JP2014230602A - 生体測定装置 - Google Patents

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功成 深田
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Abstract

【課題】測定中の利用者が、利用者登録されている利用者のいずれに該当するかについての判別の結果を容易に認識できる生体測定装置を提供する。【解決手段】利用者登録された利用者の生体情報を測定する生体測定装置であって、利用者の生体情報を測定する測定手段と、利用者ごとに異なる識別情報を設定する設定手段と、設定手段により設定された識別情報と、利用者登録時に測定された利用者の生体情報と、を利用者ごとに記憶して利用者登録する記憶手段と、利用者登録後に測定手段で測定中の利用者の生体情報を、利用者登録されている生体情報と比較することにより、測定中の利用者が、利用者登録されている利用者のいずれに該当するかを判別する判別手段と、判別手段による判別結果に対応して識別情報を通知する通知手段と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、利用者を測定して得られた生体情報を、予め利用者登録されている情報と照合する生体測定装置に関する。
従来の体脂肪計その他の生体測定装置として、複数の利用者の個人データ(身長、性別、年齢)をメモリに記憶しておき、この記憶済みの個人データと、測定データとに基づいて利用者の体脂肪率などを算出するものがあった。この生体測定装置においては、利用者ごとに振り当てられた番号(利用者自身が予め装置に登録した番号)等の文字を、測定時に選択又は入力させてその利用者の個人データを読み出す必要があった。このように、利用者は、その利用者の個人データを読み出すための操作が要求されるものであった。
これに対して、特許文献1に記載の生体測定装置は、初期設定において、利用者ごとに、個人データ(身長、性別、年齢)とともに初期設定時に測定した体重値及び生体インピーダンス値を併せて記憶しておき、その後、ある利用者について測定された値を、予め記憶している値と比較して、最も近い値を現在測定している利用者のデータであると判定することが提案されている。そして、この生体測定装置では、現在測定している利用者が判定結果を確認できるように、個人メモリ番号や個人データを表示部に表示して告知することが提案されている。
特開2002−345774号公報
しかしながら、従来の生体測定装置のように、判定結果の告知を、個人メモリ番号、性別、年齢、身長、体重及び体脂肪率などの文字情報で表示するものであったため、自分自身のデータが正しく判定されているのか否かを、利用者は一瞬で一目では確認しづらいという問題があった。
そこで、本発明は、利用者登録された利用者の生体情報を測定する生体測定装置において、測定中の利用者が、利用者登録されている利用者のいずれに該当するかについての判別の結果を容易に認識できる生体測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の生体測定装置は、利用者登録された利用者の生体情報を測定する生体測定装置であって、前記利用者の生体情報を測定する測定手段と、前記利用者ごとに異なる識別情報を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記識別情報と、前記利用者登録時に測定された前記利用者の生体情報と、を前記利用者ごとに記憶して前記利用者登録する記憶手段と、前記利用者登録後に前記測定手段で測定中の利用者の生体情報を、前記利用者登録されている生体情報と比較することにより、前記測定中の利用者が、前記利用者登録されている利用者のいずれに該当するかを判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に対応して前記識別情報を通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記通知手段は、前記利用者登録されている利用者を、前記測定中の利用者に該当する可能性が高いと判別された順に、前記識別情報と共に通知することを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記判別手段は、前記利用者登録されている利用者について、前記測定中の利用者に該当すると判別した利用者の候補リストを作成することを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記判定手段は、前記候補リストに含める数を所定数以内とすることを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記判定手段は、前記可能性が所定値以上の場合に前記候補リストに含めることを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記通知手段は、前記候補リストに含まれる利用者を、前記測定中の利用者に該当する可能性が高い順に、前記識別情報と共に通知することを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記通知手段は、前記候補リストに含まれる利用者を、前記識別情報と共に、まとめて通知することを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記通知手段が前記識別情報と共に通知すべき、前記利用者登録されている利用者が複数存在する場合、前記判別手段は、前記複数の利用者登録されている利用者のうち、入力手段の操作によって選択された利用者が、前記測定中の利用者に該当すると決定することを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記識別情報が色であることを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記識別情報が発光パターンであることを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記識別情報が音であることを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記識別情報が画像であることを特徴とする。
また、本発明の生体測定装置において、前記識別情報が前記利用者の名前、愛称、又はイニシャルを示す文字であることを特徴とする。
本発明によると、測定中の利用者が、利用者登録されている利用者のいずれに該当するかについての判別の結果を、利用者は容易に認識することができる。
本発明の実施形態に係る体組成計の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る体組成計の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る体組成計における初期設定の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る体組成計を用いた体組成の測定の流れを示すフローチャートである。 変形例における体組成の測定の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の生体測定装置を体組成計に適用した場合の実施形態について、図面を参照しつつ詳しく説明する。本実施形態の体組成計は、利用者が載ることによって動作を開始する、いわゆるステップオン型であり、また、個人の識別情報として各利用者が設定した色を用いるものである。なお、本発明には、体組成計以外の生体測定装置(例えば体重計、体脂肪計など)、ステップオン型以外の測定装置、及び、色以外の情報を個人の識別情報とする測定装置をも含むものである。
図1及び図2を参照して、本実施形態に係る体組成計(生体測定装置)の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る体組成計10の外観を示す斜視図、図2は、本実施形態に係る体組成計10の構成を示すブロック図である。
体組成計10は、一対の電流供給電極12A、12B、一対の電圧測定電極13A、13B、高周波定電流回路14、電圧測定回路15、体重測定手段としての重量測定回路16、演算制御部20、設定手段としての入力装置21、通知手段としての表示装置22、時計装置24、記憶手段としての記憶装置25、及び、判別手段としての判別回路26、を備える。電流供給電極12A、12B、電圧測定電極12A、13B、高周波定電流回路14、及び電圧測定回路15は、生体インピーダンス測定手段を構成する。
体組成計10の本体11の上面には、利用者の両足間における生体インピーダンスを測定することができるように、一対の電流供給電極12A、12B及び一対の電圧測定電極13A、13Bの4つの電極が設けられている。
一対の電流供給電極12A、12Bは、高周波の微弱な定電流を出力する高周波定電流回路14に接続されている。一方、一対の電圧測定電極13A、13Bは、高周波定電流回路14が出力する定電流による電圧降下分を測定するための電圧測定回路15に接続されている。生体インピーダンスは、電流供給電極12A、12Bを用いて、体組成計10上の利用者の身体に電流を供給し、電圧測定電極13A、13Bの間での電位差に基づいて、演算制御部20において算出される。
体組成計10の本体11の内部には、利用者が本体11に乗ったとき、その重量である体重を測定する体重測定手段としての重量測定回路16が配置されている。
重量測定回路16は、例えば、本体11の上面の四隅に配置された荷重センサ(例えばロードセル)を備え、荷重センサから出力された検出信号に基づいて利用者の体重を測定する。
電圧測定回路15及び重量測定回路16は、演算制御部20に接続されている。演算制御部20は、アナログ値からデジタル値への変換、体脂肪率等の算出、各種の制御を行う演算手段である。
演算制御部20は、これに接続された、高周波定電流回路14、電圧測定回路15、重量測定回路16、入力装置21、表示装置22、時計装置24、記憶装置25、及び判別回路26の動作制御を行う。
また、電流供給電極12A、12B、電圧測定電極12A、13B、高周波定電流回路14、電圧測定回路15、及び重量測定回路16は、利用者の生体情報を測定する測定手段を構成する。
ここで、生体情報は、体重、生体インピーダンス、体脂肪率、内臓脂肪レベル、体水分量、筋肉量、基礎代謝量、骨量、除脂肪量、体細胞量、内臓脂肪面積、BMI、肥満度、細胞内液量、細胞外液量を含む。
入力装置21は、体組成計10の本体11の上面に配置された、アップスイッチ21A、ダウンスイッチ21B、設定/決定スイッチ21Cを備える。利用者は、入力装置21を操作することによって、身長、年齢、性別等を入力して利用者登録を行うほか、設定手段としての入力装置21を操作することによって、個人の識別情報として、利用者ごとに異なる色を設定することができ、その他の入力・選択操作を行うことができるようになっている。
表示装置22は、例えば液晶ディスプレイであって、入力された個人の身体情報や測定された体重、演算された体脂肪率を表示する表示手段であるとともに、通知手段として、入力装置21を用いて設定された色(識別情報)を、判別回路26による判別結果に基づいて、測定中の利用者に通知することができるようになっている。この場合の色の通知は、例えば、液晶ディスプレイの画面全体を使ったカラー表示として行う。
表示装置22は、文字表示用と色通知用とで別個に構成してもよい。例えば、文字表示は液晶ディスプレイで構成し、色通知はこの液晶ディスプレイから独立したランプで構成してもよく、特に限定されない。
測定中の利用者とは、測定のために体組成計10に乗ってから、測定が終了して体組成計10を降りるまでの間の利用者である。
また、体組成計10を、利用者が乗ることによって動作を開始するいわゆるステップオン型として構成するために、(1)重量測定回路16が一定以上の荷重(例えば3kg以上)の検出を常時監視する構成として、一定以上の荷重を検出した時に測定を開始する構成としたり、(2)電流供給電極12A、12B、電圧測定電極12A、13B、高周波定電流回路14、及び、電圧測定回路15を用いて、いずれか2つの電極間での通電の検出を常時監視する構成として、通電を検出した時に測定を開始する構成としたり、更にはこれら(1)及び(2)を組み合わせた構成としてもよい。
なお、上記(1)及び(2)の構成に代えて、体組成計10の本体11の裏側には測定開始スイッチを設けるようにしてもよい。この場合、測定開始スイッチは、非測定時には床と接触せずにオフの状態にあるが、測定を行うために床に置いた体脂肪計10の本体11の上面に利用者が乗ると、床と接触して一定以上の荷重(例えば3kg以上)が加わり、これにより自動的にオンの状態となる。
図2に示すように、体組成計10の本体11の内部には、現在の日時を計時する時計手段である時計装置24と、複数人分の利用者の利用者登録情報(個人データ)、測定された体重値や生体インピーダンス値、生体インピーダンス値から算出された生体情報、及び、測定中の利用者の判別に用いる個人の識別情報などを記憶しておく記憶手段としての記憶装置25とが配置されている。本実施形態における個人の識別情報は、利用者ごとに異なるように設定した色である。
時計装置24は、例えば計時回路であり、記憶装置25は、例えば、RAM(揮発性メモリ(Random Access Memory))などによって構成され、初期設定で設定した情報、判別その他の演算に用いる演算式やパラメータ、測定で取得した数値などが保存される。
本体11の内部には、測定中の利用者が、利用者登録されている利用者のいずれに該当するかを判別する判別手段としての判別回路26が配置されている。判別回路26は、利用者登録後に測定手段で測定中の利用者の生体情報と、利用者登録されている生体情報と、を互いに比較することにより、測定中の利用者が、利用者登録されている利用者のいずれに該当するかを判別する。生体情報の比較による判別は、例えば、体重及び生体インピーダンスのうち、少なくともいずれかの生体情報同士の比較により行えばよい。判別回路26は、利用者登録されている利用者について、測定中の利用者に該当すると判別した利用者の候補リストを作成し、記憶装置25に保存する。
続いて、図3及び図4を参照しつつ、体組成計10の処理の流れについて説明する。図3は、体組成計10の初期設定の流れを示すフローチャートである。図4は、体組成計10を用いた体組成の測定の流れを示すフローチャートである。
まず、図3を参照して初期設定の処理について説明する。
体組成計10においては、体組成の測定に先立って、利用者登録として初期設定を行う。この初期設定は、体組成計10を利用する利用者がそれぞれ行う。
利用者が入力装置21の設定/決定スイッチ21Cを操作することにより初期設定モードが開始し、利用者は登録する番号を選択する(ステップS1)。この番号は、記憶装置25に予め記憶された、規則的な連続する番号(例えば、5人分の利用者登録ができる場合は「1」から「5」までの番号)であって、別の利用者によって登録されていない番号が選択可能に表示装置22に表示され、これらの番号の中から利用者が登録に用いる番号を選択する。選択は、アップスイッチ21A及びダウンスイッチ21Bを用いて行い、設定/決定スイッチ21Cを操作することによって決定する。
次に、利用者は、設定手段としての入力装置21を用いて自身に対応する色を選択する(ステップS2)。選択される色は、記憶装置25に予め記憶された複数の色であって、別の利用者によって選択されていない色が、表示装置22に(例えば順次又は一覧形式)で表示され、これらの中から利用者が自分自身を識別するものとして決めた特定の色を選択する。色の選択は、アップスイッチ21A及びダウンスイッチ21Bを用いて行い、設定/決定スイッチ21Cを操作することによって決定する。
続いて、利用者は、入力装置21を用いて、生体情報としての性別・年齢・身長を入力する(ステップS3)。更に、利用者は体組成計10に乗り、測定手段(重量測定回路16、電極12A、12B、13A、13B、高周波定電流回路14、電圧測定回路15)で測定した体重値及び生体インピーダンス値(体組成情報)を登録する(ステップS4)。
以上のステップS1〜4の処理が終わると初期設定モードが終了する。
初期設定で選択、入力、又は登録した情報は記憶装置25に保存される。なお、以下に説明する測定モードで体重値及び生体インピーダンス値が測定された場合は、その測定モード終了後、利用者登録されている体重値及び生体インピーダンス値を最新データに置き換えることにより、自動的に更新するのが好適である。
図4を参照しつつ、体組成の測定について説明する。ここでは、N人分の利用者登録がある場合について説明する。Nは1以上の整数である。
体組成計10は、測定モードが開始するまでは、体重測定手段のゼロ点更新を一定時間ごとに繰り返し行い、かつ、体組成計10の本体11上に利用者が載ったか否かを監視し続ける。
測定モードは、体組成計10の本体11上に利用者が乗ったことが検知されると開始する。
次に、重量測定回路16によって体重値を取得し、表示装置22に表示する(ステップS11)。
さらに、本体11上の利用者に対して電流供給電極12A、12Bを介して高周波定電流回路14からの電流を印加し、電圧測定電極12A、13Bを介して電圧測定回路15が測定した電圧値に基づいて、所定の演算によって生体インピーダンス値を取得する(ステップS12)。体重値及び生体インピーダンス値の取得に必要な演算は演算制御部20が行う。
続いて、体組成計10は、利用者登録情報(個人データ)との照合を行う(ステップS13)。より具体的には、判別回路26が、取得した体重値及び生体インピーダンス値と、初期設定で利用者登録したN人分の体重値及び生体インピーダンス値と、を比較して、本体11に乗って測定中の利用者が、利用者登録されているN人分の利用者のいずれに該当するかを判別する。
判別は、例えば、近接度を用いて行う。近接度Ad(Approach Degree)は、利用者登録された体重値Wm、利用者登録された生体インピーダンス値Zm、現在測定した体重値W、現在測定した生体インピーダンス値Zを用いて次式(A)で表せる。
Ad=|W−Wm|×α+|Z−Zm|×β (A)
ここで、α、βは重み係数である。α、βは、例えば、(1)前回の測定から現在の測定までの間に利用者が特別な運動や減量を行ったか否か、(2)前回の測定からの経過時間、などの観点から適宜設定する。
この近接度Adの計算を、初期設定で利用者登録されているN人分総てのデータに対して行うことで、Ad値が小さい順に利用者として上位に判定することが可能となる。
利用者登録情報(個人データ)との照合(ステップS13)を行った後、演算制御部20は、該当する利用者登録情報(個人データ)の候補が1つであるか否かを判断する(ステップS14)。例えば、前記の接近度について所定閾値を設けておき、前記のようにして計算されたAd値がその所定閾値(第1閾値)以下である場合は候補として扱い、Ad値が所定閾値を超える場合は候補として扱わないようにすればよい。
該当する利用者登録情報(個人データ)の候補が1つであった場合(ステップS14でYes)、該当する利用者の個人の識別情報として登録されている色を表示装置22に表示(ステップS15)する。色の表示態様は、測定中の利用者が認識しやすければ特に限定されず、例えば、位置・大きさとしては、表示装置22の画面の一部でも全体でもよい。表示の際は、色と、利用者登録された情報を示す文字と、を交互に表示してもよいし、同時に表示してもよい。演算制御部20は、この利用者登録情報(個人データ)が、現在測定中の利用者のものであると決定する(ステップS19)。
該当する利用者登録情報(個人データ)の候補が1つではなかった場合(ステップS14でNo)、判別回路25は、利用者登録されている利用者について、測定中の利用者に該当すると判別した利用者の候補リストを作成する。
このとき、判定手段25は、利用者登録されている利用者について、測定中の利用者に該当する可能性が所定値以上の場合(例えば、前記近接度が所定閾値(第2閾値)以下の場合)に、候補リストに含めるのが好適である。
また、判定手段25は、候補リストに含める数を所定数(例えば3人)以内とするのが好適である。
演算制御部20は、候補リストの中で、測定中の利用者に該当する可能性が最も高い第1候補の利用者の個人の識別情報として登録されている色を、表示装置22に表示する(ステップS16)。
続いて、演算制御部20は、候補リストの中で、測定中の利用者に該当する可能性が次に高い利用者の個人の識別情報として登録されている色を、表示装置22に表示する(ステップS17)。利用者の個人の識別情報として登録されている色の表示は、候補リストに含まれる総ての利用者の色表示が完了するまで順次行う(ステップS18)。
このようにして、通知手段である表示装置22は、利用者登録されている利用者を、測定中の利用者に該当する可能性が高いと判別された順に、識別情報としての色と共に通知する。
ここで、利用者の色表示の表示時間は、順位が上位の利用者の色が、下位の利用者の色よりも長くなるように設定すると、利用者が認識しやすい点で好ましい。
候補リストに含まれる総ての利用者の色の表示が終わったとき(ステップS18でYes)、演算制御部20は、第1候補の利用者が、現在測定中の利用者に該当するとして、個人データを決定する(ステップS19)。
個人データが決定(ステップS19)された後、演算制御部20は、利用者登録情報(個人データ)、及び、測定した体重値と生体インピーダンス値に基づいて、体脂肪率その他の体組成情報を算出する(ステップS20)。算出された体組成情報は、表示装置22に表示される(ステップS21)。
測定モードは、算出結果を所定時間表示した後に終了し、体組成計10は待機モードにもどる。
以上のように構成されたことから、上記実施形態によれば、次の効果を奏する。
(1)判別結果として、利用者自身が予め設定した色が表示され、その色は利用者ごとに異なるため、利用者は、個人データの照合(判別)の結果が正しいか否かを瞬時に一目で容易に判断することが可能となる。
(2)候補が複数ある場合、該当可能性が高い候補から順番に、それぞれ候補の文字情報及び色の両方を表示すれば、利用者は、照合(判別)の結果の当否を容易に判断することが可能となる。
(3)照合(判別)結果を色のみで通知しても、利用者は上記の通り一目でその当否を容易に判断できるため、表示装置は必ずしも文字表示可能なものでなくてもよく(例えば発光ダイオードのような簡単な構成であってもよく)、これにより装置をシンプルかつ低コストに構成することが可能となる。
以下に変形例について説明する。
上記実施形態は、利用者登録情報(個人データ)の照合の結果、該当する利用者登録情報(個人データ)の候補が複数の場合には、第1候補の利用者が、測定中の利用者に該当する、と演算制御部20により決定されるものであった。これに代えて、候補リストの中から、測定中の利用者自身が、該当する候補(個人データ)を入力装置21によって選択し、演算制御部20は、入力装置21によって候補リストの中から選択された候補が、測定中の利用者に該当すると決定する、というように構成してもよい。測定中の利用者自身によって選択させるため、該当する利用者の確定をより正確に行うことが可能となる。以下、この場合の体組成測定の処理の流れについて、図5を参照しつつ説明する。
図5は、変形例における体組成の測定の流れを示すフローチャートである。図5においては、図4と同じ処理については同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
測定モードの開始後、該当する個人データの候補が1つか否かの判断(ステップS14)までの処理は、図4に示す場合と同様であるため説明を省略する。
該当する利用者登録情報(個人データ)の候補が1つではなかった場合(ステップS14でNo)、判別回路25は、利用者登録されている利用者について、測定中の利用者に該当すると判別した利用者の候補リストを作成する。演算制御部20は、候補リストの中で、測定中の利用者に該当する可能性が最も高い第1候補の利用者の個人の識別情報として登録されている色を表示装置22に表示する(ステップS117)。
表示装置22の色の表示を見た利用者は、表示装置22に表示された色が、自分が初期設定で登録した色に該当するか否かを判断し、入力装置21を操作することにより、該当するか否かを入力する(ステップS118)。
利用者が、表示色が自身の設定した色に該当することを示す操作をした場合(ステップS118でYes)、演算制御部20は個人データを決定する(ステップS19)。
利用者が、表示色が自身の設定した色に該当しないことを示す操作をした(又は、該当することを示す操作が一定時間なかった)場合(ステップS118でNo)、演算制御部20は、表示された候補が候補リストの最終順位の候補か否かを判断する(ステップS119)。
演算制御部20が、表示装置22に表示された候補が最終順位の候補であると判断した場合(ステップS119でYes)、判定(認証)エラーとして測定モードを終了する。
演算制御部20が、表示装置22に表示された候補が最終順位の候補ではないと判断した場合(ステップS119でNo)、演算制御部20は、候補リストの中で、測定中の利用者に該当する可能性が次に高い利用者の個人を示す色を表示装置22に表示させる(ステップS120)。その後、表示装置22に表示された色が、測定中の利用者の色に該当するか、又は、該当する色が表示されることなく最終順位に至るまで、上述のステップS118〜S120を繰り返す。
なお、個人データの決定(ステップS19)から測定モードの終了までの処理は、図4に示す場合と同様であるため説明を省略する。
上記実施形態においては、候補リストに対応する色を一人分ずつ(一色ずつ)順に表示していたが、これに代えて、候補リストに含まれる複数の利用者にそれぞれ対応する複数の色又は総ての色を一画面に表示してまとめて通知し、この中から利用者に色を選択させるようにしてもよい。これにより、利用者の判断を速めることができ、リストの表示を見落とすことも少なくなり、効率的に利用者を確定することができる。
上記実施形態においては、体組成計10に載っている利用者に対して、初期設定で設定した利用者ごとに異なる色を表示して判別結果を通知していたが、これに代えて、又は、これに加えて、以下のような通知を行うこともできる。これにより、利用者による判断をより正確かつ迅速に行うことが可能となる。
(1)初期設定において利用者ごとに異なる発光パターンを設定し、判別結果において、それぞれ設定された発光パターンで表示装置22を発光させる。ここで、発光パターンには、発光と非発光の時間間隔、発光色の組み合わせ、発光と文字表示を交互に行う通知を含む。
(2)初期設定において利用者ごとに異なる文字情報を設定し、判別結果において、それぞれ設定された文字情報を通知する。この文字情報には、利用者の氏名、愛称、イニシャルのほか、利用者が任意に設定した文字列を含む。この文字情報の通知は、色や発光パターンと同時に表示してもよいし、交互に表示してもよい。
(3)初期設定において利用者ごとに異なる音を設定し、判別結果において、それぞれ設定された音を通知する。この音は、図示しないスピーカーによって発する。
(4)初期設定において、利用者ごとに異なる画像を設定し、判別結果において、それぞれ設定された画像を通知する。予め記憶装置25に保存されている複数種類の図柄を示す画像の中から、各利用者が選択できるように構成されるのが好適である。
また、通知手段としての表示装置22は、利用者登録されている利用者を、測定中の利用者に該当する可能性が高いと判別された順に、識別情報と共に通知すればよい。この場合、上記の実施形態のように作成された候補リストに基づく必要は必ずしもなく、特に限定されない。
上述の実施形態においては、体重値及び生体インピーダンスを用いて判別回路26が判別を行っていたが、体重値及び生体インピーダンスのいずれか1つのみに基づいて判別を行っても良い。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
以上のように、本発明に係る生体測定装置は、複数の利用者が利用する場合に装置が測定対象となっている利用者を正確に把握したい場合に有用である。
10 体組成計(生体測定装置)
11 本体
12A、12B 電流供給電極(生体インピーダンス測定手段、測定手段)
13A、13B 電圧測定電極(生体インピーダンス測定手段、測定手段)
14 高周波定電流回路(生体インピーダンス測定手段、測定手段)
15 電圧測定回路(生体インピーダンス測定手段、測定手段)
16 重力測定回路(体重測定手段、測定手段)
20 演算制御部(制御部)
21 入力装置(設定手段)
21A アップスイッチ
21B ダウンスイッチ
21C 設定/決定スイッチ
22 表示装置(通知手段)
24 時計装置
25 記憶装置(記憶手段)
26 判別回路(判別手段)

Claims (13)

  1. 利用者登録された利用者の生体情報を測定する生体測定装置であって、
    前記利用者の生体情報を測定する測定手段と、
    前記利用者ごとに異なる識別情報を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された前記識別情報と、前記利用者登録時に測定された前記利用者の生体情報と、を前記利用者ごとに記憶して前記利用者登録する記憶手段と、
    前記利用者登録後に前記測定手段で測定中の利用者の生体情報を、前記利用者登録されている生体情報と比較することにより、前記測定中の利用者が、前記利用者登録されている利用者のいずれに該当するかを判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に対応して前記識別情報を通知する通知手段と
    を備えること
    を特徴とする生体測定装置。
  2. 前記通知手段は、前記利用者登録されている利用者を、前記測定中の利用者に該当する可能性が高いと判別された順に、前記識別情報と共に通知することを特徴とする請求項1に記載の生体測定装置。
  3. 前記判別手段は、前記利用者登録されている利用者について、前記測定中の利用者に該当すると判別した利用者の候補リストを作成することを特徴とする請求項1に記載の生体測定装置。
  4. 前記判定手段は、前記候補リストに含める数を所定数以内とすることを特徴とする請求項3に記載の生体測定装置。
  5. 前記判定手段は、前記可能性が所定値以上の場合に前記候補リストに含めることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の生体測定装置。
  6. 前記通知手段は、前記候補リストに含まれる利用者を、前記測定中の利用者に該当する可能性が高い順に、前記識別情報と共に通知することを特徴とする請求項3乃至請求項5のうち、いずれか1に記載の生体測定装置。
  7. 前記通知手段は、前記候補リストに含まれる利用者を、前記識別情報と共に、まとめて通知することを特徴とする請求項3乃至請求項6のうち、いずれか1に記載の生体測定装置。
  8. 前記通知手段が前記識別情報と共に通知すべき、前記利用者登録されている利用者が複数存在する場合、
    前記判別手段は、前記複数の利用者登録されている利用者のうち、入力手段の操作によって選択された利用者が、前記測定中の利用者に該当すると決定することを特徴とする請求項2乃至請求項7のうち、いずれか1に記載の生体測定装置。
  9. 前記識別情報が色であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のうち、いずれか1に記載の生体測定装置。
  10. 前記識別情報が発光パターンであることを特徴とする請求項1乃至請求項9のうち、いずれか1に記載の生体測定装置。
  11. 前記識別情報が音であることを特徴とする請求項1乃至請求項10のうち、いずれか1に記載の生体測定装置。
  12. 前記識別情報が画像であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のうち、いずれか1に記載の生体測定装置。
  13. 前記識別情報が前記利用者の名前、愛称、又はイニシャルを示す文字であることを特徴とする請求項1乃至請求項12のうち、いずれか1に記載の生体測定装置。
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