JP6596248B2 - 加工機 - Google Patents

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本発明は、例えばアルミ材等の被加工材に一定深さの溝加工又は切断加工する際に用いられる加工機に関する。
溝切り加工に用いられる溝切り加工機は、被加工材の上面に当接させるベースと、ベースの上面側に上下に変位可能に支持された加工機本体を備えている。加工機本体は、電動モータと、この電動モータを駆動源として回転するカッター刃を備えている。加工機本体は、ベースに対してカッター刃を下面側に突き出させた加工位置と、カッター刃をベースの下面に対して上方へ退避させた退避位置との間で上下に変位させることができる。ベースの下面からカッター刃を突き出させた状態で、カッター刃を回転させつつ被加工材に切り込んで当該溝切り加工機を移動させることにより、被加工材の上面に一定幅かつ深さの溝部を加工することができる。
このことから、ベースの下面に対するカッター刃の突き出し寸法が加工される溝部の深さとなり、加工される溝部の深さはベースの下面に対するカッター刃の突き出し寸法を調整することにより任意に設定することができる。ベースの下面に対するカッター刃の突き出し寸法は、ベースに対する加工機本体の上下位置を調整することにより任意に設定することができる。従来、ベースに対する加工機本体の上下位置を位置決めするための技術が下記の特許文献に開示されている。特許文献1に開示された機構は、加工機本体側に設けたストッパ163をベース側のブレードケースに設けたストッパ161に当接させて加工機本体の上下位置を位置決めする構成となっており、ストッパ161の位置を変更することにより位置決めされる加工機本体の上下位置を切り替え可能な構成となっていた。この機構は、位置決めされる加工機本体の上下位置について精確に微調整することができない構成となっていた。
これに対して、従来位置決め部材として複数の規格品のボルトを用いることにより、加工機本体の下動端位置を切り替え可能とし、各ボルトの締め込み量を調整することにより加工機本体の下動端位置を微調整可能とする技術が提供されていた。
特開2007−30314号公報
しかしながら、上記従来の微調整機構によれば、レンチ等の手工具を用いて各ボルトを回転させることにより加工機本体の下動端位置(加工される溝部の深さ)を微調整できる構成となっている。このため、溝部の深さを微調整するためにはボルトの締め込み量を調整するためにレンチ等の手工具を用意する必要があり、この点で操作性をより改善する必要があった。本発明は、加工機の操作性を一層高める観点から、レンチ等の手工具を必要とすることなく加工機本体の下動端位置を微調整することができるようにすることを目的とする。
上記した課題は、以下の各発明によって解決される。第1の発明は、加工材に当接させる当接面を有するベースと、ベースに接近、離間可能に支持された加工機本体を備え、加工機本体は、電動モータと、電動モータを駆動源として回転する回転刃具を備え、加工機本体をベースに接近させて回転刃具をベースの当接面から突き出させて加工材を加工する加工機である。第1の発明では、ベースに対する加工機本体の接近側の移動端位置を規制するストッパ装置を備えている。ストッパ装置は手動操作(ツールレス)により接近側の移動端位置を微調整可能な微調整機構を有している。
第1の発明によれば、従来のようにレンチ等の手工具を用いることなく、ストッパ装置を手動操作により微調整することができ、この点で当該加工機の操作性を一層高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、ストッパ装置は、第1調整機構と第2調整機構を備えた加工機である。第2の発明では、第1調整機構は、加工機本体の接近側の移動端位置を切り替えるためのストッパ面を有している。第2調整機構は、微調整機構として機能する。
第2の発明によれば、第1及び第2調整機構の双方をツールレスとすることにより、当該加工機の操作性を一層高めることができる。
第3の発明は、第2の発明において、第1調整機構は、ベースに対する接近、離間方向の位置が段階的に異なる複数のストッパ面を有する加工機である。
第3の発明によれば、第1調整機構の例えば回転操作やスライド操作により異なるストッパ面に迅速に切り替えることができ、この点で当該第1調整機構ひいては加工機の操作性を高めることができる。
第4の発明は、第1〜第3の何れか一つの発明において、微調整機構は、微調整用の操作部材の操作量を減速して出力する減速機能を有する構成とした加工機である。
第4の発明によれば、操作部材を操作して精確な微調整を楽に行うことができる。
第5の発明は、第4の発明において、操作部材をねじ軸部に嵌合させて前記微調整機構に減速機能を持たせた加工機である。
第5の発明によれば、操作部材の回転操作量がねじ軸部のリードに基づいて減速されてねじ軸方向の変位として出力される。ねじ軸部を主体とする減速機能により精確な微調整を楽に行うことができる。
第6の発明は、第1〜第5の何れか一つの発明において、第1調整機構は、加工機本体に設けた係合部をストッパ面に当接させて当該加工機本体のベース接近側の移動端位置を規制するポジティブストップ機構とした加工機である。
第6の発明によれば、加工機本体のベース接近側の移動端位置の切り替えを迅速に行うことができ、これにより作業効率を高めることができる。また、加工機本体のベース接近側の移動端位置の再現性若しくは繰り返し精度を高めることができる。
第7の発明は、第2〜第6の何れか1つの発明において、第1調整機構は、上面にストッパ面を有して回転操作可能に設けられたストッパブロックと、上面にストッパブロックが弾性的に押圧される受け台を有している。第7の発明では、ストッパブロックの下面と受け台の上面に波形の係合凸部を設けた構成となっている。第7の発明では、係合凸部の噛み合いにより、ストッパブロックの回転操作位置を位置決めしてストッパ面を切り換える構成となっている。
第7の発明によれば、ストッパブロックの回転操作位置は、ストッパブロック側の係合凸部と受け台側の係合凸部との噛み合いにより位置決めされる。ストッパブロックを回転操作すると、ストッパブロック側の係合凸部と受け台側の係合凸部の噛み合い位置が変化してストッパ面が切り替わり、これにより加工機本体の下動端位置が切り替わって切り込み深さが切り替わる。
本発明の実施形態に係る加工機の右側面図である。 加工機を図1中矢印(II)方向から見た平面図である。 加工機を図1中矢印(III)方向から見た正面図である。 加工機を図1中矢印(IV)方向から見た後面図である。 加工機を図4中矢印(V)方向から見た左側面図である。 図5の(VI)-(VI)線断面矢視図であって、切り込み深さ調整部の縦断面図である。 図3の(VII)-(VII)線断面矢視図である。本図では、カッターケースのカバー部を取り外してカッターを露出させた状態で示されている。本図では、加工機本体を上動端位置に位置させた状態が示されている。 図7と同じくカッターケースのカバー部を取り外してカッター露出させた状態の加工機の右側面図である。本図では、加工機本体を加工位置まで下動させた状態が示されている。 加工機を図5中矢印(IX)方向から見た下面図である。 図3の(X)-(X)線断面矢視図であって、ストッパ装置の縦断面図である。本図では、加工機本体を上動端位置に位置させた状態が示されている。 図3の(X)-(X)線断面矢視図であって、ストッパ装置の縦断面図である。但し、本図では、加工機本体を加工位置まで下動させた状態で示されている。 加工機を図3中(X)-(X)線矢視方向から見た縦断面図である。本図は、加工機本体を上動端位置に位置させた状態を示している。本図は、ストッパブロックを図10に示す位置よりも高い位置に微調整した状態を示している。 加工機を図3中(X)-(X)線矢視方向から見た縦断面図である。本図は、加工機本体を上動端位置に位置させた状態を示している。本図は、ストッパブロックを図10に示す位置よりも低い位置に微調整した状態を示している。 第1実施形態に係るストッパ装置の側面図である。本図では、ストッパブロックが展開図で示されている。 第2実施形態に係るストッパ装置の側面図である。本図では、ストッパブロック及び受け台が展開図で示されている。
次に、本発明の実施形態を図1〜図15に基づいて説明する。以下の説明では、部材等の前後方向については、加工が進行する方向(加工進行方向)を前側とする。当該加工機1の後ろ側に使用者が位置する。従って、部材等の左右方向については使用者を基準にして用いる。左側については背面側と言い、右側については正面側とも言う。図1〜図5に示すように、本実施形態では加工機1としてアルミの溝切り加工用のカッターであって、いわゆるプランジ型の加工機を例示する。この加工機1は、加工材Wの主として上面に当接させるベース2と、ベース2の上面側に支持された加工機本体10を備えている。
ベース2は、概ね矩形の平板形状を有している。図1においてベース2の下面が加工材Wに当接させる当接面2aとされている。ベース2の上面(当接面2aの反対面)の右側は、回転刃具であるカッター刃11を収容するためのカッターケース3が上方へ起立する状態に設けられている。カッターケース3はベース2の上面に固定されている。カッターケース3は、カバー4を後方へ回動させることによりその右側部(正面側)を開放することができる。カバー4を開放すると、内部に収容されたカッター刃11が露出されてその交換等を行うことができる。カバー4には、カッター刃11の回転方向(正面側から見て反時計回り)を示す矢印4aが表示されている。
カッターケース3の後部には、集塵ダクト5が設けられている。集塵ダクト5には、集塵ボックス若しくは集塵機のホースが接続される。加工作業時にカッター刃11の回転によりカッターケース3内に吹き上げられた粉塵等が集塵ダクト5を経て集塵ボックス若しくは集塵機に集塵される。
加工機本体10は、上記カッター刃11と、カッター刃11を回転させる駆動源としての電動モータ12と、電動モータ12の回転出力を減速するためのギヤ列をギヤケース13aに内装した減速ギヤ部13と、使用者が把持するハンドル部14を備えている。減速ギヤ部13の背面側に電動モータ12が結合されている。図10〜図13に示すように電動モータ12の出力軸12aに設けた駆動ギヤ12bがスピンドル13bに設けた従動ギヤ13dに噛み合わされている。駆動ギヤ12bと従動ギヤ13dの噛み合わせ(ギヤ列)を経て電動モータ12の回転出力が一定の減速比で減速されてスピンドル13bに出力される。
図5、図10〜図13に示すようにカッターケース3の背面側には、円弧形状の挿通溝孔3aが設けられている。この挿通溝孔3aを経て減速ギヤ部13の出力軸であるスピンドル13bがカッターケース3内に突き出されており、この突き出し部分にカッター刃11が取り付けられている。カッター刃11には、図示するチップソーの他に、ダイヤモンドホイールあるいは円板形の砥石が用いられる。電動モータ12は、商用の交流100Vを電源とする交流モータで、ハンドル部14の後部には、電源供給用の電源コード16が引き込まれている。
ギヤケース13aの後部には支持アーム部13cが後方へ張り出す状態に一体に設けられている。支持アーム部13cの先端部が本体支軸15を介してベース2側に結合されている。加工機本体10は、本体支軸15を介してベース2の上面に上下に揺動可能に支持されている。
図10〜図13に示すようにカッターケース3の背面側には、円弧形状のガイド溝3bが設けられている。このガイド溝3b内に、ギヤケース13a側に設けたガイドピン18が進入している。ガイドピン18がガイド溝3b内を移動可能な範囲で、加工機本体10が上下に揺動可能となっている。図10,12,13に示すようにガイドピン18の移動がガイド溝3bの上端部で規制されることにより、加工機本体10の上動端位置が規制されている。
図5に示すようにハンドル部14は、ギヤケース13aの上部から後部に跨るループ形を有している。ハンドル部14は、ギヤケース13aの上部から上方へ延びる起立部14aと、ギヤケース13aの後部から後方へ延びる連結部14bと、起立部14aと連結部14bの上端部間に跨るグリップ部14cを有している。主としてグリップ部14cが使用者が一方の手で把持する部位で、その下面には把持した手の指先で引き操作するトリガ形式のスイッチレバー14dが設けられている。このスイッチレバー14dを引き操作すると、電動モータ12が起動してカッター刃11が回転する。
グリップ部14cの上面には、同じく把持した一方の手の指先で操作するスライド操作形式のロックレバー14eが設けられている。ロックレバー14eをアンロック側にスライド操作した状態でのみスイッチレバー14dを引き操作することができる。ロックレバー14eのロックオフ機能により、不用意なスイッチレバー14dの引き操作が防止される。
図4及び図5に示すように連結部14bには、主として電動モータ12の動作を制御するためのコントローラ6が内装されている。また、連結部14bの上面には、電動モータ12の回転速度を増減するための回転操作式のダイヤル7が設けられている。連結部14bの側部には外気を導入するための吸気孔14gが設けられている。
電動モータ12の背面にも、外気を導入するための吸気孔12cが設けられている。図では見えていないが、電動モータ12には冷却ファンが内装されている。電動モータ12が起動して冷却ファンが回転すると、吸気孔12c及び吸気孔14gから外気が導入される。吸気孔12cからモータハウジング内に導入された外気(モータ冷却風)が前方へ流れて回転子等の主として巻き線部の冷却がなされる。吸気孔14gから導入される外気によりコントローラ6の冷却がなされる。吸気孔12c及び吸気孔4gから導入された外気は電動モータ12の前部付近で合流して、減速ギヤ部13の側部に設けた排気口13eから外部に排気される。
起立部14aの前部には、他方の手で把持するサブグリップ14fが左方へ張り出す状態に設けられている。グリップ部14cとサブグリップ14fを有するハンドル部14を両手で把持して当該加工機1を確実に支持し、また楽に移動操作できるようになっている。また、起立部14aの右側部には、出力軸13の回転をロックするためのスピンドルロックレバー8が設けられている。このスピンドルロックレバー8を操作することによりスピンドル13bの回転をロックすることができ、これによりカッター刃11の交換作業の便宜が図られる。
前記したように加工機本体10は、本体支軸15を介して上下に揺動可能に支持されている。図5に示すように加工機本体10は、ベース2との間に介装した圧縮ばね17の付勢力により上方へ揺動する方向に付勢されている。図1〜図7は、加工機本体10が圧縮ばね17の付勢力によって上動端位置(待機位置)に戻された状態を示している。図7に示すように加工機本体10が上動端位置に戻された状態では、カッター刃11がベース2の上方へ退避してベース2の下面側へ突き出されない状態となる。
使用者は圧縮ばね17の付勢力に抗して加工機本体10を下方へ揺動させることができる。図8は、加工機本体10が下方へ押し下げられて、カッター刃11の下部がベース2の下面側へ突き出された状態を示している。カッター刃11を回転させつつ、その下部がベース2の下面側へ突き出された加工位置まで当該加工機本体10を押し下げ操作すると、カッター刃11の下部が加工材WにV字形状等に切り込まれて溝切り加工等を行うことができる。
カッター刃11のベース2の下面側への突き出し量が、加工材Wに加工される溝部の深さに相当する。このため、ベース2に対する加工機本体10の上下揺動位置を変更することにより、加工される溝部の深さを調整することができる。ベース2の上面前部付近には、加工機本体10の下動端位置(加工位置)を規制するためのストッパ装置20が設けられている。
ストッパ装置20は、第1調整機構21と第2調整機構22を備えている。第1調整機構21は、加工機本体10の下動端位置を段階的に切り替える機能を有している。第2調整機構22は、第1調整機構21により切り替えられた下動端位置を上下方向に微調整するための微調整機構として機能する。図6、図10〜図13に示すように、ベース2の上面前部付近には、ストッパ支持柱23が上方へ起立する状態に設けられている。ストッパ支持柱23は、軸線方向下部側のねじ軸部23aと軸線方向上部側の支軸部23bを同軸に有している。ストッパ支持柱23は、ねじ軸部23aがベース2にねじ結合され、かつ固定ナット28が締め付けられることにより、軸回りに回転不能かつ軸方向に移動不能に固定されている。
ストッパ支持柱23のねじ軸部23aには、微調整ダイヤル24が支持されている。微調整ダイヤル24の内周側にはねじ孔が形成されている。このねじ孔にねじ軸部23aがねじ結合されている。このため、微調整ダイヤル24を回転させることにより、当該微調整ダイヤル24を上下に変位させることができる。微調整ダイヤル24の周面には、使用者が手動により回転操作する際の滑り止めをするための突条24aが軸線方向に沿って複数設けられている。
微調整ダイヤル24の上面には、受け台26が当接されている。受け台26は、カッターケース3の背面に設けた案内レール部3cにより上下に平行移動可能に支持されている。案内レール部3cにより受け台26の回転及び傾きが規制されている。受け台26の上面に、ストッパブロック25が当接されている。ストッパブロック25は、圧縮ばね27により受け台26に押し付けられる方向(下方)に付勢されている。
ストッパブロック25は、ストッパ支持柱23の支軸部23bに回転可能かつ軸方向に上下動可能に支持されている。図14にはストッパブロック25が展開されて示されている。ストッパブロック25の上面には、高さ方向(上下方向)の位置が異なる4つのストッパ面25a〜25dが設けられている。4つのストッパ面25a〜25dは、ストッパ支持柱23の軸線周りに段階的に高さが変化するよう階段状に配置されている。図2に示すように、4つのストッパ面25a〜25dは、周方向四等分の範囲にわたって扇形の領域を占めている。第1ストッパ面25aは最も高いストッパ面で、カッター刃11のベース2の下面からの突き出し寸法(カッター刃11の切り込み深さ)について基準深さを設定(0点調整)する機能を有している。第1ストッパ面25aには、0点調整用のストッパ面であることの表示「0」が付されている。
第1ストッパ面25aに対して反時計回り方向に隣接する第2ストッパ面25bは、第1ストッパ面25aよりも3.0mm低いストッパ面で、カッター刃11の切り込み深さを基準深さよりもさらに3.0mm深くする機能を有している。第2ストッパ面25bには、切り込み深さが基準深さ(0点)よりも3.0mm深くなることの表示「3.0」が付されている。第2ストッパ面25bに対して反時計回りに隣接する第3ストッパ面25cは、第2ストッパ面25bよりもさらに1.0mmだけ低いストッパ面で、カッター刃11の切り込み深さを基準深さよりもさらに4.0mm深くする機能を有している。第3ストッパ面25cには、切り込み深さが基準深さよりもさらに4.0mm深くなることの表示「4.0」が付されている。
第3ストッパ面25cに対して反時計回りに隣接する第4ストッパ面25dは、4つのうちで最も低いストッパ面で、第3ストッパ面25cよりもさらに2mmだけ低くなっている。この第4ストッパ面25dによって、カッター刃11の加工材Wに対する切り込み深さが基準深さよりも6.0mmだけ深く設定される。第4ストッパ面25dに対して反時計回りに上記第1ストッパ面25aが位置している。第1ストッパ面25aは、第4ストッパ面25dに比して6.0mmだけ高いストッパ面となっている。
ストッパブロック25の下面には各ストッパ面25a,25b,25c,25dに対応して係合凹部25aa,25ba,25ca,25daが設けられている。係合凹部25aa,25ba,25ca,25daは、同一円周上の四等分位置に設けられている。これに対して、受け台26の上面には、ばね付勢されたスチールボールを有するボールプランジャ26aが埋め込まれている。各係合凹部25aa(又は25ba,25ca,25da)にボールプランジャ26aのスチールボールが弾性的に嵌り込むことにより、ストッパブロック25が四等分位置に保持される。逆に、使用者はボールプランジャ26aの付勢力に抗して手動によりこのストッパブロック25を回転操作することができる。
ストッパブロック25を回転操作することにより、第1ストッパ面25a〜第4ストッパ面25dのうち任意に選択したストッパ面を最も後方位置に移動させることができる。本実施形態では後述するように最も後方に位置するストッパ面が有効となる。図2では、最も後に位置する第1ストッパ面25aが有効になっている。有効なストッパ面を切り替えることにより、加工機本体10の下動端位置を変更することができ、従ってカッター刃11の加工材Wに対する切り込み深さを4段階で切り替えることができる。
加工機本体10のギヤケース13aの前部には、係合部19が前方へ張り出す状態に設けられている。図11に示すように加工機本体10を下方へ揺動させると、係合部19が最も後ろ側に位置するストッパ面25a(又は25b,25c,25d)に当接する。係合部19が最も後ろ側に位置するストッパ面25a(又は25b,25c,25d)に当接することにより、加工機本体10の下動端位置(加工位置)が位置決めされる。加工機本体10の下動端位置が位置決めされることにより、カッター刃11のベース2の下面からの突き出し寸法(切り込み深さ)が決定される。上記したように本実施形態では、切り込み深さを基準深さ、基準深さ+3.0mm、基準深さ+4.0mm、基準深さ+6.0mmの四段階に切り替えることができる。
基準深さの設定は、第2調整機構22を用いて行うことができる。第2調整機構22の微調整ダイヤル24を使用者が指先で摘んで回転操作すると、その内周のねじ孔とねじ軸部23aとのねじ嵌合により当該微調整ダイヤル24自体が上下に変位する。図12に示すように微調整ダイヤル24を回転操作することにより図10に示す高さ位置よりも上方へ変位させると、受け台26が上方へ平行移動する。受け台26が上方へ平行移動することにより、ストッパブロック25が一体となって上方へ変位する。受け台26とストッパブロック25は圧縮ばね27に抗して上方へ変位する。逆に、図13に示すように微調整ダイヤル24を回転操作して図10に示す高さ位置よりも下方へ変位させると、受け台26とストッパブロック25が圧縮ばね27の付勢力により押し下げられて一体で下方へ変位する。このように微調整ダイヤル24を手動により回転操作してストッパブロック25の上下方向の位置(高さ位置)を連続的に微調整することができ、これにより基準深さ設定用の第1ストッパ面25aの高さ位置を微調整して、カッター刃11の基準深さ位置を精確に設定することができる。
また、微調整ダイヤル24を回転操作して上下に変位させることにより、第2〜第4ストッパ面25b,25c,25dによりなされる各位置決め高さについてもそれぞれ連続的に微調整することができる。各ストッパ面25b,25c,25dによる位置決めについてもそれぞれ微調整ダイヤル24を手動により回転操作することにより連続的に微調整することができる。
以上のように構成したストッパ装置20によれば、加工機本体10の下動端位置であってカッター刃11の加工材Wに対する切り込み深さを段階的に切り替える第1調整機構21がいわゆるポジティブストップ機構として機能させることができるので、希望する切り込み深さを迅速かつ精確に再現することができ、これにより作業の効率化を図ることができる。
また、カッター刃11の切り込み深さを四段階に切り替える場合に、第1調整機構21のストッパブロック25を指先で摘んで回転操作すれば足り、レンチやねじ回し等の手工具を別途用意する必要がない(ツールレス)ことから、当該ストッパ装置20の良好な操作性を確保することができる。
さらに、第1調整機構21の各ストッパ面25a〜25dの高さ位置を第2調整機構22により微調整することができる。微調整する場合には、微調整ダイヤル24を同じく指先で摘んで回転操作すれば足ることから、従来のようにレンチやねじ回し等の手工具を別途用意する必要がなく、この点で当該ストッパ装置20の操作性が一層高められている。このように本実施形態のストッパ装置20によれば、カッター刃11の切り込み深さを段階的に切り替える第1調整機構21と、第1調整機構21による各切り込み深さを微調整する第2調整機構22の双方について使用者は別途手工具を用いることなく手操作により操作することができることから、従来に比して操作性を一層高めることができる。
また、微調整ダイヤル24を上下に変位させて第1ストッパ機構21の第1〜第4ストッパ面25a〜25dの上下位置が微調整される。例示した実施形態では、微調整ダイヤル24はねじ軸部23aにねじ嵌合されている。このため、微調整ダイヤル24は、ねじ軸部23aの軸線周りに回転操作することにより上下に変位させることができる構成となっている。このことから、微調整ダイヤル24の回転操作量はねじ軸部23aのリードに基づいて減速されて上下方向の変位として出力される。ねじ軸部23aの減速機能により微調整ダイヤル24の回転操作量が減速されて上下方向の変位として出力されることから、仮に微調整ダイヤルを上下に直接変位させて微調整操作する構成に比して、より精確な微調整を楽に行うことができる。
本実施形態に係るストッパ装置20は、上記例示したように第1調整機構21の機能が加工機本体10の下動端位置を段階的(本実施形態では4段階)に切り替えることであり、第2調整機構22の機能は、第1調整機構21により段階的に切り替えられるストッパ面25a,25b,25c,25dの微調整を行うことにあると捉える他、第2調整機構22の機能については、加工機本体10の下動端位置を連続的に変化させるストッパ機構として捉えることができ、従って当該ストッパ装置20は調整形態について異なる2系統の相互に独立したストッパ機構を備えた構成として捉えることができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、ストッパブロック25に設けるストッパ面は、例示したように四段階設ける構成とする他に、2段階、3段階あるいは5段階以上設ける構成としてもよい。ストッパブロックに一つのストッパ面を設けてその高さ方向の微調整を例示した第2調整機構22により行う構成としてもよい。
また、ストッパ装置20において、第1〜第4ストッパ面25a〜25dの受け台26に対する位置決めを行うために、受け台26にボールプランジャ26aを設け、係るボールプランジャ26aのボールをストッパブロック25側に設けた係合凹部25aa〜25daに係合させる構成としたが、係る位置決め機構を例えば図15に示すような波形曲面若しくは山形の凹凸係合を利用した構成としてもよい。前記例示した第1実施形態と同様で足り、変更を要しない部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。
係る第2実施形態のストッパ装置30の場合、ストッパブロック25の下面には、各ストッパ面25a,25b,25c,25dに対応して4つの波形の係合凸部31,32,33,34が設けられている。4つの係合凸部31〜34は、同一円周上の四等分位置に設けられている。一方、受け台26の上面にも、4つの波形の係合凸部35,36,37,38が設けられている。ストッパブロック25側の4つの係合凸部31〜34と、受け台26側の係合凸部35〜38は、相互にほぼ隙間なく噛み合う波形に形成されている。
ストッパブロック25側の4つの係合凸部31〜34と、受け台26側の4つの係合凸部35〜38が相互に噛み合うことにより、ストッパブロック25が周方向四等分位置に位置決めされ、これにより第1ストッパ面25a〜第4ストッパ面25dの何れかを有効なストッパ面に切り換えることができる。
ストッパブロック25は、圧縮ばね27の付勢力に抗して回転操作される。ストッパブロック25は、回転操作により係合凸部31〜34と係合凸部35〜38の噛み合い位置が徐々にずれて上昇し、係合凸部31〜34が係合凸部35〜38を乗り越えると、1つ隣にずれて再び噛み合う。係る第2実施形態のストッパ装置30によっても、有効なストッパ面25a(又は25b,25c,25d)を迅速かつ精確に切り換えることができ、これにより希望する切り込み深さを迅速かつ精確に再現することができ、これにより作業の効率化を図ることができる。また、第1実施形態と同じく、第2実施形態のストッパ装置30によっても、ストッパブロック25を指先で摘んで回転操作すれば足りるツールレス構造とされているので、当該ストッパ装置30の良好な操作性が確保される。
最後に、円形のカッター刃11を備える加工機1を例示したが、棒形のビットを刃具として装着して同じく溝切り加工等に用いるルータに例示したストッパ装置20を適用することができる。
W…加工材
1…加工機(溝切り加工機)
2…ベース、2a…当接面
3…カッターケース、3a…挿通溝孔、3b…ガイド溝、3c…案内レール部
4…カバー、4a…カッター刃11の回転方向を示す矢印
5…集塵ダクト
6…コントローラ
7…ダイヤル
8…スピンドルロックレバー
10…加工機本体
11…カッター刃
12…電動モータ、12a…出力軸、12b…駆動ギヤ
13…減速ギヤ部
13a…ギヤケース、13b…スピンドル、13c…支持アーム部、13d…従動ギヤ
13e…排気口
14…ハンドル部
14a…起立部、14b…連結部、14c…グリップ部、14d…スイッチレバー
14e…ロックレバー、14f…サブグリップ
15…本体支軸
16…電源コード
17…圧縮ばね
18…ガイドピン
19…係合部
20…ストッパ装置(第1実施形態)
21…第1調整機構(ポジティブストップ機構)
22…第2調整機構(微調整機構)
23…ストッパ支持柱、23a…ねじ軸部、23b…支軸部
24…微調整ダイヤル、24a…突条
25…ストッパブロック
25a…第1ストッパ面(0点調整用)、25aa…係合凹部
25b…第2ストッパ面(+3.0mm用)、25ba…係合凹部
25c…第3ストッパ面(+4.0mm用)、25ca…係合凹部
25d…第4ストッパ面(+6.0mm用)、25da…係合凹部
26…受け台、26a…ボールプランジャ
27…圧縮ばね
28…固定ナット
30…ストッパ装置(第2実施形態)
31〜34、35〜38…係合凸部

Claims (5)

  1. 加工材に当接させる当接面を有するベースと、該ベースに接近、離間可能に支持された加工機本体を備え、
    該加工機本体は、電動モータと、該電動モータを駆動源として回転する回転刃具を備え、該加工機本体を前記ベースに接近させて前記回転刃具を前記ベースの当接面から突き出させて前記加工材を加工する加工機であって、
    前記ベースに対する前記加工機本体の接近側の移動端位置を規制するストッパ装置を前記ベース側に備えており、
    該ストッパ装置は、前記加工機本体の前記接近側の移動端位置を複数のストッパ面で段階的に切り替えて規制する第1調整機構と、手動操作により前記複数のストッパ面を前記接近、離間方向に一度に変位させて前記加工機本体の接近側の移動端位置を調整可能な第2調整機構を有し、
    前記第1調整機構は、上面に前記ストッパ面を有して回転操作可能に設けられたストッパブロックと、該ストッパブロックを下方から受ける受け台を有し、前記ストッパブロックの下面と前記受け台の上面に波形曲面形状の係合凸部を設け、該係合凸部の噛み合いにより、前記ストッパブロックの回転操作位置を位置決めして前記ストッパ面を切り換える構成とした加工機。
  2. 請求項に記載した加工機であって、前記第1調整機構は、前記加工機本体に設けた係合部を前記ストッパ面に当接させて当該加工機本体の下動端位置を規制するポジティブストップ機構とした加工機。
  3. 請求項又は2に記載した加工機であって、前記ストッパブロックが前記受け台に弾性的に押圧される構成とした加工機。
  4. 請求項1〜の何れか1項に記載した加工機であって、前記第2調整機構は、調整用の操作部材の操作量を減速して出力する減速機能を有する構成とした加工機。
  5. 請求項記載の加工機であって、前記操作部材をねじ軸部に嵌合させて前記第2調整機構に減速機能を持たせた加工機。
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