JP2006089271A - 積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置及び積み重ね方法 - Google Patents

積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置及び積み重ね方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 金属箔と絶縁接着フィルムの組合せ材を皺や歪みが生じないようにして容易に且つ生産性高く積み重ねることができる積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置を提供する。
【解決手段】 金属箔1と絶縁接着フィルム2とを重ねた組合せ材を複数積み重ねる。これを積層成形することによって、組合せ材の金属箔1と絶縁接着フィルム2を積層一体化した積層板を製造する際に、金属箔1と絶縁接着フィルム2を重ねると共に組合せ材Aを積み重ねるために用いられる装置に関する。長尺の金属箔1を巻いたロール3と、長尺の絶縁接着フィルム2を巻いたロール4と、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを各ロール3、4から繰り出すと共に重ね合わせて巻き取る回転駆動自在な巻き取り具5と、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを巻き取り具5に巻き取る前に予め金属箔1と絶縁接着フィルム2とを位置決めして積層するための材料セット機30とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属箔と絶縁接着フィルムとを重ね合わせて成形することによって積層板を製造する際に使用する金属箔と絶縁接着フィルムとの積み重ね装置及び積み重ね方法に関するものである。
フレキシブルプリント配線板のような、薄いプリント配線板は、ポリイミドフィルムなど絶縁接着フィルム2の両側に、銅箔など金属箔1,1を重ね、これを加熱加圧成形することによって、両面金属箔張り積層板を作製し、この積層板の両面の金属箔をパターニングして回路形成をすることによって製造されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3等参照)。ここで、絶縁接着フィルム2の両側に金属箔1,1を重ねて加熱加圧成形するにあたっては、図17(a)に示すように、この絶縁接着フィルム2の両側に金属箔1,1を重ねたものを一組の組合せ材Aとし、この多数組の組合せ材Aをキャリア板9の上に多段に積み重ねると共に最上段にプレート11を重ね、これを上下の熱盤10,10の間にセットして、加熱加圧成形を行なうことによって、一度の成形で多数枚の、図17(b)のような両面金属箔張り積層板Bを製造するようにしている。
上記のように積層板を成形するに際して、絶縁接着フィルム2の両側に金属箔1,1を重ねた組合せ材Aを多段に積み重ねる作業は、金属箔1、絶縁接着フィルム2、金属箔1の順の繰り返しで、所定の寸法にカットされた金属箔1と絶縁接着フィルム2をキャリア板9の上に一枚ずつ重ねることによって行なわれているが、金属箔1と絶縁接着フィルム2の積み重ねの枚数は多数枚であり、しかも金属箔1や絶縁接着フィルム2は厚みが薄いために、所定の寸法にカットされた金属箔1や絶縁接着フィルム2を一枚ずつ取り扱うことは困難である。このために、この積み重ねの作業には非常な手間と時間を要するものであった。
そこで、本出願人は、金属箔と絶縁接着フィルムとを重ねた組合せ材を容易に且つ生産性高く積み重ねることができる積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置を提供している(特願2003−181821号)。
この積み重ね装置は、図18に示すように、長尺の金属箔1を巻いたロール3と、長尺の絶縁接着フィルム2を巻いたロール4と、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを各ロール3、4から繰り出すと共に重ね合わせて巻き取る回転駆動自在な巻き取り具5とを備えるものであって、金属箔1と絶縁接着フィルム2を重ねて一組の組合せ材Aとし、この組合せ材Aの先端を巻き取り具5の外面の一所に保持させた状態で、回転軸12を中心にして巻き取り具5を一方向に回転駆動させることによって、金属箔1をロール3から、絶縁接着フィルム2をロール4からそれぞれ繰り出して、組合せ材Aを巻き取り具5に巻き取るようにするものである。
特開平5-63322号公報 特開平5−114784号公報 特開2002-12846号公報
しかし、上記の積み重ね装置では、金属箔1と絶縁接着フィルム2をロール3、4から引き出して巻き取り具5にセッティングする際に、金属箔1と絶縁接着フィルム2の先端同士が一致せずに位置ずれしたり金属箔1と絶縁接着フィルム2が幅方向において位置ずれしたりしやすく、この位置ずれした状態で巻き取り具に巻き取ることにより、組合せ材Aに皺や歪みが発生しやすいという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、金属箔と絶縁接着フィルムの組合せ材を皺や歪みが生じないようにして容易に且つ生産性高く積み重ねることができる積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置及び積み重ね方法を提供することを目的とするものである。
本発明の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置は、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを重ねた組合せ材Aを複数積み重ね、これを積層成形することによって、組合せ材Aの金属箔1と絶縁接着フィルム2を積層一体化した積層板Bを製造する際に、金属箔1と絶縁接着フィルム2を重ねると共に組合せ材Aを積み重ねるために用いられる装置であって、長尺の金属箔1を巻いたロール3と、長尺の絶縁接着フィルム2を巻いたロール4と、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを各ロール3、4から繰り出すと共に重ね合わせて巻き取る回転駆動自在な巻き取り具5と、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを巻き取り具5に巻き取る前に予め金属箔1と絶縁接着フィルム2とを位置決めして積層するための材料セット機30とを具備して成ることを特徴とするものである。
本発明にあって、材料セット機30は、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを位置決めして積層するための高さ位置H1、H2を2つ有し、そのうちの一つはロール入れ替え時に初期の金属箔1と絶縁接着フィルム2とを位置決めして積層するためのロール入れ替え高さ位置H1とし、他の一つは金属箔1と絶縁接着フィルム2とを所定の長さ巻き取った巻き取り具5の入れ替え時に金属箔1と絶縁接着フィルム2とを位置決めして積層するための巻き取り具入れ替え高さ位置H2とすることができる。
また、本発明にあって、材料セット機30は、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを位置決めして積層した状態で保持するための保持バー31を着脱自在に備え、保持バー31は巻き取り具5に着脱自在に形成することができる。
また、本発明にあって、保持バー31は、位置決めして積層した状態で保持した金属箔1と絶縁接着フィルム2とを切断する際にカッター32が差し込まれるスリット33を備えることが好ましい。
また、本発明にあって、保持バー31は、位置決めして積層した状態で保持した金属箔1と絶縁接着フィルム2とを切断する際に生じる粉塵を吸引するための吸引口34を備えることが好ましい。
本発明の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね方法は、請求項1乃至7のいずれかに記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置を用いて、ロール入れ替え時に二枚の金属箔1、1と一枚の絶縁接着フィルム2とを積み重ねるにあたって、一枚目の金属箔1を材料セット機30にクランプしてセットし、その金属箔1に絶縁接着フィルム2を重ね合せた後、絶縁接着フィルム2を材料セット機30にクランプしてセットし、その絶縁接着フィルム2に二枚目の金属箔1を重ね合せた後、二枚目の金属箔1を材料セット機30にクランプしてセットすることを特徴とするものである。
また、本発明の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね方法は、請求項4乃至7のいずれかに記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置を用いて、巻き取り具入れ替え時に二枚の金属箔1、1と一枚の絶縁接着フィルム2とを積み重ねるにあたって、重ね合っている状態の金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを材料セット機30の保持バー31に押さえ具35にて固定してセットすることを特徴とするものである。
また、本発明の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね方法は、請求項4乃至7のいずれかに記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置を用いて、二枚の金属箔1、1と一枚の絶縁接着フィルム2とを積み重ねるにあたって、一方の金属箔1のみを材料セット機30の保持バー31に保持してセットした後、この保持バー31を巻き取り具5の一端に取り付け、他方の金属箔1と絶縁接着フィルム2とを材料セット機30の他の保持バー31に保持してセットした後、この保持バー31を巻き取り具5のもう一端に取り付け、これら二本の保持バー31、31を両端に取り付けた状態で巻き取り具5を回転駆動させることによって、二枚の金属箔1、1と一枚の絶縁接着フィルム2とを重ね合わせて巻き取ることを特徴とするものである。
本発明によれば、長尺の金属箔と絶縁接着フィルムをロールから繰り出して巻き取り具に巻き取ることによって、金属箔と絶縁接着フィルムが重ね合わされた組合せ材を、何重にも重ねた状態で巻き取り具に巻き取ることができるものであり、巻き取り具を回転駆動するだけで、金属箔と絶縁接着フィルムとを重ねた組合せ材を容易に且つ生産性高く積み重ねることができるものである。また、材料セット機を用いて金属箔と絶縁接着フィルムとを巻き取り具に巻き取る前に予め位置決めして積層することができ、金属箔と絶縁接着フィルムとが位置ずれした状態で巻き取り具に巻き取られることが無くなって、組合せ材に皺や歪みが生じないようにすることができるものである。
また、材料セット機にロール入れ替え高さ位置と巻き取り具入れ替え高さ位置とを設けることにより、ロール入れ替えと巻き取り具入れ替え時の両方において金属箔と絶縁接着フィルムとを作業性よく重ねて組合せ材を形成することができるものである。
また、保持バーに金属箔と絶縁接着フィルムとを位置決めして積層した状態で保持した後、その保持バーを材料セット機から取り外して巻き取り具に取り付けることにより、金属箔と絶縁接着フィルムとを保持バーに作業性よく重ねて組合せ材を形成することができると共に組合せ材を保持バーに保持した状態で材料セット機から巻き取り具へ運ぶことができて皺や歪みが生じにくくなるものである。
また、保持バーのスリットにカッターを差し込んで移動させることにより、保持バーに保持した金属箔と絶縁接着フィルムとを切断することができ、金属箔と絶縁接着フィルムの切断を容易に行うことができるものである。
また、金属箔と絶縁接着フィルムとを切断する際に生じる粉塵を吸引口から吸引することができ、粉塵が飛散することが少なくなって作業環境の悪化を防止することができるものである。
また、一枚目の金属箔を材料セット機にクランプしてセットし、その金属箔に絶縁接着フィルムを重ね合せた後、絶縁接着フィルムを材料セット機にクランプしてセットし、その絶縁接着フィルムに二枚目の金属箔を重ね合せた後、二枚目の金属箔を材料セット機にクランプしてセットすることにより、金属箔と絶縁接着フィルムとを材料セット機に順次保持しながら重ねることができ、金属箔と絶縁接着フィルムとを容易に位置合わせしながら作業性よく重ね合わせることができるものである。
また、重ね合っている状態の金属箔と絶縁接着フィルムとを材料セット機の保持バーに押さえ具にて保持してセットすることにより、金属箔と絶縁接着フィルムとを押さえ具にて保持バーに保持させた状態で巻き取り具の入れ替えを行うことができ、金属箔と絶縁接着フィルムに皺や歪みを生じにくくして巻き取り具の入れ替え作業を行うことができるものである。
また、一枚の金属箔を保持する保持バーと、他の一枚の金属箔と絶縁接着フィルムとを保持する保持バーとを取り付けた状態で巻き取り具を回転駆動させて二枚の金属箔と一枚の絶縁接着フィルムとを重ね合わせて巻き取ることによって、金属箔と絶縁接着フィルムとを重ねた組合せ材の厚み方向における中央部分を金属箔が三層に重なった状態にすることができ、組合せ材の厚み方向の中央部分を容易に判別することができて作業性を向上させることができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例を概略的に示すものであり、回転軸12によって回転駆動される巻き取り具5と、銅箔などで形成される長尺の金属箔1を巻いた回転自在なロール3と、ポリイミドフィルムなどで形成される長尺の絶縁接着フィルム2を巻いた回転自在なロール4と、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを予め位置決めして積層するための材料セット機30とを備えている。
金属箔1を巻いたロール3は一対備えられており、この一対のロール3,3の間に絶縁接着フィルム2を巻いたロール4が配置されている。上記各ロール3,4の回転軸13はブレーキ機構6を設けた軸受け18に回転自在に支持されている。ブレーキ機構6はロール3,4の回転軸13の回転を制動するものであり、例えば、エアーブレーキやパウダーブレーキで形成することができる。エアーブレーキはエアー圧の調整によって回転制動の強さを調整することができるものであり、パウダーブレーキは電圧の調整で回転制動の強さを調整することができるものである。
巻き取り具5としては特に限定されるものではないが、例えば、偏平な枠体あるいは板体で形成することができる。図2に示す巻き取り具5は、回転軸12を中央に設けた一対の縦枠材16,16を平行に配置し、この縦枠材16,16の両端間にそれぞれ横枠材17,17を組み付けることによって、分解可能な偏平枠体に形成されるものであり、横枠材17は縦枠材16に対してネジ止めの手段やはめ合わせの手段などで脱着自在に結合されている。横枠材17は後述の保持バー31として使用されるものである。巻き取り具5の回転軸12は軸受け19に回転駆動自在に支持されている。この軸受け19にはエンコーダーや近接スイッチなどの回転角度検出具14が設けてあり、巻き取り具5の回転角度を回転角度検出具14で検出し、巻き取り具5の回転角度に応じてロール3、4の軸受け18のブレーキ機構6による制動強さを制御するように形成されている。
材料セット機30は上記のロール3、4と巻き取り具5との間に配置されるものであって、図3に示すように、基台40と基台40に対して昇降駆動自在に形成された昇降体41とを備えて形成されている。基台40は箱状に形成されており、その巻き取り具5側の面は材料保持面42として平面状に形成されている。また、基台40には上下三つのクランプ具43が設けられている。クランプ具43は一対のクランプ部材44、44で構成されており、各クランプ部材44は基台40の左右の同じ高さ位置に対向配置されている。クランプ部材44は挟持片44aと取付片44bとで略L字状に形成されるものであって、挟持片44aを材料保持面42と向き合う状態にして、取付片44bが材料保持面42と隣接する基台40の側面45に取り付けられている。取付片44bにはエアシリンダなどの駆動機46が接続されており、取付片44bが側面45の表面に沿って移動するように駆動機46の動作によりクランプ部材44が前後方向に駆動自在に形成されている。従って、このクランプ部材44の駆動により挟持片44aが材料保持面42と近接離間自在に形成されている。また、上記挟持片44aの材料保持面42側の面には金属箔1や絶縁接着フィルム2を傷つけないために、ゴムやフェルトなどの保護材が貼り付けている。尚、ここではクランプ具43として一対のクランプ部材44、44で構成されるものを例示したが、これに限らず、例えば、クランプ具43を挟持片とその両側端に設けた取付片からなるコ字状の部材で形成しても良い。
昇降体41は基台40の内側にエアシリンダなどの駆動機で昇降駆動自在に配設されており、その上面の両側端にはバー支持部47が突設されている。また、昇降体41にはバー支持部47に架け渡すようにして保持バー(通紙バー)31が着脱自在に取り付けられている。保持バー31は金属やプラスチックのパイプ等の円筒体で形成されるものであって、図4に示すように、その長手方向がロール3、4の回転軸13と巻き取り具5の回転軸12に対して平行になるようにして昇降体41に取り付けられている。また、保持バー31にはその長手方向の略全長に亘ってスリット33が設けられている。スリット33は保持バー31の周面に開口し、保持バー31の内側空間にまで達するものであり、後述の吸引口34としても使用されるものである。
昇降体41は、図5(a)(b)に示すように、2つの高さ位置H1、H2に調整することができるものである。一方の昇降体41の高さ位置はロール入れ替え高さ位置H1であり、ロール3、4を新規なものに入れ替え時に初期の金属箔1と絶縁接着フィルム2とを保持バー31に対して位置決めして積層する際に設定される高さ位置である。他方の昇降体41の高さ位置は巻き取り具入れ替え高さ位置H2であり、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを所定の長さ(回数)巻き取った巻き取り具5を他の巻き取り具5に入れ替え時に、重ね合せ途中の金属箔1と絶縁接着フィルム2とを保持バー31に対して位置決めして積層する際に設定される高さ位置である。また、巻き取り具入れ替え高さ位置H2は複数の高さ位置に設定することができる。
そして、上記のような積み重ね装置を用いて、二枚の金属箔1、1と一枚の絶縁接着フィルム2とを重ねた組合せ材Aを複数積み重ねるにあたっては、以下のようにして行なう。
まず、下側の金属箔1をロール3から引き出して材料セット機30に保持してセットする。この時の金属箔1のセット方法は、図6(a)に示すように、材料セット機30に取り付けた保持バー31の上側を越えるようにしてロール3から引き出した金属箔1を配置し、図6(b)に示すように、金属箔1の先端部を一番下のクランプ部材44、44の挟持片44a、44aと材料保持面42との間に配置し、この挟持片44a、44aが材料保持面42に近づくようにクランプ部材44、44を移動させることによって、図6(c)に示すように、挟持片44a、44aと材料保持面42との間に金属箔1の両側端部を挟持(クランプ)する。ここで、材料セット機30の昇降体41の高さ位置はロール入れ替え高さ位置H1である。また、材料セット機30にセットされた金属箔1は、保持バー31の上面に接触して配置されると共に一番上及び真ん中のクランプ部材44、44の挟持片44a、44aと材料保持面42との間を通過するようにして配置される。
次に、上下の金属箔1、1の間に配置されたロール4から絶縁接着フィルム2を引き出して上記材料セット機30に保持してセットする。この時の絶縁接着フィルム2のセット方法は、材料セット機30にセットした上記金属箔1の上側を越えるようにしてロール4から引き出した絶縁接着フィルム2を配置し、絶縁接着フィルム2の先端部を真ん中のクランプ部材44、44の挟持片44a、44aと材料保持面42との間に配置し、この挟持片44a、44aが材料保持面42に近づくようにクランプ部材44、44を移動させることによって、図6(d)に示すように、挟持片44a、44aと材料保持面42との間に絶縁接着フィルム2の両側端部と上記セットした金属箔1の両側端部とを挟持(クランプ)する。ここで、材料セット機30の昇降体41の高さ位置は上記と同様のロール入れ替え高さ位置H1である。また、この絶縁接着フィルム2は、材料セット機30にセットされた金属箔1の上面に接触して配置されると共に一番上のクランプ部材44、44の挟持片44a、44aと材料保持面42との間を通過するようにして配置される。
次に、上側の金属箔1をロール3から引き出して材料セット機30に保持してセットする。この時の金属箔1のセット方法は、材料セット機30にセットした上記絶縁接着フィルム2の上側を越えるようにしてロール3から引き出した金属箔1を配置し、この金属箔1の先端部を一番上のクランプ部材44、44の挟持片44a、44aと材料保持面42との間に配置し、図6(e)に示すように、この挟持片44a、44aが材料保持面42に近づくようにクランプ部材44、44を移動させることによって、この挟持片44a、44aと材料保持面42との間にこの金属箔1の両側端部と上記絶縁接着フィルム2の両側端部と上記セットした金属箔1の両側端部とを挟持(クランプ)する。ここで、材料セット機30の昇降体41の高さ位置は上記と同様のロール入れ替え高さ位置H1である。また、材料セット機30にセットされたこの金属箔1は材料セット機30にセットされた上記絶縁接着フィルム2の上面に接触して配置される。
上記の操作により、図7に示すように、二枚の金属箔1、1と一枚の絶縁接着フィルム2とを保持バー31の上面に順次重ね合せて積層した後、固定カバー48及びロック部材49からなる押さえ具35により上記金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを保持バー31に固定してセットする。すなわち、図8(a)(b)に示すように、金属板やプラスチックなどで断面略C字状に形成される固定カバー48を最外の金属箔1の表面側から保持バー31に弾性的に嵌め込むことにより、金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを幅方向の全長に亘って固定カバー48と保持バー31の間で挟持し、図8(c)に示すように、固定カバー48の両端部48aと保持バー31とをクリップのようなロック部材49で挟んで固定カバー48を保持バー31に固定するようにする。この時、保持バー31のスリット33は固定カバー48の巻き取り具5側の端部48aの直下に位置するようにする。
次に、保持バー31に保持してセットした金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを切断する。この切断は図9に示すように、最外の金属箔1の表面からカッター(刃物)32を差し込み、カッター32の先端(刃先)をスリット33に差し込んだ状態でカッター32をスリット33の長手方向に沿って移動させて行なう。また、この切断時には保持バー31の端部開口にホース51を接続し、ホース51を通じて保持バー31の内側空間に真空ポンプ50等により空気の吸引を行なうようにしており、これにより、金属箔1や絶縁接着フィルム2の切断により生じる粉塵を吸引口34であるスリット33から吸引して除去することができ、上記粉塵が金属箔1や絶縁接着フィルム2に付着することがなくなって打痕などの成形不良が積層板Bに発生するのを防止することができる。尚、この例ではスリット33と吸引口34を兼用しているが、吸引口34をスリット33と別に保持バー31に形成しても良い。そして、この切断により、保持バー31よりも下側に位置する金属箔1や絶縁接着フィルム2の一部が切除されると共に、切断後の金属箔1の先端部と切断後の絶縁接着フィルム2の先端部とを一致させた状態で金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを幅方向で互いに位置決めして保持バー31の表面上で積層することができ、二枚の金属箔1,1の間に絶縁接着フィルム2を挟んだ状態で重ねて一組の組合せ材Aを形成することができる。
この後、金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを保持した状態で保持バー31を材料セット機30の昇降体41から取り外し、この保持バー31を軸受け19に支持された巻き取り具5にまで運び、巻き取り具5の一方の横枠材17として縦枠材16、16に結合する。このようにして組合せ材Aの先端を巻き取り具5の外面の一所に保持させることができる。次に、巻き取り具5を一方向に回転駆動させることによって、金属箔1をロール3から、絶縁接着フィルム2をロール4からそれぞれ繰り出して、組合せ材Aを巻き取り具5に巻き取ることができる。この二枚の金属箔1,1の間に絶縁接着フィルム2を重ねた組合せ材Aは、巻き取り具5の外面に多数重に積み重ねた状態で巻き取られるものであり、巻き取り具5が偏平体で形成している場合には、巻き取り具5の両端(横枠体17,17の外側間)で折り返した状態で、巻き取り具5の両面にそれぞれ組合せ材Aを積み重ねることができるものである。尚、巻き取り具5による組合せ材Aの巻き取り時に金属箔1や絶縁接着フィルム2が材料セット機30に当たらないように、昇降体41はロール入れ替え高さ位置H1よりも下側に位置するように移動させておく。
ここで、ロール3,4から金属箔1と絶縁接着フィルム2を繰り出して巻き取り具5に巻き取るにあたって、ロール3,4がフリーに回転すると、巻き取り具5の回転によって金属箔1や絶縁接着フィルム2が引き取られる速度よりも速くロール3,4が惰性で回転するおそれがあり、このときには巻き取り具5に巻き取られる金属箔1や絶縁接着フィルム2に皺が寄るおそれがある。特に巻き取り具5が偏平体である場合、巻き取り具5の回転角度によって金属箔1や絶縁接着フィルム2が引き取られる速度が変化するので、このような問題が起こり易い。そこで、本発明では、巻き取り具5を回転駆動してロール3,4から金属箔1や絶縁接着フィルム2を引き出すように繰り出して巻き取り具5に巻き取るにあたって、ロール3,4の回転にブレーキ機構6で制動を与えるようにしており、これにより、巻き取り具5の回転に伴なって金属箔1や絶縁接着フィルム2が引き取られる速度よりも速くロール3,4が惰性で回転するようなことがなくなり、金属箔1や絶縁接着フィルム2に張力を与えた状態で巻き取り具5に巻き取ることができるものであり、皺が生じることなく金属箔1や絶縁接着フィルム2を巻き取り具5に巻き取ることができるものである。また、巻き取り具5の回転角度によって金属箔1や絶縁接着フィルム2が引き取られる速度が変化するが、巻き取り具5の回転角度を回転角度検出具14で検出し、金属箔1や絶縁接着フィルム2を引き出し速度が速い回転角度のときは、ブレーキ機構6による制動強さを弱くすると共に、金属箔1や絶縁接着フィルム2を引き出す速度が遅い回転角度のときは、ブレーキ機構6による制動強さを強くするように、巻き取り具5で金属箔1や絶縁接着フィルム2を引き出す速度に反比例して、ロール3,4の回転制動の強さを制御することによって、金属箔1や絶縁接着フィルム2に一定の張力を与えた状態で巻き取り具5に巻き取ることができるものである。従って、この場合には金属箔1や絶縁接着フィルム2を皺が生じることなく、しかも、金属箔1や絶縁接着フィルム2を破損することなく、巻き取り具5に巻き取ることができるものである。
このように巻き取り具5に組合せ材Aを巻き取った後、組合せ材Aを巻き取り具5から取り外すと、図10(a)のように組合せ材Aは偏平な渦巻状に巻かれた状態になっており、二枚の金属箔1,1の間に絶縁接着フィルム2を重ねた組合せ材Aは上下に多数積み重ねられた状態になっている。このように、金属箔1と絶縁接着フィルム2をロール3,4から繰り出して、巻き取り具5に巻き取ることによって、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを重ねた組合せ材Aを積み重ねることができるものであり、所定の寸法にカットされた金属箔1と絶縁接着フィルム2を一枚ずつ重ねる場合のような、手間や作業の困難性の問題なく、容易に且つ生産性高く組合せ材Aを積み重ねることができるものである。特に、所定の寸法にカットされた金属箔1と絶縁接着フィルム2を一枚ずつ重ねる場合には、積み重ねの作業時間が長くなり、金属箔1や絶縁接着フィルム2の間に異物が混入したりするおそれがあるが、組合せ材Aの積み重ねが迅速に行なわれる結果、このような異物の混入を低減することができるものである。また、材料セット機30を用いて金属箔1と絶縁接着フィルム2とを巻き取り具5に巻き取る前に予め位置決めして積層するので、金属箔1と絶縁接着フィルム2とが位置ずれした状態で巻き取り具5に巻き取られることが無くなって、組合せ材Aに皺や歪みが生じないようにすることができるものである。
ここで、渦巻状の組合せ材Aから巻き取り具5を取り外すにあたっては、横枠体17と縦枠体16の結合を外して巻き取り具5を分解するようにして行うことができ、また、この時に横枠材17である保持バー31から押さえ具35を取り外して保持バー31への組合せ材Aの保持を解除することができる。また、図11(a)のように組合せ材Aを巻き取り具5と共にキャリア板9の上に載置し、図11(b)のように横枠体17と縦枠体16の結合を外して分解することによって、図11(c)のように渦巻状の組合せ材Aから横枠体17を抜いて外すこともできる。このように、渦巻状に巻いて組合せ材Aを積み重ねたものから巻き取り具5を容易に外すことができる。
そして、上記のようにして積み重ねた組合せ材Aを金属板で形成されるキャリア板9とプレート板11の間に図10(b)のように挟み込み(必要に応じて、キャリア板9とプレート11の間に複数組の組合せ材Aを重ねて挟み込んでもよい)、さらにこれを熱盤10,10間にセットすることによって、加熱加圧成形をすることができるものであり、絶縁接着フィルム2の両面に金属箔1,1を積層した両面金属箔張り積層板Bを成形することができるものである。このように成形して得られた積層板Bは偏平な渦巻き状になっているが、屈曲部を切断することによって(図10(b)に切断箇所を鎖線で示す)、平板状の両面金属箔張り積層板Bを得ることができるものである。
上記では、金属箔1や絶縁接着フィルム2をロール3、4から全部繰り出した後に、新規な金属箔1や絶縁接着フィルム2をロール3、4にセットする場合などのロール入れ替え時において、金属箔1や絶縁接着フィルム2を巻き取り具5に巻き取る方法について説明したが、本発明においては、所定の長さ(回数)の組合せ材A(金属箔1と絶縁接着フィルム2)を巻き取り具5に巻き取った後、金属箔1や絶縁接着フィルム2がロール3、4から全部繰り出されていなくても、他の巻き取り具5に入れ替えて巻き取る作業を引き続き行なうことがある。この場合、入れ替える他の巻き取り具5に対しても組合せ材Aを巻き取る前に、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを予め位置決めして積層する必要がある。そこで、本発明では以下のようにして巻き取り具5に入れ替えを行なう。
まず、巻き取り具5の回転駆動を停止してロール3、4からの金属箔1、1と絶縁接着フィルム2の引き出しを止める。次に、保持バー31を取り付けた昇降体41を上昇させて、巻き取り具5とロール3、4との間に掛け渡っている金属箔1、1と絶縁接着フィルム2を保持バー31で下側から少し押圧することによって、金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを保持バー31の表面上で重ね合せる。この時、昇降体41はロール入れ替え高さ位置H1よりも上方の巻き取り具入れ替え高さ位置H2まで上昇させるようにする。新規なロール3、4に入れ替える時は、金属箔1と絶縁接着フィルム2の先端がフリーな状態で保持バー31への保持作業を行うことができるために、ロール入れ替え高さ位置H1は作業性を考慮して巻き取り具入れ替え高さ位置H2よりも低い位置に設定することができる。しかし、新規な巻き取り具5に入れ替える時は、金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とが上下に少し離間した状態にあり、しかも、巻き取り具5とロール3、4との間に掛け渡っている状態であるために、ロール入れ替え高さ位置H1よりも高い位置の巻き取り具入れ替え高さ位置H2まで昇降体41まで上昇させて金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを接触させながら保持バー31の表面上で重ね合せる必要がある。従って、巻き取り具入れ替え高さ位置H2はロール入れ替え高さ位置H1よりも高い位置に設定される。
次に、上記と同様にして、固定カバー48及びロック部材49からなる押さえ具35により上記金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを保持バー31に固定してセットする。次に、上記と同様にして、吸引を行ないながら保持バー31に保持してセットした金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを切断する。そして、この切断により、保持バー31よりも巻き取り具5側の金属箔1や絶縁接着フィルム2と、保持バー31よりもロール3、4側の金属箔1や絶縁接着フィルム2とが分離される。
次に、組合せ材Aを巻き取った巻き取り具5を軸受け19から取り外した後、新規な他の巻き取り具5を軸受け19に取り付ける。次に、金属箔1、1と絶縁接着フィルム2とを保持した状態で保持バー31を材料セット機30の昇降体41から取り外し、この保持バー31を軸受け19に支持された巻き取り具5にまで運び、巻き取り具5の一方の横枠材17として縦枠材16、16に結合する。このようにして組合せ材Aの先端を巻き取り具5の外面の一所に保持させた後、上記と同様にして巻き取り具5を一方向に回転駆動させることによって、金属箔1をロール3から、絶縁接着フィルム2をロール4からそれぞれ繰り出して、組合せ材Aを巻き取り具5に巻き取るようにする。尚、巻き取り具5による組合せ材Aの巻き取り時に金属箔1や絶縁接着フィルム2が材料セット機30に当たらないように、昇降体41をロール入れ替え高さ位置H1よりも下側に位置するように移動させておくのは上記と同様である。
このようにして、金属箔1と絶縁接着フィルム2がロール3、4から全部引き出される前であっても、新規な巻き取り具5に入れ替えて組合せ材Aの巻き取りを連続して行うことができ、しかも、この場合も材料セット機30で巻き取り具5前に予め金属箔1と絶縁接着フィルム2とを位置合わせすることができるので、金属箔1と絶縁接着フィルム2とが位置ずれした状態で巻き取り具5に巻き取られることが無くなって、組合せ材Aに皺や歪みが生じないようにすることができるものである。
図12は巻き取り具5を表面が平滑な平板状に形成した実施の形態を示すものである。この巻き取り具5は例えば矩形の金属板で形成されるものであり、対向する二辺の中央にそれぞれ回転軸12が設けられている。このような巻き取り具5を使用する場合は、金属箔1と絶縁接着フィルム2を保持する保持バー31を回転軸12を設けていない一辺に結合することにより、組合せ材Aの先端を巻き取り具5の外面の一所に保持させることができる。そして、この巻き取り具5も上記と同様にして、回転軸12を中心に回転駆動させることによって、巻き取り具5の対向する端縁間に金属箔1や絶縁接着フィルム2を巻き取って、上記と同様に金属箔1と絶縁接着フィルム2からなる組合せ材Aを積み重ねるように偏平渦巻状に巻くことができる。
この平板状の巻き取り具5を使用した場合は組合せ材Aを加熱加圧成形する際の支障にならない。このため、図13に示すように、巻き取り具5に組合せ材Aを偏平渦巻き状に巻いた状態のまま、キャリア板9とプレート11の間に挟み込み(必要に応じて、キャリア板9とプレート11の間に複数組の組合せ材Aを重ねて挟み込んでもよい)、さらにこれを熱盤10,10間にセットして加熱加圧成形を行なうことによって、絶縁接着フィルム2の両面に金属箔1,1を積層した両面金属箔張り積層板Bを成形することができるものである。このように、巻き取り具5に組合せ材Aを巻いた状態のまま加熱加圧成形を行なうことができるので、組合せ材Aを巻き取り具5から取り外す手間が不要になるものである。また巻き取り具5を金属板で形成することによって、加熱加圧成形の際の熱を金属板による伝熱で均一化することができ、加熱温度を均一化して安定した品質の積層板Bを製造することができるものであり、さらに、巻き取り具5の片側において異物が存在していても、異物の存在による成形不良は巻き取り具5の他方の側には及ばず、不良発生を低減することができるものである。
また、このように巻き取り具5を表面が平滑な平板で形成する場合、巻き取り具5と回転軸12とを別体に形成するようにしてもよい。例えば、図14の実施の形態では、チャック具などで形成されるコ字形の挟み込み治具22に回転軸12を設け、挟み込み治具22を巻き取り具5の両側部に脱着自在に取り付けることによって、巻き取り具5に取り付けるようにしてある。図12の実施の形態のように、巻き取り具5の両側面に回転軸12を一体に設けた場合には、巻き取り具5の厚みは回転軸12の直径に応じて厚く形成する必要があるが、図14の実施の形態のように、巻き取り具5と回転軸12とを別体に形成しておけば、巻き取り具5の厚みを薄く形成することが可能になるものである。従ってこの場合には、巻き取り具5に組合せ材Aを巻き取る際の折り返し屈曲部が薄くなり、積層成形後に切断して廃棄する部分が少なくなって、材料ロスを低減できるものである。また組合せ材Aを巻き取った巻き取り具5を上下に複数段重ねて、図13のような積層成形を行なう場合、組合せ材Aを巻き取った巻き取り具5の積み重ね段数を多くすることができ、積層成形の生産性を高めることができるものである。
図15には、上記積み重ね装置を用いて、二枚の金属箔1、1と一枚の絶縁接着フィルム2とを巻き取る方法の他例を示す。この方法は保持バー31として二本の保持バー31a、31bを用いる二段階方式である。まず、上側の金属箔1をロール3から引き出して材料セット機30に配置した保持バー31aに保持してセットする。この時の金属箔1のセット方法は、図6(a)〜(c)に示す方法と同様である。次に、保持バー31aの上面に接触させて配置した一枚の金属箔1を、上記と同様にして、固定カバー48及びロック部材49からなる押さえ具35により保持バー31aに固定してセットする。次に、保持バー31aにセットした金属箔1を上記と同様にしてカッター32により切断する。この後、金属箔1を位置決めして保持した状態で保持バー31aを材料セット機30から取り外し、矢印イのように、この保持バー31を巻き取り具5にまで運び、巻き取り具5の一方の横枠材17として縦枠材16、16に結合する。
次に、他の保持バー31bを材料セット機30にセットした後、下側の金属箔1をロール3から引き出して材料セット機30の保持バー31bに保持してセットする。この時の金属箔1のセット方法は、図6(a)〜(c)に示す方法と同様である。次に、上下の金属箔1、1の間に配置されたロール4から絶縁接着フィルム2を引き出して上記材料セット機30に保持してセットする。この時の絶縁接着フィルム2のセット方法は、図6(d)に示す方法と同様である。このようにして一枚の金属箔1と絶縁接着フィルム2を保持バー31bに保持した後、上記と同様にして、固定カバー48及びロック部材49からなる押さえ具35により上記金属箔1及び絶縁接着フィルム2とを保持バー31bに固定してセットする。次に、保持バー31bに位置決めしてセットした金属箔1と絶縁接着フィルム2とを上記と同様にしてカッター32により切断する。この後、金属箔1と絶縁接着フィルム2とを保持した状態で保持バー31bを材料セット機30から取り外し、矢印ロで示すように、この保持バー31bを上記巻き取り具5にまで運び、巻き取り具5のもう一方の横枠材17として縦枠材16、16に結合する。
このようにして一方の金属箔1の先端を巻き取り具5の外面の一所に保持させることができると共に他方の金属箔1と絶縁接着フィルム2との先端を巻き取り具5の外面の一所に保持させることができるが、一方の金属箔1と他方の金属箔1はそれぞれ巻き取り具5の一端と他端とに取り付けられた保持バー31a、31bに保持されているために、一方の金属箔1の先端と他方の金属箔1の先端とは巻き取り具5の長さ分(巻き取り具5に取り付けた保持バー31a、31b間の距離)だけ離れた状態となる。そして、両端に上記保持バー31a、31bを取り付けた状態で巻き取り具5を一方向に回転駆動させることによって、金属箔1をロール3から、絶縁接着フィルム2をロール4からそれぞれ繰り出して、二枚の金属箔1、1と一枚の絶縁接着フィルム2とからなる組合せ材Aを巻き取り具5に巻き取ることができる。この二枚の金属箔1,1の間に絶縁接着フィルム2を重ねた組合せ材Aは、上記と同様に、巻き取り具5の外面に多数重に積み重ねた状態で巻き取られるものであり、巻き取り具5が偏平体で形成している場合には、巻き取り具5の両端(横枠体17,17の外側間)で折り返した状態で、巻き取り具5の両面にそれぞれ組合せ材Aを積み重ねることができるものである。そして、このようにして巻き取った組合せ材Aは、上側の金属箔1の先部1aが下側の金属箔1や絶縁接着フィルム2よりも巻き取り具5の長さ分だけ長くなって巻き取られることになり、図16に示すように、巻き取った組合せ材Aの厚み方向の中央部分に上側の金属箔1の先部1aが位置して金属箔1が三層に重なった部分が形成され、その他の部分では金属箔1と絶縁接着フィルム2とが積層された状態となる。従って、この金属箔1の三層部分により組合せ材Aの厚み方向の中央部分を容易に判別することができて、組合せ材Aを上下に二分割する場合などの作業性を向上させることができるものである。
尚、上記では二枚の金属箔1、1と一枚の絶縁接着フィルム2との積層について説明したが、これに限らず、本発明は多数枚の金属箔1、1と絶縁接着フィルム2との積層についても適用可能である。例えば、金属箔1を巻いた一対のロール3の間に絶縁接着フィルム2を巻いた複数のロール4を配置することによって、二枚の金属箔1,1の間に複数枚の絶縁接着フィルム2を重ねた状態で挟むようにして、組合せ材Aを形成することも可能である。また一対のロール3のうち一方は、金属箔1の代りにPPSフィルムやフッ素樹脂フィルムなどの離型フィルムを巻いたものであってもよい。さらに、絶縁接着フィルム2が片面だけ接着面で他の片面が非接着面に形成されたものであるときには、金属箔1を巻いた一つのロール3と、この絶縁接着フィルム2を巻いた一つのロール4とを組合わせて用い、金属箔1に絶縁接着フィルム2を接着面で重ねた組合せ材Aとして巻き取り具5に巻き取るようにしてもよい。
本発明の実施の形態の一例を示す概略図である。 同上の巻き取り具の一例を示す概略図である。 同上の材料セット機の一例を示す斜視図である。 同上の保持バーの一例を示す一部の斜視図である。 同上の材料セット機の一例を示し、(a)(b)は一部の側面図である。 同上の材料セット機への金属箔と絶縁接着フィルムのセット方法を示し、(a)は斜視図、(b)〜(e)は一部の側面図である。 同上の保持バーで金属箔と絶縁接着フィルムが重なっている状態を示す断面図である。 同上の保持バーへの金属箔と絶縁接着フィルムの保持状態を示し、(a)(c)は断面図、(b)は平面図である。 同上の金属箔と絶縁接着フィルムの切断方法を示す断面図である。 同上の(a)は積み重ねた組合せ材の一例を示す正面図、(b)は組合せ材の加熱加圧成形を示す正面図である。 (a)(b)(c)は同上の実施の形態を示す概略図である。 同上の巻き取り具の他例を示す概略図である。 同上の加熱加圧成形の一例を示す正面図である。 同上の巻き取り具の他例を示す概略図である。 同上の金属箔と絶縁接着フィルムの巻き取り方法の一例を示す概略図である。 同上の積み重ねた組み合わせ材の一例を示す正面図である。 (a)は従来例を示す概略図、(b)は積層板を示す断面図である。 他の従来例を示す概略図である。
符号の説明
1 金属箔
2 絶縁接着フィルム
3 ロール
4 ロール
5 巻き取り具
30 材料セット機
31 保持バー
32 カッター
33 スリット
34 吸引口
35 押さえ具

Claims (8)

  1. 金属箔と絶縁接着フィルムとを重ねた組合せ材を複数積み重ね、これを積層成形することによって、組合せ材の金属箔と絶縁接着フィルムを積層一体化した積層板を製造する際に、金属箔と絶縁接着フィルムを重ねると共に組合せ材を積み重ねるために用いられる装置であって、長尺の金属箔を巻いたロールと、長尺の絶縁接着フィルムを巻いたロールと、金属箔と絶縁接着フィルムとを各ロールから繰り出すと共に重ね合わせて巻き取るための回転駆動自在な巻き取り具と、金属箔と絶縁接着フィルムとを巻き取り具に巻き取る前に予め金属箔と絶縁接着フィルムとを位置決めして積層するための材料セット機とを具備して成ることを特徴とする積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置。
  2. 材料セット機は、金属箔と絶縁接着フィルムとを位置決めして積層するための高さ位置を2つ有し、そのうちの一つはロール入れ替え時に初期の金属箔と絶縁接着フィルムとを位置決めして積層するためのロール入れ替え高さ位置とし、他の一つは金属箔と絶縁接着フィルムとを所定の長さ巻き取った巻き取り具の入れ替え時に金属箔と絶縁接着フィルムとを位置決めして積層するための巻き取り具入れ替え高さ位置として成ることを特徴とする請求項1に記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置。
  3. 材料セット機は、金属箔と絶縁接着フィルムとを位置決めして積層した状態で保持するための保持バーを着脱自在に備え、保持バーを巻き取り具に着脱自在に形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置。
  4. 保持バーは、位置決めして積層した状態で保持した金属箔と絶縁接着フィルムとを切断する際にカッターが差し込まれるスリットを備えて成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置。
  5. 保持バーは、位置決めして積層した状態で保持した金属箔と絶縁接着フィルムとを切断する際に生じる粉塵を吸引するための吸引口を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置を用いて、ロール入れ替え時に二枚の金属箔と一枚の絶縁接着フィルムとを積み重ねるにあたって、一枚目の金属箔を材料セット機にクランプしてセットし、その金属箔に絶縁接着フィルムを重ね合せた後、絶縁接着フィルムを材料セット機にクランプしてセットし、その絶縁接着フィルムに二枚目の金属箔を重ね合せた後、二枚目の金属箔を材料セット機にクランプしてセットすることを特徴とする積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね方法。
  7. 請求項3乃至5のいずれかに記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置を用いて、巻き取り具入れ替え時に二枚の金属箔と一枚の絶縁接着フィルムとを積み重ねるにあたって、重ね合っている状態の金属箔と絶縁接着フィルムとを材料セット機の保持バーに押さえ具にて固定してセットすることを特徴とする積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね方法。
  8. 請求項3乃至5のいずれかに記載の積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね装置を用いて、二枚の金属箔と一枚の絶縁接着フィルムとを積み重ねるにあたって、一方の金属箔のみを材料セット機の保持バーに保持してセットした後、この保持バーを巻き取り具の一端に取り付け、他方の金属箔と絶縁接着フィルムとを材料セット機の他の保持バーに保持してセットした後、この保持バーを巻き取り具のもう一端に取り付け、これら二本の保持バーを両端に取り付けた状態で巻き取り具を回転駆動させることによって、二枚の金属箔と一枚の絶縁接着フィルムとを重ね合わせて巻き取ることを特徴とする積層板製造用の金属箔と絶縁接着フィルムの積み重ね方法。
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