JP6591165B2 - 非接触シールアセンブリを有する遠心分離システム - Google Patents

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Description

本開示は遠心分離システムに関する。より詳細には、本開示は、改善された非接触シールアセンブリを有する遠心分離システムに関する。
遠心分離は、成分の密度に基づいて溶液をその成分要素に分離するために、一般的に使用される。ここで、遠心分離システムは、分離されるべき成分を含んでいる溶液を回転させることによって遠心力場を作り出し、こうして、より高い密度の成分を溶液から分離させる。
多くの異なる方式の遠心分離システムが使用されており、とりわけ、システム内のフロー(たとえば、バッチフローまたは連続フロー)および遠心分離による速度(たとえば、超遠心分離)によって通常分類される。例として、共通連続超遠心分離システムは、空圧式駆動装置または電気駆動装置を使用して、毎分40,500回転を超える速度でローターを回転させる。
早期故障を引き起こす、電気モーター、油圧式駆動装置、または空圧式駆動装置への流体の望ましくない漏洩に、いくつかの従来技術の遠心分離システムが遭遇する可能性があることが、本開示によって判断されている。
したがって、従来技術のシステムの前述および他の悪影響のうちの1つまたは複数を克服、緩和、および/または軽減する遠心分離システムに対する必要性が存在することが判断されている。
米国特許第8,192,343号明細書
流体の漏洩を軽減する非接触シールアセンブリを有する遠心分離システムが提供される。
いくつかの実施形態では、非接触シールアセンブリは、その中に画定された1つまたは複数の毛細管チャネルを有する下部ガードを含む。
他の実施形態では、非接触シールアセンブリは、漏洩フローと反対の方向にガス流を維持する圧力源を含む。
上部ガードおよびスカート付き旋回軸、ならびに上部ガードとスカート付き旋回軸の表面との間にガス流を供給する圧力源を含む非接触シールアセンブリを有する遠心分離システムが提供される。いくつかの実施形態では、非接触シールアセンブリは、上面に画定された1つまたは複数の毛細管チャネルを有する下部ガードをさらに含む。
駆動アセンブリと、非接触シールアセンブリと、タンクアセンブリとを含む遠心分離システムが提供される。駆動アセンブリは、その中に画定されたローター開口を有する上部支圧板によって分離された上部筐体と下部筐体とを有する。下部筐体は、ローター開口と一直線に合わされたローターシャフトを有する、その中に配設された駆動装置を有する。非接触シールアセンブリは、上部ガードとスカート付き旋回軸とを有する。非接触シールアセンブリは、スカート付き旋回軸が上部ガードに接触せずに回転用ローターシャフトに動作可能に結合されるように、ローター開口で上部支圧板に固着され、上部ガードおよびスカート付き旋回軸はラビリンスシールを形成して、上部筐体からローター開口を通り下部筐体内の駆動装置への流体の漏洩を軽減する。タンクアセンブリは、その中に回転可能に収容された遠心ローターを有する。タンクアセンブリは、遠心ローターがスカート付き旋回軸を介して駆動装置によって回転可能に駆動されるように、下部筐体に連結可能である。
いくつかの実施形態では、駆動装置は空圧式駆動装置または電気駆動装置である。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、遠心分離システムは、上部ガードの下面とスカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給する圧力源をさらに含むことができる。ガス流は、ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有する。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、圧力源は駆動装置から熱を除去するのに十分である。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、圧力源は正または負の圧力源である。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、遠心分離システムは、上部ガードに固着された下部ガードをさらに含むことができ、スカート付き旋回軸は、上部ガードまたは下部ガードに接触せずにそれらの間に回転可能に配置される。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、下部ガードは上面に画定された毛細管チャネルを含み、毛細管チャネルはローター開口から傾斜している。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、スカート付き旋回軸の上面は、下部ガード内の開口の内寸よりも大きい外寸を有する。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、上面はスカート付き旋回軸の中心軸を通る垂直軸に対して角度を有し、その角度は、スカート付き旋回軸に取り込まれた流体が外寸に向かって導かれるのに十分である。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、スカート付き旋回軸は、駆動装置のローターシャフトの先端に摩耗点を形成する。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、スカート付き旋回軸が交換可能であるように、スカート付き旋回軸は非接触シールアセンブリの中に取り外し可能に受けられる。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、遠心分離システムは、上部ガードおよび/またはスカート付き旋回軸のシール面に1つまたは複数の機構をさらに含むことができる。1つまたは複数の機構は、上部筐体からローター開口を通り下部筐体内の駆動装置への流体の漏洩を軽減するのに十分な流体の渦を、非接触シールアセンブリ内に形成する。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、遠心分離システムは、上部ガードの下面とスカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給する圧力源をさらに含むことができ、ガス流は、ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有する。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、ガス流は、スカート付き旋回軸の回転によって発生する任意の渦および/または圧力差を克服するのに十分である。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、非接触シールアセンブリによって取り込まれ、そこから出る流体が外周に向けられるように、支圧板はローター開口から傾斜している。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、支圧板は、流体がそこを通って駆動アセンブリから排出され得る、外周にある出口ポートをさらに備える。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、遠心分離システムは、上部ガードの下面とスカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給する排出ポンプをさらに含むことができる。ガス流は、ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有する。排出ポンプはまた、外周にある出口ポートから流体を排出している。
駆動装置と、支圧板と、非接触シールアセンブリと、圧力源とを含む遠心分離システムも提供される。駆動装置はローターシャフトを有する。支圧板は、ローターシャフトと一直線に合わされたローター開口を有する。非接触シールアセンブリはローター開口を封止し、上部ガードとスカート付き旋回軸とを含む。スカート付き旋回軸は、上部ガードに接触せずに、駆動装置による回転用のローターシャフトに連結される。圧力源は、上部ガードの下面とスカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給する。ガス流は、ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有する。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、圧力源は正または負の圧力源である。
単独の、または前述もしくは後述の実施形態のうちの1つもしくは複数と組み合わせた、他の実施形態では、ガス流は、スカート付き旋回軸の回転によって発生する任意の渦および/または圧力差を克服するのに十分である。
本開示の上述および他の特徴および利点は、以下の発明を実施するための形態、図面、および添付の特許請求の範囲から、当業者によって諒解および理解されよう。
本開示による遠心分離システムの例示的な実施形態の上面透視図。 図1のシステム内の駆動アセンブリの上面透視図。 図2の駆動アセンブリの部分分解図。 本開示による上部支圧板およびシールアセンブリの例示的な実施形態の上面透視図。 上部ガードと、スカート付き旋回軸と、下部ガードとを示す、図4のシールアセンブリの部分分解上面透視図。 図4のシールアセンブリの部分分解下面透視図。 図4のシールアセンブリの断面図。 ガス流を示す、図2の駆動アセンブリの断面図。 シールアセンブリを通るガス流を示す、図2の駆動アセンブリの拡大断面図。 ガス流を示す、図1の遠心分離システムの上面透視図。 スカート付き旋回軸と下部ガードとを示すために上部ガードが取り外された、図4のシールアセンブリの上面透視図 シールアセンブリの上部ガードの例示的な実施形態の下面透視図。 図12の上部ガードの下面図。 図12の上部ガードの上面透視図。 シールアセンブリの上部ガードの別の例示的な実施形態の下面透視図。 図15の上部ガードの下面図。 図15の上部ガードの上面透視図。 本開示による上部ガードの別の例示的な実施形態の下面図。 本開示による上部ガードの別の例示的な実施形態の下面図。 本開示による上部ガードのさらに別の例示的な実施形態の下面図。 本開示による上部ガードのさらに別の例示的な実施形態の下面図。 本開示による上部ガードの例示的な実施形態の部分断面図。 本開示による上部ガードの別の例示的な実施形態の部分断面図。 本開示による上部ガードのさらに別の例示的な実施形態の部分断面図。 本開示による上部ガードのさらに別の例示的な実施形態の部分断面図。 本開示による上部ガードおよびスカート付き旋回軸の一実施形態の部分断面図。
図面、特に図1を参照すると、本開示による遠心分離システムの例示的な実施形態が示され、全体的に参照番号10によって参照される。
遠心分離システム10(以下「システム」)は、基部またはスタンド12と、遠心タンクアセンブリ14と、駆動アセンブリ16と、リフトアセンブリ18とを含む。いくつかの実施形態では、システム10は、たとえば、駆動アセンブリ16、リフトアセンブリ18、および本明細書に記載されたシステムの他の構成要素と、(たとえば、有線、ワイヤレス、またはそれらの組合せで)電気通信して、オペレータがシステムの様々な動作と作業とを制御することを可能にする、制御インターフェース19を含むこともできる。制御インターフェース19は、限定はしないが、オペレータがシステム10の様々な構成要素を制御することを可能にする、タッチスクリーンなどの任意のヒューマンマシンインターフェース(HMI)であり得る。
有利なことに、システム10は、駆動アセンブリ16内の流体の漏洩を軽減するように構成された非接触シールアセンブリを含む。
理解しやすいように、システム10は、本明細書では超遠心分離システムとして記載され、駆動アセンブリ16は、非接触シールアセンブリが電気駆動装置への漏洩を軽減するように、電気駆動装置として記載される。当然、非接触シールアセンブリが、非接触シールアセンブリに対する必要性を有する任意のタイプのデバイスを有する任意のデバイス内の等しい使用を見出すことが、本開示によって企図される。
下記で本明細書に記載されている場合を除き、基部12、遠心タンクアセンブリ14、駆動アセンブリ16、およびリフトアセンブリ18は、出願人自身の米国特許第8,192,343号に開示されたように機能する。リフトアセンブリ18は、タンクアセンブリ14に対して駆動アセンブリ16を移動させるように構成される。いくつかの実施形態では、リフトアセンブリ18は、インターフェース19を介したオペレータの制御下で、タンクアセンブリ14から駆動アセンブリ16を持ち上げ、取り外すように構成された2軸リフトである。しかしながら、リフトアセンブリ18が必要に応じて単軸リフトまたは3軸リフトであることも、本開示によって企図される。
ここで図2と図3とを参照すると、駆動アセンブリ16がより詳細に記載される。駆動アセンブリ16は、上部支圧板24によって分離された上部筐体20と下部筐体22とを含む。下部筐体22は電気駆動装置のローターとステータとを含み、その結果、上部筐体20内の流体から下部筐体を封止することが望ましい。詳細には、上部筐体20内の流体が上部支圧板24内のローター開口26を通って下部筐体22に入ることを防止することが望ましい。したがって、駆動アセンブリ16は非接触シールアセンブリ30を含み、非接触シールアセンブリ30は、上部筐体20からローター開口26を通り下部筐体22への流体の漏洩を軽減する。
図2〜図11を同時に参照して下記により詳細に記載されるように、いくつかの実施形態では、非接触シールアセンブリ30は、それらの間にラビリンスシールを形成して漏洩を軽減する、上部ガード32とスカート付き旋回軸34とを有する。ラビリンスシールは、システム10の超遠心速度では望ましくない、上部ガード32とスカート付き旋回軸34と間の直接の接触および摩耗なしに、シールを越える漏洩を減少させる。
任意の特定の理論によって制限されることを望まずに、「ラビリンスシール」という用語は、上部ガード32とスカート付き旋回軸34と間に画定された非常に小さいすきまのシール面またはシール室36によって形成されたシールを定義するために、本明細書では使用される。このシール面36は任意の流体用の曲がりくねった経路を画定し、開口26を通るそのような流体の通過を軽減する。加えて、上部ガード32、スカート付き旋回軸34、または両方のシール面上の機構(たとえば、歯、段、らせんなど)が、場合によっては、室36内に流体の渦を形成して、室に入る任意の液体がその中に陥れられ、排出されることをさらに保証し、かつ/またはこれ以上流体が室に入ることを防止するバリアとして働くことが考えられる。
スカート付き旋回軸34は、駆動アセンブリ16の回転シャフトの先端にある摩耗点として機能する。これにより、摩耗または損傷が起きたとき、ユーザがシャフト全体の代わりにスカート付き旋回軸34を交換することが可能になる。
前述のラビリンスシールと組み合わせたいくつかの実施形態では、または単独の特徴として、システム10は、漏洩方向と反対の方向に室36を通るガス流40を供給して、そのような漏洩を軽減するように構成され得る。存在するとき、この対向ガス流40は、駆動アセンブリ16から熱を除去すること(たとえば、冷却)、したがってシステム10内の製品上の熱を除去すること、または少なくとも熱負荷を軽減することの、追加された利益を提供することもできる。
前述のラビリンスシールおよび強制ガス流40のうちの1つもしくは両方と組み合わせた、さらに他の実施形態では、または独立した特徴として、非接触シールアセンブリ30は下部ガード42を含む。下部ガード42は、上面46に画定された1つまたは複数の毛細管チャネル44を含むことができ、毛細管チャネルは、非接触シールアセンブリを通る可能性がある任意の流体、特に微量の流体を集めることを支援し、その集められた流体を保護されるべき領域、すなわち開口26から離れるように仕向ける。
組立中に、スカート付き旋回軸34は、上部ガード32と下部ガード42との間に組み立てられ、それらのガードは支圧板24に密封固着される。たとえば、上部ガード32および下部ガード42は、図3〜図4に見られるように、1つまたは複数の締め具52(3つ図示されている)により、1つまたは複数のOリング50(2つ図示されている)とともに支圧板24に密封固着され得る。
組み立てられると、上部ガード32および下部ガード42は支圧板24に取り付けられ、その結果、それらのガードは駆動アセンブリ16の動作中、固定された(すなわち、回転しない)ままである。加えて、組み立てられると、スカート付き旋回軸34は、ガード32とガード42との間に回転するように配置されて、スカート付き旋回軸の上面54と上部ガード32の下面56との間にラビリンスシール室36を画定する。
このようにして、上部ガード32は、ラビリンスシールの「ステータ」または「固定部」として働き、スカート付き旋回軸34は、駆動アセンブリ16に動作可能に結合されて、ラビリンスシールの「ローター」または「可動部」として働く。
図2〜図4に示された実施形態などのいくつかの実施形態では、支圧板24は、開口26およびシールアセンブリ30から傾斜しており、その結果、チャネル44でシールアセンブリによって取り込まれ、そこから出る流体は、外周60に向けられる。好ましいことに、支圧板24は、集められた流体がそこを通って駆動アセンブリ16から流出または除去され得る、外周60にある出口ポート62をさらに含む。
図8〜図10に示されたように、システム10は、出口ポート66と導管68とを介して上部筐体20と流体連結されて、室36を通ってガス流40を供給する、ポンプ64を含むことができる。ポンプ64は、制御インターフェース19と電気通信して、オペレータがポンプを制御することを可能にすることができる。さらに、ポンプ64は駆動アセンブリ16と電気通信することができ、その結果、ポンプは駆動装置の動作に基づいて制御される。ここで、ポンプ64は、ガス流40として周囲空気を引き込む真空ポンプとして図示されている。ポンプ64は、導管68と、出口ポート66と、シールアセンブリ30と、開口26と、下部筐体22内の入口ポート70とを通して空気を引き込む。
簡単に述べると、システム10は、重力方向に、すなわち上部筐体20から下部筐体22に向かう漏洩方向72を有し、ここで、駆動アセンブリ16内の電気モーターのステータおよびローターは下部筐体内にある。有利なことに、システム10は、漏洩方向72の反対または逆の方向74にガス流40を確立する。
出口ポート66および入口ポート70は、それぞれ上部筐体20および下部筐体22の中にあるものとして例示されているが、ガス流40が逆方向74に室36を通って流れることを可能にする駆動アセンブリ16内のどこにでもそれらのポートがあることが、本開示によって企図される。
システム10が、空気の真空(たとえば、負圧)を使用してフロー40を確立するポンプ64を有する例として記載されていることも認識されるべきである。当然、システム10が任意のガスを使用してフロー40を確立することが、本開示によって企図される。その上、ガスを入口ポート70から出口ポート66に向かわせる正の圧力ガス源、または正の圧力源と負の圧力源の組合せを使用して、システム10がフロー40を確立することが、本開示によって企図される。
システム10は、ポンプ64から収集室に流体を集めているように図示されている。いくつかの実施形態では、システム10は、漏洩を検出するために、導管68、収集室、および/またはシールアセンブリ30もしくは駆動アセンブリ16内のどこかにセンサ(図示せず)を含むことができる。たとえば、システム10は、収集室内に容積センサを含むことができ、その結果、ある容積の流体が検出されると、システムは、システムチェックまたは他の是正措置を実施するように、ユーザへのアラームを発生させることができる。他の例では、システム10は、導管68内に流量センサを含むことができ、その結果、ある流量の流体が検出され、故障を示すと、システムは、システムチェックまたは他の是正措置を実施するように、ユーザへのアラームを発生させることができる。
加えて、ガス流40は、駆動アセンブリ16から熱を除去すること(たとえば、冷却)、したがってシステム10内の製品上の熱を除去すること、または少なくとも熱負荷を軽減することの、追加された利益を提供することもできる。
いくつかの実施形態では、システム10は、1平方インチ当たり5ポンド(psi)未満などの低圧システム、および毎分650ミリリットル(mLPM)超などの高質量空気流として働く。当然、システム10が任意の望ましい圧力または流量でガス流40を供給することが、本開示によって企図される。
いくつかの実施形態では、システム10は、遠心分離システム10の回転速度に応じて、様々なレベルでガス流40を確立するように構成される。簡潔にするために、システム10は、2つのみの異なるレベルで、すなわち高速および低速でガス流40を確立するように、下記で本明細書に記載される。当然、システム10が、増分ごとに、または連続して、駆動アセンブリ16の速度に従ってポンプ64を可変制御することが、本開示によって企図される。
駆動アセンブリ16の低速で、システム10は、空気流40が発生しないようにポンプ64を制御する。むしろ低速の間に、シールアセンブリ30は、図7、図9、および図11に示されたように、スカート付き旋回軸34および下部ガード42の勾配および径方向の寸法に依存して、上部筐体20から漏洩する液体を開口26から離れて放射状に外側に導く。
スカート付き旋回軸34は、スカート80に画定された上面54を有し、スカート80は、下部ガード42(図7)内の開口の内寸よりも大きい外寸を有する。加えて、スカート80は、上面54がスカート付き旋回軸34の中心軸を通る垂直軸84に対して角度82を有するように構成される。角度82は、スカート80に取り込まれた流体がスカートの外周84に向かって導かれるように、90度よりも小さいことが好ましい。
このようにして、駆動アセンブリ16、したがってスカート付き旋回軸34が低速で回転するようにシステム10が制御されるとき、取り込まれた流体に付与された自然の重力および任意の遠心力により、シールアセンブリ30を通って漏洩する流体が、スカート80上に取り込まれ、外周84に向かって放射状に外側に導かれる。その上、スカート80の外周84から滴る任意の流体は、下部ガード42で受けられる。
下部ガード42に集められた流体を開口26から離れるように導くことをさらに支援するために、下部ガードも開口からその外周86に向かって傾斜している。その上、かつ上述されたように、下部ガード42は、上面46に画定された毛細管チャネル44を含み、毛細管チャネル44は、任意の流体を集め、その集められた流体を外周86に向かわせ、開口88でチャネルから出すことを支援する。
さらに、開口26および下部ガード42は、駆動アセンブリ16内のモーターの回転によって発生する空気流が、スカート80の下のスペース90の中に上向きに流れることを可能にするように構成される。図11に示されたように、この空気流は、スカートの湾曲した下面92に移動し外側に向けられ、その結果、スカートの外周84から落ちる任意の流体は、スカートの外周から放射状に外側に押し出される。
さらに、上部ガード32の下面56に対するスカート付き旋回軸34の上面54の回転は、低速であっても、室36内の渦および/または圧力差を発生させて、スカート80への流体の漏洩を軽減すると考えられる。
このように低速で、シールアセンブリ30は、流体が室に入るか、または室をバイパスすることを軽減する、室36内のラビリンスシールを形成する。次いで、シールアセンブリ30は、スカート80の上面54の勾配とモーターからの空気流とに起因して、室36をバイパスする流体を、スカートの外周84から離れて放射状に外側に導くようにさらに構成される。最後に、シールアセンブリ30は、チャネル44と下部ガード42の勾配とに起因して、スカート80の外周84から離れて落ちる流体を、下部ガードの外周86に向かって放射状に外側に、出口88を出て、次いで上部支圧板24に導くようにさらに構成される。さらに、支圧板24も開口26およびシールアセンブリ30から傾斜しており、その結果、チャネル44でシールアセンブリによって取り込まれ、そこから出る流体は、外周60に向けられ、出口66で駆動アセンブリ16から排出または除去される。
要するに、システム10は、ポンプ64がガス流40を発生させるように制御されていないとき、室36内にシールアセンブリ30によって発生する渦および/または圧力差、ならびに下部筐体22内のモーターからの空気圧によって支援されて、開口26を通る流体の漏洩を軽減する3方向カスケード構成を、駆動アセンブリ16が提供するように構成される。
しかしながら、システム10はまた、必要に応じて、ポンプ64を制御してガス流40を発生させるように構成される。
たとえば、システム10は、オペレータが必要に応じてポンプ64を選択的にオンオフすることができるように構成され得る。
代替として、システム10は、駆動アセンブリ16が毎分10,000回転(RPM)超などの高速で回転するとき、システムがポンプ64を制御してガス流40を発生させるように構成され得る。
他の実施形態では、システム10は、図8に示されたように流体冷却システム94を含むことができ、流体冷却システム94は、出願人の米国特許第8,192,343号に記載されたように、駆動アセンブリ16を冷却する。冷却システム94は、第1の導管96を介して上部筐体20に冷却剤をポンピングし、第2の導管98を介して冷却剤を戻す。このようにして、冷却システム94は、既知の方式で上部筐体20内の構成要素を冷却するように構成される。冷却システム94は、制御インターフェース19と電気通信することができる。こうして、システム10は、冷却システム94の活動状態に基づいてポンプ64を制御してガス流40を発生させるように、すなわち、上部筐体20内の活動状態にある冷却システムの中に漏洩の危険が存在するときガス流を供給するように構成され得る。
ガス流40は、上面54および下面56の回転によりラビリンスシール室36で発生する任意の渦および/または圧力差を克服し、空気流が室を通るようにさせるのに十分である。こうして、ガス流40は、任意の流体が室36を移動することを軽減するのに十分であると考えられる。
任意の特定の理論によって制限されることを望まずに、高速でのラビリンス室36内の圧力差および/または渦は、十分に安定または不安定のどちらかになり、その結果、流体のフローパターン内に特定の空隙が現れると考えられる。これらの特定の空隙により、漏洩がシールアセンブリ30を通ることが可能になり得る。しかしながら、対向ガス流40がこれらの高速で室36を通るフローを供給するので、ガス流40は、室の中に入り、かつ/またはそこを通る流体の漏洩を軽減するために、室内の流体フローパターン内の空隙を克服、修正、または少なくとも充填すると考えられる。
上部ガード32および下部ガード42は、限定はしないが、スカート付き旋回軸34との偶発的な接触が起きた場合、モーターの動作を妨害せずにガードおよび/または旋回軸が摩耗するように、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)または他の何らかのポリマー素材などの任意の望ましい素材から製造され得る。
ここで図12〜図25を参照すると、望ましいラビリンスシールの渦および/または圧力差を発生させるのに十分な、上部ガード32に存在する機構の様々な例示的な実施形態が示される。図12〜図14は、下面56内の複数の円柱状の切込みを示す。図15〜図17は、下面56内のらせん状の切込みを示す。
図18は下面56の一連の線形スポーク様機構を示し、図19は下面の一連の非線形スポーク様機構を示す。図20は下面56の一連の非ランダム機構を示し、図21は下面の一連のランダム機構を示す。図18〜図21の実施形態では、機構は、下面56に切込みまたはくぼみを作られ得るか、下面から突出することができるか、またはそれらの組合せであり得る。
図22は、下面56に切り込まれた多角形の歯のパターンを示す。図23は下面56に切り込まれた波状または湾曲した歯の定型パターンを示し、図24は下面に切り込まれた波状または湾曲した歯の非定型パターンを示す。図25は平面または平坦の下面56を示す。
室36内に渦および/または圧力差を発生させる、上部ガード32の下面56に存在する機構を有する例を用いて、シールアセンブリ30が上述されたことを認識されたい。当然、これらの機構がスカート付き旋回軸34の上面54に存在することが、本開示によって企図される。その上、図26に示されたように、これらの機構が下面56と上面54の両方に存在することが、本開示によって企図される。
スカート付き旋回軸34の上面54に機構が存在する実施形態では、上面上の任意の流体を外周84に向かって導くために、それらの機構が、下部ガード42のチャネル44と同様の、それらの中に画定された放射状のチャネル(図示せず)を有することが好ましい。
「第1の」、「第2の」、「第3の」、「上部」、「下部」、および同様の用語は、様々な要素を修飾するために本明細書で使用されることも留意されたい。これらの修飾語は、特に指定がない限り、修飾された要素に対する空間的、逐次的または階層的な順序を暗示するものではない。
本開示は、1つまたは複数の例示的な実施形態を参照して記載されているが、本開示の範囲から逸脱することなく、本開示の要素に対して様々な変更が行われ得るし、均等物が交換され得ることは、当業者によって理解されよう。加えて、本開示の教示に対して特定の状況または材料を適用するために、多くの修正が行われ得る。したがって、本開示は、企図された最良の形態として開示された特定の実施形態に限定されるものではない。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] その中に画定されたローター開口を有する上部支圧板によって分離された上部筐体と下部筐体とを有する駆動アセンブリであって、前記ローター開口と一直線に合わされたローターシャフトを有する、その中に配設された駆動装置を前記下部筐体が有する、駆動アセンブリと、
上部ガードとスカート付き旋回軸とを有する非接触シールアセンブリであって、前記スカート付き旋回軸が前記上部ガードに接触せずに回転用の前記ローターシャフトに動作可能に結合されるように、前記非接触シールアセンブリが前記ローター開口で前記上部支圧板に固着され、前記上部ガードおよび前記スカート付き旋回軸がラビリンスシールを形成して、前記上部筐体から前記ローター開口を通り前記下部筐体内の前記駆動装置への流体の漏洩を軽減する、非接触シールアセンブリと、
その中に回転可能に収容された遠心ローターを有するタンクアセンブリであって、前記遠心ローターが前記スカート付き旋回軸を介して前記駆動装置によって回転可能に駆動されるように、前記タンクアセンブリが前記下部筐体に連結可能である、タンクアセンブリと、
を備える、遠心分離システム。
[2] 前記駆動装置が空圧式駆動装置または電気駆動装置である、[1]に記載の遠心分離システム。
[3] 前記上部ガードの下面と前記スカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給する圧力源をさらに備え、前記ガス流が前記ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有する、[1]に記載の遠心分離システム。
[4] 前記圧力源が前記駆動装置から熱を除去するのに十分である、[3]に記載の遠心分離システム。
[5] 前記圧力源が正または負の圧力源である、[3]に記載の遠心分離システム。
[6] 前記上部ガードに固着された下部ガードをさらに備え、前記スカート付き旋回軸が前記上部ガードまたは前記下部ガードに接触せずにそれらの間に回転可能に配置された、[1]に記載の遠心分離システム。
[7] 前記下部ガードが上面に画定された毛細管チャネルを備え、前記毛細管チャネルが前記ローター開口から傾斜している、[6]に記載の遠心分離システム。
[8] 前記スカート付き旋回軸の前記上面が、前記下部ガード内の開口の内寸よりも大きい外寸を有する、[6]に記載の遠心分離システム。
[9] 前記スカート付き旋回軸が、前記駆動装置の前記ローターシャフトの先端に摩耗点を形成する、[1]に記載の遠心分離システム。
[10] 前記スカート付き旋回軸が交換可能であるように、前記スカート付き旋回軸が、前記非接触シールアセンブリの中に取り外し可能に受けられる、[1]に記載の遠心分離システム。
[11] 前記上部ガードおよび/またはスカート付き旋回軸のシール面に1つまたは複数の機構をさらに備え、前記1つまたは複数の機構が、前記上部筐体から前記ローター開口を通り前記下部筐体内の前記駆動装置への前記流体の漏洩を軽減するのに十分な流体の渦を、前記非接触シールアセンブリ内に形成する、[1]に記載の遠心分離システム。
[12] 前記上部ガードの下面と前記スカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給する圧力源をさらに備え、前記ガス流が前記ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有する、[11]に記載の遠心分離システム。
[13] 前記ガス流が、前記スカート付き旋回軸の前記回転によって発生する任意の渦および/または圧力差を克服するのに十分である、[12]に記載の遠心分離システム。
[14] 前記非接触シールアセンブリによって取り込まれ、そこから出る流体が外周に向けられるように、前記支圧板が前記ローター開口から傾斜しており、流体がそこを通って前記駆動アセンブリから排出され得る、前記外周にある出口ポートを前記支圧板が有する、[1]に記載の遠心分離システム。
[15] 排出ポンプをさらに備え、前記排出ポンプが、前記上部ガードの下面と前記スカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給し、前記ガス流が前記ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有し、前記排出ポンプが、前記外周にある前記出口ポートから流体を排出する、[14]に記載の遠心分離システム。

Claims (15)

  1. 上部支圧板の中に画定されたローター開口を有する前記上部支圧板によって分離された上部筐体と下部筐体とを有する駆動アセンブリであって、前記下部筐体が、前記ローター開口と一直線に合わされたローターシャフトを有する駆動装置を前記下部筐体の中に有する、駆動アセンブリと、
    上部ガードとスカート付き旋回軸とを有する非接触シールアセンブリであって、前記スカート付き旋回軸が前記上部ガードに接触せずに、前記ローターシャフトによる回転のための前記ローターシャフトに動作可能に結合されるように、そして、前記上部ガードおよび前記スカート付き旋回軸がラビリンスシールを形成して、前記上部筐体から前記ローター開口を通り前記下部筐体内の前記駆動装置への流体の漏洩を軽減するように、前記非接触シールアセンブリが前記ローター開口で前記上部支圧板に固着される、非接触シールアセンブリと、
    その中に回転可能に収容された遠心ローターを有するタンクアセンブリであって、前記遠心ローターが前記スカート付き旋回軸を介して前記駆動装置の前記ローターシャフトによって回転可能に駆動されるように、前記タンクアセンブリが前記下部筐体に連結可能である、タンクアセンブリと、
    を備える、遠心分離システム。
  2. 前記駆動装置が空圧式駆動装置または電気駆動装置である、請求項1に記載の遠心分離システム。
  3. 前記上部ガードの下面と前記スカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給する圧力源をさらに備え、前記ガス流が前記ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有する、請求項1に記載の遠心分離システム。
  4. 前記圧力源が前記駆動装置から熱を除去するのに十分である、請求項3に記載の遠心分離システム。
  5. 前記圧力源が正または負の圧力源である、請求項3に記載の遠心分離システム。
  6. 前記上部ガードに固着された下部ガードをさらに備え、前記スカート付き旋回軸が前記上部ガードまたは前記下部ガードに接触せずにそれらの間に回転可能に配置された、請求項1に記載の遠心分離システム。
  7. 前記下部ガードが上面に画定された毛細管チャネルを備え、前記毛細管チャネルが前記ローター開口から傾斜している、請求項6に記載の遠心分離システム。
  8. 前記スカート付き旋回軸の上面が、前記下部ガード内の開口の内寸よりも大きい外寸を有する、請求項6に記載の遠心分離システム。
  9. 前記スカート付き旋回軸が、前記駆動装置の前記ローターシャフトの先端に摩耗点を形成する、請求項1に記載の遠心分離システム。
  10. 前記スカート付き旋回軸が交換可能であるように、前記スカート付き旋回軸が、前記非接触シールアセンブリの中に取り外し可能に受けられる、請求項1に記載の遠心分離システム。
  11. 前記上部ガードおよび/またはスカート付き旋回軸のシール面に1つまたは複数の機構をさらに備え、前記1つまたは複数の機構が、前記上部筐体から前記ローター開口を通り前記下部筐体内の前記駆動装置への前記流体の漏洩を軽減するのに十分な流体の渦を、前記非接触シールアセンブリ内に形成する、請求項1に記載の遠心分離システム。
  12. 前記上部ガードの下面と前記スカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給する圧力源をさらに備え、前記ガス流が前記ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有する、請求項11に記載の遠心分離システム。
  13. 前記ガス流が、前記スカート付き旋回軸の回転によって発生する任意の渦および/または圧力差を克服するのに十分である、請求項12に記載の遠心分離システム。
  14. 前記非接触シールアセンブリによって取り込まれ、そこから出る流体が外周に向けられるように、前記上部支圧板が前記ローター開口から傾斜しており、流体がそこを通って前記駆動アセンブリから排出され得る、前記外周にある出口ポートを前記上部支圧板が有する、請求項1に記載の遠心分離システム。
  15. 排出ポンプをさらに備え、前記排出ポンプが、前記上部ガードの下面と前記スカート付き旋回軸の上面との間にガス流を供給し、前記ガス流が前記ローター開口を通る流体漏洩方向と反対の方向を有し、前記排出ポンプが、前記外周にある前記出口ポートから流体を排出する、請求項14に記載の遠心分離システム。
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