JP6592964B2 - 車両用空調ユニット - Google Patents
車両用空調ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6592964B2 JP6592964B2 JP2015106666A JP2015106666A JP6592964B2 JP 6592964 B2 JP6592964 B2 JP 6592964B2 JP 2015106666 A JP2015106666 A JP 2015106666A JP 2015106666 A JP2015106666 A JP 2015106666A JP 6592964 B2 JP6592964 B2 JP 6592964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air passage
- passage
- heat exchanger
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
また、調整手段は、第1空気通路および第2空気通路のいずれか一方で加熱用熱交換器により加熱された空気を、第1空気通路および第2空気通路の他方側へ導入する。
また、調整手段は、第1空気通路および第2空気通路のいずれか一方に設けられたバイパス通路を通過した空気を、第1空気通路および第2空気通路の他方側へ導入する。
また、車室内の乗員の上半身と足下に向けて空気を吹き出すバイレベルモードでは、調整手段は、第1空気通路側で加熱用熱交換器により加熱された空気を第2空気通路側へ導入する。
また、車室内の乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイスモードでは、調整手段は、第2空気通路側で加熱用熱交換器により加熱された空気を第1空気通路側へ導入する。
また、車室内の乗員の足下に向けて空気を吹き出すフットモードでは、調整手段は、連通部に空気が導入されないよう連通部を閉じる。
本発明の第1実施形態に係る車両用空調ユニット10の構成について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態の車両用空調ユニット10の主要な構成を示す断面図である。図1において上下の各矢印DR1は、車両用空調ユニット10が車両に搭載された車両搭載状態での向きを示す。すなわち、図1の両端矢印DR1は車両上下を示している。
図2は、フットモードにおける車両用空調ユニット10の状態を示したものである。フットモードでは、内外気切替ドア28は、内外気2層流モードに設定される。すなわち、内外気切替ドア28は、外気導入口28bから導入された外気を上側空気通路120aに導くとともに、内気導入口28aから導入された内気を下側空気通路120bに導く位置に駆動される。また、温度差調整ドア311は、温度差調整ドア311の先端が仕切り壁112の方向を向く位置に駆動される。また、モードドア22aは、デフロスタ開口部19を開くように駆動され、モードドア22bは、フェイス開口部20を開くように駆動され、モードドア22cは、フット開口部21を開くとともに連通路122を閉じるように駆動される。
図3は、フェイスモードにおける車両用空調ユニット10の状態を示したものである。フェイスモードでは、内外気切替ドア28は、外気導入口28bを閉じる位置に駆動される。また、温度差調整ドア311は、温度差調整ドア311の先端が下側空気通路120bに形成されたガイド壁312bを向く位置に駆動される。また、モードドア22aは、デフロスタ開口部19を閉じるように駆動され、モードドア22bは、フェイス開口部20を開くように駆動され、モードドア22cは、フット開口部21を閉じるとともに連通路122を開くように駆動される。
図4は、バイレベルモードにおける車両用空調ユニット10の状態を示したものである。バイレベルモードでは、内外気切替ドア28は、外気導入口28bを閉じる位置に駆動される。また、温度差調整ドア311は、温度差調整ドア311の先端が上側空気通路120aに形成されたガイド壁312aを向く位置に駆動される。また、モードドア22aは、デフロスタ開口部19を閉じるように駆動され、モードドア22bは、フェイス開口部20を開くように駆動され、モードドア22cは、フット開口部21を開くとともに連通路122を閉じるように駆動される。
次に、本発明の第2実施形態に係る車両用空調ユニット10の構成について図5、図6を参照して説明する。図5は、バイレベルモードにおける車両用空調ユニット10の状態を示しており、図6は、フットモードにおける車両用空調ユニット10の状態を示している。
次に、本発明の第3実施形態に係る車両用空調ユニット10の構成について図7、図8を参照して説明する。図7は、本実施形態の車両用空調ユニット10の主要な構成を示す断面図である。また、図8は、図7中の調整部30の拡大図である。
次に、本発明の第4実施形態に係る車両用空調ユニット10の構成について図9、図10を参照して説明する。上記第1実施形態の調整部30は、板ドア式の温度差調整ドア311を回転駆動して連通部310を開閉するようにしたが、本実施形態の調整部30は、変形可能な可動壁341を変形させて連通部310を開閉するようになっている。
次に、本発明の第5実施形態に係る車両用空調ユニット10の構成について図11〜図14を参照して説明する。本実施形態の調整部30は、断面四角形の筒状に形成された外側ダクト352と、この外側ダクト352の内側に断面四角形の筒状に形成された内側ダクト353を配置した2重ダクト構造のトンネル部材35と、温度差調整ドア351を有している。
この連通路350には、温度差調整ドア351が配置されている。
(1)上記各実施形態では、ファン25a、25b、25として、それぞれ回転軸周りに一定間隔で円環状に配置された複数枚のブレード(図示せず)を有する遠心式ファンを採用したが、遠心式ファン以外のファンを用いてもよい。
11 ケーシング
110〜113 仕切り壁
120a 上側空気通路(第1空気通路)
120b 下側空気通路(第2空気通路)
16 蒸発器
17a、17b エアミックスドア
18 ヒータコア
19 デフロスタ開口部
20 フット開口部
21 フェイス開口部
22a〜22c モードドア
25a、25b ファン
30 調整部
311 温度差調整ドア
Claims (8)
- 車室内の乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイス開口部(20)と、前記車室内の乗員の足下に向けて空気を吹き出すフット開口部(21)と、前記フェイス開口部および前記フット開口部に向けて空気を流通させる空気通路を形成するケーシング(11)と、
前記ケーシング内に配置され、前記空気を加熱する加熱用熱交換器(18)と、
前記ケーシング内に形成され、前記空気通路を第1空気通路(120a)と第2空気通路(120b)に仕切る仕切り壁(113)と、
前記加熱用熱交換器より空気流れ下流側に配置されて、前記第1空気通路から空気を吸い込んで前記フェイス開口部へ送風するとともに前記第2空気通路から空気を吸い込んで前記フット開口部へ送風する送風ファン(25a、25b、25)と、
前記加熱用熱交換器と前記送風ファンとの間に配置され、前記第1空気通路と前記第2空気通路の間を連通する連通部(310、320、330、340、350)を有し、該連通部に前記空気を導入して前記第1空気通路を流れる空気と前記第2空気通路を流れる空気の温度差を調整する調整手段(30)と、を備え、
前記調整手段は、前記第1空気通路および前記第2空気通路のいずれか一方で前記加熱用熱交換器により加熱された前記空気を、前記第1空気通路および前記第2空気通路の他方側へ導入することを特徴とする車両用空調ユニット。 - 車室内の乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイス開口部(20)と、前記車室内の乗員の足下に向けて空気を吹き出すフット開口部(21)と、前記フェイス開口部および前記フット開口部に向けて空気を流通させる空気通路を形成するケーシング(11)と、
前記ケーシング内に配置され、前記空気を加熱する加熱用熱交換器(18)と、
前記ケーシング内に形成され、前記空気通路を第1空気通路(120a)と第2空気通路(120b)に仕切る仕切り壁(113)と、
前記加熱用熱交換器より空気流れ下流側に配置されて、前記第1空気通路から空気を吸い込んで前記フェイス開口部へ送風するとともに前記第2空気通路から空気を吸い込んで前記フット開口部へ送風する送風ファン(25a、25b、25)と、
前記加熱用熱交換器と前記送風ファンとの間に配置され、前記第1空気通路と前記第2空気通路の間を連通する連通部(310、320、330、340、350)を有し、該連通部に前記空気を導入して前記第1空気通路を流れる空気と前記第2空気通路を流れる空気の温度差を調整する調整手段(30)と、
前記加熱用熱交換器を通過する風量と前記加熱用熱交換器を迂回するバイパス通路(121a、121b)を通過する風量の風量割合を調節するエアミックスドア(17a、17b、17)と、を備え、
前記調整手段は、前記第1空気通路および前記第2空気通路のいずれか一方に設けられた前記バイパス通路を通過した前記空気を、前記第1空気通路および前記第2空気通路の他方側へ導入することを特徴とする車両用空調ユニット。 - 車室内の乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイス開口部(20)と、前記車室内の乗員の足下に向けて空気を吹き出すフット開口部(21)と、前記フェイス開口部および前記フット開口部に向けて空気を流通させる空気通路を形成するケーシング(11)と、
前記ケーシング内に配置され、前記空気を加熱する加熱用熱交換器(18)と、
前記ケーシング内に形成され、前記空気通路を第1空気通路(120a)と第2空気通路(120b)に仕切る仕切り壁(113)と、
前記加熱用熱交換器より空気流れ下流側に配置されて、前記第1空気通路から空気を吸い込んで前記フェイス開口部へ送風するとともに前記第2空気通路から空気を吸い込んで前記フット開口部へ送風する送風ファン(25a、25b、25)と、
前記加熱用熱交換器と前記送風ファンとの間に配置され、前記第1空気通路と前記第2空気通路の間を連通する連通部(310、320、330、340、350)を有し、該連通部に前記空気を導入して前記第1空気通路を流れる空気と前記第2空気通路を流れる空気の温度差を調整する調整手段(30)と、を備え、
前記車室内の乗員の上半身と足下に向けて空気を吹き出すバイレベルモードでは、前記調整手段は、前記第1空気通路側で前記加熱用熱交換器により加熱された前記空気を前記第2空気通路側へ導入することを特徴とする車両用空調ユニット。 - 車室内の乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイス開口部(20)と、前記車室内の乗員の足下に向けて空気を吹き出すフット開口部(21)と、前記フェイス開口部および前記フット開口部に向けて空気を流通させる空気通路を形成するケーシング(11)と、
前記ケーシング内に配置され、前記空気を加熱する加熱用熱交換器(18)と、
前記ケーシング内に形成され、前記空気通路を第1空気通路(120a)と第2空気通路(120b)に仕切る仕切り壁(113)と、
前記加熱用熱交換器より空気流れ下流側に配置されて、前記第1空気通路から空気を吸い込んで前記フェイス開口部へ送風するとともに前記第2空気通路から空気を吸い込んで前記フット開口部へ送風する送風ファン(25a、25b、25)と、
前記加熱用熱交換器と前記送風ファンとの間に配置され、前記第1空気通路と前記第2空気通路の間を連通する連通部(310、320、330、340、350)を有し、該連通部に前記空気を導入して前記第1空気通路を流れる空気と前記第2空気通路を流れる空気の温度差を調整する調整手段(30)と、を備え、
前記車室内の乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイスモードでは、前記調整手段は、前記第2空気通路側で前記加熱用熱交換器により加熱された前記空気を前記第1空気通路側へ導入することを特徴とする車両用空調ユニット。 - 車室内の乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイス開口部(20)と、前記車室内の乗員の足下に向けて空気を吹き出すフット開口部(21)と、前記フェイス開口部および前記フット開口部に向けて空気を流通させる空気通路を形成するケーシング(11)と、
前記ケーシング内に配置され、前記空気を加熱する加熱用熱交換器(18)と、
前記ケーシング内に形成され、前記空気通路を第1空気通路(120a)と第2空気通路(120b)に仕切る仕切り壁(113)と、
前記加熱用熱交換器より空気流れ下流側に配置されて、前記第1空気通路から空気を吸い込んで前記フェイス開口部へ送風するとともに前記第2空気通路から空気を吸い込んで前記フット開口部へ送風する送風ファン(25a、25b、25)と、
前記加熱用熱交換器と前記送風ファンとの間に配置され、前記第1空気通路と前記第2空気通路の間を連通する連通部(310、320、330、340、350)を有し、該連通部に前記空気を導入して前記第1空気通路を流れる空気と前記第2空気通路を流れる空気の温度差を調整する調整手段(30)と、を備え、
前記車室内の乗員の足下に向けて空気を吹き出すフットモードでは、前記調整手段は、前記連通部に前記空気が導入されないよう前記連通部を閉じることを特徴とする車両用空調ユニット。 - 前記調整手段は、前記エアミックスドアと前記送風ファンとの間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調ユニット。
- 前記調整手段は、前記連通部の連通または遮断を切り替えるドア部材(311、321、331、341、351)を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
- 前記ケーシング内に配置され、前記ケーシング内を流れる前記空気を冷却する冷却用熱交換器(16)を備え、
前記加熱用熱交換器は、前記冷却用熱交換器で冷却された前記空気を加熱するよう配置されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015106666A JP6592964B2 (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 車両用空調ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015106666A JP6592964B2 (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 車両用空調ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016216006A JP2016216006A (ja) | 2016-12-22 |
JP6592964B2 true JP6592964B2 (ja) | 2019-10-23 |
Family
ID=57577870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015106666A Expired - Fee Related JP6592964B2 (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 車両用空調ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6592964B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019119740B4 (de) * | 2019-07-22 | 2021-06-02 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Luftströmungseinrichtung zur Belüftung eines Kraftfahrzeugs |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH075824U (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-27 | 株式会社ゼクセル | 車両用空調装置 |
JP4837984B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2011-12-14 | カルソニックカンセイ株式会社 | 自動車用空気調和装置 |
-
2015
- 2015-05-26 JP JP2015106666A patent/JP6592964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016216006A (ja) | 2016-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090215379A1 (en) | Vehicular air-conditioning system | |
JP2008094251A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3894028B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
US20170274726A1 (en) | Air conditioning apparatus for a vehicle | |
JP6269432B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
US20140048227A1 (en) | Vehicle air conditioning device | |
JP2014189176A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP6592964B2 (ja) | 車両用空調ユニット | |
JP4967900B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2007055382A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3653848B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2007055370A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2008201248A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4063096B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4059103B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2010149566A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2008265447A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2009006896A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4007158B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3900925B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
WO2017065101A1 (ja) | 車両用空調ユニット | |
JP2006027377A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2007153235A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2004330908A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP3994762B2 (ja) | 車両用空調装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190528 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190909 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6592964 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |