JP2001232537A - 工作機械における回転軸のシール装置 - Google Patents

工作機械における回転軸のシール装置

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JP2001232537A
JP2001232537A JP2000042872A JP2000042872A JP2001232537A JP 2001232537 A JP2001232537 A JP 2001232537A JP 2000042872 A JP2000042872 A JP 2000042872A JP 2000042872 A JP2000042872 A JP 2000042872A JP 2001232537 A JP2001232537 A JP 2001232537A
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compressed air
outer peripheral
flange
annular groove
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JP2000042872A
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English (en)
Inventor
Kazumi Hattori
一海 服部
Yasunori Kubota
育徳 窪田
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/08Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards
    • B23Q11/0883Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards for spindles, e.g. for their bearings or casings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から侵入してきた侵入物を速やかに外部
に排出する工作機械における回転軸のシール装置を提供
する。 【解決手段】 圧縮空気を主軸先端部2aの外周面2c
に沿って回流させる環状溝13に、主軸先端部2aの外
周面2cに対しその接線方向に排出路15を設け、フラ
ンジ11の内周面11aと主軸先端部2aの外周面2c
との間から侵入した侵入物を、環状溝13を回流してい
る圧縮空気と共に、排出路15から外部に排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械における
回転軸のシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械における回転軸のシール
装置は、ハウジングに軸受を介して回転可能に支持され
た回転軸の外周面と、ハウジング端面に取付けたフラン
ジの内周面との間に、フランジに設けた空気通路を介し
て圧縮空気を供給することで、回転軸の外周面とフラン
ジの内周面との間からフランジ前面側へ圧縮空気を噴出
させ、フランジ前面から回転軸を支持している軸受への
切削油や切削屑等の侵入を防止するように構成されたも
のが知られている(特開平9−108986号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが最近では、軸
芯給油加工や切削油の供給圧力を高めた加工が多くな
り、従来のシール装置による回転軸の外周面とフランジ
の内周面との間から外部へ噴出させる圧縮空気に抗し
て、切削油や切削屑等が回転軸の外周面とフランジの内
周面との間を通ってハウジング内部へ侵入してしまう。
すると、侵入した切削油や切削屑等により軸受に悪影響
が与えられ、円滑に作動しない軸受を介して回転軸が破
損するおそれがあった。そこで、本発明の課題は、外部
から侵入してきた侵入物を速やかに外部に排出する工作
機械における回転軸のシール装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため本願
は、ハウジングに軸受を介して回転可能に支持されてい
る回転軸の外周面と、ハウジング端面に取付けられたフ
ランジの内周面との間に、フランジに設けた空気通路を
介して圧縮空気を供給することで、回転軸とフランジと
の間からハウジング内部に侵入する侵入物を排出させる
工作機械における回転軸のシール装置において、フラン
ジには空気通路を通って供給される圧縮空気を回転軸の
外周面に沿って回流させる環状溝が設けてあり、その環
状溝に沿って回流する圧縮空気を回転軸の外周面に対し
その接線方向に設けた排出路から外部に排出させる。具
体的に排出路は、圧縮空気の回流方向に沿うように設け
た。そして、排出路は、環状溝において、回転軸に工具
が装着される側の溝側面に開口した。
【0005】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。図1〜2において、工作機械1における回
転軸として例示する主軸2は、ハウジング3に軸受4を
介して回転可能に支持されている。前記軸受4は主軸2
の前後部を支持するように各2個ずつ組合わせて設けて
ある。各軸受4は外輪4aをハウジング3内側に固定さ
せ、内輪4bを主軸2に一体嵌合させる内輪回転型とし
て例示するアンギュラ玉軸受である。前部の軸受4と後
部の軸受4間には、内、外輪間座5,6を夫々介在して
ある。前部の軸受4と主軸先端部2aとの間には、油漏
れ等を防止するラビリンスカラー7を介在してある。そ
して、主軸2の後部には、各軸受4、内外輪間座5,6
及びラビリンスカラー7を主軸2に対して軸方向に移動
しないように軸受ナット8が取付けてある。また、主軸
2の後端部には、図示しない電動機の回転軸を一体連結
してあり、主軸2に装着した工具Tは電動機の駆動によ
り回転するようになっている。
【0006】主軸前端面2bには、環状のカバー部材9
がねじ部材10によって固着されている。そして、カバ
ー部材9とハウジング3の前端面との間には、リング状
のフランジ11がねじ部材12によって固着されてい
る。そのフランジ11の中心孔の内周面11aには、主
軸先端部2aの外周面2cに沿って後述する圧縮空気を
回流させる環状溝13が形成されている。この環状溝1
3は、図2に示すように、断面を台形形状にしてある。
更に、フランジ11には、前記環状溝13に開口した空
気通路14と排出路15とを夫々穿設してある。
【0007】先ず空気通路14について説明する。空気
通路14は、図1〜2に示すように、一方をフランジ1
1外周面に開口させてあり、他方を主軸2に工具Tが装
着される側の反対側に形成される環状溝13の溝側面1
3aに開口させてある。その空気通路14のフランジ1
1外周面側には、圧縮空気供給源16に連通している空
気継手17が装着してある。このことから、空気通路1
4を介して圧縮空気供給源16から環状溝13に圧縮空
気を供給している。尚、本実施形態では、空気通路14
を図1に示すように穿設してあるが、空気通路14を主
軸先端部2aの外周面2cに対しその接線方向となるよ
うに穿設させてもよい。
【0008】次に、排出路15について説明する。排出
路15は、図1〜2に示すように、主軸先端部2aの外
周面2cに対しその接線方向となるように穿設されてお
り、一方をフランジ11外周面に開口させてあり、他方
を主軸2に工具Tが装着される側に形成される環状溝1
3の溝側面13bに開口させてある。この排出路15
は、空気通路14を介して環状溝13に供給された圧縮
空気が主軸先端部2aに沿って回流する方向に沿うよう
に設定されている。また、排出路15のフランジ11外
周面側には、図3に示すように、外部から排出路15を
通って切削油や切削屑等の侵入物が内部に入り込まない
ように、板部材18がねじ部材19によって固着されて
いる。
【0009】上記のように構成された工作機械1におけ
る主軸2(回転軸)のシール装置では、圧縮空気供給源
16から空気通路14を介して環状溝13に供給される
圧縮空気の一部をフランジ11の内周面11aと主軸先
端部2aの外周面2cとの間から主軸2前方の外部へ流
出させる一方で、残りの圧縮空気を環状溝13に沿って
回流させた後、排出路15を通って外部に排出させるよ
うにしてある。このことから、軸芯給油加工や切削油の
供給圧力を高めた加工以外のときでは、フランジ11の
内周面11aと主軸先端部2aの外周面2cとの間から
主軸2前方へ流出させる圧縮空気により、切削油や切削
屑等のハウジング3内部への侵入を防止している。
【0010】また、軸芯給油加工や切削油の供給圧力を
高めた加工のときに、フランジ11の内周面11aと主
軸先端部2aの外周面2cとの間から流出する圧縮空気
に抗して、切削油や切削屑等の侵入物がフランジ11の
内周面11aと主軸先端部2aの外周面2cとの間から
侵入してきても、前記侵入物は、環状溝13を回流して
いる圧縮空気と共に、排出路15を通って外部に排出さ
れるために、侵入物はハウジング3内部の軸受4まで到
達することがなく、主軸2を円滑に回転させ続けること
が可能になる。
【0011】更に、上記構成のシール装置を主軸2が上
下方向に配置されて工具Tが下向きとなる工作機械1に
おいて使用した場合には、排出路15の一方を、主軸2
に工具Tが装着される側に形成される環状溝13の溝側
面13bに開口してあることで、環状溝13に侵入して
きた全ての侵入物は夫々の自重と、フランジ11の内周
面11aと主軸先端部2aの外周面2cとの間から外部
に流出させる圧縮空気によって効率よく上下方向の下側
となる溝側面13b側に集めることが可能となり、確実
に侵入物を外部に排出することができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、圧縮空気を回転
軸の外周面に沿って回流させる環状溝に、回転軸の外周
面に対しその接線方向に排出路を設け、その排出路から
圧縮空気を外部に排出させることで、フランジの内周面
と回転軸の外周面との間から侵入してきた侵入物を圧縮
空気により外部に排出することができる。また、排出路
を圧縮空気の回流方向に沿うように設けたので、環状溝
を回流している圧縮空気を円滑に外部に排出させること
ができる。
【0013】更に、排出路を、環状溝において、回転軸
に工具が装着される側の溝側面に開口させたことで、工
具が下向きとなる主軸の支持態様では、フランジの内周
面と回転軸の外周面との間から外部に流出させる圧縮空
気によって環状溝の溝側面に寄せられた侵入物を、速や
かに排出路から排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転軸のシール装置を現す正面図であ
る。
【図2】図1のII−II線方向の断面図であり、空気
通路と排出路とが環状溝に連通した状態を示す参考図で
ある。
【図3】図1のIII視図である。
【符号の説明】
1 工作機械 2 主軸 2c 外周面 3 ハウジング 4 軸受 11 フランジ 11a 内周面 13 環状溝 14 空気通路 15 排出路 T 工具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに軸受を介して回転可能に支
    持されている回転軸の外周面と、ハウジング端面に取付
    けられたフランジの内周面との間に、フランジに設けた
    空気通路を介して圧縮空気を供給することで、回転軸と
    フランジとの間からハウジング内部に侵入する侵入物を
    排出させる工作機械における回転軸のシール装置におい
    て、フランジには空気通路を通って供給される圧縮空気
    を回転軸の外周面に沿って回流させる環状溝が設けてあ
    り、その環状溝に沿って回流する圧縮空気を回転軸の外
    周面に対しその接線方向に設けた排出路から外部に排出
    させることを特徴とする工作機械における回転軸のシー
    ル装置。
  2. 【請求項2】 上記排出路は、圧縮空気の回流方向に沿
    うように設けてあることを特徴とする請求項1記載の工
    作機械における回転軸のシール装置。
  3. 【請求項3】 上記排出路は、環状溝において、回転軸
    に工具が装着される側の溝側面に開口していることを特
    徴とする請求項1又は2記載の工作機械における回転軸
    のシール装置。
JP2000042872A 2000-02-21 2000-02-21 工作機械における回転軸のシール装置 Pending JP2001232537A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100970555B1 (ko) 2003-12-30 2010-07-16 두산인프라코어 주식회사 주축 회전체의 누유 방지장치
KR101909823B1 (ko) * 2017-06-08 2018-10-18 현대위아 주식회사 이물질 유입을 방지할 수 있는 공작기계의 주축 및 그 주축을 갖는 공작기계
JP2020151823A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 株式会社北川鉄工所 工作用の回転機器
CN112122997A (zh) * 2020-09-17 2020-12-25 浙江双正科技股份有限公司 一种机床
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