JP6592720B2 - 上包み包装における糊噴射装置 - Google Patents

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この発明は、上包み包装、特に、菓子折り箱のような直方体状の形状を有する製品を一枚のシート状の包装材(以下、包装紙という)で包装する際に、包装紙に糊を付着させるのに用いられる糊噴射装置に関する。
従来、菓子折り箱のような直方体の形状を呈する製品を一枚の長方形状の包装紙で包装する包装として、包装紙を製品に胴巻きし、製品の両端より突出する包装紙の筒状張出し端部についてはその側縁部分を製品の端面に沿って折り込むとともに当該端部の上下縁部分を製品の端面に沿って折り込む上包み包装が知られている(特許文献1参照)。
上記の上包み包装においては、一般に図4に示すような包装工程を辿って、製品の周りに包装紙が折り込まれる。即ち、多数枚の包装紙Sが積み重ねられた状態で用意され(行程(1))、包装すべき製品Cについても縦に積まれた状態で集積されて用意される(行程(2))。集積されている製品Cは、例えばその最も下に位置しているものから1個ずつ送り出され(行程(3))、包装紙Sについては、最も上の1枚がスタックから送り出す準備がされる(行程(4))。
行程(3)において突き上げ位置に送られた製品Cは、下からエレベータなどの昇降装置によって上方に持ち上げられる(行程(5))。行程(4)で準備がされた包装紙Sが、製品Cの突き上げ経路上に送り出される(行程(6))。製品Cは、上方に置かれた包装紙Sに向って更に突き上げられ、製品Cの天面c1及びそれに交差する両側面c2,c2が、当該突き上げに伴って折り込まれる包装紙Sの天面部分s1及び側面部分s2,s2で覆われる(行程(7))。
包装紙Sの片方のフラップ部分s3を折り込むことにより製品Cの底面c3の一部が覆われ、同時に包装紙Sの一方の横側縁部分s6を製品の端面c4に沿って折り込む(行程(8))。その後、包装紙Sの他方のフラップ部分s3を折り込むことにより製品Cの底面c3の残りの部分が覆われるとともに、折り込んだ先端が先に折り込まれたフラップ部分s3上に重なる。包装紙Sの他方の横側縁部分s6が製品の端面c4に沿って折り込まれ、また、包装紙Sの上側縁部分s4,s4が上方に折り返される(行程(9))。
包装紙Sの下側縁部分s5,s5が製品Cの端面c4,c4上に折り曲げられてその一部を覆うとともに、上方に折り返された上側縁部分s4,s4が水平状態に折り戻される(行程(10))。製品Cが包装紙S共々、上方に押し上げられることによって、水平状態にある上側縁部分s4,s4が下に向って製品Cの端面c4,c4上に折り曲げられて端面c4,c4上の残る部分を覆うとともに、折り込んだ先端が既に製品Cの端面c4,c4上に折り曲げられている下側縁部分s5,s5上に重なる(行程(11))。
上側縁部分s4,s4の折込み(行程(11))において、サイド折りの場合には、上側縁部分s4,s4が下側縁部分s5,s5上に折り重ねられて製品Cの端面c4,c4をはみ出さすことなく覆う状態になったときに包装が完了し、包装済みの製品Cが下から積み重ねられる(行程(11s))。アンダーホールドの場合には、上側縁部分s4,s4及び下側縁部分s5,s5の高さが製品Cの端面c4,c4の高さよりも高いので、最後の行程で上側縁部分s4,s4が製品Cの底面c3にまで折り曲げられ、既に折り込まれたフラップ部分s3,s3に重ねられる(行程(11u))。重ねられた包装済みの製品Cは、後行程(例えば、段ボール箱詰め行程)に搬出される(行程(12))。上包み包装においては、包装紙Sの折込みは、製品Cを包装紙Sとともに横方向(水平方向)に移動させるときに、相対的な動きを利用して、折り具によって行われる。
包装紙の重なり部分に糊等を付着して糊付けすることで、製品Cの包装紙Sによる包装体Pが完成する(図4の行程(11)に示す状態)。この上包み包装は、菓子折り箱のみならず、書籍などの直方体状のものであれば、そうした物品の包装に適用可能である。
こうした上包み包装には、糊ガンと称される糊噴射具(糊噴射ノズル)を備えた糊の噴射装置が適用されている。図5及び図6は、上包み包装機において、糊噴射具が組み込まれた包装紙供給装置の側面図及び正面断面図(図5のA−A断面図)である。製品Cを包むべき包装紙Sに糊付けするために、糊を吹き付ける糊噴射具としての糊ガン61が包装紙供給装置60の一側の定位置に設けられている。糊ガン61は、製品Cの縦方向の搬送経路と交差する位置に搬送される包装紙Sに向かって接着剤としての糊を噴射し、包装紙Sの下側縁部に沿った位置にライン状等の必要な適宜パターンで糊Gが付着される。包装物Sの底面に包装紙の一方のフラップ部分を折り込んだ後に、糊Gが付着された他方のフラップ部分を折り込むときに、包装紙Sの重なり合う部分が糊Gで接着される(図4の胴巻き行程である行程(9)を参照)。その後、製品Cの前後方向に突き出した側縁部分(耳部ともいう)が折り込まれ、このとき、所定位置に固定された別の糊ガンにより接着剤が噴射され、移動する包装材Sの上側縁部分の内側に糊が付着される。折り上げた下側縁部分に、糊が付着された上側縁部分を折り重ねる(図4のサイド折り行程である行程(10)〜(11)を参照)ことで、上下の両側縁部分の重なり合う部分が接着されて、包装工程が終了する。
上述した各糊ガンは、接着剤の噴射後所定時間内に接着剤を再噴射しないと、ノズルに残留した微量の接着剤が乾燥して、ノズルが詰まってしまうことがある。そこで、従来からノズルの詰まりを防止するための各種のノズル詰まり防止装置が提案されている。一例として、接着剤を噴射するときにはノズルを液面上に露出させ、接着剤を噴射しないときにはノズルを液面下に没入させることでノズルに残留する接着剤の乾燥を防止し、それによって噴射ノズルの詰まりを防止する装置が提案されている(特許文献2参照)。この種のノズル詰まり防止装置は、糊の乾燥防止のため、ノズルの周囲に設けられ該ノズルとの間に液体を収容する間隙を形成するとともに、該ノズルと対向する位置に開口を有するケーシングと、間隙に収容された液体の水位を下降させてノズルを液面上に露出させるとともに、この液体の水位を上昇させてノズルを液面下に没入させる水位調節装置を備えている。
糊の乾燥防止のため、ピストン・シリンダのようなシールを必要とする摺動機構によって水位を変更することで噴射ノズルを水面に対して出没させる方式では、シールからの水の漏出を完全に防止することは難しい。したがって、水位の変更を繰り返しているうちに水量が減少するので、常に水の補充に注意を払う必要がある。また、水位の変化を大きく出すために、ノズルの先端部の周囲を覆う円筒部を設けると、ノズルを外部から点検すること、或いはメンテナンスが困難になる。
本出願人においても、既に、糊の乾燥対策を施した糊噴射装置を提案している(特許文献3)。この提案による糊噴射装置は、噴射可能なノズルを備えた糊ガン本体、前記ノズルが水収容部内に配置された状態で前記糊ガン本体に取り付けられた水カップ、及び前記ノズルの前記噴射孔が前記水カップの前記水収容部に収容された水面上に出る第一位置と水面下に没する第二位置との間で前記水カップを傾斜させる作動機構を備えている。この糊噴射装置では、作動機構が作動して水カップを傾斜させると、水カップ内の水は水カップの形状に応じて形を変えるが水面は水平に保たれることが利用される。即ち、水カップの第一位置では、水カップ内に配置されたノズルは、水カップの傾斜姿勢に応じて水の水面上に露出する状態となり、水面上に出ているノズルの噴射孔から糊を噴射させることが可能である。水カップの第二位置では、ノズルは、水カップの姿勢に応じて水の水面下に没する状態となるので、ノズルに残存する糊が乾燥して硬化する或いは噴射孔を詰まらせることを防止することが図られている。
特許文献3に記載されている糊噴射装置によれば、糊を噴射しない時期には、水カップを第二位置にもたらすことで、ノズル先端又は噴射した後に微量に残った糊が硬化することに起因したノズル詰まりを未然に効果的に防止できるものであるが、構成部品が多く、機構が複雑になる点や、メンテナンスが煩雑であるという点で改善の余地がある。
特開昭62−78017号公報(第2頁第4行〜同頁第11行、第3図) 特開2001−70836号公報([0027]〜[0028]、図3、図4) 特開2006−213379号公報([0026]〜[0027]、図1、図4)
そこで、直方体状の製品を包装紙で包装する上包み包装において、糊を噴射するという必要最小限の構成については維持するが、構造を変更する或いは構造を追加するというようなハード上の対応を可及的に少なくして、糊の吹き飛ばしというソフト面を含めての改良により、糊の噴射ノズルの詰まりを防止する点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、上記課題を解決することであり、噴射ノズルとその周辺構造としては糊の噴射に必要最小限な構造を備えることで足り、糊の噴射ノズルの詰まり防止のための特別の構造を可及的に少なくし、したがって、そうした特別の構造のために部品数の増加を抑えて製造コストを安価に維持するとともに、メンテナンスについても作業が増加して煩雑になるというようなことがない、上包み包装における糊噴射装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明による上包み包装における糊噴射装置は、噴射口に供給される液状の糊を包装紙に付着させるために当該糊を前記噴射口から噴出されるミストエアによって霧状の糊として前記包装紙に向かって噴射する噴射ノズルと、糊タンクから液状の糊を前記噴射ノズルに供給する糊供給系統と、エア源からミストエアを前記噴射ノズルに供給するミストエア供給系統と、前記糊供給系統における糊の供給と前記ミストエア供給系統におけるミストエアの供給を制御して、前記噴射ノズルからの糊の噴射タイミングを制御する制御装置を備えている上包み包装における糊噴射装置において、前記糊供給系統は、前記糊タンクに貯蔵されている液状の糊を圧送するポンプと、当該ポンプの出口側に設けられていて、前記制御装置からの動作指令を受けて駆動されて前記ポンプから圧送される糊を増圧し、当該増圧された糊を前記噴射ノズルに向けて圧送する増圧ポンプとを備えていること、を特徴としている。
この上包み包装における糊噴射装置によれば、制御装置が糊供給系統における糊の供給と、ミストエア供給系統におけるミストエアの供給とを制御しているので、噴射ノズルにおける糊の噴射タイミングが制御されて、必要な時期に糊が包装紙に向けて噴射される。糊供給系統は、糊タンクに貯蔵されている液状の糊を圧送するポンプと、当該ポンプの出口側に設けられていて、制御装置からの動作指令を受けて駆動されて、ポンプから圧送される糊を増圧し当該増圧された糊を噴射ノズルに向けて圧送する増圧ポンプとを備えているので、ポンプは、糊タンクに貯蔵されている液状の糊を吸い上げて圧送し、増圧ポンプが駆動されるときは、ポンプによって圧送された糊の圧力が増圧される。噴射ノズルの噴射口において糊が乾燥するために詰まりが生じる或いはその可能性がある場合には、制御装置は増圧ポンプに動作指令を出して増圧ポンプを駆動することで、噴射口に微量に残っている糊(残留糊)を当該増圧ポンプから吐出される圧力の高い糊によって一緒に吹き飛ばすことができる。
この上包み包装における糊噴射装置において、前記糊供給系統は、前記ポンプの前記出口側に設けられていて前記制御装置からのオン・オフ指令に基づいて前記増圧ポンプへの経路を開閉する圧力スイッチを備えることができる。制御装置はポンプの出口側に設けられている圧力スイッチにオン・オフ指令の信号を送り、圧力スイッチが当該オン・オフ指令に基づいて増圧ポンプへの経路を開閉することで、その経路の開のタイミングで糊が噴射ノズルへ送られる。制御装置が圧力スイッチを制御することで糊の圧送タイミングが制御され、包装紙への糊の付着領域(長さ、パターン)が制御される。制御装置が圧力スイッチを制御して当該圧力スイッチから吐出される糊は、同じく制御装置からの動作指令で駆動される増圧ポンプによって増圧される場合には増圧された圧力で噴射ノズルに向けて圧送される。
また、この上包み包装における糊噴射装置において、前記ポンプは前記エア源から供給されるエアによって駆動されており、前記ポンプが吐出する糊の圧力を調整するため、前記エア源から前記ポンプに供給される前記エアを調整する糊圧レギュレータを設けることができる。糊圧レギュレータによってエア源からポンプへの駆動用のエアの供給を調整することでポンプから吐出される糊の圧送圧力が調整され、単位時間当たりに圧送される糊の量を調整することができる。
この上包み包装における糊噴射装置において、前記ミストエア供給系統は、前記エア源と前記噴射ノズルとの間の経路に介装されていて前記制御装置からのオン・オフ指令に基づいて前記経路を開閉する電磁弁と、当該電磁弁の出口側に設けられていて前記噴射ノズルへのミストエアの流量を調節する流量調整弁を備えることができる。制御装置は電磁弁にオン・オフ指令の信号を送り、電磁弁が当該オン・オフ指令に基づいて噴射ノズルへのミストエア供給経路を開閉する。電磁弁の出口側には流量調整弁が設けられており、流量調整弁の設定によって、圧力を持ったエア源から噴射ノズルへのミストエアの流量が調整され、当該流量が調整されたミストエアが噴射ノズルに供給される。
この上包み包装における糊噴射装置において、前記制御装置は、上包み包装の停止に対応して前記噴射ノズルからの糊の噴射を停止していた場合、当該糊の噴射の停止後における糊の噴射の再開の際に、最初の1回目の糊の噴射時に前記増圧ポンプを駆動させることができる。上包み包装の停止に対応して、噴射ノズルからの糊の噴射を比較的長い時間に亙って停止していた場合には、噴射ノズルの噴射口に残る糊は乾燥して噴射口詰まらせる可能性が高い。そこで、制御装置が、当該糊の噴射の停止後における糊の噴射の再開の際に、最初の1回目の糊の噴射時に増圧ポンプを駆動させることで、噴射口詰まらせている可能性が高い残留糊を増圧ポンプから吐出される圧力の高い糊によって吹き飛ばすことができる。
この上包み包装における糊噴射装置において、前記制御装置は、上包み包装の運転中において、前記ポンプによる糊の設定された噴射圧力が通常の設定噴射圧力よりも低い場合、又は前記噴射ノズルからの糊の噴射が一時的に止まっている待機間隔が通常の設定待機間隔よりも長い場合に、糊の噴射時に前記増圧ポンプを駆動させることができる。上包み包装が通常の連続包装として行われており、包装すべき製品の送り込み等に応じて噴射ノズルからの糊の噴射が行われている場合であっても、ポンプによる糊の設定された噴射圧力が通常の設定噴射圧力よりも低いときには、噴射ノズルの噴射口に糊が残りやすい。また、製品の送り込み速度が遅い等のために噴射ノズルからの糊の噴射が行われない待機間隔が通常の設定待機間隔よりも長いときには、糊が乾燥し勝ちになる。そこで、このような場合には、制御装置が糊の噴射時に増圧ポンプを駆動させることで、噴射口において残存し易く又乾燥し勝ちな微量な糊を増圧ポンプから吐出される圧力の高い糊によって吹き飛ばすことができる。
この上包み包装における糊噴射装置において、前記制御装置は、前記増圧ポンプを駆動させる場合、前記ポンプによる糊の噴射期間のうち当初期間のみ前記増圧ポンプを駆動させることができる。噴射口に残る糊を増圧ポンプから吐出される圧力の高い糊によって吹き飛ばすには、制御装置は、噴射期間の全部に亙って増圧ポンプを作動する必要はなく、ポンプによる糊の噴射期間のうち当初期間のみの増圧ポンプを駆動させることで充分である。このように増圧ポンプによる噴射期間を制御することで、糊の無駄な消費を抑えることができる。
この発明による上包み包装における糊噴射装置は、上記のように構成されているので、制御装置が糊供給系統における糊の供給とミストエア供給系統におけるミストエアの供給を制御することで、噴射ノズルにおける糊の噴射タイミングが制御されて包装紙に対して必要とされる時期に糊が噴射される。しかも、本糊噴射装置は、糊供給系統において糊タンクに貯蔵されている液状の糊を圧送するポンプに加えて、当該ポンプの出口側に設けられていて、制御装置からの動作指令を受けて駆動されて、ポンプから圧送される糊を増圧し当該増圧された糊を噴射ノズルに向けて圧送する増圧ポンプを備えているので、噴射ノズルの噴射口において糊が乾燥するために詰まりが生じる或いはその可能性がある場合には、増圧ポンプが制御装置からの動作指令を受けて駆動され、噴射口に微量に残っている糊(残留糊)は当該増圧ポンプから吐出される圧力の高い糊によって一緒に吹き飛ばされる。このように、本発明によれば、噴射口に糊が残らないので、乾燥する糊で噴射口が詰まることのない上包み包装における糊噴射装置を提供することができる。また、本糊噴射装置によれば、直方体状の製品を包装紙で包装する上包み包装において、噴射ノズル及びその周辺構造として、糊の噴射に必要最小限な構造を備えることで足り、噴射ノズルでの糊の詰まり防止のための特別な構造としては、糊の乾燥を防止するために水を溜める構造を有せず、増圧ポンプに関するものだけであるというように構成部品が可及的に少なくなっており、糊の吹き飛ばしというソフト面を含めての改良により糊の噴射ノズルの詰まりを防止している。したがって、本糊噴射装置によれば、部品数の増加を抑えて製造コストを安価に維持するとともに、メンテナンスについても増圧ポンプについての作業以外に作業が増加して格別に煩雑になるというようなことがない、上包み包装における糊噴射装置を提供することができる。
図1は、この発明による上包み包装における糊噴射装置に用いられる糊噴射用の糊ガンの噴射ノズル部分を拡大して示す縦断面図である。 図2は、この発明による上包み包装における糊噴射装置の糊及びミストエアの供給系統図である。 図3は、この発明による上包み包装における糊噴射装置の通常の糊噴射及び残留糊の吹き飛ばしの動作を説明する説明図である。 図4は、上包み包装における包装手順を説明する包装行程図である。 図5は、上包み包装機において、糊の噴射装置が組み込まれた包装紙供給装置の側面図である。 図6は、図5に示す包装紙供給装置のA−A断面図である。
以下、添付した図面に基づいて、この発明による上包み包装における糊噴射装置の実施例を説明する。図1はこの発明による上包み包装における糊噴射装置に用いられる糊噴射用の糊ガンの噴射ノズル部分を拡大して示す縦断面図である。
図1に示すように、糊ガン1の噴射ノズル2は、先端が円錐状の形状をしており、中央先端に糊噴射のための噴射口3が開口している。噴射ノズル2の側面には糊のための流入口4が開口しており、糊経路5は、流入口4から径方向に中心に至る横経路6と、横経路6の奥端から噴射ノズル2の中心に沿って噴射口3に向って延びる縦経路7から形成されている。
噴射ノズル2の側面には、ミストエアの流入のための流入口8が、糊の流入口4よりも噴射口3側に寄った位置に開口している。ミストエアの経路9は、噴射ノズル2の側面の流入口8から径方向に中心に向って延びる横経路10と、横経路10の奥端から噴射ノズル2の縦方向に沿って延びて、噴射ノズル2の棚部16に開口する縦通路11と、噴射ノズル2の先端の円錐状周面13の周りに形成されている円錐状通路12とから形成されている。噴射ノズル2の先端円錐状部分には、円錐状のキャップ14が棚部16の外側近傍の雄ねじ部17にねじ込まれて液密に固定されており、円錐状通路12は円錐状周面13とキャップ14の円錐状の内周面15との間のコーン状の空間として形成されている。
このように構成されている糊ガン1の噴射ノズル2によれば、ミストエアの経路9を経てミストエアが噴射口3から噴射されると、ミストエアの噴出によって、噴射口3付近が負圧となる。糊経路5を経て同じく噴射口3から噴射される糊は、ポンプからの噴射圧力のみならず、かかる負圧によって吸い出される作用を受ける。糊は、噴射口3から噴射ノズル2の前方に置かれた包装紙に向って霧状となって拡散・噴射され、包装紙の必要とされる領域に付着される。
図2は、この発明による上包み包装における糊噴射装置の糊、ミストエア及び吹き飛ばしエアの供給系統図である。図2に示すように、霧状の糊を噴射する噴射ノズル2には、液(流動)状の糊を供給する糊供給系統20と、糊を霧状にするミストエアを供給するミストエア供給系統30とが接続されている。本発明の特徴的な部分は、糊供給系統20に現れている。したがって、本発明の実施において、噴射ノズル2自体には、特別な構造の変更や追加はない。
糊供給系統20は、糊タンク21から液状の糊を噴射ノズル2に供給する系統であり、液状の糊を貯蔵する糊タンク21と、糊タンク21に貯蔵されている液状の糊を噴射ノズル2に向けて圧送するポンプ22と、ポンプ22の出口側に設けられていて制御装置50からのオン・オフ指令に基づいて噴射ノズル2への経路を開閉する圧力スイッチ23を備えている。ポンプ22は、糊タンク21に貯蔵されている液状の糊を常時吸い上げて噴射ノズル2側に向けて圧送している。圧力スイッチ23は、ポンプ22から吐出される糊の圧力(入力圧力)が設定範囲にあるときにその圧力で糊を吐出可能に定める素子であって、実際に糊を吐出する出力タイミングは制御装置50からの指令に基づいて行われる。
ポンプ22は、エア源19からのエアの供給を受けて駆動されるエア駆動型のポンプである。ポンプ24へのエアの供給はレギュレータによって調整される。この例では、レギュレータは、エア源19とポンプ22との間において、糊送り圧力調整が弱に設定されているレギュレータ24aと、糊送り圧力調整が強に設定されているレギュレータ24bとが並列に設けられて成り、制御装置50からの選択信号によってレギュレータ24aとレギュレータ24bのうちいずれかが選択される。したがって、レギュレータを選択することで、ポンプ22による糊の圧送圧力が選択され、単位時間当たりに圧送される糊の量を変更することができる。具体的には、レギュレータ24によるエア圧の圧力選択と、それに応じてなされる圧力スイッチ23の設定とで、噴射ノズル2から噴射される糊の噴射量と噴射時期(噴射タイミング)を選択・制御することができる。
ポンプ22の出口側の経路において、圧力スイッチ23と噴射ノズル2との間に増圧ポンプ25が設けられている。制御装置50は、圧力スイッチ23にオン・オフ指令の信号を送り、圧力スイッチ23が当該オン・オフ指令に基づいて噴射ノズル2への経路を開閉することで、必要な時期・タイミングでポンプ22からの糊が増圧ポンプ25に向けて送られる。増圧ポンプ25は、制御装置50からの動作指令を受けて駆動されて、流入する糊の圧力を高めるので、増圧された糊が噴射ノズル2に向けて圧送される。噴射ノズル2からは増圧された糊が噴射されるので、噴射口3において糊が微量に残留していたとしても、そうした残留糊は高い圧力で噴射される糊と一緒に吹き飛ばされる。
ミストエア供給系統30は、エア源19からミストエアを噴射ノズル2に供給する系統であり、エア源19と噴射ノズル2との間の経路に介装されていて制御装置50からのオン・オフ指令に基づいて当該経路を開閉する電磁弁31と、電磁弁31の出口側に設けられていて噴射ノズル2へのミストエアの流量を調節する流量調整弁32を備えている。制御装置50が電磁弁31にオン・オフ指令の信号を送ることで、電磁弁31が当該オン・オフ指令に基づいて噴射ノズル2へのミストエア供給経路を開閉することになり、噴射ノズル2からの霧状の糊の噴射又は噴射停止が制御される。当該経路において、電磁弁31の出口側に設けられている流量調整弁32は、その設定によって、圧力を持ったエア源19から噴射ノズル2へのミストエアの流量を調整する。噴射ノズル2には当該流量が調整されたミストエアが供給され、糊のミスト化の程度や霧状の噴射の勢が調整される。
この上包み包装における糊噴射装置の動作状態が図3に示されている。図3(a)は包装紙への糊の通常の噴射動作を説明する図であり、図3(b)は、噴射ノズルに残る残留糊の吹き飛ばし動作を説明する図である。また、図3(c)は噴射ノズルからの糊噴射動作をする際の糊噴射圧力の時間変化の一例を示すタイムチャートであり、図3(d)は糊噴射圧力の時間変化の別の例を示すタイムチャートである。
図3(a)に示すように、糊の通常の噴射動作時には、制御装置50は、噴射ノズル2の噴射先に送られてきている包装紙Sに糊を付着させるべき時に合わせて、糊供給系統20とミストエア供給系統30とを作動させる。具体的には、包装紙Sに糊を付着させる必要があるときには、制御装置50は、糊供給系統20の圧力スイッチ23をオンとし、ミストエア供給系統30の電磁弁32をオンとすることで、糊供給系統20からは糊が、そしてミストエア供給系統30からはミストエアが噴射ノズル2に供給される。制御装置50からの増圧ポンプ25への動作指令はオフとされる。圧力スイッチ23と電磁弁32のオンの時期を制御することで、噴射ノズル2における糊の噴射タイミングが制御されて、必要とされる時期に糊が包装紙Sに向けて噴射される。噴射ノズル2からは糊が霧状になって包装紙Sに吹きつけられ、糊が所定の領域(長さ)に付着される。
図3(b)に示すように、残留糊を吹き飛ばすべき動作時には、制御装置50は、糊供給系統20とミストエア供給系統30を動作させる中で、増圧ポンプ25をも動作させる。具体的には、制御装置50は、糊供給系統20の圧力スイッチ23をオンとし、ミストエア供給系統30の電磁弁32をオンとする中で、更に増圧ポンプ25へ動作指令もオンとする。ミストエア供給系統30によるミストエアの供給が継続される中で、ポンプ22によって圧送された糊が増圧ポンプ25によって更に増圧されて、高い圧力の糊が噴射ノズル2へ送られる。噴射ノズル2の噴射口3に微量に糊(残留糊Gr)が残っている場合でも、増圧された糊が噴射口3から噴出されるときに残留糊Grが一緒に吹き飛ばされ、糊が噴射口3内で固まって詰まりを生じさせることがない。増圧ポンプ25をも動作させるときの包装紙Sの状況としては、残留糊Grが大きくなっていると推定される場合には噴射ノズル2の噴射先に包装紙Sが存在しない状況で増圧ポンプ25を動作させるのが好ましい。残留糊Grが充分小さいと推定される場合には、包装紙Sが噴射ノズル2の噴射先に存在する通常包装時に増圧ポンプ25を動作させることもできる。
図3(c)に示すように、上包み包装の停止に対応して、噴射ノズル2からの糊の噴射を一定期間以上、停止していた場合には、噴射ノズル2の噴射口3には残留糊Grが生じている可能性が高い。そうした場合には、制御装置50は、当該糊の噴射の停止後における糊の噴射の再開の際に、最初の1回目の糊の噴射時に増圧ポンプ25を駆動させることが好ましい。通常の噴射圧力P1に増圧分ΔPが加圧される。増圧ポンプ25の駆動期間は、糊の噴射期間Tの全期間であってもよいが、噴射期間Tのうち当初の噴射期間ΔTのみとしてもよい。上包み包装が運転再開されその運転の間欠動作の中で噴射が止まっている期間T1の経過後、通常の上包み包装が継続される中で行われる次の噴射からは、増圧ポンプ25を駆動させることなく糊供給系統20とミストエア供給系統30を動作させて、包装紙Sに糊を付着させることができる。
図3(d)に示すように、上包み包装の運転中において、ポンプ22によって噴射されるについて設定された噴射圧力P2が通常の噴射圧力として設定される噴射圧力P1よりも低い(噴射圧力P2<P1)場合、又は製品Cの包装機への送り込み間隔が通常の送り込み間隔よりも長く、そのために噴射ノズル2からの糊の噴射が止まっている待機間隔T2が通常の待機間隔として設定される待機間隔T1よりも長い(間隔T2>間隔T1)場合には、噴射ノズル2の噴射口3には残留糊Grが生じている可能性がある。そうした場合にも、制御装置50は、糊の噴射時に増圧ポンプ25を駆動させることが好ましい。増圧ポンプ25を駆動させるのは、毎回の噴射毎とするのが好ましいが、所定噴射回数ごと或いは所定時間経過した後の噴射時としてもよい。また、増圧ポンプ25の駆動期間は、糊の噴射期間Tの全期間であってもよいが、噴射期間Tのうち当初の噴射期間ΔTのみとしてもよい。
噴射ノズル2の噴射方向であって包装紙Sの移動経路を越えた先には、吹き飛ばされた糊Grを付着することができる糊付着板55が配設されている。吹き飛ばされた糊Grは、包装紙Sに付着させない場合、包装機の周囲を汚す可能性がある。噴射ノズル2の噴射方向であって包装紙Sの移動経路を越えた先に糊付着板55を配設することで、包装紙Sが移動した後に吹き飛ばされた糊Grを糊付着板55に付着させることができる。したがって、包装機の周囲は、吹き飛ばされた糊Grで汚されることがなく、清潔さを保つことができる。
1 糊ガン 2 噴射ノズル 3 噴射口
4 流入口 5 糊の経路 6 横経路
7 縦経路 8 流入口
9 ミストエアの経路 10 横経路 11 縦通路
12 円錐状通路 13 円錐状周面 14 キャップ
15 内周面 16 棚部 17 雄ねじ部
19 エア源
20 糊供給系統 21 糊タンク 22 ポンプ
23 圧力スイッチ 24a,24b レギュレータ
25 増圧ポンプ
30 ミストエア供給系統 31 流量調整弁 32 電磁弁
50 制御装置 55 糊付着板
60 包装紙供給装置 61 糊ガン
S 包装紙 s1 天面部分 s2,s2 側面部分
s3,s3 フラップ部分 s4,s4 上側縁部分
s5,s5 下側縁部分 s6,s6 横側縁部分
C 製品 c1 天面 c2,c2 側面
c3 底面 c4,c4 端面
P 包装体 G 糊 Gr 残留糊
T 糊の噴射期間 T1,T2 待機間隔 ΔT 当初の噴射期間
P1,P2 噴射圧力 ΔP 増圧分

Claims (7)

  1. 噴射口に供給される液状の糊を包装紙に付着させるために当該糊を前記噴射口から噴出されるミストエアによって霧状の糊として前記包装紙に向かって噴射する噴射ノズルと、 糊タンクから液状の糊を前記噴射ノズルに供給する糊供給系統と、
    エア源からミストエアを前記噴射ノズルに供給するミストエア供給系統と、
    前記糊供給系統における糊の供給と前記ミストエア供給系統におけるミストエアの供給を制御して、前記噴射ノズルからの糊の噴射タイミングを制御する制御装置
    を備えている上包み包装における糊噴射装置において、
    前記糊供給系統は、前記糊タンクに貯蔵されている液状の糊を圧送するポンプと、当該ポンプの出口側に設けられていて、前記制御装置からの動作指令を受けて駆動されて前記ポンプから圧送される糊を増圧し、当該増圧された糊を前記噴射ノズルに向けて圧送する増圧ポンプとを備えていること、
    を特徴とする上包み包装における糊噴射装置。
  2. 前記糊供給系統は、前記ポンプの前記出口側に設けられていて前記制御装置からのオン・オフ指令に基づいて前記増圧ポンプへの経路を開閉する圧力スイッチを備えていること、を特徴とする請求項1に記載の上包み包装における糊噴射装置。
  3. 前記ポンプは前記エア源から供給されるエアによって駆動されており、前記ポンプが吐出する糊の圧力を調整するため、前記エア源から前記ポンプに供給される前記エアを調整する糊圧レギュレータが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の上包み包装における糊噴射装置。
  4. 前記ミストエア供給系統は、前記エア源と前記噴射ノズルとの間の経路に介装されていて前記制御装置からのオン・オフ指令に基づいて前記経路を開閉する電磁弁と、当該電磁弁の出口側に設けられていて前記噴射ノズルへのミストエアの流量を調節する流量調整弁を備えていること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の上包み包装における糊噴射装置。
  5. 前記制御装置は、上包み包装の停止に対応して前記噴射ノズルからの糊の噴射を停止していた場合、当該糊の噴射の停止後における糊の噴射の再開の際に、最初の1回目の糊の噴射時に前記増圧ポンプを駆動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の上包み包装における糊噴射装置。
  6. 前記制御装置は、上包み包装の運転中において、前記ポンプによる糊の設定された噴射圧力が通常の設定噴射圧力よりも低い場合、又は前記噴射ノズルからの糊の噴射が一時的に止まっている待機間隔が通常の設定待機間隔よりも長い場合に、糊の噴射時に前記増圧ポンプを駆動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の上包み包装における糊噴射装置。
  7. 前記制御装置は、前記増圧ポンプを作動させる場合、前記ポンプによる糊の噴射期間のうち当初期間のみ前記増圧ポンプを駆動させることを特徴とする請求項5又は6に記載の上包み包装における糊噴射装置。
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