JP2006118620A - ベアリング押えのシール方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 歯車箱等のベア押えの内径面と回転軸の間の隙間δから外部への潤滑油等の漏れ防止或いは外部からの異物の進入防止を簡単に行なうことが可能なベア押えのシール方法を提供すること。
【解決手段】 歯車箱等の内外を隔離し、外部からの異物の進入、或いは外部への潤滑油等の漏れを防止するとともに、ベアリング12を内部側に押付けるベア押え13のシール方法において、ベアリングにより回転自在に支承された回転軸10とベア押えの内径面との間の隙間δに少なくとも1個のラビリンス19を設けることを特徴とするベア押えのシール方法。
【選択図】 図1
【解決手段】 歯車箱等の内外を隔離し、外部からの異物の進入、或いは外部への潤滑油等の漏れを防止するとともに、ベアリング12を内部側に押付けるベア押え13のシール方法において、ベアリングにより回転自在に支承された回転軸10とベア押えの内径面との間の隙間δに少なくとも1個のラビリンス19を設けることを特徴とするベア押えのシール方法。
【選択図】 図1
Description
本発明は歯車箱等の内外を隔離し、外部からの異物の進入、或いは外部への潤滑油等の漏れを防止するとともにベアリングを内部側に押付けるベアリング押え(以下ベア押えという)のシール方法に係り、特にベアリングにより回転自在に支承された回転軸とベア押えの内径面との間の隙間をシールする方法に関する。
従来、この種のベア押えのシール方法は図2に示すようにベアリング1は歯車箱等のハウジング2に嵌着され、回転軸3を回転自在に支承している。ベア押え4はその内径面と回転軸3の間に出来る間隙δから歯車箱等の外部(図中右側)からの異物の進入、或いは内部(図中左側)から外部えの潤滑油等の漏れ防止のため前記隙間δをシールするシール材5設けていた。
特開平07‐266101号公報
しかしながらこのシール方法はシール材5が金属或いは硬質の樹脂材料から成り、回転軸3の回転数が高速(5000min−1以上)となると低粘度の潤滑油に対してはベア押え4の内径面との間の隙間δ(0.3mm程度)からの油漏れは防止できない。
この発明は、歯車箱等の内外を隔離し、外部からの異物の進入、或いは外部への潤滑油等の漏れを防止するとともにベアリングを内部側に押付けるベア押えの内径面と回転軸の間の隙間δから外部への潤滑油等の漏れ防止或いは外部からの異物の進入防止を簡単に行なうことが可能なベア押えのシール方法を提供することに有る。
前述の目的を達成するため本発明は歯車箱等の内外を隔離し、外部からの異物の進入、或いは外部への潤滑油等の漏れを防止するとともに、ベアリングを内部側に押付けるベア押えのシール方法において、ベアリングにより回転自在に支承された回転軸とベア押えの内径面との間の隙間δに少なくとも1個のラビリンスを設けることを特徴とするベア押えのシール方法とした。
この発明によればベア押えと回転軸の間の隙間から外部への潤滑油等の漏れ防止或いは外部からの異物の進入防止を行なうことが可能なベア押えのシール方法と成った。
本発明の1実施形態を図1により説明すると、回転軸10はハウジング11に嵌着されたベアリング12に回転自在に支承されている。13はベア押えでハウジング11内外を隔離し、外部からの異物の進入、或いは外部への潤滑油等の漏れを防止するとともに、ベアリング12を内部側に押付けており、ボルト14によりハウジング11に取付けられている。
このベア押え13の回転軸10に対向する内径面には突起15が設けてあり、回転軸10の外側面に固着したカラー16およびカラー17により形成される溝18内に突き出していて、突起15および溝18によりラビリンス19を形成している。
突起15の頂上面Aと溝18の底面Bとの隙間δは0.1mm程度であり、回転軸10の外側面に沿って外部に流れ出そうとする潤滑油等は回転により回転軸10の遠心方向に飛ばされ、ベア押え13の回転軸10に対向する面Cに当たり、加えてラビリンス19があるため従来の取付け方法のように隙間δがラビリンス19のような障害がない取付け方法と異なり隙間δから外部への潤滑油等の漏れ防止或いは外部からの異物の進入防止ができる。
突起15の頂上面Aと溝18の底面Bとの隙間δは0.1mm程度であり、回転軸10の外側面に沿って外部に流れ出そうとする潤滑油等は回転により回転軸10の遠心方向に飛ばされ、ベア押え13の回転軸10に対向する面Cに当たり、加えてラビリンス19があるため従来の取付け方法のように隙間δがラビリンス19のような障害がない取付け方法と異なり隙間δから外部への潤滑油等の漏れ防止或いは外部からの異物の進入防止ができる。
前述の説明ではラビリンスが1個の場合を説明したが、勿論これに限るものではなく、
複数個のラビリンスを用いても良い。また突起をカラーに取付け、溝をベア押えに設けても良い。
複数個のラビリンスを用いても良い。また突起をカラーに取付け、溝をベア押えに設けても良い。
この発明によればベア押えと回転軸の間の隙間δから外部への潤滑油等の漏れ防止或いは外部からの異物の進入防止をすることが可能となった。
10 回転軸
11 ハウジング
12 ベアリング
13 ベア押え
14 ボルト
15 突起
16、17 カラー
18 溝
19 ラビリンス
11 ハウジング
12 ベアリング
13 ベア押え
14 ボルト
15 突起
16、17 カラー
18 溝
19 ラビリンス
Claims (1)
- 歯車箱等の内外を隔離し、外部からの異物の進入、或いは外部への潤滑油等の漏れを防止するとともに、ベアリングを内部側に押付けるベアリング押えのシール方法において、ベアリングにより回転自在に支承された回転軸とベアリング押えの内径面との間の隙間δを0.05mm〜0.15mmとし前記δに少なくとも1個のラビリンスを設けることを特徴とするベアリング押えのシール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004307522A JP2006118620A (ja) | 2004-10-22 | 2004-10-22 | ベアリング押えのシール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004307522A JP2006118620A (ja) | 2004-10-22 | 2004-10-22 | ベアリング押えのシール方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006118620A true JP2006118620A (ja) | 2006-05-11 |
Family
ID=36536693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004307522A Pending JP2006118620A (ja) | 2004-10-22 | 2004-10-22 | ベアリング押えのシール方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006118620A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013096547A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Ntn Corp | パラレルリンク機構、等速自在継手、およびリンク作動装置 |
US9316266B2 (en) | 2011-11-04 | 2016-04-19 | Ntn Corporation | Parallel link mechanism, constant velocity universal joint, and link actuator |
CN106090240A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-11-09 | 广西柳工机械股份有限公司 | 迷宫式油封保护装置 |
KR20170118566A (ko) * | 2016-04-17 | 2017-10-25 | 자화전자(주) | 기어샤프트와 기어박스 하우징 결합구조 |
KR101819334B1 (ko) * | 2016-04-29 | 2018-01-16 | 현대위아 주식회사 | 기어 박스 |
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2004
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KR20170118566A (ko) * | 2016-04-17 | 2017-10-25 | 자화전자(주) | 기어샤프트와 기어박스 하우징 결합구조 |
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KR101819334B1 (ko) * | 2016-04-29 | 2018-01-16 | 현대위아 주식회사 | 기어 박스 |
CN106090240A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-11-09 | 广西柳工机械股份有限公司 | 迷宫式油封保护装置 |
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