JP2005190777A - 2次電池の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のセパレータが折り畳まれる積層方式に比べて生産性が高く、また、電池の取り扱い時における擦過等によるセパレータの破損が防げ短絡等の事故のない2次電池の製造方法及び製造装置を提供することである。
【解決手段】 セパレータ供給部1から送り出されたセパレータ100に、正極板110を供給配置する正極板供給機構30と負極板120を供給配置する負極板供給機構31がセパレータ100を挟んで対向位置に設けられ、正極板供給機構30と負極板供給機構31によってセパレータ100に配置される正極板110と負極板120をセパレータ100を介在してクランプし、その状態で半回転する回転チャック機構45が、正極板供給機構30と負極板供給機構31に交差する方向に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、枚葉状の正極板と負極板との間にシート状のセパレータを介在させて積層を形成するリチウム2次電池の製造方法と製造装置に関するものである。
正極板と負極板の間にセパレータが介在されて2次電池が製造される方式には、極板とセパレータがシート状で巻回される巻回方式がある。この方式は、正極材、負極材、セパレータ等の各材料がそれぞれ所定の重ね順番になるように配置された各繰出ロールから繰り出されて重ねられ、ニップロールを経て巻取ロールに連続的に巻き取られていくものである。(例えば、特許文献1参照)。
この方式では、重ねられる材料の数だけの繰出しロール(例えば、特許文献1の場合6個)を広範囲に配置しなければならないので電池製造装置が大型化し、前記繰出しロールの着脱作業に手間を要する。また、巻取りロールに巻き取られた2次電池には巻太りによる体積の増加と、重ねて巻き取られた前記各材料の巻取りロールの幅方向へのずれによる端面からのはみ出しが生じ、搬送、貯留作業、及びケースへの収納作業等が困難である。
そこで、近似このような問題点に鑑みて、枚葉状の正極板と負極板の間にシート状のセパレータを介在させた状態で前記正極板と負極板が交互に位置するように前記セパレータが折り畳まれて2次電池が形成される積層方式が発明されている。(特願2002−178603号参照)。
この方式は、シート状のセパレータ上に正極板供給機構によって正極板が載置されてその上に前記セパレータが折り重ねられ、次にその折り重ねられたセパレータ上に負極板供給機構によって負極板が載置されてその上に前記セパレータが折り重ねられ、これらの動作が所定回数繰り返えされて前記正極板と負極板の間に前記セパレータが介在された状態で積層されるものである。
そして、前記積層が完了すると折り重ねられたセパレータが、積層された上流側で切断手段によって幅方向に切断され、積層側にあるセパレータの切断端部がセパレータ端部巻き付け機構によって積層部の外周に巻き付けられる。このことにより積層されたセパレータの折り曲げ部側の周囲がセパレータで覆われるので極板の外部への露出がなく、極板のずれも防ぐことができる。
以上述べたように積層方式によれば、巻回方式による繰出しロールの配置がないので装置がコンパクトで操作が容易であり、巻回方式と比べると体積当たりの容量が向上でき、また、極板の外部への露出やずれがないので短絡が防げると共に、搬送、貯留作業、及びケースへの収納作業も容易に行える。
特開平11−288733号公報
しかしながら、前記積層方式においては、セパレータへの極板の供給が正極板と負極板と交互に行われ、その度にセパレータが折り重ねられていくので製造にかなりの時間がかかり生産性が極めて低いという問題がある。また、積層されたセパレータの折り曲げ部側の周囲がセパレータの巻き付けによって覆われているものの、装置の構成上セパレータの巻き付けを多重にすることができないので、電池の取り扱い時における擦過等が要因となって巻き付けられたセパレータが破損し易いという問題も発生している。
本発明は、前記特願2002−178603号の積層方式に鑑みてなされたものであり、生産性がより向上し、極板の露出による短絡等がない安全性の高い2次電池の製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明の2次電池製造方法は、セパレータ供給部から送り出されるシート状セパレータの、
a.片面側へ枚葉状の正極板を、その反対面側へ枚葉状の負極板を配置して、
b.前記セパレータの両縁側に位置する正極板及び負極板の両端部を前記セパレータを挟んでクランプし、
c.クランプした状態でクランプ部を半回転して、前記a.〜c.の動作を繰り返し、正極板と負極板の間にセパレータを介在させて積層型の電池を形成することを特徴としている。
そして、正極板と負極板の間にセパレータが介在して所定回数積層された後そのセパレータを切断し、その切断端と積層されたセパレータの外周部とを粘着テープて貼り合わせるようにしている。
また、本発明の2次電池製造方法では、前記セパレータの片面側へ配置される正極板とその反対面へ配置される負極板を、セパレータの長手方向における同じ位置に、同時に配置するようにしている。
本発明の2次電池製造装置においては、セパレータ供給部から送り出されるシート状セパレータの片面側へ枚葉状の正極板を、その反対面側へ枚葉状の負極板をそれぞれ配置する動作を繰り返す正極板供給機構及び負極板供給機構と、セパレータの両面に配置された正極板と負極板のセパレータの両縁側に位置する両端部をセパレータを介在してクランプし、セパレータへ正極板と負極板が配置される動作と交互に半回転する動作を繰り返す回転チャック機構を備えたことを特徴としている。
さらに、セパレータ供給部から送り出されるシート状セパレータの片面側へ枚葉状の正極板を、その反対面側へ枚葉状の負極板をそれぞれ配置する動作を繰り返す極板供給機構と、この極板供給機構によってセパレータの両面に配置された正極板と負極板のセパレータの両縁側に位置する端部をそのセパレータを介在してクランプし、セパレータへ極板が配置される動作と交互に半回転する動作を繰り返す回転チャック機構と、前記極板供給機構と前記回転チャック機構によって積層が行われた後セパレータを切断する切断機構と、セパレータが切断された後その切断端と積層されたセパレータの外周部とを粘着テープで貼り合わせるテープ貼付機構を備えた構成にすることもできる。
また、本発明の2次電池製造装置では、セパレータ供給部から送り出されるセパレータを所定の位置まで引き出す上部グリップチャックと、前記所定の位置で上部グリップチャックから前記セパレータを受け取り、その位置から所定の長さまでセパレータを引き出す下部グリップチャックを備えている。
本発明によれば、シート状セパレータの片面側に正極板を、その反対面側に負極板を同時に配置し、その正極板と負極板間に前記セパレータを介在して正極板と負極板の両端部をクランプし、そのクランプ部を半回転して、以降、前述の動作を繰り返し正極板と負極板間にセパレータを介在させて積層型の2次電池を製造するようにしているので、従来のセパレータが折り畳まれる積層方式に比べて生産性が高く、単位時間当たりの生産量が大幅に増えるので非常に経済的である。
また、2次電池においては、セパレータの巻回によって正負極板のセパレータ幅方向の端部がセパレータによって多重に覆われるので、電池の取り扱い時における擦過等によるセパレータの破損が防げる。その結果、極板の露出による短絡等の事故が防げ安全性が高くなる。
以下に本発明の2次電池製造装置の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は2次電池製造装置の各要部の配置を示す概略斜視図で、図2はその全体構成図であり、まず、図1、図2に基づいて本発明の2次電池製造装置の概略構成を説明する。
2次電池製造装置は、セパレータ100が送り出されるセパレータ供給部1と、送り出されたセパレータ100を挟持して所定位置まで引き出す上部グリップチャック11と、その所定位置でセパレータ100を上部グリップチャック11から受け取って挟持しその受け取り位置から所定長さまでセパレータ100を引き出す下部グリップチャック20を有し、上部グリップチャック11の下方にセパレータ100に枚葉状の正極板(以後正極板と称する)110を供給して配置する正極板供給機構30と枚葉状の負極板(以後負極板と称する)120を供給して配置する負極板供給機構31がセパレータ100を挟んで対向位置に設けられ、正極板供給機構30と負極板供給機構31によってセパレータ100に配置される正極板110と負極板120をセパレータ100を介在してクランプし、その状態で半回転する回転チャック機構45が、正極板供給機構30と負極板供給機構31に交差する方向に設けられている。
また、上部グリップチャック11とセパレータ供給部1の間に、リール2から引き出されるセパレータ100の幅方向の位置を検出するセンサー65と、センサー65と上部グリップチャック11の間にリール2から引き出されるセパレータ100の張力を制御するダンサー部60が設けられている。
このような構成により、前記セパレータ100へ正極板110と負極板120を配置する動作と、正極板110と負極板120をセパレータ100を介在してクランプした状態で半回転する動作の繰り返しによって正負極板とセパレータが積層されていき2次電池が形成されるようになっている。
さらに、所定量積層された後、回転チャック機構45の上流側でセパレータ100を切断する切断機構75、積層された側のセパレータ100の切断端と積層されたセパレータ100の外周部を粘着テープで貼り合わせるテープ貼付機構85及び前記テープで固定された2次電池製品を取り出す取出ハンド95がそれぞれ要所に配設されている。
次に、各要部を詳細に説明する。セパレータ供給部1は図1、図2に示されるように、セパレータ100が巻き取られたリール2を軸受け(図示せず)を介して回転自在に支持するブラケット3が、ブラケット3とベース4の間に設けられた公知である一対の摺動レール5(2カ所)を介して設置され、ブラケット3の裏側にこのブラケット3を移動させる移動機構6を備えた構成になっている。なお、リール2にはモータ7が連結されておりこのモータ7によってリール2が回転してセパレータ100が送り出されるようになっている。
セパレータ供給部1の移動機構6は、ネジ軸8に螺合するナット部9がブラケット3の裏面に固着されており、ネジ軸8がナット部9に螺合され、ネジ軸8の端部側にはモータ10が連結されている。そして、このモータ10によってネジ軸8が回転されることによりブラケット3がセパレータ100の幅方向に摺動レール5を介して出入りするようになっている。つまり、このモータ10はリ−ル2から送り出されるセパレータ100の幅方向における正規位置からのずれをセンサ65による位置検出に基づいて正規位置へ補正するよう制御されている。なお、センサ65は後述する取付板68から延設されている。
セパレータ100が搬送される経路部には支柱66、67によって取付板68が構設されている。その取付板68には回転自在に複数のガイドローラ61が、また、セパレータ100が鉛直方向に下る起点にはガイドローラ61aが取り付けられ、その内の2箇所のガイドローラ61間にダンサー部60が設けられている。このダンサー部60はダンサロール62の昇降を引っ張りバネによって規制して搬送されるセパレータ100の張力を一定に保つものである。前記引っ張りバネに代わって、重り、あるいは流体シリンダによることも可能である。
取付板68のガイドローラ61aから鉛直方向の所定位置には上部グリップチャック11が設けられ、セパレータ供給部1から送り出されてくるセパレータ100の端部がその位置で挟持されてさらに引き出されるようになっている。
上部グリップチャック11は、図1、図3、図4に示されるようにエアーチャック12と一対のフィンガー13からなり、取付板68にブラケット14を介して取り付けられた昇降装置15によって昇降するようになっている。
一対のフィンガー13は圧空源(図示せず)からの圧空によってエアーチャック12が作動することにより開閉するようになっている。また、昇降装置15は、サーボモータ16が本体17の上部に取り付けられ、その本体17にサーボモータ16に連結されてネジ軸18が内設されており、ネジ軸18にはエアーチヤック12と一体化されたナット部19が螺合されており、サーボモータ16によってネジ軸18が回転することにより上部グリップチャック11が本体17に系合して昇降する構成になっている。
前記所定位置でフィンガー13が閉じてセパレータ100の端部が挟持されると、昇降装置15のネジ軸16の回転によってセパレータ100が後述する下部グリップチャック20への所定の受け渡し位置まで引き出される(フィンガー13の下降)。そして、受け渡しが完了するとフィンガー13は開となってセパレータ100が解放され、昇降装置15のネジ軸16の逆回転によってフィンガー13が前記所定位置まで上昇する。なお、フィンガー13のセパレータ100の挟持は、セパレータ100が下部グリップチャック20に挟持されるようにその挟み代分をフィンガー13より先に出した状態で行うようになっている。
下部架台69には下部グリップチャック20が設けられており、上部グリップチャック11で受け渡し位置まで引き出されたセパレータ100を迎えに行って受け取り、さらに下部架台69の下方まで引き出すようになっている。
下部グリップチャック20は図1、図2に示されるように、エアーチャック21と一対のフィンガー22からなり、下部架台69にブラケット(図示せず)を介して取り付けられた昇降装置23によって昇降するようになっている。
一対のフィンガー22は圧空源(図示せず)からの圧空によってエアーチャック21が作動することにより開閉するようになっている。また、昇降装置23は、サーボモータ24が本体25下部に取り付けられ、その本体25にサーボモータ24からベルト26を介して回転が伝動されるネジ軸27が内設されており、ネジ軸27にはエアーチャック21と一体化されたナット部28が螺合されており、サーボモータ24によってネジ軸27が回転することによりエアーチャック21が本体25に系合して昇降する構成になっている。
下部グリップチャック20は、上部グリップチャック11で受け渡し位置まで引き出されたセパレータ100を昇降装置23のネジ軸27の回転によって迎えに行き(フィンガー22の上昇)、フィンガー22が閉じることによりセパレータ100の端部を挟持する。そして、セパレータ100を昇降装置23のネジ軸27の逆回転によって下部架台69の下方所定位置まで引き出す(フィンガー22の下降)。
このとき、フィンガー22はセパレータ100を挟持したままの状態であり、セパレータ100はガイドローラ61aから鉛直方向に下部グリップチャック20まで張設される。この張設される量、すなわち、下部グリップチャック20のフィンガー22が下降する距離は、セパレータ100が所定量積層される分であり、下部グリップチャック20は前述した回転チャック機構45の半回転毎にその分のセパレータ100を供給するため上昇するように制御される。
図2に示されるように、所定位置に位置する上部グリップチャック11とセパレータ100を挟持した下部グリップチャック20間の略中央部にはセパレータ100に対向して正極板供給機構30と負極板供給機構31が配置されている。なお、正極板供給機構30と負極板供給機構31は互いに対称の関係にあるので説明は正極板供給機構30についてのみ行なう。
正極板供給機構30は図5、図6、図7に示されるように、正極板110を積載するターンテーブル32と、正極板110を吸着保持してセパレータ100まで搬送し配置する極板供給部33からなっている。
ターンテーブル32は、下部架台69に取り付けられた回転式エアーシリンダ34と、その回転式エアーシリンダ34に一体的に取り付けられたテーブル本体35を有しており、テーブル本体35に正極板110が2山/組として(イ)、(ロ)の2領域に分けられて積載されている。同じく、負極板120も2山/組として(ハ)、(ニ)の2領域に分けられて積載されている。
極板供給部33は、下部架台69に取り付けられた架台36にセパレータ100の幅面に交差する方向に公知である一対の摺動レール37が敷かれ、この摺動レール37に固定されたブラケット38に極板供給本体39が取り付けられた構成になっている。極板供給本体39が取り付けられたブラケット38の摺動レール側には、ネジ軸にナット部が螺合してネジ軸の回転によってナット部が移動する公知のネジ軸機構43が備わっており、前記ネジ軸にはサーボモータ44が連結されている。このサーボモータ44の正逆回転によって前記ネジ軸が正逆回転し、極板供給本体39が摺動レール37を介してセパレータ100の幅面に向かって前進後退するようになっている。
また、この極板供給本体39の端部には流体シリンダ40がテーブル本体35に積載された極板に向かって伸縮するように設けられ、流体シリンダ40には正極板110に面して吸着盤41が備わっており、この吸着盤41は正極板側と負極板側との高さ方向の位置が同一となっている。そして、極板供給本体39の流体シリンダ40と反対側の端部には流体シリンダ40を首振り動作させるサーボモータ42が取り付けられている。
正極板供給機構30と負極板供給機構31は、セパレータ100の片面側に正極板110を、その反対面側に負極板120をセパレータ100の長手方向の同位置に同時に配置するものであり、その動作は次のとおりである。(図1、図5、図6、図7−(1)、図7−(2)参照)。
極板供給本体39の流体シリンダ40の伸長によって吸着盤41が、テーブル本体35に積載されている(イ)部のa位置の正極板110(負極板120においては(ハ)部のa’位置)まで下降して正極板110と負極板120を吸着保持する。すると、流体シリンダ40の後退によって吸着盤41が正極板110と負極板120を吸着保持した状態で上昇する。この吸着盤41は吸着用孔が穿設された複数の吸着パッド(図示せず)が装着され、この吸着用孔に連通して送風機などの負圧源を有する負圧用管(図示せず)が連結されて極板が吸着保持されるようになっている。
吸着盤41が上昇すると流体シリンダ40がサーボモータ42によってセパレータ100の方向に90°回転され、吸着盤41に吸着保持された正極板110と負極板120がセパレータ100の両幅面に対面する。そして、正極板110と負極板120は各々サーボモータ44の回転による極板供給本体39の移動によりセパレータ100の幅面まで同時に搬送されて幅面に当接される。
すると、後述する回転チャック機構45によって、正極板110と負極板120がセパレータ100を介在してセパレータ100の幅方向の両端部でクランプされる。クランプされると吸着盤41の吸着保持が解除されて極板供給本体39がサーボモータ44の逆回転によって後退し、吸着盤41がテーブル本体35に積載された正極板110と負極板120の上方に位置する。
セパレータ100を介在して回転チャック機構45にクランプされた正極板110と負極板120は、その状態で回転チャック機構45によって半回転される。これで正極板110と負極板120の間にセパレータ100が介在した2次電池の1層目が形成されることになる。
次に、テーブル本体35の正極板110と負極板120の上方に位置している吸着盤41は、(イ)部のb位置の正極板110(負極板120においては、(ハ)部のb’位置)まで下降して正極板110と負極板120を吸着保持し、前述した行程により前記1層目が形成された2次電池の両面に各々当接させる。このとき、回転チャック機構45はまだ1層目をクランプした状態であり、1層目が形成された2次電池の両面に正負極板が当
接されて2次電池が保持された後クランプが解除されて回転チャック機構45が後退し、
次に2層目の正極板110と負極板120がセパレータ100を介在した状態で回転チャック機構45が進出してきてセパレータ100の幅方向の両端部がクランプされ、回転チャック機構45が半回転することで3層目が形成される。
以降の行程は前述通りであり、このように、正極板110と負極板120のセパレータ100の両面への配置と回転チャック機構45の半回転を交互に繰り返すことによって、正極板110と負極板120の間にセパレータ100が介在して所定数積層され2次電池が形成されていく。
ところで、テーブル本体35への正極板110と負極板120の積載であるが、正極板110においては(イ)部にa、bの2山が端子110-1を外側にして置かれ、(ロ)部にc、dの2山が端子110-1を同じく外側にして(イ)部とは相反する向きに置かれる。一方、負極板120においては、(ハ)部にa’、b’の2山が端子120-1を内側にして正極板110の(イ)部と同じ向きに置かれ、(ニ)部にc’、d’の2山が端子120-1を同じく内側にして(ハ)部とは相反する向きに置かれる。そして、極板が積層された各山の四方がテーブル本体35に植設された複数の位置決ピン35-1で位置決めされている。
前述した吸着盤41による正負極板のセパレータ100への積層毎の搬送順序は、(イ)部a位置の正極板110と(ハ)部a’位置の負極板120が同時に、次に、(イ)部b位置の正極板110と(ハ)部b’位置の負極板120が同時に搬送される順である。
つまり、(イ)、(ハ)部のa、a’の組合わせとb、b’の組合わせが交互に搬送されるようになっている。
この要領にて極板を搬送する理由は、セパレータを介在した正負極板が半回転毎に積層されていくとき、正極板の端子110-1同士が同じ位置に、また、負極板の端子120-1同士が正極板の端子110-1と離れたところで同じ位置に積層されるようにするためである。(図8参照)。
(イ)部の正極板110(a、b)及び(ハ)部の負極板120(a’、b’)が使い果たされると、回転式エアーシリンダ34によってテーブル本体35を半回転させて、(ロ)部の正極板110(c、d)及び(ニ)部の負極板120(c’d’)をセパレータ100に搬送する。そして、(イ)部に正極板110が、(ハ)部に負極板120が補給される。
なお、図7−(1)と図7−(2)に示す負極板120と正極板110を逆に配置しても構わない。
次に、回転チャック機構45について図2、図9、図10を参照して説明する。回転チャック機構45は前述したように、正負極板110、120の間にセパレータ100を介在した状態でそれらを半回転する動作を繰り返すものであり、エアーチャック46と一対のフィンガー47からなる回転チャック48がセパレータ100の幅方向の両端を挟持するように対向して設けられている。この一対のフィンガー47は圧空源(図示せず)からの圧空によってエアーチャック46が作動することにより開閉するようになっている。
回転チャック48は各々共通取付板49に軸受(図示せず)を介して回転可能に取り付けられ、反フィンガー47側端部に歯付プーリ50aが取り付けられている。回転チャック48の下方にはセパレータ100の幅方向でセパレータ100を挟んだ両側にスプライン軸51が離れて2本位置し、そのスプラインに系合されたボス52が軸受(図示せず)を介して共通取付板49に回転自在に取り付けられている。そして、一方のスプライン軸51の2カ所のボス52には回転チャック48の各々の歯付プーリ50aに対応する位置に歯付きプーリ50bが取り付けられ、歯付きプーリ50aと50b間には歯付きベルト53aが掛け渡されている。
2本のスプライン軸51は下部架台69からエアーチャック46の両側に立設された側板54に軸受(図示せず)を介して回転自在に支持され、歯付きプーリ50bが取り付けられたスプライン軸51の一方の端部は側板54から突出しており、その部分に歯付きプーリ50cが取り付けられている。
また、歯付きプーリ50c側の側板54にボルト55によってサーボモータ56が取り付けられ、そ出力軸に歯付きプーリ50cに対応して歯付きプーリ50dが取り付けられ、歯付きプーリ50cと歯付きプーリ50d間には歯付きベルト53bが掛け渡されている。
このようにして、サーボモータ56の回転を歯付きベルト53b及び53aを介して回転チャック48に伝達し回転チャック48を回転させるようになっている。
2カ所の共通取付板49の下方には、下部架台69からブラケット57を介して流体シリンダ58aが設けられ、流体シリンダ58aにブラケット59がそのシリンダロッドの伸縮に伴って移動するように取り付けられており、そのブラケット59に流体シリンダ58bが取り付けられてシリンダロッドが共通取付板49に連結されている。
この流体シリンダ58bのシリンダロッドの伸縮によって共通取付板49がスプライン軸51を移動し、エアーチャック46のフィンガー47がセパレータ100の両端部をクランプする位置まで進出、また、次にクランプするまでの間後退するようになっている。
なお、流体シリンダ58aはセパレータ100の幅サイズの変更に対応するためのものであり、そのシリンダロッドの伸縮によって流体シリンダ58bがブラケット59を介して移動し、それに伴って共通取付板49が移動することによってエアーチャック46のフィンガー47の位置をセパレータ100の幅に適応させることができる。
以上述べた回転チャック機構45の動作は次のとおりであるが、回転チャック機構45の動作については前述の正負極板供給機構30、31の説明中でも述べているものである。
セパレータ100の両面に正極板供給機構30及び負極板供給機構31から正極板110と負極板120が供給されてセパレータ100を介在した状態で、フィンガー47がセパレータ100と正負極板110、120の両端部をクランプする位置まで進出してクランプする。次に、クランプした状態から回転チャック48が半回転する分サーボモータ56が回転して正負極板110、120間に介在したセパレータ100が半回転される。そして、再度前述のように正負極板110、120がセパレータ100の両面に供給されるとフィンガ47のクランプが解除されてフィンガ47が一旦後退し、再度セパレータ100と正負極板110、120の両端部をクランプする位置まで進出して新たに供給された正負極板110、120間に介在するセパレータ100が半回転される。以降、前述した動作が繰り返されることによってセパレータ100が正負極板110、120間に介在して所定回数積層されるようになっている。
なお、セパレータ100の半回転毎の供給は、回転チャック機構45の上方からはセパレータ供給部1から送り出されて上部グリップチャック11で案内され、また、下方からはセパレータ100の長手方向端部を挟持した下部グリップチャック20のフィンガー22が下方所定位置から半回転毎に上昇して行くことにより行われる。
このようにセパレータ100が所定回数積層され終わると、セパレータ100は、図2、図11、図12に示される回転チャック45の上方に位置する切断機構75によって所定位置で切断される。この切断機構75は超音波カッタ76と、その超音波カッタ76をセパレータ100の幅方向に移動させるサーボアクチュエータ77から成っている。
サーボアクチュエータ77は、伸縮するロッド78とそれを収納して保持する本体79とロッド78を伸縮作動させるサーボモータ80を有している。本体79は下部架台69から立設された支柱82に固定されており、サーボモータ80は連結枠83を介して本体79に連結されている。
サーボモータ80によるロッド78の伸縮動作は、ロッド78がねじ軸とナットとで形成され、前記ねじ軸に例えば、連結枠83内でプーリとベルトを介してサーボモータ80の回転が伝達されてねじ軸が回転することにより行われる(図示せず)。他の手段として、単にシリンダとピストンによる構成とすることも可能である。
このロッド78は超音波カッタ76に連結部材81によって連結されており、ロッド78の伸縮によって超音波カッタ76が移動するようになっている。つまり、サーボアクチュエータ77のロッド78の進出により超音波カッタ76がセパレータ100の幅方向に移動しながらセパレータ100に向かって所定量の超音波を照射することによってセパレータ100が切断される。
なお、上述の超音波カッタ76に変えて切断刃を有する刃物を使用することも可能である。
セパレータ100が所定回数積層されて切断されると、テープ貼付機構85によって積層された側のセパレータ100の切断端と積層された外周部とが粘着テープで貼り合わされて2次電池が形成される。(図8参照)。
テープ貼付機構85は図3に示されるように(図1には模式的に示されている)、取付板68に回転自在に支持されたリール86に巻回されて複数のガイドローラ87に掛け渡された粘着テープ88を吸着して引き出す吸着プレート89と、引き出された粘着テープ88を切断するカッター機構90と、吸着プレート89から粘着テープ88を受け取り2次電池外周面まで伸出してセパレータ100の切断端と積層された外周部とに粘着テープ88を貼り付ける貼付ハンド91から成っている。
貼付ハンド91はテープ保持部材92とテープ保持部材92を伸縮させる流体シリンダ93を有している。このテープ保持部材92と前記吸着プレート89には吸着用孔が穿設された複数の吸着パッド(図示せず)が装着され、その吸着用孔に連通して負圧源を有する負圧用管(図示せず)が連結されて粘着テープ88が吸着保持されるようになっている。
以上から成るテープ貼付機構85は、取付板68に取り付けられたブラケット94を介し、回転チャック機構45の回転中心45aに向かって取り付けられている。
粘着テープ88の積層外周面への貼り付け動作は次のとおりである。
粘着テープ88を吸着した吸着プレート89が流体シリンダ機構(図示せず)によって貼付ハンド91のテープ保持部材92に正対する位置まで移動し、次に貼付ハンド91のテープ保持部材92が粘着テープ88を吸着する。すると吸着プレート89の吸着作用が解除されて吸着プレート89が元の位置までもどり、その位置で再び粘着テープ88を吸着する。
そして、刃部を有する刃物(図示せず)から成るカッター機構90が流体シリンダ機構(図示せず)によって下降し、粘着テープ88がテープ保持部材92と吸着プレート89の間で切断される。
なお、吸着プレート89への粘着テープ88の吸着であるが、吸着プレート89の吸着面には粘着テープの粘着面が来る。しかし、吸着プレート89の吸着面に非粘着処理(セラミック粒子による粘着面積削減処理)を施すことによって粘着テープ88が粘着力によって吸着プレート89の吸着面に引っ着くことはない。
次に、切断された粘着テープ88を吸着保持しているテープ保持部材92が回転チャック機構45の回転中心45aに向かって伸出して行き、回転チャック機構45部で積層された2次電池の外周面が正対する位置にきたとき(2次電池は回転チャック機構45に保持された状態である。)粘着テープ88を前記外周面に押し付けて貼り付ける。貼り付け後は吸着作用が解除されてテープ保持部材92は元の位置にもどる。そして、2次電池は積層外周面にセパレータ100の切断端が粘着テープ88の貼り付けによって固定され、取出ハンド95によって取り出される。
この取出ハンド95は図3、図4に示されるように、圧空源(図示せず)からの圧空によってエアーチャック96が作動することにより開閉する一対のフィンガー97を有し、エアーチャック96が流体シリンダ98によって回転チャック機構45の回転中心45aに向かって伸縮するようになっている。また、流体シリンダ98は旋回支点99を中心にブラケット102を介して取付板68に取り付けられた旋回アクチュエータ103によって下方に所定角度旋回するようになっている。
取出ハンド95の動作は次のとおりである。積層外周面にセパレータ100の切断端が粘着テープ88の貼り付けにより固定されると、流体シリンダ98によってエアーチャック96が回転チャック機構45の回転中心45aに向かって進出して行き、フィンガー97が2次電池の外周部をエアーチャック96の作動により挟持する。すると、回転チャック機構45のフィンガ47が2次電池のクランプを解除し、取出ハンド95のフィンガー97が2次電池を挟持したまま流体シリンダ98が後退してエアーチャック96が元の位置まで戻る。
そして、流体シリンダ98がその位置から旋回支点99を中心に下方に旋回アクチュエータ103によって所定角度旋回され、その位置で取出ハンド95のフィンガー97が2次電池の挟持を解除して2次電池が取り出され、別途搬送されて収納される。
このように所定回数積層され終わる毎に、以上の行程が繰り返されて2次電池が製造されて行く。
ここで、本発明であるセパレータ100への正負極板110、120の供給から正負極板110、120間にセパレータ100が介在して積層(巻回)される動作を理解し易いよう、図13−(1)〜図13−(11)を参照に順を追って説明する。
[ステップ1]
セパレータ供給部からセパレータ100が送り出されその端部が上部グリップチャック11のフィンガー13に挟持されて下方へ引き出される。(図13−(1))。
[ステップ2]
下方へ引き出されたセパレータ100を下部グリップチャック20が迎えに行き、フィンガー22がセパレータ100の端部を挟持して上部グリップチャック11からセパレータ100を受け取り、さらに下方まで引き出す。(セパレータの所定積層分)。上部グリップチャック11は元の位置まで上昇し、下部グリップチャック20はセパレータ100を挟持したままである。(図13−(2)、図13−(3))。
[ステップ3]
上部グリップチャック11と下部グリップチャック20の略中央部でセパレータ100の一方の面側に正極板供給機構30によって、また、他方の面側に負極板供給機構31によって、それぞれの吸着盤41に吸着保持された正極板110及び負極板120が搬送されて当接される。(図13−(4)、図13−(5))。
[ステップ4]
セパレータ100の両面に正負極板110、120が当接された所に回転チャック機構45のフィンガー47が進出してきて、正負極板110、120の両端をセパレータ100を正負極板110、120間に介在した状態でクランプする。(図13−(6))。
[ステップ5]
回転チャック機構45のフィンガー47が、正負極板110、120の両端をクランプした状態で正負極板供給機構30、31が退避し、吸着盤41が正負極板110、120から離脱する。(図13−(7))。
[ステップ6]
回転チャック機構45が、フィンガー47が正負極板110、120間にセパレータ100を介在してクランプした状態で半回転し、セパレータ100が巻回される。(図13−(8))。
[ステップ7]
ステップ6の状態(図13−(8))で、ステップ3のセパレータ100への正負極板110、120の当接が行われた後、回転チャック機構45がフィンガー47のクランプが解除されて退避する。
[ステップ8]
ステップ4〜ステップ7が所定回数繰り返されてセパレータ100が正負極間に介在して積層されて行く(図13−(9)、図13−(10)、図13−(11))。
なお、以上述べたセパレータ供給部1からのセパレータ100の送り出し動作、上部グリップチャック11及び下部グリップチャック20によるセパレータ100の引き出し動作、正負極板供給機構30、31による正負極板110、120の供給動作、回転チャック機構45によるセパレータ100の巻回動作、切断機構75によるセパレータ100の切断動作、テープ貼付機構85によるセパレータ100の積層外周部へのテープ貼り付け動作、取出しハンド95による2次電池製品の取り出し動作等における所定のモータ、流体シリンダー、エアーチャック等の作動順序、作動量、作動時間等はそれらのデータが別途制御装置(図示せず)に入力されて制御される。
本発明である2次電池製造装置の各要部の配置を示す概略斜視図である。 本発明である2次電池製造装置の全体構成を示す正面図である。 上部グリップチャック、テープ貼付機構及び取出ハンドを示す正面図である。 図3におけるA−A矢視図である。 図2におけるB−B矢視図である。 正極板供給機構を示す正面図である。 図6におけるC−C矢視図である。 本発明の2次電池を示す斜視図である。 図2におけるD−D矢視図である。 図9におけるE−E矢視図である。 図2におけるF−F矢視図である。 図11におけるG−G矢視図である。 セパレータの巻回動作を示す模式図である。
符号の説明
1 セパレータ供給部
11 上部グリップチャック
12、21、46、96 エアーチャック
13、22、47、97 フィンガー
15 昇降装置
20 下部グリップチャック
30 正極板供給機構
31 負極板供給機構
32 ターンテーブル
33 極板供給部
45 回転チャック機構
48 回転チャック
58a、58b、98 流体シリンダ
75 切断機構
76 超音波カッタ
77 サーボアクチュエータ
85 テープ貼付機構
88 粘着テープ
89 吸着プレート
90 カッター機構
91 貼付ハンド
92 テープ保持部材
95 取出しハンド
100 セパレータ
110 正極板
120 負極板

Claims (6)

  1. セパレータ供給部から送り出されるシート状セパレータの、
    a.片面側へ枚葉状の正極板を、その反対面側へ枚葉状の負極板を配置して、
    b.前記セパレータの両縁側に位置する正極板及び負極板の両端部を前記セパレータを挟んでクランプし、
    c.クランプした状態でクランプ部を半回転して、前記a.〜c.の動作を繰り返し、正極板と負極板の間にセパレータを介在させて積層型の電池を形成する2次電池の製造方法。
  2. 正極板と負極板の間にセパレータが介在して所定回数積層された後そのセパレータを切断し、その切断端と積層されたセパレータの外周部とを粘着テープて貼り合わせて積層型の電池を形成する請求項1に記載の2次電池の製造方法。
  3. セパレータの片面側へ配置される正極板とその反対面へ配置される負極板を、セパレータの長手方向における同じ位置に、同時に配置して積層型の電池を形成する請求項1又は請求項2に記載の2次電池の製造方法。
  4. セパレータ供給部から送り出されるシート状セパレータの片面側へ枚葉状の正極板を、その反対面側へ枚葉状の負極板をそれぞれ供給して配置する動作を繰り返す正極板供給機構及び負極板供給機構と、セパレータの両面に配置された正極板と負極板のセパレータの幅方向両端側に位置する端部をセパレータを介在してクランプし、セパレータへ正極板と負極板が配置される動作と交互に半回転する動作を繰り返す回転チャック機構を備えた2次電池の製造装置。
  5. セパレータ供給部から送り出されるシート状セパレータの片面側へ枚葉状の正極板を、その反対面側へ枚葉状の負極板をそれぞれ供給して配置する動作を繰り返す正極板供給機構及び負極板供給機構と、セパレータの両面に配置された正極板と負極板のセパレータの幅方向両端側に位置する端部をそのセパレータを介在してクランプし、セパレータへ正極板と負極板が配置される動作と交互に半回転する動作を繰り返す回転チャック機構と、前記正極板供給機構及び負極板供給機構と前記回転チャック機構によって積層が行われた後セパレータを切断する切断機構と、セパレータが切断された後その切断端と積層されたセパレータの外周部とを粘着テープで貼り合わせるテープ貼付機構を備えた2次電池の製造装置。
  6. セパレータ供給部から送り出されるセパレータを所定の位置まで引き出す上部グリップチャックと、前記所定の位置で上部グリップチャックから前記セパレータを受け取り、その位置から所定の長さまでセパレータを引き出す下部グリップチャックを備えた請求項4又は請求項5に記載の2次電池の製造装置。
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