JP6596365B2 - 生体情報測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、体重や体組成等の生体情報を測定する生体情報測定装置に関する。
近年、自己の健康や体調の管理等を目的として、体重を測定することに加え、生体インピーダンスを測定し、この測定値と予め登録された身長、性別等の基礎情報とから体脂肪率を算出し、体重と併せて表示する生体情報測定装置が広く使用されている。また、体重と体脂肪率に加え、測定した体重と生体インピーダンスと登録した基礎情報から、基礎代謝や内臓脂肪率、身体年齢等の各種体組成も算出し表示するようにした生体情報測定装置も存在している。
特許文献1には、体重演算部で演算した体重(現在の体重)と、記憶部が記憶している体重(過去の体重)から体重の変動量を演算して出力し、さらにグラフ(横軸が時間、縦軸が体重変動量で)として表示部に表示する技術について記載されている。
また、特許文献2には、第1の重量測定値(1回目の体重測定値)と第2の重量測定値(2回目の体重測定値)とを比較して小さい方の重量測定値を第1の第1の体重とし、また、第1の重量測定値と第2の重量測定値との差分の絶対値を第2の体重とし、当該2つの体重を同時に表示するする技術が記載されている。
ここで、単独で体重を計測することができない測定対象(たとえば、生後間もない赤ちゃんや負傷者など)の体重を測定する場合、たとえば、第三者が測定対象を抱きかかえて一緒に測定計に乗る(載る)ことで計測を行う専用の設定(たとえば、「抱っこ」モードといった専用の測定モード)をユーザ登録時に選択・登録して測定を行う。
そして、このユーザ設定で登録された専用の測定モードは、測定対象の成長あるいは怪我の完治といった状況変化に応じて、単独で計測する計測方法である通常の測定モードへと登録が切り替えられて、測定が続けられる。
このとき、従来では、それまでのユーザ登録とは別に、新たなユーザとしてユーザ登録を行う必要があった。そのため、専用の測定モードで(すなわち、抱きかかえられて)計測していた時期の履歴(測定値)と、以後計測される履歴は繋がらず、同一の測定対象であるにもかかわらず、計測履歴を一貫して(連続して)保存することができなかった。
特開平6−167382号公報 特開2013−113826号公報
本発明は、単独での計測が難しいために抱きかかえるなどして計測していた(すなわち、抱きかかえる前と後の測定値の差分を算出していた)測定結果と、単独で計測するようになった以降の測定結果とを、連続して記憶する生体情報測定装置を提供することを目的とする。
(1)請求項1に記載の発明では、重量の測定対象を測定ユーザとして登録する登録手段と、前記登録された測定ユーザに対応する測定モードとして、1回測定した重量値を測定結果とする第1測定モード、または、2回測定した重量値の差分を測定結果とする第2測定モードの設定、変更を行う測定モード設定手段と、測定ユーザを特定する測定ユーザ特定手段と、前記特定した測定ユーザに対し、前記設定された測定モードによる測定を行う測定手段と、前記測定手段による測定結果を、前記特定した測定ユーザに対する測定履歴として記憶する測定履歴記憶手段と、を備え、前記測定履歴記憶手段は、測定ユーザに対する測定モードが変更された場合に、モード変更前の測定履歴をモード変更後も引き継ぐ、ことを特徴とする生体情報測定装置を提供する。
(2)請求項2に記載の発明では、前記測定手段は、第1測定モードにおいて、さらに測定ユーザの生体インピーダンスを測定し、前記測定履歴記憶手段は、前記測定した生体インピーダンスを測定履歴として記憶する、ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、前記測定ユーザ特定手段は、測定した重量値および生体インピーダンスと、各測定ユーザに対応する測定履歴の重量値および生体インピーダンスとから測定ユーザを特定する、ことを特徴とする請求項2に記載の生体情報測定装置を提供する。
(4)請求項4に記載の発明では、前記測定ユーザを選択する測定ユーザ選択手段を備え、前記測定ユーザ特定手段は、選択された測定ユーザを特定する、ことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の生体情報測定装置を提供する。
本発明によれば、測定方法が異なる測定結果を連続して記憶する生体情報測定装置を提供することができる。
生体情報測定装置の外観構成図である。 生体情報測定装置の機能ブロック図である。 測定者情報記憶部とモード記憶部(通常/差分)の記憶(保存)データの内容を概念的に表した説明図である。 測定結果履歴データを概念的に表した説明図である。 表示部の表示画面の詳細を表した説明図である。 ユーザ情報の設定処理(新規登録、変更、削除)動作の全体を表したフローチャートである。 ユーザ情報の新規登録処理動作の一例を表したフローチャートである。 ユーザ情報の登録内容変更処理動作の一例を表したフローチャートである。 第2モードで登録したユーザを指定して測定する測定処理動作の一例を表したフローチャートである。 自動認識による測定処理動作の一例を表したフローチャートである。
以下、本発明の生体情報測定装置における好適な実施の形態について、図1から図10を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態では、単独で計測することができない測定対象の一例として、赤ちゃんを例にとって説明する。
なお、単独で測定する通常の計測方法、つまり、1回の計測で体重を測定する方法を利用する場合を第1モード、一方、2回の計測値(体重)の差分あるいは差分の絶対値を計測結果とする方法を利用する場合を第2モード、として説明する。
本実施形態では、生体情報測定装置におけるユーザ登録(ユーザ設定)に、測定モードの選択・設定を追加する。
さらに、測定対象の状況に合わせて測定モードを「第2モード」から「第1モード」へ、あるいは「第1モード」から「第2モード」へ変更できるようにする。
これにより、同じユーザ登録情報で一貫して体重の履歴を管理することができるようになる。
つまり、生体情報測定装置は、ユーザ登録が「第2モード」で登録されている測定対象の測定においては、この「第2モード」が期間、計測した2回の測定値の差分(体重)を測定対象の体重として記録する。
そして後に、ユーザ登録が「第1モード」に変更された場合は、計測した1回の測定値(体重)を当該測定対象の体重として、「第2モード」で測定した値に続けて記録する。
このように、測定対象が自立して計測できないうちは「第2モード」の計測方法で計測し、その後、状況に合わせてユーザ登録の測定モードを「第2モード」から「第1モード」へ変更することで、同じユーザ登録情報で一貫して体重の履歴を管理することができるようになる。
なお、本実施形態では、測定した体重と生体インピーダンスおよび登録済みの基礎情報(身長、性別、生年月日)を使用して、BMI(Body Mass Index)、基礎代謝、体脂肪率、内蔵脂肪レベル(率)、身体年齢等の各種体組成を算出して体重と併せて表示する生体情報測定装置を対象とするが、少なくとも体重を測定する機能を備えた装置であれば適用対象とすることが可能である。
たとえば、体重、生体インピーダンス、基礎情報から体脂肪率だけを算出し、体重と併せて体脂肪率を表示する体脂肪計を対象とすることも可能である。
また、体重だけを測定して基礎情報からBMIまたは/および基礎代謝を算出する生体情報測定装置であってもよい。
さらに、体重だけを測定し、保存済みの測定履歴(体重)と比較することで測定者を自動認識する体重計であってもよい。
(2)実施形態の詳細
図1は、本実施形態が適用される生体情報測定装置1の外観構成を表した図である。
図1に示されるように、本実施形態の生体情報測定装置1は装置本体10を備えており、装置本体10の測定面(上面)には、表示部11、足の配置に合わせた左右上下の4カ所に測定用電極12が配設されている。また、測定面には、4カ所の測定用電極12のほぼ中央位置に、含む操作部13が配置されている。但し、操作部13は、装置本体10上であれば他の場所に配置することも可能である。
装置本体10の裏側には、図1に点線で示したように、4隅に重量センサ15Lf、15Lb、15Rf、15Rbが配設され、さらに、図示しないが、装置本体10の前側の両隅にはプッシュスイッチが配置されている。
また、図示しないが、装置本体10の後方側面などに電源スイッチが配設されている。
装置本体10は、被測定者が乗る、あるいは被測定物を載せる面(測定面)を備えた筐体である。
装置本体10の内部には、図示しない電子回路、電源、電源保持部などが設けられている。
表示部11は、液晶ディスプレイで構成されている。
本実施形態の表示部11は、セグメント方式が採用されているが、ドットマトリクス方式の液晶ディスプレイを採用することも可能である。
表示部11は、ユーザ登録の際に入力される入力情報や、体重や体脂肪率等の測定結果等が表示されるようになっている。
表示部11の各表示項目と表示領域については後述する。
測定用電極12Lf、12Lb、12Rf、12Rbは、装置本体10に乗った被測定者の生体インピーダンスを測定するためのものであり、前後左右の合計4つが配設されている。
測定用電極12Lf、12Lb、12Rf、12Rbにより、各電極間の抵抗値が測定されることで、測定者の生体インピーダンスが算出されるようになっている。
実際には、1の電極から高周波の微弱定電流が印加され、他の1の電極で電圧降下分が測定され、この電圧降下分から両電極間の抵抗値が測定される。
測定用電極12Lf、12Lb、12Rf、12Rbは、その配置箇所により、左右に対するL、R、および、前後に対するf、bの添え字により区別して表示している。
測定に際して測定者は、左右の両足について、土踏まずを挟んだつま先側と踵側のそれぞれの箇所を、各測定用電極12Lf、12Lb、12Rf、12Rb上に乗せる。
なお、以下の説明では、測定用電極を指定する場合の符号として、前後は問わず左右のいずれかを指定する場合には12L、12Rと表記し、左右は問わず前後のいずれかを指定する場合には12f、12bと表記し、前後左右のいずれも問わずに測定用電極のいずれか1つ、または全体を指定する場合には12と表記することとする。
この添字の表記については、重量センサ15Lf、15Lb、15Rf、15Rbについても同様である。
操作部13は、操作キーとして、上キー13a、下キー13b、左キー13c、右キー13d、そして、設定キー14を備えている。
上下キー13a、13bおよび左右キー13c、13dは、設定項目が無い表示画面において他の画面に遷移させ、設定項目がある表示画面において設定項目の内容(数値、項目)を変化させるためのキーである。
また、左右キー13c、13dは、表示中の各項目、値をクリアして1つ前の画面に戻るためのクリアキーとしても利用される。
設定キー14は、設定項目がある表示画面において設定された項目を確定させ、次の設定項目、次の表示画面に遷移させるためのキーとしても利用される。
この操作部13の各キー操作により、各ユーザ(測定対象)の基礎情報(身長、性別、生年月日)の入力、ユーザの選択、各測定仕様の選択等の各種選択が行われる。
さらに、この操作部13の各キー操作により、本実施形態に係わる測定モード(第1モード、第2モード)の設定が行われる。
この操作部13の各キー操作により選択可能な測定仕様としては、体重を量る測定仕様の他、たとえば、荷物の重量を測定する荷物仕様、登録済みユーザ以外の者が体重を測定するゲスト仕様、測定対象(測定者)を自動で認識する自動認識仕様等があり、測定を行うユーザは適宜を選択したうえで測定を行う。
本実施形態における自動認識仕様は、体重と生体インピーダンスを測定し両測定値と測定履歴との比較から測定者を自動認識して各種生体情報を体重と併せて表示すると共に、今回の測定値を認識した測定者の履歴として保存する。
なお、操作部13の操作により、デフォルトの測定仕様を自動認識仕様に設定しておき、デフォルトの測定仕様から他の仕様に変更されると、変更後の仕様を示す仕様情報が不揮発メモリ40に保存され、所定時間の経過などの各仕様に応じた条件を満たした場合にデフォルト仕様に復帰する構成にしてもよい。
また、生体情報測定装置1は、測定完了後、操作部13の無操作状態が所定時間(たとえば1分)経過すると省電力状態に移行し、表示部11の液晶ディスプレイがオフ状態となるように構成されている。この無操作状態はタイマーにより検出され、このタイマーは操作部13の操作がされる毎にリセット(スタート)される。
省電力状態において、操作部13のいずれかのキーが押下されると、省電力状態が解除され、生態情報測定装置1を正確に且つ安定して再現するための調整(キャリブレーション)が開始されるように構成されている。
電源スイッチ(不図示)は、電源から表示装置11や後述する制御部等の各部に対するすべての電源供給を切断するスイッチであり、電源スイッチの操作により電源ON状態と電源オフ状態とが切り替わる。
重量センサ15Lf、15Lb、15Rf、15Rbは、生体情報測定装置1に乗った測定者の体重を測定するためのセンサであり、本実施形態では4つのロードセルにより構成されている。
各重量センサ15からは、測定者の重量値に対応する物理量がそれぞれ出力され、各出力値に基づいて測定者の体重が算出されるようになっている。
重量センサ15の各検出値から算出された測定者の体重は、当該測定者に対して登録された基礎情報と併せて、体組成であるBMI(Body Mass Index)と基礎代謝の算出に使用される。また、測定者の体重は、測定用電極12の検出値から算出された生体インピーダンス、および基礎情報とともに、体組成である体脂肪率、内蔵脂肪レベル(率)、身体年齢、骨レベル、骨格筋レベル、水分量が算出される。
各重量センサは、測定の際に加わる荷重を10g単位で測定する。
なお、本実施形態では、後述する測定結果履歴への保存、および体脂肪率等の生体情報の算出には、10g単位で算出された体重が使用され、表示装置11には四捨五入された100g単位で表示されるが、すべて10g単位とし、またすべて100g単位とすることも可能である。
但し、以下の説明では簡略化するため、保存、算出、表示において100g単位である場合について説明することとする。
プッシュスイッチ(不図示)は、たとえば装置本体10の裏側、前方の左右2カ所(に配設されており、測定者が生体情報測定装置1に乗ったこと(ステップオン)を検出するスイッチである。
生体情報測定装置1が省電力状態にある場合において、プッシュスイッチによりステップオンが検出されると、省電力状態から復帰し測定が開始される。
なお、プッシュスイッチの配設場所は、装置本体10の裏側において、後方左右に配置するようにしてもよく、あるいは、前後左右の4カ所に配置するようにしてもよい。
重量センサ15、測定用電極12、および、プッシュスイッチは、いずれも測定時刻を検出する手段とすることが可能である。本実施形態では、全てを測定時刻検出手段の一部として機能させている。
すなわち、本実施形態では、測定者が生体情報測定装置1に足を乗せたこと(測定の開始)を重量センサ15、測定用電極12、プッシュスイッチで検出し、その検出時の時刻を測定時刻として検出する。
なお、測定時刻は同一基準であれば良く、測定開始時刻以外に、体重と生体インピーダンスの測定が完了した時刻や、測定者が生体情報測定装置1から降りた時刻などを採用することが可能である。
測定時刻については、後述する日時情報計測・記憶部28および時計29から出力される時刻による。
図2は本実施形態が適用される生体情報測定装置1の機能ブロック図である。
図2は、生体情報測定装置1の機能ブロックの一例を表したものである。
生体情報測定装置1は、測定結果に基づく生体情報の算出とその表示制御、測定結果履歴への保存、入力操作に対応する制御等の装置全体を各種制御する制御部20を備えている。
この制御部20には、表示部11、操作部13、A/D(アナログ/デジタル)変換部31、32、アンテナ36、記憶装置として機能する不揮発メモリ40が接続されている。
制御部20は、プログラムに従って各種演算処理を行うCPU、プログラムが保存されるROM(Read Only Memory)、作業領域としてのRAM(Random Access Memory)等を備えており、各種記憶媒体に保存された測定処理プログラムや登録処理プログラムに従って、生体情報の算出、表示、保存等の各処理を行うと共に、本実施形態における各種処理を行う。
これらの各処理をプログラムに従って行う機能ブロックとして、制御部20は、体重算出部21、生体インピーダンス算出部22、乗降判定部23、体組成算出部24、測定者識別部25、測定結果記憶制御部26を備えている。
体重算出部21は各重量センサ15で検出され、A/D変換部31でデジタル信号に変換された各重量値から、測定者の体重を算出する。具体的には、デジタル信号に変換された各重量値を合計することで測定者の体重が算出される。
体重算出部21は、算出した測定者の体重を体組成算出部24に供給する。
本実施形態では、体重算出部21は、1回の測定で体重の算出を行う通常の測定方法である第1モード算出手段211、および、2回の測定を行い、その差分を測定体重とする第2モード算出手段212を有する。
生体インピーダンス算出部22は、各測定用電極12で検出され、A/D変換部32でデジタル信号に変換された測定用電極12Lと測定用電極12R間の抵抗値(左足−体−右足間の抵抗値)から、測定者の生体インピーダンスを算出する。生体インピーダンスの算出については、公知の計算方法が採用され、他の体組成についても公知の計算式や統計データにもとづいて算出される。
生体インピーダンス算出部22は、算出した測定者の生体インピーダンスを体組成算出部24に供給する。
乗降判定部23は、プッシュスイッチから供給される信号(スイッチのオン信号)に基づいて、測定者のステップオンを判定する。上述したように、省電力状態においてステップオンが検出されると、省電力状態が解除され測定が開始される。
体組成算出部24は、体重算出部21から供給される体重、生体インピーダンス算出部22から供給される生体インピーダンス、および、指定されたユーザ番号または測定者識別部25(後述)で識別されたユーザ番号に対応して測定者情報記憶部41(後述)に記録されたユーザ情報(たとえば、性別、身長、生年月日から算出した年齢)を使用して、測定者の各体組成を算出する。
測定された体重、および、算出された各体組成については表示部11に表示される。
測定者識別部25は、今回の測定により得られた体重、生体インピーダンス、測定時刻と、測定結果履歴データ43(後述)に保存されているユーザ毎の測定履歴とを比較することで、測定者の識別、即ち、測定者のユーザ番号の特定を行うことで測定者の認識を行う。
具体的には、体重、生体インピーダンスの両測定値と履歴値との差分が共に所定範囲内あるユーザを認識候補とする。
また、測定者識別部25は、認識候補が複数存在する場合、差分が所定範囲内である履歴数が最多の認識候補(ユーザ)を測定者と認識する。履歴数が最多の認識候補が複数いる場合には、当該各認識候補の生体インピーダンスについての差分が最小の認識候補を測定者と認識する。生体インピーダンスについての差分が最小か否かについては、最新の履歴について判断する場合と、該当する履歴毎の差分の平均値により判断する場合のいずれでもよい。
一方、認識候補がいない場合には、今回の測定者は登録済みユーザ以外のゲストであると認識する。
測定結果記憶制御部26は、今回の測定結果(体重、生体インピーダンス)、および測定時刻を、測定者識別部25で識別した測定者のユーザ番号、または、測定前に指定された測定者のユーザ番号に対応するユーザ1履歴431〜ユーザ4履歴434(後述)に保存する。
年齢算出部27は、後述する測定者情報記憶部41に保存された年齢特定情報と、測定時点の時間などから、測定者の測定時の年齢を算出する。
日時情報計測・記憶部28および時計29は、日時情報として現在の日時を年月日時分秒の単位で計測する測定時刻検出手段の一部として機能する。そして、本実施形態では、日時情報は、測定結果記憶制御部26へ所定タイミング毎に供給される。
なお、本実施形態では、日時情報計測・記憶部28および時計29が制御部20に内蔵される構成にしたが、外部にあって接続され、計測した日時情報を制御部20に供給する構成にしてもよい。
この場合は、日時情報については、上述したような所定タイミング毎に供給するように構成する他に、制御部20からの要求に応じて供給する構成にしてもよい。
A/D変換部31は、各重量センサ15から入力されるアナログの検出値を、それぞれデジタル値に変換して制御部20に供給する。
A/D変換部32は、各測定用電極12から入力されるアナログの検出値を、それぞれデジタル値に変換して制御部20に供給する。
通信制御部34およびアンテナ36は、生体情報測定装置1による各種測定結果を有線または無線により外部に出力するための出力手段として機能している。
通信制御部34による有線による場合の例としては、たとえば、USBメモリ等の各種記憶媒体への出力、各種ケーブルを介してのパソコンや携帯端末等の外部機器への出力が可能である。
一方、通信制御部34による無線通信による測定結果の出力方法として、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標)、赤外線通信、NFC(登録商標)、ZigBee(登録商標)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access(登録商標))、Wi−Fi(Wireless Fidelity(登録商標))等の近距離無線通信、3G方式、4G方式等の各種無線通信が使用可能である。
本実施形態の通信制御部34では、これら有線、無線による各種通信のうち、1または複数の方式によるデータの入出力が可能に構成される。
ここで、たとえば、入力操作時において各入力操作画面に対応した操作案内用のガイダンス音声を出力し、また、測定完了後のビープ音を出力するような構成にする場合は、出力装置として音声出力部(不図示)を配設させてもよい。
音声出力部による音声や音については、ユーザ操作により、出力させるためのオン設定や、出力させないためのオフ設定といったように、臨機応変に変更することを可能とする。
不揮発メモリ40は、各種データを保存する記憶媒体で構成され、測定者情報記憶部41、モード記憶部(通常/差分)42、測定結果履歴データ43、その他のデータなどが記憶されている。
図3は、本実施形態が適用される生体情報測定装置1の測定者情報記憶部41とモード記憶部42の記憶(保存)データの内容を概念的に表した説明図である。
図3に示すように、測定者情報記憶部41には、ユーザ(測定者)毎の基礎情報として、ユーザ番号、性別、身長、年齢特定情報が保存される。年齢特定情報は、測定時におけるユーザの年齢を算出可能な情報であればよく、登録時のユーザの年齢と登録日、生年月日等が該当する。
モード記憶部42には、登録されているユーザが、第1モード算出手段211で測定するのか、それとも第2モード算出手段212で測定するのか、を識別する情報が記憶される。
本実施形態では、一例として、ユーザ1およびユーザ2として登録された測定者は、通常の測定方法(1回の測定)である第1モードで測定されることが、一方、ユーザ4として登録された測定者は、差分の測定方法(2回の測定)である第2モードで測定される旨が、各々記憶されている。
なお、本実施形態では、第2モードで測定される測定対象は赤ちゃんで想定しているので、測定者情報記憶部41の性別欄には、一例として「抱っこ」と記憶される構成にしている。
図4は、本実施形態が適用される生体情報測定装置1の測定結果履歴データ43を概念的に表した説明図である。
測定結果履歴データ43は、図2や図3に示したように、登録された各ユーザのユーザ番号毎にユーザ1履歴431、ユーザ2履歴432、…が保存される。
測定結果履歴データ43の各測定結果履歴は、測定日時(年月日時分)、体重(kg)、生体インピーダンス(Ω)が保存される。
なお、図4において、生体インピーダンス(Bioelectrical Impedance)はBIで表記している。他の図面についても同様に表記する。
本実施形態では、ユーザ登録可能な数が4である場合について説明しているが、5人家族を想定した5人等、測定者の認識が必要な複数であれば登録可能な人数は何人でも可能であり、無制限とすることも可能である。
また、測定結果履歴データ43に保存する測定履歴の数は、登録ユーザ毎に最低1件ずつ最新のデータを保存すれば足りるが、その数については任意であり、本実施形態では、統計等に使用するために最大5件の測定履歴が保存され得る。
なお、本実施形態では、測定者の認識処理において最新の測定履歴(1件分)が使用される構成にしたが、これに限らず、最新の所定数(複数)を使用するように構成してもよい。あるいは、全測定履歴を使用して測定者を認識するように構成してもよい。
また、測定日時は、各測定値から得られる生体情報に基づいて各登録ユーザの健康管理用のデータとして使用する場合、たとえば、体重や体脂肪率等の経時変化をグラフ化して表示する等の場合に必要な情報として保存するが、これに限らず、検出および保存をしないようにしてもよい。特に、測定履歴として最新の1件だけ保存する場合には測定日時を保存しないように構成してもよい。
本実施形態の生体情報測定装置1では、図4(a)に示したように、モード記憶部42に第2モードが記憶されているユーザ4に係る履歴であるユーザ4履歴434には、ユーザ4に関するモード記憶部42に第2モードが記憶されている期間、2回測定の差分を算出する第2モード手段212が計測(測定)した測定結果が時系列にて記憶される。つまり、測定結果は、時間の経過に沿って配列されて保存される。
なお、第2モードが記憶されている場合、生体情報測定装置1は、測定者に電流を流して行う体組成の計測はせず、第2モード算出手段212で体重のみを計測する。
そして、生体情報測定装置1においてユーザ4のユーザ登録内容を変更する処理が実行され、ユーザ4のモード記憶部42に第1モードが記憶されると(すなわち、第2モードから第1モードへ変更されると)、図4(b)に示したように、ユーザ4のユーザ4履歴434には、通常の1回測定を行う第1モード手段211が計測した測定結果(「12/04 11.8kg 287Ω」)が、前回までの履歴(「12/03 11.7kg ――Ω」)の後に続けて記憶される。
このように、本実施形態では、同一ユーザについて、測定方法が変更されても、過去の(つまり、変更される前に計測していた分の)測定結果を引き継ぐことができる。
参考までに、モード記憶部42がない場合は、図4(c)に示したように、ユーザ4のユーザ登録内容を変更する処理が実行されると、新規登録処理として実行され、別のユーザ(ユーザ3)として登録されて、変更後(新規登録後)の測定結果はユーザ3履歴433に新たに記憶される。
つまり、モード記憶部42がない場合は、測定対象(測定者)は同一ユーザであるにも係わらず、第1モード算出手段211による測定の結果であるユーザ3履歴433(「12/04 11.8kg 287Ω」)は、ユーザ4履歴500に記憶されてきた第2モード算出手段212による測定の履歴(「12/03 11.7kg ――Ω」)の後に続けて記憶されない。そのため、過去の計測結果(履歴)を引き継ぐことができない。
図5は本実施形態が適用される生体情報測定装置1の表示部11の表示画面の詳細を表した説明図である。
図5は、測定終了後における、体重と体脂肪率を表した状態の表示画面である。
表示部11は、測定結果を表示する出力手段として機能している。
図5に示すように本実施形態の表示部11は、一例として、第1表示部111から第6表示部116までの、6カ所の表示領域で構成されている。
第1表示部111と第2表示部112は、測定結果や入力操作における入力値が表示される領域である。
測定結果が表示される場合、第1表示部111には体重が表示され、第2表示部112には体組成算出部24が算出した体組成の値が、所定時間(たとえば、2秒)の経過ごとに順次切り替えられながら表示される。
第2表示部112には、体脂肪率、BMI、基礎代謝、骨格筋レベル、骨レベル、内臓脂肪レベル、水分量、身体年齢、体脂肪率の順に、順次表示される。
このように第2表示部112において、これら体組成が順次切り替え表示されている間、第1表示部111には体重が継続的に表示される。
一方、入力操作において入力値が表示される場合、日時設定やユーザの生年月日設定の入力操作において、第1表示部111に年が、第2表示部112に月日が表示される。
また、日時設定において、年月日の入力後において、第1表示部111に入力時刻(時、分)が表示される。
第1表示部111、第2表示部112は、測定値や入力値が表示されると共に、各表示内容に対応して、表示中項目の単位(kg、cm、%、Kcal)や、表示項目に対する補助文字(年、月、日、時、分、才、)が表示される。
図5では、測定後における測定結果として、体重(60.8kg)と体脂肪率(15.5%)が表示されている。
第3表示部113は、第2表示部112に表示されている各体組成が、標準値に対してどの程度離れているかをグラフ表示したものである。標準の3段階と、低い側の3段階、および、高い側の3段階の合計9段階のレベル表示がされる。
第4表示部114は、第1表示部111と第2表示部112に表示中の項目の項目名が表示される。図5では、第1表示部111の表示に対する項目名「体重」が表示され、第2表示部112の表示に対する項目名「体脂肪率」が表示されている。
なお、図5では表示されていないが、測定中において第4表示部114には「測定中」と表示される。
第5表示部115は、ユーザ番号と、性別が表示される。
第5表示部115に表示されるユーザ番号については、測定開始前にユーザが指定されている場合には指定されたユーザ番号が表示され、自動認識仕様の場合には測定結果から自動認識したユーザ番号が表示される。
第5表示部115に表示される性別には、指定または自動認識されたユーザ番号に対応して、測定者情報記憶部41(図3)に保存されている性別に関する情報が、図5に示されるように「男」、「女」、または「抱っこ」として表示される。
第6表示部116は、生体情報測定装置1についての各種状態が表示される表示領域で、電池の残量表示、電波の受信状態等が表示される。
次に、以上のように構成された生体情報測定装置1による各処理の動作について説明する。
図6は本実施形態が適用される生体情報測定装置1におけるユーザ情報の設定を行うユーザ設定処理動作の全体を表したフローチャートである。
制御部20は、測定者による操作部13の設定キー14(図1)の操作を受け付ける(ステップ10)
制御部20は、設定キー14の操作を受け付けると、設定を行うユーザ番号の入力(すなわち、どのユーザ番号に対してユーザ設定を行おうとしているのか)を受け付ける(ステップ15)。
制御部20は、ユーザ番号の入力を受け付けると、測定者情報記憶部41を参照し、測定者が入力(指定)したユーザ番号が、既にユーザ登録が設定済みの番号か否かを判断する(ステップ20)。
測定者が入力したユーザ番号に対して、他のユーザが設定(登録)されてないと判断した場合(ステップ20;N)、制御部20は、当該ユーザ番号に対してユーザ登録を行うユーザ新規登録処理(ステップ40、図7で後述)を行って、ユーザ設定を完了させる。
一方、測定者が入力したユーザ番号に対して、既に、他のユーザが設定(登録)されていた場合(ステップ20;Y)、制御部20は、当該ユーザ番号に設定されているユーザ登録情報を変更あるいは削除するかの選択を受け付ける(ステップ25)。
当該ユーザ番号に設定されているユーザ登録情報を変更する選択を受け付けると(ステップ25;変更)、制御部20は、ユーザ登録内容処理(ステップ30、図8で後述)を行ってユーザ設定を完了させる。
一方、当該ユーザ番号に設定されているユーザ登録情報を削除する選択を受け付けると(ステップ25;削除)、当該ユーザ番号に登録されている内容(測定者情報記憶部41やモード記憶部42に記憶している、該当するユーザ番号の内容)を削除する旨の確認画面を表示部11に表示する(ステップ50)。
そして、制御部20は、当該ユーザ番号に登録されている内容を削除する処理をそのまま実行するか、あるいは削除する処理をキャンセルするかを、測定者に確認させるための画面を表示部11に表示する(ステップ55)。
次に、制御部20は、測定者により、当該ユーザ番号に登録されている内容を削除する処理の実行が選択されたか否かを判断する(ステップ60)。
測定者により、当該ユーザ番号に登録されている内容を削除する処理の実行が選択されたと判断した場合(ステップ60;Y)、制御部20は、測定者情報記憶部41やモード記憶部42において当該ユーザ番号に対応させて記憶していた登録内容を削除して(ステップ65)、ユーザ設定を完了する。
一方、測定者により、当該ユーザ番号に登録されている内容を削除する処理の実行が選択されなかった場合(ステップ60;N)、制御部20は、測定者情報記憶部41やモード記憶部42において当該ユーザ番号に対応させて記憶していた登録内容を削除せずにユーザ設定を完了する。
次に、ユーザの新規登録処理(図6、ステップ40)動作の詳細について説明する。
図7は、本実施形態が適用される生体情報測定装置1におけるユーザ情報の新規登録処理動作の一例を表したフローチャートである。
なお、本実施形態では、このユーザの新規登録処理は、測定者が初めて計測を行うユーザ設定(登録)時に行われる。
また、本実施形態では、ユーザ番号1および2には単独で測定可能なユーザが、一方、ユーザ番号4には単独で測定されることができないユーザ(赤ちゃん)が登録される構成を説明する。なお、後者(単独で測定されることができないユーザ)の場合、実際に生体情報測定装置1に対してユーザ登録のための入力を行うのは、当該ユーザ(赤ちゃん)ではない別の代理人(測定者代理)であることが考えられるが、本実施形態では、測定者代理も測定者に表現を統一して説明する。
制御部20は、ステップ20で測定者が入力したユーザ番号に対して他のユーザが設定されてないと判断すると、当該ユーザ番号に対して、測定者による操作部13の各キー(図1)の操作を通して入力される測定者の生年月日を受け付ける(ステップ10)。受け付けた生年月日の情報は、当該ユーザ番号4と対応させて測定者情報記憶部41に記憶される。
測定者情報記憶部41に生年月日を記憶すると、制御部20の年齢算出部27が、当該生年月日と、日時情報計測・記憶部28および時計29から取得する日時情報とを利用して、測定者の年齢を算出する(ステップ415)。
次に、制御部20は、測定モードの選択を受け付ける(ステップ420)。つまり、1回の測定結果を利用する第1モード(通常算出)で測定するのか、2回の測定結果を利用する第2モード(差分算出)で測定するのか、を選択させ、選択結果をモード記憶部42に保存する。これにより、測定者を測定する測定方法が定められる。
なお、本実施形態では、ステップ420にて測定モードを選択させる構成にしたが、代わりに、測定者の性別を選択させる構成にしてもよい。
たとえば、選択肢を「男」「女」「赤ちゃん」(あるいは「抱っこ」や「その他」など)とし、「男」あるいは「女」が選択された場合は第1モード算出手段211による計測方法が、一方、「赤ちゃん」が選択された場合は第2モード算出手段212による計測方法が、各々紐付けられる(対応して記憶される)構成にすればよい。
次に、制御部20は、測定者の身長に関する数値の入力を受け付け、当該ユーザ番号4と対応させて測定者情報記憶部41に保存(記憶)する(ステップ425)。
次に、制御部20は、測定者情報記憶部41やモード記憶部42に保存し、ユーザ4に対応するユーザ情報として登録しようとしている「生年月日」、「身長」、「測定モード」、生年月日から計算した「年齢」を表示部11表示し、登録内容を測定者に確認させる(ステップ430)。
登録内容について間違いがあれば(ステップ430;NG)、制御部20は、ステップ410へ戻って再入力を促す。
登録内容について間違いがなければ(ステップ430;OK)、制御部20は、0Kg補正(キャリブレーション)を行う(ステップ435)。
続いて、制御部20は、測定方法が第2モードか否か(つまり、モード記憶部42の第2モードに、そうであることを示す「1」のフラグが立っているか否か)を確認する(ステップ440)。
測定方法が第2モードである場合(ステップ440;Y)、制御部20の第2モード算出手段212が測定を行う(ステップ470)。すなわち第2モード算出手段212は、測定者代理が測定者(赤ちゃん)を抱っこした状態で、4つの重量センサ15からA/D変換部31を介して供給される重量値を合計することで、測定者代理および測定者の合計体重を算出する1回目の計測を行う(ステップ470)。
次に、制御部20は、測定者(赤ちゃん)を生体情報測定装置1の装置本体10から下ろすことを促す画面を表示部11に表示する(ステップ475)。
そして、制御部20の第2モード算出手段212は、測定者代理のみの体重を測定する2回目の計測を行う(ステップ480)。
2回目の計測を終えると、制御部20は、ステップ470で計測した体重とステップ480で計測した体重との差分の重量(数値)を、測定者(赤ちゃん)の体重としてユーザ4の測定結果履歴データ43に保存する(ステップ490)。
なお、上記構成にかえて、ステップ470の1回目の計測にて測定者代理のみの体重を計測し、且つ、ステップ480の2回目の計測にて測定者代理および測定者(赤ちゃん)の合計体重を計測し、当該計測結果の差分を測定者(赤ちゃん)の体重とする構成にしてもよい。その場合は、ステップ475で、制御部20は、測定者(赤ちゃん)を抱きかかえることを促す画面を表示部11に表示する構成にすれば良い。
つまり、測定者代理が測定者を抱っこした状態で測定する順番は1回目でも2回目でも問題はなく、いずれの場合にしても、測定した結果の体重が重い方から軽い方の体重の差分を測定者(赤ちゃん)の体重とすればよい。あるいは、1回目と2回目の測定値の絶対値を測定者(赤ちゃん)の体重としてもよい。
なお、第2モードが選択されている場合には、生体インピーダンスの計測もしくは記録は行われない。
一方、測定方法が第2モードではない場合(ステップ440;N)、制御部20の第1モード算出手段211が測定を行う。すなわち第1モード算出手段211は、4つの重量センサ15からA/D変換部31を介して供給される重量値を合計することで測定者の体重を算出する(ステップ445)。
次に、制御部20は、生体インピーダンス(BI)を測定する(ステップ450)。
すなわち、制御部20は、測定用電極12からA/D変換部32を介して供給される各抵抗値から測定者の生体インピーダンスを算出(計測)する。
そして、制御部20は、指定された測定者(ユーザ)に対する測定履歴(ユーザ情報)として、今回の測定結果を保存する。すなわち、制御部20は、指定された測定者のユーザ番号に対応する測定結果履歴データ43に、体重、生体インピーダンス、測定日時を保存する(ステップ455)。
また制御部20は、測定結果の保存と並行して、測定結果を表示部11に表示し(ステ
ップ460)、処理を終了する。
測定結果の表示において、制御部20は、図5に例示したように、測定した体重の値を第1表示部111に、体重と生体インピーダンス、ユーザ情報から算出した体脂肪率の値を第2表示部112に、体脂肪率のレベル表示を第3表示部113に表示する。
また、第4表示部114には、第1表示部111と第2表示部112に表示中の項目の項目名を表示し、第5表示部115には、確定した測定者のユーザ番号(「1」)と性別(「男」)が表示される。
なお、第2表示部112は、最初に体脂肪率の値が表示され、その後所定時間(本実施形態では2秒)毎に、体脂肪率、BMI、基礎代謝、骨格筋レベル、骨レベル、内臓脂肪レベル、水分量、身体年齢、体脂肪率の順に、順次表示される。第2表示部112の切り替えに合わせて第3表示部113のレベル表示、と第4表示部114の項目名も切り替えて表示される。
第2表示部112に表示する、体脂肪率等の各体組成については、体重、生体インピーダンス、基礎情報から算出され、第三表示部113のレベル表示については当該表示項目の統計等から求めた標準値を基準に算出される。
次に、ユーザ情報の登録内容変更処理(図6、S30)動作の詳細について説明する。
図8は、本実施形態が適用される生体情報測定装置1における、既に登録されているユーザ情報の登録内容を変更する処理動作の一例を表したフローチャートである。
まず、制御部20は、測定者からの入力により、指定したユーザ番号に対する変更情報(どの情報を変更するのか)の選択を受け付ける(ステップ300)。
生年月日に関する情報に対する変更が選択された場合(ステップ300;生年月日)、制御部20は、生年月日を入力(変更)する画面を提示して測定者の生年月日に関する数値の入力操作を受け付けて、当該ユーザ番号と対応させて測定者情報記憶部41に保存する(ステップ310)。さらに、上述したように年齢を算出し、ユーザ登録内容変更処理を終了する。
一方、身長に関する情報に対する変更が選択された場合(ステップ300;身長)、制御部20は、身長を入力(変更)する画面を提示して測定者の身長に関する数値の入力操作を受け付けて、当該ユーザ番号と対応させて測定者情報記憶部41に保存し(ステップ320)、その後、ユーザ登録内容変更処理を終了する。
一方、測定モードに関する情報への変更が選択された場合(ステップ300;測定モード)、制御部20は、測定モードを選択(変更)する画面を表示部11に提示し、測定者の測定モードに関する変更操作を受け付け、受け付けた測定モードをモード記憶部42に保存する(ステップ330)。
次に、制御部20は、測定者から受け付けた変更が第2モードから第1モードへの変更か否かを判断する(ステップ335)。本実施形態では、第2モードから第1モードへの変更は、たとえば、単独で体重を計測できなかった赤ちゃんが、成長したことで自分で立って体重を計測できるようになった場合に起こり得る。
そして、測定者から受け付けた変更が第2モードから第1モードへの変更であると判断する(ステップ335;Y)と、制御部20は、さらに、性別に関して「男」か「女」かの選択を受け付け、それまで保存していた「抱っこ」に代えて、選択結果(「男」または「女」)を測定者情報記憶部41に保存する。
続けて、制御部20は、第2モードの測定では不必要であったが第1モードの測定では必要になる体組成情報(生体インピーダンス)を体重と共に登録する旨の案内や、当該体組成情報の取得に必要な追加情報を測定するための指示(たとえば、「靴下を脱いで下さい」や「背筋を伸ばして下さい」など)などを、表示部11に提示して(ステップ340)、測定者に周知させる。
そして、制御部20は、0Kg補正(キャリブレーション)を実施し、第1モード算出手段211で測定者の体重を計測し(ステップ341)、さらに生体インピーダンスを計測して(ステップ342)、ユーザ登録情報(測定結果履歴データ43)を更新する。
このとき、制御部20は、図4(b)に示したように、第2モードで測定していた前回までの履歴(最終履歴が「12/03 11.7Kg ――Ω」)に続けて、第1モードで計測した新しい測定結果(「12/04 11.8Kg 287Ω」)を測定結果履歴データ43に保存する(ステップ343)。
そして、保存した計測結果を表示部11に表示(ステップ360)して、処理を終了する。
このように、本実施形態の生体情報測定装置1では、測定方法(測定モード)の変更前と変更後の測定結果を、時系列にて保存する。つまり、測定結果は、時間の経過に沿って配列されて記憶される。
つまり、測定者(ユーザ4に登録されている測定対象)が自立して計測できないうちは第2モードの計測方法で計測(差分算出)し、その後、状況に応じて測定方法に係るユーザ登録を第2モードから第1モードへ変更して計測(通常算出)し、その計測結果をユーザ4の計測履歴データに保存する。
この構成により、本実施形態では、同一人物の体重変化(履歴)を、同じユーザ番号で一貫して管理することができる。本実施形態のように測定対象が生後間もない赤ちゃんであれば、誕生から成人に至るまでの体重の変化を手軽に一貫して管理することができる。
ステップ335に戻って説明を続ける。
測定者から受け付けた変更が第2モードから第1モードへの変更ではない判断する(ステップ335;N)と、制御部20は、さらに、測定者から受け付けた変更が第1モードから第2モードへの変更であるか否かを判断する(ステップ350)。この変更は、たとえば、単独で体重を計測できていた測定者が、怪我や病気などにより単独で体重を測定することができなくなった場合に起こり得る。
測定者から受け付けた変更が第1モードから第2モードへの変更ではない場合(ステップ350;N)、制御部20は、測定者情報記憶部41に保存している性別に関する情報の変更を受け付ける画面を表示部11に提示し、変更を受け付け、受け付けた情報を測定者情報記憶部41に保存し、ユーザ登録内容変更処理を終了する。
一方、測定者から受け付けた変更が第1モードから第2モードへの変更であった場合(ステップ350;Y)、制御部20の第2モード算出手段212が測定を開始する(ステップ351)。この測定に関しては、ステップ470で説明した測定方法と同じである。すなわち、測定者代理および測定者の合計体重を算出する1回目の計測を行う。
次に、制御部20は、測定者(赤ちゃん)を生体情報測定装置1の装置本体10から下ろすことを促す画面を表示部11に表示する(ステップ352)。
そして、制御部20の第2モード算出手段212は、測定者代理のみの体重を測定する2回目の計測を行う(ステップ353)。
2回目の計測を終えると、制御部20は、ステップ351で計測した体重とステップ353で計測した体重との差分の重量(数値)を算出する(ステップ354)。
そして、制御部20は、算出した重量を測定者(赤ちゃん)の体重としてユーザ4の測定結果履歴データ43に保存して(ステップ355)、ユーザ登録内容変更処理を終了する。
なお、上記構成にかえて、ステップ351の1回目の計測にて測定者代理のみの体重を計測し、且つ、ステップ353の2回目の計測にて測定者代理および測定者(赤ちゃん)の合計体重を計測し、当該計測結果の差分を測定者(赤ちゃん)の体重とする構成にしてもよい。
本実施形態では、体重と生体インピーダンスの両方の測定履歴を比較して行う測定者自動認識は、生体インピーダンスを計測しない第2モードで登録されているユーザについては行われない。
そこで、測定方法が第2モードに設定されているユーザを指定して測定する(ステップ20)測定処理動作について説明する。つまり、第2モードでの計測が2回目以降の場合がこの処理手順になる。
図9は、本実施形態が適用される生体情報測定装置1における、第2モードに設定されたユーザを指定して体重を測定する測定処理動作の一例を表したフローチャートである。
制御部20は、操作部13のいずれかのキーが押下されると、省電力状態を解除して、生態情報測定装置1を正確に且つ安定して再現するためのキャリブレーション(0Kg補正)を行う(ステップ200)。
次に、制御部20は、操作部13の操作により測定を行おうとするユーザ番号の選択があったか否かを判断する(ステップ205)。
ユーザ番号の選択がなかった場合(ステップ205;N)、制御部20は、自動認識による測定処理(ステップ100)へ移行する。
一方、ユーザ番号の選択があった場合(ステップ205;Y)、制御部20は、当該選択されたユーザ番号に対応するモード記憶部42を参照し、測定モードが第2モードに設定(登録)されているか否かを確認する(ステップ210)。
測定モードが第2モードに設定(登録)されていない場合(ステップ210;N)、制御部20の第1モード算出手段211が体重を測定する(ステップ215)。
さらに生体インピーダンスを計測して(ステップ220)、ユーザ登録情報(測定結果履歴データ43)を更新して保存し(ステップ225)、保存した計測結果を表示部11に表示して(ステップ255)、処理を終了する。
一方、測定モードが第2モードに設定(登録)されていた場合(ステップ210;Y)、制御部20の第2モード算出手段212が、まず1回目の体重を測定する(ステップ230)。この測定に関しては、ステップ470などで説明した測定方法(差分算出)と同じである。すなわち、第2モード算出手段212は、測定者代理および測定者の合計体重を算出する1回目の計測を行う。
次に、制御部20は、測定者(赤ちゃん)を生体情報測定装置1の装置本体10から下ろすことを促す画面を表示部11に表示する(ステップ235)。
そして、制御部20の第2モード算出手段212は、測定者代理のみの体重を測定する2回目の計測を行う(ステップ240)。
2回目の計測を終えると、制御部20の第2モード算出手段212は、ステップ230で計測した体重とステップ240で計測した体重との差分の重量(数値)を算出する(ステップ245)。
そして、制御部20は、算出した重量を測定者(赤ちゃん)の体重としてユーザ4の測定結果履歴データ43に保存し(ステップ250)、保存した計測結果を表示部11に表示して(ステップ255)、処理を終了する。
なお、上記構成にかえて、ステップ230の1回目の計測にて測定者代理のみの体重を計測し、且つ、ステップ240の2回目の計測にて測定者代理および測定者(赤ちゃん)の合計体重を計測し、当該計測結果の差分を測定者(赤ちゃん)の体重とする構成にしてもよい。
次に、ステップ205にて、ユーザ番号の選択がなかった場合(ステップ205;N)に制御部20が行う、自動認識による測定処理(S100)動作の詳細について説明する。なお、自動認識処理とは、測定した体重、生体インピーダンスとその許容範囲を使用して測定者を自動で識別する処理である。
図10は、本実施形態が適用される生体情報測定装置1における、自動認識による測定処理動作の一例を表したフローチャートである。
なお、本実施形態では、この自動認識処理は、ユーザ登録者(つまり、未登録のゲストではない)であり、且つ、モード記憶部21に第1モードが設定されているユーザが候補となる。すなわち、第2モードが設定されているユーザは自動認識の際のユーザ候補としない。
この測定者識別処理において制御部20は、本実施形態の測定者識別処理では、測定結果の各要素(体重、BI)を、登録済み各ユーザの各履歴情報と比較して、測定者を認識する。
生体情報測定装置1が省電力状態にある場合において、プッシュスイッチにより、測定者が生体情報測定装置1に乗ったこと(ステップオン)が検出されると、省電力状態から復帰し測定が開始される(ステップ101)。
制御部20は、体重を計測し(ステップ105)、生体インピーダンス(BI)を計測する(ステップ110)。
次に、制御部20は、測定結果履歴データ43を参照し、測定した体重と履歴データの体重との差分が所定範囲内(たとえば、±2kg以内)であり、且つ、測定したBIと履歴データのBIとの差分が所定範囲内(たとえば、±100Ω以内)である登録済みユーザを認識候補とし、認識候補から測定者を選出する(ステップ115)。
なお、モード記憶部42に第2モードが設定されているユーザは、測定結果履歴データ43に生体インピーダンス(BI)に関する履歴データが保存されていないので、候補対象にはならない。
認識候補が複数存在する場合、制御部20は、体重とBIの両差分が共に所定範囲内である測定履歴数が最も多い認識候補(ユーザ)を測定者と認識する。測定履歴数が最多の認識候補が複数いる場合、制御部20は、当該各認識候補における生体インピーダンスの差分が最小である認識候補を測定者と認識(選出)する。生体インピーダンスについての差分が最小か否かについて、本実施形態では、最新の履歴について判断するが、該当する履歴毎の差分の平均値により判断するようにしてもよい。
測定者の識別が完了した後、制御部20は、自動認識した測定者に対応するユーザ番号を表示部11の第5表示部115(図5)に表示する(ステップ120)。これは、測定者(候補)を確認する処理であって、測定を試みている測定者に、表示されたユーザ番号を確認させ、合っている場合には右キー13dを押下、間違っている場合には上キー13aか下キー13bで表示されているユーザ番号を変更した後に右キー13dを押下させることで測定者を確定する。
制御部20は、測定者が右キー13dを押した際に第5表示部115に表示しているユーザ番号から、測定者を確定させる。
なお、制御部20は、自動識別した測定者(ユーザ番号)を第5表示部115に表示した後、所定時間内に操作部13の操作がされない場合、および、測定者が生体情報測定装置1から降りた場合には、表示中のユーザ番号の測定者に確定する。
続いて、制御部20は、ステップ120で表示した自動識別した測定者のユーザ番号(候補者番号)が、別のユーザ番号に変更されたか否かを判断する(ステップ125)。
別のユーザ番号に変更された場合(ステップ125;Y)、制御部20は、候補者のユーザ番号を変更し(ステップ130)、変更したユーザ番号に対応する測定結果履歴データ43に、体重、生体インピーダンス、測定日時を保存するとともに、今回の測定結果を表示して(ステップ135)、自動認識による測定処理を終了する。
一方、ユーザ番号に変更がなかった場合(ステップ125;N)、制御部20は、今回の測定結果を表示する(ステップ135)とともに、確定した測定者のユーザ番号に対応する測定結果履歴データ43に、体重、生体インピーダンス、測定日時を保存し、自動認識による測定処理を終了する。
以上、本発明における各実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態や説明した変形例に限定されるものではなく、各種の変形を行うことが可能である。
たとえば、本実施形態では、上述したように、測定モード(第1モード、第2モード)を新たに設ける構成にしたが、これに限られることはない。たとえば、測定モードを新たに設けるのではなく、ユーザ登録の性別(男/女)を選択する選択肢に「抱っこ」を新たに追加して設ける構成にしてもよい。
その場合は、測定対象の状況(単独計測できる状況か否か)に合わせ、ユーザ設定を「抱っこ」から「男」/「女」のどちらかに変更できるようにする。
これにより、同じユーザ登録情報で一貫して体重の履歴を管理することができるようになる。
つまり、生体情報測定装置1は、「抱っこ」で登録されている期間は、上述したように計測した2回の測定値の差分(体重)をユーザの体重として記録する。
そして後に、登録が「男」または「女」へ変更された場合は、計測した1回の測定値(体重)を当該ユーザの体重として、「抱っこ」で測定した値に続けて記録する。
このように、測定対象が自立して計測できないうちは「抱っこ」の計測方法で計測し、その後、状況に合わせてユーザ登録の性別を「抱っこ」から「男」/「女」のどちらかに変更することで、同じユーザ登録情報で一貫して体重の履歴を管理することができるようになる。つまり、測定対象が生後間もない赤ちゃんであれば、誕生から成人に至るまでの体重の変化を、手軽に一貫して管理することができる。
また、たとえば、説明した実施形態では、測定モードに係わるモード情報を不揮発メモリ40に保存する場合について説明したが、モード情報を揮発メモリ、たとえば、制御部20のRAM(不図示)に保存するようにしてもよい。
あるいは、計測結果の履歴は生体情報測定装置1内に保存し、生体情報測定装置1の表示部11に表示する場合の他、3G、4GやWiFi、Bluetooth(登録商標)などを経由してサーバやスマートフォンに転送・表示する構成にしてもよい。
あるいは、各測定モードを選択する際に、文字(言葉)にかえてイラストアイコンを表示して視覚的に判断できる構成にすることもできる。
その場合は、たとえば、通常の測定モード(第1モード)には大人のイラストが描かれたボタン(タッチパネル)を、そして、差分算出の測定モード(第2モード)には赤ちゃんのイラストが描かれたボタンを、各々対応させる構成にすればよい。
また、上述した実施形態では、測定方法が変化する測定対象として赤ちゃんを例にとったが、他にも、ペットや負傷者が考えられる。
1 生体情報測定装置
10 装置本体
11 表示部
111 第1表示部111
112 第2表示部112
113 第3表示部113
114 第4表示部114
115 第5表示部115
116 第6表示部116
12 測定用電極
13 操作部
13a 上キー
13b 下キー
13c 左キー
13d 右キー
14 設定キー
15 重量センサ
20 制御部
21 体重算出部
211 第1モード算出手段(通常算出)
212 第2モード算出手段(差分算出)
22 生体インピーダンス算出部
23 乗降判定部
24 体組成算出部
25 測定者識別部
26 測定結果記憶制御部
27 年齢算出部
28 日時情報計測・記憶部
29 時計
31 A/D変換部
32 A/D変換部
34 通信制御部
36 アンテナ
40 不揮発メモリ
41 測定者情報記憶部
42 モード記憶部(通常/差分)
43 測定結果履歴データ
431 ユーザ1履歴
432 ユーザ2履歴
433 ユーザ3履歴
434 ユーザ4履歴
500 ユーザ4履歴(従来)

Claims (4)

  1. 重量の測定対象を測定ユーザとして登録する登録手段と、
    前記登録された測定ユーザに対応する測定モードとして、1回測定した重量値を測定結果とする第1測定モード、または、2回測定した重量値の差分を測定結果とする第2測定モードの設定、変更を行う測定モード設定手段と、
    測定ユーザを特定する測定ユーザ特定手段と、
    前記特定した測定ユーザに対し、前記設定された測定モードによる測定を行う測定手段と、
    前記測定手段による測定結果を、前記特定した測定ユーザに対する測定履歴として記憶する測定履歴記憶手段と、を備え、
    前記測定履歴記憶手段は、測定ユーザに対する測定モードが変更された場合に、モード変更前の測定履歴をモード変更後も引き継ぐ、
    ことを特徴とする生体情報測定装置。
  2. 前記測定手段は、第1測定モードにおいて、さらに測定ユーザの生体インピーダンスを測定し、
    前記測定履歴記憶手段は、前記測定した生体インピーダンスを測定履歴として記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置。
  3. 前記測定ユーザ特定手段は、測定した重量値および生体インピーダンスと、各測定ユーザに対応する測定履歴の重量値および生体インピーダンスとから測定ユーザを特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の生体情報測定装置。
  4. 前記測定ユーザを選択する測定ユーザ選択手段を備え、
    前記測定ユーザ特定手段は、選択された測定ユーザを特定する、
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の生体情報測定装置。
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