JP6587879B2 - 射出成形機 - Google Patents

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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1742Mounting of moulds; Mould supports
    • B29C45/1744Mould support platens

Description

本発明は、射出成形機に関する。
射出成形機は、金型装置の型閉、型締、および型開を行う型締装置を有する。金型装置は、固定金型と可動金型とで構成される。型締装置は、固定金型が取付けられる固定プラテンと、可動金型が取付けられる可動プラテンと、固定プラテンに対し可動プラテンを進退させるトグル機構と、トグル機構を作動させる駆動源とを有する(例えば特許文献1参照)。
特開2012−166423号公報
トグル機構は、クロスヘッド、および一対のリンク群などで構成される。各リンク群は、ピンなどで屈伸自在に連結される複数のリンクを含む。駆動源は、クロスヘッドを進退させることにより、一対のリンク群を屈伸させ、可動プラテンを進退させる。
トグル機構は複数のプラテンの間に配設されており、これらのプラテンはプラテン本体部と一対のリンク取付部とを有する。リンク取付部はプラテン本体部から突出しており、その先端部にはリンクが揺動自在に取付けられる。
従来、型締時に一対のリンク取付部の撓み変形が大きかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、型締時に一対のリンク取付部の撓み変形を抑制した、射出成形機の提供を主な目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様によれば、
プラテン本体部と、
前記プラテン本体部から突出しており、その先端部にトグル機構のリンクが取付けられる一対のリンク取付部と、
型開閉方向視において一対の前記リンク取付部を結ぶ直線と重なっており、型締時に一対の前記リンク取付部に作用する反対向きの力を一対の前記リンク取付部の間で伝達する伝達部と
一対の前記リンク取付部を挟んで配設され、一対の前記リンク取付部と共に枠を形成する一対の枠形成部と、を有し、
前記伝達部は、一対の前記枠形成部に架け渡される、射出成形機が提供される。

本発明の一態様によれば、型締時に一対のリンク取付部の撓み変形を抑制した、射出成形機が提供される。
一実施形態による射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。 一実施形態による射出成形機の型締時の状態を示す図である。 一実施形態による可動プラテンを後方から見た図である。 図3のIV−IV線に沿った可動プラテンの断面図である。 変形例による可動プラテンを後方から見た図である。 図5のVI−VI線に沿った可動プラテンの断面図であって、可動プラテンに対しエジェクタ装置を取付けた状態を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明するが、各図面において、同一の又は対応する構成については同一の又は対応する符号を付して説明を省略する。
図1は、一実施形態による射出成形機の型開完了時の状態を示す図である。図2は、一実施形態による射出成形機の型締時の状態を示す図である。射出成形機は、フレームFrと、型締装置10と、コントローラとを有する。以下、型閉時の可動プラテン13の移動方向(図1中右方向)を前方とし、型開時の可動プラテン13の移動方向(図1中左方向)を後方として説明する。
型締装置10は、金型装置30の型閉、型締、型開を行う。型締装置10は、固定プラテン12、可動プラテン13、サポートプラテン15、タイバー16、トグル機構20、型締モータ21および運動変換機構を有する。
固定プラテン12は、フレームFrに対し固定される。固定プラテン12における可動プラテン13との対向面に固定金型32が取付けられる。
可動プラテン13は、フレームFr上に敷設されるガイド(例えばガイドレール)17に沿って移動自在とされ、固定プラテン12に対し進退自在とされる。可動プラテン13における固定プラテン12との対向面に可動金型33が取付けられる。
固定プラテン12に対し可動プラテン13を進退させることにより、型閉、型締、型開が行われる。固定金型32と可動金型33とで金型装置30が構成される。
サポートプラテン15は、固定プラテン12と間隔をおいて連結され、フレームFr上に型開閉方向に移動自在に載置される。尚、サポートプラテン15は、フレームFr上に敷設されるガイドに沿って移動自在とされてもよい。サポートプラテン15のガイドは、可動プラテン13のガイド17と共通のものでもよい。
尚、本実施形態では、固定プラテン12がフレームFrに対し固定され、サポートプラテン15がフレームFrに対し型開閉方向に移動自在とされるが、サポートプラテン15がフレームFrに対し固定され、固定プラテン12がフレームFrに対し型開閉方向に移動自在とされてもよい。
タイバー16は、固定プラテン12とサポートプラテン15とを間隔をおいて連結する。タイバー16は、複数本用いられてよい。各タイバー16は、型開閉方向に平行とされ、型締力に応じて伸びる。少なくとも1本のタイバー16には型締力検出器18が設けられる。型締力検出器18は、歪みゲージ式であってよく、タイバー16の歪みを検出することによって型締力を検出する。
尚、型締力検出器18は、歪みゲージ式に限定されず、圧電式、容量式、油圧式、電磁式などでもよく、その取付け位置もタイバー16に限定されない。
トグル機構20は、固定プラテン12に対し可動プラテン13を移動させる。トグル機構20は、可動プラテン13とサポートプラテン15との間に配設される。トグル機構20は、クロスヘッド20a、一対のリンク群などで構成される。各リンク群は、ピンなどで屈伸自在に連結される複数のリンク20b、20cを有する。一方のリンク20bは可動プラテン13に揺動自在に取付けられ、他方のリンク20cはサポートプラテン15に揺動自在に取付けられる。クロスヘッド20aを進退させると、リンク20b、20cが屈伸し、可動プラテン13が進退する。
型締モータ21は、トグル機構20を作動させる。型締モータ21は、クロスヘッド20aを進退させることにより、リンク20b、20cを屈伸させ、可動プラテン13を進退させる。型締モータ21とクロスヘッド20aとの間には、型締モータ21の回転運動を直線運動に変換してクロスヘッド20aに伝達する運動変換機構が設けられる。運動変換機構は例えばボールねじ機構で構成される。
型締装置10の動作は、コントローラによって制御される。コントローラは、CPU(Central Processing Unit)と、メモリなどの記憶媒体とを有する。コントローラは、記憶媒体に記憶されたプログラムをCPUに実行させることにより、型閉工程、型締工程、型開工程などを制御する。
型閉工程では、型締モータ21を駆動して可動プラテン13を前進させることにより、可動金型33を固定金型32に接触させる。
型締工程では、型締モータ21をさらに駆動させることで型締力を生じさせる。型締時に可動金型33と固定金型32との間にキャビティ空間が形成され、キャビティ空間に液状の成形材料が充填される。キャビティ空間内の成形材料は、固化され、成形品となる。
型開工程では、型締モータ21を駆動して可動プラテン13を後退させることにより、可動金型33を固定金型32から離間させる。
図3は、一実施形態による可動プラテンを後方から見た図である。図4は、図3のIV−IV線に沿った可動プラテンの断面図である。図4において、矢印は、型締時にリンク取付部に作用する力を、型開閉方向に平行な成分と、上下方向に平行な成分とに分解して示す。
可動プラテン13は、可動プラテン本体部13aと、一対のリンク取付部13bと、一対の枠形成部13cとを有する。
可動プラテン本体部13aは、例えば板状に形成される。可動プラテン本体部13aにおける固定プラテン12との対向面に、可動金型33が取付けられる。可動プラテン本体部13aには、タイバー16を貫通させる貫通穴、タイバー16を避ける切欠きなどが形成される。
リンク取付部13bは可動プラテン本体部13aから可動金型33とは反対側に突出しており、その先端部にはトグル機構20のリンク20bが取付けられる。この取付けには例えばピンが用いられ、ピンに対応するピン穴がリンク取付部13bの先端部に形成される。
リンク取付部13bは図4に示すように途中で曲がっていてもよく、リンク取付部13bの基端部がリンク取付部13bの先端部よりも可動プラテン本体部13aの中心線寄りとされてもよい。型締時に、可動プラテン本体部13aの中央部が集中的に押され、可動プラテン本体部13aの可動金型33からはみ出す外周部がほとんど押されないので、可動プラテン本体部13aの撓み変形が抑制できる。
尚、本実施形態のリンク取付部13bは、途中で曲がっているが、真っ直ぐ後方に突出していてもよい。
枠形成部13cは、図3に示すように一対のリンク取付部13bを挟み、一対のリンク取付部13bと共に枠を形成する。枠の内部に、不図示のエジェクタ装置などの部品が収納できる。エジェクタ装置は、可動金型33から成形品を突き出す。尚、枠形成部13cは、任意の構成であって、なくてもよい。
ところで、型締モータ21は、上述の如く、クロスヘッド20aを進退させることにより、リンク20b、20cを屈伸させ、サポートプラテン15に対し可動プラテン13を移動させる。そのため、図4において上下方向に平行な矢印で示すように、型締時に、一対のリンク取付部13bには互いに反対向きの力が作用する。例えば、型締時に、一対のリンク取付部13bには外向きの力が作用する。尚、型締時に、一対のリンク取付部13bには内向きの力が作用する場合もある。但し、型締時に、可動プラテン本体部13aの中央部が集中的に押される場合、一対のリンク取付部13bには外向きの力が作用する傾向がある。
可動プラテン13は、型締時に一対のリンク取付部13bの撓み変形を抑制するため、伝達部13dを有する。尚、本実施形態の伝達部13dは、可動プラテン13の一部として設けられるが、可動プラテン13とは別に設けられてもよい。
伝達部13dは、図3に示すように型開閉方向視において一対のリンク取付部13bを結ぶ直線Lと重なるように設けられる。直線Lの太さはリンク取付部13bの太さと同じであってよく、この直線Lの少なくとも一部に伝達部13dが重なるように設けられていればよい。また、伝達部13dの数は、図3では1つであるが、複数でもよい。
伝達部13dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する反対向きの力を一対のリンク取付部13bの間で伝達することで、これらの力を相殺させ、これらの力を押さえる。よって、一対のリンク取付部13bの撓み変形を抑制できる。その結果、成形不良を低減したり、型締効率の低下を抑制したりすることができる。
伝達部13dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する外向きの力を押さえる。例えば、伝達部13dは、型締時に上のリンク取付部13bに作用する上向きの力を押さえると共に、型締時に下のリンク取付部13bに作用する下向きの力を押さえる。
尚、伝達部13dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する内向きの力を押さえてもよい。この場合、伝達部13dは、型締時に上のリンク取付部13bに作用する下向きの力を押さえると共に、型締時に下のリンク取付部13bに作用する上向きの力を押さえる。
尚、本実施形態の伝達部13dは、外向きの力と内向きの力の両方を押さえるが、いずれか一方のみを押さえてもよい。伝達部13dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する反対向きの力を押さえるものであればよい。
伝達部13dは、図4に示すように可動プラテン本体部13aとの間に隙間を有するように設けられてよく、一対のリンク取付部13bの先端部同士を連結してもよい。一対のリンク取付部13bの撓み変形をより抑制できる。
伝達部13dは、図4に示すように一対の枠形成部13cの後端面よりも前方に配設されてもよく、一対の枠形成部13cと一対のリンク取付部13bとで構成される枠の内部に配設されてもよい。尚、伝達部13dは、一対の枠形成部13cの後端面に固定されてよく、一対の枠形成部13cと一対のリンク取付部13bとで構成される枠の外部に配設されてもよい。
伝達部13dは、例えば一対のリンク取付部13bとは別に成形され、一対のリンク取付部13bに取付けられる。伝達部13dは、一対のリンク取付部13bにボルトなどで固定される。
伝達部13dは、図4では一対のリンク取付部13bの間のみに設けられるが、一対のリンク取付部13bから外側にはみ出して設けられてもよい。
尚、本実施形態では、伝達部13dがリンク取付部13bにボルトなどで固定されるが、固定されていなくてもよい。伝達部13dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する反対向きの力を一対のリンク取付部13bの間で伝達できればよい。以下、伝達部13dの変形例について説明するが、これらの変形例は図5などに示す伝達部113dにも適用可能である。
例えば、伝達部13dがリンク取付部13bにピンなどで取付けられてもよい。ピンは、直線Lに対し垂直とされてよい。ピンとしては、リンク取付部13bに対しリンク20bを取付けるピンが用いられてもよい。部品点数が削減できる。
また、伝達部13dがリンク取付部13bに対し嵌合されてもよい。例えばリンク取付部13bおよび伝達部13dのうち、一方には鍵溝が形成され、他方には鍵溝に嵌め込まれる鍵が形成されてもよい。鍵溝などは、直線Lに対し垂直とされてよい。
また、伝達部13dは一対のリンク取付部13bに対し接触のみしていてもよい。例えば伝達部13dは、一対のリンク取付部13bを貫通する棒状部と、棒状部の両端に設けられるフランジ部とで構成されてもよい。フランジ部がリンク取付部13bと接触する。この場合、伝達部13dは、外向きの力と内向きの力のうち、外向きの力のみを押さえることになる。
また、本実施形態では、伝達部13dが一対のリンク取付部13bとは別に成形されるが、一対のリンク取付部13bと同じ材料で一体に成形されてもよい。
伝達部13dは、図3に示すように型開閉方向視において、一対の枠形成部13cの間に配設され、一対の枠形成部13cと間隔をおくように配置される。伝達部13dは、梁状に形成されるが、板状に形成されてもよい。
図5は、変形例による可動プラテンを後方から見た図である。図6は、図5のVI−VI線に沿った可動プラテンの断面図であって、可動プラテンに対しエジェクタ装置を取付けた状態を示す断面図である。図6において、矢印は、型締時にリンク取付部に作用する力を、型開閉方向に平行な成分と、上下方向に平行な成分とに分解して示す。
図5および図6に示す伝達部113dは、図3および図4に示す伝達部13dの代わりに用いられる。
伝達部113dは、図5に示すように型開閉方向視において一対のリンク取付部13bを結ぶ直線Lと重なるように設けられる。直線Lの太さはリンク取付部13bの太さと同じであってよく、この直線Lの少なくとも一部に伝達部113dが重なるように設けられていればよい。
伝達部113dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する反対向きの力を一対のリンク取付部13bの間で伝達することで、これらの力を相殺させ、これらの力を押さえる。よって、一対のリンク取付部13bの撓み変形を抑制できる。その結果、成形不良を低減したり、型締効率の低下を抑制したりできる。
伝達部113dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する外向きの力を押さえる。例えば、伝達部113dは、型締時に上のリンク取付部13bに作用する上向きの力を押さえると共に、型締時に下のリンク取付部13bに作用する下向きの力を押さえる。
尚、伝達部113dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する内向きの力を押さえてもよい。この場合、伝達部113dは、型締時に上のリンク取付部13bに作用する下向きの力を押さえると共に、型締時に下のリンク取付部13bに作用する上向きの力を押さえる。
尚、本実施形態の伝達部113dは、内向きの力と、外向きの力の両方を押さえるが、いずれか一方のみを押さえてもよい。伝達部113dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する反対向きの力を押さえるものであればよい。
伝達部113dは、図6に示すように可動プラテン本体部13aとの間に隙間を有するように設けられてよく、一対のリンク取付部13bの先端部同士を連結してもよい。一対のリンク取付部13bの撓み変形をより抑制できる。
伝達部113dは、リンク取付部13bにボルトなどで固定されるが、固定されていなくてもよい。伝達部113dは、型締時に一対のリンク取付部13bに作用する反対向きの力を一対のリンク取付部13bの間で伝達できればよい。
伝達部113dは、図5に示すように板状に形成され、一対の枠形成部13cに架け渡されてもよい。伝達部113dは、一対の枠形成部13cに対しボルトなどで固定されてもよい。
伝達部113dは、図5に示すように一対の枠形成部13cの後端面に固定されてよく、一対の枠形成部13cと一対のリンク取付部13bとで構成される枠の外部に配設されてもよい。尚、伝達部113dは、一対の枠形成部13cの後端面よりも前方に配設されてもよく、一対の枠形成部13cと一対のリンク取付部13bとで構成される枠の内部に配設されてもよい。
伝達部113dには、エジェクタ装置50の部品が取付けられる。エジェクタ装置50の部品を可動プラテン13に取付ける専用部品が不要になるため、部品点数が削減できる。
エジェクタ装置50は、可動金型33から成形品を突き出す。エジェクタ装置50は、例えばエジェクタモータ51、運動変換機構52、エジェクタロッド55を有する。
エジェクタモータ51は、伝達部113dに取付けられ、運動変換機構52に直結される。尚、エジェクタモータ51は、可動プラテン本体部13aなどに取付けられ、ベルトやプーリなどを介して運動変換機構52に連結されてもよい。
運動変換機構52は、エジェクタモータ51の回転運動をエジェクタロッド55の直線運動に変換する。運動変換機構52は、例えば第1運動変換部53と、第2運動変換部54とを有する。
第1運動変換部53は、回転運動を回転直線運動に変換する。第1運動変換部53は、例えばボールねじ機構で構成される。ボールねじ機構は、ボールねじ軸53aと、ボールねじナット53bとを有する。ボールねじ軸53aはエジェクタモータ51の回転子にスプライン結合されており、ボールねじナット53bは伝達部113dに固定されている。エジェクタモータ51の回転運動がボールねじ軸53aの回転直線運動に変換される。
第2運動変換部54は、回転直線運動を直線運動に変換する。第2運動変換部54は、例えば軸受ホルダ54a、ガイド54bなどで構成される。軸受ホルダ54aは、ボールねじ軸53aの先端部を回転自在に支持する軸受を保持する。ガイド54bは、伝達部113dに固定され、軸受ホルダ54aを前後方向に案内すると共に、軸受ホルダ54aの回転を制限する。ボールねじ軸53aの回転直線運動が軸受ホルダ54aの直線運動に変換される。
尚、本実施形態の運動変換機構52は第1運動変換部53と第2運動変換部54とを有するが、本発明はこれに限定されない。運動変換機構52は、エジェクタモータ51の回転運動をエジェクタロッド55の直線運動に変換するものであればよい。
エジェクタロッド55は、軸受ホルダ54aに取付けられ、軸受ホルダ54aと共に進退する。エジェクタロッド55は可動プラテン13の貫通穴に挿入されており、エジェクタロッド55が前進すると、可動金型33から成形品が突き出される。成形品の突出し後、エジェクタロッド55は元の位置まで後退させられる。
エジェクタ装置50の動作は、コントローラによって制御される。
以上、射出成形機の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態などに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、改良が可能である。
例えば、サポートプラテン15は、図1および図2に示すように、サポートプラテン本体部15a、一対のリンク取付部15bを有する。リンク取付部15bはサポートプラテン本体部15aから突出しており、その先端部にはトグル機構20のリンク20cが揺動自在に取付けられる。そこで、一対のリンク取付部15bの撓み変形を抑制するため、型開閉方向視において一対のリンク取付部15bを結ぶ直線と重なっており型締時に一対のリンク取付部15bに作用する反対向きの力を一対のリンク取付部15bの間で伝達する不図示の伝達部が設けられてもよい。横型の型締装置の場合、可動プラテン13およびサポートプラテン15の少なくとも一方に本発明が適用されればよい。
また、上記実施形態の型締装置10は、型開閉方向が水平方向の横型であるが、型開閉
方向が鉛直方向の竪型でもよい。竪型の型締装置は、例えば固定プラテンとしての下プラ
テン、可動プラテンとしての上プラテン、サポートプラテン、トグル機構、およびタイバ
ーなどを有する。下プラテンには下金型が取付けられ、上プラテンには上金型が取付けら
れる。下金型と上金型とで金型装置が構成される。下金型は、ロータリーテーブルを介し
て下プラテンに取付けられてもよい。サポートプラテンは、下プラテンの下方に配設され
、上プラテンと共に昇降する。トグル機構は、サポートプラテンと下プラテンとの間に配
設される。タイバーは、鉛直方向に平行とされ、下プラテンを貫通し、上プラテンとサポ
ートプラテンとを連結する。この竪型の型締装置の場合、下プラテンおよびサポートプラ
テンの少なくとも一方に本発明が適用されればよい。本発明は、トグル機構が接続される
プラテンのリンク取付部に適用されればよい。

10 型締装置
12 固定プラテン
13 可動プラテン
13a 可動プラテン本体部
13b リンク取付部
13c 枠形成部
13d 伝達部
15 サポートプラテン
15a サポートプラテン本体部
15b リンク取付部
20 トグル機構
20a クロスヘッド
20b リンク
20c リンク
30 金型装置
32 固定金型
33 可動金型
50 エジェクタ装置

Claims (6)

  1. プラテン本体部と、
    前記プラテン本体部から突出しており、その先端部にトグル機構のリンクが取付けられる一対のリンク取付部と、
    型開閉方向視において一対の前記リンク取付部を結ぶ直線と重なっており、型締時に一対の前記リンク取付部に作用する反対向きの力を一対の前記リンク取付部の間で伝達する伝達部と
    一対の前記リンク取付部を挟んで配設され、一対の前記リンク取付部と共に枠を形成する一対の枠形成部と、を有し、
    前記伝達部は、一対の前記枠形成部に架け渡される、射出成形機。
  2. 前記伝達部は、型締時に一対の前記リンク取付部に作用する外向きの力を押さえる、請求項1に記載の射出成形機。
  3. 金型から成形品を突き出すエジェクタ装置を有し、
    前記伝達部に、前記エジェクタ装置の部品が取付けられる、請求項1または請求項2に記載の射出成形機。
  4. 前記伝達部は、板状に形成される、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の射出成形機。
  5. 前記伝達部は、
    一対の前記枠形成部のうちの一方の枠形成部と、一対の前記枠形成部のうちの他方の枠形成部との間に、架け渡される、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の射出成形機。
  6. 前記伝達部は、
    第1の方向において、
    前記第1の方向の一端側が、一対の前記リンク取付部のうちの一方のリンク取付部に固定され、
    前記第1の方向の他端側が、一対の前記リンク取付部のうちの他方のリンク取付部に固定され、
    前記第1の方向とは直交する第2の方向において、
    前記第2の方向の一端側が、一対の前記枠形成部のうちの一方の枠形成部に固定され、
    前記第2の方向の他端側が、一対の前記枠形成部のうちの他方の枠形成部に固定される、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の射出成形機。
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