JP6597728B2 - エンジン - Google Patents
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Description
前記EGR通路は、前記集合通路部と前記吸気通路とに接続されており、前記各吸入通路の上流端は前記各第1独立通路部の下流端とのみ接続されており、前記第2排気通路部は、前記各気筒の第2排気ポートから排出された排気であって、EGRガスとして前記吸気通路に還流される排気を除いた全ての排気が前記タービンをバイパスするように、前記第2排気ポートと前記下流側通路部とをつないでいることを特徴とするものである(請求項1)。
図1は、本発明の第1実施形態に係るエンジン100の全体構成を概略的に示した図である。図1に示すように、第1実施形態では、エンジン100はロータリーピストンエンジン(以下、単にロータリエンジンという)からなるエンジン本体1を備える。以下では、適宜、図1の左右方向を前後方向という。
図2は、エンジン本体1の構成を説明するための概略断面図である。図3は、エンジン本体1の概略断面図である。なお、図2は、正確な断面図ではなく、後述する各ポート11、12、13、14等を模式的に示している(例えば、正確には後述するペリ排気ポート14と他のポート11、12、13とは同一平面上には存在しない)。また、後述するように吸気ポート11、12と排気ポート13、14とは互いに対向する異なる2つのサイドハウジング6に設けられているが、図3(および後述する図7、図8)では、これらポートの相対的な開閉時期を明確にするべく、これら吸気ポート11、12と排気ポート13、14とを同一サイドハウジング6上に示している。
第1サイドハウジング6aには、第1ロータ収容室2aに吸気を導入するための2つの吸気ポート11、12が形成され、インターミディエイトハウジング6cには、第2ロータ収容室2bに吸気を導入するための2つの吸気ポート11、12が形成されている。これら吸気ポート11、12は、吸気行程が行われる領域に設けられている。図3の例では、吸気ポート11、12は、各ハウジング6a、6cの左上側の部分に形成されており、ロータ収容室2の内側面の左上側の部分に開口している。
図6〜図8に示すように、プライマリ吸気ポート11は、排気上死点付近で開口を開始し、吸気下死点をわずかに超えた時期に閉口する。一方、セカンダリ吸気ポート12は、プライマリ吸気ポート11と同様に排気上死点付近で開口を開始する一方、吸気下死点よりも遅角側且つプライマリ吸気ポート11よりも遅角側の時期で閉口する。例えば、プライマリ吸気ポート11は吸気下死点後30°EA(EA:エキセン角)程度で閉口するのに対して、セカンダリ吸気ポート12はエキセン角で吸気下死点後90°EA程度で閉口する。
吸気通路30は、1本の吸気上流側通路部31と、吸気上流側通路部31の下流端から延びる2つの分岐通路部32、33とを備える。
排気通路50は、2つのペリ排気ポート14に接続されるペリ側排気通路部(第2排気通路部)51と、2つのサイド排気ポート13に接続されるサイド側排気通路部(第1排気通路部)54とを備える。
EGR装置90は、排気の一部を吸気に還流するための装置であり、排気通路50と吸気通路30とを連通するEGR通路91と、これを開閉するEGRバルブ92と、EGR通路91を通過してロータ収容室2に導入される排気であるEGRガスを冷却するEGRクーラ93とを備える。
以上のように、本実施形態では、各ロータ収容室2のサイド排気ポート13とタービン72の各吸入通路81とが個別にサイド側独立通路部51によって接続されていることで、排気干渉によるエネルギーロスを回避して各ロータ収容室2から高いエネルギーを有する排気をタービン本体74に導入することができる。特に、本実施形態では、各吸入通路81が吸入部76とスクロール部77のほぼ全体にわたって独立しているため、排気干渉を確実に回避することができる。また、ペリ排気ポート14に接続されるペリ側排気通路部53がタービン72を迂回していることで、サイド側独立通路部51内の排気がペリ側排気通路部53側に膨張するのを回避することができ、サイド側独立通路部51から吸入通路81へより確実に高い圧力の排気を導入することができる。さらに、サイド排気ポート13の開口時期がペリ排気ポート14よりも早い時期に設定されていることで、より高圧のブローダウンガスをタービン本体41に導入することができる。従って、タービン72の駆動力を高くすることができる。
第1実施形態では、各ロータハウジング5にペリ排気ポート52を設け、これらペリ排気ポート14に接続されるペリ側排気通路部51にEGR通路91を接続させた場合について説明したが、これに代えて、図18に示すように構成してもよい。図18では、第1実施形態と同じ構成要素には、第1実施形態と同じ符号を付している。
第1実施形態および第2実施形態では、エンジン本体がロータリエンジンである場合について説明したが、本発明に係るエンジン本体は複数の気筒を有するレシプロエンジンであってもよい。図19は、エンジン本体が多気筒のレシプロエンジンの場合の本発明の第3実施形態に係るエンジンの概略構成図である。図19では、第1実施形態と同じ構成要素には、第1実施形態と同じ符号を付している。
前記のように、タービン70として、タービンハウジング75の内側空間のうちその上流端からのど部80までの空間、あるいは、のど部80を超えてタービンスクロール部77の下流端よりも上流側の部分までの空間のみが、2つに区画されたものを用いてもよい。
14 ペリ排気ポート(第2排気ポート)
51 ペリ側排気通路(第2排気通路部)
52 ペリ側独立通路部(第2独立通路部)
53 ペリ側集合通路部(集合通路部)
54 サイド側排気通路(第1排気通路部)
55 サイド側独立通路部(第1独立通路部)
56 下流側通路部
72 タービン
81 吸入通路
91 EGR通路
Claims (4)
- 複数の気筒が形成されたエンジン本体と、各気筒に導入される吸気が流通する吸気通路と、各気筒から排出される排気が流通する排気通路と、前記排気通路に設けられるタービンと、前記排気通路と前記吸気通路とに接続されて前記排気通路を流通する排気の一部を前記吸気通路に還流するEGR通路とを備えたエンジンであって、
前記タービンは、排気のエネルギーを受けて回転する複数の翼を備えたタービン本体と、当該タービン本体を内側に収容するタービンハウジングとを備え、
前記タービンハウジングの内側空間は、その上流端から前記タービン本体までの部分において、前記タービン本体の回転軸方向について並び且つ前記タービン本体の周方向の全周にわたって互いに独立するように形成された複数の吸入通路に区画されており、
前記エンジン本体は、前記各気筒から前記排気通路に排気を導出する排気ポートを備え、
前記各気筒の排気ポートは、それぞれ第1排気ポートと、当該第1排気ポートよりも開口時期が遅い第2排気ポートとを備え、
前記排気通路は、前記各気筒の第1排気ポートに接続される第1排気通路部と、前記各気筒の第2排気ポートに接続される第2排気通路部とを備え、
前記第1排気通路部は、1または排気行程が連続しない2以上の気筒の第1排気ポートと前記吸入通路とを個別に接続する複数の第1独立通路部と、前記タービンハウジングの下流端に接続される下流側通路部とを備え、
前記第2排気通路部は、複数の第2排気ポートに接続される複数の第2独立通路部と、
当該各第2独立通路部が集合した集合通路部とを有し、
前記第2排気通路部は、その下流端が前記下流側通路部に接続されており、
前記EGR通路は、前記集合通路部と前記吸気通路とに接続されており、
前記各吸入通路の上流端は前記各第1独立通路部の下流端とのみ接続されており、
前記第2排気通路部は、前記各気筒の第2排気ポートから排出された排気であって、EGRガスとして前記吸気通路に還流される排気を除いた全ての排気が前記タービンをバイパスするように、前記第2排気ポートと前記下流側通路部とをつないでいることを特徴とするエンジン。 - 請求項1に記載のエンジンにおいて、
前記第2排気通路部の集合通路部には、前記EGR通路との接続部分よりも下流側に設けられて当該集合通路部を開閉可能な排気開閉弁を備えることを特徴とするエンジン。 - 請求項1または2に記載のエンジンにおいて、
前記エンジン本体は、複数のロータと、当該各ロータを収容する前記気筒としての複数のロータ収容室と、当該各ロータの外周をそれぞれ囲む複数のロータハウジングと、前記各ロータの側方に設けられる複数のサイドハウジングとを備えるロータリーピストンエンジンであり、
前記各第1排気ポートは、前記各サイドハウジングに形成されており、
前記各第2排気ポートは、前記各ロータハウジングに形成されている、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1または2に記載のエンジンにおいて、
前記エンジン本体は、第1ロータと、第2ロータと、これらロータを収容する前記気筒としての複数のロータ収容室と、これら第1ロータと第2ロータとの間に配置されるインターミディエイトハウジングと、前記第1ロータを挟んで前記インターミディエイトハウジングと対向する第1サイドハウジングと、前記第2ロータを挟んで前記インターミディエイトハウジングと対向する第2サイドハウジングとを備えるロータリーピストンエンジンであり、
前記第1ロータの第1排気ポートは、前記第1サイドハウジングに形成されており、
前記第2ロータの第1排気ポートは、前記第2サイドハウジングに形成されており、
前記第1ロータの第2排気ポートおよび前記第2ロータの第2排気ポートは、ともに前記インターミディエイトハウジングに形成されている、ことを特徴とするエンジン。
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