JP6589213B2 - 車体前部構造 - Google Patents
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Description
本発明は、車体前部構造に関する。
本願は、2016年6月20日に出願された日本国特願2016−122015号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本願は、2016年6月20日に出願された日本国特願2016−122015号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
車体前部構造として、車体前方から入力した衝撃荷重でブレーキペダル(以下、ペダルアッセンブリという)を捩じり、さらに、取付ブラケットを変形させてペダルアッセンブリに干渉させるものが知られている。ペダルアッセンブリを捩じり、取付ブラケットを変形させてペダルアッセンブリに干渉させることにより、ペダル部の車体後方への移動を抑制することが可能になる。
ペダル部の車体後方への移動を抑制することにより、衝撃荷重が車体前方から入力する際に、ペダルに乗員の足が干渉することを回避できる(例えば、特許文献1参照)。
ペダル部の車体後方への移動を抑制することにより、衝撃荷重が車体前方から入力する際に、ペダルに乗員の足が干渉することを回避できる(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1の車体前部構造は、乗員の足がペダル部に干渉することを回避するために、ペダルアッセンブリを捩じり、さらに、取付ブラケットを変形させる必要がある。このため、車体前部構造の構成が複雑になり、この観点から改良の余地が残されていた。
本発明に係る態様は、このような事情を考慮してなされたものであり、簡単な構成で、乗員の足がペダル部に干渉することを回避できる車体前部構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る車体前部構造は、車室およびエンジンルームを仕切るダッシュロアパネルと、前記ダッシュロアパネルから車体後方へ向けて延びるフロアトンネルと、前記フロアトンネルの車幅方向外側に位置し、前記ダッシュロアパネルに取り付けられる取付ブラケットを有するペダルアッセンブリと、前記取付ブラケットに重なる一端部を有し、前記エンジンルーム側から前記ダッシュロアパネルに取り付けられる補強部材と、を備え、前記ダッシュロアパネルは、前記取付ブラケットが取り付けられ、前記フロアトンネルとの交差個所に縦角部を形成する縦壁と、前記縦壁から前記車室側へ延び、前記縦壁との交差個所に横角部を形成する傾斜壁と、を有し、前記補強部材は、前記縦角部および前記横角部に沿って設けられ、L字状に屈曲するコーナ部を有する。
(1)本発明の一態様に係る車体前部構造は、車室およびエンジンルームを仕切るダッシュロアパネルと、前記ダッシュロアパネルから車体後方へ向けて延びるフロアトンネルと、前記フロアトンネルの車幅方向外側に位置し、前記ダッシュロアパネルに取り付けられる取付ブラケットを有するペダルアッセンブリと、前記取付ブラケットに重なる一端部を有し、前記エンジンルーム側から前記ダッシュロアパネルに取り付けられる補強部材と、を備え、前記ダッシュロアパネルは、前記取付ブラケットが取り付けられ、前記フロアトンネルとの交差個所に縦角部を形成する縦壁と、前記縦壁から前記車室側へ延び、前記縦壁との交差個所に横角部を形成する傾斜壁と、を有し、前記補強部材は、前記縦角部および前記横角部に沿って設けられ、L字状に屈曲するコーナ部を有する。
このように、補強部材のコーナ部を縦角部および横角部に設けた。よって、エンジンルームのパワーユニット(例えば、トランスミッション)が車体後方へ移動してダッシュロアパネルに押し付けられた際に、コーナ部を中心にして補強部材を車体後方へ倒れるように変形させることができる。これにより、補強部材の端部を車体後方へ向けて移動することができる。
また、補強部材の端部を取付ブラケットに重ねるように取り付けた。よって、取付ブラケットを補強部材の端部とともに車体後方へ向けて移動できる。取付ブラケットを車体後方へ移動することにより、ペダルアッセンブリのペダル部を車体前方へ向けて移動することができる。これにより、ペダル部を乗員の足から離すことができ、乗員の足がペダル部に干渉することを回避できる。
また、補強部材の端部を取付ブラケットに重ねるように取り付けた。よって、取付ブラケットを補強部材の端部とともに車体後方へ向けて移動できる。取付ブラケットを車体後方へ移動することにより、ペダルアッセンブリのペダル部を車体前方へ向けて移動することができる。これにより、ペダル部を乗員の足から離すことができ、乗員の足がペダル部に干渉することを回避できる。
さらに、補強部材の端部を取付ブラケットに重ね、補強部材にコーナ部を設けるという簡単な構成で、乗員の足がペダル部に干渉することを回避できる。
(2)上記(1)の態様において、前記縦壁に設けられ、前記補強部材の前記一端部に重なるように設けられるダッシュクロスメンバをさらに備え、前記取付ブラケットは、前記ダッシュクロスメンバに取り付けられる上固定部と、前記ダッシュクロスメンバの下方に位置する下固定部と、を有してもよい。
このように、ダッシュクロスメンバを補強部材の端部に重なるように設けた。また、ダッシュクロスメンバに上固定部を取り付け、ダッシュクロスメンバの下方に下固定部を配置させた。ここで、補強部材やダッシュクロスメンバはダッシュロアパネルに比べて強度が高い。
よって、パワーユニットが車体後方へ移動してダッシュロアパネルに押し付けられた際に、補強部材やダッシュクロスメンバとともに上固定部を下固定部に対して車体後方へ移動することができる。
これにより、ペダル部を車体前方へ向けて移動することができる。したがって、ペダル部を乗員の足から一層良好に離すことができる。
よって、パワーユニットが車体後方へ移動してダッシュロアパネルに押し付けられた際に、補強部材やダッシュクロスメンバとともに上固定部を下固定部に対して車体後方へ移動することができる。
これにより、ペダル部を車体前方へ向けて移動することができる。したがって、ペダル部を乗員の足から一層良好に離すことができる。
(3)上記(1)の態様において、前記補強部材は、底部、内壁、外壁、内フランジおよび外フランジで断面ハット状に形成され、前記内フランジおよび前記外フランジが前記ダッシュロアパネルに取り付けられてもよい。
このように、補強部材を断面ハット状に形成し、ダッシュロアパネルに取り付けることにより、補強部材およびダッシュロアパネルで閉断面を形成できる。よって、補強部材の強度剛性を高めることができる。
また、補強部材の内フランジを縦壁から縦角部を跨いでフロアトンネルまで張り出すことができる。さらに、内フランジを縦壁から横角部を跨いで傾斜壁まで張り出すことができる。これにより、縦壁とフロアトンネルとを強固に連結でき、縦壁と横角部とを強固に連結できる。
また、補強部材の内フランジを縦壁から縦角部を跨いでフロアトンネルまで張り出すことができる。さらに、内フランジを縦壁から横角部を跨いで傾斜壁まで張り出すことができる。これにより、縦壁とフロアトンネルとを強固に連結でき、縦壁と横角部とを強固に連結できる。
(4)上記(2)の態様において、前記ダッシュクロスメンバの下方において前記ダッシュロアパネルに設けられる下ダッシュクロスメンバをさらに備え、前記補強部材の前記一端部が前記ダッシュクロスメンバに重ねられ、前記補強部材のうち、前記一端部より下方の他端部が前記下ダッシュクロスメンバに重ねられてもよい。
このように、補強部材の端部をダッシュクロスメンバに重ね、補強部材の下端部を下ダッシュクロスメンバに重ねるようにした。よって、パワーユニットが車体後方へ移動してダッシュロアパネルに押し付けられた際に、補強部材の下端部を中心にして補強部材の端部を車体後方へ移動することができる。
これにより、ペダル部を車体前方へ向けて良好に移動することができる。
これにより、ペダル部を車体前方へ向けて良好に移動することができる。
(5)上記(1)の態様において、前記ダッシュロアパネルのステアリングシャフト開口部に設けられる閉塞部材をさらに備え、前記補強部材は、前記閉塞部材に沿って湾曲に形成されてもよい。
このように、閉塞部材に沿って補強部材を湾曲に形成した。よって、補強部材の端部の配置箇所を比較的自由に選択できる。補強部材の端部に、ペダルアッセンブリの取付ブラケットが重ね合される。これにより、取付ブラケットの取付位置を比較的自由に選択できる。したがって、ペダルアッセンブリを最適な位置に取り付けることができる。
(6)上記(1)の態様において、前記ダッシュロアパネルは、前記補強部材に対峙するビードを有してもよい。
よって、ダッシュロアパネルをビードで補強部材に沿って補強できる。これにより、パワーユニットが車体後方へ移動してダッシュロアパネルに押し付けられた際に、補強部材の端部を車体後方へ良好に移動できる。したがって、ペダル部を車体前方へ向けて一層良好に移動することができる。
(7)上記(5)の態様において、前記補強部材は、前記コーナ部の反対側が前記閉塞部材に重ね合わされ、前記閉塞部材とともに前記ダッシュロアパネルに固定されてもよい。
よって、コーナ部の反対側をダッシュロアパネルに強固に固定できる。これにより、パワーユニットが車体後方へ移動してダッシュロアパネルに押し付けられた際に、補強部材をコーナ部を中心にして車体後方へ倒れるように良好に変形させることができる。
(8)上記(2)の態様において、前記ダッシュクロスメンバは、下方へ延びて、前記ダッシュロアパネルに設けられる延長部を有し、前記下固定部は、前記延長部に取り付けられてもよい。
このように、ダッシュクロスメンバから延長部を下方へ延ばし、延長部をダッシュロアパネルに設けた。さらに、この延長部に下固定部を取り付けた。ダッシュクロスメンバはダッシュロアパネルに比べて強度が高い。
よって、パワーユニットが車体後方へ移動してダッシュロアパネルに押し付けられた際に、補強部材やダッシュクロスメンバとともに上固定部を下固定部に対して車体後方へ移動できる。これにより、ペダル部を車体前方へ向けて良好に移動することができる。
よって、パワーユニットが車体後方へ移動してダッシュロアパネルに押し付けられた際に、補強部材やダッシュクロスメンバとともに上固定部を下固定部に対して車体後方へ移動できる。これにより、ペダル部を車体前方へ向けて良好に移動することができる。
(9)上記(4)の態様において、前記ペダルアッセンブリのペダル部を受けるストッパをさらに備え、前記ストッパは、前記下ダッシュクロスメンバを上下に跨いで前記ダッシュロアパネルに取り付けられてもよい。
このように、下ダッシュクロスメンバを上下に跨いでストッパをダッシュロアパネルに取り付けた。よって、ストッパを下ダッシュクロスメンバから離すことができる。これにより、パワーユニットがダッシュロアパネルに押し付けられて、下ダッシュクロスメンバが車体後方へ向けて移動した際に、ストッパが乗員の足(すなわち、ペダル部)に近づくように後退することを抑えることができる。
したがって、ペダル部を車体前方へ向けて良好に移動することができる。
したがって、ペダル部を車体前方へ向けて良好に移動することができる。
本発明に係る態様によれば、補強部材のコーナ部を縦角部および横角部に設けた。また、補強部材の端部をペダルアッセンブリの取付ブラケットに重ねるように取り付けた。よって、エンジンルームのパワーユニットがダッシュロアパネルに押し付けられた際に、コーナ部を中心にして補強部材の端部を車体後方へ向けて移動できる。これにより、ペダル部を乗員の足から離すことができ、乗員の足がペダル部に干渉することを回避できる。
さらに、補強部材の端部を取付ブラケットに重ね、補強部材にコーナ部を設けるという簡単な構成で、乗員の足がペダル部に干渉することを回避できる。
さらに、補強部材の端部を取付ブラケットに重ね、補強部材にコーナ部を設けるという簡単な構成で、乗員の足がペダル部に干渉することを回避できる。
次に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を示す。
図1に示すように、車体前部構造10は、ダッシュロアパネル12と、フロアトンネル13と、上ダッシュクロスメンバ14と、下ダッシュクロスメンバ15と、ペダルアッセンブリ16と、補強部材18(図4も参照)と、ストッパ21と、閉塞部材22とを備える。
ダッシュロアパネル12は、左フロントピラーと右フロントピラーとの間に配置されて、車幅方向へ延びている。ダッシュロアパネル12により、車室24がエンジンルーム25から仕切られている。ダッシュロアパネル12は、略鉛直に立ち上がる縦壁27と、縦壁27の下端部27aに連結される傾斜壁28とを有する。傾斜壁28は、縦壁27の下端部27aから車室24へ向けて下り勾配に延びている(図3も参照)。
このダッシュロアパネル12は、車室24側に膨出するビード29を有する。ビード29は、上ダッシュクロスメンバ14から下ダッシュクロスメンバ15まで下方に向けて延びている。具体的には、ビード29の上端部29aが上ダッシュクロスメンバ14に連結されている。また、ビード29の下端部29bが下ダッシュクロスメンバ15の近傍まで延びている。
このビード29は、車幅方向において、フロアトンネル13とペダルアッセンブリ16との間に配置されている。ビード29は、補強部材18と対峙するように形成されている(図5も参照)。
このビード29は、車幅方向において、フロアトンネル13とペダルアッセンブリ16との間に配置されている。ビード29は、補強部材18と対峙するように形成されている(図5も参照)。
縦壁27の下部中央および傾斜壁28の中央からフロアトンネル13が車体後方へ向けて延びている。フロアトンネル13の車幅方向左側、車幅方向右側にフロアパネルが設けられている。このフロアパネルで車室24の床部が形成されている。
フロアトンネル13の前上端部13aから左メンバ31、右メンバ32が縦壁27に沿って上方へ延びている。
フロアトンネル13の前上端部13aから左メンバ31、右メンバ32が縦壁27に沿って上方へ延びている。
フロアトンネル13の前左側部13bと縦壁27の交差個所に縦角部34(図6参照)が形成されている。また、縦壁27の下端部27aと傾斜壁28の前端部28aとの交差個所に横角部35(図6参照)が形成されている。
縦角部34および横角部35については後で詳しく説明する。
縦角部34および横角部35については後で詳しく説明する。
図2、図3に示すように、上ダッシュクロスメンバ14は、縦壁27に沿って左メンバ31から左フロントピラーまで車幅方向外側に向けて延びている。上ダッシュクロスメンバ14は、後部41、上部42、下部43、上フランジ44、下フランジ45で断面ハット状に形成されている。上フランジ44、下フランジ45が縦壁27に結合されることにより、上ダッシュクロスメンバ14および縦壁27で閉断面が形成されている。
上ダッシュクロスメンバ14は、ペダルアッセンブリ16が配置される取付部位14aに延長部47を有する。具体的には、取付部位14aにおいて、下フランジ45から下方へ延長部47が延びている。延長部47は、縦壁27から車体後方に間隔をおいて後部41と略面一に配置される。さらに、延長部47の下端部47aが縦壁27に結合されている。
上ダッシュクロスメンバ14の下方(すなわち、傾斜壁28)に、下ダッシュクロスメンバ15が設けられている。下ダッシュクロスメンバ15は、フロアトンネル13から左フロントピラーまで車幅方向外側に向けて延びている。具体的には、下ダッシュクロスメンバ15は、上部51、下部52、上フランジ53、下フランジ54で断面V字状に形成されている。上フランジ53、下フランジ54が傾斜壁28に結合されることにより、下ダッシュクロスメンバ15および縦壁27で閉断面が形成されている。
上ダッシュクロスメンバ14の取付部位14aと延長部47とにペダルアッセンブリ16が取り付けられている。この状態において、ペダルアッセンブリ16がフロアトンネル13の車幅方向外側に位置する。ペダルアッセンブリ16は、アクセルペダルであり、取付ブラケット56と、ペダルアーム57と、ペダル部58とを備えている。
取付ブラケット56に、ペダルアーム57の上端部57aが支持軸61で回転自在に支持されている。取付ブラケット56は、上ダッシュクロスメンバ14に取り付けられる上固定部56aと、上ダッシュクロスメンバ14の下方に位置する下固定部56bとを有する。
上固定部56aは、上ダッシュクロスメンバ14の取付部位14aに一対のボルト63、ナット64で取り付けられている。下固定部56bは、延長部47にボルト65、ナット66で取り付けられている。すなわち、取付ブラケット56が上ダッシュクロスメンバ14、延長部47を介して縦壁27に取り付けられている。
これにより、上ダッシュクロスメンバ14の取付部位14aと延長部47とに、ペダルアッセンブリ16が取付ブラケット56を介して取り付けられている。
取付ブラケット56からペダルアーム57が車室24側の下方に延びている。ペダルアーム57の下端部57bにペダル部58が固定されている。
これにより、上ダッシュクロスメンバ14の取付部位14aと延長部47とに、ペダルアッセンブリ16が取付ブラケット56を介して取り付けられている。
取付ブラケット56からペダルアーム57が車室24側の下方に延びている。ペダルアーム57の下端部57bにペダル部58が固定されている。
図4に示すように、ダッシュロアパネル12にステアリングシャフト開口部68が形成されている。ステアリングシャフト開口部68に閉塞部材22の閉塞フランジ71が結合される。閉塞フランジ71は、ステアリングシャフト開口部68に沿って環状に形成されている。
よって、ステアリングシャフト開口部68が閉塞部材22で閉塞される。閉塞部材22は、ペダルアッセンブリ16(図1参照)の車幅方向外側に位置する。閉塞部材22の貫通穴72にステアリングシャフトが貫通される。
よって、ステアリングシャフト開口部68が閉塞部材22で閉塞される。閉塞部材22は、ペダルアッセンブリ16(図1参照)の車幅方向外側に位置する。閉塞部材22の貫通穴72にステアリングシャフトが貫通される。
エンジンルーム25側からダッシュロアパネル12に補強部材18が取り付けられている。具体的には、補強部材18は、底部74、内壁75、外壁76、内フランジ77および外フランジ78で断面ハット状に形成されている(図5も参照)。
図5に示すように、底部74は、縦壁27から車体前方へ間隔をおいて配置されている。内壁75は、底部74の車幅方向内端74aから縦壁27に向けて張り出されている。
外壁76は、底部74の車幅方向外端74bから縦壁27に向けて張り出されている。内フランジ77は、内壁75の後端75aからダッシュロアパネル12に沿って車幅方向内側に向けて張り出されている。外フランジ78は、外壁76の後端76aからダッシュロアパネル12に沿って車幅方向外側に向けて張り出されている。
内フランジ77および外フランジ78がダッシュロアパネル12に取り付けられる。よって、補強部材18およびダッシュロアパネル12で閉断面が形成される。これにより、補強部材18の強度剛性が高められている。
外壁76は、底部74の車幅方向外端74bから縦壁27に向けて張り出されている。内フランジ77は、内壁75の後端75aからダッシュロアパネル12に沿って車幅方向内側に向けて張り出されている。外フランジ78は、外壁76の後端76aからダッシュロアパネル12に沿って車幅方向外側に向けて張り出されている。
内フランジ77および外フランジ78がダッシュロアパネル12に取り付けられる。よって、補強部材18およびダッシュロアパネル12で閉断面が形成される。これにより、補強部材18の強度剛性が高められている。
図4、図6に示すように、補強部材18は、縦角部34、横角部35、閉塞部材22の閉塞フランジ71に結合される下補強部81と、下補強部81から上方へ延びる上補強部82を有する。
縦角部34は、フロアトンネル13の前左側部13bと縦壁27の交差個所に突角状に形成されて上下方向へ延びている。横角部35は、縦壁27の下端部27aと傾斜壁28の前端部28aとの交差個所に形成されて車幅方向へ延びている。
上補強部82は、下補強部81から閉塞部材22に沿って上向きに延びている。すなわち、上補強部82は、閉塞部材22に沿って湾曲に形成されている。よって、補強部材18の上端部18aの配置箇所を車幅方向において比較的自由に選択できる。
縦角部34は、フロアトンネル13の前左側部13bと縦壁27の交差個所に突角状に形成されて上下方向へ延びている。横角部35は、縦壁27の下端部27aと傾斜壁28の前端部28aとの交差個所に形成されて車幅方向へ延びている。
上補強部82は、下補強部81から閉塞部材22に沿って上向きに延びている。すなわち、上補強部82は、閉塞部材22に沿って湾曲に形成されている。よって、補強部材18の上端部18aの配置箇所を車幅方向において比較的自由に選択できる。
図7に示すように、補強部材18の上端部18aは、上ダッシュクロスメンバ14に重なり合されている。さらに、補強部材18の上端部18aは、上ダッシュクロスメンバ14を介してペダルアッセンブリ16の取付ブラケット56に重ね合されている。
よって、取付ブラケット56の取付位置P1を、補強部材18の上端部18aと同様に、車幅方向において比較的自由に選択できる。
よって、取付ブラケット56の取付位置P1を、補強部材18の上端部18aと同様に、車幅方向において比較的自由に選択できる。
取付ブラケット56の取付位置P1を車幅方向において比較的自由に選択することにより、ペダルアッセンブリ16のペダル部58が最適な位置に取り付けられる。すなわち、ペダル部58は、ストッパ21(具体的には、ストッパ部93)の内端部93aから距離L1の位置に取付位置P1(図1も参照)が配置される。
よって、ペダル部58が、ストッパ21のストッパ部93に対して最適な位置に配置される。すなわち、ペダル部58が、乗員の操作に最適な位置に配置される。
よって、ペダル部58が、ストッパ21のストッパ部93に対して最適な位置に配置される。すなわち、ペダル部58が、乗員の操作に最適な位置に配置される。
図5、図6に示すように、下補強部81は、コーナ部84と、反対側結合部85と、補強下部86とを有する。コーナ部84は、縦角部34に沿って設けられる第1コーナ部84aと、横角部35に沿って設けられる第2コーナ部84bとを有する。
よって、コーナ部84は、第1コーナ部84aおよび第2コーナ部84bでL字状に屈曲した状態に形成されている。
よって、コーナ部84は、第1コーナ部84aおよび第2コーナ部84bでL字状に屈曲した状態に形成されている。
ここで、第1コーナ部84aを形成するために、補強部材18の内フランジ77が下補強部81において、車幅方向内側に大きく張り出されている。よって、下補強部81の内フランジ77が、縦壁27から縦角部34を跨いでフロアトンネル13の前左側部13bまで張り出され、第1コーナ部84aで断面V字状に折り曲げられている。第1コーナ部84aは、縦角部34に沿って上下方向へ延びている。
この状態において、内フランジ77が縦壁27とフロアトンネル13の前左側部13bとにスポット溶接で結合されている。よって、縦壁27とフロアトンネル13とが下補強部81の内フランジ77で強固に連結されている。
この状態において、内フランジ77が縦壁27とフロアトンネル13の前左側部13bとにスポット溶接で結合されている。よって、縦壁27とフロアトンネル13とが下補強部81の内フランジ77で強固に連結されている。
また、補強下部86が、縦壁27から横角部35を跨いで傾斜壁28まで張り出され、第2コーナ部84bで断面V字状に折り曲げられている。第2コーナ部84bは、横角部35に沿って車幅方向へ延びている。
この状態において、補強下部86が、縦壁27と傾斜壁28とにスポット溶接で結合されている。よって、縦壁27と傾斜壁28とが下補強部81の補強下部86で強固に連結されている。
この状態において、補強下部86が、縦壁27と傾斜壁28とにスポット溶接で結合されている。よって、縦壁27と傾斜壁28とが下補強部81の補強下部86で強固に連結されている。
このように、縦壁27とフロアトンネル13とが内フランジ77で強固に連結され、縦壁27と傾斜壁28とが補強下部86で強固に連結されている。
これにより、縦角部34と横角部35とに下補強部81のコーナ部84が強固に連結されている。
また、図7に示すように、補強部材18の上端部18aが、上ダッシュクロスメンバ14を介してペダルアッセンブリ16の取付ブラケット56に重ね合されている。
これにより、縦角部34と横角部35とに下補強部81のコーナ部84が強固に連結されている。
また、図7に示すように、補強部材18の上端部18aが、上ダッシュクロスメンバ14を介してペダルアッセンブリ16の取付ブラケット56に重ね合されている。
図4、図8に示すように、エンジンルーム25のパワーユニット(例えば、トランスミッション)91が車体後方へ移動してダッシュロアパネル12に押し付けられる。よって、補強部材18に衝撃荷重F1がエンジンルーム25側から入力する。
この状態において、補強部材18をコーナ部84(具体的には、第2コーナ部84b)を中心にして車体後方へ向けて矢印Aの如く倒すように変形させることができる。これにより、補強部材18の上端部18aを車体後方へ向けて移動させることができる。
この状態において、補強部材18をコーナ部84(具体的には、第2コーナ部84b)を中心にして車体後方へ向けて矢印Aの如く倒すように変形させることができる。これにより、補強部材18の上端部18aを車体後方へ向けて移動させることができる。
ここで、補強部材18の上端部18aが上ダッシュクロスメンバ14を介してペダルアッセンブリ16の取付ブラケット56に重ね合されている。よって、補強部材18の上端部18aとともに取付ブラケット56を車体後方へ向けて矢印Aの如く移動させることができる。これにより、ペダルアッセンブリ16のペダル部58を車体前方へ向けて矢印Bの如く移動できる。したがって、ペダル部58を乗員の足から離すことができ、乗員の足がペダル部58に干渉することを回避できる。
このように、補強部材18にコーナ部84を設け、補強部材18の上端部18aを取付ブラケット56に重ねるという簡単な構成で、乗員の足がペダル部58に干渉することを回避できる。
このように、補強部材18にコーナ部84を設け、補強部材18の上端部18aを取付ブラケット56に重ねるという簡単な構成で、乗員の足がペダル部58に干渉することを回避できる。
図5、図6に戻って、反対側結合部85は、コーナ部84(具体的には、第1コーナ部84a)の反対側に位置する。この反対側結合部85は、閉塞フランジ71の内側部71aにエンジンルーム25側から重ね合わされている。この状態において、反対側結合部85が、閉塞フランジ71の内側部71aとともにダッシュロアパネル12(特に、縦壁27)に結合される。
よって、反対側結合部85(すなわち、第1コーナ部84aの反対側)がダッシュロアパネル12に強固に固定されている。
よって、反対側結合部85(すなわち、第1コーナ部84aの反対側)がダッシュロアパネル12に強固に固定されている。
これにより、図8に示すように、パワーユニット91から補強部材18に衝撃荷重F1が入力した際に、補強部材18の上端部18aを第2コーナ部84bを中心にして矢印Aの如く一層良好に倒すことができる。したがって、ペダル部58を乗員の足から離すことができ、乗員の足がペダル部58に干渉することを一層良好に回避できる。
また、上ダッシュクロスメンバ14の取付部位14aから延長部47が下方へ延び、延長部47の下端部47aがダッシュロアパネル12に取り付けられている。さらに、上ダッシュクロスメンバ14の取付部位14aに上固定部56aが取り付けられ、延長部47に下固定部56bが取り付けられる。ここで、補強部材18や上ダッシュクロスメンバ14はダッシュロアパネル12に比べて強度が高い。
パワーユニット91から補強部材18に衝撃荷重F1が入力した際に、補強部材18や上ダッシュクロスメンバ14とともに上固定部56aが下固定部56bに対して車体後方へ矢印Cの如く移動される。これにより、ペダル部58を車体前方へ向けて一層良好に移動させて、乗員の足がペダル部58に干渉することを一層良好に回避できる。
図3に戻って、下補強部81の下端部18bは、上端部18aより下方に位置する。下補強部81の下端部18bは、下ダッシュクロスメンバ15の上フランジ53にダッシュロアパネル12を介して重ね合されている。
ここで、下補強部81の下端部18bは、第2コーナ部84bの近傍に配置されている。また、補強部材18の上端部18aが上ダッシュクロスメンバ14に重ね合されている。
ここで、下補強部81の下端部18bは、第2コーナ部84bの近傍に配置されている。また、補強部材18の上端部18aが上ダッシュクロスメンバ14に重ね合されている。
よって、図8に示すように、パワーユニット91から補強部材18に衝撃荷重F1が入力した際に、補強部材18の上端部18aを下補強部81の下端部18bを中心にして矢印Aの如く一層良好に倒すことができる。したがって、ペダル部58を乗員の足から離すことができ、乗員の足がペダル部58に干渉することを一層良好に回避できる。
図5に戻って、補強部材18は、ダッシュロアパネル12のビード29に対峙するように配置されている。よって、ダッシュロアパネル12がビード29で補強部材18に沿って補強されている。
これにより、図8に示すように、パワーユニット91から補強部材18に衝撃荷重F1が入力した際に、補強部材18の上端部18aを車体後方へ矢印Aの如く一層良好に移動させることができる。したがって、ペダル部58を乗員の足から離すことができ、乗員の足がペダル部58に干渉することを一層良好に回避できる。
これにより、図8に示すように、パワーユニット91から補強部材18に衝撃荷重F1が入力した際に、補強部材18の上端部18aを車体後方へ矢印Aの如く一層良好に移動させることができる。したがって、ペダル部58を乗員の足から離すことができ、乗員の足がペダル部58に干渉することを一層良好に回避できる。
再度、図3に戻って、下ダッシュクロスメンバ15を跨いでストッパ21が設けられている。ストッパ21は、ストッパ部93と、上脚部94と、下脚部95と、上接合部96と、下接合部97とを有する。
ストッパ部93は、下ダッシュクロスメンバ15の下部52に対して車体後方に間隔をおいて配置されている。上脚部94は、ストッパ部93の上端から傾斜壁28まで車体前方へ向けて延びている。上脚部94は、下ダッシュクロスメンバ15の上部51、上フランジ53より上方に配置されている。
下脚部95は、ストッパ部93の下端から傾斜壁28まで車体前方へ向けて延びている。下脚部95は、下ダッシュクロスメンバ15の下フランジ54より下方に配置されている。
ストッパ部93は、下ダッシュクロスメンバ15の下部52に対して車体後方に間隔をおいて配置されている。上脚部94は、ストッパ部93の上端から傾斜壁28まで車体前方へ向けて延びている。上脚部94は、下ダッシュクロスメンバ15の上部51、上フランジ53より上方に配置されている。
下脚部95は、ストッパ部93の下端から傾斜壁28まで車体前方へ向けて延びている。下脚部95は、下ダッシュクロスメンバ15の下フランジ54より下方に配置されている。
上接合部96は、上脚部94の前端から傾斜壁28に沿って上り勾配に延びている。下接合部97は、下脚部95の前端から傾斜壁28に沿って下り勾配に延びている。上接合部96および下接合部97が傾斜壁28に結合されている。これにより、ストッパ21は、下ダッシュクロスメンバ15を上下に跨いで傾斜壁28に取り付けられている。
ペダルアッセンブリ16のペダル部58が車体前方へ向けて矢印方向に所定距離だけ踏み込まれた際に、ペダル部58がストッパ部93で受けられる。
ペダルアッセンブリ16のペダル部58が車体前方へ向けて矢印方向に所定距離だけ踏み込まれた際に、ペダル部58がストッパ部93で受けられる。
図8に示すように、パワーユニット91から下ダッシュクロスメンバ15に衝撃荷重F2が入力した際に、下ダッシュクロスメンバ15が車体後方へ向けて移動する。
ここで、ストッパ21が下ダッシュクロスメンバ15を上下に跨いで配置されることにより、下ダッシュクロスメンバ15から離して配置されている。
よって、ストッパ21が乗員の足(すなわち、ペダル部58)に近づくように後退することを抑えることができる。これにより、ペダルアッセンブリ16のペダル部58の車体前方への移動量を十分に確保できる。
ここで、ストッパ21が下ダッシュクロスメンバ15を上下に跨いで配置されることにより、下ダッシュクロスメンバ15から離して配置されている。
よって、ストッパ21が乗員の足(すなわち、ペダル部58)に近づくように後退することを抑えることができる。これにより、ペダルアッセンブリ16のペダル部58の車体前方への移動量を十分に確保できる。
すなわち、パワーユニット91から入力する衝撃荷重F1で、ペダル部58を車体前方へ向けて矢印Bの如く移動する際に、ペダル部58の矢印B方向への移動量を十分に確保できる。したがって、ペダル部58を乗員の足から離すことができ、乗員の足がペダル部58に干渉することを回避できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、ペダルアッセンブリとしてアクセルペダルを例示したが、これに限定するものではない。他の例として、ペダルアッセンブリをブレーキペダルなどのペダルとすることも可能である。
また、前記実施形態では、補強部材18の端部を上端部18aとする例について説明したが、これに限定するものではない。他の部位を補強部材18の端部とすることも可能である。
10……車体前部構造
12……ダッシュロアパネル
13……フロアトンネル
13b…フロアトンネル13の前左側部
14……上ダッシュクロスメンバ(ダッシュクロスメンバ)
15……下ダッシュクロスメンバ
16……ペダルアッセンブリ
18……補強部材
18a…上端部(一端部)
18b…下端部(他端部)
21……ストッパ
22……閉塞部材
24……車室
25……エンジンルーム
27……縦壁
28……傾斜壁
29……ビード
34……縦角部
35……横角部
47……延長部
56……取付ブラケット
56a…上固定部
56b…下固定部
58……ペダル部
68……ステアリングシャフト開口部
71……閉塞フランジ
71a…内側部
74……底部
75……内壁
76……外壁
77……内フランジ
78……外フランジ
81……下補強部
82……上補強部
84……コーナ部
84a…第1コーナ部
84b…第2コーナ部
85……反対側結合部(第1コーナ部の反対側)
12……ダッシュロアパネル
13……フロアトンネル
13b…フロアトンネル13の前左側部
14……上ダッシュクロスメンバ(ダッシュクロスメンバ)
15……下ダッシュクロスメンバ
16……ペダルアッセンブリ
18……補強部材
18a…上端部(一端部)
18b…下端部(他端部)
21……ストッパ
22……閉塞部材
24……車室
25……エンジンルーム
27……縦壁
28……傾斜壁
29……ビード
34……縦角部
35……横角部
47……延長部
56……取付ブラケット
56a…上固定部
56b…下固定部
58……ペダル部
68……ステアリングシャフト開口部
71……閉塞フランジ
71a…内側部
74……底部
75……内壁
76……外壁
77……内フランジ
78……外フランジ
81……下補強部
82……上補強部
84……コーナ部
84a…第1コーナ部
84b…第2コーナ部
85……反対側結合部(第1コーナ部の反対側)
Claims (9)
- 車室およびエンジンルームを仕切るダッシュロアパネルと、
前記ダッシュロアパネルから車体後方へ向けて延びるフロアトンネルと、
前記フロアトンネルの車幅方向外側に位置し、前記ダッシュロアパネルに取り付けられる取付ブラケットを有するペダルアッセンブリと、
前記取付ブラケットに重なる一端部を有し、前記エンジンルーム側から前記ダッシュロアパネルに取り付けられる補強部材と、を備え、
前記ダッシュロアパネルは、
前記取付ブラケットが取り付けられ、前記フロアトンネルとの交差個所に縦角部を形成する縦壁と、
前記縦壁から前記車室側へ延び、前記縦壁との交差個所に横角部を形成する傾斜壁と、を有し、
前記補強部材は、
前記縦角部および前記横角部に沿って設けられ、L字状に屈曲するコーナ部を有する
ことを特徴とする車体前部構造。 - 前記縦壁に設けられ、前記補強部材の前記一端部に重なるように設けられるダッシュクロスメンバをさらに備え、
前記取付ブラケットは、
前記ダッシュクロスメンバに取り付けられる上固定部と、
前記ダッシュクロスメンバの下方に位置する下固定部と、
を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。 - 前記補強部材は、
底部、内壁、外壁、内フランジおよび外フランジで断面ハット状に形成され、
前記内フランジおよび前記外フランジが前記ダッシュロアパネルに取り付けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。 - 前記ダッシュクロスメンバの下方において前記ダッシュロアパネルに設けられる下ダッシュクロスメンバをさらに備え、
前記補強部材の前記一端部が前記ダッシュクロスメンバに重ねられ、
前記補強部材のうち、前記一端部より下方の他端部が前記下ダッシュクロスメンバに重ねられる
ことを特徴とする請求項2に記載の車体前部構造。 - 前記ダッシュロアパネルのステアリングシャフト開口部に設けられる閉塞部材をさらに備え、
前記補強部材は、
前記閉塞部材に沿って湾曲に形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。 - 前記ダッシュロアパネルは、
前記補強部材に対峙するビードを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。 - 前記補強部材は、
前記コーナ部の反対側が前記閉塞部材に重ね合わされ、前記閉塞部材とともに前記ダッシュロアパネルに固定される
ことを特徴とする請求項5に記載の車体前部構造。 - 前記ダッシュクロスメンバは、
下方へ延びて、前記ダッシュロアパネルに設けられる延長部を有し、
前記下固定部は、
前記延長部に取り付けられる
ことを特徴とする請求項2に記載の車体前部構造。 - 前記ペダルアッセンブリのペダル部を受けるストッパをさらに備え、
前記ストッパは、
前記下ダッシュクロスメンバを上下に跨いで前記ダッシュロアパネルに取り付けられる
ことを特徴とする請求項4に記載の車体前部構造。
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