JP6589673B2 - 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム - Google Patents
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Description
印刷ジョブに基づいて画像を用紙に形成する画像形成処理を行う画像形成部と、
検知可能領域に存在するユーザーを検知するユーザー検知部と、
ユーザー検知部によって検知されたユーザーが、印刷ジョブを発行した出力許可ユーザーであるか、出力許可ユーザー以外の他ユーザーであるかを判定するユーザー判定部と、
ユーザー判定部によって判定された出力許可ユーザーを認証する認証部と、
認証部によって認証された出力許可ユーザーの位置をサンプリングして、出力許可ユーザーの移動軌跡を算出する移動軌跡算出部と、
検知可能領域に存在する出力許可ユーザーの移動軌跡及び印刷ジョブに基づいて、画像形成処理が開始される可能性を示す処理開始可能性を算出する処理開始可能性算出部と、
処理開始可能性が、画像形成部に行わせる画像形成処理の可否を判定するために用いられる閾値以上である場合に、画像形成部が画像形成処理を開始することが可能となる処理開始領域に存在する出力許可ユーザーが発行した印刷ジョブに基づく画像形成処理を画像形成部に開始させる制御を行う画像形成制御部と、を備える。
また、本発明に係る画像形成システムは、画像形成装置と、ユーザーを識別するためのユーザー識別情報を送信する端末装置と、を備え、画像形成装置のユーザー検知部は、端末装置から送信されるユーザー識別情報の送信電波を受信して、検知可能領域内に存在するユーザーを検知する。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
<画像形成システム1の概略構成例>
図1は、一実施の形態例に係る画像形成システム1の構成例を示す概要図である。
図2は、検知可能領域A1のユーザー検知距離D1、起動開始領域A2の起動開始距離D2、ユーザー距離Lの例を示す説明図である。
以下の説明でセキュリティジョブJ1と通常ジョブJ2を区別しない場合には、「印刷ジョブ」と呼ぶ。
図3は、出力許可ユーザーU1が意図せず起動開始領域A2に進入した例を示す説明図である。
図4は、出力許可ユーザーU1が意図せず起動開始領域A2に進入した例と、意図して起動開始領域A2に進入した例とを示す説明図である。
次に画像形成装置2の具体的な構成例について説明する。
次に、画像形成装置2のハードウェア構成例について説明する。
図5は、画像形成装置2のハードウェア構成図である。
画像形成装置本体3は、静電気を用いて画像の形成を行う電子写真方式を採用しており、例えばY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の4色のトナー画像を重ね合わせたカラー画像を形成する処理が可能である。この画像形成装置本体3は、自動原稿給送装置(ADF)5と、操作パネル6と、給紙部7と、画像形成部10と、中間転写ベルト11(像担持体)と、2次転写部12と、定着部13とを有する。
なお、本実施の形態例において、カラー画像を形成する画像形成装置2を例示したが、モノクロ画像を形成する画像形成装置を用いてもよい。
次に、画像形成装置本体3の概略構成例を説明する。
図6は、画像形成装置本体3の概略構成を示すブロック図である。
不揮発メモリ32には各種の設定が保存される。
ハードディスク装置33には、ネットワークコントローラ34が受信した印刷ジョブ等が保存される。
無線通信部35は、上述したようにBluetooth、WiFi等を用いた近距離無線通信の通信接続により、端末装置4との間で相互に通信を行う。そして、無線通信部35は、端末装置4がユーザーIDを送信する電波の電波強度(受信信号強度)を測定可能である。無線通信部35が測定した端末装置4の電波強度は、制御部15内のユーザー検知部17に送られる。
操作部41は、スタートボタン等の各種操作スイッチ、表示部42の表示面上に設けられたタッチパネル等で構成される。タッチパネルは、タッチペンや指等で押下された座標位置を検出する。また、フリック操作、ドラッグ操作、スクロールバーに対する操作等を検出する。
表示部42は、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成され、各種の操作画面、設定画面等を表示する機能を果たす。
なお、操作部41をマウスやタブレット等で構成し、表示部42とは別体で構成することも可能である。
画像形成部10は、画像形成制御部22の制御により、ジョブ取得部16が取得した印刷ジョブに基づいて画像を用紙に形成する画像形成処理を行う。
なお、ユーザー検知部17は、画像形成装置2に対するユーザーの方位や緯度経度等の絶対位置を検出するようにしてもよい。
ジョブ枚数距離変換テーブルTa1は、印刷ジョブに設定された用紙の枚数(ジョブ枚数)と、画像形成装置2が起動を開始する起動開始距離D2との関係を対応付けて管理するためのテーブルである。ジョブ枚数とは、画像形成装置2により画像が形成される用紙の枚数であり、用紙の片面だけに画像が形成される場合には1枚であり、用紙の両面に画像が形成される場合には2枚である。ジョブ枚数距離変換テーブルTa1は、ジョブに設定された用紙の枚数を示すジョブ枚数、画像形成装置2の起動を開始する距離を示す起動開始距離のフィールドを有する。
図8Aに示すジョブ種距離変換テーブルTa2は、印刷ジョブに設定されたジョブ種と、画像形成装置2が起動を開始する起動開始距離との関係を対応付けて管理するためのテーブルであり、後処理ごとに規定される起動開始距離を格納している。ジョブ種距離変換テーブルTa2は、後処理装置FNの後処理を識別可能に管理するための番号である管理番号、後処理装置FNで実行される後処理の種類を示すジョブ種、画像形成装置2の起動を開始する距離を示す起動開始距離の各フィールドを有する。ジョブ種距離変換テーブルTa2は、起動開始距離算出部24がセキュリティ性を損なわないために用いるべき最短の起動開始距離D2を起動開始距離算出部24が算出するために用いられる。
図8Bに示すように4つのジョブ種を組み合わせて後処理装置FNにより後処理が行われる場合には、この後処理は「紙折り」、「断裁」、「ステープル」及び「製本」処理を組み合わせたものとなる。
図8Cに示すように3つのジョブ種を組み合わせて後処理装置FNにより後処理が行われる場合には、この後処理は「紙折り」、「断裁」、「ステープル」及び「製本」処理の4つの後処理から選択された3つの後処理を組み合わせたものとなる。
図8Dに示すように2つのジョブ種を組み合わせて後処理装置FNにより後処理が行われる場合には、この後処理は「紙折り」、「断裁」、「ステープル」及び「製本」処理の4つの後処理から選択された2つの後処理を組み合わせたものとなる。
図9に示す特性図により、無線通信部35が端末装置4から受信する電波の電波強度は、ユーザー距離Lが長ければ低く、ユーザー距離Lが短くなるにつれて高くなることが示される。図9に示すユーザー距離Lと電波強度との関係は、電波強度距離変換テーブルTa3としてROM30に格納されている。
なお、ユーザー検知部17は、他ユーザーU2までのユーザー距離を求めたり、人感センサ等により画像形成装置2の近くにいる他ユーザーU2を検知したりすることも可能である。
ROM30は、閾値変動要因テーブルTa4を備える。
閾値変動要因テーブルTa4は、セキュリティジョブJ1に設定される要因及び要素に基づいて閾値を変動するための閾値変動係数を格納する。閾値は、セキュリティジョブJ1の特徴や出力許可ユーザーU1のユーザーID等に基づく閾値変動係数により可変である。そして、画像形成制御部22は、閾値変動要因テーブルTa4から取得した閾値変動係数に基づいて変動させた閾値により、画像形成部10に行わせる画像形成処理の可否を判定する。このため、閾値が閾値変動係数により小さい値となると、変動前の閾値に比べて、印刷開始可能性Pが低くても画像形成制御部22がセキュリティジョブJ1に基づく印刷処理を画像形成部10に開始させることとなる。
要因フィールドには、閾値が変動する要因が格納される。要因は、セキュリティジョブJ1に設定されている。要因としては、例えば、セキュリティジョブJ1のセキュリティ度、出力許可ユーザーU1がいる場所、セキュリティジョブJ1が発行された時間帯、出力許可ユーザーU1のスケジュール、出力許可ユーザーU1の役職、セキュリティジョブJ1の内容がある。
要素フィールドには、要因を構成する要素が格納される。要素についても、セキュリティジョブJ1に設定されている。要素は、例えば、要因がセキュリティ度である場合に、セキュリティジョブJ1のセキュリティ度が高いか、低いかを示すパラメーターである。
閾値変動係数フィールドには、要素毎に紐付けられた閾値変動係数が格納される。異なる要素で閾値変動係数が異なる値を取るが、同じ値を取る場合もある(例えば、要因が内容である時の人事資料、財務資料、技術資料)。
例えば、出力許可ユーザーU1がいるオフィスが出張先であれば、普段のオフィスにいる場合と比べて、出力許可ユーザーU1が画像形成装置2に近づく目的はセキュリティ印刷を行うためであると考えられるため、閾値が低く変動する。
例えば、朝であれば仕事の始めに、出力許可ユーザーU1がセキュリティ印刷を行う可能性が高いと考えられるため、閾値が低く変動する。
例えば、出力許可ユーザーU1のスケジュールより、現在時刻が会議前だと分かれば、出力許可ユーザーU1がセキュリティ印刷を行う可能性が高いと考えられるため、閾値が低く変動する。
例えば、出力許可ユーザーU1のユーザーIDが管理職を示す場合、出力許可ユーザーU1がセキュリティ印刷を行う可能性も高まるため、閾値が低く変動する。
例えば、出力許可ユーザーU1のユーザーIDが人事や財務関係の書類を閲覧可能な権限を有している場合、出力許可ユーザーU1がセキュリティ印刷を行う可能性が高いと考えられるため、閾値が低く変動する。
上述した図4に示したように、検知可能領域A1に進入した出力許可ユーザーU1は、意図せずに起動開始領域A2に進入する場合と、意図して起動開始領域A2に進入し、画像形成装置2に到着する場合がある。
まず、移動軌跡算出部20は、移動軌跡算出部20がサンプリングして算出した出力許可ユーザーU1の位置毎に、自装置に対する出力許可ユーザーU1の距離及び角度を算出する。そして、印刷開始可能性算出部21は、出力許可ユーザーU1の距離及び角度に基づいて印刷開始可能性Pを算出する。
例えば、印刷開始可能性Pは、以下のようにして算出される。
次に、出力許可ユーザーU1と画像形成装置2との間の角度に基づく印刷開始可能性である角度依存可能性をPθ[%]と定義する。ここで、角度依存可能性Pθは、ユーザー距離Lに応じて変化する。
P=PL+Pθ…(1)
式(1)より、印刷開始可能性Pは、距離依存可能性PLと角度依存可能性Pθの関数であることが示される。なお、距離依存可能性PLと角度依存可能性Pθは共に0〜50%の範囲で変化する。そして、印刷開始可能性Pは、距離依存可能性PLと角度依存可能性Pθを加算した値であるため、0〜100%の範囲で変化する。
図12は、距離依存可能性PLと角度依存可能性Pθの概念を示す説明図である。
例えば、出力許可ユーザーU1が検知可能領域A1に進入した位置Q0を原点とした時に、原点Q0から画像形成装置2までのユーザー距離Lと、角度θが変化量として定まる。
距離依存可能性PLは、ユーザー距離Lを横軸とし、距離依存可能性PLを縦軸とするグラフによって表される。ユーザー距離Lが10m以上であれば、出力許可ユーザーU1が検知可能領域A1に進入しておらず、距離依存可能性PLが0%となる。出力許可ユーザーU1が検知可能領域A1に進入した時点より、出力許可ユーザーU1が起動開始領域A2に進入した時点、さらに出力許可ユーザーU1が画像形成装置2に近づいた時点の方が、出力許可ユーザーU1が意図して画像形成装置2に向かっている可能性が高いと考えられる。このため、出力許可ユーザーU1が画像形成装置2に近づくにつれて、ユーザー距離Lが短くなり、距離依存可能性PLが高くなる。出力許可ユーザーU1が画像形成装置2に到達したときに、ユーザー距離Lが0mとなり、距離依存可能性PLが50%となる。このように距離依存可能性PLのグラフは線形に変化する。
画像形成装置2から遠い地点で出力許可ユーザーU1が画像形成装置2を進行方向として移動している時よりも、画像形成装置2に近い地点で出力許可ユーザーU1が画像形成装置2を進行方向として移動している時の方が、出力許可ユーザーU1が意図して画像形成装置2に向かっている可能性が高いと考えられる。また、出力許可ユーザーU1が画像形成装置2から離れた場所にいれば、角度θの値によらず、出力許可ユーザーU1が意図して画像形成装置2に近づく可能性が低いと考えられる。一方、出力許可ユーザーU1が画像形成装置2に近づき、さらに角度θが0度に近づけば、出力許可ユーザーU1が意図して画像形成装置2に近づく可能性が高いと考えられる。
図17は、画像形成装置2の処理例を示すフローチャートである。
図18は、図17のステップS2の起動開始距離設定処理の例を示すフローチャートである。
まず、起動開始距離算出部24は、図17のステップS1で取得されたセキュリティジョブJ1に後処理加工が設定されているか否かを判定する(S21)。ここでは、起動開始距離算出部24は、セキュリティジョブJ1のジョブ種を参照し、当該セキュリティジョブJ1に紙折り処理、断裁処理、ステープル処理及び製本処理の少なくとも1つが設定されている場合に、後処理加工が設定されていると判定する。起動開始距離算出部24は、セキュリティジョブJ1に後処理加工が設定されていないと判定した場合(S21のNO)、1枚目の用紙(ファーストプリント)が排紙される時間に基づいて起動開始距離D2を決定し(S24)、図17のステップS3へと移行する。
起動開始距離算出部24は、ステップS2の起動開始距離設定処理により決定した起動開始距離D2を、セキュリティジョブJ1の管理番号及びセキュリティジョブJ1のオーナーIDと対応付けてテーブル形式でRAM31に記憶する。
ステップS2の処理後、閾値変動部26は、ステップS1で取得されたセキュリティジョブJ1に含まれる要素及び要因と、閾値変動要因テーブルTa4(図10を参照)とを参照して、閾値変動処理を行う(S3)。
まず、閾値変動部26は、RAM31に記憶されたセキュリティジョブJ1から閾値変動要因を抽出する(S31)。さらに、閾値変動部26は、閾値変動要因から要素を抽出する。次に、閾値変動部26は、閾値変動要因テーブルTa4を参照し、抽出した閾値変動要因の要素は、閾値変動係数を持つか否か、すなわち閾値変動係数が「0」か「0」以外であるかを判定する(S32)。
ステップS3の処理後、ユーザー検知部17は、検知可能領域A1内に存在する端末装置4から送信される電波を利用して、接近者(ユーザー)の検知を開始する(S4)。検知可能領域A1とは、無線通信部35が、端末装置4から送信される電波を受信可能な領域のことであり、例えば、10mである。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (10)
- ユーザーが操作する通信端末から発行される印刷ジョブを取得するジョブ取得部と、
前記印刷ジョブに基づいて画像を用紙に形成する画像形成処理を行う画像形成部と、
検知可能領域に存在する前記ユーザーを検知するユーザー検知部と、
前記ユーザー検知部によって検知された前記ユーザーが、前記印刷ジョブを発行した出力許可ユーザーであるか、前記出力許可ユーザー以外の他ユーザーであるかを判定するユーザー判定部と、
前記ユーザー判定部によって判定された前記出力許可ユーザーを認証する認証部と、
前記認証部によって認証された前記出力許可ユーザーの位置をサンプリングして、前記出力許可ユーザーの移動軌跡を算出する移動軌跡算出部と、
前記検知可能領域に存在する前記出力許可ユーザーの前記移動軌跡及び前記印刷ジョブに基づいて、前記画像形成処理が開始される可能性を示す処理開始可能性を算出する処理開始可能性算出部と、
前記処理開始可能性が、前記画像形成部に行わせる画像形成処理の可否を判定するために用いられる閾値以上である場合に、前記画像形成部が画像形成処理を開始することが可能となる処理開始領域に存在する前記出力許可ユーザーが発行した前記印刷ジョブに基づく画像形成処理を前記画像形成部に開始させる制御を行う画像形成制御部と、を備える
画像形成装置。 - 前記移動軌跡算出部は、前記出力許可ユーザーの位置に基づいて、自装置に対する前記出力許可ユーザーの距離及び角度を算出し、
前記処理開始可能性算出部は、前記距離及び前記角度に基づいて前記処理開始可能性を算出する
請求項1に記載の画像形成装置。 - さらに、前記閾値を変動するための閾値変動係数を格納する閾値変動要因テーブルと、
前記ジョブ取得部が取得した前記印刷ジョブに設定される要因及び要素に基づいて前記閾値変動要因テーブルから読出した前記閾値変動係数により前記閾値を変動させる閾値変動部と、を備え、
前記画像形成制御部は、変動された前記閾値により、前記画像形成部に行わせる画像形成処理の可否を判定する
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記移動軌跡算出部は、前記出力許可ユーザーが前記検知可能領域に存在する時間が所定時間以上である場合に、前記出力許可ユーザーの前記移動軌跡の算出を終了する
請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記移動軌跡算出部は、前記出力許可ユーザーが前記検知可能領域に到達した時点で前記出力許可ユーザーの前記移動軌跡の算出を開始し、
前記画像形成制御部は、前記出力許可ユーザーが前記処理開始領域に到達する前における前記処理開始可能性が、前記閾値以上である場合に、前記出力許可ユーザーが前記処理開始領域に到達した時点で、前記出力許可ユーザーが発行した前記印刷ジョブに基づく画像形成処理を前記画像形成部に行わせる
請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記画像が形成された前記用紙に後処理を行う後処理部と、
前記後処理部を経て前記用紙が排紙されるまでの時間に基づいて、前記処理開始領域を規定する処理開始距離を算出する処理開始距離算出部と、
前記印刷ジョブに設定され、前記用紙に行われる前記後処理を示すジョブ種を判別するジョブ種判別部と、を備え、
前記処理開始距離算出部は、前記ジョブ種判別部により判別された前記ジョブ種に基づいて前記処理開始距離を算出する
請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - さらに、前記後処理ごとに前記処理開始距離を格納するジョブ種距離変換テーブルを備え、
前記処理開始距離算出部は、前記印刷ジョブに設定される前記ジョブ種に基づいて前記ジョブ種距離変換テーブルから取得した前記処理開始距離の合算値を前記処理開始距離とする
請求項6に記載の画像形成装置。 - さらに、前記印刷ジョブに設定される画像形成枚数ごとに規定される前記処理開始距離を格納するジョブ枚数距離変換テーブルを備え、
前記処理開始距離算出部は、前記印刷ジョブに設定される前記ジョブ枚数に基づいて前記ジョブ枚数距離変換テーブルから前記処理開始距離を取得する
請求項6又は7に記載の画像形成装置。 - ユーザーが操作する通信端末から発行される印刷ジョブを取得する手順と、
検知可能領域に存在する前記ユーザーを検知する手順と、
検知された前記ユーザーが、前記印刷ジョブを発行した出力許可ユーザーであるか、前記出力許可ユーザー以外の他ユーザーであるかを判定する手順と、
判定された前記出力許可ユーザーを認証する手順と、
認証された前記出力許可ユーザーの位置をサンプリングして、前記出力許可ユーザーの移動軌跡を算出する手順と、
前記検知可能領域に存在する前記出力許可ユーザーの前記移動軌跡及び前記印刷ジョブに基づいて、前記印刷ジョブに基づいて画像形成部が画像を用紙に形成する画像形成処理が開始される可能性を示す処理開始可能性を算出する手順と、
前記処理開始可能性が、前記画像形成部に行わせる画像形成処理の可否を判定するために用いられる閾値以上である場合に、前記画像形成部が画像形成処理を開始することが可能となる処理開始領域に存在する前記出力許可ユーザーが発行した前記印刷ジョブに基づく画像形成処理を前記画像形成部に開始させる制御を行う手順とを
コンピュータに実行させるためのプログラム。 - 画像を用紙に形成する画像形成装置と、ユーザーを識別するためのユーザー識別情報を送信する端末装置と、を備える画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
前記ユーザーが操作する通信端末から発行される印刷ジョブを取得するジョブ取得部と、
前記印刷ジョブに基づいて画像を用紙に形成する画像形成処理を行う画像形成部と、
前記端末装置から送信される前記ユーザー識別情報の送信電波を受信して、検知可能領域に存在する前記ユーザーを検知するユーザー検知部と、
前記ユーザー検知部によって検知された前記ユーザーが、前記印刷ジョブを発行した出力許可ユーザーであるか、前記出力許可ユーザー以外の他ユーザーであるかを判定するユーザー判定部と、
前記ユーザー判定部によって判定された前記出力許可ユーザーを認証する認証部と、
前記認証部によって認証された前記出力許可ユーザーの位置をサンプリングして、前記出力許可ユーザーの移動軌跡を算出する移動軌跡算出部と、
前記検知可能領域に存在する前記出力許可ユーザーの前記移動軌跡及び前記印刷ジョブに基づいて、前記画像形成処理が開始される可能性を示す処理開始可能性を算出する処理開始可能性算出部と、
前記処理開始可能性が、前記画像形成部に行わせる画像形成処理の可否を判定するために用いられる閾値以上である場合に、前記画像形成部が画像形成処理を開始することが可能となる処理開始領域に存在する前記出力許可ユーザーが発行した前記印刷ジョブに基づく画像形成処理を前記画像形成部に開始させる制御を行う画像形成制御部と、を備える
画像形成システム。
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