領域30がその幅方向両側に設けられる。本実施形態では、幅方向における中心線Cからの距離が、第一所定長さL1以上、かつ、第二所定長さL2以下の範囲が止着領域30とされている。各所定長さL1,L2は、止着テープ2の延設方向長さや止め付け部20の位置,紙おむつ1の大きさ,フロントパッチ3の大きさ等に応じて適宜設定される。なお、図3(a)では便宜上、止着領域30を実線で示しているが、実際の紙おむつ1では、止着領域30と止着領域30以外の領域との間に境界線は存在しない。
各止着領域30には、複数のシート材の全てが厚み方向において接着された接着部31と、複数のシート材の少なくとも一部が厚み方向において接着されていない非接着部32とが設けられる。なお、図3(a)では便宜上、非接着部32に網線を付して表しているが、実際の紙おむつ1では、非接着部32はシート材の間に形成されるシート材同士が離間可能な部分として設けられる。
本実施形態の非接着部32は、その幅方向位置が止着領域30の幅方向の略中央とされる。すなわち、各止着領域30は、幅方向中間部(本実施形態では略中央)に配置された非接着部32と、非接着部32をその幅方向両側から挟むように配置された二つの接着部31とを有する。なお、フロントパッチ3における止着領域30以外の領域では、複数のシート材が重ね合わされて互いに接着されていることから、二つの接着部31は、フロントパッチ3における止着領域30以外の領域と連続した部分となる。
また、本実施形態の非接着部32は、止着テープ2の止め付け部20が止着領域30に止め付けられたときに、止め付け部20の少なくとも一部が重なるような幅方向寸法Wに設定される。本実施形態では、非接着部32の幅方向寸法Wが止め付け部20の延設方向(幅方向)の寸法よりもやや小さく設定されているが、幅方向寸法Wが止め付け部20の延設方向の寸法よりも大きく設定されていてもよい。幅方向寸法Wは、例えば15mm以上に設定される。非接着部32は、フロントパッチ3の幅方向中央部寄りに設けられることが好ましく、フロントパッチ3の幅方向の中心線Cから、フロントパッチ3の幅方向寸法の1/3の範囲内に設けることが好ましい。また、非接着部32は、コアラップ12と厚み方向に重なる位置に設けることが好ましい。
また、本実施形態の非接着部32は、その長手方向寸法が、フロントパッチ3の長手方向寸法と同等に設定される。言い換えると、非接着部32は、フロントパッチ3の長手方向全体に亘って延設される。なお、非接着部32が、フロントパッチ3を越えて、前身頃1Aの長手方向全体に亘って延設されていてもよい。図3(b)に示すように、本実施形態の非接着部32は、その厚み方向位置が、バックシート13とカバーシート14との間とされる。言い換えると、バックシート13及びカバーシート14は、長手方向に延びる一部分を除いて互いに接着されており、接着されていない一部分(すなわち除かれた部分)が離間可能な部分となって残ることで、非接着部32として設けられる。
[2.効果]
(1)上述した紙おむつ1には、フロントパッチ3上の各止着領域30に接着部31と非接着部32とが設けられる。止着領域30の非接着部32では、複数のシート材(本実施形態ではバックシート13及びカバーシート14)が互いに変位可能となることから、止着テープ2の止め付け部20がフロントパッチ3の止着領域30に止め付けられた状態で、止め付け部20とシート材(本実施形態ではバックシート13)との間に厚み方向における遊びを形成することができる。
一方で、止着領域30には接着部31も設けられることから、上記の遊びが大きくなりすぎることを防ぐことができ、止め付け部20の幅方向位置が大きくずれることがない。つまり、接着部31によって止め付け部20の幅方向位置を規制しつつ、非接着部32による遊びによって、フロントパッチ3に止め付けられた止め付け部20を着用者の動き(姿勢の変化)に追従させやすくすることができ、着用者の動きに伴う止着テープ2に対する引張力を小さくすることができる。したがって、止着テープ2を外れにくくしながら着用感を向上させることができる。
(2)上述した紙おむつ1では、フロントパッチ3がカバーシート14に対して全面接着されており、さらにバックシート13及びカバーシート14が一部分を除いて互いに接着され、この一部分が非接着部32として設けられることから、止着テープ2の外れにくさを維持しつつ、最外面に位置するフロントパッチ3も剥がれにくくすることができる。
(3)また、上述した紙おむつ1では、非接着部32がフロントパッチ3の長手方向全体に亘って延設されることから、止め付け部20の長手方向位置にかかわらず、止め付け部20の少なくとも一部が非接着部32と重なるようにすることができる。これにより、止着テープ2の外れにくさを向上させることができる。
(4)上述した紙おむつ1では、止着領域30が、幅方向の中間部に配置された非接着部32と、この非接着部32を幅方向の両側から挟むように配置された二つの接着部31とを有することから、止め付け部20と非接着部32とが厚み方向において重なりやすくなる。このため、フロントパッチ3に止め付けられた止め付け部20を着用者の動きにより追従させやすくすることができ、止着テープ2をより外れにくくすることができる。
[3.その他]
上述した非接着部32の構成は一例であって、その位置や寸法は上述したものに限られない。例えば、フロントパッチ3とカバーシート14とが、一部分を除いて接着されることで、接着されていない一部分が非接着部として設けられてもよい。あるいは、カバーシート14が多層構造である場合には、複数のカバーシート14が一部分を除いて接着されることで、接着されていない一部分が非接着部として設けられてもよい。
また、非接着部が厚み方向において複数箇所に設けられていてもよい。例えば、フロントパッチ3とカバーシート14との間、及び、カバーシート14とバックシート13との間の両方に、接着されていない非接着部分が設けられていてもよい。この場合、二つの非接着部が厚み方向において完全に重なっていてもよいし、一部のみが重なっていてもよい。
また、非接着部の幅方向位置が止着領域30の略中央でなくてもよく、止着領域30内の中心線C側又は縁部側に片寄って設けられていてもよい。また、上記の止着領域30には、中間の非接着部32を挟んだ両側に接着部31が設けられているが、止着領域30内に、接着部31と非接着部32とが一つずつ設けられていてもよい。あるいは、接着部31を挟んで非接着部32が二つ設けられていてもよい。
なお、上述した紙おむつ1の具体的な構成は一例であって、上述したものに限られない。
1 紙おむつ(吸収性物品)
1A 前身頃
1B 股下部
1C 後身頃
2 止着テープ
3 フロントパッチ
11 トップシート
12 コアラップ(吸収体)
13 バックシート
14 カバーシート
15 サイドシート
20 止め付け部
30 止着領域
31 接着部
32 非接着部

Claims (4)

  1. 前身頃と股下部と後身頃とが長手方向にこの順で設けられるとともに、吸収体を含む複数のシート材が積層された吸収性物品であって、
    前記前身頃の幅方向中間部に設けられ、前記複数のシート材の最外面に位置するフロントパッチと、
    前記後身頃の幅方向両端部のそれぞれに外方へ延設され、前記フロントパッチに止め付けられる止め付け部を有する止着テープと、
    前記吸収体を非肌面側から被覆する液不透過性のバックシートと、
    前記バックシートの非肌面側に接着されたカバーシートと、を備え、
    前記フロントパッチは、前記カバーシートに対し全面接着され、
    前記フロントパッチ上には、その幅方向両側に、前記止着テープの前記止め付け部を止め付ける止着領域が設けられ、
    前記止着領域のそれぞれには、前記複数のシート材の全てが積層方向において接着された接着部と、前記複数のシート材の少なくとも一部が前記積層方向において接着されていない非接着部とが設けられ
    前記バックシート及び前記カバーシートは、一部分を除いて互いに接着され、接着されていない前記一部分が前記非接着部として設けられ
    ことを特徴とする、吸収性物品。
  2. 前記非接着部は、前記フロントパッチの幅方向の中心線から前記フロントパッチの幅方向寸法の1/3の範囲内に設けられた
    ことを特徴とする、請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記非接着部は、前記フロントパッチの長手方向全体に亘って延設された
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記止着領域は、幅方向の中間部に配置された前記非接着部と、前記非接着部をその幅方向両側から挟むように配置された二つの前記接着部とを有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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