JP6587495B2 - リモコン装置 - Google Patents
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Description
この例として、発光素子を、基板に特設したブッシュを用いて基板に平行に位置規制する構成のものがある。(例えば、特許文献1参照)。
前記発光素子が接続される基板が上方側ほど前記壁面に近接してゆくような傾斜角(例えば、後述する傾斜角θ1)を有して配置され、
前記発光素子を、主たる指向方向が、前記基板の主面(例えば、後述する主面101)に対して傾斜角(例えば、後述する傾斜角θ2)を有するように位置規制する位置規制部(例えば、後述するリブ状部15、15)が設けられているリモコン装置。
図1は、本発明のリモコン装置を設置したトイレルームを示す図である。
図1におけるリモコン装置10はトイレルーム1に配置された被制御機器としての洋風便器装置2の側方(本例では洋風便器装置2に着座した使用者の右側方)の壁面3に取付けられている。即ち、リモコン装置10は壁掛け式のリモコン装置である。
リモコン装置10は、その外殻をなすケースのうち、正面側の操作面部11に操作受付ボタンが配されている。
操作面部11の左右の各端部近傍に、赤外線によるリモコン信号を投射するための透過窓12及び13が設けられている。透過窓12及び13は、目視では、例えば、黒色の不透明な窓であるが、赤外域の波長を有するリモコン信号をよく透過させる赤外線透過材料よりなる。
本例のリモコン装置10では特に、その操作面部11が、上方側ほど鉛直に立つ壁面3に近接してゆくような傾斜を有している。即ち、操作面部11は、壁面3に対して角度θ1の傾斜角を有する。
即ち、リモコン装置10への操作に応じて、赤外発光LEDなどである発光素子から、洋風便器装置2側に設けられた受光窓21を通し上述の受光素子へ、既定のコードに変調されたリモコン信号が送られる。
尚、図示の例では、受光窓21は洋風便器装置2のロータンクカバー22の上部に1箇所設けられているが、洋風便器装置2側の適所に複数設けられてもよい。
リモコン装置10の正面側は、図示のとおり、略全面的に概略横長の長方形をなす操作面部11である。操作面部11はリモコン装置10の外殻を成すケースのうち主として正面側を構成する部分である。
既述のように、操作面部11は壁面3に対して角度θ1の傾斜角を有する。即ち、図2の正面視では、操作面部11はその上方ほど背面側(図1の壁面3側)に倒れた形態をなしている。
図示のように、操作面部11の左右の各端部近傍上方に臨む部位に、図1を参照して既述の、透過窓12及び13が設けられている。赤外線透過材料よりなる透過窓12及び13を通して投射される赤外域の波長を有するリモコン信号は、その主たる指向方向が概略鉛直な壁面3に沿う上向きに設定されていることから、図2では上側、即ち、概ね天井(不図示)に向かう方向にリモコン信号が投射される。
操作面部11に配された操作スイッチは、例えば、肛門洗浄、ビデ洗浄、温水噴出量調節、停止等々の、各所定の機能に係る操作を行うためのものである。
基板100は、図2を参照して説明したリモコン装置10のケースの正面部分を構成する操作面部11の背後に近接して、この操作面部11と略平行に設けられる。
従って、基板100も操作面部11における既述の傾斜(上方側ほど壁面3に近接してゆくような傾斜)に沿って傾斜している。即ち、基板100も操作面部11と同様に、壁面3に対して角度θ1の傾斜角を有する。
赤外発光LED112は、そのリード線112a及び112bが基板100裏面のランド部に半田付けされて基板100に取付けられる。
赤外発光LED113も、上述同様に、そのリード線113a及び113bが基板100裏面のランド部に半田付けされて基板100に取付けられる。
切欠き部102は、基板100の裏面側から赤外発光LED112の本体部が基板の表面側に傾斜角θ2を有して突出することを許容する。
同様に、基板100の右端部近傍上方には、赤外発光LED113をその主たる指向方向が基板100の主面101に対して傾斜角θ2をなすように取付けるための、概略矩形の切欠き部103が形成されている。
切欠き部103も切欠き部102におけると同様に、基板100の裏面側から赤外発光LED113の本体部が基板の表面側に傾斜角θ2を有して突出することを許容する。
上述のθ2は既述のθ1と概略等しくなるように設定されるが、これについては図4を参照して後述する。
結果的に、赤外発光LED112及び113は、壁面3に対して角度θ1傾斜した基板100に取付けられているにも関わらず、それらの主たる指向方向が概略鉛直な壁面3に沿う上向きになっている。
尚、上述における壁面3に沿う上向きとは、直上よりも若干内側の向きを含み得る意であり、本実施形態においても、直上よりも若干内側の向きに設定される。
具体的には、リモコン装置10における右側の発光素子である赤外発光LED113を位置規制する位置規制部を示している。既述の左側の発光素子である赤外発光LED112についても位置規制部自体は略同様であるため、位置規制部は代表的に赤外発光LED113について詳述する。
赤外発光LED113は、上述のようにリード線113a、113bが基板100裏面のランド部123に半田付けされ、その先端側の発光部113eを含む楕円柱状乃至円柱状の本体部113mが基板100の切欠き部103から基板100の表面側に突出した位置で位置規制される。
詳細には、赤外発光LED113の本体部113mが、操作面部11の裏面に形成されたリブ状部15、15の縁部に設定された左右のケース側位置規制部15aによって左右方向に位置規制され、且つ、基板100の半田付け部133によってリード線113a、113bが延びる方向に位置規制される。この部分の構造については、後に図6を参照して更に詳述する。
従って、赤外発光LED113は、組み付け時に位置ずれを生じ難い。また、一旦組み付けられた後に振動や衝撃を受けても、赤外発光LED113はその姿勢や位置が維持され、従って、その主たる指向方向に狂いを生じ難い。
上述のように、赤外発光LED113は、その位置と姿勢とが確実に維持される。この位置及び姿勢において、赤外発光LED113の本体部113mにおける先端側の発光部113eが、リモコン装置10のケースである操作面部11の透過窓13に臨んだ状態を維持する。
一方、基板100自体は、その主面101が概略鉛直な壁面3の方向に対し傾斜角θ1を有している。
この場合、傾斜角θ2が概略傾斜角θ1と等しく且つ壁面3の方向に対する傾きの方向が逆の関係になるように赤外発光LED113が固定される。この結果、赤外発光LED113は、その主たる指向方向が概略鉛直な壁面3に沿う上向きになる。
更に、上述の構造では、発光素子としての赤外発光LED113(その主たる指向方向)に関する傾斜角の設定が容易で、且つ、その傾斜角が、振動や衝撃を受けても強固に維持される。
上述のように、赤外発光LED113からの出射光の主たる指向方向が壁面3に沿う上向きになるため、リモコン信号はトイレルーム1の天井(不図示)で効果的に反射して、洋風便器装置2側に設けられた受光窓21を通してその内部の受光素子により良好な通信品質で受光(受信)される。
換言すれば、上述のようにシルク印刷150が施される領域は、透過窓13の裏側に対応する基板100上の領域である。
このシルク印刷150は赤外発光LED113からの出射光の良好な反射体であり、赤外発光LED113から発せられた出射光のうち直接透過窓13に向かわない光を反射させて、透過窓13から出射させ、リモコン信号として有効な光量が確保され、良好な通信品質が維持される。
図5は、図4の位置規制部に近接した基板側を発光素子との関係において示す図である。
基板100の裏面の半田付け部133、133でリード線113a、113bが固定された赤外発光LED113は、その本体部113mが基板100の切欠き部103から表面側に傾斜して突出し、その姿勢で図4を参照して既述の位置規制部で位置規制される。
本実施形態では、上述のようにシルク印刷150が施されているため、赤外発光LED113からの出射光が無駄なく透過窓13を通してトイレルーム1の天井(不図示)に投射され、洋風便器装置2側に設けられた受光窓21を通してその内部の受光素子により良好な通信品質で受光(受信)される。
更にまた、電源(電池)の残容量が低下して赤外発光LED113からの出射光の強度が弱まった場合でも、リモコン信号のレベル低下を抑えて通信品質を維持できる。
赤外発光LED113の本体部113m(図4、図5)が臨む位置に透過窓13が設けられる。既述のように、透過窓13は、目視では、例えば、黒色の不透明な窓であるが、赤外域の波長を有するリモコン信号をよく透過させる赤外線透過材料により構成される。
透過窓13の下端の左右両側方に、内向きに突出するようにして水平板状のリブ状部15、15が形成されている。これらのリブ状部15突出端側の縁部(角部)が既述のケース側位置規制部15aである。
尚、図示の例では、操作面部11の裏面側の突出部であるリブ状部15は薄板状であるが、この突出部の形状はこれに限られず、更に分厚い態様を採り得る。
赤外発光LED113の本体部113mは、より具体的には、図6の如く、ケース側位置規制部15a1及び15a2の左右二つによって確実に位置規制される。更にこれと共に、基板100の半田付け部133によってリード線113a、113bが延びる方向に位置規制される。
図示のように、赤外発光LEDの主たる指向方向は、赤外発光LED113の本体部113mの先端側の発光部113eから真っ直ぐ前方側を向いている。従って、赤外発光LED113からの出射光を天井側に有効に投射するには、赤外発光LED113の先端側の発光部113eを上向き、即ち、概略鉛直な壁面3に沿う上向きに向けることが望ましい。
また、赤外発光LEDの指向方向は、上述のような主たる指向方向の周囲に一定の広がりを持つ。このように広がりを生じている発光が、既述の反射体であるシルク印刷150によって反射されて有効な信号光として利用され得る。従って、この点でも、本実施形態ではリモコン信号による通信品質が高水準に確保される。
例えば、上記実施形態では、赤外発光LED113を挟持位置規制するについて、何れもリジッドな部材であるケース側位置規制部15a1及び15a2で位置規制したが、赤外発光LED113への当接部に多少の弾性部材を介在させて、部品の寸法誤差を吸収するようにしてもよい。
3…壁面
10…リモコン装置
15…リブ状部15
15a…ケース側位置規制部
100…基板
102、103…切欠き部
112、113…赤外発光LED
113a、113b…リード線
Claims (3)
- 概略鉛直な壁面に取付けられ、一定の指向方向を有する発光素子からの出射光によるリモコン信号を被制御機器側の受信部に送信する壁掛け式のリモコン装置であって、
前記発光素子が接続される基板が、上方側ほど前記壁面に近接してゆくような第1の傾斜角θ1を有して配置され、
前記発光素子を、主たる指向方向が、前記基板の主面に対して第2の傾斜角θ2を有することにより前記壁面の上方を向くように位置規制する位置規制部が設けられ、
前記基板は、前記発光素子本体部の先端側が、前記発光素子のリード線が接続されている前記基板の裏面側から前記基板の表面側に、前記基板の主面に対して前記第2の傾斜角θ2を有して突出することを許容する切欠部が形成され、
前記発光素子本体部との間に前記第2の傾斜角θ2をなす前記基板の主面上の領域であって前記リモコン装置の外殻をなすケースのリモコン信号投射用透過窓の裏側に対応する領域に前記発光素子からの出射光を反射する反射部材を設けているリモコン装置。 - 前記位置規制部は、前記リモコン装置の操作面側のケース内面に突設された突出部を含む請求項1に記載のリモコン装置。
- 前記基板は前記発光素子からの出射光を反射するシルク印刷が施されている請求項1又は2に記載のリモコン装置。
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