JP2022547361A - 巻取装置及び巻取システム - Google Patents
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Abstract
本願の実施例は巻取装置及び巻取システムを開示する。電解紙及び加締接続後の箔片を巻き取ってコンデンサ素子を形成するための当該巻取装置は、第1駆動機構と、巻取アセンブリとを含み、第1駆動機構は巻取アセンブリが巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転又は自転するように駆動することを特徴とする。前記巻取装置では、荷降ろし作業位置と接着剤付与作業位置の間に仕上げ作業位置が追加され、当該仕上げ作業位置では仕上げ作業位置に位置するコンデンサ素子上の粘着テープの自由端を処理し、これにより荷降ろし作業位置に回転する時、コンデンサ素子が完成品であるため、生産効率が向上する。【選択図】図12
Description
本願はコンデンサ製造技術の分野に関し、特に、巻取装置及び巻取システムに関する。
コンデンサ素子の加工は加締接続巻取システムによって行われ、従来技術では加締接続巻取システムが正極加締接続装置と、負極加締接続装置と、巻取装置とを含み、正極加締接続装置はリード線を正極箔片に加締接続し、負極加締接続装置はリード線を負極箔片に加締接続し、巻取装置は電解紙、加締接続後の正極箔片及び加締接続後の負極箔片を巻き取り切断して、コンデンサ素子を得る。
従来の巻取装置には複数作業位置の巻取アセンブリが用いられ、巻取アセンブリの公転及び自転によって巻取、接着剤付与及び荷降ろしを完了し、このように得たコンデンサ素子には粘着テープの自由端が接着せずに残るため、荷降ろし後のコンデンサ素子は半製品のままで、次の工程に回して後続の処理を行う必要があり、生産効率に大きな影響を与える。
本願は、コンデンサ素子の製造に用いる巻取装置及び巻取システムを提供し、荷降ろし後のコンデンサ素子が半製品のままであるという技術的課題を解決することを目的とする。
本願が前記技術的課題を解決するために採用する第1の技術的解決手段は次のとおりである。
巻取装置であって、
電解紙及び加締接続後の箔片を巻き取ってコンデンサ素子を形成するための巻取装置であって、第1駆動機構と、巻取アセンブリとを含み、前記第1駆動機構は前記巻取アセンブリが巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転又は自転するように前記巻取アセンブリを駆動する。
巻取装置であって、
電解紙及び加締接続後の箔片を巻き取ってコンデンサ素子を形成するための巻取装置であって、第1駆動機構と、巻取アセンブリとを含み、前記第1駆動機構は前記巻取アセンブリが巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転又は自転するように前記巻取アセンブリを駆動する。
前記巻取装置のいくつかの実施例では、前記第1駆動機構は第1ベースと、方向変換座と、第1駆動アセンブリと、第2駆動アセンブリとを含み、前記方向変換座は前記第1ベースに貫設され、前記巻取アセンブリは複数であり、且つ均一に前記方向変換座に設けられ、前記第1駆動アセンブリは第1出力軸を含み、前記第1駆動アセンブリは前記第1出力軸によって前記方向変換座を駆動して前記第1ベースに対して回転させることにより、各前記巻取アセンブリを前記方向変換座に従って巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転させ、前記第2駆動アセンブリは各前記巻取アセンブリを駆動して自転させるために用いられる。
前記巻取装置のいくつかの実施例では、前記第2駆動アセンブリは第1駆動ユニットと、第1伝動部材と、第2伝動部材とを含み、前記第2伝動部材は中空の管状であり、前記第1出力軸は前記第2伝動部材に貫設され且つ前記方向変換座に接続され、前記第2伝動部材は前記第1出力軸に対して回転でき、前記第2伝動部材の外壁に第1伝動部及び第2伝動部が設けられ、前記第1駆動ユニットは前記第1伝動部材によって前記第1伝動部と協働して、前記第2伝動部材を駆動して前記第1出力軸に対して回転させ、前記巻取アセンブリは第3伝動部を備え、前記第2伝動部材は前記第2伝動部によって前記第3伝動部と協働して、前記巻取アセンブリを前記第2伝動部材の回転に従って自転させる。
前記巻取装置のいくつかの実施例では、前記巻取アセンブリは第3伝動部材と、軸杆と、巻取針とを含み、前記第3伝動部材は前記軸杆に外嵌され、前記第3伝動部は前記第3伝動部材の外壁に位置し、前記第2伝動部材の回転によって第3伝動部材は前記軸杆を駆動し、そして巻取針を自転させる。
前記巻取装置のいくつかの実施例では、前記第1伝動部、前記第2伝動部及び前記第3伝動部はいずれも歯車面である。
前記巻取装置のいくつかの実施例では、前記巻取装置は第3駆動アセンブリと、第4駆動アセンブリと、巻取針出しアセンブリと、巻取針戻しアセンブリと、制限部材とをさらに含み、前記第3駆動アセンブリは前記巻取針出しアセンブリによって前記巻取作業位置での前記軸杆が前記第3伝動部材に対して移動して、前記巻取針を推し出すように駆動し、前記第4駆動アセンブリは前記巻取針戻しアセンブリによって、前記荷降ろし作業位置での前記軸杆が前記第3伝動部材に対して移動して、前記巻取針を引き戻すように駆動し、前記制限部材は前記第3伝動部材に対して移動する前記軸杆の位置を制限するために用いられる。
前記巻取装置のいくつかの実施例では、前記巻取装置は第1検出機構をさらに含み、前記第1検出機構は前記接着剤付与作業位置に前記軸杆があるかどうかを検出して、接着剤付与アセンブリを駆動して接着剤を付与させるために用いられる。
本願が前記技術的課題を解決するために採用する第2の技術的解決手段は以下のとおりである。
巻取システムであって、
箔片を事前パンチ作業位置に輸送するための箔片輸送装置と、
リード線をリード線打ち込み作業位置に輸送するためのリード線輸送装置であって、前記リード線打ち込み作業位置は前記事前パンチ作業位置に正対して設けられるリード線輸送装置と、
前記リード線打ち込み作業位置に位置するリード線を前記事前パンチ作業位置に位置する箔片に加締接続するための加締接続装置と、
前記巻取装置と、
前記仕上げ作業位置に位置するコンデンサ素子上の粘着テープの自由端を前記コンデンサ素子に押し当てるための仕上げアセンブリと、
前記荷降ろし作業位置に位置するコンデンサ素子を収集フレームに輸送するための移送装置とを含む。
巻取システムであって、
箔片を事前パンチ作業位置に輸送するための箔片輸送装置と、
リード線をリード線打ち込み作業位置に輸送するためのリード線輸送装置であって、前記リード線打ち込み作業位置は前記事前パンチ作業位置に正対して設けられるリード線輸送装置と、
前記リード線打ち込み作業位置に位置するリード線を前記事前パンチ作業位置に位置する箔片に加締接続するための加締接続装置と、
前記巻取装置と、
前記仕上げ作業位置に位置するコンデンサ素子上の粘着テープの自由端を前記コンデンサ素子に押し当てるための仕上げアセンブリと、
前記荷降ろし作業位置に位置するコンデンサ素子を収集フレームに輸送するための移送装置とを含む。
前記巻取システムのいくつかの実施例では、前記箔片輸送装置は2つであり、正極箔片及び負極箔片を輸送するために用いられ、前記リード線輸送装置は2つ設けられ、2つの前記リード線輸送装置は2つの前記箔片輸送装置と一対一で対応し、
前記加締接続装置は2つ設けられ、正極箔片及び負極箔片の加締接続に用いられ、2つの前記箔片輸送装置は2つの前記加締接続機構と一対一で対応し、
4つの電解紙輸送装置をさらに含み、2つの前記箔片輸送装置及び4つの前記電解紙輸送装置によって、4層の電解紙、加締接続後の負極箔及び加締接続後の正極箔を電解紙、加締接続後の負極箔、電解紙、電解紙、加締接続後の正極箔、電解紙の積層順序で巻取作業位置に輸送する。
前記加締接続装置は2つ設けられ、正極箔片及び負極箔片の加締接続に用いられ、2つの前記箔片輸送装置は2つの前記加締接続機構と一対一で対応し、
4つの電解紙輸送装置をさらに含み、2つの前記箔片輸送装置及び4つの前記電解紙輸送装置によって、4層の電解紙、加締接続後の負極箔及び加締接続後の正極箔を電解紙、加締接続後の負極箔、電解紙、電解紙、加締接続後の正極箔、電解紙の積層順序で巻取作業位置に輸送する。
前記巻取システムのいくつかの実施例では、溶接機構をさらに含み、箔片を前記溶接機構に輸送するためにさらに1つの箔片輸送装置を含み、前記溶接機構は箔片を加締接続後の負極箔の加締接続位置に溶接するために用いられる。
本願の実施例を実施することで、次の有益な効果を得る。
前記巻取装置では、荷降ろし作業位置と接着剤付与作業位置の間に仕上げ作業位置が追加され、当該仕上げ作業位置では仕上げ作業位置に位置するコンデンサ素子上の粘着テープの自由端を処理し、これにより荷降ろし作業位置に回転する時、コンデンサ素子が完成品であるため、生産効率が向上する。
前記巻取装置では、荷降ろし作業位置と接着剤付与作業位置の間に仕上げ作業位置が追加され、当該仕上げ作業位置では仕上げ作業位置に位置するコンデンサ素子上の粘着テープの自由端を処理し、これにより荷降ろし作業位置に回転する時、コンデンサ素子が完成品であるため、生産効率が向上する。
次に、従来技術又は本願の実施例による技術的解決手段を一層明瞭に説明するために、従来技術又は実施例の説明に使用する図面を簡単に紹介する。言うまでもないが、次に記載の図面は本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者が新規性のある作業をしなくても、これらの図面から他の図面を得ることができる。
図1は一実施例の巻取システムの主画面である。
図2は図1のA部分の拡大構造模式図である。
図3は図1のB部分の拡大構造模式図である。
図4は図1に示す巻取システムを軸方向から見た図である。
図5は図4のC部分の拡大構造模式図である。
図6は図1に示す巻取システムを別の方向において軸方向から見た図である。
図7は図1に示す巻取システムのリード線輸送装置の構造模式図である。
図8は図7のD部分の拡大構造模式図である。
図9は図7に示すリード線輸送装置のリード線振動送り出し機構を除いて軸方向から見た図である。
図10は図9のE部分の拡大構造模式図である。
図11はリード線輸送装置のリード線振動送り出し機構を除いて別の方向において軸方向から見た図である。
図12は図1に示す巻取システムの巻取装置の構造模式図である。
図13は図12のF部分の拡大構造模式図である。
図14は図12に示す巻取装置の後側を軸方向から見た図である。
図15は図14のG部分の拡大構造模式図である。
図16は図12に示す巻取装置の巻取アセンブリと方向変換座の組み立ての模式図である。
図17は図1に示す巻取システムの移送装置を軸方向から見た図である。
図18は図17のH部分の拡大構造模式図である。
図19は図17に示す移送装置の第1横押し部材、第1ヒンジ部材、第3リンク及び第3揺動部材の伝動関係の図である。
図20は図1に示す巻取システムの移送装置を別の方向において軸方向から見た図である。
図21は図18のI部分の拡大構造模式図である。
図22は図17に示す移送装置の第8駆動アセンブリと第4挟持アセンブリの組み立ての模式図である。
次に本願の実施例の図面を結び付けて、本願の実施例の技術的解決手段を明瞭にかつ完全に説明する。言うまでもないが、記載される実施例は本願の実施例の全てではなく、実施例の一部である。本願の実施例に基づいて、当業者が新規性のある作業をせずに得る他の実施例の全てが、本願の保護範囲に含まれる。
本願の実施例の巻取システムはコンデンサ素子を製造するために用いられるが、本願の他の実施例では、当該巻取システムは他の巻取製品を製造するためにも利用できるため、特に用途は限定されない。
次に、図1から図22を参照して、本願の巻取システムを説明する。巻取システムは、箔片輸送装置10と、電解紙輸送装置20と、リード線輸送装置30と、加締接続装置40と、溶接機構50と、巻取装置60と、接着剤付与アセンブリ70と、仕上げアセンブリ80と、移送装置90とを含む。
図7から図11が参照されるとおり、リード線輸送装置30はリード線をリード線打ち込み作業位置に輸送するために用いられる。具体的には、リード線輸送装置30は第2ベース31と、リード線振動送り出し機構32と、第1リード線取得機構33と、転送機構34と、第2リード線取得機構35と、調整機構36と、第2検出機構37と、第3リード線取得機構38と、第5駆動アセンブリ39と、リセット部材301とを含む。
リード線振動送り出し機構32は振動によってリード線を第1リード線取得機構33に輸送することができる。具体的には、リード線振動送り出し機構32は保管トレイ321と、振動レール322とを含み、保管トレイ321は振動して保管トレイ321内に位置するリード線を振動レール322内に輸送することができ、振動レール322は振動して振動レール322内に位置するリード線を第1リード線取得機構33に輸送することができる。
さらに、第1リード線取得機構33は第1挟持アセンブリ331と、リード線支持部材332と、リード線受け止め部材333とを含む。第1リード線取得機構33は第10駆動アセンブリ334をさらに含み、第10駆動アセンブリ334は第5カム3341と、第5スイングアーム3342と、第6リンク3343と、第7揺動部材3344と、第8揺動部材3345と、第7リンク3346と、第8リンク3347とを含み、第1挟持アセンブリ331は2つの第1挟持部3311を含み、一方の第1挟持部3311は第4スライダ3312によって摺動して第2ベース31に接続され、リード線支持部材332は第5スライダ3321によって摺動して第2ベース31に接続される。第5スイングアーム3342、第7揺動部材3344及び第8揺動部材3345はいずれも回転して第2ベース31に接続され、第6リンク3343の両端はそれぞれ第5スイングアーム3342及び第7揺動部材3344にヒンジ接続され、第7リンク3346の両端はそれぞれ第7揺動部材3344及び第4スライダ3312にヒンジ接続され、第8リンク3347の両端はそれぞれ第8揺動部材3345及び第5スライダ3321にヒンジ接続され、第7揺動部材3344及び第8揺動部材3345の対向する側にいずれも歯車面が設けられ、第5カム3341は回転して第5スイングアーム3342を駆動して揺動させ、第5スイングアーム3342は揺動して第6リンク3343によって第7揺動部材3344を駆動して揺動させ、第7揺動部材3344は揺動して第8揺動部材3345を駆動して揺動させると同時に第7リンク3346によって第4スライダ3312を駆動して、第1挟持アセンブリ331を駆動して開閉させ、第8揺動部材3345は揺動して第8リンク3347によって第5スライダ3321を駆動して、リード線支持部材332が近づきリード線を支える又はリード線から離れるように駆動する。前記構成により、リード線は第1挟持アセンブリ331によって挟み取られ且つリード線支持部材332によってリード線の下端から支えられる。
さらに、転送機構34はその軸線を中心に回転できる円盤341と、円盤341の径方向に沿って設けられる吸盤342とを含む。円盤341の径方向に第1スライドウェイが設けられ、第1スライドウェイ内に第1スライダが設けられ、吸盤342は円盤341の周方向に位置し且つ第1スライダに接続され、円盤341には第1スライドウェイに連通する貫通孔3411が設けられ、第1スライダには貫通孔3411から延出する第1トグル部材3412が設けられ、貫通孔3411は円盤341の径方向に沿って延伸し且つ第1トグル部材3412と共に吸盤342の移動範囲を制限する。吸盤342はその回転経路に少なくとも第1位置及び第2位置を備え、第1位置に位置する時、吸盤342は第1リード線取得機構33に位置するリード線を吸い取ることができ、第2位置に位置する時、第5駆動アセンブリ39は吸盤342を駆動して円盤341の径方向に沿って延出させることができ、これにより吸盤342に位置するリード線は第2リード線取得機構35によって挟み取られる。具体的には、第5駆動アセンブリ39は第1トグル部材3412を駆動し、そして吸盤342を駆動して円盤341の径方向に沿って延出させることができる。吸盤342が円盤341の径方向に延出すると、円盤341のサイズが一層縮小され転送機構34全体がまとまり、各作業位置間の距離が縮められ、次の作業位置に接続させる場合に吸盤342を延出させればよい。本実施例では、円盤341に均一に4つの吸盤342が設けられる。吸盤342は磁性吸盤342であり、吸盤342に磁気スロット3421が設けられ、リード線の一部が磁気スロット3421に収容され且つ磁気スロット3421はリード線を円盤341の回転平面に制限することができ、磁気スロット3421はリード線を次の作業位置に送る時の位置及び角度を限定でき、且つリード線を円盤341の回転平面に限定して、リード線が外部と接触して位置が変わり、円盤341から脱落することを防ぐ。リード線受け止め部材333は第1挟持アセンブリ331によって挟み取られないリード線が振動レール322から排出されることを防ぐために用いられる。
本実施例では、第1サーボモーターは第1歯車組によって第1スプリッタを駆動し、且つ第1スプリッタによって円盤341を駆動して反時計回りに回転させる。さらに、第5駆動アセンブリ39は第6カム391と、第6スイングアーム392と、第9リンク393と、第6スライダ394とを含み、当該第6スライダ394は摺動して第2ベース31に接続され、第9リンク393の両端はそれぞれ第6スイングアーム392及び第6スライダ394にヒンジ接続され、第6カム391は回転して第6スイングアーム392を駆動して揺動させ、第6スイングアーム392は揺動して第9リンク393によって第6スライダ394を駆動して移動させることにより、第1トグル部材3412を駆動して吸盤342を延出させるように駆動し、第1トグル部材3412には第6スライダ394と協働する第1キャスタが設けられる。
さらに、第2リード線取得機構35は互いに対向して設けられる3つの引っ掛け部材351と、互いに対向して設けられる2つのサポート部材352とを含み、3つの引っ掛け部材351は吸盤342からリード線を取り2つのサポート部材352と協働してリード線を挟持するために用いられる。さらに、第2リード線取得機構35は第11駆動アセンブリ353をさらに含み、第11駆動アセンブリ353は第7カム3531と、第7スイングアーム3532と、第10リンク3533と、第9揺動部材3534と、第11リンク3535と、第7スライダ3536とを含み、第10リンク3533の両端はそれぞれ第7スイングアーム3532及び第9揺動部材3534にヒンジ接続され、第9揺動部材3534は回転して第2ベース31に接続され、第11リンク3535の両端はそれぞれ第9揺動部材3534及び第7スライダ3536にヒンジ接続され、引っ掛け部材351は第7スライダ3536に設けられ、第7カム3531は回転して第7スイングアーム3532を駆動して揺動させ、第7スイングアーム3532は揺動して第10リンク3533によって第9揺動部材3534を駆動して揺動させ、第9揺動部材3534は揺動して第11リンク3535によって第7スライダ3536を駆動して移動させ、そして引っ掛け部材351がリード線に近づきリード線を取り外し、サポート部材352と協働してリード線を挟持するように引っ掛け部材351を駆動する。
さらに、調整機構36は第2リード線取得機構35に位置するリード線の位置を調整するために用いられる。具体的には、調整機構36は2つの調整部材361を含み、2つの調整部材361はリード線の両端と一対一で対応し、リード線の位置を調整するために用いられる。調整機構36は第12駆動アセンブリ362をさらに含み、第12駆動アセンブリ362は第8カム3621と、第8スイングアーム3622と、第12リンク3623と、第10揺動部材3624とを含み、2つの調整部材361は板状であり且つ互いに対向して設けられ、調整部材361は第8スライダ3611によって摺動して第2ベース31に接続され、第12リンク3623の両端はそれぞれ第8スイングアーム3622及び第10揺動部材3624にヒンジ接続され、第10揺動部材3624は回転して第2ベース31に接続される。第8カム3621は回転して第8スイングアーム3622を駆動して揺動させ、第8スイングアーム3622は揺動して第12リンク3623によって第10揺動部材3624を駆動して揺動させることにより、第8スライダ3611を駆動して2つの調整部材361の位置を調整し、そしてリード線の位置を調整する。
さらに、第2検出機構37は第2リード線取得機構35上のリード線の方向が正しいかどうか、第2リード線取得機構35にリード線があるかどうかを検出するために用いられる。具体的には、第2検出機構37は検出ブロック371と、第1検出器372と、基準端373と、第13駆動アセンブリ374と、第9スライダ375とを含み、検出ブロック371はリード線に移動しリード線に当たることができ、第1検出器372は検出ブロック371に従って移動し基準端373に近づくことができ、第1検出器372と基準端373の距離によって、リード線の方向が正しいかどうか、第2リード線取得機構35にリード線があるかどうかを判断する。第13駆動アセンブリ374は第9カム3741と、第9スイングアーム3742とを含み、検出ブロック371及び第1検出器372は、摺動して第2ベース31に接続される第9スライダ375に設けられ、基準端373は第2ベース31に設けられ、第9スイングアーム3742は第9スライダ375にヒンジ接続され、第9カム3741は回転して第9スイングアーム3742を駆動して揺動させ、第9スイングアーム3742が揺動して第9スライダ375を駆動して移動させることにより、検出ブロック371はリード線に移動しリード線に当たることができ、第1検出器372は検出ブロック371に従って移動し基準端373に近づくことができる。リード線輸送装置30は第3駆動ユニット302をさらに含み、第3駆動ユニット302は第5カム3341、第6カム391、第8カム3621及び第9カム3741を駆動して回転させるために用いられる。
さらに、第3リード線取得機構38は第2リード線取得機構35上の方向が正しいリード線をリード線打ち込み作業位置に輸送するために用いられる。第3リード線取得機構38は第2挟持アセンブリ381と、第6駆動アセンブリ382と、ロック部材383とを含み、第6駆動アセンブリ382は、リード線を挟み取るために第2挟持アセンブリ381を駆動して開閉させるために用いられ、第2検出機構37はリード線の方向が正しくないことを検出するか、第2リード線取得機構35からリード線が検出されない場合に、ロック部材383は、第2挟持アセンブリ381が開く状態であるように第6駆動アセンブリ382をロックする。
さらに、リセット部材301は第2位置から離れた吸盤342をリセットするために用いられる。リセット部材301はばねであり、リセット部材301の両端はそれぞれ第1トグル部材3412及び円盤341に接続される。
さらに、図1、図4及び図6が参照されるとおり、箔片輸送装置10は箔片を事前パンチ作業位置に輸送するために用いられる。リード線打ち込み作業位置は事前パンチ作業位置に正対して設けられる。加締接続装置40はリード線打ち込み作業位置に位置するリード線を事前パンチ作業位置に位置する箔片に加締接続するために用いられる。具体的には、加締接続装置40は第3ベースと、金型アセンブリと、第14駆動アセンブリとを含み、金型アセンブリは第3ベースに設けられ、第14駆動アセンブリは3つのベースを駆動して第6位置、第7位置及び第8位置に運動させるために用いられ、金型アセンブリは事前パンチ金型と、リード線打ち込み金型と、花弁形成金型とを含む。第3ベースが第6位置に位置する時、事前パンチ金型は事前パンチ作業位置に対応し、第14駆動アセンブリはさらに、事前パンチ作業位置に位置する箔片に第1加締接続孔を形成するように事前パンチ金型を駆動して運動させるために用いられる。第3ベースが第7位置に位置する時、リード線打ち込み金型はリード線打ち込み作業位置に対応し、第14駆動アセンブリはさらに、リード線打ち込み作業位置に位置するリード線に第2加締接続孔を形成するようにリード線打ち込み金型を駆動して運動させるために用いられ、第2加締接続孔は第1加締接続孔に連通する。第3ベースが第8位置に位置する時、花弁形成金型は事前パンチ作業位置に対応し、第14駆動アセンブリはさらに、リード線と箔片が第1加締接続孔及び第2加締接続孔で圧着され、加締接続が完了するように、花弁形成金型を駆動して運動させるために用いられる。
さらに、図1、図3、図4及び図6が参照されるとおり、巻取システムは溶接機構50をさらに含む。箔片輸送装置10は3つであり、2つは正極箔片及び負極箔片を輸送するために用いられ、もう1つは箔片を溶接機構50に輸送するために用いられ、溶接機構50は箔片を加締接続後の負極箔の加締接続位置に溶接するために用いられる。具体的には、溶接機構50は第15駆動アセンブリ51によって駆動され、第15駆動アセンブリ51は第10カム511と、第10スイングアーム512とを含み、第10カム511は回転して第10スイングアーム512を駆動して揺動させて、溶接機構50が近づく又は離れるように駆動することにより、溶接機構50は箔片を加締接続後の負極箔の加締接続位置に溶接し、サイズが小さい当該箔片によって、加締接続位置の厚みを増やし、リード線の花弁の部分が箔片を突き通すことを防ぐ。
図12から図16が参照されるとおり、巻取装置60は電解紙及び加締接続後の箔片を巻き取ってコンデンサ素子を形成するために用いられ、巻取装置60は第1駆動機構61と、巻取アセンブリ62とを含み、第1駆動機構61は巻取アセンブリ62が巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転又は自転するように巻取アセンブリ62を駆動する。
さらに、図1から図6が参照されるとおり、リード線輸送装置30は2つ設けられ、2つのリード線輸送装置30は2つの箔片輸送装置10と一対一で対応する。加締接続装置40は2つが設けられ、正極箔片及び負極箔片の加締接続に用いられ、2つの箔片輸送装置10は2つの加締接続機構と一対一で対応する。巻取システムは4つの電解紙輸送装置20をさらに含み、2つの箔片輸送装置10及び4つの電解紙輸送装置20によって、4層の電解紙、加締接続後の負極箔及び加締接続後の正極箔を電解紙、加締接続後の負極箔、電解紙、電解紙、加締接続後の正極箔、電解紙の積層順序で巻取作業位置に輸送する。巻取作業位置で前のコンデンサ素子の巻取が完了する時、加締接続後の正極箔がせん断されて挟持される。具体的には、巻取システムは第16駆動アセンブリと、第1トリミング部11と、第17駆動アセンブリと、第18駆動アセンブリと、2つの箔片押圧アーム12と、第19駆動アセンブリと、第20駆動アセンブリと、上側押圧アセンブリ13と、上側押圧アセンブリ13に対向して設けられる下側押圧アセンブリ14と、第2カット部材15と、第21駆動アセンブリとをさらに含む。第16駆動アセンブリは第11カムと、第11スイングアームとを含み、第11カムは回転して第11スイングアームを駆動して揺動させ、そして第1トリミング部11が開閉して加締接続後の正極箔をせん断するように駆動し、第17駆動アセンブリは第12カムと、第12スイングアームとを含み、第12カムは回転して第12スイングアームを駆動して揺動させ、そして2つの箔片押圧アーム12が加締接続後の正極箔を挟持し加締接続後の正極箔を緩めるように駆動される。第18駆動アセンブリは第13カムと、第13スイングアームとを含み、第13カムは回転して第13スイングアームを駆動して揺動させることにより、加締接続後の正極箔を挟持している2つの箔片押圧アーム12が上側押圧アセンブリ13と下側押圧アセンブリ14の間に向かって移動するように駆動される。第19駆動アセンブリは第14カムと、第14スイングアームと、第1接続部材とを含み、第20駆動アセンブリは第15カムと、第15スイングアームと、第2接続部材とを含み、第14カムは回転して第14スイングアームを駆動して揺動させ、そして第1接続部材によって上側押圧アセンブリ13を駆動して移動させ、第15カムは回転して第15スイングアームを駆動して揺動させ、そして第2接続部材によって下側押圧アセンブリ14を駆動して移動させ、上側押圧アセンブリ13と下側押圧アセンブリ14が近づき、4層の電解紙、加締接続後の負極箔及び加締接続後の正極箔を電解紙、加締接続後の負極箔、電解紙、電解紙、加締接続後の正極箔、電解紙の積層順序で挟持する。第2カット部材15は電解紙、加締接続後の正極箔及び加締接続後の負極箔をせん断する。第21駆動アセンブリは第16カムと、第16スイングアームと、第3接続部材とを含み、第16カムは回転して第16スイングアームを駆動して揺動させ、そして第3接続部材によって上側押圧アセンブリ13及び下側押圧アセンブリ14が巻取装置60に近づく又は離れるように駆動されることにより、4層の電解紙、加締接続後の負極箔及び加締接続後の正極箔を巻取装置60に取り入れる。上側押圧アセンブリ13及び下側押圧アセンブリ14の互いに接触する一端にいずれもキャスタを備え、これにより巻取作業位置での巻取アセンブリ62が巻き取る時、上側押圧アセンブリ13及び下側押圧アセンブリ14は継続的に電解紙、加締接続後の負極箔及び加締接続後の正極箔を伝送でき、また、巻取システムは尾端押圧片16と、第2検出器17と、第3検出器18とをさらに含み、尾端押圧片16は前のコンデンサ素子が崩れないように、その尾端を押さえるために用いられる。第2検出器17及び第3検出器18はそれぞれ上側押圧アセンブリ13と下側押圧アセンブリ14の間に加締接続後の負極箔又は加締接続後の正極箔があるかどうかを検出するために用いられる。
さらに、図12から図16が参照されるとおり、第1駆動機構61は第1ベース611と、方向変換座612と、第1駆動アセンブリ613と、第2駆動アセンブリ614とを含み、方向変換座612は第1ベース611に貫設され、巻取アセンブリ62は複数であり、且つ均一に方向変換座612に設けられ、本実施例では、巻取アセンブリ62は4つであり、且つ方向変換座612の軸線に平行に設けられる。第1駆動アセンブリ613は第1出力軸6131を含み、第1駆動アセンブリ613は第1出力軸6131によって方向変換座612を駆動して第1ベース611に対して回転させることにより、各巻取アセンブリ62を方向変換座612に従って巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転させ、第2駆動アセンブリ614は各巻取アセンブリ62を駆動して自転させるために用いられ、第1駆動アセンブリ613はダブルダイヤフラム軸継手6132によって第1出力軸6131に接続される。
さらに、第2駆動アセンブリ614は第1駆動ユニット6141と、第1伝動部材6142と、第2伝動部材6143とを含み、第2伝動部材6143は中空の管状であり、第1出力軸6131は第2伝動部材6143に貫設され且つ方向変換座612に接続され、第2伝動部材6143は第1出力軸6131に対して回転でき、第2伝動部材6143の外壁に第1伝動部61431及び第2伝動部61432が設けられ、第1駆動ユニット6141は第1伝動部材6142によって第1伝動部61431と協働して、第2伝動部材6143を駆動して第1出力軸6131に対して回転させ、巻取アセンブリ62は第3伝動部6211を備え、第2伝動部材6143は第2伝動部61432によって第3伝動部6211と協働して、巻取アセンブリ62を第2伝動部材6143の回転に従って自転させる。
さらに、巻取アセンブリ62は第3伝動部材621と、軸杆622と、巻取針623とを含み、第3伝動部材621は軸杆622に外嵌され、第3伝動部6211は第3伝動部材621の外壁に位置し、第2伝動部材6143の回転によって第3伝動部材621は軸杆622を駆動し、そして巻取針623を自転させる。
第1伝動部61431、第2伝動部61432及び第3伝動部6211はいずれも歯車面であり、なお、第1伝動部61431、第2伝動部61432はいずれも2つであり、且ついずれも第2伝動部材6143の軸線に沿って分布し、第1伝動部61431及び第2伝動部61432はそれぞれ第2伝動部材6143の両端に位置し、第1伝動部材6142は2つであり、2つの第1伝動部材6142は2つの第1伝動部61431と一対一で対応し且つ第1伝動部61431に噛み合う。本実施例では、巻取アセンブリ62は4つであり、第3伝動部6211は2つが1組となって1つの第2伝動部61432に対応し且つ第2伝動部61432に噛み合う。前記構成により、伝動力が均一に分布し、応力の集中が避けられる。また、第1伝動部61431が50°回転すると、第3伝動部6211が90°回転し、即ち巻取針623が90°自転し、バックエンドの回転駆動の周期が短縮される。
巻取装置60は第3駆動アセンブリ63と、第4駆動アセンブリ64と、巻取針出しアセンブリ65と、巻取針戻しアセンブリ66と、制限部材67とをさらに含み、第3駆動アセンブリ63は巻取針出しアセンブリ65によって巻取作業位置での軸杆622が第3伝動部材621に対して移動して、巻取針623を推し出すように駆動し、第4駆動アセンブリ64は巻取針戻しアセンブリ66によって、荷降ろし作業位置での軸杆622が第3伝動部材621に対して移動して、巻取針623を引き戻すように駆動し、制限部材67は第3伝動部材621に対して移動する軸杆622の位置を制限するために用いられる。軸杆622と第3伝動部材621は軸方向において相対的に移動でき、径方向において相対的に回転できず、軸杆622は第3伝動部材621に従って回転できる。
具体的には、第3駆動アセンブリ63は第17カム631と、第17スイングアーム632と、第13リンク633と、第11揺動部材634とを含む。第13リンク633の両端はそれぞれ第17スイングアーム632及び第11揺動部材634にヒンジ接続される。第17カム631は回転して第17スイングアーム632を駆動して揺動させ、第17スイングアーム632は揺動して第13リンク633によって第11揺動部材634を駆動し、そして巻取針出しアセンブリ65が巻取針623を推し出すように駆動し、軸杆622の巻取針623から遠い側に、径方向に沿って外側に突出する2つの盤状構造6221が設けられ、2つの盤状構造6221は対向して設けられる。制限部材67は環状の部材であり、巻取針出しアセンブリ65は巻取針623から遠い側の盤状構造6221に作用する推力を生じることができ、制限部材67が盤状構造6221と協働して巻取針623を推し出す位置を制限する。第4駆動アセンブリ64は第18カム641と、第18スイングアーム642と、第14リンク643と、第12揺動部材644とを含む。第14リンク643の両端はそれぞれ第18スイングアーム642及び第12揺動部材644にヒンジ接続される。第18カム641は回転して第18スイングアーム642を駆動して揺動させ、第18スイングアーム642は揺動して第14リンク643によって第12揺動部材644を駆動し、そして巻取針戻しアセンブリ66が巻取針623を引き戻すように駆動し、巻取針戻しアセンブリ66は作用が前記推力と逆になる力を生じて巻取針623を引き戻すことができ、当該力がもう1つの盤状構造6221に作用し、制限部材67が当該盤状構造6221と協働して巻取針623を引き戻す位置を制限する。巻取作業位置での巻取アセンブリ62が巻き取ってコンデンサ素子を得た後、上側押圧アセンブリ13及び下側押圧アセンブリ14はリセットする。巻取装置60は完全に機械からなり、シリンダがないため、装置の安定性が向上する。
さらに、巻取装置60は第1検出機構68をさらに含み、第1検出機構68は接着剤付与作業位置に軸杆622があるかどうかを検出して、接着剤付与アセンブリ70を駆動して接着剤を付与させるために用いられる。接着剤付与アセンブリ70は第22駆動アセンブリによって駆動され接着剤を付与し、第22駆動アセンブリは第19カムと、第19スイングアームと、第4接続部材とを含み、第19カムは回転して第19スイングアームを駆動して揺動させ、第19スイングアームは揺動して第4接続部材によって接着剤付与アセンブリ70を駆動して接着剤を付与させる。巻取システムは粘着テープ輸送装置19と、第3カット部材71とをさらに含む。粘着テープ輸送装置19は粘着テープを接着剤付与アセンブリ70に輸送するために用いられる。接着剤付与後、尾端押圧片16はリセットする。第3カット部材71は第23駆動アセンブリによって駆動され、余剰の粘着テープを切断する。仕上げアセンブリ80は仕上げ作業位置に位置するコンデンサ素子上の粘着テープの自由端をコンデンサ素子に押し当てるために用いられる。具体的には、仕上げアセンブリ80一端にローラ81が設けられ、ローラ81は仕上げ作業位置に位置し且つコンデンサ素子上の粘着テープの自由端をコンデンサ素子に押し当てることにより、当該自由端をコンデンサ素子に接着させることができる。
さらに、図16から図22が参照されるとおり、移送装置90は荷降ろし作業位置に位置するコンデンサ素子を収集フレーム91に輸送するために用いられる。具体的には、移送装置90は第7駆動アセンブリ92と、第3挟持アセンブリ93と、第8駆動アセンブリ94と、第4挟持アセンブリ95と、第5挟持アセンブリ96とを含む。第3挟持アセンブリ93は荷降ろし作業位置の下方に位置する。
第7駆動アセンブリ92は第3挟持アセンブリ93が荷降ろし作業位置に移動し、荷降ろし作業位置に位置するコンデンサ素子を挟み取りリセットするように第3挟持アセンブリ93を駆動するために用いられる。第7駆動アセンブリ92は第1カム921と、第1スイングアーム922と、第1リンク923と、第1揺動部材924と、第2リンク925と、第2カム926と、第2スイングアーム927と、第2揺動部材928と、第1横押し部材929と、第1ヒンジ部材92aと、第3リンク92bと、第3揺動部材92cとを含む。第1揺動部材924の両端にそれぞれ第1カンチレバー9241及び第2カンチレバー9242が固定され、第1スイングアーム922の一端は第1リンク923にヒンジ接続され、第1リンク923の他端は第1カンチレバー9241にヒンジ接続され、第2カンチレバー9242の第1揺動部材924から遠い一端は第2リンク925に接続され、第2接続ロッドの第2カンチレバー9242から遠い一端は第3挟持アセンブリ93に接続され、第1カム921は回転して第1スイングアーム922を駆動して揺動させ、第1スイングアーム922は揺動して第1リンク923によって第1揺動部材924が軸線を中心に揺動するように駆動し、第1揺動部材924は軸線を中心に揺動して第2リンク925を駆動して上下に移動させることにより、第3挟持アセンブリ93が荷降ろし作業位置に移動しリセットするように第3挟持アセンブリ93を駆動する。第2スイングアーム927の一端は第2揺動部材928の一端に固定して接続され、第2揺動部材928の他端に第3カンチレバー9281が固定され、第1横押し部材929は第3カンチレバー9281にヒンジ接続され、第1ヒンジ部材92aは第3リンク92bにヒンジ接続され、第3リンク92bの第1ヒンジ部材92aから遠い一端は第3揺動部材92cにヒンジ接続され、第2カム926は回転して第2スイングアーム927を駆動して揺動させ、第2スイングアーム927は揺動して第2揺動部材928を駆動して軸線を中心に揺動させ、第2揺動部材928は軸線を中心に揺動して第1横押し部材929が第1ヒンジ部材92aに近づく又は離れるように第1横押し部材929を駆動し、第1横押し部材929は第1ヒンジ部材92aに当たって第1ヒンジ部材92aを駆動してヒンジ接続した場所を中心に回転させ、第1ヒンジ部材92aは回転して第3リンク92bを駆動して上方に移動させ、第3リンク92bが上方に移動して第3揺動部材92cを駆動して軸線を中心に回転させることにより、第3挟持アセンブリ93を駆動して開かせる。
さらに、第3挟持アセンブリ93は2つの第3挟持部931と、第2スライドウェイ932と、第2スライダ933とを含み、第3挟持部931は第3回転軸934によって回転して第2スライダ933に接続され、第3挟持部931は第2スライダ933に設けられ且つ第2スライダ933によって摺動して第2スライドウェイ932に接続され、第2リンク925の第2カンチレバー9242から遠い一端は第2スライダ933に接続され、第3リンク92bは第2スライダ933を挿通し且つ第3揺動部材92cによって1つの第3回転軸934に接続されて、当該第3回転軸934を駆動して回転させ、2つの第3回転軸934には2つの第3回転軸934が同期して回転するように、それぞれ第1同期部材935が設けられて、2つの第3挟持部931を駆動して開かせる。第1同期部材935は歯車構造であり、歯車が噛み合って伝動することにより2つの第3回転軸934が同期して回転することを保証する。
さらに、第8駆動アセンブリ94は第4挟持アセンブリ95を駆動して回転させるために用いられる。第4挟持アセンブリ95はその回転経路に少なくとも第3位置及び第4位置を備える。第4位置は第3位置の下方に位置する。第3位置に位置する時、第4挟持アセンブリ95は第3挟持アセンブリ93に位置するコンデンサ素子を挟み取ることができ、第5挟持アセンブリ96は第4位置に位置する第4挟持アセンブリ95上のコンデンサ素子を挟み取り当該コンデンサ素子が合格であるかどうかを検出することができる。
本実施例の移送装置90は高所から落ちるものを収集する従来の方法の代わりに、収集フレーム91の所定の高さに徐々にコンデンサ素子を降ろすため、製品の品質を損なわずに済む。移送装置90を用いるとコンデンサ素子が高所から落下する代わりに、安定的に収集フレーム91の近くに移送されるため、製品の品質を損なうことなく、簡単で効率的に材料を取得することができる。
具体的には、第8駆動アセンブリ94は第3カム941と、第3スイングアーム942と、第4リンク943と、第4揺動部材944と、第5揺動部材945と、第1接続板946とを含み、第4揺動部材944は回転して第1接続板946に接続され、第4挟持アセンブリ95は第4揺動部材944に設けられ、第5揺動部材945は回転して第1接続板946に接続され且つ第4揺動部材944にヒンジ接続され、第4リンク943の両端はそれぞれ第5揺動部材945及び第3スイングアーム942にヒンジ接続され、第3カム941は回転して第3スイングアーム942を駆動して揺動させ、第3スイングアーム942は揺動して第4リンク943を駆動して往復移動させ、第4リンク943は往復移動して第5揺動部材945を駆動して揺動させ、そして第4揺動部材944を駆動して揺動させることにより、第4挟持アセンブリ95を第3位置と第4位置との間で回転させる。
さらに、第4揺動部材944には第4揺動部材944に対して摺動できる第3スライダ9441が設けられ、第4挟持アセンブリ95は第3スライダ9441に設けられ、第5揺動部材945は第3スライダ9441によって第4揺動部材944にヒンジ接続され、第1接続板946に第1スライド溝9461が設けられ、第3スライダ9441の一部が第1スライド溝9461に収容され、具体的には、第3スライダ9441には摺動して第1スライド溝9461に接続されるガイドポスト94411が設けられ、第5揺動部材945にはガイドポスト94411にヒンジ接続される貫通溝9451が設けられる。さらに、第4挟持アセンブリ95が第3位置に位置する時、第5揺動部材945は第3スライダ9441が第1スライド溝9461に沿って第3挟持アセンブリ93に近づくように第3スライダ9441を駆動することができ、第4挟持アセンブリ95が第4位置に位置する時、第5揺動部材945は第3スライダ9441が第1スライド溝9461に沿って第5挟持アセンブリ96に近づくように第3スライダ9441を駆動することができる。第1スライド溝9461は第5揺動部材945の回転中心に向かって突起する円弧区間94611を備え、これにより第5揺動部材945が第3スライダ9441に作用するモーメントアームを低減して、第5揺動部材945が一層安定的に回転する。本実施例では、第4挟持アセンブリ95は第1シリンダ951によって開閉を制御される。
さらに、移送装置90は第9駆動アセンブリ97をさらに含み、第9駆動アセンブリ97は第4カム971と、第4スイングアーム972と、第6揺動部材973と、第5リンク974とを含み、第6揺動部材973に第4カンチレバー9731が設けられ、第4スイングアーム972の一端は第6揺動部材973に固定して接続され、第4カンチレバー9731は第5リンク974にヒンジ接続され、第4カム971は回転して第4スイングアーム972を駆動して揺動させ、第4スイングアーム972は揺動して第6揺動部材973を駆動して揺動させ、第6揺動部材973は揺動して第5リンク974を駆動して往復移動させ、そして第5挟持アセンブリ96を駆動して開閉させる。
さらに、第5挟持アセンブリ96は2つの第5挟持部961を含み、第5リンク974は一方の第5挟持部961にヒンジ接続され、2つの第5挟持部961には2つの第5挟持部961が同期して開閉するようにそれぞれ第2同期部材962が設けられ、2つの第5挟持部961の対向する側にはコンデンサ素子が合格であるかどうかを検出するための検出端963を備える。第2同期部材962は歯車構造であり、歯車構造が噛み合って伝動することにより2つの第5挟持部961が同期して開閉することを保証する。
さらに、第1スイングアーム922、第2スイングアーム927及び第4スイングアーム972にいずれも弾性部材98が設けられ、弾性部材98は第1スイングアーム922、第2スイングアーム927、第4スイングアーム972をそれぞれ第1カム921、第2カム926、第4カム971に対応して密着させるために用いられる。
さらに、第1スイングアーム922、第2スイングアーム927、第3スイングアーム942及び第4スイングアーム972にはそれぞれ、転動して第1カム921、第2カム926、第3カム941、第4カム971に密着する第1転動部材99が設けられ、第1ヒンジ部材92aには転動して第1横押し部材929に密着できる第2転動部材92a1が設けられる。
移送装置90は第2駆動ユニット901をさらに含み、第1カム921、第2カム926、第3カム941及び第4カム971はいずれも第2駆動ユニット901の出力端に嵌設され、第2駆動ユニット901は第1カム921、第2カム926、第3カム941及び第4カム971を駆動して回転させるために用いられる。
さらに、図1、図4及び図6が参照されるとおり、収集フレーム91に良品チャンバと、不良品チャンバと、バッフル911とが設けられ、第5挟持部961がコンデンサ素子を良品と検出する場合には、バッフル911が不良品チャンバを閉め、良品チャンバが開き、第5挟持部961がコンデンサ素子を不良品と検出する場合には、バッフル911が良品チャンバを閉め、不良品チャンバが開き、バッフル911は、コンデンサ素子が対応する良品チャンバ又は不良品チャンバに入るようガイドする役割を果たす。バッフル911は収集フレーム91の内壁にヒンジ接続され且つ第2シリンダ912によって駆動されて反転し、第5挟持部961がコンデンサ素子を良品と検出する場合には、第2シリンダ912はバッフル911を駆動して反転させて不良品チャンバを閉め、良品チャンバが開き、第5挟持部961がコンデンサ素子を不良品と検出する場合には、第2シリンダ912はバッフル911を駆動して反転させて良品チャンバを閉め、不良品チャンバが開く。
上述したのは本願の好ましい実施例に過ぎず、本願の請求範囲はこれに限定されない。本願の特許請求の範囲に基づいてなされた同等な変更が、なおも本願に含まれる。
(付記)
(付記1)
電解紙及び加締接続後の箔片を巻き取ってコンデンサ素子を形成するための巻取装置であって、第1駆動機構と、巻取アセンブリとを含み、前記第1駆動機構は前記巻取アセンブリが巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転又は自転するように前記巻取アセンブリを駆動することを特徴とする巻取装置。
(付記1)
電解紙及び加締接続後の箔片を巻き取ってコンデンサ素子を形成するための巻取装置であって、第1駆動機構と、巻取アセンブリとを含み、前記第1駆動機構は前記巻取アセンブリが巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転又は自転するように前記巻取アセンブリを駆動することを特徴とする巻取装置。
(付記2)
前記第1駆動機構は第1ベースと、方向変換座と、第1駆動アセンブリと、第2駆動アセンブリとを含み、前記方向変換座は前記第1ベースに貫設され、前記巻取アセンブリは複数であり、且つ均一に前記方向変換座に設けられ、前記第1駆動アセンブリは第1出力軸を含み、前記第1駆動アセンブリは前記第1出力軸によって前記方向変換座を駆動して前記第1ベースに対して回転させることにより、各前記巻取アセンブリを前記方向変換座に従って巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転させ、前記第2駆動アセンブリは各前記巻取アセンブリを駆動して自転させるために用いられることを特徴とする付記1に記載の巻取装置。
前記第1駆動機構は第1ベースと、方向変換座と、第1駆動アセンブリと、第2駆動アセンブリとを含み、前記方向変換座は前記第1ベースに貫設され、前記巻取アセンブリは複数であり、且つ均一に前記方向変換座に設けられ、前記第1駆動アセンブリは第1出力軸を含み、前記第1駆動アセンブリは前記第1出力軸によって前記方向変換座を駆動して前記第1ベースに対して回転させることにより、各前記巻取アセンブリを前記方向変換座に従って巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転させ、前記第2駆動アセンブリは各前記巻取アセンブリを駆動して自転させるために用いられることを特徴とする付記1に記載の巻取装置。
(付記3)
前記第2駆動アセンブリは第1駆動ユニットと、第1伝動部材と、第2伝動部材とを含み、前記第2伝動部材は中空の管状であり、前記第1出力軸は前記第2伝動部材に貫設され且つ前記方向変換座に接続され、前記第2伝動部材は前記第1出力軸に対して回転でき、前記第2伝動部材の外壁に第1伝動部及び第2伝動部が設けられ、前記第1駆動ユニットは前記第1伝動部材によって前記第1伝動部と協働して、前記第2伝動部材を駆動して前記第1出力軸に対して回転させ、前記巻取アセンブリは第3伝動部を備え、前記第2伝動部材は前記第2伝動部によって前記第3伝動部と協働して、前記巻取アセンブリを前記第2伝動部材の回転に従って自転させることを特徴とする付記2に記載の巻取装置。
前記第2駆動アセンブリは第1駆動ユニットと、第1伝動部材と、第2伝動部材とを含み、前記第2伝動部材は中空の管状であり、前記第1出力軸は前記第2伝動部材に貫設され且つ前記方向変換座に接続され、前記第2伝動部材は前記第1出力軸に対して回転でき、前記第2伝動部材の外壁に第1伝動部及び第2伝動部が設けられ、前記第1駆動ユニットは前記第1伝動部材によって前記第1伝動部と協働して、前記第2伝動部材を駆動して前記第1出力軸に対して回転させ、前記巻取アセンブリは第3伝動部を備え、前記第2伝動部材は前記第2伝動部によって前記第3伝動部と協働して、前記巻取アセンブリを前記第2伝動部材の回転に従って自転させることを特徴とする付記2に記載の巻取装置。
(付記4)
前記巻取アセンブリは第3伝動部材と、軸杆と、巻取針とを含み、前記第3伝動部材は前記軸杆に外嵌され、前記第3伝動部は前記第3伝動部材の外壁に位置し、前記第2伝動部材の回転によって第3伝動部材は前記軸杆を駆動し、そして巻取針を自転させることを特徴とする付記3に記載の巻取装置。
前記巻取アセンブリは第3伝動部材と、軸杆と、巻取針とを含み、前記第3伝動部材は前記軸杆に外嵌され、前記第3伝動部は前記第3伝動部材の外壁に位置し、前記第2伝動部材の回転によって第3伝動部材は前記軸杆を駆動し、そして巻取針を自転させることを特徴とする付記3に記載の巻取装置。
(付記5)
前記第1伝動部、前記第2伝動部及び前記第3伝動部はいずれも歯車面であることを特徴とする付記4に記載の巻取装置。
前記第1伝動部、前記第2伝動部及び前記第3伝動部はいずれも歯車面であることを特徴とする付記4に記載の巻取装置。
(付記6)
第3駆動アセンブリと、第4駆動アセンブリと、巻取針出しアセンブリと、巻取針戻しアセンブリと、制限部材とをさらに含み、前記第3駆動アセンブリは前記巻取針出しアセンブリによって前記巻取作業位置での前記軸杆が前記第3伝動部材に対して移動して、前記巻取針を推し出すように駆動し、前記第4駆動アセンブリは前記巻取針戻しアセンブリによって、前記荷降ろし作業位置での前記軸杆が前記第3伝動部材に対して移動して、前記巻取針を引き戻すように駆動し、前記制限部材は前記第3伝動部材に対して移動する前記軸杆の位置を制限するために用いられることを特徴とする付記5に記載の巻取装置。
第3駆動アセンブリと、第4駆動アセンブリと、巻取針出しアセンブリと、巻取針戻しアセンブリと、制限部材とをさらに含み、前記第3駆動アセンブリは前記巻取針出しアセンブリによって前記巻取作業位置での前記軸杆が前記第3伝動部材に対して移動して、前記巻取針を推し出すように駆動し、前記第4駆動アセンブリは前記巻取針戻しアセンブリによって、前記荷降ろし作業位置での前記軸杆が前記第3伝動部材に対して移動して、前記巻取針を引き戻すように駆動し、前記制限部材は前記第3伝動部材に対して移動する前記軸杆の位置を制限するために用いられることを特徴とする付記5に記載の巻取装置。
(付記7)
第1検出機構をさらに含み、前記第1検出機構は前記接着剤付与作業位置に前記軸杆があるかどうかを検出して、接着剤付与アセンブリを駆動して接着剤を付与させるために用いられることを特徴とする付記6に記載の巻取装置。
第1検出機構をさらに含み、前記第1検出機構は前記接着剤付与作業位置に前記軸杆があるかどうかを検出して、接着剤付与アセンブリを駆動して接着剤を付与させるために用いられることを特徴とする付記6に記載の巻取装置。
(付記8)
箔片を事前パンチ作業位置に輸送するための箔片輸送装置と、
リード線をリード線打ち込み作業位置に輸送するためのリード線輸送装置であって、前記リード線打ち込み作業位置は前記事前パンチ作業位置に正対して設けられるリード線輸送装置と、
前記リード線打ち込み作業位置に位置するリード線を前記事前パンチ作業位置に位置する箔片に加締接続するための加締接続装置と、
付記1~7のいずれか1つに記載の巻取装置と、
前記仕上げ作業位置に位置するコンデンサ素子上の粘着テープの自由端を前記コンデンサ素子に押し当てるための仕上げアセンブリと、
前記荷降ろし作業位置に位置するコンデンサ素子を収集フレームに輸送するための移送装置とを含むことを特徴とする巻取システム。
箔片を事前パンチ作業位置に輸送するための箔片輸送装置と、
リード線をリード線打ち込み作業位置に輸送するためのリード線輸送装置であって、前記リード線打ち込み作業位置は前記事前パンチ作業位置に正対して設けられるリード線輸送装置と、
前記リード線打ち込み作業位置に位置するリード線を前記事前パンチ作業位置に位置する箔片に加締接続するための加締接続装置と、
付記1~7のいずれか1つに記載の巻取装置と、
前記仕上げ作業位置に位置するコンデンサ素子上の粘着テープの自由端を前記コンデンサ素子に押し当てるための仕上げアセンブリと、
前記荷降ろし作業位置に位置するコンデンサ素子を収集フレームに輸送するための移送装置とを含むことを特徴とする巻取システム。
(付記9)
前記箔片輸送装置は2つであり、正極箔片及び負極箔片を輸送するために用いられ、前記リード線輸送装置は2つ設けられ、2つの前記リード線輸送装置は2つの前記箔片輸送装置と一対一で対応し、
前記加締接続装置は2つ設けられ、正極箔片及び負極箔片の加締接続に用いられ、2つの前記箔片輸送装置は2つの前記加締接続機構と一対一で対応し、
4つの電解紙輸送装置をさらに含み、2つの前記箔片輸送装置及び4つの前記電解紙輸送装置によって、4層の電解紙、加締接続後の負極箔及び加締接続後の正極箔を電解紙、加締接続後の負極箔、電解紙、電解紙、加締接続後の正極箔、電解紙の積層順序で巻取作業位置に輸送することを特徴とする付記8に記載の巻取システム。
前記箔片輸送装置は2つであり、正極箔片及び負極箔片を輸送するために用いられ、前記リード線輸送装置は2つ設けられ、2つの前記リード線輸送装置は2つの前記箔片輸送装置と一対一で対応し、
前記加締接続装置は2つ設けられ、正極箔片及び負極箔片の加締接続に用いられ、2つの前記箔片輸送装置は2つの前記加締接続機構と一対一で対応し、
4つの電解紙輸送装置をさらに含み、2つの前記箔片輸送装置及び4つの前記電解紙輸送装置によって、4層の電解紙、加締接続後の負極箔及び加締接続後の正極箔を電解紙、加締接続後の負極箔、電解紙、電解紙、加締接続後の正極箔、電解紙の積層順序で巻取作業位置に輸送することを特徴とする付記8に記載の巻取システム。
(付記10)
溶接機構をさらに含み、箔片を前記溶接機構に輸送するためにさらに1つの箔片輸送装置を含み、前記溶接機構は箔片を加締接続後の負極箔の加締接続位置に溶接するために用いられることを特徴とする付記9に記載の巻取システム。
溶接機構をさらに含み、箔片を前記溶接機構に輸送するためにさらに1つの箔片輸送装置を含み、前記溶接機構は箔片を加締接続後の負極箔の加締接続位置に溶接するために用いられることを特徴とする付記9に記載の巻取システム。
Claims (10)
- 電解紙及び加締接続後の箔片を巻き取ってコンデンサ素子を形成するための巻取装置であって、第1駆動機構と、巻取アセンブリとを含み、前記第1駆動機構は前記巻取アセンブリが巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転又は自転するように前記巻取アセンブリを駆動することを特徴とする巻取装置。
- 前記第1駆動機構は第1ベースと、方向変換座と、第1駆動アセンブリと、第2駆動アセンブリとを含み、前記方向変換座は前記第1ベースに貫設され、前記巻取アセンブリは複数であり、且つ均一に前記方向変換座に設けられ、前記第1駆動アセンブリは第1出力軸を含み、前記第1駆動アセンブリは前記第1出力軸によって前記方向変換座を駆動して前記第1ベースに対して回転させることにより、各前記巻取アセンブリを前記方向変換座に従って巻取作業位置、接着剤付与作業位置、仕上げ作業位置、及び荷降ろし作業位置の間で公転させ、前記第2駆動アセンブリは各前記巻取アセンブリを駆動して自転させるために用いられることを特徴とする請求項1に記載の巻取装置。
- 前記第2駆動アセンブリは第1駆動ユニットと、第1伝動部材と、第2伝動部材とを含み、前記第2伝動部材は中空の管状であり、前記第1出力軸は前記第2伝動部材に貫設され且つ前記方向変換座に接続され、前記第2伝動部材は前記第1出力軸に対して回転でき、前記第2伝動部材の外壁に第1伝動部及び第2伝動部が設けられ、前記第1駆動ユニットは前記第1伝動部材によって前記第1伝動部と協働して、前記第2伝動部材を駆動して前記第1出力軸に対して回転させ、前記巻取アセンブリは第3伝動部を備え、前記第2伝動部材は前記第2伝動部によって前記第3伝動部と協働して、前記巻取アセンブリを前記第2伝動部材の回転に従って自転させることを特徴とする請求項2に記載の巻取装置。
- 前記巻取アセンブリは第3伝動部材と、軸杆と、巻取針とを含み、前記第3伝動部材は前記軸杆に外嵌され、前記第3伝動部は前記第3伝動部材の外壁に位置し、前記第2伝動部材の回転によって第3伝動部材は前記軸杆を駆動し、そして巻取針を自転させることを特徴とする請求項3に記載の巻取装置。
- 前記第1伝動部、前記第2伝動部及び前記第3伝動部はいずれも歯車面であることを特徴とする請求項4に記載の巻取装置。
- 第3駆動アセンブリと、第4駆動アセンブリと、巻取針出しアセンブリと、巻取針戻しアセンブリと、制限部材とをさらに含み、前記第3駆動アセンブリは前記巻取針出しアセンブリによって前記巻取作業位置での前記軸杆が前記第3伝動部材に対して移動して、前記巻取針を推し出すように駆動し、前記第4駆動アセンブリは前記巻取針戻しアセンブリによって、前記荷降ろし作業位置での前記軸杆が前記第3伝動部材に対して移動して、前記巻取針を引き戻すように駆動し、前記制限部材は前記第3伝動部材に対して移動する前記軸杆の位置を制限するために用いられることを特徴とする請求項5に記載の巻取装置。
- 第1検出機構をさらに含み、前記第1検出機構は前記接着剤付与作業位置に前記軸杆があるかどうかを検出して、接着剤付与アセンブリを駆動して接着剤を付与させるために用いられることを特徴とする請求項6に記載の巻取装置。
- 箔片を事前パンチ作業位置に輸送するための箔片輸送装置と、
リード線をリード線打ち込み作業位置に輸送するためのリード線輸送装置であって、前記リード線打ち込み作業位置は前記事前パンチ作業位置に正対して設けられるリード線輸送装置と、
前記リード線打ち込み作業位置に位置するリード線を前記事前パンチ作業位置に位置する箔片に加締接続するための加締接続装置と、
請求項1~7のいずれか1項に記載の巻取装置と、
前記仕上げ作業位置に位置するコンデンサ素子上の粘着テープの自由端を前記コンデンサ素子に押し当てるための仕上げアセンブリと、
前記荷降ろし作業位置に位置するコンデンサ素子を収集フレームに輸送するための移送装置とを含むことを特徴とする巻取システム。 - 前記箔片輸送装置は2つであり、正極箔片及び負極箔片を輸送するために用いられ、前記リード線輸送装置は2つ設けられ、2つの前記リード線輸送装置は2つの前記箔片輸送装置と一対一で対応し、
前記加締接続装置は2つ設けられ、正極箔片及び負極箔片の加締接続に用いられ、2つの前記箔片輸送装置は2つの前記加締接続機構と一対一で対応し、
4つの電解紙輸送装置をさらに含み、2つの前記箔片輸送装置及び4つの前記電解紙輸送装置によって、4層の電解紙、加締接続後の負極箔及び加締接続後の正極箔を電解紙、加締接続後の負極箔、電解紙、電解紙、加締接続後の正極箔、電解紙の積層順序で巻取作業位置に輸送することを特徴とする請求項8に記載の巻取システム。 - 溶接機構をさらに含み、箔片を前記溶接機構に輸送するためにさらに1つの箔片輸送装置を含み、前記溶接機構は箔片を加締接続後の負極箔の加締接続位置に溶接するために用いられることを特徴とする請求項9に記載の巻取システム。
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