JP6357821B2 - 接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラム - Google Patents

接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6357821B2
JP6357821B2 JP2014053622A JP2014053622A JP6357821B2 JP 6357821 B2 JP6357821 B2 JP 6357821B2 JP 2014053622 A JP2014053622 A JP 2014053622A JP 2014053622 A JP2014053622 A JP 2014053622A JP 6357821 B2 JP6357821 B2 JP 6357821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
service
providing unit
service providing
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014053622A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015177426A (ja
Inventor
彩香 池嶋
彩香 池嶋
結城 明
明 結城
航 遠藤
航 遠藤
京太 密山
京太 密山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2014053622A priority Critical patent/JP6357821B2/ja
Publication of JP2015177426A publication Critical patent/JP2015177426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6357821B2 publication Critical patent/JP6357821B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、人の接近を監視して制御を行う接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラムに関する。
従来、自動ドアや、玄関ライト、エレベーターなどにおいて、人感センサーを用いて扉を開閉したり、ライトを点灯させたりする制御がなされてきた。なお、ここでいう人感センサーとは、近くに人がいることを検知するだけ機能を持ったセンサーのことを指す。
しかし、人感センサーでは、人のいる位置が人感センサーに近いか否かを検知することしか出来ず、あまり適切な制御が出来ているとは言えなかった。
例えば、マンションに備えられているオートロック式の自動ドアの場合、外から中に入るにはロックを解除する必要がある。それに対し、中から外へ出るには、自動ドアに近づくだけでよい。そのため、中の人が外に出る意図が無くても、例えば自動ドアの近くの物を取るために近づいただけでも自動ドアは開いてしまい、セキュリティー上、問題があった。
そこで、特許文献1に開示されている技術のように、撮影した画像から人の動きを追跡して監視カメラに向かって接近していることを検知する技術が用いられるようになってきた。
また、例えば、人感センサーを備えた画像形成装置(MFP、Multifunction Peripheral)の場合、人が近づくと省電力モードから通常モードに復帰する制御を行うことが出来る。しかし、近づいた人が必ずしも画像形成装置を利用するとは限らず、大きな電力を用いて省電力モードから通常モードに復帰したことが無駄になってしまうという問題があった。
人感センサーが検知可能な距離を短くすることにより、本当に画像形成装置を利用する人を検知する可能性を高めることは出来るが、検知した人が画像形成装置に到達するまでの時間も短くなってしまうので、省電力モードからの復帰に時間がかかる場合は、画像形成装置に到達した人を待たせてしまうという問題があった。
そこで、特許文献2に開示されている技術のように、これまでに画像形成装置を操作したことがある人の画像を記憶しておくことにより、画像形成装置の近くに記憶している人が来た場合と記憶していない人が来た場合とで、省電力モードと通常モードとを切り替える制御を分けることが行われている。
また、特許文献3に開示されている技術でも、車両の周辺の予め定められた監視領域内に侵入した接近者を検知して電力の供給モードを制御している。
特開2003−259352号公報 特開2010−160609号公報 特開2011−207444号公報
しかし、上記の技術では、人が自動ドアに近づく速度に基づいて自動ドアを開ける時間を判断したり、自動ドアに真っ直ぐ向かってはいないが近づいている人の移動速度からドアを開けるか否かを判断したりする事は行われていなかった。すなわち、人の近づき方(速度変化および方向)に応じた適切な制御は行われていなかった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、人の近づき方に応じて適切な制御を行うことが出来る接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る接近者監視装置は、ユーザーに特定のサービスを提供するサービス提供部と、前記サービス提供部の周囲の移動体の移動を検出する検出部と、前記検出された移動体の移動に基づいて、前記移動体が前記サービス提供部に対して接近および離脱のいずれかを行う前記ユーザーであるかどうかを判定し、前記判定結果に基づいて前記サービス提供部を制御する制御部とを備える。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る接近者監視装置では、前記制御部は、前記移動体の移動の方向に前記サービス提供部があるか否かを判定し、前記サービス提供部があると判定したとき、前記移動体を前記ユーザーであると判定する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る接近者監視装置では、前記制御部は、前記移動体の移動の方向に前記サービス提供部があるか否かを判定し、前記サービス提供部が無いと判定したとき、次に、前記移動体の移動の速度が減少しているか否かを判定し、前記速度が減少していると判定したとき、前記移動体を前記ユーザーであると判定する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る接近者監視装置では、前記制御部は、前記サービス提供部と前記ユーザーとの距離および前記ユーザーの移動の速度に基づいて、前記ユーザーが前記サービス提供部に到達する時刻を予測し、前記予測した到達時刻に基づいて、前記サービス提供部を制御するタイミングを決定する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る接近者監視装置では、前記サービス提供部は、前記サービスの提供を準備するための、電力消費量および前記電力消費量に応じた通常状態に復帰するまでに要する時間が互いに異なる複数の省電力モードを有しており、前記制御部は、前記予測した到達時刻に基づいて前記複数の省電力モードを、電力消費量が少ないが通常状態に復帰するまでの時間が長いモードから、電力消費量は多いが通常状態に復帰するまでの時間が短いモードへ、順次切り替える構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る接近者監視装置では、前記制御部は、前記機器を利用した前記ユーザーが速度を上げながら前記機器から離脱するとき、前記機器が前記サービスを終了するように制御し、前記機器を利用した前記ユーザーが速度を下げながら前記機器から離脱するとき、前記機器が前記サービスを継続するように制御する構成でもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る接近者監視システムは、ユーザーに特定のサービスを提供する機器と、前記機器の周囲の移動体の移動を検出する検出装置と、前記検出された移動体の移動に基づいて、前記移動体が前記機器に対して接近および離脱のいずれかを行う前記ユーザーであるかどうかを判定し、前記判定結果に基づいて前記機器を制御する制御部を備えた情報処理装置とを含む。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る接近者監視プログラムは、ユーザーに特定のサービスを提供するサービス提供部を制御する制御部であって、前記サービス提供部の周囲の移動体の移動を検出する検出部により検出された移動体の移動に基づいて、前記移動体が前記サービス提供部に対して接近および離脱のいずれかを行う前記ユーザーであるかどうかを判定し、前記判定結果に基づいて前記サービス提供部を制御する制御部としてコンピューターを機能させる。
以上のように、本発明によれば、人の近づき方に応じて適切な制御を行うことが出来る。
本発明の実施形態にかかる接近者監視装置10の構成図である。 本発明の実施形態の変形例である接近者監視システム100の構成図である。 接近者監視システム100を自動ドアに適用した場合の、周囲の人の移動の様子を上から示した図である。 接近者監視装置10を画像形成装置に適用した場合の、周囲の人の移動の様子を上から示した図である。 接近者監視装置10または接近者監視システム100に人が接近する際の処理の流れについて説明するためのフローチャートである。 接近者監視システム100を自動ドアに適用した場合の、周囲の人の移動の様子を上から示した図である。 接近者監視装置10を画像形成装置に適用した場合の、周囲の人の移動の様子を上から示した図である。 接近者監視装置10または接近者監視システム100から人が離脱する際の処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[構成]
最初に、本実施形態にかかる接近者監視装置の構成を説明する。図1は、本実施形態にかかる接近者監視装置10の構成図である。
接近者監視装置10は、サービス提供部11、動き検出部12、および制御部13を備えている。
サービス提供部11は、接近者監視装置10のサービス提供対象者となるユーザーに対し、実際のサービスを提供する。
例えば、接近者監視装置10が自動ドアとして実現されている場合、サービス提供部11は、扉およびその扉を開閉するための駆動部を備えたものになる。
また、例えば、接近者監視装置10が画像形成装置(MFP、Multifunction Peripheral)として実現されている場合、サービス提供部11は、画像を印刷する印刷部などを備えたものになる。
動き検出部12は、接近者監視装置10の周囲の人(移動体)の動きを検出する。動き検出部12としては、主に、周囲の画像を撮影するカメラとカメラにより撮影された画像を解析して被写体の動きを検出する解析部とから構成されてもよい。
動き検出部12としては、数多くの人感センサーを接近者監視装置10の周辺に設置することにより実現することも出来るが、ここではカメラと解析部により構成されているものとする。
制御部13は、動き検出部12により検出された接近者監視装置10の周囲の人の、位置や動き(移動)を認識し、サービス提供部11から人までの距離や、移動の方向、移動速度、移動速度の変化を検出する。
以上、本実施形態にかかる接近者監視装置10の構成を説明した。
[構成(変形例)]
次に、本実施形態の変形例である接近者監視システムの構成について説明する。図2は、本実施形態の変形例である接近者監視システム100の構成図である。
接近者監視システム100は、サービス提供機器20、動き検出装置30、および情報処理装置40を含んでおり、それらがネットワークにより接続されている。
サービス提供機器20、動き検出装置30、および情報処理装置40の機能は、上述したサービス提供部11、動き検出部12、および制御部13の機能にそれぞれ対応している。
なお、情報処理装置40は、一般的なコンピューター、特にPC(Personal Computer)を用いて構成することが出来る。コンピューターにおいてプログラムがCPU(Central Processing Unit)により実行されることにより、上述した制御部13と同じ機能の制御部が実現される。
以上、本実施形態の変形例である接近者監視システム100の構成について説明した。
[接近する人の移動の様子(自動ドアの場合)]
次に、接近者監視システム100の周囲における人の動きについて説明する。図3は、接近者監視システム100を自動ドアに適用した場合の、周囲の人の移動の様子を上から示した図である。
移動体Aは、自動ドアに向かって接近してくるので、自動ドアのユーザーであると認識され、移動体Aの位置と移動速度から自動ドアへの到達時間が予測される。
移動体Bは、自動ドアに接近してはいるものの、それだけではユーザーであるか否かの判断は行えない。そこで、接近してくる速度の変化を測定する。接近速度が低下している様であれば、自動ドアを通るユーザーであると認識される。接近速度が低下しないようであれば、自動ドアの前を通り過ぎるだけであると判断される。
移動体Cは、自動ドアから遠ざかる方向に移動しているので、自動ドアのユーザーではないと判断される。
以上、接近者監視システム100の周囲における人の動きについて説明した。
[接近する人の移動の様子(画像形成装置の場合)]
次に、接近者監視装置10の周囲における人の動きについて説明する。図4は、接近者監視装置10を画像形成装置に適用した場合の、周囲の人の移動の様子を上から示した図である。なお、ここで用いる画像形成装置には、幾つかの段階、すなわち消費電力は低いが通常モードに復帰するまでに時間がかかる省電力モード1、および省電力モード1より消費電力は多いが通常モードに復帰する時間は短い省電力モード2を備えているとする。
移動体Dは、画像形成装置に向かって接近してくるので、画像形成装置のユーザーであると認識され、移動体Aの位置と移動速度から画像形成装置への到達時間が予測される。画像形成装置は、予測される到達時間に合わせて、電力モードを省電力モード1から省電力モード2へ、また省電力モード2から通常モードへと遷移させる。そのため、ユーザーが画像形成装置に到達した際には、通常モードとなっており、ユーザーは待つこと無く画像形成装置を利用することが出来る。
このように、画像形成装置が多段階の省電力モードを備えており、ユーザーの接近する速度やユーザーとの距離に応じてユーザーの到達時間を予測する場合、省電力モードを適切に切り替えながら、ユーザーに適切にサービスを提供することが出来る。
移動体Eは、画像形成装置に接近してはいるものの、それだけではユーザーであるか否かの判断は行えない。そこで、接近してくる速度の変化を測定する。接近速度が低下している様であれば、画像形成装置を利用するユーザーであると認識される。接近速度が低下しないようであれば、画像形成装置の前を通り過ぎるだけであると判断される。
移動体Fは、画像形成装置から遠ざかる方向に移動しているので、画像形成装置のユーザーではないと判断される。
以上、接近者監視装置10の周囲における人の動きについて説明した。
[人が接近する際の処理の流れ]
次に、接近者監視装置10または接近者監視システム100に人が接近する際の処理の流れについて説明する。図5は、接近者監視装置10または接近者監視システム100に人が接近する際の処理の流れについて説明するためのフローチャートである。なお、ここでは接近者監視装置10を例に説明する。
まず、動き検出部12が自身の周囲に存在する移動体の検知処理を行う(ステップS1)。
次に、制御部13は、検知した移動体がサービス提供部11に接近しているか否かを判断する(ステップS2)。
移動体が接近していない場合(ステップS2のN)、ステップS1に戻る。
移動体が接近している場合(ステップS2のY)、次に、制御部13は、検知した移動体の接近方向を測定する(ステップS3)。
次に、制御部13は、測定した接近方向の延長線上にサービス提供部11があるか否かを判断する(ステップS4)。
延長線上にサービス提供部11がある場合(ステップS4のY)、制御部13は、移動体がサービス提供部11のユーザーであると判断し、移動体とサービス提供部11との距離および移動体の移動速度からサービス提供部11への到達時間を予測し(ステップS8)、予測時間に応じたサービス提供部11の制御を行う(ステップS9)。
延長線上にサービス提供部11がない場合(ステップS4のN)、次に、制御部13は、移動体の接近速度を計測する(ステップS5)。
移動体の接近速度が次第に低下している場合(ステップS6のY)、制御部13は、移動体がサービス提供部11のユーザーであると判断し、移動体とサービス提供部11との距離および移動体の移動速度からサービス提供部11へ最接近する時間を予測し(ステップS7)、予測時間に応じたサービス提供部11の制御を行う(ステップS9)。
移動体の接近速度が次第に低下してはいない場合(ステップS6のN)、制御部13は、移動体がサービス提供部11のユーザーでなないと判断し、処理を終了する。
以上、接近者監視装置10または接近者監視システム100に人が接近する際の処理の流れについて説明した。
[離脱する人の移動の様子(自動ドアの場合)]
次に、接近者監視システム100の周囲における離脱する人の動きについて説明する。図6は、接近者監視システム100を自動ドアに適用した場合の、周囲の人の移動の様子を上から示した図である。
ユーザーGは、開いた自動ドアを通ったあと、移動速度を上げながら自動ドアから離れている。そこで、接近者監視システム100は、サービスの提供(ドアを開ける)を終了し、ドアを閉める。
ユーザーHは、開いた自動ドアを通ったあと、移動速度を下げながら自動ドアから離れている。そこで、接近者監視システム100は、まだユーザーHが戻ってくる(ユーザーのままとなる)可能性を考慮し、サービスの提供を継続する(ドアを開けたままにする)。
以上、接近者監視システム100の周囲における離脱する人の動きについて説明した。
[離脱する人の移動の様子(画像形成装置の場合)]
次に、接近者監視装置10の周囲における離脱する人の動きについて説明する。図7は、接近者監視装置10を画像形成装置に適用した場合の、周囲の人の移動の様子を上から示した図である。なお、離脱する人は、サービスの提供を受けた人なので、ユーザーであることは認識されている。
ユーザーJは、画像形成装置を利用した後、移動速度を上げながらまたは移動速度を変えずに、画像形成装置から離れている。そこで、画像形成装置は、ユーザーJによる画像形成装置の利用は終了したと判断し、通常モードから省電力モード2へ遷移する。そして、ユーザーJが画像形成装置から更に離れると、省電力モード2から省電力モード1へと遷移する。
このように、画像形成装置が多段階の省電力モードを備えており、離脱したユーザーとの距離に応じて省電力モードを適切に切り替える場合、途中でユーザーが戻ってきても、適切にサービスを提供することが出来る。
ユーザーKは、画像形成装置を利用した後、移動速度を下げながら画像形成装置から離れている。そこで、画像形成装置は、ユーザーKによる画像形成装置の利用は終了していないと判断し、サービスの提供を継続する(省電力モードには遷移せず、通常モードのままとなる)。
以上、接近者監視装置10の周囲における離脱する人の動きについて説明した。
[人が離脱する際の処理の流れ]
次に、接近者監視装置10または接近者監視システム100から人が離脱する際の処理の流れについて説明する。図8は、接近者監視装置10または接近者監視システム100から人が離脱する際の処理の流れについて説明するためのフローチャートである。なお、ここでは接近者監視装置10を例に説明する。
まず、サービス提供部11が、ユーザーへサービスを提供する(ステップS20)。
次に、動き検出部12がユーザーの動きを検出し、制御部13は、ユーザーがサービス提供部11を離れたか否かを判断する(ステップS21)。
ユーザーがサービス提供部11を離れていない場合(ステップS21のN)、ステップS20に戻る。
ユーザーがサービス提供部11を離れた場合(ステップS21のY)、次に、制御部13は、ユーザーの離脱速度が次第に低下しているか否かを判断する(ステップS22)。
ユーザーの離脱速度が低下している場合(ステップS22のY)、制御部13は、ユーザーによるサービス提供部11の利用は終了していないと判断し、サービスの提供を継続する(ステップS23)。
ユーザーの離脱速度が低下していない場合(ステップS22のN)、制御部13は、ユーザーによるサービス提供部11の利用は終了したと判断し、サービスの提供を終了する(ステップS24)。
以上、接近者監視装置10または接近者監視システム100から人が離脱する際の処理の流れについて説明した。
[効果]
本実施形態にかかる接近者監視装置10または接近者監視システム100では、以下の様な効果を得ることが出来る。
(1)人がサービス提供部11またはサービス提供機器20を利用するために接近しているのか否かを適切に判断することが出来る。
(2)サービス提供部11またはサービス提供機器20までの距離と接近する速度に応じて、サービス提供開示時間を適切に制御することが出来る。
(3)サービス提供部11またはサービス提供機器20に複数段階のサービス提供準備段階がある場合、予測した到達時間に合わせてこれらのサービス提供準備段階を適切に切り替えることが出来る。
(4)サービス提供部11またはサービス提供機器20を利用した人が離脱する速度に基づいて、サービスの終了を適切に判断することが出来る。
(5)サービス提供部11またはサービス提供機器20に複数段階のサービス提供準備段階がある場合、離脱した人までの距離に応じて、これらのサービス提供準備段階を適切に切り替えることが出来る。
[補足事項]
その他、本技術は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 … 接近者監視装置
11 … サービス提供部
12 … 動き検出部
13 … 制御部
20 … サービス提供機器
30 … 動き検出装置
40 … 情報処理装置
100 … 接近者監視システム

Claims (6)

  1. ユーザーに特定のサービスを提供するサービス提供部と、
    前記サービス提供部の周囲の移動体の移動を検出する検出部と、
    前記検出された移動体の移動に基づいて、前記移動体が前記サービス提供部に対して接近する又は離れる前記ユーザーであるかどうかを判定し、前記判定の結果に基づいて前記サービス提供部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記移動体の移動の方向に前記サービス提供部があるか否かを判定し、
    前記サービス提供部が無いと判定したとき、次に、前記移動体の移動の速度が減少しているか否かを判定し、
    前記速度が減少していると判定したとき、前記移動体を前記ユーザーであると判定し、
    前記サービス提供部が前記サービスの提供を開始するように制御した後、
    前記ユーザーが前記サービス提供部を離れたか否かを判断し、離れたと判断した場合、
    前記ユーザーの移動の速度が次第に低下しているか否かを判断し、
    前記ユーザーの移動の速度が低下していない場合、前記サービス提供部が前記サービスの提供を終了するように制御し、
    前記ユーザーの移動の速度が低下している場合、前記サービス提供部が前記サービスの提供を継続するように制御する
    接近者監視装置。
  2. 請求項1に記載の接近者監視装置であって、
    前記制御部は、
    前記サービス提供部があると判定したとき、前記移動体を前記ユーザーであると判定する
    接近者監視装置。
  3. ユーザーに特定のサービスを提供するサービス提供部と、
    前記サービス提供部の周囲の移動体の移動を検出する検出部と、
    前記検出された移動体の移動に基づいて、前記移動体が前記サービス提供部に対して接近する又は離れる前記ユーザーであるかどうかを判定し、前記判定の結果に基づいて前記サービス提供部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記移動体の移動の方向に前記サービス提供部があるか否かを判定し、
    前記サービス提供部があると判定したとき、前記移動体を前記ユーザーであると判定し、
    前記サービス提供部と前記ユーザーとの距離および前記ユーザーの移動の速度に基づいて、前記ユーザーが前記サービス提供部に到達する時刻を予測し、
    前記予測した到達時刻に基づいて、前記サービス提供部を制御するタイミングを決定し、
    前記サービス提供部が前記サービスの提供を開始するように制御した後、
    前記ユーザーが前記サービス提供部を離れたか否かを判断し、離れたと判断した場合、
    前記ユーザーの移動の速度が次第に低下しているか否かを判断し、
    前記ユーザーの移動の速度が低下していない場合、前記サービス提供部が前記サービスの提供を終了するように制御し、
    前記ユーザーの移動の速度が低下している場合、前記サービス提供部が前記サービスの提供を継続するように制御する
    接近者監視装置。
  4. 請求項3に記載の接近者監視装置であって、
    前記サービス提供部は、
    前記サービスの提供を準備するための、電力消費量および前記電力消費量に応じた通常状態に復帰するまでに要する時間が互いに異なる複数の省電力モードを有しており、
    前記制御部は、
    前記予測した到達時刻に基づいて前記複数の省電力モードを、電力消費量が少ないが通常状態に復帰するまでの時間が長いモードから、電力消費量は多いが通常状態に復帰するまでの時間が短いモードへ、順次切り替える
    接近者監視装置。
  5. ユーザーに特定のサービスを提供するサービス提供部を備える機器と、
    前記機器の周囲の移動体の移動を検出する検出装置と、
    前記検出された移動体の移動に基づいて、前記移動体が前記機器に対して接近する又は離れる前記ユーザーであるかどうかを判定し、前記判定の結果に基づいて前記機器を制御する制御部を備えた情報処理装置と
    を含み、
    前記制御部は、
    前記移動体の移動の方向に前記サービス提供部があるか否かを判定し、
    前記サービス提供部が無いと判定したとき、次に、前記移動体の移動の速度が減少しているか否かを判定し、
    前記速度が減少していると判定したとき、前記移動体を前記ユーザーであると判定し、
    前記機器が前記サービスの提供を開始するように制御した後、
    前記ユーザーが前記機器を離れたか否かを判断し、離れたと判断した場合、
    前記ユーザーの移動の速度が次第に低下しているか否かを判断し、
    前記ユーザーの移動の速度が低下していない場合、前記機器が前記サービスの提供を終了するように制御し、
    前記ユーザーの移動の速度が低下していると場合、前記機器が前記サービスの提供を継続するように制御する
    接近者監視システム。
  6. ユーザーに特定のサービスを提供するサービス提供部を制御する制御部であって、
    前記サービス提供部の周囲の移動体の移動を検出する検出部により検出された移動体の移動に基づいて、前記移動体が前記サービス提供部に対して接近する又は離れる前記ユーザーであるかどうかを判定し、前記判定の結果に基づいて前記サービス提供部を制御し、
    前記制御部は、
    前記移動体の移動の方向に前記サービス提供部があるか否かを判定し、
    前記サービス提供部が無いと判定したとき、次に、前記移動体の移動の速度が減少しているか否かを判定し、
    前記速度が減少していると判定したとき、前記移動体を前記ユーザーであると判定し、
    前記サービス提供部が前記サービスの提供を開始するように制御した後、
    前記ユーザーが前記サービス提供部を離れたか否かを判断し、離れたと判断した場合、
    前記ユーザーの移動の速度が次第に低下しているか否かを判断し、
    前記ユーザーの移動の速度が低下していない場合、前記サービス提供部が前記サービスの提供を終了するように制御し、
    前記ユーザーの移動の速度が低下している場合、前記サービス提供部が前記サービスの提供を継続するように制御する
    制御部
    としてコンピューターを機能させる接近者監視プログラム。
JP2014053622A 2014-03-17 2014-03-17 接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラム Expired - Fee Related JP6357821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014053622A JP6357821B2 (ja) 2014-03-17 2014-03-17 接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014053622A JP6357821B2 (ja) 2014-03-17 2014-03-17 接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015177426A JP2015177426A (ja) 2015-10-05
JP6357821B2 true JP6357821B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=54256165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014053622A Expired - Fee Related JP6357821B2 (ja) 2014-03-17 2014-03-17 接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6357821B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9973641B2 (en) 2015-10-22 2018-05-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Multi-function printer
JP6589673B2 (ja) * 2016-02-09 2019-10-16 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4715381B2 (ja) * 2005-08-08 2011-07-06 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置
JP2011172132A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Sharp Corp 画像処理装置およびその制御方法
JP2012159345A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Aiphone Co Ltd 移動物体検出装置及びインターホン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015177426A (ja) 2015-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5788843B2 (ja) エレベータドアシステムおよびエレベータドアシステムを備えるエレベータ
JP6686565B2 (ja) 制御装置、処理装置及びプログラム
JP2012218912A (ja) エレベータ制御装置
KR101118984B1 (ko) 도어 개폐 방법 및 그것을 이용한 도어 개폐 송신장치
JP2006347686A (ja) エレベータ装置
JP2012020823A (ja) エレベータドアの安全装置
JP6006269B2 (ja) エレベータシステム
JP5707891B2 (ja) 給水制御装置、及び給水システム
JP5844418B2 (ja) エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
JP2013173605A (ja) エレベータ制御装置
WO2013167009A2 (zh) 触摸屏的感应锁屏方法及装置
JP2009181103A (ja) 電気機器及び自動検知プログラム
JP6357821B2 (ja) 接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラム
JP2013230922A5 (ja)
JP2013201700A5 (ja)
JP2004010303A5 (ja)
JP6524294B1 (ja) 利用者検知システム
WO2018077766A1 (en) Entrance system with image sensors
WO2012153743A1 (ja) 機器制御装置、機器制御システム、及び、機器制御方法
JP5365653B2 (ja) 消費電力削減装置、システム方法及びプログラム
CN104653024A (zh) 一种自动门控制系统
JP2005179030A (ja) エレベータ制御装置
JP4628452B2 (ja) エレベーターの制御装置
JP2010018372A (ja) エレベータのドア制御装置
JP2013159451A (ja) エレベータ制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6357821

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees