JPH06141505A - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
- Publication number
- JPH06141505A JPH06141505A JP4308248A JP30824892A JPH06141505A JP H06141505 A JPH06141505 A JP H06141505A JP 4308248 A JP4308248 A JP 4308248A JP 30824892 A JP30824892 A JP 30824892A JP H06141505 A JPH06141505 A JP H06141505A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- bearing
- shaft
- earth brush
- earth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 3
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 abstract description 3
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸に発生する軸電圧による高い対地電圧によ
り軸電流が流れ軸受を破損するのを防止するため、軸を
接地するアースブラシを軸長に伸ばすことなく取付ける
ことを可能にする。 【構成】 軸受潤滑剤が外に洩れることを防止するため
又は軸受部内へ異物や雨水が侵入するのを防止するため
に設けている軸受端カバー4に、アースブラシ6を挿入
する穴4aを設け、この穴内にアースブラシ6を挿入し
てその上部にブラシを押える押えバネ8とこの押えバネ
を保持する押え板9を取り付け、これによりブラシ保持
器を兼用するように構成した。 【効果】 軸受端カバーの中にアースブラシを挿入する
ようにしたので、軸の長さを長くすることなくアースブ
ラシを設けることができ、アースブラシの有無で種類数
を増加させる必要がない。
り軸電流が流れ軸受を破損するのを防止するため、軸を
接地するアースブラシを軸長に伸ばすことなく取付ける
ことを可能にする。 【構成】 軸受潤滑剤が外に洩れることを防止するため
又は軸受部内へ異物や雨水が侵入するのを防止するため
に設けている軸受端カバー4に、アースブラシ6を挿入
する穴4aを設け、この穴内にアースブラシ6を挿入し
てその上部にブラシを押える押えバネ8とこの押えバネ
を保持する押え板9を取り付け、これによりブラシ保持
器を兼用するように構成した。 【効果】 軸受端カバーの中にアースブラシを挿入する
ようにしたので、軸の長さを長くすることなくアースブ
ラシを設けることができ、アースブラシの有無で種類数
を増加させる必要がない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転電機の軸電流に
よる軸受破損防止のために軸上に装備するアースブラシ
の取付構造に関するものである。
よる軸受破損防止のために軸上に装備するアースブラシ
の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の回転電機のアースブラシ取
付部を示す断面図である。図において、1はフレーム、
2はこのフレーム1に取り付けられ内周部で軸受3を保
持するブラケット、4はこのブラケット2の外側に取り
付けられ軸受3を潤滑するグリースが外部に洩れるのを
防止すると共に軸受3の内部へ異物や雨水が侵入するの
を防止するための軸受端カバー、5はこの軸受端カバー
4の外側に取り付けられたブラシ保持器で、その中にア
ースブラシ6を収納すると共にアースブラシ6を軸7に
押え付けるための押え用バネ8を有している。
付部を示す断面図である。図において、1はフレーム、
2はこのフレーム1に取り付けられ内周部で軸受3を保
持するブラケット、4はこのブラケット2の外側に取り
付けられ軸受3を潤滑するグリースが外部に洩れるのを
防止すると共に軸受3の内部へ異物や雨水が侵入するの
を防止するための軸受端カバー、5はこの軸受端カバー
4の外側に取り付けられたブラシ保持器で、その中にア
ースブラシ6を収納すると共にアースブラシ6を軸7に
押え付けるための押え用バネ8を有している。
【0003】次にアースブラシの構成及び作用について
説明する。速度制御する回転電機においては、その速度
制御装置に起因する軸電圧が発生し、相当高い対地電圧
を回転子軸に発生する。この軸電圧により、フレーム1
→直結側ブラケット2→直結側軸受3→軸7を経て図示
しない反直結側ブラケット及び軸受からのフレーム1の
回路を通して軸電流が流れ、軸受部の油膜を破壊し、軸
受を破損するおそれがあった。そこでこれを防止するた
め、直結側の軸受端カバー4の端部にアースブラシ6用
のブラシ保持器5を取り付けて、アースブラシを軸と摺
動させ、軸を接地し軸受を保護するようにしている。
説明する。速度制御する回転電機においては、その速度
制御装置に起因する軸電圧が発生し、相当高い対地電圧
を回転子軸に発生する。この軸電圧により、フレーム1
→直結側ブラケット2→直結側軸受3→軸7を経て図示
しない反直結側ブラケット及び軸受からのフレーム1の
回路を通して軸電流が流れ、軸受部の油膜を破壊し、軸
受を破損するおそれがあった。そこでこれを防止するた
め、直結側の軸受端カバー4の端部にアースブラシ6用
のブラシ保持器5を取り付けて、アースブラシを軸と摺
動させ、軸を接地し軸受を保護するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の回転
電機のアースブラシ装置は以上のように軸受端カバーの
外側にアースブラシを収納した保持器を取り付けている
ので、軸方向の直結側方向に長くすることが必要で、I
ECの標準寸法として推奨されているフレーム足と軸の
カップリング取付部の段落部との距離XB寸法が長くな
り、計画時点の概略設計時点と詳細設計時点で、アース
ブラシの有無の条件が変る(無→有)と、大幅な設計変
更となるなどの問題点があった。
電機のアースブラシ装置は以上のように軸受端カバーの
外側にアースブラシを収納した保持器を取り付けている
ので、軸方向の直結側方向に長くすることが必要で、I
ECの標準寸法として推奨されているフレーム足と軸の
カップリング取付部の段落部との距離XB寸法が長くな
り、計画時点の概略設計時点と詳細設計時点で、アース
ブラシの有無の条件が変る(無→有)と、大幅な設計変
更となるなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、アースブラシが付く場合と付か
ない場合とで、軸の長さを変える必要のないアースブラ
シ取付構造を提供することを目的とする。
ためになされたもので、アースブラシが付く場合と付か
ない場合とで、軸の長さを変える必要のないアースブラ
シ取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回転電機
は、本来、軸受部の潤滑剤が外部に洩れるのを防止する
ため、又は外部より軸受部に異物や雨水が侵入するのを
防止するために設けている軸受端カバー又は水止め環に
アースブラシ保持器の機能を兼ね備えるように構成した
ものである。
は、本来、軸受部の潤滑剤が外部に洩れるのを防止する
ため、又は外部より軸受部に異物や雨水が侵入するのを
防止するために設けている軸受端カバー又は水止め環に
アースブラシ保持器の機能を兼ね備えるように構成した
ものである。
【0007】
【作用】この発明におけるアースブラシは、軸受端カバ
ー又は水止め環の内部にアースブラシを収納するように
したので、アースブラシ保持のため特別に軸上にスペー
スをとる必要がなく、アースブラシの有無によって軸方
向長さを変更する必要もない。
ー又は水止め環の内部にアースブラシを収納するように
したので、アースブラシ保持のため特別に軸上にスペー
スをとる必要がなく、アースブラシの有無によって軸方
向長さを変更する必要もない。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1〜3は上記従来例の
ものと同様であり、4は軸受端カバーで、その一部にア
ースブラシ6を収納するための半径方向の角穴4aを有
しており、この中にアースブラシ6を収納するととも
に、これを軸に押え付けるための押えバネ8と、この押
えバネ8を保持するために軸受端カバー4に着脱可能に
取り付けられた押え板9を有している。なおその他の部
分の構成及びアースブラシの作用については従来と同様
であるので説明を省略する。
ついて説明する。図1において、1〜3は上記従来例の
ものと同様であり、4は軸受端カバーで、その一部にア
ースブラシ6を収納するための半径方向の角穴4aを有
しており、この中にアースブラシ6を収納するととも
に、これを軸に押え付けるための押えバネ8と、この押
えバネ8を保持するために軸受端カバー4に着脱可能に
取り付けられた押え板9を有している。なおその他の部
分の構成及びアースブラシの作用については従来と同様
であるので説明を省略する。
【0009】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、軸受部
の潤滑剤が外部に洩れるのを防止するため、又は外部よ
り軸受部に異物や雨水が侵入するのを防止するために設
けている軸受端カバー又は水止め環に、アースブラシ保
持器の機能を兼ねるようにし、アースブラシを軸受端カ
バー又は水止め環の中に収納できるように構成したの
で、アースブラシが付く場合と付かない場合で軸の長さ
を変える必要がなく、回転電機の基本設計において、ア
ースブラシの有無で種類数を増加させることのない回転
電機が得られる効果がある。
の潤滑剤が外部に洩れるのを防止するため、又は外部よ
り軸受部に異物や雨水が侵入するのを防止するために設
けている軸受端カバー又は水止め環に、アースブラシ保
持器の機能を兼ねるようにし、アースブラシを軸受端カ
バー又は水止め環の中に収納できるように構成したの
で、アースブラシが付く場合と付かない場合で軸の長さ
を変える必要がなく、回転電機の基本設計において、ア
ースブラシの有無で種類数を増加させることのない回転
電機が得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による回転電機のアースブ
ラシ取付構造を示す部分断面図である。
ラシ取付構造を示す部分断面図である。
【図2】従来の回転電機のアースブラシ取付構造を示す
部分断面図である。
部分断面図である。
1 フレーム 2 ブラケット 3 軸受 4 軸受端カバー 4a アースブラシ収納用角穴 6 アースブラシ 7 軸 8 アースブラシ押えバネ 9 押え板
Claims (1)
- 【請求項1】 回転電機の軸上の直結側軸受部に取り付
けられ、軸受部への異物や雨水等の侵入防止用として配
置される軸受端カバー又は水止め環に、アースブラシを
収納するための穴を設け、この穴内にアースブラシを収
納し保持するとともに、アースブラシを軸に押え付ける
弾性部材を備えた回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4308248A JPH06141505A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4308248A JPH06141505A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141505A true JPH06141505A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17978726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4308248A Pending JPH06141505A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06141505A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6396179B2 (en) * | 2000-05-24 | 2002-05-28 | Seagate Technology Llc | Retractable grounding device for a spindle motor |
JP2009106120A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 他力ファン付き電動機 |
KR100933496B1 (ko) * | 2009-08-11 | 2009-12-23 | 주식회사 케이씨 | 선박의 샤프트 접지용 브러시 홀더 |
CN101917091A (zh) * | 2010-06-21 | 2010-12-15 | 无锡哈电电机有限公司 | 变频高压电机接地装置 |
CN103280929A (zh) * | 2013-05-14 | 2013-09-04 | 中电电机股份有限公司 | 高速绕线电机滑环结构 |
CN103595171A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-02-19 | 沈阳工业大学 | 一种轴承电流短路装置 |
KR101526750B1 (ko) * | 2013-12-18 | 2015-06-05 | 현대자동차주식회사 | 모터 노이즈 제거 장치 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP4308248A patent/JPH06141505A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6396179B2 (en) * | 2000-05-24 | 2002-05-28 | Seagate Technology Llc | Retractable grounding device for a spindle motor |
JP2009106120A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 他力ファン付き電動機 |
KR100933496B1 (ko) * | 2009-08-11 | 2009-12-23 | 주식회사 케이씨 | 선박의 샤프트 접지용 브러시 홀더 |
CN101917091A (zh) * | 2010-06-21 | 2010-12-15 | 无锡哈电电机有限公司 | 变频高压电机接地装置 |
CN103280929A (zh) * | 2013-05-14 | 2013-09-04 | 中电电机股份有限公司 | 高速绕线电机滑环结构 |
CN103595171A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-02-19 | 沈阳工业大学 | 一种轴承电流短路装置 |
KR101526750B1 (ko) * | 2013-12-18 | 2015-06-05 | 현대자동차주식회사 | 모터 노이즈 제거 장치 |
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