JPH05293405A - 連続遠心分離機 - Google Patents

連続遠心分離機

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Publication number
JPH05293405A
JPH05293405A JP9807892A JP9807892A JPH05293405A JP H05293405 A JPH05293405 A JP H05293405A JP 9807892 A JP9807892 A JP 9807892A JP 9807892 A JP9807892 A JP 9807892A JP H05293405 A JPH05293405 A JP H05293405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive motor
mechanical seal
sample
seal
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9807892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Aizawa
正春 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP9807892A priority Critical patent/JPH05293405A/ja
Publication of JPH05293405A publication Critical patent/JPH05293405A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液体試料を連続的に流して遠心分離する連続遠
心分離機において、試料を注入排出するメカニカルシ−
ル部からの漏れ液がドライブモ−タに流入して、ドライ
ブモ−タを不良に至らしめるのを防止することである。 【構成】ドライブモ−タ5の上部開口部に、ラビリンス
シ−ル20を設けて、漏れ液の流入を阻止すること。、
さらに、漏れ液が速やかに機外に排出できるように、漏
液排出穴21を設けたことから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体試料を連続的に流
して遠心分離する、連続遠心分離機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】モ−タ回転子に挿入されたドライブシャ
フト、前記ドライブシャフトの上端部に取り付けられた
前記回転子とドライブシャフトとを固定するとともにメ
カニカルシ−ル部の回転シ−ルを保持する回転シ−ルホ
ルダ、前記回転シ−ルと接触しメカニカルシ−ルの役を
なす固定シ−ル、固定シ−ルを支持する部材等で構成さ
れているものにおいて、ドライブモ−タの一部を成す上
部ボ−ルベアリングとメカニカルシ−ル部との間に適当
なシ−ル部材は設けられていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような連続
遠心分離機では、メカニカルシ−ル部が摩耗や損傷を起
こし、液漏れすることがあり、漏れた液体試料がドライ
ブモ−タ内に流入してボ−ルベアリングに付着すること
によってボ−ルベアリングが腐食し、損傷することがあ
った。さらに、ボ−ルベアリングを通過した液体試料は
モ−タ回転子やモ−タステ−タに付着し、電気的な絶縁
不良現象を生じさせ、ドライブモ−タの再使用を不可能
に至らしめる。
【0004】本発明の目的は、ドライブモ−タへの漏液
流入を阻止し、ドライブモ−タの不良原因を無くした連
続遠心分離機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ドライブモ
−タの上部開口部に、ドライブモ−タと試料をシ−ルす
るメカニカルシ−ル部の通気を遮蔽する回転可能なシ−
ル部材を設置することにより達成される。
【0006】また、前記シ−ル部材を設置したものにお
いて、漏液を排出する穴をメカニカルシ−ル部の下方に
設けることによって、上記目的の達成を助長する。
【0007】
【作用】ドライブモ−タの上部開口部において上記のよ
うに構成された、回転可能なシ−ル部材は、試料のメカ
ニカルシ−ル部から漏液があっても、その液がドライブ
モ−タ内に流入するのを阻止するように動作する。ま
た、漏液を排出する穴によって漏液が速やかに機外に排
出されるように動作する。
【0008】
【実施例】図2は連続遠心分離機の従来例を示す概略の
縦断面図である。アッパ−プレ−ト2、ボトムプレ−ト
3、防護壁4などから成るフレ−ム1に、ドライブモ−
タ5、下部軸受体38が取り付けられており、ドライブ
モ−タ5に固着されたドライブシャフト11に、ロ−タ
31が、ロ−タ固定ナット30によって締結される。ロ
−タ31の下端部とドライブモ−タ5の上部に試料を注
入、排出するメカニカルシ−ル部を有しており、ロ−タ
5が回転しながら連続的に試料を分離できるようになっ
ている。
【0009】図1は、本発明の、連続遠心分離機の実施
例の部分縦断面図である。
【0010】ドライブモ−タ5は、ロアハウジング10
の上にモ−タハウジング6が取り付けられ、モ−タステ
−タ7が圧入されている。モ−タ回転子8は両端にボ−
ルベアリング取り付けられ、下部ボ−ルベアリングはロ
アハウジング10に支持され、上部ボ−ルベアリングは
モ−タハウジング6の上に取り付けられたアッパ−ハウ
ジング9に支持されている。モ−タ回転子8には下方よ
りドライブシャフト11が挿入され上部でワッシャ14
を介してシャフトロックナット13によって固定されて
いる。ドライブシャフト11の上端部にはシャフトヘッ
ド15が捩じ込まれており、その上部にフェイスシ−ル
18が取り付けられている。フェイスシ−ル18は固定
シ−ル19と接触摺動し試料の液シ−ル(メカニカルシ
−ル)の役を成している。シャフトヘッド15の下部に
は、アッパ−ハウジング9との間にラビリンスシ−ルが
取り付けられている。固定シ−ル19は固定シ−ルホル
ダ24にスプリング26を介して挿入されており、上下
方向に移動可能である。固定シ−ルホルダ24はドライ
ブモ−タの上部に位置するシ−ルハウジング22に着脱
可能に取り付けられている。アッパ−ハウジング9に
は、液シ−ルからの漏液を排出する漏液排出穴21が設
けられている。
【0011】このように構成された実施例において、試
料は試料通路12を経てフェイスシ−ル18、固定シ−
ル19のメカニカルシ−ル部を通過して機外に排出され
る。ここで前記メカニカルシ−ル部でシ−ル不良が発生
すると、試料はシャフトヘッド15の周囲に飛散し、ア
ッパ−ハウジング9の中央部に溜るが、ドライブモ−タ
内への流入路はラビリンスシ−ル20によって遮蔽され
ているの流入しない。また、アッパ−ハウジング9の中
央部に溜まった漏液は、漏液排出穴21から機外に排出
される。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ドライブモ−タ上部の
開口部に液などを遮蔽する回転可能なシ−ル部材を設け
たので、ドライブモ−タ内への漏れ液の流入を防止で
き、ドライブモ−タの不良原因を無くすことができる。
さらに、ドライブモ−タ上部の漏れ液を機外に排出する
穴を設けることによりさらに効果を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、連続遠心分離機の実施例の部分縦
断面図。
【図2】 連続遠心分離機の縦断面図。
【符号の説明】
1はフレ−ム、2はアッパ−プレ−ト、3はボトムプレ
−ト、4は防護壁、5はドライブモ−タ、6はモ−タハ
ウジング、7はモ−タステ−タ、8はモ−タ回転子、9
はアッパハウジング、10はロアハウジング、11はド
ライブシャフト、12は試料通過穴、13シャフトロッ
クナット、14はワッシャ、15はシャフトヘッド、1
6、17はOリング、18はフェイスシ−ル、19は固
定シ−ル、20はラビリンスシ−ル、21はシ−ルハウ
ジング、22はストッパ、23はストッパ、24は固定
シ−ルホルダ、25、26はスプリング、30はロ−タ
固定ナット、31はロ−タ、32はロ−タボディ、33
はロ−タリッド、34は下部シャフト状延長部、35は
ボ−ルベアリング、36は軸受ハウジング、37はスプ
リング、38は下部軸受体である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドライブモ−タ、ドライブモ−タの回転子
    に挿入固定され軸心部に試料の通過穴を有するドライブ
    シャフト、該ドライブシャフトの下端に接続され中心部
    に試料を分離するための空洞を備え、下部に試料通過穴
    を有したシャフト状延長部を備えたリッドを有する円筒
    形ロ−タ、前記リッドの下部シャフト状延長部を支持す
    る下部軸受体、前記ドライブシャフトの上端部とその上
    部に設置された試料を回転部から固定部へ流通させるメ
    カニカルシ−ル部、前記リッドの下部シャフト状延長部
    の下端部とその下部に設置された試料を回転部から固定
    部へ流通させるメカニカルシ−ル部とを備えた連続遠心
    分離機において、 前記ドライブモ−タと前記ドライブシャフトの上端部と
    その上部に設置された試料を回転部から固定部へ流通さ
    せるメカニカルシ−ル部との構成部において、ドライブ
    モ−タとメカニカルシ−ル部との間に回転可能なシ−ル
    部材を設けメカニカルシ−ル部からの漏液がドライブモ
    −タ内に侵入するのを阻止するように構成したことを特
    徴とする連続遠心分離機。
  2. 【請求項2】前記ドライブモ−タと前記ドライブシャフ
    トの上端部とその上部に設置された試料を回転部から固
    定部へ流通させるメカニカルシ−ル部との構成部におい
    て、メカニカルシ−ル部周囲の下方からから外気へ通ず
    る穴を設け、メカニカルシ−ル部からの漏液が排出でき
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載の連続
    遠心分離機。
JP9807892A 1992-04-17 1992-04-17 連続遠心分離機 Pending JPH05293405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9807892A JPH05293405A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 連続遠心分離機

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JP9807892A JPH05293405A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 連続遠心分離機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05293405A true JPH05293405A (ja) 1993-11-09

Family

ID=14210319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9807892A Pending JPH05293405A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 連続遠心分離機

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JP (1) JPH05293405A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537308A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット 遠心分離機
JP2011520599A (ja) * 2008-05-13 2011-07-21 アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット 遠心分離機
JP2015163391A (ja) * 2014-01-22 2015-09-10 アルファ ワッサーマン インコーポレイテッドAlfa Wassermann,Inc. 非接触シールアセンブリを有する遠心分離システム

Cited By (3)

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JP2009537308A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット 遠心分離機
JP2011520599A (ja) * 2008-05-13 2011-07-21 アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット 遠心分離機
JP2015163391A (ja) * 2014-01-22 2015-09-10 アルファ ワッサーマン インコーポレイテッドAlfa Wassermann,Inc. 非接触シールアセンブリを有する遠心分離システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010123