JP6591298B2 - 巻回装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電池又はコンデンサを形成するための帯状の素子フィルムをコアに巻回する巻回装置に関する。
従来から、帯状のセパレータ、正電極、及び負電極(素子フィルム)をコア(芯)に巻き取り、巻き取った巻回体を電解液に浸漬し、セパレータと正電極及び負電極との隙間に電解液を注入して電池等を製造している。
図39において、符号120は、原反210、212、214、216から送られたセパレータ200、202、正電極204、負電極206をコア108に巻回していく巻回機構122を有する巻回装置である。
巻回装置120は、位置S1において、図40に示すコア108が回転治具に取り付けられた状態で、図示しない粘着テープによりセパレータ200及び202の先端付近がコア108に固定され、コア108が複数回回転させられる。
コア108は、市販の既製品が使用され、又は、別工程において製造されたものが使用される。
その後、セパレータ200の外周面及びセパレータ202の内周面に正電極204が積層され、セパレータ202の外周面及びセパレータ200の内周面に負電極206が積層されて、コア108が回転駆動させられ、巻回体が形成される。
巻回体が形成された後には、図示しないカッタによりセパレータ200等が切断される。また、コア108は、図39に示す位置S2において、図示しない粘着テープにより、セパレータ200等の後端付近の内周面がセパレータ200等の外周面に固定され、図40(b)に示す巻回製品109が形成される。その後、回転治具は、位置S3において、巻回製品109から抜き出され、巻回製品を取り出す。なお、正電極204及び負電極206には、それぞれ取り出し電極が取り付けられる。
巻回製品109は、次工程に搬入され、次工程において、図41に示す電池缶130に入れられ、電解液が、セパレータと正電極及び負電極との隙間に、電池缶130の開口部側から(上方から)注入され、電池が形成される。
ここで、セパレータ200等をコア108に巻回する前にセパレータ200等の先端付近に粘着テープを貼着する機構(図示しない)と、セパレータ200等をコア108に巻回した後にセパレータ200等の後端付近に粘着テープを貼着する機構(図示しない)とは、別個に構成されている。このため、設備コストが嵩むこととなった。
また、コア108を用いて巻回製品109を製造する場合、市販のコア108が用いられ、又は、別工程において製造されたものが用いられるが、コア108を巻回装置120の回転治具に取り付ける手間が必要であるため、巻回製品109の製造コストが嵩むこととなった。
なお、巻回装置において、巻軸にセパレータ等を巻回して切り離し、粘着テープを貼着して巻回素子を形成する旨を記載した文献が存在する(特許文献1及び2参照。)。しかし、コアの製造を目的とする本願発明に関連するものは存在しない。
特開2014−133652号公報 特開2014−6991号公報
本発明の目的は、セパレータ200等の先端付近等に粘着テープを貼着する機構をコンパクト化して設備コストを低減し、コアを巻回装置の回転治具に取り付ける必要のない巻回装置を提供することである。
本発明の巻回装置は、コアを形成するためのコア用フィルムをコア巻芯に巻回するコア巻回機構と、前記コア巻芯に巻回したコア用フィルム巻回体の後端付近を巻き留めする端部固定機構と、帯状の素子フィルムを前記コアに巻回するフィルム巻回機構と、前記端部固定機構を前記フィルム巻回機構の近辺に移動させる固定機構移動手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の巻回装置は、前記巻回装置において、前記コア巻回機構は、回転中心軸及び外周面を有し、該外周面の周囲の空気を吸引する第一吸引体と、前記第一吸引体を、回転中心軸のまわりに回転させる第一回転手段と、前記コア用フィルムの先端付近を前記第一吸引体の外周面に位置決めする第一位置決め手段と、前記第一吸引体が所定の回転角だけ回転させられて巻回されたコア用フィルム巻回体の後端を切断する第一切断手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の巻回装置は、前記巻回装置において、前記端部固定機構は、回転中心軸及び外周面を有し、該外周面の周囲の空気を吸引する第二吸引体と、前記第二吸引体を回転中心軸のまわりに回転させる第二回転手段と、粘着テープ用フィルムの先端付近を前記第二吸引体の外周面に位置決めする第二位置決め手段と、前記第二吸引体が所定の回転角だけ回転させられて巻回された粘着テープ用フィルムの後端付近を切断する第二切断手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の巻回装置は、前記巻回装置において、前記コア巻回機構によって形成したコアを、前記フィルム巻回機構の近辺へ移動させるコア移動手段と、前記フィルム巻回機構の近辺へ移動させた前記コアの近辺に前記端部固定機構を移動させる固定機構移動手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の巻回装置によれば、コア巻芯に巻回したコア用フィルム巻回体の後端付近を巻き留めする端部固定機構を、固定機構移動手段により、フィルム巻回機構の近辺に移動させることができる。このため、一つの端部固定機構により、少なくとも、コア用フィルム巻回体の後端付近を巻き留めすること、及び、コアに巻回する素子フィルムの先端付近をコアに固定すること、を行うことができる。このため、コア用フィルム巻回体の後端付近を巻き留めする機構、及び、コアに巻回する素子フィルムの先端付近をコアに固定する機構を別個に設ける必要がなく、設備コストを低減できる。
また、コア用フィルム巻回体の後端付近を巻き留めすることにより、巻回装置においてコアを製造することができる。このため、コアを巻回装置に取り付ける作業が不要となり、巻回製品の製造コストを低減できる。
本発明に係る巻回装置全体を示す正面図である。 本発明に係る巻回装置の第一吸引体を示す断面斜視図であり、同図(a)は一の実施形態を示し、同図(b)は他の実施形態を示す。 図1の巻回装置の第一吸引体を基盤に対して直角方向に移動させる機構を示す側面断面図である。 図1の巻回装置の第一吸引体を基盤に対して直角方向に移動させて基盤内に収めた状態を示す側面断面図である。 図1の巻回装置において、コア用フィルムの先端付近の位置決め手段の機構を示す拡大図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は右側面図である。 図1の巻回装置の第二吸引体近辺の機構を示す側面断面図である。 図1の巻回装置において、第一粘着テープの先端付近の位置決め手段の機構を示す拡大図であり、同図(a)は左側面図であり、同図(b)は正面図である。 図1の巻回装置の回転治具を基盤に対して直角方向に移動させる機構を示す側面断面図である。 図1の巻回装置のカッタユニット等を示す正面図である。 図1の巻回装置のカッタユニットを基盤に対して直角方向に移動させる機構を示す側面断面図である。 図1の巻回装置において、コア用フィルムの先端付近の位置決め手段の作動を示す正面図であり、同図(a)は吸引ノズルが待機する状態を示す図であり、同図(b)は吸引ノズルがコア用フィルム14を吸引した状態を示す図である。 図1の巻回装置において、コア用フィルムの先端付近の位置決め手段の作動を示す正面図であり、同図(a)は吸引ノズルがコア用フィルムを位置決めした状態を示す図であり、同図(b)は吸引ノズルが戻りながら第一吸引体が回転する状態を示す図である。 図1の巻回装置において、コア用フィルムの先端付近の位置決め手段の作動を示す正面図であり、同図(a)は吸引ノズルが戻りながら第一吸引体が回転してコア用フィルムを巻回する状態を示す図であり、同図(b)はカッタによってコア用フィルムを切断する状態を示す図である。 図1の巻回装置において、第一粘着テープの先端付近の位置決め手段の作動を示す正面図であり、同図(a)は位置決め治具が待機する状態を示す図であり、同図(b)は位置決め治具が第一粘着テープに接触した状態を示す図である。 図1の巻回装置において、第一粘着テープの先端付近の位置決め手段の作動を示す正面図であり、同図(a)は位置決め治具が第一粘着テープを位置決めした状態を示す図であり、同図(b)は位置決め治具が戻りながら第二吸引体が回転する状態を示す図である。 図1の巻回装置において、第一粘着テープの先端付近の位置決め手段の作動を示す正面図であり、同図(a)は位置決め治具が戻りながら第二吸引体が更に回転する状態を示す図であり、同図(b)はカッタによって第一粘着テープを切断する状態を示す図である。 図1の巻回装置において第二吸引体を第一吸引体に隣接させた状態を示す一部拡大正面図である。 図1の巻回装置により第一粘着テープをコアに貼着する状態を示す一部拡大正面図である。 同図(a)は、図1の巻回装置により第一粘着テープをコアに貼着した状態を示す一部拡大正面図であり、同図(b)は、把持手段がコアを挟持する状態を示す一部拡大正面図である。 把持手段がコアを押し潰す状態を示す一部拡大正面図である。 コアに回転治具を挿入した状態を示す一部拡大正面図である。 回転治具にコアを固定した状態を示す一部拡大正面図である。 コアを領域Aから領域Bへ移動させる状態を示す一部拡大正面図である。 コアが領域Bに移動した状態を示す一部拡大正面図である。 第二粘着テープをフィルム積層体の先端に貼着するために第二吸引体がZ軸方向に移動した状態を示す一部拡大正面図である。 第二粘着テープを形成した状態を示す一部拡大正面図である。 第二粘着テープをフィルム積層体の先端に貼着している状態を示す一部拡大正面図である。 フィルム積層体を巻回してフィルム積層体巻回体を形成した状態を示す一部拡大正面図である。 フィルム積層体を切断する状態を示す一部拡大正面図である。 フィルム積層体巻回体に第三粘着テープを貼着するためにフィルム積層体巻回体を領域Aへ移動させた状態を示す一部拡大正面図である。 フィルム積層体巻回体に第三粘着テープを貼着している状態を示す一部拡大正面図である。 フィルム積層体巻回体に第三粘着テープを貼着している状態を示す一部拡大正面図である。 フィルム積層体巻回体に第三粘着テープを貼着している状態を示す一部拡大正面図である。 フィルム積層体巻回体に第三粘着テープを貼着した状態を示す一部拡大正面図である。 第三粘着テープを貼着したフィルム積層体巻回体を領域Cへ移動させた状態を示す一部拡大正面図である。 本発明の巻回装置の他の実施形態を示す正面図である。 図35の巻回装置において、コアの後端を溶着するために溶着装置をZ軸正方向に移動させた状態を示す正面図である。 図35の巻回装置において、溶着装置がコアの後端を溶着する状態を示す正面図である。 従来の巻回装置を示す正面図である。 同図(a)は巻芯に素子フィルムを巻回する状態を示す正面図であり、同図(b)は製造した巻回製品を示す正面図である。 巻回製品によって電池を製造する状態を示す斜視図である。 同図(a)はフィルム積層体を形成するセパレータ等の先端が互いにずれる状態を示す拡大正面図であり、同図(b)は切断したフィルム積層体のセパレータ等の切断部が互いにずれる状態を示す正面図である。
本発明に係る巻回装置の実施形態について図面に基づいて説明する。図1において、符号10は、本発明に係る巻回装置であり、セパレータ、セパレータ、正電極及び負電極をコアに巻回する装置である。セパレータ及びセパレータは、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂から構成される。正電極及び負電極は、金属箔から構成され、又は、金属箔に帯状の樹脂を重ね合わせて構成される。
巻回装置10は、図1に示すように、略鉛直方向に配設され、アルミニウム合金や鋼などから成る基盤32を備えている。基盤32には、コア用フィルム14からコア(図1に図示しない。図20に符号16で示す。)を形成するコア巻回機構12と、コア用フィルム巻回体(図1に図示しない。図19に符号54で示す。)の後端等に第一粘着テープ等を貼着する端部固定機構500と、コア16に巻回したセパレータ200等の後端を切断するカッタユニット502と、帯状のセパレータ200、セパレータ202、帯状の正電極204、及び帯状の負電極206から成るフィルム積層体(素子フィルム)520をコア16に巻回していくフィルム巻回機構18と、製造したコア16をコア巻回機構12からフィルム巻回機構18へ送る搬送手段72と、が設置されている。
(コア巻回機構)
コア巻回機構12は、図1に示すように、外周面20を有し外周面20の周囲から空気を吸引するドラム状の第一吸引体22を備えている。第一吸引体22は、図2(a)に示すように、中空部34と、外周面20から中空部34まで貫通する複数の吸引孔38と、を有している。複数の吸引孔38が配列された範囲の回転中心軸C1方向の長さは、吸引するコア用フィルム14の幅よりも狭くなるように構成されている。なお、第一吸引体22は、図2(b)に示すように、中空部34と、外周面20から中空部34まで貫通する複数のスリット380と、を有してもよい。
第一吸引体22は、図示しない真空ポンプを駆動させることにより、中心に設けられた図3及び図4に示す真空引き孔23から、中空部313及びロータリージョイント314を介して中空部34の空気を吸引することができる。これにより、外周面20の周囲の空気を、吸引孔38を介して吸引することができる。また、第一吸引体22は、回転中心軸C1を有し、図3及び図4に示すサーボモータ(回転手段)300により、時計回りに回転させられる。但し、第一吸引体22は、クラッチ301を作動させることにより、サーボモータ300によって駆動せず、自由回転可能となる。第一吸引体22は、コア用フィルム14を外周面20に吸引して、時計回りに回転させられることにより、外周面20にコア用フィルム14を巻回することができる。第一吸引体22は、リニアモータ302により、Y軸方向に移動することが可能である。
また、コア巻回機構12は、図1に示すように、第一吸引体22に隣接する第一基台24を備えている。第一基台24は、図示しないモータ機構等の駆動手段により、基盤32に設置された一対のレール96に沿ってZ軸方向に移動可能である。
第一基台24には、図1に示すように、コア用フィルム14の原反42を回転可能に支持する支持軸44が設置されている。コア用フィルム14は、フリーローラ46に巻き掛けられている。コア用フィルム14は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂から形成されている。第一基台24には、回転可能であり、原反42から第一吸引体22に向かって送られるコア用フィルム14が巻き掛けられる複数のフリーローラ46が設置されている。原反42から第一吸引体22に向かって送られるコア用フィルム14の張力は、上下移動可能なダンサローラ48により調節される。
第一基台24には、コア用フィルム14の先端15付近を吸引し、第一基台24に対してX軸正方向に移動して、コア用フィルム14の先端15付近を第一吸引体22の外周面20に位置決めする吸引ノズル(位置決め手段)26が配置されている。吸引ノズル26は、図5に示すシリンダ304により第一基台24に対してX軸方向に移動する。また、シリンダ304は、図示しないサーボモータにより、図1に示すように、回転中心軸C3を中心として回転可能である。
吸引ノズル26は、図5に示すように、支持部材306によって複数個支持され、支持部材306は、ピストン308の先端付近の回転中心軸C4を中心としてバネ310の付勢力に抗して反時計まわりに回転可能である。支持部材306の時計まわりへの回転はストッパー312と支持部材306の他端から突出する突起306aとによって規制される。吸引ノズル26がコア用フィルム14の先端15付近を第一吸引体22の外周面20に位置決めする作用については、後で詳述する。
第一基台24には、図1に示すように、第一吸引体22の外周面20に巻回されたコア用フィルム巻回体の後端を切断するカッタ30が設置されている。カッタ30は、図示しないシリンダ等の駆動手段によって、Z軸負方向に移動することにより、コア用フィルム14を切断するように構成されている。
第一基台24には、カッタ30がコア用フィルム14を切断する時に、第一基台24に対してZ軸負方向に移動し、コア用フィルム14の切断部付近を第一吸引体22の外周面20に押し付ける押圧手段28が設置されている。押圧手段28は、押圧体50と、押圧体50をZ軸負方向に移動させるシリンダ52と、から構成されている。
第一基台24には、製造したコア16を把持して第一基台24に対してX軸正方向に移動し、コア16を次工程の搬送手段72へ送り出す把持手段(移動手段)68が設置されている。把持手段68は、図示しないシリンダ機構により互いに離隔又は接近する2個の把持部材69から構成される。把持部材69は、図示しないモータ機構等の駆動手段によって第一基台24に設置されたレール70に沿ってX軸方向に移動する。
コア巻回機構12は、粘着テープ用フィルム76の原反78を回転可能に支持する支持軸80と、粘着テープ用フィルム76が巻き掛けられるフリーローラ82と、を備えている。粘着テープ用フィルム76は、粘着面側を外側にして原反78として巻かれている。
(端部固定機構)
搬送手段72を隔てて、コア巻回機構12の第一基台24と反対の位置に、第二基台86を備える。すなわち、第一基台24と第二基台86が搬送手段72を挟む状態となる。第二基台86は、図示しないモータ機構等の駆動手段により、基盤32に設置されたレール110に沿ってZ軸方向に移動可能である。基台86をレールに沿って移動させる駆動手段及びレール110によって固定機構移動手段が構成される。
第二基台86には、図1に示すように、端部固定機構500が設置されている。端部固定機構500は、外周面88を有し外周面88の周囲から空気を吸引するドラム状の第二吸引体90を備えている。第二吸引体90は、中空部92と、外周面88から中空部92まで貫通する吸引孔94と、を有している。第二吸引体90は、図示しない真空ポンプを駆動させることにより、図6に示すように、中心に設けられた真空引き孔316から、中空部317及びロータリージョイント318を介して中空部92の空気を吸引することができる。これにより、外周面88の周囲の空気を、吸引孔94を介して吸引することができる。
吸引孔94は、複数形成されているが、第一粘着テープを吸引しない吸引孔94は塞がれている。また、第二吸引体90は、回転中心軸C2を有し、図6に示すサーボモータ(回転手段)320により、反時計回りに回転させられる。第二吸引体90は、第一粘着テープの非粘着面を外周面88に吸引することができる。第二吸引体90は、図6に示す支持部材311によって支持され図示しない駆動手段により支持部材311を図1に示すシリンダ102によってX軸方向に移動させることにより、X軸方向に移動可能である。
また、端部固定機構500は、図1に示すように、粘着テープ用フィルム76の先端95付近の粘着面に付着させ、粘着テープ用フィルム76の先端95付近を第二吸引体90の外周面88まで移動させて位置決めする位置決め治具100を備えている。位置決め治具100は、シリンダ322により第二基台86に対してX軸方向に移動する。また、シリンダ322は、図示しないサーボモータにより、図1に示す回転中心軸C5を中心として回転可能である。
位置決め治具100は、図7に示すように、支持部材324によって支持され、支持部材324は、ピストン326の先端付近の回転中心軸C6を中心としてバネ328の付勢力に抗して時計まわりに回転可能である。支持部材324の反時計まわりへの回転はストッパー330と支持部材324の他端から突出する突起324aによって規制される。位置決め治具100は、第一粘着テープの粘着面の面積を小さくして第一粘着テープが剥がれやすくなるように、複数の溝332を有している。位置決め治具100が粘着テープ用フィルム76の先端95付近を第二吸引体90の外周面88に位置決めする作用については、後で詳述する。
また、第二基台86には、図14(a)及び図16(b)に示すように、第二吸引体90の外周面88に吸引された粘着テープ用フィルム76の吸引部後端を切断するカッタ106が設置されている。カッタ106は、図示しないシリンダ等の駆動手段によって、図16(b)における背面から正面に向かう方向に移動し、第二吸引体90が有するカッタ溝334に入り込むことにより、吸引部後端を切断するように構成されている。
(フィルム巻回機構)
フィルム巻回機構18は、図1に示すように、互いに離隔接近可能な2個の挿入部材101から構成された回転治具111を備えている。回転治具111は、2個の挿入部材101を互いに接近させることにより、製造したコア16(図20に示す)に挿入できる。回転治具111は、図示しないスライド機構によって、Z軸方向に、図1に示す領域A、B及びCの3段階で移動可能である。回転治具111は、回転中心軸C7を有し、図8に示すサーボモータ(回転手段)300により、時計回りに回転させられる。回転治具111は、リニアモータ302により、XZ平面に対して直角方向に移動することが可能である。
フィルム巻回機構18は、セパレータ200、セパレータ202、正電極204、及び負電極206の先端を、回転治具111の挿入されたコア16の外周面に位置決めし、回転治具111を図示しないモータによって回転させることにより、セパレータ200等をコア16に巻回できる。
(カッタユニット)
カッタユニット502は、図1及び図9に示すように、フィルム巻回機構18に隣接して設置されている。カッタユニット502は、図10に示すリニアモータ302により、XZ平面に対して直角方向に移動することが可能である。カッタユニット502は、カッタ基台504を備える。
カッタ基台504には、シリンダ506によってX軸負方向に移動してフィルム積層体520を切断するカッタ508が設置されている。また、カッタ基台504には、フィルム積層体520を切断する時に、シリンダ510によってX軸負方向に移動してフィルム積層体520を押さえ付ける押圧部材512が設置されている。また、カッタ基台504には、フィルム積層体520を切断する時に、シリンダ514によってX軸負方向に移動してフィルム積層体520に張力を付与する押圧部材516が設置されている、
(搬送手段)
搬送手段72は、回転治具111をZ軸方向に移動させる図示しないスライド機構を備えている。図1において、符号Aは、形成したコアに回転治具111を挿入する領域を示し、符号Bは、セパレータ200等をコアに巻回する領域を示し、符号Cは、セパレータ200等をコアに巻回して製造した巻回製品を図示しないプッシャー等によって搬送台112上へ搬出する領域を示す。端部固定機構500によって形成したコア16をフィルム巻回機構18の近辺へ移動させるコア移動手段は、把持手段68と搬送手段72とによって構成される。
以上のような構成の巻回装置10の作用について以下に説明する。なお、特に断らない限り、作用を時系列に沿って説明する。
(コア用フィルムの巻回)
図1に示すように、支持軸44には、コア用フィルム14の原反42が取り付けられている。
図11(a)に示すように、コア用フィルム14の先端15は吸引ノズル26近辺に位置決めされている。図11(a)に示す吸引ノズル26の位置が原点である。図示しない真空ポンプが作動させられ、吸引ノズル26から空気が吸引される。図11(b)に示すように、シリンダ304がC3を回転中心として時計まわりに回転させられ、吸引ノズル26がコア用フィルム14の先端15付近を吸引する。
図12(a)に示すように、シリンダ304が作動し、ピストン308が延出し、吸引ノズル26に吸引されたコア用フィルム14の先端15付近がピストン308の根元から先端に向かって移動する。この時、支持部材306は、吸引ノズル26が第一吸引体22の外周面20に当接することにより、第一吸引体22の外周面20からの反力により、回転中心軸C4を中心としてバネ310の付勢力に抗して反時計まわりに僅かに回転する。これにより、コア用フィルム14の先端15付近が、第一吸引体22の外周面20に沿ってスライドする。
図示しない真空ポンプが作動させられ、コア用フィルム14の先端15付近が第一吸引体22の外周面20に吸引させられる。吸引ノズル26による吸引が解除され、図12(b)に示すように、シリンダ304がC3を回転中心として反時計まわりに回転させられ、吸引ノズル26はコア用フィルム14の先端15付近から離隔する。第一吸引体22が時計まわりに一定角度、例えば540度回転させられた後停止し、コア用フィルム14が第一吸引体22の外周面20に一回り半巻回される。
シリンダ304が作動させられ、図13(a)に示すように、吸引ノズル26が原点復帰させられる。シリンダ52が作動させられ、図13(b)に示すように、押圧体50がZ軸負方向に移動しコア用フィルム14を押圧する。カッタ30が、図示しないシリンダによってZ軸負方向に移動し、コア用フィルム14を切断する。これにより、コア用フィルム巻回体54が形成される。
その後、図1に示すコア用フィルム14の支持軸44が反時計まわりに一定角度回転させられ、図11(a)に示すように、コア用フィルム14の先端15が吸引ノズル26近辺に位置決めされる。なお、コア用フィルム巻回体54のコア用フィルム14は、ほどけないように、押圧体50によって押さえられてもよい。
(第一粘着テープの形成)
図1に示すように、支持軸80には、粘着テープ用フィルム76の原反78が取り付けられている。粘着テープ用フィルム76はフリーローラ82に巻き掛けられ、先端95が位置決め治具100の近辺まで引っ張られている。位置決め治具100の近辺において、粘着テープ用フィルム76の粘着面が上を向いている。
図14(a)に示すように、粘着テープ用フィルム76の先端95は位置決め治具100近辺に位置決めされている。カッタ106は、図14(a)における正面から背面に向かう方向(XZ平面に垂直方向)に退避している。図14(a)に示す位置決め治具100の位置が原点である。シリンダ322がC5を回転中心として反時計まわりに回転させられ、図14(b)に示すように、位置決め治具100が粘着テープ用フィルム76の先端95付近に接触させられる。これにより、粘着テープ用フィルム76の先端95付近が位置決め治具100に貼着させられる。
シリンダ322が作動し、図15(a)に示すように、ピストン326が延出し、位置決め治具100に貼着された粘着テープ用フィルム76の先端95付近がピストン326の根元から先端に向かって移動する。この時、支持部材324は、位置決め治具100が第二吸引体90の外周面88に当接することにより、第二吸引体90の外周面88からの反力により、回転中心軸C6を中心としてバネ328の付勢力に抗して時計まわりに僅かに回転する。これにより、粘着テープ用フィルム76の先端95付近が、第二吸引体90の外周面88に沿ってスライドする。図示しない真空ポンプが作動させられ、粘着テープ用フィルム76の先端95付近が第二吸引体90の外周面88に吸引させられる。
シリンダ322が反時計まわりに回転させられ、図15(b)に示すように、位置決め治具100は粘着テープ用フィルム76の先端95付近から離隔する。位置決め治具100と粘着テープ用フィルム76との粘着力よりも粘着テープ用フィルム76の第二吸引体90への吸引力が強いため、位置決め治具100は粘着テープ用フィルム76の先端95付近から離隔する。
シリンダ322が作動させられ、図16(a)に示すように、位置決め治具100が原点復帰させられる。第二吸引体90が反時計まわりに一定角度回転させられ、カッタ溝334が最上部に位置決めされる。図16(b)に示すように、カッタ106が、図16(b)における背面から正面に向かう方向(XZ平面に垂直方向)に移動し、カッタ溝334内に入り込む。これにより、粘着テープ用フィルム76が切断され、第一粘着テープ74−1が形成される。この時、第一粘着テープ74−1は第二吸引体90に吸引されている。
その後、図1に示す粘着テープ用フィルム76の支持軸80が時計まわりに一定角度回転させられ、図14(a)に示すように、粘着テープ用フィルム76の先端95が位置決め治具100近辺に位置決めされる。
(第一粘着テープの貼着)
まず、第一粘着テープ74−1の位置が、コア用フィルム巻回体54の後端56の位置に対して、コア用フィルム巻回体54の後端56をまたぐ付近に貼着される位置(図17に示す位置)となるように、第二吸引体90又は第一吸引体22が既定角度回転させられる。第一吸引体22に巻回されているコア用フィルム巻回体54は、静電気により弛むことはない。コア用フィルム巻回体54の後端56付近がほどけないように、コア用フィルム巻回体54の後端56付近を押圧体50と第一吸引体22とによって挟持してもよい。図1に示すシリンダ102が作動し、第二吸引体90がX軸負方向に移動し、図17に示すように、第二吸引体90は、第一吸引体22に巻回されたコア用フィルム巻回体54に接触する。
第二吸引体90が、第一吸引体22に巻回されたコア用フィルム巻回体54に接触した状態で、図6に示すサーボモータ320により、図18に示すように反時計まわりに回転駆動させられる。この時、クラッチ301が作動させられ、第一吸引体22は第二吸引体90に従動し、時計まわりに回転する。第一吸引体22を回転駆動させ、第二吸引体90のクラッチを切って第二吸引体90を従動させてもよい。
第二吸引体90が反時計まわりに回転し、第一吸引体22が時計まわりに回転することにより、図18に示すように、第一粘着テープ74−1がコア用フィルム巻回体54の後端56付近に貼着されていく。第二吸引体90が第一粘着テープ74−1を吸引する力よりも、第一粘着テープ74−1の粘着面がコア用フィルム巻回体54の後端56付近に粘着する力の方が大きいために、第一粘着テープ74−1がコア用フィルム巻回体54の後端56付近に貼着されていく。
図19(a)に示すように第一粘着テープ74−1がコア用フィルム巻回体54の後端56付近に貼着され、コア用フィルム巻回体54の後端56付近が巻き留めされると、図1に示すシリンダ102が作動し、第二吸引体90はX軸正方向に移動し、図1の位置に復帰する。
(コアの完成)
図1に示す第一基台24及び把持手段68がレール96に沿ってZ軸正方向に移動させられた後、把持手段68がレール70に沿ってX軸正方向に移動させられる。これにより、図19(b)に示すように、第一吸引体22に巻回されているコア用フィルム巻回体54が把持手段68内に入った状態となる。
2個の把持部材69が互いに接近する方向に僅かに移動させられ、2個の把持部材69がコア用フィルム巻回体54の外周面に接触し、コア用フィルム巻回体54が2個の把持部材69によって把持される。第一吸引体22は、図19(b)における正面から背面に向かう方向(XZ平面に対して垂直方向)に移動させられ、コア用フィルム巻回体54から抜き出される。
図20に示すように、2個の把持部材69が互いに接近する方向(Z軸方向)に更に移動させられ、把持されているコア用フィルム巻回体54はZ軸方向に押し潰され、コア16が形成される。
(コアの移動)
把持手段68がレール70に沿ってX軸正方向に更に移動させられ、図21に示すように、コア16は、搬送手段72の領域Aまで移動させられる。領域Aにおいて、回転治具111が、図21における背面から正面に向かう方向(XZ平面に対して垂直方向)に移動させられ、把持部材69によって把持されているコア16に挿入される。
コア16に挿入された回転治具111は、図22に示すように、2個の挿入部材101が互いに離隔する方向に移動させられ、コア16の内周面に接触し内周面を押圧する。コア16は、回転治具111の外周面に固定される。把持手段68は、レール70に沿ってX軸負方向に移動させられ、コア16から離隔する。コア16の固定された回転治具111は、時計まわりに回転させられて傾斜させられ、図23に示すように、領域Bに移動させられる。
領域Bにおいては、図23に示すように、セパレータ200、セパレータ202、正電極204及び負電極206が積層されたフィルム積層体520が垂れ下がっている。フィルム積層体520の先端522は、領域Bの中心付近に位置決めされている。
コア16の固定された回転治具111は、領域Bまで移動させられると、更に時計回りに回転させられ、図24に示すように、コア16の固定された回転治具111の長手方向の向きは、Z軸と平行となる。この時、フィルム積層体520はコア16の外周面に沿って垂れ下がっている。
フィルム積層体520は、回転中心軸C7の真上からコア16の外周に沿って湾曲しながら垂れ下がっている。このため、最外殻の正電極204、最外殻から2番目のセパレータ202、最外殻から3番目の負電極206、及び最内殻のセパレータ200の各々の先端は、図42(a)に示すように互いにずれることとなる。このため、フィルム積層体520の先端522における短絡を防止できる。
次に、領域Bに隣接していたカッタユニット502がXZ平面に対して直角方向(Y軸正方向)に移動して退避した後、図25に示すように、端部固定機構500が設置されている第二基台86は、Z軸正方向に移動し、領域Bに隣接することとなる。領域Bに隣接した第二基台86において、下記のように、第二粘着テープが形成される。
(第二粘着テープの形成)
図1に示すように、支持軸80には、粘着テープ用フィルム76の原反78が取り付けられている。粘着テープ用フィルム76はフリーローラ82に巻き掛けられ、先端95が位置決め治具100の近辺まで引っ張られている。位置決め治具100の近辺において、粘着テープ用フィルム76の粘着面が上を向いている。
図14(a)に示すように、粘着テープ用フィルム76の先端95は位置決め治具100近辺に位置決めされている。カッタ106は、図14(a)における正面から背面に向かう方向(XZ平面に垂直方向)に退避している。図14(a)に示す位置決め治具100の位置が原点である。シリンダ322がC5を回転中心として反時計まわりに回転させられ、図14(b)に示すように、位置決め治具100が粘着テープ用フィルム76の先端95付近に接触させられる。これにより、粘着テープ用フィルム76の先端95付近が位置決め治具100に貼着させられる。
シリンダ322が作動し、図15(a)に示すように、ピストン326が延出し、位置決め治具100に貼着された粘着テープ用フィルム76の先端95付近がピストン326の根元から先端に向かって移動する。この時、支持部材324は、位置決め治具100が第二吸引体90の外周面88に当接することにより、第二吸引体90の外周面88からの反力により、回転中心軸C6を中心としてバネ328の付勢力に抗して時計まわりに僅かに回転する。これにより、粘着テープ用フィルム76の先端95付近が、第二吸引体90の外周面88に沿ってスライドする。図示しない真空ポンプが作動させられ、粘着テープ用フィルム76の先端95付近が第二吸引体90の外周面88に吸引させられる。
シリンダ322が反時計まわりに回転させられ、図15(b)に示すように、位置決め治具100は粘着テープ用フィルム76の先端95付近から離隔する。位置決め治具100と粘着テープ用フィルム76との粘着力よりも粘着テープ用フィルム76の第二吸引体90への吸引力が強いため、位置決め治具100は粘着テープ用フィルム76の先端95付近から離隔する。
シリンダ322が作動させられ、図16(a)に示すように、位置決め治具100が原点復帰させられる。第二吸引体90が反時計まわりに一定角度回転させられ、カッタ溝334が最上部に位置決めされる。図16(b)に示すように、カッタ106が、図16(b)における背面から正面に向かう方向(XZ平面に垂直方向)に移動し、カッタ溝334内に入り込む。これにより、粘着テープ用フィルム76が切断され、第二粘着テープ74−2が形成される。この時、第二粘着テープ74−2は第二吸引体90に吸引されている。
その後、図1に示す粘着テープ用フィルム76の支持軸80が時計まわりに一定角度回転させられ、図14(a)に示すように、粘着テープ用フィルム76の先端95が位置決め治具100近辺に位置決めされる。
(第二粘着テープの貼着)
まず、第二粘着テープ74−2の位置が、第二粘着テープ74−2の中心付近をフィルム積層体520の先端に貼着できる位置(図26に示す位置)となるように、第二吸引体90が既定角度回転させられる。図26に示すシリンダ102が作動し、第二吸引体90がX軸負方向に移動し、第二吸引体90は、コア16に沿って垂れ下がっているフィルム積層体520の先端522付近に接触する。
第二吸引体90がフィルム積層体520の先端522付近に接触した状態で、第二吸引体90を備えた端部固定機構500が、図27に示すように、Z軸正方向に移動させられるのと同時に、図6に示すサーボモータ320により、第二吸引体90が反時計まわりに回転駆動させられる。これにより、第二吸引体90の外周面88に吸引されている第二粘着テープ74−2が、フィルム積層体520の先端522付近及びコア16に貼着されていく。第二吸引体90が第二粘着テープ74−2を吸引する力よりも、第二粘着テープ74−2の粘着面がフィルム積層体520の先端522付近及びコア16付近に粘着する力の方が大きいために、第二粘着テープ74−2がフィルム積層体520の先端522付近及びコア16に貼着されていく。
第二粘着テープ74−2の全てが、フィルム積層体520の先端522付近及びコア16に貼着され、フィルム積層体520の先端522付近がコア16に固定されると、第二吸引体90はX軸正方向に移動し、端部固定機構500を備えた第二基台86はZ軸負方向に移動して領域Aに隣接する。
(フィルム積層体をコアに巻回)
次に、コア16を固定した回転治具111が時計まわりに回転させられ、図28に示すように、フィルム積層体520がコア16に巻回されていく。この時、カッタユニット502がY軸負方向に移動さられ、領域Bに隣接する。
(フィルム積層体の切断)
一定長さのフィルム積層体520がコア16に巻回されると、シリンダ510が作動し、図29に示すように、押圧部材512がX軸負方向に移動してフィルム積層体520を巻回体524に押さえ付ける。また、シリンダ514が作動し、押圧部材516がX軸負方向に移動してフィルム積層体520の中の巻回されていない部分を押圧し、フィルム積層体520に張力を付与する。その後、シリンダ506が作動し、カッタ508がX軸負方向に移動してフィルム積層体520を切断する。
フィルム積層体520の切断は、図42(b)に示すように、カッタ508の刃がフィルム積層体520に対して傾斜した状態で行われる。このため、最外殻の正電極204、最外殻から2番目のセパレータ202、最外殻から3番目の負電極206、及び最内殻のセパレータ200の各々の先端は互いにずれる。これにより、フィルム積層体520の切断部における短絡を防止できる。
次に、巻回体524が固定された回転治具111は、時計まわりに回転しながらZ軸負方向に移動させられ、図30に示すように、領域Aにおいて回転治具111の長手方向がX軸と平行となる。この時、第二基台86に設置された端部固定機構500は、Z軸正方向に移動し、領域Aと領域Bとの中間位置に隣接する。領域Aと領域Bとの中間位置に隣接した第二基台86において、下記のように、第三粘着テープが形成される。
(第三粘着テープの形成)
図1に示すように、支持軸80には、粘着テープ用フィルム76の原反78が取り付けられている。粘着テープ用フィルム76はフリーローラ82に巻き掛けられ、先端95が位置決め治具100の近辺まで引っ張られている。位置決め治具100の近辺において、粘着テープ用フィルム76の粘着面が上を向いている。
図14(a)に示すように、粘着テープ用フィルム76の先端95は位置決め治具100近辺に位置決めされている。カッタ106は、図14(a)における正面から背面に向かう方向(XZ平面に垂直方向)に退避している。図14(a)に示す位置決め治具100の位置が原点である。シリンダ322がC5を回転中心として反時計まわりに回転させられ、図14(b)に示すように、位置決め治具100が粘着テープ用フィルム76の先端95付近に接触させられる。これにより、粘着テープ用フィルム76の先端95付近が位置決め治具100に貼着させられる。
シリンダ322が作動し、図15(a)に示すように、ピストン326が延出し、位置決め治具100に貼着された粘着テープ用フィルム76の先端95付近がピストン326の根元から先端に向かって移動する。この時、支持部材324は、位置決め治具100が第二吸引体90の外周面88に当接することにより、第二吸引体90の外周面88からの反力により、回転中心軸C6を中心としてバネ328の付勢力に抗して時計まわりに僅かに回転する。これにより、粘着テープ用フィルム76の先端95付近が、第二吸引体90の外周面88に沿ってスライドする。図示しない真空ポンプが作動させられ、粘着テープ用フィルム76の先端95付近が第二吸引体90の外周面88に吸引させられる。
シリンダ322が反時計まわりに回転させられ、図15(b)に示すように、位置決め治具100は粘着テープ用フィルム76の先端95付近から離隔する。位置決め治具100と粘着テープ用フィルム76との粘着力よりも粘着テープ用フィルム76の第二吸引体90への吸引力が強いため、位置決め治具100は粘着テープ用フィルム76の先端95付近から離隔する。
シリンダ322が作動させられ、図16(a)に示すように、位置決め治具100が原点復帰させられる。第二吸引体90が反時計まわりに一定角度回転させられ、カッタ溝334が最上部に位置決めされる。図16(b)に示すように、カッタ106が、図16(b)における背面から正面に向かう方向(XZ平面に垂直方向)に移動し、カッタ溝334内に入り込む。これにより、粘着テープ用フィルム76が切断され、第三粘着テープ74−3が形成される。この時、第三粘着テープ74−3は第二吸引体90に吸引されている。
その後、図1に示す粘着テープ用フィルム76の支持軸80が時計まわりに一定角度回転させられ、図14(a)に示すように、粘着テープ用フィルム76の先端95が位置決め治具100近辺に位置決めされる。
(第三粘着テープの貼着)
まず、第三粘着テープ74−3の位置が、第三粘着テープ74−3の中心付近をフィルム積層体520の後端526に貼着できる位置(図33に示す位置)となるように、第二吸引体90が既定角度回転させられる。領域Aと領域Bとの中間位置に隣接する端部固定機構500は、シリンダ322が作動し、図31に示すように、第二吸引体90がX軸負方向に移動して巻回体524の外周面に接触する。
次に、図32に示すように、端部固定機構500がZ軸負方向に移動して第二吸引体90がZ軸負方向に移動しながら、コア16を固定した回転治具111が時計まわりに回転させられていく。これにより、第二吸引体90の巻回体524との接触が維持され、フィルム積層体520の後端526付近が弛むことはない。
時計まわりに回転させられた回転治具111は、図33に示すように、長手方向がZ軸と平行な状態で停止する。Z軸負方向に移動した端部固定機構500も停止する。この時、フィルム積層体520の後端526付近は、第二吸引体90に吸引されている第三粘着テープ74−3によって押圧され、弛み落ちることはない。
回転治具111が停止した状態で、図34に示すように、第二吸引体90が設置された端部固定機構500がZ軸正方向に移動するのと同時に、第二吸引体90が反時計まわりに回転駆動させられる。これにより、第三粘着テープ74−3が、フィルム積層体520の後端526付近及び巻回体524の外周面に貼着されていく。第二吸引体90が第三粘着テープ74−3を吸引する力よりも、第三粘着テープ74−3の粘着面がフィルム積層体520の後端526付近及び巻回体524の外周面に粘着する力の方が大きいために、第三粘着テープ74−3がフィルム積層体520の後端526付近及び巻回体524の外周面に貼着されていく。
第三粘着テープ74−3の全てが、フィルム積層体520の後端526付近及び巻回体524の外周面に貼着されて巻回製品528が形成されると、第二吸引体90が設置された端部固定機構500がZ軸負方向に移動するのと同時に、第二吸引体90はシリンダ102の作動によりX軸正方向に移動し、第二吸引体90は図1の位置に復帰する。
(巻回製品の搬出)
巻回製品528が固定された回転治具111が、図1に示す領域Bから領域Cへ移動させられる。領域Cにおいては、図35に示すように、回転治具111が時計まわりに回転させられ、回転治具111の長手方向がX軸と平行な状態となる。領域Cに対してX軸正方向において隣接する図示しない支持具が、X軸負方向に移動させられ、回転治具111に固定された巻回製品528を把持する。次に、回転治具111の2個の挿入部材101が、互いに接近させられ、図1における正面から背面に向かう方向(XZ平面に対して垂直方向)に移動させられ、巻回製品から抜き出される。
巻回製品を支持する支持具が、図1に示すX軸負方向へ更に移動させられ、巻回製品を搬送台112上へ載置する。巻回製品が載置された搬送台112がX軸負方向へ移動させられ、巻回製品は巻回装置10から搬出される。搬出された巻回製品は、図示しない電池缶に入れられ、電解液が、セパレータと正電極及び負電極との隙間に注入され、電池が形成される。
本発明の巻回装置10によれば、第一吸引体22に巻回したコア用フィルム巻回体54の後端56付近の内周面を第一粘着テープ74−1によってコア用フィルム巻回体54の外周面に固定した端部固定機構500を、レール110に沿って、フィルム巻回機構18の近辺の領域Bに移動させ、コア16に巻回するフィルム積層体520の先端付近を第二粘着テープ74−2によってコア16の外周面に固定することができる。さらに、領域Bにおいてコア16にフィルム積層体520を巻回して形成した巻回体524を領域Aに移動させ、領域Aにおいて、フィルム積層体520の後端526付近を第三粘着テープ74−3によって巻回体524の外周面に固定できる。
このため、一つの端部固定機構500により、コア用フィルム巻回体54の後端56付近の内周面を第一粘着テープ74−1によってコア用フィルム巻回体54の外周面に固定すること、コア16に巻回するフィルム積層体520の先端付近を第二粘着テープ74−2によってコア16の外周面に固定すること、及び、フィルム積層体520の後端526付近を第三粘着テープ74−3によって巻回体524の外周面に固定することの3つの処理を行うことができる。
これにより、コア用フィルム巻回体54の後端56付近の内周面をコア用フィルム巻回体54の外周面に固定する機構、コア16に巻回するフィルム積層体520先端付近をコア16の外周面に固定する機構、及び、フィルム積層体520の後端526付近を巻回体524の外周面に固定する機構を別個に設ける必要がなく、設備コストを低減できる。
また、巻回装置10においてコア16を製造することができるため、コアを巻回装置の回転治具に取り付ける作業が不要となり、巻回製品の製造コストを低減できる。
以上、本発明の巻回装置の一実施形態について説明したが、本発明は上述のものに限定されない。例えば、図36に示す巻回装置600であってもよい。巻回装置600は、上述の巻回装置10の構成を全て含み、さらに図36に示す溶着ユニット(端部固定機構)602を含む。
溶着ユニット602は、端部固定機構500とともに、レール110に沿ってZ軸方向に移動可能な溶着基台608を備える。溶着基台608上には、内蔵された図示しないヒータによって加熱される溶着具604と、溶着具604をX軸負方向に移動させるシリンダ606とを備える。溶着ユニット602は、コア用フィルム巻回体54の後端56付近の内周面をコア用フィルム巻回体54の外周面に固定することのみを行う。
溶着ユニット602は、コア用フィルム14が第一吸引体22に巻回されてコア用フィルム巻回体54が形成された後に、図37に示すように、Z軸正方向に移動させられ、領域Aに隣接する。領域Aに隣接した溶着ユニット602において、シリンダ606が作動して溶着具604がX軸負方向に移動させられ、図38に示すように、溶着具604がコア用フィルム巻回体54の後端56に接触させられる。これにより、コア用フィルム巻回体54の後端56付近が溶融した後固化することにより、コア用フィルム巻回体54の後端56付近の内周面がコア用フィルム巻回体54の外周面に固定される。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、本発明は図示したものには限定されない。例えば、コア用フィルム巻回体の後端又は粘着テープの吸引部後端を切断する切断手段は、溶断装置であってもよい。また、第一吸引体及び第二吸引体は、円形断面を有するドラム形状に限定されず、多角形断面を有するものであってもよい。
本発明の巻回装置によれば、設備コストを低減でき、コアを巻回装置の回転治具に取り付ける作業が不要となる。このため、電池又はコンデンサを製造するために広く利用できる。
10、600:巻回装置
12:コア巻回機構
14:コア用フィルム
16:コア
18:フィルム巻回機構
20:外周面
22:第一吸引体
24:第一基台
26:吸引ノズル
28:押圧手段
30:カッタ
32:基盤
34:中空部
38:吸引孔
42:原反
50:押圧体
52:シリンダ
54:コア用フィルム巻回体
68:把持手段
72:搬送手段
74:粘着テープ
76:粘着テープ用フィルム
78:原反
86:第二基台
88:外周面
90:第二吸引体
92:中空部
94:吸引孔
100:治具
102:シリンダ
106:カッタ
500:端部固定機構
524:巻回体
528:巻回製品
602:溶着ユニット(端部固定機構)

Claims (4)

  1. コアを形成するためのコア用フィルムをコア巻芯に巻回するコア巻回機構と、
    前記コア巻芯に巻回したコア用フィルム巻回体の後端付近を巻き留めする端部固定機構と、
    帯状の素子フィルムを前記コアに巻回するフィルム巻回機構と、
    前記端部固定機構を前記フィルム巻回機構の近辺に移動させる固定機構移動手段と、
    を含む巻回装置。
  2. 前記コア巻回機構は、
    回転中心軸及び外周面を有し、該外周面の周囲の空気を吸引する第一吸引体と、
    前記第一吸引体を、回転中心軸のまわりに回転させる第一回転手段と、
    前記コア用フィルムの先端付近を前記第一吸引体の外周面に位置決めする第一位置決め手段と、
    前記第一吸引体が所定の回転角だけ回転させられて巻回されたコア用フィルム巻回体の後端を切断する第一切断手段と、
    を備えた請求項1に記載する巻回装置。
  3. 前記端部固定機構は、
    回転中心軸及び外周面を有し、該外周面の周囲の空気を吸引する第二吸引体と、
    前記第二吸引体を回転中心軸のまわりに回転させる第二回転手段と、
    粘着テープ用フィルムの先端付近を前記第二吸引体の外周面に位置決めする第二位置決め手段と、
    前記第二吸引体が所定の回転角だけ回転させられて巻回された粘着テープ用フィルムの後端付近を切断する第二切断手段と、
    を備えた請求項1又は請求項2に記載する巻回装置。
  4. 前記コア巻回機構によって形成したコアを、前記フィルム巻回機構の近辺へ移動させるコア移動手段と、
    前記フィルム巻回機構の近辺へ移動させた前記コアの近辺に前記端部固定機構を移動させる固定機構移動手段と、
    を備えた請求項1〜請求項3のいずれかに記載する巻回装置。
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