JP6591125B1 - 電動機ユニット - Google Patents

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Abstract

電動機ユニット(50)は、導体で構成された第1筐体(5)を有する電動機(10)と、絶縁体で構成されて第1筐体(5)に取り付けられる第2筐体(1a)と、導電ケーブルの先端に設けられたプラグが接続可能されて第2筐体(1a)に固定されるコネクタ(2)と、コネクタ(2)と第2筐体(1a)との間に挟み込まれる第1の部分と、第1筐体(5)と第2筐体(1a)との間に挟み込まれる第2の部分とを有する板状の接地部品と、を備える。

Description

本発明は、コネクタが固定される電動機ユニットに関する。
電動機では、電源の供給に用いる電源線等を有する導電ケーブルを電動機に接続するために、導電ケーブルの先端に設けられたプラグと、電動機に設けられたコネクタが接続されて固定される。このような電動機には、電動機の筐体とは別に、コネクタが固定される別の筐体が設けられる場合がある。この場合、電動機の筐体とコネクタとは直接接触せず、電動機の筐体とコネクタとの間には別の筐体が介在する。
別の筐体が絶縁体で構成されている場合には、電動機の筐体と別の筐体とコネクタとを組み付けただけでは、電動機の筐体を介してコネクタを接地することができない。そのため、コネクタを接地するために、リード線等の専用部品を用意し、リード線の両端をコネクタと電動機の筐体の両方にねじで固定したり、半田付けによって固定したりする必要があった。
しかしながら、リード線を用いた接地では、ねじの締結またははんだ付けによってリード線を取り付けるための作業工数が増えて接地に要する作業の効率が低下する問題があった。特許文献1では、折り曲げ可能な接地用の金具を用いた構成が開示されている。特許文献1に開示された金具は、一端はねじを用いてシールド板に固定し、他端は基板に形成された孔に差し込みつつ折り曲げて固定することで、シールド板と基板とを金具で接続させて接地が図られている。
特開平5−290929号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、金具の折り曲げによって他端を基板に固定できるので、接地に要する作業工程の容易化は図られているが、折り曲げの状態によって接地の信頼性にばらつきが生じやすく、接地性能のロバスト性が低くなってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接地に要する作業工程の容易化を維持しつつ接地性能のロバスト性の向上が図られた電動機ユニットを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、導体で構成された第1筐体を有する電動機と、絶縁体で構成されて第1筐体に取り付けられる第2筐体と、導電ケーブルの先端に設けられたプラグが接続可能とされて第2筐体に固定されるコネクタと、コネクタと第2筐体との間に挟み込まれる第1の部分と、第1筐体と第2筐体との間に挟み込まれる第2の部分とを有する板状の接地部品と、を備える。
本発明にかかる電動機ユニットによれば、接地に要する作業工程の容易化を維持しつつ接地性能のロバスト性の向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる電動機ユニットの斜視図 実施の形態1にかかる電動機ユニットのコネクタ受け部部分を拡大した部分拡大斜視図であって、導電ケーブルの先端に設けられた接続プラグがコネクタに接続された状態を示す図 実施の形態1にかかる電動機ユニットのコネクタ受け部部分を拡大した部分拡大斜視図であって、導電ケーブルの先端に設けられた接続プラグがコネクタから外れた状態を示す図 実施の形態1におけるエンコーダのコネクタ受け部部分を拡大した部分拡大斜視図であって、電動機から取り外されるとともにコネクタが取り外された状態を示す図 実施の形態1における接地金具の斜視図 図5に示す接地金具を矢印Xに示す方向から見た斜視図 実施の形態1における接地金具の第1の変形例を示す斜視図 図7に示す接地金具を矢印Aに示す方向から見た斜視図 実施の形態1における接地金具の第2の変形例を示す斜視図 実施の形態1における接地金具の第3の変形例を示す斜視図 実施の形態1における接地金具の第4の変形例を示す斜視図 第4の変形例にかかる接地金具とコネクタとがエンコーダ筐体に取り付けられた状態を示す斜視図 第4の変形例にかかる接地金具とコネクタとがエンコーダ筐体に取り付けられるとともに接続プラグが接続された状態を示す斜視図
以下に、本発明の実施の形態にかかる電動機ユニットを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電動機ユニットの斜視図である。電動機ユニット50は、電動機10と、エンコーダ1と、コネクタ2と、接地金具7とを備える。電動機10は、固定子筐体3と、負荷側ブラケット4と、反負荷側ブラケット5と、回転軸6とを有する。固定子筐体3は、導体で構成され、筒状の形状となっている。なお、本実施の形態1において、導体で構成されている、といった場合には、絶縁体で構成された物の外周面が導体で覆われている状態も含むものとする。固定子筐体3の内側には、図示を省略した固定子が固定されている。固定子は、筒状の形状となっている。固定子の内側には、回転子が設けられている。回転子には、回転軸6が連結されている。
負荷側ブラケット4は、導体で構成され、固定子筐体3の一端側の開口を塞ぐ。反負荷側ブラケット5は、導体で構成された第1筐体であり、固定子筐体3の他端側の開口を塞ぐ。負荷側ブラケット4と反負荷側ブラケット5には、図示を省略した軸受が固定されている。負荷側ブラケット4に固定された軸受と、反負荷側ブラケット5に固定された軸受は、回転軸6を回転可能に支持する。これにより、回転軸6と回転子とが一体で回転可能とされる。回転軸6の一部は、負荷側ブラケット4を貫通して電動機10の外部に露出している。
エンコーダ1は、電動機10が備える反負荷側ブラケット5に固定されている。エンコーダ1は、エンコーダ筐体1aを有する。エンコーダ筐体1aは、絶縁体で構成された第2筐体である。エンコーダ筐体1aの内部には、電動機10の回転位置を検出する検出器が設けられる。なお、検出器の図示は省略している。検出器には、例えば磁気センサを用いた磁気検出器、発光素子および受光素子を用いた光検出器が挙げられる。
エンコーダ筐体1aには、コネクタ2が固定されるコネクタ受け部8が一体に形成されている。なお、別体で形成されたコネクタ受け部8とエンコーダ筐体1aとを有して第2筐体が構成されてもよい。図2は、実施の形態1にかかる電動機ユニットのコネクタ受け部部分を拡大した部分拡大斜視図であって、導電ケーブルの先端に設けられた接続プラグがコネクタに接続された状態を示す図である。図3は、実施の形態1にかかる電動機ユニットのコネクタ受け部部分を拡大した部分拡大斜視図であって、導電ケーブルの先端に設けられた接続プラグがコネクタから外れた状態を示す図である。図4は、実施の形態1におけるエンコーダのコネクタ受け部部分を拡大した部分拡大斜視図であって、エンコーダが電動機から取り外され、かつエンコーダからコネクタが取り外された状態を示す図である。
図4に示すように、コネクタ受け部8にはコネクタ接面8aが形成されている。コネクタ接面8aは、コネクタ2が固定された状態において、コネクタ2と対向してコネクタ2に接する第1面である。コネクタ接面8aには、コネクタ2を固定する際に使用される複数のねじ穴8bが形成されている。コネクタ接面8aには、後述する接地金具7の一部が差し込まれる複数の差し込み穴8cが形成されている。
コネクタ接面8aには、エンコーダ筐体1aの内部に設けられた検出器等につながる端子が設けられた凹部8dが形成されている。図示を省略しているが、凹部8dには複数の端子が設けられている。複数の端子には、電動機10につながる端子も含まれる。また、電動機10が、電磁ブレーキを備える場合には、複数の端子には電磁ブレーキにつながる端子も含まれる。また、エンコーダ筐体1aの内部または電動機10に、外部機器と通信する通信部が設けられている場合には、複数の端子には通信部につながる端子も含まれる。
コネクタ受け部8には、ブラケット接面8eが形成されている。ブラケット接面8eは、電動機10の反負荷側ブラケット5と対向して反負荷側ブラケット5に接する第2面である。
コネクタ2は、エンコーダ筐体1aのコネクタ受け部8に固定される。コネクタ2は、導体で構成されている。図2および図3に示すように、コネクタ2は、ねじ9を用いてコネクタ受け部8に固定される。コネクタ2を固定するねじ9は、コネクタ接面8aに形成されたねじ穴8bにねじ込まれている。コネクタ2には、導電ケーブル11の先端に設けられた接続プラグ21が接続されている。導電ケーブル11は、複数の配線をまとめて構成される。
導電ケーブル11を構成する複数の配線には、エンコーダ筐体1aの内部に設けられた検出器との通信に用いられる検出用通信線が含まれる。また、導電ケーブル11を構成する複数の配線には、電動機10に電力を供給する動力電源線が含まれる。また、電動機10が、電磁ブレーキを備える場合には、導電ケーブル11を構成する複数の配線には、電磁ブレーキに電力を供給するブレーキ用電源線が含まれる。また、エンコーダ筐体1aの内部または電動機10に、外部機器と通信する通信部が設けられている場合には、導電ケーブル11を構成する複数の配線には、外部機器との通信に用いられるネットワーク通信線が含まれる。
コネクタ2には、コネクタ2をコネクタ受け部8に固定することで、コネクタ受け部8に設けられた端子と接続される端子が形成されている。導電ケーブル11の先端に設けられた接続プラグ21をコネクタ2に接続することで、導電ケーブル11を構成する複数の配線がコネクタ2の端子に接続される。すなわち、コネクタ2をコネクタ受け部8に固定し、接続プラグ21をコネクタ2と接続することで、導電ケーブル11が検出器等に接続される。これにより、導電ケーブル11を通じての検出器との通信、電動機10への電力の供給、電磁ブレーキへの電力の供給、外部機器との通信を行うことが可能となる。
図5は、実施の形態1における接地金具の斜視図である。図6は、図5に示す接地金具を矢印Xに示す方向から見た斜視図である。接地金具7は、導体で構成された板状の部材である。接地金具7は、板状の部材を折り曲げて構成されており、折り曲げ箇所を挟んだ第1の部分7aと第2の部分7bとを有する。
接地金具7は、図4に示すように、コネクタ受け部8に取り付けられる。第1の部分7aは、接地金具7がコネクタ受け部8に取り付けられた状態で、コネクタ接面8a上に配置される。図5および図6に示すように、第1の部分7aには、接地金具7がコネクタ受け部8に取り付けられた状態で、コネクタ接面8aに形成された差し込み穴8cに差し込まれる複数の突部12が形成されている。突部12のそれぞれには、突部12に差し込み方向に対して垂直な方向に突出した返し12aが形成されている。返し12aが形成されていることで、突部12は先端に向けて幅が細くなる形状となっている。返し12aが形成されていることで、突部12が差し込み穴8cから抜けにくくなり、接地金具7の抜け落ちが防がれる。差し込み穴8cの内側には、返し12aに引っ掛かる突起が形成されていてもよい。
突部12および返し12aによって、コネクタ受け部8に取り付けられた接地金具7が脱落しにくくなる。したがって、コネクタ受け部8に接地金具7を予め取り付けた状態で、電動機ユニット50の組立作業を行うことができる。より具体的には、コネクタ受け部8に接地金具7を予め取り付けた状態で、コネクタ受け部8へのコネクタ2の固定、および電動機10へのエンコーダ1の固定を行うことができる。これにより、電動機ユニット50の接地に要する作業工程の容易化を図ることができる。なお、コネクタ受け部8に接地金具7を予め取り付けた状態であれば、コネクタ受け部8へのコネクタ2の固定と、電動機10へのエンコーダ1の固定はどちらを先に実施してもよい。
第1の部分7aには、コネクタ接面8aに形成されたねじ穴8bと連通する貫通孔13が形成されている。第1の部分7aは、コネクタ受け部8にコネクタ2が固定されることで、エンコーダ筐体1aとコネクタ2との間に挟み込まれる。また、コネクタ2を固定するねじ9が、第1の部分7aに形成された貫通孔13に貫通され、コネクタ受け部8に対してコネクタ2と第1の部分7aとが共締めされる。これにより、第1の部分7aにおける貫通孔13の周囲部分をコネクタ2に確実に接触させることができる。
第2の部分7bは、接地金具7がコネクタ受け部8に取り付けられた状態で、ブラケット接面8eに接するように配置される。第2の部分7bは、突出した2つの突起部14a,14bを有する。なお、突起部は3つ以上設けられていてもよい。突起部14a,14bは、反負荷側ブラケット5に向けて突出するものと、その裏側でエンコーダ筐体1aに向けて突出するものとが形成されているが、いずれか一方に向けて突出するものが形成されていればよい。
第2の部分7bは、エンコーダ1が電動機10に固定されることで、エンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間に挟み込まれる。2つの突起部14a,14bは、反負荷側ブラケット5に向けて突出するものは、反負荷側ブラケット5に接する。2つの突起部14a,14bは、エンコーダ筐体1aに向けて突出するものは、エンコーダ筐体1aに接する。エンコーダ筐体1aに接する部分が押し込まれることで、その2箇所で第2の部分7bを反負荷側ブラケット5に当接させることができる。すなわち、接地金具7は、2箇所で反負荷側ブラケット5に接することとなる。なお、第2の部分7bは、第1の部分7aからの突出量が異なる領域を有しているので、突起をどの領域に設けるかによって、反負荷側ブラケット5に接する箇所の、電動機10の外縁からの距離を異ならせることができる。
なお、反負荷側ブラケット5に向けて突出する突起部14a,14bを形成せずに、エンコーダ筐体1aに向けて突出する突起部14a,14bを形成することで、電動機10の組立性の向上を図ることが可能となる。上述したように、エンコーダ筐体1aに接地金具7が取り付けられた状態で、反負荷側ブラケット5に取り付けられる。そのため、反負荷側ブラケット5に向けて突出する突起部14a,14bが形成されていた場合には、反負荷側ブラケット5とエンコーダ筐体1aとを位置合わせをする際に、突起部14a,14bが反負荷側ブラケット5に引っ掛かって、組立性が低下する場合がある。一方、反負荷側ブラケット5に向けて突出する突起部14a,14bを形成しなければ、反負荷側ブラケット5とエンコーダ筐体1aとの位置合わせが容易になり、電動機10組立性の向上が図られる。また、エンコーダ筐体1aのブラケット接面8eには、突起部14a,14bが当接する部分に、突起部14a,14bの高さよりも小さい深さで凹みが形成されていてもよい。この凹みに突起部14a,14bが嵌まることで、接地金具7の位置ずれを抑えることができる。また、突起部14a,14bの高さよりも小さい深さで凹みが形成されていれば、突起部14a,14bを凹みの底に確実に当接させることができる。
以上説明した電動機ユニット50では、エンコーダ筐体1aが絶縁体で構成されているため、エンコーダ筐体1aを介してコネクタ2から反負荷側ブラケット5につながる接地経路を設けることは困難である。しかしながら、接地金具7を設けることで、図2において矢印Yで示すように、導体で構成されたコネクタ2から反負荷側ブラケット5に向かう2本の接地経路を設けることができる。すなわち、コネクタ2から、コネクタ2に接する接地金具7の第1の部分7a、第1の部分7aと連続する第2の部分7b、第2の部分7bが有する2つの突起部14a,14bのうちの一方の突起部14a、一方の突起部14aに接する反負荷側ブラケット5と繋がる1本目の接地経路が設けられる。また、コネクタ2から、コネクタ2に接する接地金具7の第1の部分7a、第1の部分7aと連続する第2の部分7b、第2の部分7bが有する2つの突起部14a,14bのうちの他方の突起部14b、他方の突起部14bに接する反負荷側ブラケット5と繋がる2本目の接地経路が設けられる。なお、反負荷側ブラケット5からは、固定子筐体3、負荷側ブラケット4等の導体で構成された箇所、電動機ユニット50が取り付けられた取付先装置を介して接地される。なお、反負荷側ブラケット5から先の導体で構成された箇所は、固定子筐体3および負荷側ブラケット4に限られず、電動機10が有する導体で構成された部品であればよい。
接地金具7は、コネクタ2をエンコーダ筐体1aに固定するための一連の作業の中で、コネクタ2とエンコーダ筐体1aとに挟み込まれ、コネクタ2との接触が確保される。また、接地金具7は、エンコーダ1を電動機10に固定するための一連の作業の中で、エンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間に挟み込まれ、反負荷側ブラケット5との接触が確保される。したがって、接地金具7を固定するための余計な作業がほとんど発生しないため、電動機ユニット50の接地に要する作業工程の容易化を図ることができる。
また、電動機ユニット50では、ねじ9を用いた第1の部分7aの共締め、およびエンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間への挟み込みによって、接地金具7が固定されるので、折り曲げ加工によって固定する金具に比べて、固定状態にばらつきが生じにくい。そのため、安定した接地性能を確保しやすくなる。
リード線を用いた接地に比べて、接地金具7とコネクタ2との接触箇所および接地金具7と反負荷側ブラケット5との接触箇所を強固にすることができる。また、2つの接地経路を設けているので、例えば温度変化または経年劣化によってエンコーダ筐体1aが変形して1本の接地経路が失われた場合であっても、別のもう1本の接地経路を確保することができる。このように、電動機ユニット50では接地性能のロバスト性の向上を図り、耐ノイズ性および電動機10の制御性の向上を図ることができる。
また、接地金具7は、第1の部分7aおよび第2の部分7bが板状であるため、コネクタ2および反負荷側ブラケット5との接触面積を大きくすることができる。また、コネクタ受け部8のうち縁を介して連続する面であるコネクタ接面8aとブラケット接面8eとを利用して接地金具7を挟み込んでいるので、コネクタ2との接触箇所と反負荷側ブラケット5との接触箇所との距離を短くすることができる。例えば、コネクタ2との接触箇所と反負荷側ブラケット5との接触箇所との距離を3mm程度と短くすることができる。
このように、コネクタ2および反負荷側ブラケット5と接地金具7との接触面積を大きくし、コネクタ2との接触箇所と反負荷側ブラケット5との接触箇所との距離を短くすることで、接触抵抗をより小さくすることができる。接触抵抗をより小さくすることで、制御性の安定化、および耐環境性の向上を図ることのできるより好適な接地構造を得ることができる。なお、突起部14a,14bを設けずに板面だけで、コネクタ2および反負荷側ブラケット5と接地金具7との接触を図ってもよい。
図7は、実施の形態1における接地金具の第1の変形例を示す斜視図である。図8は、図7に示す接地金具を矢印Aに示す方向から見た斜視図である。第1の変形例にかかる接地金具7では、第2の部分7bに複数の突起15a,15b,15c,15dが形成されている。複数の突起15a,15b,15c,15dは、接地金具7がコネクタ受け部8に取り付けられた状態で反負荷側ブラケット5に向けて突出するように形成されている。
したがって、複数の突起15a,15b,15c,15dのそれぞれが、反負荷側ブラケット5に接触する接点となる。したがって、第1の変形例にかかる接地金具7を用いた場合には、4つの接地経路を設けることができる。なお、第2の部分7bに形成される突起の数は、3つであってもよいし、5つ以上であってもよい。また、複数の突起15a,15b,15c,15dをエンコーダ筐体1aに向けて突出させてもよい。また、反負荷側ブラケット5に向けて突出する複数の突起15a,15b,15c,15dと、エンコーダ筐体1aに向けて突出する複数の突起15a,15b,15c,15dとを設けてもよい。
また、第1の変形例にかかる接地金具7では、複数の突部12同士で返し12aの突出方向が異なっている。より具体的には、突部12の差し込み方向に沿って見た場合に、一の突部121に形成された返し12aの突出方向と、他の突部122に形成された返し12aの突出方向は、90°異なっている。返し12aの突出方向を異ならせることで、エンコーダ筐体1aに取り付けられた接地金具7に力が加えられた際に、その力の方向に合わせて異なる返し12aが差し込み穴8cの内部に引っ掛かるようになる。例えば、第2の部分7bの長手方向を中心として接地金具7を回転させるような力が加えられた場合には、一の突部121に形成された返し12aが差し込み穴8cの内部に引っ掛かって、接地金具7のぐらつきが抑えられる。また、第2の部分7bの板面に垂直な軸を中心に接地金具7を回転させるような力が加えられた場合には、一の突部121に形成された返し12aが差し込み穴8cの内部に引っ掛かって、接地金具7のぐらつきが抑えられる。このように、様々な方向から加えられる力に対して接地金具7のぐらつきを抑えられるようになり、エンコーダ筐体1aに取り付けられた接地金具7の安定性の向上を図ることができる。このように、突部12および返し12aを接地金具7に設ける構成、および返し12aの突出方向を異ならせる構成は、本実施の形態1で例示する他の接地金具7にも適用可能である。
図9は、実施の形態1における接地金具の第2の変形例を示す斜視図である。第2の変形例にかかる接地金具7の第2の部分7bには、長手方向に延びる開口16が形成されている。開口16が形成された部分では、反負荷側ブラケット5に向けて凸となる折り曲げ加工が施されている。第2の部分7bには、折り曲げ加工によって反負荷側ブラケット5に向けて突出する突起部17a,17b,17cが形成される。突起部17a,17b,17cは、反負荷側ブラケット5に接触する接点を構成する。また、突起部17a,17b,17cは、エンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間に挟み込まれて潰された場合に、復元力によってエンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間隔を広げる方向に付勢力を発揮する第1の付勢部となる。
接点である突起部17a,17b,17cが付勢力を発揮することで、エンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間隔が広がった場合に、その間隔の広がりに追従して突起部17a,17b,17cが変形する。これにより、エンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間隔が広がった場合であっても、突起部17a,17b,17cと反負荷側ブラケット5との接触が確保される。また、エンコーダ筐体1aの寸法公差および反負荷側ブラケット5の寸法公差によって発生しうる間隔の広がり、例えば±1mm以下の間隔の広がりに対応して、突起部17a,17b,17cと反負荷側ブラケット5との接触が確保される。なお、図7に示した突起15a,15b,15c,15dも、断面が円弧形状となるように突出させるとともに、薄肉板金で構成することで、付勢力を発揮させることが可能となる。例えば、厚さが0.35mm以下の薄肉板金を用いればよい。
図10は、実施の形態1における接地金具の第3の変形例を示す斜視図である。第3の変形例にかかる接地金具7では、図9の第2の変形例で示した突起部17a,17b,17cの他に、第1の部分7aでも開口16aが形成された部分に折り曲げ加工が施されている。これにより、第1の部分7aにも、コネクタ2に向けて突出する突起部22a,22b,22cが形成される。突起部22a,22b,22cは、コネクタ2に接触する接点を構成する。また、突起部22a,22b,22cは、エンコーダ筐体1aとコネクタ2との間に挟み込まれて潰された場合に、復元力によってエンコーダ筐体1aとコネクタ2との間隔を広げる方向に付勢力を発揮する第2の付勢部となる。
図11は、実施の形態1における接地金具の第4の変形例を示す斜視図である。図12は、第4の変形例にかかる接地金具とコネクタとがエンコーダ筐体に取り付けられた状態を示す斜視図である。図13は、第4の変形例にかかる接地金具とコネクタとがエンコーダ筐体に取り付けられるとともに接続プラグが接続された状態を示す斜視図である。
第4の変形例にかかる接地金具7は、第2の部分7bとつながり、接続プラグ21とコネクタ2との間に挟み込まれる第3の部分7cを有する。図11に示すように、第3の部分7cには、接続プラグ21に向けて凸となる折り曲げ加工が施されている。第3の部分7cには、折り曲げ加工によって接続プラグ21に向けて突出する突起部18a,18bが形成される。突起部18a,18bは、接続プラグ21に接触する接点を構成する。また、突起部18a,18bは、接続プラグ21とコネクタ2との間に挟み込まれて潰された場合に、復元力によって接続プラグ21とコネクタ2との間隔を広げる方向に付勢力を発揮する第3の付勢部となる。なお、第3の部分7cに形成される突起部18a,18bの数は、2個に限られず、1個であってもよいし、3個以上であってもよい。
第4の変形例にかかる接地金具7を用いた場合には、接続プラグ21を導体で構成することで、コネクタ2を介さずに、接地金具7を介して接続プラグ21から反負荷側ブラケット5につながる接地経路を設けることができる。すなわち、接地経路を増やして、接地性能のロバスト性の向上を図ることができる。
また、第4の変形例にかかる接地金具7では、コ字状の切り欠き19が第2の部分7bに形成されている。また、切り欠き19に囲まれた部分が、反負荷側ブラケット5に向けて折り曲げられて接点である突起部20を構成する。突起部20は、エンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間に挟み込まれて潰された場合に、復元力によってエンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間隔を広げる方向に付勢力を発揮する第1の付勢部となる。これにより、エンコーダ筐体1aと反負荷側ブラケット5との間隔の広がりに対応して、接点である突起部18a,18bをコネクタ2に接触させることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 エンコーダ、1a エンコーダ筐体、2 コネクタ、3 固定子筐体、4 負荷側ブラケット、5 反負荷側ブラケット、6 回転軸、7 接地金具、8 コネクタ受け部、8a コネクタ接面、8b ねじ穴、8c 差し込み穴、8d 凹部、8e ブラケット接面、9 ねじ、10 電動機、11 導電ケーブル、12 突部、12a 返し、13 貫通孔、14a,14b 突起部、15a,15b,15c,15d 突起、16 開口、17a,17b,17c,18a,18b,20 突起部、19 切り欠き、21 接続プラグ、50 電動機ユニット、121 一の突部、122 他の突部。

Claims (12)

  1. 導体で構成された第1筐体を有する電動機と、
    絶縁体で構成されて前記第1筐体に取り付けられる第2筐体と、
    導電ケーブルの先端に設けられたプラグが接続可能とされて前記第2筐体に固定されるコネクタと、
    前記コネクタと前記第2筐体との間に挟み込まれる第1の部分と、前記第1筐体と前記第2筐体との間に挟み込まれる第2の部分とを有する板状の接地部品と、を備えることを特徴とする電動機ユニット。
  2. 前記第2筐体は、前記コネクタと接する第1面と、前記第1面と連続して形成されて前記第1筐体と接する第2面と、を有し、
    前記第1の部分は、前記第1面と前記コネクタとの間に挟み込まれ、
    前記第2の部分は、前記第2面と前記第1筐体との間に挟み込まれることを特徴とする請求項1に記載の電動機ユニット。
  3. 前記第2の部分には、前記第1筐体または前記第2筐体と接する、前記第1筐体または前記第2筐体に向けて突出した突起部が複数設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動機ユニット。
  4. 前記第2の部分には、前記コネクタと前記第1筐体との間隔を広げる方向に付勢力を発揮する第1の付勢部が形成されており、前記第1の付勢部が前記突起部となることを特徴とする請求項3に記載の電動機ユニット。
  5. 前記第1の部分には、前記第1筐体と前記第2筐体との間隔を広げる方向に付勢力を発揮する第2の付勢部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の電動機ユニット。
  6. 前記接地部品は、前記第2の部分とつながり、前記プラグと前記第2筐体との間に挟み込まれる第3の部分を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の電動機ユニット。
  7. 前記第3の部分には、前記プラグと前記第2筐体との間隔を広げる方向に付勢力を発揮する第3の付勢部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の電動機ユニット。
  8. 前記第2筐体には、複数の穴が形成され、
    前記第1の部分には、複数の前記穴にそれぞれが差し込まれる複数の突部が形成され、
    複数の前記突部のそれぞれには、前記突部の差し込み方向に対して垂直な方向に突出して、前記穴からの前記接地部品の抜け落ちを防ぐ返しが形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の電動機ユニット。
  9. 複数の前記突部のうちの少なくとも1つである一の突部には、他の突部に形成された前記返しの突出方向と異なる方向に突出する前記返しが形成されていることを特徴とする請求項8に記載の電動機ユニット。
  10. 前記差し込み方向に沿って見た場合に、前記一の突部からの前記返しの突出方向と、前記他の突部からの前記返しの突出方向とは、90°異なることを特徴とする請求項9に記載の電動機ユニット。
  11. 前記導電ケーブルは、
    前記電動機に電力を供給する動力電源線と、前記第1筐体の内部に設けられた検出器との通信に用いられる検出用通信線と、を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか1つに記載の電動機ユニット。
  12. 前記導電ケーブルは、
    前記電動機に組み込まれた電磁ブレーキに電力を供給するブレーキ用電源線および外部機器とのネットワーク通信に用いられるネットワーク通信線の少なくともいずれか一方をさらに有することを特徴とする請求項11に記載の電動機ユニット。
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