JP6595260B2 - 基準義歯床又は基準義歯、及び硬質裏装材を含む義歯作製キット、並びに義歯作製方法 - Google Patents
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Description
(1)印象材を用いて患者の口腔内の印象を採得する。
(2)該印象を用いて石膏模型を作製する。
(3)咬合床を患者に装着させて咬合を採得する。
(4)咬合床に人工歯を配列し、蝋義歯を作製する。
(5)蝋義歯を患者に試適させ、咬合を調整する。
(6)蝋義歯を石膏中に埋没して鋳型を作製する。
(7)鋳型に樹脂を注入、硬化させて義歯を作製する。
床後縁の左側翼突上顎切痕に相当する点を点Pとし、右側翼突上顎切痕に相当する点を点Qとし、唇側床縁の正中にあたる上唇小帯に相当する点を点Oとし、線分PQの中点を点Mとし、点Oと点Pとを結ぶ線分OPを4等分する各点を、点O側から点P1、点P2、点P3とし、線分OP上の点P1、点P2及び点P3からの垂直線が左側頬側床縁と交わる点をそれぞれ点D1、点D2及び点D3とし、点Oと点Qとを結ぶ線分OQを4等分する各点を、点O側から点Q1、点Q2、点Q3とし、線分OQ上の点Q1、点Q2及び点Q3からの垂直線が右側頬側床縁と交わる点をそれぞれ点E1、点E2及び点E3とし、線分PQの長さを1とした場合、
線分OMの長さが0.76〜0.98であり、
線分P1D1及び線分Q1E1の長さがそれぞれ0.11〜0.36であり、
線分P2D2及び線分Q2E2の長さがそれぞれ0.19〜0.45であり、
線分P3D3及び線分Q3E3の長さがそれぞれ0.16〜0.45である
上顎基準義歯床と、
硬質裏装材と、
からなる上顎義歯作製キット。
床後縁の左側臼後隆起に相当する点を点pとし、右側臼後隆起に相当する点を点qとし、唇側床縁の正中にあたる下唇小帯に相当する点を点oとし、線分pqの中点を点mとし、点oと点pとを結ぶ線分opを4等分する各点を、点o側から点p1、点p2、点p3とし、線分op上の点p1、点p2及び点p3からの垂直線が左側頬側床縁と交わる点をそれぞれ点d1、点d2及び点d3とし、点oと点qとを結ぶ線分oqを4等分する各点を、点o側から点q1、点q2、点q3とし、線分oq上の点q1、点q2及び点q3からの垂直線が右側頬側床縁と交わる点をそれぞれ点e1、点e2及び点e3とし、前記点p1、点p2及び点p3からの垂直線が舌側床縁と交わる点をそれぞれ点b1、点b2及び点b3とし、前記点q1、点q2及び点q3からの垂直線が舌側床縁と交わる点をそれぞれ点c1、点c2、及び点c3とし、線分pqの長さを1とした場合、
線分omの長さが0.74〜0.94であり、
線分p1d1及び線分q1e1の長さがそれぞれ0.11〜0.32であり、
線分p2d2及び線分q2e2の長さがそれぞれ0.13〜0.34であり、
線分p3d3及び線分q3e3の長さがそれぞれ0.14〜0.33であり、
線分d1b1の長さは、0.14〜0.40で、且つ線分p1d1の長さより長く、
線分e1c1の長さは、0.14〜0.40で、且つ線分q1e1の長さより長く、
線分d2b2の長さは、0.19〜0.41で、且つ線分p2d2の長さより長く、
線分e2c2の長さは、0.19〜0.41で、且つ線分q2e2の長さより長く、
線分d3b3の長さは、0.21〜0.42で、且つ線分p3d3の長さより長く、
線分e3c3の長さは、0.21〜0.42で、且つ線分q3e3の長さより長い、
下顎基準義歯床と、
硬質裏装材と、
からなる下顎義歯作製キット。
硬質裏装材と、からなる義歯作製キット。
前記選択工程で選択した上顎基準義歯床及び/又は下顎基準義歯床に硬質裏装材を築盛する工程と、
を有することを特徴とする義歯作製方法。
図1は、本発明で使用する基準義歯床を患者に装着した状態を示す説明図である。図1中、100は上顎基準義歯床で、200は下顎基準義歯床である(以下、これらを単に「基準義歯床」ともいう。)。101は人工歯であり、基準義歯床に全ての歯列が配列されると、これらの人工歯と基準義歯床とからなる基準義歯が完成される。
図2は、本発明で使用する上顎基準義歯床100の一例を示す平面図である。図2中、点Oは、唇側床縁の正中にあたる上唇小帯に相当する点である。点Pは、床後縁の左側翼突上顎切痕に相当する点であり、点Qは、床後縁の右側翼突上顎切痕に相当する点である。点Mは、点Pと点Qとを結ぶ線分PQの中点である。本発明で使用する基準義歯床は、線分PQの長さを、0.81〜0.93の範囲にあることが好ましく、0.86〜0.88の範囲にあることがより好ましい。この形状を有する上顎基準義歯床は、裏装材を築盛することによって、多くの無歯顎者に適合させることができる。そして、硬質裏装材を築盛することによって、密着性を高めることができ、使用時の耐久性を向上することができる。
本発明で使用する上顎基準義歯は、前記上顎基準義歯床に全歯列の人工歯が予め配列されてなる。図4は、本発明で使用する上顎基準義歯床に全ての人工歯が配列されてなる上顎基準義歯の一例を示す平面図である。図4中、11は上顎中切歯であり、11aは左側上顎中切歯と右側上顎中切歯との歯間部である。12は上顎側切歯、13の上顎犬歯、14は上顎第一小臼歯、15は上顎第二小臼歯、16は上顎第一大臼歯、17は上顎第二大臼歯である。16aは上顎第一大臼歯の中心窩である。
図5は、本発明で使用する下顎基準義歯床200の一例を示す平面図である。図5中、点oは、唇側床縁の正中にあたる下唇小帯に相当する点である。点pは、床後縁の左側臼後隆起に相当する点であり、点qは、床後縁の右側臼後隆起に相当する点である。点mは、点pと点qとを結ぶ線分pqの中点である。本発明で使用する下顎基準義歯床は、線分pqの長さを1としたとき、点oと点mとを結ぶ線分omの長さが0.76〜0.94の範囲にあり、0.80〜0.90の範囲にあることが好ましく、0.84〜0.86の範囲にあることがより好ましい。この形状を有する下顎基準義歯床は、裏装材を築盛することによって、多くの無歯顎者に適合させることができる。そして、硬質裏装材を築盛することによって、密着性を高めることができ、使用時の耐久性を向上することができる。
本発明で使用する下顎基準義歯は、前記下顎基準義歯床に全歯列の人工歯が予め配列されてなる。図7は、本発明で使用する下顎基準義歯床に全ての人工歯が配列されてなる下顎基準義歯の一例を示す平面図である。図7中、21は下顎中切歯であり、21aは左側下顎中切歯と右側下顎中切歯との歯間部である。22は下顎側切歯、23の下顎犬歯、24は下顎第一小臼歯、25は下顎第二小臼歯、26は下顎第一大臼歯、27は下顎第二大臼歯である。26aは下顎第一大臼歯の中心窩である。
本発明は、前記基準義歯(床)と硬質裏装材とからなる義歯作製キットである。本発明において、硬質裏装材とは、JIST6521(義歯床用硬質裏装材)にてヌープ硬さ7Hk以上のものを指す。該条件を満たしていれば、公知のものが何ら制限なく使用できる。中でも、ヌープ硬さ7Hk以上30Hk以下の硬質裏装材を使用することが好ましい。
ラジカル重合性単量体は、公知のものが特に限定されずに使用できる。
例えば、ビニル基、置換基を有するビニル基(例えば、スチリル基、塩化ビニル基、酢酸ビニル基、(メタ)アクリレート基、(メタ)アクリルアミド基)等のラジカル重合性基を有するラジカル重合性単量体が挙げられる。その中でも、(メタ)アクリレート基を有するラジカル重合性単量体が好ましい。(メタ)アクリレート系重合性単量体としては、一般に歯科用修復材料で使用可能な公知の(メタ)アクリレート系重合性単量体が何ら制限なく使用できる。
ラジカル重合性単量体からなるポリマーは、前記ラジカル重合性単量体に膨潤や溶解するものが使用できる。そのため、前記ポリマーは、(メタ)アクリレート基を有する重合性単量体からなるポリマー((メタ)アクリレート系ポリマー)を使用することが好ましい。(メタ)アクリレート系ポリマーを具体的に例示すると、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート−エチル(メタ)アクリレート共重合体、メチル(メタ)アクリレート−ブチル(メタ)アクリレート共重合体、エチル(メタ)アクリレート−ブチル(メタ)アクリレート、架橋型ポリメチル(メタ)アクリレート、架橋型ポリエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。ただし、ラジカル重合性基を有する前記重合性単量体に膨潤や溶解するものであればよいため、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体等を使用することもできる。
ラジカル重合開始剤としては、加熱又は光照射によりラジカルを発生させるものであれば何ら制限なく使用できる。さらに第3級アミン等との接触により室温条件下でラジカルを発生しうるものであってもよい。
また、本発明で使用する硬質裏装材は、強度向上のためにフィラーを含有しても良い。該フィラーは、有機フィラーであっても無機フィラーであっても良い。
本発明における硬質裏装材は、その形態に特に制限はなく、粉液型、ペースト/ペースト型、シングルペースト型などいずれでも構わない。通常の硬質裏装材は粉液型が主流であり、前記ポリマー、前記ラジカル重合開始剤、及び必要に応じて配合される有機又は無機フィラーを主成分とする粉成分と、前記ラジカル重合性単量体を主成分とする液成分とで構成される。これらは使用時に所定量の粉成分と液成分とを混合・練和して用いられる。
本発明の義歯作製キットは、前記上顎基準義歯床もしくは上顎基準義歯、及び/又は前記下顎基準義歯床もしくは下顎基準義歯、並びに硬質裏装材からなる(前記上顎基準義歯床もしくは上顎基準義歯、及び硬質裏装材の組み合わせ、前記下顎基準義歯床もしくは下顎基準義歯、及び硬質裏装材の組み合わせ、前記上顎基準義歯床もしくは上顎基準義歯、及び前記下顎基準義歯床もしくは下顎基準義歯、並びに硬質裏装材の組み合わせから選ばれる。)。基準義歯床を用いる場合、患者の口腔形状に適合するように硬質裏装材を築盛し、且つ人工歯を配列することにより、義歯が作製される。基準義歯を用いる場合、患者の口腔形状に適合するように硬質裏装材を築盛することにより、義歯が作製される。
本発明の義歯作製キットを用いて義歯を作製する方法を以下に説明する。
本実施例において適合率は、基準義歯床又は基準義歯を裏装後、形状の異なる20種類の無歯顎全顎模型に試適した際の適合する模型数の割合で評価した。なお、使用した硬質裏装材の量は2.7g〜6.8gの範囲であり、各無歯顎全顎模型の形状に合わせた量を使用した。ただし、実施例、比較例の比較ができるように、同じ無歯顎全顎模型を使用した場合には、同じ量の硬質裏装材を使用した。
本実施例において配列時間は、参考例におけるオーダーメイドの義歯(従来法)を作製する場合に全歯列の人工歯を配列するのに要する時間を100%とし、各実施例の基準義歯床に人工歯を配列するのに要した時間の割合で評価した。
本実施例において咬合調整時間は、オーダーメイドの義歯(従来法)を作製する場合に咬合を調整するのに要する時間を100%とし、各実施例の基準義歯床に咬合を調整するのに要した時間の割合で評価した。
耐久性は、各実施例・比較例で裏装した義歯を、繰返荷重負荷試験機(エレクトロパレス、インストロン社製)を用いて、荷重負荷(最大負荷圧:13.6kg、最小負荷圧:0kg、周波数:1.2Hz、温度:37℃(水中))をかけ、所定回数(300000回・350000回・950000回)における該義歯のひび、ちぎれ、はがれ等の破損が生じたものを×とし、生じなかったものを○として評価した。この耐久性は、20種類の無歯顎全顎模型を使用して適合した義歯の評価を行い、適合した義歯の1つ以上が破損したものを×とし、適合した義歯全てに破損しなかったものを○として評価した。
本実施例中で使用した硬質裏装材の略号は以下の通りである。
R1:アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレート25質量部、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート25質量部の液と、ポリエチル(メタ)アクリレート100質量部、ベンゾイルパーオキサイド2質量部の粉とから成り、ヌープ硬さ10.0Hkの硬質裏装材。
R2:ヘキサメチレングリコールジ(メタ)アクリレート25質量部、2−メタクリロイルオキシエチルプロピオネート25質量部の液と、ポリエチル(メタ)アクリレート100質量部とカンファーキノン2質量部の粉とから成り、ヌープ硬さ11.0Hkの硬質裏装材。
表1に記載する形状の上顎基準義歯床を作製し、適合率、配列時間、咬合調整時間、耐久性を評価した。評価結果は表1に示した。なお、左側を代表値として示しているが、右側は左側と同じ値で作製した。
表2に記載する形状の下顎基準義歯床を作製し、適合率、配列時間、咬合調整時間、耐久性を評価した。評価結果は表2に示した。なお、左側を代表値として示しているが、右側は左側と同じ値で作製した。
11a・・・左右上顎中切歯の歯間部
12・・・上顎側切歯
13・・・上顎犬歯
14・・・上顎第一小臼歯
15・・・上顎第二小臼歯
16・・・上顎第一大臼歯
16a・・・上顎第一大臼歯の中心窩
17・・・上顎第二大臼歯
21・・・下顎中切歯
21a・・・左右下顎中切歯の歯間部
22・・・下顎側切歯
23・・・下顎犬歯
24・・・下顎第一小臼歯
25・・・下顎第二小臼歯
26・・・下顎第一大臼歯
26a・・・下顎第一大臼歯の中心窩
27・・・下顎第二大臼歯
50、53・・・右側頬側床縁
51、52・・・左側頬側床縁
100・・・上顎基準義歯床
101・・・人工歯
200・・・下顎基準義歯床
Claims (5)
- 少なくとも1歯以上の人工歯が予め配列されていてもよい上顎基準義歯床であって、
床後縁の左側翼突上顎切痕に相当する点を点Pとし、右側翼突上顎切痕に相当する点を点Qとし、唇側床縁の正中にあたる上唇小帯に相当する点を点Oとし、線分PQの中点を点Mとし、点Oと点Pとを結ぶ線分OPを4等分する各点を、点O側から点P1、点P2、点P3とし、線分OP上の点P1、点P2及び点P3からの垂直線が左側頬側床縁と交わる点をそれぞれ点D1、点D2及び点D3とし、点Oと点Qとを結ぶ線分OQを4等分する各点を、点O側から点Q1、点Q2、点Q3とし、線分OQ上の点Q1、点Q2及び点Q3からの垂直線が右側頬側床縁と交わる点をそれぞれ点E1、点E2及び点E3とし、線分PQの長さを1とした場合、
線分OMの長さが0.76〜0.98であり、
線分P1D1及び線分Q1E1の長さがそれぞれ0.11〜0.36であり、
線分P2D2及び線分Q2E2の長さがそれぞれ0.19〜0.45であり、
線分P3D3及び線分Q3E3の長さがそれぞれ0.16〜0.45である
上顎基準義歯床と、
硬質裏装材と、
からなる上顎義歯作製キット。 - 少なくとも1歯以上の人工歯が予め配列されていてもよい下顎基準義歯床であって、
床後縁の左側臼後隆起に相当する点を点pとし、右側臼後隆起に相当する点を点qとし、唇側床縁の正中にあたる下唇小帯に相当する点を点oとし、線分pqの中点を点mとし、点oと点pとを結ぶ線分opを4等分する各点を、点o側から点p1、点p2、点p3とし、線分op上の点p1、点p2及び点p3からの垂直線が左側頬側床縁と交わる点をそれぞれ点d1、点d2及び点d3とし、点oと点qとを結ぶ線分oqを4等分する各点を、点o側から点q1、点q2、点q3とし、線分oq上の点q1、点q2及び点q3からの垂直線が右側頬側床縁と交わる点をそれぞれ点e1、点e2及び点e3とし、前記点p1、点p2及び点p3からの垂直線が舌側床縁と交わる点をそれぞれ点b1、点b2及び点b3とし、前記点q1、点q2及び点q3からの垂直線が舌側床縁と交わる点をそれぞれ点c1、点c2、及び点c3とし、線分pqの長さを1とした場合、
線分omの長さが0.74〜0.94であり、
線分p1d1及び線分q1e1の長さがそれぞれ0.11〜0.32であり、
線分p2d2及び線分q2e2の長さがそれぞれ0.13〜0.34であり、
線分p3d3及び線分q3e3の長さがそれぞれ0.14〜0.33であり、
線分d1b1の長さは、0.14〜0.40で、且つ線分p1d1の長さより長く、
線分e1c1の長さは、0.14〜0.40で、且つ線分q1e1の長さより長く、
線分d2b2の長さは、0.19〜0.41で、且つ線分p2d2の長さより長く、
線分e2c2の長さは、0.19〜0.41で、且つ線分q2e2の長さより長く、
線分d3b3の長さは、0.21〜0.42で、且つ線分p3d3の長さより長く、
線分e3c3の長さは、0.21〜0.42で、且つ線分q3e3の長さより長い、
下顎基準義歯床と、
硬質裏装材と、
からなる下顎義歯作製キット。 - 請求項1で用いた前記上顎基準義歯床、請求項2で用いた前記下顎基準義歯床、及び硬質裏装材からなる義歯作製キット。
- 請求項1で用いた前記上顎基準義歯床であってサイズが異なる複数の上顎基準義歯床及び/又は、請求項2で用いた前記下顎基準義歯床であってサイズが異なる複数の下顎基準義歯床と、
硬質裏装材と、からなる義歯作製キット。 - 請求項4に記載の義歯作製キットから、患者の口のサイズに適合する上顎基準義歯床及び/又は下顎基準義歯床を選択する工程と、
前記選択工程で選択した上顎基準義歯床及び/又は下顎基準義歯床に硬質裏装材を築盛する工程と、
を有することを特徴とする義歯作製方法。
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