JP6599663B2 - キャンドモータ - Google Patents

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Description

本発明は、キャンドモータに関する。
従来、ポンプ又はファン等の回転機器を駆動するために、キャンドモータが使用される場合がある。キャンドモータは、例えば、取り扱う流体(液体または気体)が外部へ漏れることが好ましくない用途に用いられる。また、キャンドモータは、水中モータポンプまたは真空ポンプのように外部の液体がポンプ又はモータの内部に侵入することが好ましくない用途に用いられる。
キャンドモータでは、モータロータとモータステータとがキャンによって離隔される。キャンは、通常、円筒形状を有し、モータロータの外周面との間にギャップが生じる状態で、ステータコア等に固定される。また、一般的に、モータステータ(ステータコア及びステータコイル)等が収容される空間は、モータフレーム、フレーム側板、及び、キャンによってステータ室として密閉される。
キャンドモータでは、モータ特性の向上の観点から、モータステータと、モータロータとの離隔距離を小さくすることが望ましい。すなわち、キャンの厚みを極力小さくすることが望ましい。一方で、キャンの厚みが小さいと、キャンの機械的強度が低下し、圧力変動等に耐えられないおそれがある。これらの課題を解決するために、従来、キャンの円筒外周部をステータコアの内周部に接着することが行われている。
特開2014−57506号公報
キャンの円筒外周部とステータコアの接着に際しては、キャンの円筒外周部、又は、ステータコアの内周部に接着剤を塗布し、ステータコアの内側にキャンが挿入される。しかし、接着剤はある程度の粘性を有し、また、ステータコアの内側にキャンを挿入するときに、キャンの縁部またはステータコアのスロットの縁部で接着剤が掻き出されてしまう。このため、接着剤の塗布状態には、ムラが生じる場合がある。接着剤の塗布にムラが生じると、接着面積が小さくなって十分な接着効果が得られなくなってしまう。接着剤を一様に塗布するためにステータコアの内側にキャンをゆっくりと挿入することも考えられるが、この場合には、接着剤が硬化してしまうおそれがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、キャンとステータとをより確実に固定することができるキャンドモータを提供することを目的とする。
本発明のキャンドモータは、ステータと、ロータと、キャンと、を備える。ステータは、ステータコア、及び、ステータコアに巻回されるステータコイルを有する。ロータは、ステータコアの内側に配置される。キャンは、円筒形状を有し、ステータコアとロータとの間に配置されてステータとロータとを離隔する。そして、キャンは、接着剤によってステータコアの内周面に接着され、キャンの接着剤が塗布される円筒外周部には、接着剤が
入り込む溝が形成されている。
かかる構成により、本発明のキャンドモータでは、キャンがステータコアの内側に挿入される際に、キャンの円筒外周部に形成された溝に接着剤が入り込む。溝に入り込んだ接着剤は、その粘性により、キャンのステータコアの内側への挿入に伴って引き出され、キャンとステータコアとの間に均一に塗布される。したがって、かかる構成により、キャンとステータとをより確実に固定することができる。
また、キャンの円筒外周部の溝は、円筒外周部の周方向に沿って形成されてもよい。さらに、キャンの円筒外周部の溝は、ロータの回転軸方向に沿って形成されてもよい。また、キャンの円筒外周部の溝は、円筒外周部に螺旋状に形成されてもよい。さらに、溝の断面形状は、U字状またはV字状であってもよい。
また、キャンの円筒外周部の溝は、円筒外周部に所定距離ごとに複数形成されていてもよい。
こうすれば、接着剤が入り込む溝が所定距離ごとに形成されているので、キャンとステータコアとの間に接着剤をより均一に塗布することができる。したがって、かかる構成により、キャンとステータとをより確実に固定することができる。
本実施形態の真空ポンプの概略断面を示す図である。 本実施形態のキャンドモータの概略構成を示す図である。 第1実施形態のキャンの概略構成を模式的に示す図である。 第1実施形態のキャンの概略構成を模式的に示す図である。 キャンとステータコアとの接着を説明するための模式図である。 第2実施形態のキャンの概略構成を模式的に示す図である。 第3実施形態のキャンの概略構成を模式的に示す図である。 変形例のキャンの概略構成を模式的に示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るキャンドモータを図面に基づいて説明する。なお、図面では、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。本実施形態では、キャンドモータを真空ポンプに適用した場合について説明するが、キャンドモータは、例えば水中ポンプを駆動するために利用するなど、他の回転機器を駆動するために用いてもよい。
図1は、本実施形態の真空ポンプの概略断面を示す図である。図1では、真空ポンプ20が有する回転中心軸線ARを含む断面を示している。図示するように、真空ポンプ20は、一対のロータ30(図1では、一方のロータのみを示す)を備えている。本実施形態では、ロータ30は、第1段ロータ31、第2段ロータ32および第3段ロータ33と、ポンプ主軸34とを備えている。かかるロータ30は、その両端部の近傍で、軸受部材50,60に設けられた軸受51,61によって支承されている。このロータ30は、ケーシング40に収容されている。ケーシング40の上方には、吸気口(図示省略)が形成され、下方には、排気口(図示省略)が形成される。
かかるロータ30は、真空ポンプ20の回転中心軸線ARの一端側に設けられたモータ100によって駆動される。一対のロータ30の一端側の軸端には、互いに噛み合う一対のタイミングギア70(図1では一方のギヤのみ示す)が固定されている。ロータ30の他端側の軸端は、モータ100に連結されている。本実施形態では、モータ100は、ブラシレス直流モータである。なお、図1では、モータ100の構成を簡略化して示してい
る。
モータ100を駆動すると、一対のロータ30は、ケーシング40の内面およびロータ30同士の間にわずかな隙間を保持して、非接触で逆方向に回転する。一対のロータ30の回転につれて、吸込側のガスは、ロータ30とケーシング40との間に閉じこめられて、吐出側に移送される。吸気口(図示省略)から導入されたガスは、3段のロータ30により圧縮移送されて、排気口(図示省略)から排出される。
図2は、ロータ30を回転駆動するモータ100の概略構成を示す。以下の説明では、モータ100について、回転中心軸線AR方向のうちの、真空ポンプ20(より具体的には、ロータ30)に連結される側を連結側S2とも呼び、連結側S2と反対側を外方側S1とも呼ぶ。外方側S1は、請求項の第1の側に該当し、連結側S2は、請求項の第2の側に該当する。図2に示すように、モータ100は、ステータ110とロータ120とキャン130とステータフレーム140とを備える。
ステータフレーム140は、フレーム本体141と側板142とを備える。フレーム本体141は、回転中心軸線ARに沿って内部空間が形成された、円筒形状を有している。フレーム本体141は、突出部146を備えている。突出部146は、フレーム本体141の内面から、内側に突出した部位であり、フレーム本体141の連結側S2の端部付近に、回転中心軸線ARを中心として環状に形成されている。突出部146の突出長さは、開口部133が胴部131(詳細は後述)から突出する突出長さと略等しく形成されている。側板142は、円板形状を有しており、フレーム本体141の外方側S1の開口を閉じる。フレーム本体141の外方側S1の端面には、凹部145が形成され、この凹部145にOリング153が配置されている。Oリング153は、フレーム本体141と側板142との間で、回転中心軸線AR方向に圧縮され、ステータフレーム140の内部と外部との間をシールする。なお、側板142は、ボルト(図示省略)によって、フレーム本体141に取り付けられている。かかるステータフレーム140は、例えば、鉄やアルミで形成できる。ステータ110、ロータ120およびキャン130は、このステータフレーム140の内部空間に収容されている。
ステータ110は、ステータコア111にコイルが装着された構成を有する。ステータ110の回転中心軸線AR方向の両端では、ステータコア111の外方に向けてコイル部112,113が突出している。このコイル部112,113の周辺には、樹脂171が充填されている。ステータ110は、ステータフレーム140のフレーム本体141の内部にステータコア111が嵌め込まれることによって、回転中心軸線ARと同心にステータフレーム140に固定される。ステータコア111は、例えば、珪素鋼板を積層して形成できる。ロータ120は、ステータ110の内部に、回転中心軸線ARと同心に配置され、真空ポンプ20のロータ30のポンプ主軸34に直結されている。
かかるステータ110とロータ120との間には、キャン130が設けられている。キャン130は、ステータ110とロータ120とを離隔する。このキャン130は、一例として、胴部131と、閉塞部132と、開口部133とを備えている。
胴部131は、略円筒形状を有し、回転中心軸線ARと同心に配置されている。この胴部131は、回転中心軸線AR方向におけるステータ110の設置範囲の全体に延びて形成されている。閉塞部132は、キャン130の外方側S1の端面であり、胴部131の内部空間を、胴部131の外方側S1の端部で閉じる。開口部133は、キャン130の連結側S2の端部であり、キャン130の連結側S2の開口を形成する。開口部133は、本実施形態では、その外径が胴部131の外径よりも大きく形成されたフランジ形状を有している。
かかるキャン130は、非導電性の樹脂によって形成されており、胴部131、閉塞部132および開口部133は、一体的に形成されている。キャン130の材料は、樹脂に限らず、セラミックスであってもよいし、樹脂とセラミックスとの複合材であってもよい。本実施形態では、キャン130の材質は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂である。胴部131および開口部133の厚みは、薄肉に、具体的には、例えば、0.5mm〜1.0mmとすることができる。閉塞部132の厚みは、胴部131の厚みよりも大きく形成されており、例えば、1.5mm〜2.0mmとすることができる。胴部131の厚みは、モータ特性の向上の観点から、極力小さいことが望ましい。また、開口部133(フランジ形状)の、回転中心軸線AR方向の幅は、軸受51と、モータ100の外方側S1の端部との距離であるオーバハングを短くする観点から、極力小さいことが望ましい。
かかるキャン130は、ステータコア111と、胴部131とが周方向に当接するように、取り付けられる。さらに、ステータコア111と胴部131とは、当該当接箇所で接着剤によって、接着される。このように、ステータコア111と胴部131とが接着剤によって接着されることにより、ステータコア111と胴部131とが一体的に形成された状態となる。このため、ステータコア111に対応する位置の胴部131の機械的強度をステータコア111が補強することができる。これによって、ステータコア111に対応する位置において、上述の胴部131の薄肉化が可能となる。なお、接着剤には、真空ポンプ20の稼働時における耐熱性を考慮して、シリコン系やエポキシ系などを使用可能である。
なお、モータ100は、ステータコア111の外方側S1及び連結側S2に、キャン130の胴部131の外径と等しい内径の管状形状を有する補強部材150、160を備えてもよい。補強部材150,160を備えてキャン130と補強部材150,160とを接着剤で固定することにより、モータ100の機械的強度を向上することができる。
<第1実施形態>
次に、本実施形態のキャン130について詳細に説明する。図3及び図4は、第1実施形態のキャンの概略構成を模式的に示す図である。図3に示すように、キャン130の胴部131の外周面には、複数の溝134が形成されている。本実施形態では、複数の溝134は、胴部131の全周にわたって周方向に形成されている。ただし、この例に限定されず、複数の溝134は、胴部131の一部分(例えば90度、180度、270度など)だけにわたって周方向に形成されてもよい。また、図3に示す例では、3つの溝134が、回転中心軸線AR方向に所定距離Le毎に形成されている。しかし、溝134は、1つ、2つ、又は、4つ以上が形成されてもよく、溝134同士の距離Leについても、一定でなくても構わない。そして、本実施形態では、図4に示すように、複数の溝134は、その断面形状がU字状に形成されている。なお、溝134の形状および寸法については、キャン130の剛性を考慮すると共に、後述するように溝134に接着剤が入り込んでキャン130とステータコア111との間に接着剤が均一に塗布されるように、実験等により決定されればよい。
図5は、キャンとステータコアとの接着を説明するための模式図である。キャン130とステータコア111とを接着剤で固定する際には、まず、胴部131の外周面とステータコア111の内周面との少なくとも一方に接着剤を塗布し、ステータコア111の内部にキャン130を挿入する。このときには、キャン130の胴部131と閉塞部132との縁部、及び、胴部131の外周面によって接着剤が掻き出されてしまう。これに対して、本実施形態では、胴部131に複数の溝134が形成されている。このため、図5に示すように、ステータコア111の内部にキャン130が挿入される際には、複数の溝13
4に接着剤Adが入り込む。そして、接着剤Adは、溝134に貯留した状態で、キャン130の移動とともにステータコア111の内周面に沿って移動する。このときには、溝134に貯留した接着剤Adは、ステータコア111の内周面に付着し、その粘性によってキャン130とステータコア111との間に引き出される。これにより、接着剤Adが比較的多い領域では接着剤Adが溝134に貯留され、接着剤Adが比較的少ない領域では溝134から接着剤Adが引き出されて、ステータコア111とキャン130との間に接着剤が塗布される。したがって、本実施形態のモータ100では、ステータコア111の内部にキャン130を挿入することによって、ステータコア111とキャン130との間に接着剤を均一に塗布することができる。しかも、本実施形態では、複数の溝134は、所定距離Le毎に形成されているので、ステータコア111とキャン130との間に接着剤をより均一に塗布することができる。これにより、ステータコア111とキャン130との固定をより確実にしてキャン130の機械的強度を確保することができ、キャン130の厚みを低減してモータ100の性能の向上を図ることができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態のキャンの構成概略を模式的に示す図である。第2実施形態のキャン130Aは、第1実施形態のキャン130と複数の溝134の形状が異なり、その他の構成は同一である。第2実施形態のキャン130Aでは、複数の溝134Aは、回転中心軸線ARに沿って形成されている。図6に示す例では、6つの溝134Aが、胴部131の全体にわたって周方向に所定距離Le毎(所定角度毎)に形成されている。
第2実施形態のキャン130Aとステータコア111とを接着剤により固定するときには、キャン130Aをステータコア111に対して相対的に周方向に揺動させながら、キャン130Aをステータコア111に挿入することが好ましい。これにより、第1実施形態と同様に、キャン130Aをステータコア111に挿入するときに、キャン130Aの複数の溝134Aに接着剤が入り込む。そして、接着剤が少ない領域では、溝134Aから接着剤が引き出される。このように、第2実施形態においても、キャン130Aとステータコア111との間に接着剤を均一に塗布することができ、ステータコア111とキャン130Aとの固定をより確実にすることができる。
<第3実施形態>
図7は、第3実施形態のキャンの構成概略を模式的に示す図である。第3実施形態のキャン130Bは、第1実施形態のキャン130と複数の溝134の形状が異なり、その他の構成は同一である。第3実施形態のキャン130Bでは、複数の溝134Bは、胴部131の外周面に螺旋状に形成されている。図7に示す例では、2条のネジ状の溝134Bが胴部131の全体にわたって、互いの距離が一定(所定距離Le)になるように離れて形成されている。こうした第3実施形態のキャン130Bにおいても、複数の溝134Bによってキャン130Bとステータコア111との間に接着剤を均一に塗布することができ、ステータコア111とキャン130Bとの固定をより確実にすることができる。なお、第3実施形態のキャン130Bをステータコア111の内部に挿入するときには、第2実施形態と同様に、キャン130Bをステータコア111に対して相対的に周方向に揺動させてもよい。
<変形例>
上記の実施形態では、キャン130の胴部131に形成される複数の溝134は、その断面形状がU字状に形成されるものとした。しかし、この例に限定されず、複数の溝134は、例えば縁部が曲面状に形成されてもよいし、底部が矩形状に形成されてもよい。また、図8の変形例のキャン130Cに示すように、複数の溝134Cの断面形状がV字状に形成されてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、実施形態および変形例の任意の組み合わせが可能であり、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
20…真空ポンプ
30…ロータ
31…第1段ロータ
32…第2段ロータ
33…第3段ロータ
34…ポンプ主軸
40…ケーシング
50,60…軸受部材
51,61…軸受
70…タイミングギア
100…モータ
110…ステータ
111…ステータコア
112,113…コイル部
120…ロータ
130、130A、130B、130C…キャン
131…胴部
132…閉塞部
133…開口部
134、134A、134B、134C…溝
140…ステータフレーム
141…フレーム本体
142…側板
145,147…凹部
146…突出部
S1…外方側
S2…連結側
AR…回転中心軸線

Claims (6)

  1. ステータコア、及び、前記ステータコアに巻回されるステータコイルを有するステータと、
    前記ステータコアの内側に配置されるロータと、
    円筒形状を有し、前記ステータコアと前記ロータとの間に配置されて前記ステータと前記ロータとを離隔するキャンと、
    を備え、
    前記キャンは、接着剤によって前記ステータコアの内周面に接着され、
    前記キャンの前記接着剤が塗布される胴部の外周面には、前記接着剤が入り込む溝が形成されている、
    キャンドモータ。
  2. 請求項1に記載のキャンドモータであって、
    前記溝は、前記胴部の外周面の周方向に沿って形成されている、
    キャンドモータ。
  3. 請求項1に記載のキャンドモータであって、
    前記溝は、前記ロータの回転軸方向に沿って形成されている、
    キャンドモータ。
  4. 請求項1に記載のキャンドモータであって、
    前記溝は、前記胴部の外周面に螺旋状に形成されている、
    キャンドモータ。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のキャンドモータであって、
    前記溝の断面形状は、U字状またはV字状である、
    キャンドモータ。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のキャンドモータであって、
    前記溝は、前記胴部の外周面に所定距離ごとに複数形成されている、
    キャンドモータ。
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