JP7026512B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP7026512B2
JP7026512B2 JP2018003000A JP2018003000A JP7026512B2 JP 7026512 B2 JP7026512 B2 JP 7026512B2 JP 2018003000 A JP2018003000 A JP 2018003000A JP 2018003000 A JP2018003000 A JP 2018003000A JP 7026512 B2 JP7026512 B2 JP 7026512B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
main body
mounting
attached
lighting fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018003000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019125419A (ja
Inventor
和幸 鶴留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Lighting Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2018003000A priority Critical patent/JP7026512B2/ja
Publication of JP2019125419A publication Critical patent/JP2019125419A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7026512B2 publication Critical patent/JP7026512B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

本発明は、常用時に点灯する光源と非常時に点灯する光源とを備えた照明器具に関する。
特許文献1には、階段の踊り場といった避難経路に設置される照明器具が開示されている。特許文献1の照明器具では、常用時に点灯する光源とは別に、非常時に点灯する非常用光源を備えている。
特開2017-050257号公報
特許文献1の照明器具では、非常用光源ユニットの取付台の側壁により、非常用光源の配光が遮られる虞があるという課題がある。
本発明は、常用時の光源および非常用光源の各々の配光が遮られることがない照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係る照明器具は、取付面部に取り付けられる器具本体と、前記器具本体を覆って前記器具本体に取り付けられた本体カバーとを備え、前記本体カバーは、長尺の第1の光源部を取り付けた長尺の正面部と、前記正面部の短手方向の一方の端部に前記正面部の長手方向に沿って形成され、前記第1の光源部の照射方向から離れる方向に傾斜しており、前記第1の光源部より小さい第2の光源部を取り付けた長尺の斜面部とを有する。
本発明に係る照明器具は、器具本体は、取付面部に取り付けられる。本体カバーは、器具本体を覆って器具本体に取り付けられる。また、本体カバーは、長尺の第1の光源部を取り付けた長尺の正面部と、正面部の短手方向の一方の端部に正面部の長手方向に沿って形成された長尺の斜面部とを有する。斜面部は、第1の光源部の照射方向から離れる方向に傾斜しており、第1の光源部より小さい第2の光源部を取り付けている。本発明に係る照明器具によれば、第1の光源部および第2の光源部の各々の配光が遮られることがない照明器具を提供することができる。
実施の形態1における照明器具1の斜視図。 実施の形態1における照明器具1の三面図。 実施の形態1における照明器具1であり、(a)が側面図、(b)が側断面図。 実施の形態1における照明器具1の詳細分解斜視図。 実施の形態1における照明器具1の分解斜視図。 実施の形態1における第1の光源部30の前面斜視図。 実施の形態1における第1の光源部30の背面斜視図。 実施の形態1における第1の光源部30の分解斜視図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、上、下、左、右、前、後、表、裏といった方向あるいは位置が示されている場合、それらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置、器具、あるいは部品の配置および向きを限定するものではない。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態における照明器具1の斜視図である。
図2は、本実施の形態における照明器具1の三面図である。
図3は、本実施の形態における照明器具1であり、(a)が側面図、(b)が側断面図である。
図4は、本実施の形態における照明器具1の詳細分解斜視図である。
図5は、本実施の形態における照明器具1の分解斜視図である。
本実施の形態に係る照明器具1は、例えば、建物の避難経路となる階段の踊り場の壁面あるいは天井面に設置される照明器具である。照明器具1が取り付けられる壁面あるいは天井面を取付面部500とする。
図1から図3に示すように、照明器具1は、器具本体10と、本体カバー20と、第1の光源部30と、第2の光源部40とを備える。
器具本体10は、取付面部500に取り付けられる。器具本体10は、壁面あるいは天井面といった取付面部500に固定される部材であり、長尺形状を成す。本体カバー20は、器具本体10を覆って器具本体10に取り付けられる。本体カバー20は、長尺形状を成し、器具本体10の前面側に固定される。本体カバー20は、器具外郭および意匠部を兼ねている。第1の光源部30は、長尺の光源ユニットであり、本体カバー20に取り付けられる。第2の光源部40は、第1の光源部30より小さい光源ユニットであり、本体カバー20に取り付けられる。
<器具本体10>
図4に示すように、器具本体10は、本体部110を備える。本体部110には、端子台130、非常用制御ユニット140、人感センサ150、センサ制御ユニット160、バッテリー170、点検スイッチ180、およびインジケータ190といった機器が配置される。これらの機器は、本体部110に配置され、照明器具1の内部に収容される。
本体部110は、長尺を成し、取付面部500に取り付けられる。本体部110は、図3の(b)および図4に示すように、短手方向視において略コの字状をしている。本体部110は、壁面である取付面部500に取り付けられる本体底面部111と、本体底面部111の上端から本体底面部111と略垂直に突設する上側面部112と、本体底面部111の下端から本体底面部111と略垂直に突設し、上側面部112より短い下側面部113とを有する。天井面を取付面部500とした場合、上側面部112が天井面に取り付けられる。本実施の形態では、照明器具1が壁面といった取付面部500に取り付けられるものとして説明する。
本体底面部111は、本体部110を取付面部500に取り付けるための取付孔111aと、商用電源から電力供給を受けるために電源線を引き込む電源孔111bが設けられている。取付孔111aの前面側には、取付孔111aを覆うカバー取付台151が設けられる。カバー取付台151の上面部には本体カバー20の底部214が当接して固定される。また、カバー取付台151の上面部には取付孔111aと連通する台取付孔122aが形成される。また、本体部110は、略コの字状でなくともよく、下側面部113を有さない略L字状でもよい。
<<器具本体10に配置される機器の説明>>
端子台130は、本体部110に配置され、常用時に第1の光源部30に電源を供給する電源線を接続する。端子台130には、電源孔111bに挿通された電源線が接続される。また、図示はないが、端子台130には、第1の光源部30の電源装置240、非常用制御ユニット140、およびセンサ制御ユニット160といった機器に給電するための給電線が接続される。
非常用制御ユニット140は、本体部110に配置され、第2の光源部40を点灯させる。非常用制御ユニット140は、本体カバー20が器具本体10に取り付けられるとともに、斜面部211の内側に配置される。
非常用制御ユニット140は、充電回路と、切替部と、非常用点灯回路とを備える。充電回路は、商用電源から供給される電力をバッテリー170に供給し、バッテリー170を充電させる。切替部は、商用電源からの給電状況に応じて、バッテリーを充電回路に接続する状態と、バッテリー170を非常用点灯回路に接続する状態とを択一的に切り替える。バッテリーを充電回路に接続する状態を非停電状態あるいは常用時という。また、バッテリー170を非常用点灯回路に接続する状態を停電状態あるいは非常時という。非常用点灯回路は、非常時にバッテリー170からの電力供給を受け第2の光源部40を点灯させる。非常用制御ユニット140は、非常時に点灯する第2の光源部40と接続される。
人感センサ150は、斜面部211の長手方向の中央部に配置されている。人感センサ150は、SHF帯のマイクロ波を送信し、かつ、物体に反射した反射波を受信し、ドップラー効果に起因した送信波と受信波(反射波)との周波数差に基づいて移動体を検出する。そして、人感センサ150は、人あるいは開閉される扉といった移動体を検出したときに検出信号をセンサ制御ユニット160に出力する。ただし、人感センサ150として、マイクロ波および反射波のような電波の代わりに超音波の送受波によって移動体を検出するものを用いてもよい。また、赤外線といった熱源を検知する焦電センサを用いてもよい。
センサ制御ユニット160は、人感センサ150から検出信号が出力されていない場合、第1の光源部30を点灯させる電源装置240を停止させて第1の光源部30を消灯させるか、あるいは、定格よりも十分に少ない電力を供給させて第1の光源部30調光点灯させる。なお、電源装置240が第1の光源部30を調光点灯する方法としては、電流値、すなわち振幅値を変化させる方法、あるいは、電流を供給する期間を変化させて単位時間当たりの供給電力を増減する方法がある。
また人感センサ150から検出信号が出力された場合、センサ制御ユニット160は、電源装置240を制御して定格出力を供給させることにより、第1の光源部30を定格点灯させる。また、センサ制御ユニット160は、人感センサ150から検出信号が出力されなくなった時点から所定の待機時間が経過したら、電源装置240を制御して第1の光源部30を消灯または調光点灯させる。ただし、待機時間内に再度検出信号が出力された場合、センサ制御ユニット160は待機時間の計時をリセットし、第1の光源部30を定格点灯させ続ける。
バッテリー170は、本体部110に配置され、電源線から供給される電源を蓄電し、非常時に第2の光源部40に電源を供給する。バッテリー170は、非常用制御ユニット140を介して供給される電力を蓄える。また、バッテリー170は、非常時には、非常用制御ユニット140に電力を供給し、第2の光源部40を点灯させる。
点検スイッチ180は、非常用制御ユニット140の切替部を強制的に非停電状態に切り替え、非常用点灯回路が正常に動作することを確認する作業、すなわち点検作業に用いられる。インジケータ190は、バッテリー170の充電状態を示す。
点検スイッチ180およびインジケータ190は、本体底面部111において斜面部211の内側に対応する位置に、取付部材189により固定される。点検スイッチ180は、斜面部211に形成されたスイッチ用開口211bから露出する。また、インジケータ190から発せられる光はインジケータ用開口211cから作業者により視認可能である。
<本体カバー20>
本体カバー20は、正面部210と、斜面部211とを有する。正面部210は、長尺を成し、長尺の第1の光源部30を取り付ける。また、斜面部211は、正面部210の短手方向の一方の端部である下端部210eに正面部210の長手方向に沿って形成され、第1の光源部30の照射方向から離れる方向に傾斜している。図3の(b)に示すように、第1の光源部30の照射方向から離れる方向とは、照明器具1の前面側から背面側に向かう取付方向である。図1に示すように、斜面部211は、長尺を成し、第1の光源部30より小さい第2の光源部40を取り付ける。照明器具1は、第2の光源部として、少なくとも2つの第2の光源部40を備える。本実施の形態では、照明器具1は、2つの第2の光源部40を備えている。2つの第2の光源部の一方の第2の光源部40は、斜面部211の長手方向の一端部に配置される。また、2つの第2の光源部の他方の第2の光源部40は、斜面部211の長手方向の他端部に配置される。
図3の(a)に示すように、本体カバー20は、短手方向視において略五角形状もしくは台形といった多角形形状を成す。また、図3の(b)および図4に示すように、本体カバー20は、正面部210を開口部分とする溝部250を備える。溝部250は、第1の光源部30を取り付ける開口である取付開口210aを形成する。取付開口210aの開口面が正面部210となる。溝部250の下方には斜面部211が形成される。
溝部250は、溝の底部分となる底部214と、上面部212と、下面部213とを有する。溝部250の底部214には、本体カバー20を器具本体10に取り付けた際に、端子台130および2つのバッテリー170といった機器を露出させる作業用開口210dが形成される。
正面部210および底部214は、器具本体10の本体底面部111に対して略平行となる。図4および図5に示すように、底部214には、本体カバー20が器具本体10に取り付けられた際に、バッテリー170といった部品を露出させる第1孔2101が長手方向の両端部に形成される。また、底部214には、端子台130といった部品を露出させる第2孔2102が長手方向の中央部に形成される。また、第1孔2101と第2孔2102との間に、本体カバーの取付孔111aおよび台取付孔122aと連通する第3孔2103が形成される。第1孔2101および第2孔2102は、本体部110に配されたバッテリー170、端子台130、あるいは電源孔111bに対して作業者が容易に作業できるような作業用開口210dである。また、第3孔2103は、本体部110に配された取付孔111aに対して作業者が容易に作業できるような作業用開口210dである。
上面部212は、底部214の上端から、底部214に対して垂直もしくは傾斜をもたせて形成される。下面部213は、底部214の下端から、正面部210に対して垂直もしくは傾斜をもたせて形成される。
斜面部211は、下面部213の先端、すなわち下端部210eから背面方向、すなわち取付方向に傾斜している。図3の(a)に示すように、斜面部211の傾斜角θは、正面部210に対して、例えば、約30°から約45°の角度を有する。斜面部211は、正面部210の長手方向に沿って長尺に形成される。図3の(a)および(b)に示すように、斜面部211は、表面が下方に向くように傾斜した平面板であり、第2の光源部40以外に表面から突出するものはない。また、斜面部211は、第2の光源部40が正面部210の延長面(傾斜角θが0°の面)より突出しないように傾斜している。したがって、第2の光源部40の配光を遮らない構成となっている。
第2の光源部40は、斜面部211の長手方向の両端部の内側に配置される。斜面部211の長手方向の両端部には、第2の光源部40の光学制御部であるレンズ410の一部を器具外郭から露出させるための開口部211aが形成される。また、斜面部211の長手方向の中央部には、人感センサ150の一部を器具外郭から露出させる開口部211fが形成される。また、斜面部211には、インジケータ190と点検スイッチ180を露出させる開口であるスイッチ用開口211bとインジケータ用開口211cが形成される。
本体カバー20は、本体カバー20の長手方向を切った断面に合わせた形状となるカバー端板220を、長手方向両端に有する。また、本体カバー20は、正面部210の取付開口210aの一部を覆う化粧板部230を、正面部210の取付開口210aの長手方向両端に有する。化粧板部230は、正面を向いており、表面は階段の階数表示のような表示面として利用できる。例えば、図2の左側の化粧板部230には「1F」と表示し、図2の右側の化粧板部230には「2F」と表示できる。
取付開口210aには、長尺の第1の光源部30が配置される。第1の光源部30は、取付開口210aの中央部分を塞ぐように配置される。図5に示すように、取付開口210aにおいて第1の光源部30が配置されない両側の端部は、化粧板部230が嵌め込まれることにより塞がれる。図4に示すように、化粧板部230は、溝部250に設けられた取付台231および取付爪232と係り合うことにより取付開口210aに嵌め込まれる。
図4および図5に示すように、2つのバッテリー170は本体底面部111の長手方向の両端部に設置され、第1孔2101から露出して溝部250の内部に配される。2つのバッテリー170の各々は、2つの第2の光源部40の各々に対応し、非常時に電力を供給する。2つのバッテリー170は、第1の光源部30が正面部210に取り付けられた際に、第1の光源部30の長手方向の両端部の各々の外側に配置されている。2つの化粧板部230は、溝部250の長手方向両端に配されている2つバッテリー170の各々を覆うように取り付けられる。このように、本体カバー20は、本体部110と端子台130と2つのバッテリー170とを覆っている。
<照明器具1の内部の構成>
器具本体10と本体カバー20とを組み合わせた場合の照明器具1の内部の構成について説明する。
図3の(b)に示すように、器具本体10に本体カバー20が取り付けられると、照明器具1の内部には、点線で囲まれた第1収容部11と、第1収容部11の下方で点線に囲まれた第2収容部12とが形成される。第1収容部11は、本体底面部111から正面部210に渡って形成される空間である。また、第2収容部12は、本体底面部111と斜面部211の間の空間である。
第1収容部11には、端子台130およびバッテリー170といった部品が配設される。また、第2収容部12には人感センサ150、センサ制御ユニット160、非常用制御ユニット140、点検スイッチ180、およびインジケータ190といった部品が配置される。第2収容部12に、人感センサ150、センサ制御ユニット160、非常用制御ユニット140、点検スイッチ180、およびインジケータ190を配置することで、第1収容部11に、電源線および給電線といった電線を配置することができる。電源線は、端子台130に外部から引き込まれ、商用電源の供給を受けるための電線である。給電線は、端子台130と、センサ制御ユニット160あるいは第1の光源部30の電源装置240と接続する電線である。なお、端子台130は電源装置240と着脱自在に接続する端子台接続部131(図示なし)を有し、センサ制御ユニット160は、電源装置240と着脱自在に接続するセンサ接続部(図示なし)を有している。
本実施の形態では、バッテリー170は、第1の光源部30から器具本体10の長手方向端部にずらした位置に配される。バッテリー170が第1の光源部30から器具本体10の長手方向端部にずらした位置へ配される場合、化粧板部230がカバー構造となっており、作業者は化粧板部230を外すことでバッテリー170を着脱操作することができる。よって、第1の光源部30を外すことなくバッテリー交換が可能となる。
照明器具1を壁面といった取付面部500に取り付けた状態であれば、第1の光源部30は取付面部500に対して略平行に、かつ、床面に対して略垂直方向に配される。また、第2の光源部40は、床面に対して約30°から約45°の角度となる斜面部211に沿った方向に配される。
そのため、第1の光源部30は、第2の光源部40により遮られることなく広範囲を照射できる。また、第2の光源部40は、階段であれば下り階段と踊り場を必要照度で照射することができる。
また、照明器具1を取付面部500に対し垂直投影して見たときに、第1の光源部30と第2の光源部40は同列とはならない箇所に配置される。さらに水平方向で3cm以上離間させることで、各々の配光範囲に影響を与えることがない。すなわち、図2のL1の長さを3cm以上とすることが好ましい。また、正面部210に取り付けられた第1の光源部30の両端部の外側において、第2の光源部40の上方となる化粧板部230には、階段の階数表示といった表示が可能となる。
溝部250の底部214には、第1の光源部30を取り付ける取付部120が設置される。取付部120は底部214にネジ止めされる。取付部120は、バネといった弾性素材で形成されており、本体カバー20の底部214に一端が固定されている。取付部120は、第1の光源部30に設けられた後述する取付金具350を固定することにより、第1の光源部30を本体カバー20に固定する。図5に示すように、取付部120は、底部214の長手方向の一端部寄りに取り付けられる。
溝部250の底部214には、第1の光源部30に設けられている爪バネ部370を引っ掛ける引っ掛け部260が配置される。
<第1の光源部30>
図6は、本実施の形態における第1の光源部30の前面斜視図である。
図7は、本実施の形態における第1の光源部30の背面斜視図である。
図8は、本実施の形態における第1の光源部30の分解斜視図である。
第1の光源部30は、長尺形状をしており、一部が取付開口210aより挿入され収容されることで、本体カバー20に取り付けられる。第1の光源部30は、取付開口210aよりやや短く形成されているが、取付開口210aと略同一の長さに形成されていてもよい。
第1の光源部30は、発光素子311が基板312に実装された発光部310と、発光部310が取り付けられるフレーム320と、発光部310と対向するようにフレーム320に取り付けられる長尺形状をしたカバー部330と、カバー部330の長手方向の両端に設けられたエンドカバー340と、引っ掛け部260に挿し込まれる爪バネ部370とを備える。また、フレーム320には、発光部310を点灯させるための電力を供給する電源装置240と、本体カバー20に固定されている取付部120と係合して第1の光源部30を本体カバー20に着脱自在に固定する取付金具350とを有している。カバー部330およびエンドカバー340は、透過性の材料で形成され、発光部310からの光を透過する。カバー部330およびエンドカバー340を透過した光は、所定の方向を照射する。所定の方向として、主にカバー部330は上下方向から正面方向へ照射し、エンドカバー340は、第1の光源部30の長手方向へ照射している。
第1の光源部30は、本体カバー20に収容された状態で、カバー部330が取付開口210aと同面状になるように収容されている。第1の光源部30は、本体カバー20に収容された状態において、発光部310が取付開口210aよりも内側になるように配置されている。
発光部310は、長尺の基板312に発光素子311が直線上に複数実装されている。なお、複数実装されている列は、1列のものを図示しているが複数列有していても良い。
フレーム320は、金属板を折り曲げで形成されており、発光部310が取り付けられる載置部321と、カバー部330を保持するカバー保持部323とを有している。なお、金属板を折り曲げて形成するだけでなく、アルミニウム材料といった金属を成型して形成しても良い。
電源装置240は、商用電源から供給される電力を発光部310が点灯できる所定の電力に変換し供給する。電源装置240は、内側に回路基板が内蔵された電源本体部241と、電源本体部241の入力側に設けられ端子台130の端子台接続部131と接続する第1入力部242と、同じく入力側に設けられセンサ制御ユニット160のセンサ接続部と接続する第2入力部243と、出力側に設けられ発光部310と接続する出力電線244を有している。第1入力部242と端子台接続部131、および、第2入力部243とセンサ接続部は、第2孔2102を介して着脱可能に接続する。
第1入力部242は商用電源からの電力が供給され、第2入力部243はセンサ制御ユニット160からの制御信号が入力される。
取付金具350は、取付部120と係合して第1の光源部30を器具本体10に固定する。取付金具350は、載置部321の発光部310の反対側に取り付けられている。取付金具350は、載置部321にネジ止めされる。本実施の形態では、取付金具350は、長手方向において電源装置240と反対側の端部に設けられている。なお、取付金具350は、長手方向において電源装置240をはさむよう2つ設けられていてもよい。また、取付部120が第1の光源部30に設けられ、取付金具350が器具本体10に設けられてもよい。第1の光源部30は、本体カバー20に着脱可能に取り付けられる。第1の光源部30の取付工程は次の通りである。工程1として、引っ掛け部260に爪バネ部370を挿し込む。その後、取付部120を弾性変形して取付金具350に引っ掛けることにより、第1の光源部30は本体カバー20に着脱可能に取り付けられる。工程1の後に、各配線を接続すると良い。
なお、第1の光源部30は、着脱可能であれば異なる方法で取り付けても良い。
<第2の光源部>
第2の光源部40は、本体カバー20の斜面部211の内側に固定される。図4に示すように、第2の光源部40は、発光素子431を配列させた発光基板430と、発光基板430を取り付ける取付板440と、取付板440へ発光熱をより伝えるための放熱シート450と、発光基板430を取付板440に保持する光源保持部材420を有する。光源保持部材420は、発光基板430を取付板440に保持するとともに配光制御部材であるレンズ410を保持する。
配光制御部材であるレンズ410は、少なくとも一部分が、本体カバー20の斜面部211に設けられた開口部211aから見えるように配置される。第2の光源部40の照射対象範囲は、例えば廊下であれば床面であり、階段であれば踊り場および階段の範囲である。
本実施の形態では、レンズ410は略円形状であるが、略楕円形状、四角といった多角形状、あるいは同形状を配列させるような複合形状でもよい。
***他の構成***
<変形例1>
本実施の形態では、点検スイッチ180およびインジケータ190は斜面部211の内側に配置されているが、正面部210の化粧板部230の内側に配置されていてもよい。すなわち、スイッチ用開口211bとインジケータ用開口211cとが化粧板部230に形成されていてもよい。また、点検スイッチ180とインジケータ190が一体となった構造でもよく、その場合はスイッチ用開口211bとインジケータ用開口211cとを同一の開口としてもよい。
<変形例2>
本実施の形態では、バッテリー170は、第1収容部11において、第1の光源部30から器具本体10の長手方向端部にずらした位置に配される。しかし、バッテリー170は、第1収容部11において、第1の光源部30と本体底面部111の間に配されてもよい。この場合は、第1の光源部30を外すことでバッテリー170を着脱することができる。第1の光源部30と本体底面部111の間に配置されていると、照明器具1が天井面のようにバッテリー170が外れやすい方向に取り付けられていても、バッテリー170の直下には第1の光源部30が配設されているために、バッテリー170の脱落を防ぐことができる。
<変形例3>
本実施の形態では、第2の光源部40として、2つの第2の光源部40を備えている。しかし、第2の光源部40は照明器具1に対して単体であってもよく、2つより多い複数であってもよい。
<変形例4>
取付部120を取り付ける取付金具350は、長手方向において電源装置240をはさむように2つ設けられていてもよい。このとき、取付金具350も取付部に対応して載置部321に2つ設けられる。
***本実施の形態の効果の説明***
本実施の形態に係る照明器具1では、器具本体10が本体カバー20と組み合わさると、取付面部500と略平行な正面部210を有する第1収容部11と、正面部210の下側から取付面部500に向かって傾斜する斜面部211を有する第2収容部12を有する。そして、第1の光源部30が正面部210から突出するように第1収容部11に配設される。また、第2の光源部40は、斜面部211に斜めに収容される。よって、本実施の形態に係る照明器具1によれば、第1の光源部30と第2の光源部40のそれぞれがお互いの光の軌道上に影響を与えずに、より有効に点灯することができる。更に、長手方向において第2の光源部40が第1の光源部30より外側にあるので、より影響を与えるのを抑制できる。
常用時の光源および非常用光源が、各々別の部品に固定され器具本体に配置されると、照明器具の構造部品数が増え、組立方法が複雑となる。しかしながら、本実施の形態に係る照明器具1では、本体カバーに第1の光源部と第2の光源部とを取り付けることができ、少ない部品数で簡単に照明器具を組み立てることができる。
通常、照明装置は、部品が収納される器具本体を光源ユニットと同じ高さ(上下方向の寸法)にしようとすると幅方向(壁からの飛び出す方向)が大きくなってしまうとともに、センサを器具本体の外部に設けなくてはいけなかった。一方で、幅方向を小さくしようとすると光源ユニットの上下方向に併設するように器具本体を設けており、上下方向に大きくなるとともに部品を上下に分けて配置しなくてならなかった。
本実施の形態に係る照明器具1では、第1収容部11には、端子台130およびバッテリー170といった部品が配設される。また、第2収容部12には、第2の光源部40、人感センサ150、センサ制御ユニット160、および非常用制御ユニット140といった部品が収容されるとともに、各部品をつなぐ内部配線を通す空間が配される。よって、本実施の形態に係る照明器具1によれば、照明器具1が大きくなるのを抑制することができる。
なお、本実施の形態では、第1の光源部30は、取付部120、引っ掛け部260、取付金具350、爪バネ部370により着脱可能に取り付けしているが、第1の光源部30を着脱可能に取り付けすることができるのであれば異なる方法で取り付けても良い。
また、照明器具1は、化粧板部230を外すことで、第1の光源部30を外さなくてもバッテリー170を交換することができる。あるいは、第1の光源部30を外すことによりバッテリー170を交換することができるタイプの照明器具1であっても、第1の光源部30はバネにより固定されていることで引っ張ることで取り外すことができるものであり、工具といった道具を用いずに着脱ができる。よって、本実施の形態に係る照明器具1によれば、容易のバッテリー170を交換することができる。
実施の形態1のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、この実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、この実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明の範囲、本発明の適用物の範囲、および本発明の用途の範囲を制限することを意図するものではない。上述した実施の形態は、必要に応じて種々の変更が可能である。
1 照明器具、10 器具本体、11 第1収容部、12 第2収容部、30 第1の光源部、40 第2の光源部、110 本体部、111 本体底面部、111a 取付孔、111b 電源孔、112 上側面部、113 下側面部、120 取付部、122a 台取付孔、130 端子台、131 端子台接続部、140 非常用制御ユニット、150 人感センサ、151 カバー取付台、160 センサ制御ユニット、170 バッテリー、180 点検スイッチ、189 取付部材、190 インジケータ、20 本体カバー、210 正面部、210a 取付開口、210e 下端部、211 斜面部、211a,211f 開口部、211b スイッチ用開口、211c インジケータ用開口、210d 作業用開口、2101 第1孔、2102 第2孔、2103 第3孔、220 カバー端板、230 化粧板部、231 取付台、232 取付爪、250 溝部、214 底部、212 上面部、213 下面部、240 電源装置、241 電源本体部、242 第1入力部、243 第2入力部、244 出力電線、260 引っ掛け部、310 発光部、311 発光素子、312 基板、320 フレーム、321 載置部、323 カバー保持部、330 カバー部、340 エンドカバー、350 取付金具、360 脱落防止部材、370 爪バネ部、410 レンズ、420 光源保持部材、430 発光基板、431 発光素子、440 取付板、450 放熱シート、500 取付面部。

Claims (7)

  1. 取付面部に取り付けられる器具本体と、
    前記器具本体を覆って前記器具本体に取り付けられた本体カバーと
    を備え、
    前記本体カバーは、
    長尺の第1の光源部を取り付けた長尺の正面部と、前記正面部の短手方向の一方の端部に前記正面部の長手方向に沿って形成され、前記第1の光源部の照射方向から離れる方向に傾斜しており、前記第1の光源部より小さい第2の光源部を取り付けた長尺の斜面部とを有し、
    前記第2の光源部は、
    前記斜面部において、前記第1の光源部の長手方向の端部より外側に配置されている照明器具。
  2. 前記第2の光源部は、少なくとも2つの第2の光源部を備え、
    前記2つの第2の光源部の一方の第2の光源部は、前記斜面部の長手方向の一端部に配置され、前記2つの第2の光源部の他方の第2の光源部は、前記斜面部の長手方向の他端部に配置された請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記斜面部は、前記正面部に対して30度以上45度以下の角度で傾いている請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記照明器具は、人感センサを備え、
    前記人感センサは、
    前記斜面部の長手方向の中央部に配置された請求項2または3に記載の照明器具。
  5. 前記器具本体は、
    取付面部に取り付けられた長尺の本体部と、
    前記本体部に配置され、常用時に前記第1の光源部に電源を供給する電源線を接続する端子台と、
    前記本体部に配置され、前記電源線から供給される電源を蓄電し、非常時に前記2つの第2の光源部に電源を供給するバッテリーと
    を備え、
    前記本体カバーは、
    前記本体部と前記端子台と前記バッテリーを覆っている請求項2から4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記本体カバーは、
    前記正面部を開口部分とする溝部を備え、
    前記溝部は、
    前記本体カバーを前記器具本体に取り付けた際に、前記端子台と前記バッテリーを露出させる作業用開口が底部に形成され、
    前記バッテリーは、
    前記第1の光源部が前記正面部に取り付けられた際に、前記第1の光源部の長手方向の両端部の各々の外側に配置されている請求項5に記載の照明器具。
  7. 前記器具本体は、
    前記本体部に配置され、前記第2の光源部を点灯させる非常用制御ユニットを備え、
    前記非常用制御ユニットは、
    前記本体カバーが前記器具本体に取り付けられると、前記斜面部の内側に配置される請求項5または6に記載の照明器具。
JP2018003000A 2018-01-11 2018-01-11 照明器具 Active JP7026512B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018003000A JP7026512B2 (ja) 2018-01-11 2018-01-11 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018003000A JP7026512B2 (ja) 2018-01-11 2018-01-11 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019125419A JP2019125419A (ja) 2019-07-25
JP7026512B2 true JP7026512B2 (ja) 2022-02-28

Family

ID=67399361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018003000A Active JP7026512B2 (ja) 2018-01-11 2018-01-11 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7026512B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7437668B2 (ja) * 2019-09-17 2024-02-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017103006A (ja) 2015-11-30 2017-06-08 三菱電機株式会社 照明装置
JP2018142473A (ja) 2017-02-28 2018-09-13 東芝ライテック株式会社 照明器具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017103006A (ja) 2015-11-30 2017-06-08 三菱電機株式会社 照明装置
JP2018142473A (ja) 2017-02-28 2018-09-13 東芝ライテック株式会社 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019125419A (ja) 2019-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6238162B2 (ja) 照明器具
KR20170073536A (ko) 설치 안정성을 고려한 다기능 엘이디 가로등기구
JP6839810B2 (ja) 非常用照明器具
US9521727B1 (en) Lighting fixture with motion sensor and battery test switch
JP6813803B2 (ja) 照明器具
JP7026512B2 (ja) 照明器具
JP6624567B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP2018147757A (ja) 非常用照明器具
JP6631919B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP7406178B2 (ja) 照明器具
JP7186015B2 (ja) 照明器具
JP7437668B2 (ja) 照明器具
JP7512358B2 (ja) 照明器具
JP6726876B2 (ja) 照明器具
JP7055048B2 (ja) 照明装置及び照明装置の組み立て方法
JP7033896B2 (ja) 照明器具
JP2020167139A (ja) 照明器具
JP7281732B2 (ja) 照明器具
JP6920654B2 (ja) 誘導灯器具
JP4793130B2 (ja) 配線ダクト
JP7357276B2 (ja) 照明器具
JP7457975B2 (ja) 照明器具
JP6528303B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP7186398B2 (ja) 照明器具
JP2024023804A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7026512

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150