JP6592958B2 - 耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造、及び、耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合方法 - Google Patents
耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造、及び、耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合方法 Download PDFInfo
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Description
前記荷重支持層の両側面と下面とにわたって配置される燃え止まり層、及び、
前記燃え止まり層の両側面と下面とにわたって配置される木質材からなる燃えしろ層、
を備えた耐火構造材でなる耐火構造材梁と、
前記凹部に嵌合されて上方に突出する突出部を有する鋼板、及び、前記鋼板の前記突出部に設けられ前記鋼板の面と交差する方向に突出する鋼製の棒状部材、を有する接合部材と、
前記突出部及び前記棒状部材が埋設されたコンクリートスラブと、を有し、
前記荷重支持層、前記燃え止まり層及び前記燃えしろ層の上面は、前記コンクリートスラブに覆われていることを特徴とする耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造
である。
前記荷重支持層は、互いに対向する前記木質板材でなる一対の端板部と、前記一対の端板部の間に設けられ前記木質板材でなる内側木質部と、を有し、
前記凹部は、前記内側木質部の両側にて各々、隣接する前記端板部と前記内側木質部とのうちの一方に設けられていることが望ましい。
前記棒状部材は、前記鋼板に設けられたスタッドであることが望ましい。
前記鋼板は、前記突出部に貫通孔を有し、
前記棒状部材は、前記貫通孔に貫通されて係止部材により前記鋼板に係止された鋼棒であることが望ましい。
前記荷重支持層の両側面と下面とにわたって燃え止まり層を形成し、
前記燃え止まり層の両側面と下面とにわたって燃えしろ層を形成して耐火構造材梁を形成する耐火構造材梁形成ステップと、
前記耐火構造材梁の前記凹部に、鋼板と前記鋼板の面と交差する方向に突出する鋼製の棒状部材とを有する接合部材を上方に突出させて嵌合する接合部材取付ステップと、
前記鉄筋と前記耐火構造材梁上に突出している前記接合部材とを埋設させてコンクリートを打設するスラブ形成ステップと、
を有することを特徴とする耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合方法である。
2 荷重支持層
3 燃え止まり層
4 燃えしろ層
5 ビス(綴り材)
6 耐火構造材梁
7 接合部材
7a 鋼板
7b 鋼棒(棒状部材)
7c 突出部
7d 貫通孔
7e スタッド(棒状部材)
7f ナット
8 コンクリートスラブ
8a 下面
9 鉄筋
21 木質ブロック(木質板材)
21a 端板部
21b 内側木質部
62 荷重支持層
62a 端板部
62b 内側木質部
62c 凹部
63 燃え止まり層
64 燃えしろ層
Claims (5)
- 複数の木質板材が積層されて綴り材により一体化され、隣接する前記木質板材のうちの一方の、他方と対向する対向面に前記他方の対向面から離れる方向に凹設され上方に開放された凹部を有する荷重支持層、
前記荷重支持層の両側面と下面とにわたって配置される燃え止まり層、及び、
前記燃え止まり層の両側面と下面とにわたって配置される木質材からなる燃えしろ層、
を備えた耐火構造材でなる耐火構造材梁と、
前記凹部に嵌合されて上方に突出する突出部を有する鋼板、及び、前記鋼板の前記突出部に設けられ前記鋼板の面と交差する方向に突出する鋼製の棒状部材、を有する接合部材と、
前記突出部及び前記棒状部材が埋設されたコンクリートスラブと、を有し、
前記荷重支持層、前記燃え止まり層及び前記燃えしろ層の上面は、前記コンクリートスラブに覆われていることを特徴とする耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造。 - 請求項1に記載の耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造であって、
前記荷重支持層は、互いに対向する前記木質板材でなる一対の端板部と、前記一対の端板部の間に設けられ前記木質板材でなる内側木質部と、を有し、
前記凹部は、前記内側木質部の両側にて各々、隣接する前記端板部と前記内側木質部とのうちの一方に設けられていることを特徴とする耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造。 - 請求項1または請求項2に記載の耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造であって、
前記棒状部材は、前記鋼板に設けられたスタッドであることを特徴とする耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造。 - 請求項1または請求項2に記載の耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造であって、
前記鋼板は、前記突出部に貫通孔を有し、
前記棒状部材は、前記貫通孔に貫通されて係止部材により前記鋼板に係止された鋼棒であることを特徴とする耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合構造。 - 積層される複数の木質板材を有し互いに対向する2枚の前記木質板材のうちの一方の、他方と対向する対向面に前記他方の対向面から離れる方向に凹設させて上方が開放された凹部を形成し、前記複数の木質板材を積層して綴り材を貫入することにより一体化して荷重を支持するための荷重支持層を形成し、
前記荷重支持層の両側面と下面とにわたって燃え止まり層を形成し、
前記燃え止まり層の両側面と下面とにわたって燃えしろ層を形成して耐火構造材梁を形成する耐火構造材梁形成ステップと、
前記耐火構造材梁の前記凹部に、鋼板と前記鋼板の面と交差する方向に突出する鋼製の棒状部材とを有する接合部材を上方に突出させて嵌合する接合部材取付ステップと、
前記鉄筋と前記耐火構造材梁上に突出している前記接合部材とを埋設させてコンクリートを打設するスラブ形成ステップと、
を有することを特徴とする耐火構造材梁とコンクリートスラブとの接合方法。
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