JP7055048B2 - 照明装置及び照明装置の組み立て方法 - Google Patents

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Description

この発明は、照明装置及び照明装置の組み立て方法に関する。
従来、天井又は壁面に取り付けられる照明器具の一例として、常用光源ユニットと非常用光源ユニットが同一の筐体内に取り付けられた、非常灯組み込み形照明器具がある。
特許文献1に記載された照明器具は、長尺に形成され点灯装置を備えた光源ユニットと、非常用光源ユニットと、光源ユニットの一部と非常用光源ユニットとが収容される凹部を有する器具本体部とを備える照明器具が記載されている。
この照明器具は、なんらかの理由で商用電源からの電力供給が停止され光源ユニットが点灯できない非常時に、非常用電源である蓄電池を電源として非常用光源ユニットを点灯させる。
特開2017-092007号公報 特開2015-88433号公報 特開2017-45614号公報
特許文献1の照明器具では、非常用光源ユニットが光源ユニットの短手方向に並設されているため、照明器具の重心が器具本体の短手外形中心に対し、どちらか一方に偏心することが考えられる。この状態で器具本体を被取付部に取り付けると、照明器具が短手方向のどちらか一方に傾斜してしまい、配光性能又は意匠性が悪化することが考えられる。
一方、特許文献2の照明器具では、凹部の内側には、器具本体を被取付部に取り付けるためのボルト等の取付具、照明器具の外部に設けられた商用電源から電力供給をうけるために引き込まれた電線ケーブル、光源ユニットを器具本体に取り付ける取付手段等も収納されている。更に、凹部の内側には、部材同士を電気的に接続する複数の電線も収容されており、凹部の内部に収容された部材、電線が、互いに干渉することが考えられる。
また、凹部は長手方向において器具本体と同等の寸法に形成されており、凹部には光源ユニットと、非常用光源ユニットとが長手方向で並設されている。
常用時には、光源ユニットしか点灯しないので、長手方向に非常用光源ユニットを配置した場合、器具本体の長手方向の長さに対して発光面積が少なくなる。また、非常灯の器具長さを常用灯器具と同じ長さにすると、長手方向に非常用光源ユニットを配置した場合は光源ユニットを短くしなくてはならない。
本発明は、2個の光源ユニットを備えた照明装置において、一方の光源ユニットの発光面積を維持した照明装置の提供を目的とする。
本発明の一態様に係る照明装置は、
光を出射する第1光源ユニットと、
光を出射する第2光源ユニットと
を備え、
前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記第1光源ユニットから出射される光の出射方向に配置されている。
本発明の一態様に係る照明装置によれば、第2光源ユニットの少なくとも一部が、第1光源ユニットから出射される光の出射方向に配置されているので、第1光源ユニットの発光面積を維持することができる。
実施の形態1の照明装置を示す斜視図である。 実施の形態1の照明装置を示す4面図である。 実施の形態1の照明装置を示す分解斜視図である。 実施の形態1の照明装置を示す断面図である。 実施の形態1の第1光源ユニットを示す図で、第1光源ユニットの斜視図であり、(a)は点灯装置側から見た斜視図、(b)はカバー側から見た斜視図である。 実施の形態1の第1光源ユニットを示す図で、連結具、点灯装置を省略した分解斜視図である。 実施の形態1の光源ユニットに配置される連結具の斜視図である。 実施の形態1の器具本体に配置されるバネの斜視図である。 実施の形態1の第2光源ユニットの分解斜視図である。 実施の形態1の照明装置を示す図で、X2方向からみたユニットカバー部の図である。 実施の形態1の照明装置を示す図で、第2光源ユニットの器具本体への取付方法を示す斜視図である。 実施の形態1の器具本体及び第2光源ユニットの配線図である。 実施の形態2の照明装置を示す斜視図である。 実施の形態2の照明装置を示す4面図である。 実施の形態2の照明装置を示す分解斜視図であり、ユニットカバー部を可動させた状態を示す図である。 実施の形態2の照明装置を示す断面図である。 実施の形態2の第2光源ユニットの分解斜視図である。 実施の形態2の照明装置を示す図で、第2光源ユニットの器具本体への取付方法を示す斜視図である。 実施の形態3の照明装置を示す斜視図である。 実施の形態3の照明装置を示す別の斜視図である。 実施の形態4の照明装置を示す断面図である。 実施の形態4の照明装置を示す断面図である。 実施の形態4の照明装置を示す断面図である。 実施の形態5の照明装置を示す斜視図である。 実施の形態6の照明装置を示す斜視図である。 実施の形態6の照明装置を示す断面図である。 実施の形態6の照明装置を示す斜視図である。 実施の形態6の照明装置を示す断面図である。 実施の形態7の照明装置を示す斜視図である。 実施の形態8の照明装置を示す斜視図である。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1~図12を参照して実施の形態1における照明装置の構成について説明を行う。
本実施の形態では、照明装置の一例として、天井等の被取付部に取り付けられる、トラフ型の照明装置1について説明する。実施の形態1で説明する照明装置1は、図1のように長尺状である。
以下の実施の形態では、図1に示すように、照明装置1において、長手方向をX、短手方向をYと決め、長手方向X、短手方向Yのように記す。また、長手方向Xに直交し、かつ、第1光源ユニット10から器具本体100に向かう方向をZ1方向、その反対方向をZ2方向とする。また、長手方向Xにおいて、本体取付面111(本体底面部)の長手方向における略中心に位置する電源孔111aから端子台130へ向かう方向をX1、その反対方向をX2とする。以下に説明する第1光源ユニット10及び器具本体100も長尺状であり、長手方向X等は照明装置1と同様とする。
(照明装置1に関して)
図1~図4のように、照明装置1は、長尺状に形成された第1光源ユニット10と、器具本体100と、第2光源ユニット200とを備えている。
照明装置1は、第1光源ユニット10と器具本体100とにより、常用の照明具を構成している。
照明装置1は、第2光源ユニット200により、非常用の照明具を構成している。
器具本体100は、第1光源ユニット10を一方の面に取り付け、他方の面が天井等の被取付面に対向して固定される。
器具本体100は本体凹部110を有する。
本体凹部110は、被取付部に当接するように被取付部に設置され、第1光源ユニット10の一部が収容されると共に第1光源ユニット10が脱着可能に取り付けられた長尺状である。
(第1光源ユニット10に関して)
図5~図7を参照して、第1光源ユニット10を説明する。なお、図6では連結具15と点灯装置16の図示を省略している。第1光源ユニット10は、発光体11、フレーム12、カバー13、光源蓋部14、連結具15、及び、点灯装置16を備えている。
(1)発光体11は、複数の発光素子11aと複数の発光素子11aが実装されている基板11bとからなる。この実施の形態では、発光素子11aはLEDである。なお発光素子11aはLEDに限らず、有機ELあるいはレーザ等の発光素子でもよい。発光体11は発光モジュールと呼ばれる場合もあり、発光素子にLEDを用いる場合はLEDモジュールと呼ばれる場合がある。
(2)フレーム12は、発光体11が取り付けられる。
(3)カバー13は、フレーム12に発光体11を覆うように取り付けられると共に、発光体11から照射される光を拡散制御する。
(4)光源蓋部14は、カバー13の長手方向端部を覆う。
(5)連結具15が器具本体100に配置されたバネ140と連結することで、第1光源ユニット10が器具本体100に固定される。
(6)点灯装置16は、発光体11を点灯させる。
発光体11は、複数の発光素子11aと、複数の発光素子11aを実装する基板11bを有している。発光体11は、照明装置1の長手方向Xにおける全長と略同等となるような長尺状に形成されている。発光素子11aは基板11bの長手方向Xへ直線状に配置されている。
図6では発光素子11aは2列であるが、発光素子11aは3列以上でもよいし1列でもよい。
フレーム12は、発光体11が取り付けられる略矩形状をしたフレーム正面部12aと、フレーム正面部12aの長手方向Xの両側の辺を基端部として垂直状に突き出した一対のフレーム側面部12bとを有しており、フレーム12は長尺状に形成されている。また、フレーム正面部12aの発光体11が取り付けられた取付面12aaの裏側となる背面12abには、連結具15及び点灯装置16が配置されている。
カバー13は、円弧部13a、把持部13b、及び、係合部13cを有している。カバー13はポリカーボネート等の樹脂部材から形成されている。
(1)円弧部13aは、長手方向Xを法線方向とする切断面の断面において、発光体11を覆うように円弧状に形成されている。
(2)把持部13bは、円弧部13aの両端から凹み形状に起立して形成されており、作業者が第1光源ユニット10を器具本体100に着脱する際に作業者に把持される。
(3)係合部13cは、略コの字状であり、把持部13bの端部に形成されており、フレーム側面部12bに係合する。
カバー13は長尺に形成されており、円弧部13a、把持部13b、及び、係合部13cの各部が、長手方向Xに連続して形成されている。
光源蓋部14は、カバー13とフレーム12とによって形成される長手方向Xの端部の開口を塞ぐ。
図7のように、連結具15は、略L字形状をしており、フレーム背面12abにねじ又は嵌め殺し等により係止される。連結具15は、フレーム背面12abに固定される連結具固定部15aと、連結具固定部15aの側辺より略垂直に突き出しており、後述するバネ140のバネ円弧部141が挿し込まれて係合する連結具開口部15baが形成された連結部15bとを有している。
図5のように、点灯装置16は、器具本体100に配置された端子台130を介して商用電源からの電力を発光体11に供給し、発光体11を点灯させる。点灯装置16は、図示しない電源回路が内蔵され長尺形状をなす点灯装置本体16aと、端子台側接続部132と接続する第1光源ユニット側接続部16bを備えている。
図5のように、第1光源ユニット側接続部16bは、第1光源ユニット側電線16baと、第1光源ユニット側電線16baの先端に設けられ第1光源ユニット側コネクタ16bbを備えている。
(器具本体100に関して)
図4のように、器具本体100は、長尺状に形成されており長手方向Xを法線方向とする切断面の断面が凹形状をした本体凹部110と、本体凹部110の短手方向Yにおいて、本体凹部110に第2光源ユニット200の少なくとも一部が隣接している。
本体凹部110は、長尺状に形成されており、図3と図4のように、長手方向Xを法線方向とする切断面の断面が凹形状をしている。本体凹部110は、本体凹部110の長手方向Xの端面を塞ぐ一対の端板部120と、本体凹部110の凹形状の内側に配置される端子台130と、バネ140を有している。
本体凹部110は、凹形状の底面部に相当し、略矩形状をした本体取付面111と、凹形状の側壁に相当し、本体取付面111の長手方向Xに向かうそれぞれの側辺を基端部として互いに対向して立ち上がる第一の側面部112、第二の側面部113を備える。本体取付面111には、外部から電源線400を引き込むための電源孔111aと、器具本体100をボルト等の取付具により天井等の被取付部に取り付けをするための取付孔111bとが形成されている。つまり、図3のように、本体凹部110は、取付具を通すための一対の取付孔111bが、端子台130と電源孔111aとを長手方向Xで挟む位置に形成されている。第一の側面部112には、連通部112a(図9)が形成されている。このように、本体凹部110は、電源線400が引き込まれる電源孔111aが形成されていると共に、長手方向Xに沿って電源孔111aに隣接して配置され、電源線400が接続される端子台130を有する。電源孔111aは、本体凹部110の長手方向Xの略中央に配置されている。
図3のように、端板部120は、本体凹部110の長手方向Xの端面を覆う。端板部120は、ノックアウト加工により取外し可能に形成された端板蓋部121を有している。
図12のように、端子台130は、外部から引き込まれた電源線400が接続され、第1光源ユニット10及び第2光源ユニット200に電力を供給する。端子台130は、矩形箱状に形成された端子台本体131と、点灯装置16の第1光源ユニット側接続部16bに電気的に接続する端子台側接続部132とを備えている。端子台本体131は、出力端子131bを複数有している。複数設けられた出力端子131bの1つには、端子台側接続部132が接続される。他の出力端子131bには、後述する第2光源ユニット200の第2点灯装置230と接続する電源線400が接続される。端子台側接続部132は、端子台側電線132aと、端子台側電線132aの先端に設けられた端子台側コネクタ132bとを備えている。
図8のように、バネ140は、後述する第1光源ユニット10に設けられた連結具15と連結する。バネ140は、円弧形状をしたバネ円弧部141と、本体凹部の本体取付面111に当接し固定されるバネ固定部142と、バネ円弧部141の先端に設けられたバネ爪部143とを有している。バネ140は、連結具15の連結具開口部15baにバネ円弧部141が挿し込まれ、バネ円弧部141が連結具開口部15baの縁15baa(図7)を摺動することで、第1光源ユニット10の一部が本体凹部110に収容されるように第1光源ユニット10を本体凹部110の凹形状の空間に引き込む。
(第2光源ユニット200に関して)
図9~12を参照して第2光源ユニット200を説明する。
第2光源ユニット200は、ユニット外郭部210、第2光源部220、第2点灯装置230、蓄電池240、及び、点検スイッチ250を備えている。ユニット外郭部210は、略ロの字形状であり外郭をなす。第2光源部220は、ユニット外郭部210の内側に収容され、非常用光源の機能を果たす。また、図示しないが、第2光源ユニット200は、蓄電池240が正常に充電されているかどうか表示するモニタ用ランプを備えている。
ユニット外郭部210は、本体凹部110の本体取付面111と短手方向に並ぶように配置されるユニット底面部211と、蓋のない略箱形状をしたユニットカバー部212とを有している。ユニット外郭部210は不燃材により形成されており、この実施の形態では、ユニット外郭部210は金属部材で形成されている。
ユニット外郭部210のうち、ユニットカバー部212と底面配置部211aと後述する光源ユニット取付部225により、第2光源ユニットの第2点灯装置230へ端子台130より電力を伝達するための電源線400等の各部品を収納する収容部300を構成する。
図10のように、ユニット底面部211は、底面配置部211a(配置面211a-1と配置面211a-2)、底面取付部211b、側面取付部211c・211dを有する。この実施の形態では、底面配置部211aと底面取付部211bとは一体である。底面配置部211aは、ユニット底面部211のうち、図10に示す破線D、Fの範囲の部分である。また底面取付部211bは、ユニット底面部211のうち、図10に示す破線Eの範囲の部分である。後述する蓄電池カバー260は、ユニットカバー部212の蓋の役割を持つ。底面取付部211bは、ユニットカバー部212及び側面取付部211c・211d及び光源ユニット取付部225及び蓄電池カバー260からなる収容部300を本体凹部110に取り付ける役割を持つ。収容部300内には、第2光源部220と、第2点灯装置230、蓄電池240、点検スイッチ250が配置される。底面取付部211bでは、本体取付面111に対向する当接面211b-1が、本体取付面111に突き当たった状態で接しており、底面取付部211bが本体取付面111の固定されることで、第2光源ユニット200が本体凹部110に固定される。図2のように、底面取付部211bは、電源孔111aと連通する底面電源孔211baと、第二の側面部113側に形成された第一固定孔211bbと、第一の側面部112側に形成された第二固定孔211bcを有する。
なお、この実施の形態では、底面配置部211aと底面取付部211bと側面取付部211c・211dとは一体の部材であるが、底面配置部211aと底面取付部211bと側面取付部211c・211dとを別々の部材としてもよい。
図10と図12のように、ユニットカバー部212は、ユニット正面部213と、ユニット側面部214とを有している。ユニット正面部213は、レンズ開口213aが形成されている部分であり、ユニット正面部213以外がユニット側面部214である。ユニット側面部214は、第1のユニット側面部214-1、第2のユニット側面部214-2,第3のユニット側面部214-3、第4のユニット側面部214-4がある。ユニット正面部213は、ユニット底面部211の底面配置部211aと対向する。ユニット側面部214は箱形状であるユニットカバー部212の各側面であり、底面配置部211aと、ユニット正面部213との間に位置する。ユニット正面部213には、後述する第2光源部220のレンズ223が露出するように配置されたレンズ開口213aと、点検スイッチ250の操作部が露出するように配置されたスイッチ開口213bと、モニタ用ランプを外郭側から視認するためのモニタランプ開口部213cが設けられている。
図9のように、光源ユニット取付部225のうち、本体凹部110の第一の側面部112と対向する取付部側面部225-1と、本体凹部110の第二の側面部113と対向する取付部側面部225-2とは、器具隣接壁部215である。器具隣接壁部215は、端子台130から第2点灯装置230への入出力の電線500の通線のための形状に形成されている。
具体的には、図4のように、第一の側面部112と対向する取付部側面部225-1に2個の電線孔225cと電線孔225dを形成しておく。
そして、電線500を電線孔225cから取付部側面部225-1とユニット底面部211の間に引出し、取付部側面部225-1とユニットカバー部212の間に配線し、電線孔225dから収容部300に引き込むようにする。
図9のように、第2光源部220は、発光素子221が実装された基板222と、実装された発光素子221の前方に配置されるガラス製のレンズ223と、基板222とレンズ223とが設置される光源設置台224を有する。第2光源部220は、光源ユニット取付部225にシート状の熱伝導素子226を介して取り付けられる。レンズ223は、発光素子221が照射する光を広角に配光するレンズであり、例えば非常用光源部として必要な範囲へ照射する配光特性を有している。この実施の形態ではバッドウィング形の配光特性を有している。光源ユニット取付部225は、放熱効果も有する。
図9のように、第2点灯装置230は、略直方体形状をした非常用の第2点灯装置本体231と、装置側接続部232とを有している。装置側接続部232は、装置側電線232aと装置側電線232aの端部に取り付けられて蓄電池240に接続している装置側コネクタ232bとを有している。装置側コネクタ232bは後述の蓄電池側コネクタ242bと接続する。
第2点灯装置230は、商用電源等の外部電源が正常に供給されている状態では、商用電源からの電力により蓄電池240を充電する。停電等により商用電力からの電力供給が停止されると、蓄電池240からの電力により第2光源部220を点灯させる。図4のように、第2点灯装置230は、光源設置台224の内側に配置される。
図9のように、蓄電池240は、略直方体形状をした蓄電池本体241と、蓄電池側接続部242を有している。蓄電池側接続部242は、蓄電池側電線242aと、蓄電池側コネクタ242bを有している。蓄電池側コネクタ242bは第2点灯装置230の装置側コネクタ232bと接続している。蓄電池側電線242aは蓄電池側コネクタ242bに接続している。実施の形態1では、蓄電池240は、図10に示す収容部300の内側に配置される。
図9のように、蓄電池カバー260は、矩形状の板であり、長手方向Xの両端が折り曲げられている。
図9に示す点検スイッチ250は、内側にスイッチ端子(図示していない)が実装された基板が配置された点検スイッチ本体251と、スイッチ端子と接続し点検スイッチ本体251から操作可能に突設した押し部252を有している。点検スイッチ250は、光源ユニット取付部225の一部に保持され、図1のように、押し部252がユニット外郭部210のスイッチ開口213bから突き出すように配置される。点検スイッチ250は、蓄電池240が正常か否かを点検するためのスイッチである。点検スイッチ250の押し部252が押されると、設定されている時間の間、蓄電池240の電力で第2光源部220の点灯が行われる。
***組み立て方法の説明***
第1光源ユニットと第2光源ユニットとを備えた照明装置の組み立て方法について説明する。
ここでは、第2光源ユニット200を、第1光源ユニット10から出射される光の出射方向に配置する組み立て方法について説明する。
(第2光源ユニット200の取り付け機構)
図3、図4、及び、図9を参照して、第2光源ユニット200の器具本体100への取付機構に関して説明を行う。
(1)はじめに、図4のように、作業者は、電線500を連通部112aから外側に引き出しておく。さらに、図4のように、作業者は、非常用の第2光源ユニット200のユニット底面部211の底面取付部211bを、本体凹部110の本体取付面111に当接させる。このとき、作業者は、本体取付面111の電源孔111aと底面電源孔211baとが連通するようにユニット底面部211を配置する。底面取付部211bは、本体取付面111の短手方向Yにおける長さと略同等に形成されている。よって、底面取付部211bは、本体取付面111の短手方向Yの略全長において、本体取付面111と当接する。
(2)次に、作業者は、ユニット底面部211の第一固定孔211bbと、第二固定孔211bcとを、本体凹部110の第一器具側固定孔111bbと、第二器具側固定孔111bcとに連通させて、連通した状態で、その4箇所を取付部材(ネジ、リベット等)でユニット底面部211を本体取付面111に取り付ける。
(3)次に、作業者は、第1光源ユニット10を器具本体100へ取り付ける。
(4)次に、作業者は、電線500を、電線孔225cから外側に引き出し、電線孔225dから内側に差し込み、電線500を第2点灯装置230に接続する。さらに、作業者は、ユニット底面部211の側面取付部211c・211dの第3固定孔211bdと、第4固定孔211beとを、光源ユニット取付部225の第1側固定孔225aと、第2側固定孔225bとに連通させる。そして、連通した状態でその2箇所を取付部材(ねじ等)で第2光源ユニット200を本体取付面111へ取り付ける。これにより、第2光源ユニット200は本体取付面111に固定される。この実施の形態では取付部材としてねじ601を用いている(図3)。
以上のような取付工程で、第2光源ユニット200は、本体凹部110に固定される。第2光源ユニット200が本体凹部110に固定された状態では、以下の(1)~(2)の状態となっている。
(1)本体取付面111の法線方向視における第1光源ユニット10のカバー13のZ方向の投影範囲内に、第2光源ユニット200のユニットカバー部212の少なくとも一部が位置する様に、第2光源ユニット200が固定されている。
(2)本体取付面111の短手方向Yの略全長において、底面取付部211bは本体取付面111に当接している。
上記の(1)、(2)の取付構成によって、第2光源ユニット200を、安定して本体凹部110に取り付けすることができる。つまり、上記(1)では、本体取付面111の短手方向Yにおける第一の側面部112側と第二の側面部113側の両方で第2光源ユニット200を固定している。これにより、器具本体100の短手外形中心に対し、第2光源ユニット200の重心を近づけることができ、第2光源ユニット200がZ2方向(図1)へ垂れ下がることを抑制している。
上記(2)では“短手方向Yの略全長”で底面取付部211bが本体取付面111に当接することにより、第2光源ユニット200の重量を本体凹部110に分担させ伝えることができるので、本体凹部110が部分的に変形するのを抑制できる。したがって、第2光源ユニット200が、本体凹部110の部分的変形によってZ2方向(図1)へ垂れ下がることを抑制できる。
上記(1)、(2)から第2光源ユニット200の装着に伴い、照明器具1を被取付部に取り付けた際の器具取付姿勢をより安定させることができる。
加えて、ユニット底面部211にリブを設ける、あるいはヘミング加工の補強部を設けることで、ユニット底面部211の剛性をより高めて器具取付姿勢を安定させることができる。
(器具本体100の配線に関して)
器具本体100の配線に関して図12を用いて説明を行う。本体凹部110の短手方向Yの側方に隣接するように、ユニット底面部211が配置されている。端子台130は、本体凹部110の電源孔111aを略中心として、電源孔111aよりもX2方向に位置する。このとき、端子台130は出力端子131bがX2方向側、つまり長手方向Xの外向きになるよう配置されている。また、第一の側面部112には、電線500を通線する連通部112a(図9)が設けられている。
連通部112aは、第1光源ユニット10に第2光源ユニット200を搭載しない場合には、不要な貫通孔である。したがって、通常は、第一の側面部112の連通部112aは塞いでおくことが望ましい。このため、第一の側面部112の連通部112aを形成する部分にノックアウト加工を施し、打ち抜きがしやすくしておく。
第2光源ユニット200を搭載する場合、第一の側面部112の連通部112aを形成する部分をポンチ又はドライバ等の先端がとがった道具でパンチングすることにより、連通部112aを形成する。
図12に示す配線の構成は、以下の(a)~(c)のようになる。
(a)電源孔111aから引き込まれた電源線400は、端子台130のX2方向側に設けられた入力端子131aに接続されている。
(b)電線500の一端側が端子台130の出力端子131bに接続され、電線500の他端側が、図4のように、連通部112aと電線孔225cと電線孔225dとを通って第2光源ユニット200の第2点灯装置230に接続されている。なお、端子台130の出力端子131bには、端子台側接続部132が接続されている。この端子台側接続部132は、第1光源ユニット10の第1光源ユニット側接続部16bと接続し、点灯装置16に電力を供給する。
(c)電線500は収容部300内において第2光源部220の基板222及び蓄電池240及び点検スイッチ250へ電力を供給するように接続されている。
(通常時の点灯動作に関して)
次に、通常時の点灯動作に関して説明を行う。通常時(商用電源からの電力供給が行われているとき)は、端子台130を介して点灯装置16に電力を供給され第1光源ユニット10は点灯する。このとき、第2点灯装置230は電源線400を介して供給された電力を蓄電池240に供給し、蓄電池240を充電させる。
(非常時の点灯動作に関して)
次に、非常時の点灯動作に関して説明を行う。非常時は、点灯装置16への電力供給が停止され、第1光源ユニット10は消灯する。非常時とは停電等なんらかの理由で商用電源からの電力供給が停止されたときを意味する。
第2点灯装置230は電源線400からの電力供給が停止されると、蓄電池240からの電力供給に切り替え、第2光源部220に電力を供給し、第2光源部220は点灯する。
***構成の特徴***
実施の形態1の照明装置1の特徴は、以下のとおりである。
照明装置1は、器具本体100と、第1光源ユニット10と、第2光源ユニット200とを有する。
器具本体100は、造営材(天井、壁等)へ取り付けるための本体取付面111を有する。
第1光源ユニット10は、本体取付面111を覆うように器具本体100に着脱可能に取り付けられる。
第1光源ユニット10は、第1の電力供給系統(商用交流系統等→AD変換等)から供給される第1点灯電力によって点灯する。
第1光源ユニット10は、光が出射される第1出光部(透光性のカバー13の表面等)を有する。
第1光源ユニット10の具体例は、長尺状の常用光源ユニットである。
第2光源ユニット200は、第1光源ユニット10を点灯する第1の電力供給系統とは異なる電力供給系統から供給される点灯電力によって点灯する。
第2光源ユニット200は、第1点灯電力の供給が遮断された場合に第2の電力供給系統(非常用交流系統等→AD変換等、又は、蓄電池等の補助電源)から供給される第2点灯電力によって点灯する。
第2光源ユニット200は、光が出射される第2出光部(レンズ223等)を有する。
第2光源ユニット200の具体例は、非常用光源ユニットである。
第2光源ユニット200は、第2出光部の周囲を覆うカバー部材としてユニットカバー部212を有する。
第2光源ユニット200の少なくとも一部は、第1光源ユニット10から出射される光の出射方向に配置されており、第1光源ユニット10から出射される光の一部を遮る位置に配置されている。
第2光源ユニット200は、本体取付面111の法線方向視における第1出光部(透光性のカバー13の表面等)の投影範囲内に、第2光源ユニット200の第2出光部(レンズ223)の周囲を覆うカバー部材(ユニットカバー部212)の少なくとも一部が位置するように配置される。
第1光源ユニット10は、第1出光部に覆われた発光素子(LED等)を有しており、本体取付面111の法線方向(Z2方向)において、発光素子(LED)を基準として,第2光源ユニット200の少なくとも一部(ユニット底面部211等)は、第1出光部とは反対側に配置される。
第1光源ユニット10と第2光源ユニット200とは、本体取付面111の法線方向(Z2方向)において、本体取付面111から異なる距離に配置されている。
第1光源ユニット10は、光を出射する第1出光部を有し、第2光源ユニット200は、第1出光部が出射した光の一部を遮る位置に配置されている。
第2光源ユニット200は、ユニットカバー部212を有し、ユニットカバー部212の少なくとも一部が、第1光源ユニット10から出射される光の出射方向に配置されている。
第2光源ユニット200は、器具本体100の他方の面に固定された底面取付部211bを有し、第2光源ユニット200は、第1光源ユニット10の長手方向Xの一部分の全周囲を覆っている。
第1光源ユニット10は、光を出射する第1出光部(カバー13)を備え、第2光源ユニット200は、第1出光部が出射した光の一部を遮る位置に配置されている。
第1光源ユニット10は共通本体となる器具本体100に組込まれる。
第2光源ユニット200は共通本体となる器具本体100に固定される。
共通本体となる器具本体100は、長尺形状であって、その断面は略コの字状であり、第1光源ユニット10の一部分を収納できる領域を有する。逆に、共通本体となる器具本体100は、第2光源ユニット200を全く収納することなく、第2光源ユニット200を外部に固定している。
第1光源ユニット10の中央部分に、第2光源ユニット200の光源部が載置されている。
第1光源ユニット10の外郭と、第2光源ユニット200の光源部の裏面とは、間に隙間があり、物理的に後触していない。
第2光源ユニット200の発光部分が、第1光源ユニット10のX方向とY方向との中心部において、第1光源ユニット10と高さ方向に重なっている。
***実施の形態1の効果***
(1)実施の形態1の照明装置1では、器具本体100を被取付面に取り付けるための本体取付面111と、第1光源ユニット10を保持する本体凹部110と、第2光源ユニット200とを備えている。本体取付面111の法線方向視における第1光源ユニット10の第1出光部(カバー13)の投影範囲内に、第2光源ユニット200のユニットカバー部212の少なくとも一部が位置することで、器具本体100の短手外形中心に対し、第2光源ユニット200の重心を近づけることができる。その結果、第2光源ユニット200が被取付面に対して垂れ下がって傾くことを抑制できる。
(2)また、第2光源ユニット200の収容部300は本体凹部110の下に配置されていることよって、第2光源ユニット200を設けるに際して、長手方向Xに隣接して収容部300を設ける場合のように、照明装置1の長手方向の全長を長くしたり、あるいは光源ユニットの全長を短くしたりしなくてよい。また、照明装置1は、照明装置1の長手方向Xの長さと略同等の長さを有する第1光源ユニット10を用いることができるので、第2光源ユニット200を設ける場合であっても、第2光源ユニット200を設けていない場合と同様の発光面積を維持することができる。
(3)また、器具本体100は、第1光源ユニット10が取り付けられる本体凹部110と、第2光源ユニット200を別体で設けている。非常時の光源となる構成部材を、第2光源ユニット200として本体凹部110と別体で形成することにより、照明装置の組み立て性を向上できる。
(4)また、第1光源ユニット10と第2光源ユニット200とが別体であるので、ユニット外郭部210は、本体凹部110と異なる材料で形成できる。よって、第2光源ユニット200は、非常用光源として、防火性に優れた材料等、用途に応じた材料で構成することができる。また、ユニット外郭部210のみを特定用途材料で構成することで、器具本体100を全て特定用途材料で構成するよりもコストを抑制することができる。
(5)また、配線構成は上記(a)~(c)のようにすることで、電線500、各部材、電源線400のそれぞれが互い干渉するのを抑制できる。凹部に収容される電線、配線具との干渉を回避できる。
(6)また、本体取付面111の法線方向視における第1出光部(透光性のカバー13の表面等)の投影範囲内に第2出光部の周囲を覆うカバー部材(ユニットカバー部212)の少なくとも一部が位置するように配置し、器具本体の短手外形中心に対し、第2光源ユニットの重心を近づける。その結果、被取付部に取り付けた際の器具取付姿勢をより安定させることができる。
(7)また、第1光源ユニット10の器具中央部分に電源孔111aを確保しつつ、第2光源ユニット200を器具中央部に配置することができる。既存製品は非常点灯部分を第1光源ユニット10の周囲に隣接配置することで、中央部に電源線引込穴を確保しているが、本実施の形態では、中央部分に電源引込穴と非常点灯光源の両方を配置することができる。
(8)また、第1光源ユニット10と第2光源ユニット200とを、天地方向(Z方向)に重ねる2層構造とし、かつ、互いに接触しない位置関係に配置するので、第1光源ユニット10は、常用点灯用ユニットがそのまま使用可能である。
(9)本実施の形態の照明装置1は、第1光源ユニット10に対して第2光源ユニット200を重ねて配置することにより、第2光源ユニット200が第1光源ユニット10からの光を遮るというデメリットが存在する。しかし、第1光源ユニット10に対して第2光源ユニット200を重ねて配置することにより、第1光源ユニット10と第2光源ユニット200とを分離独立させることができ、第1光源ユニット10と器具本体100とに何ら設計上の変更を加える必要がないというメリットが存在する。
実施の形態2.
本実施の形態では、前述した実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分は同符号を付し、説明を省略する。
***構成の説明***
本実施の形態は、実施の形態1に示す器具本体100と第2光源ユニット200の構造と器具本体100への取り付け機構が異なるものである。
(第2光源ユニット200に関して)
図13~図18を参照して実施に形態2における第2光源ユニット200を説明する。第2光源ユニット200は、ユニット外郭部210、第2光源部220、第2点灯装置230、蓄電池240、及び、点検スイッチ250を備えている。ユニット外郭部210は、略コ字形状であり外郭をなす。第2光源部220は、ユニット外郭部210の内側に収容され、非常用光源の機能を果たす。また、図示しないが、第2光源ユニット200は、蓄電池240が正常に充電されているかどうか表示するモニタ用ランプを備えている。
ユニット外郭部210は、本体凹部110の本体取付面111と短手方向に並ぶように配置されるユニット底面部211と、蓋のない略箱形状をしたユニットカバー部212とを有している。ユニット外郭部210は不燃材により形成されており、この実施の形態では、ユニット外郭部210は金属部材で形成されている。
ユニット外郭部210のうち、ユニット底面部211とユニットカバー部212とユニット収容部253により、第2点灯装置230及び蓄電池240等の各部品を収納する収容部300を構成する。
図14のように、実施の形態2では光源ユニット取付部225がユニットカバー部212の蓋の役割を持ち、ユニット収容部253はユニットカバー部212及び光源ユニット取付部225からなる収容部300を底面配置部211aを介して本体凹部110に取り付ける役割を持つ。収容部300内には、第2光源部220が配置される。底面取付部211bでは、本体取付面111に対向する当接面211b-1が、本体取付面111に突き当たった状態で接しており、底面取付部211bが本体取付面111の固定されることで、第2光源ユニット200が本体凹部110に固定される。図14のように、底面取付部211bは、電源孔111aと連通する底面電源孔211baと、第二の側面部113側に形成された第一固定孔211bbと、第一の側面部112側に形成された第二固定孔211bcを有する。
図15のように、蓄電池240は、略直方体形状をした蓄電池本体241と、蓄電池側接続部242を有している。蓄電池側接続部242は、蓄電池側電線242aと、蓄電池側コネクタ242bを有している。蓄電池側コネクタ242bは第2点灯装置230の装置側コネクタ232bと接続している。蓄電池側電線242aは蓄電池側コネクタ242bに接続している。実施の形態2では、蓄電池240は、図15に示すように、本体凹部110の内側に配置される。
器具本体100に点灯装置16を設ける場合は、図17における長手方向Xにおいて、点灯装置16を第2光源ユニット200よりもX2方向に設置し、かつ、点灯装置16を端子台130よりX1方向に設置し、点灯装置16と蓄電池240とが干渉しないようにする。
図15と図16のように、ユニットカバー部212とユニット収容部253に可動部254を設ける。可動部254は、ユニットカバー部212をユニット収容部253に対して回転させる機構である。可動部254を設けることにより、第1光源ユニットを器具本体100に着脱する際の作業性を向上させることができる。
***組み立て方法の説明***
(第2光源ユニット200の取り付け機構)
図16~図18を参照して、実施の形態2における第2光源ユニット200の器具本体100への取付機構に関して説明を行う。
(1)はじめに、図17のように、作業者は、非常用の第2光源ユニット200のユニット底面部211の底面取付部211bを、本体凹部110の本体取付面111に当接させる。このとき、作業者は、本体取付面111の電源孔111aと底面電源孔211baとが連通するようにユニット底面部211を配置する。底面取付部211bは、本体取付面111の短手方向Yにおける長さと略同等に形成されている。よって、底面取付部211bは、本体取付面111の短手方向Yの略全長において、本体取付面111と当接する。
(2)次に、作業者は、ユニット底面部211の第一固定孔211bbと、第二固定孔211bcとを、本体凹部110の第一器具側固定孔111bbと、第二器具側固定孔111bcとに連通させる。そして、連通した状態で、ユニット底面部211の4箇所を取付部材(ネジ、リベット等)でユニット底面部211を本体取付面111に取り付ける。
(3)次に、ユニット底面部211の第3固定孔211bdと、第4固定孔211beとを、ユニット収容部253の図示しない第1固定孔と、第2側固定孔とに連通させて、連通した状態でその2箇所を取付部材(ねじ等)で取り付ける。これにより、第2光源ユニット200は本体取付面111に固定される。この実施の形態では取付部材としてねじ602を用いている(図18)。
以上のような取付工程で、第2光源ユニット200は、本体凹部110に固定される。第2光源ユニット200が本体凹部110に固定された状態では、以下の(1)~(2)の状態となっている。
(1)本体取付面111の法線方向視における第1光源ユニット10のカバー13の投影範囲内に、第2光源ユニット200のユニットカバー部212の少なくとも一部が位置する様に、第2光源ユニット200が固定されている。
(2)本体取付面111の短手方向Yの略全長において、底面取付部211bは本体取付面111に当接している。
***実施の形態2の効果の説明***
実施の形態2によれば、第2光源ユニット200を、安定して本体凹部110に取り付けすることができる。つまり、上記(1)では、第2光源ユニットの構成部品の一部(畜電池240等)を、本体凹部110の内側に配置することで第2光源ユニットの質量を分散し、且つ、第2光源部220を器具本体100の短手外形中心に対して近づけることができる。その結果、本体凹部110の外部に配置された第2光源ユニットの重心位置を、短手外形中心に対して近づけることができ、第2光源ユニット200がZ2方向(図13)へ垂れ下がることを抑制している。
上記(2)では、“短手方向Yの略全長”で底面取付部211bが本体取付面111に当接することにより、第2光源ユニット200の重量を本体凹部110に分担させ伝えることができるので、本体凹部110が部分的に変形するのを抑制できる。したがって、第2光源ユニット200が、本体凹部110の部分的変形によってZ2方向(図13)へ垂れ下がることを抑制できる。
上記(1)、(2)から第2光源ユニット200の装着に伴い、照明器具1を被取付部に取り付けた際の器具取付姿勢をより安定させることができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、前述した実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分は同符号を付し、説明を省略する。
***構成の説明***
本実施の形態では、器具本体100はトラフ型形状をした本体凹部110を説明したが、図19に示すような逆富士型形状の照明装置1Aでもよいし、図20に示すような埋込み型形状の照明装置1Bでもよい。
また、図20の埋込み型形状の場合のように、非常用の第2光源ユニット200の第2光源部220の高さ寸法H(B)を大きくし、反射部114から突き出すようにしてもよい。図20のように、照明装置1Bの第2光源部220Bは、収容部200Bから突き出しており、反射部114は、第2光源部220Bが突き抜ける領域が切除されている。
***実施の形態3の効果の説明***
実施の形態3の照明装置1によれば、逆富士型形状及び埋込み型形状の照明装置でも、第1光源ユニット10の発光面積を維持することができる。
また、第2光源部220を反射部114から突き出すようにすることにより、第2光源部220の配光特性を確保することができる。
実施の形態4.
本実施の形態では、前述した実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分は同符号を付し、説明を省略する。
***構成の説明***
図21のように、第2光源ユニット200は、第1光源ユニット10の長手方向Xの一部分の3面を覆っていてもよい。
図21では、ユニット外郭部210は、第1光源ユニット10の長手方向Xの中央部の前面と後面と片側面を覆っている。
図21では、第2光源ユニット200のユニット底面部211の断面形状がL字形状をしており、側面取付部211cは存在するが側面取付部211dは存在しない。
図22のように、第2光源ユニット200は、第1光源ユニット10の長手方向Xの一部分の3面を覆っていてもよい。
図22では、第2光源ユニット200のユニットカバー部212が、第1光源ユニット10の長手方向Xの中央部の前面を覆い、光源設置台224が、第1光源ユニット10の長手方向Xの中央部の両側面を覆っている。
図22では、ユニット底面部211は存在せず、光源設置台224が、ねじ601により第一の側面部112と第二の側面部113とに固定されている。
図22において、照明装置1は、第1光源ユニット10を取り付けた器具本体100を有し、第2光源ユニット200は、器具本体100の両側の側面部に固定されている。
図23のように、第2光源ユニット200は、第1光源ユニット10の長手方向Xの一部分の2面を覆っていてもよい。
図23では、第2光源ユニット200のユニットカバー部212が、第1光源ユニット10の長手方向Xの中央部の前面を覆い、光源設置台224の片面が、第1光源ユニット10の長手方向Xの中央部の片側面を覆っている。
図23では、ユニット底面部211は存在せず、光源設置台224が、ねじ601により第1の側面部のみに固定されている。
図23において、照明装置は、第1光源ユニット10を取り付けた器具本体100を有し、第2光源ユニット200は、器具本体100の片側の側面部に固定されている。
***実施の形態4の効果の説明***
実施の形態4の照明装置1によれば、第2光源ユニット200が第1光源ユニット10の全周を囲まないので、第2光源ユニット200が第1光源ユニット10からの光を遮る範囲が小さくなる。
実施の形態5.
本実施の形態では、前述した実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分は同符号を付し、説明を省略する。
***構成の説明***
図24の(a)のように、照明装置1’と照明装置1”を長手方向Xの方向に連結した照明装置でもよい。
照明装置1’と照明装置1”とを連結するときには、端板部120から端板蓋部121を外すことで、電源線500等を照明装置1’から隣接する照明装置1”に引き込んでもよい。
図24では、照明装置1’と照明装置1”とに、第2光源ユニット200がそれぞれ存在している。第2光源ユニット200は、照明装置1’と照明装置1”との両方に存在してもよいし、一方のみに存在してもよい。
図24の(b)のように、照明装置1’と照明装置1”とを連結し、連結部分に第2光源ユニット200を配置した照明装置でもよい。
ユニット底面部211は、片方の第3固定孔211bdと片方の第4固定孔211beとにより照明装置1’の器具本体100の本体取付面111にネジ止めされ、他方の第3固定孔211bdと他方の第4固定孔211beとにより照明装置1”の器具本体100の本体取付面111にネジ止めされる。
***実施の形態5の効果の説明***
実施の形態5の照明装置1によれば、連結された複数の照明装置の少なくともいずれか一つの照明装置に対して、選択的に、第2光源ユニット200を取り付けることができる。
また、複数の照明装置の連結部分に第2光源ユニット200を配置すれば、連結部分が第2光源ユニット200により覆われ、照明装置1’と照明装置1”とを連結したことが判別できなくなり、照明装置の意匠性が向上する。
実施の形態6.
本実施の形態では、前述した実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分は同符号を付し、説明を省略する。
***構成の説明***
図25のように、照明装置1のカバー13が、複数のカバー13dを有していてもよい。
図25では、2個のカバー13dを長手方向Xに配置し、複数のカバー13dの接続部分を隠すように、第2光源ユニット200が存在している。
2個のカバー13dの間から電線500が引き出されている。
図26は、図25に示す照明装置1の断面図である。
図26に示すように、電線500は、フレーム12のフレーム側面部12bを回り込み、2個のカバー13dの端面の間を通り、収容部300に引きこまれる。
図25に示す照明装置1は、第1出光部となるカバー13が、複数の出光域となる複数のカバー13dを有している。
第2光源ユニット200の第2出光部は、本体取付面111の法線方向視における出光域(複数のカバー13dの表面等)の少なくともいずれかの投影範囲内にカバー部材(ユニットカバー部212)の少なくとも一部が位置するように配置されている。
図27のように、照明装置1のカバー13が、長手方向Xに分離した2個のカバー13dを有していてもよい。
2個のカバー13dの間の距離は、第2光源ユニット200の長手方向Xの長さと同じである。
第2光源ユニット200は、2個のカバー13dの間に配置されており、2個のカバー13dからなるカバー13のZ方向の投影範囲に配置されている。
図27に示す照明装置1も、2個のカバー13dの間から電線500を引き出すことができる。
図28は、図27に示す照明装置1の断面図である。
図28に示すように、長手方向Xから見て、カバー13dと第2光源ユニット200とはオーバラップしている。
第2光源ユニット200の第2出光部は、本体取付面111の法線方向視における発光域(複数のカバー13dからなるカバー13等)の投影範囲内にカバー部材(ユニットカバー部212)の少なくとも一部が位置するように配置されている。
以上のように、実施の形態6の照明装置1の第1光源ユニット10は、光を出射する複数の出光域からなる第1出光部を備え、第2光源ユニット200は、複数の出光域からなる第1出光部が出射した光の一部を遮る位置に配置されている。
***実施の形態6の効果の説明***
実施の形態6の照明装置1によれば、複数のカバー電線500の配線作業が容易になる。
また、第2光源ユニット200を2個のバー13dで挟むことにより、第2光源ユニット200のカバー13dからの突出高さを低減することができ、照明装置1の意匠性が向上する。
実施の形態7.
本実施の形態では、前述した実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分は同符号を付し、説明を省略する。
***構成の説明***
図29のように、照明装置1がサブユニット700を有し、長手方向Xにおいて、第2光源ユニット200がサブユニット700と同じ位置に配置されてもよい。
サブユニット700の具体例は以下のとおりである。
1.温度センサユニット、
2.湿度センサユニット、
3.人感センサユニット、
4.調光ユニット、
5.点灯スイッチユニット、
6.点検スイッチユニット、
7.マイクユニット、
8.スピーカーユニット、
9.ブザーユニット、
10.無線通信ユニット、
11.近距離通信ユニット、
12.赤外線発信ユニット、
13.赤外線発信ユニット、
14.アンテナユニット、
15.上記ユニットを組み合わせた複合ユニット。
照明装置1の第1光源ユニット10は少なくとも1つのサブユニット700を有している。
第2光源ユニット200は、本体取付面111の法線方向視におけるサブユニット700の配置部分にカバー部材(ユニットカバー部212)の少なくとも一部が位置するように配置されている。
第2光源ユニット200の少なくとも一部は、サブユニット700の配置部分に対して、第1光源ユニット10から出射される光の出射方向に配置されている。
***実施の形態7の効果の説明***
実施の形態7の照明装置1によれば、第2光源ユニット200とサブユニット700とを重ねて配置しているので、第1光源ユニット10の発光面積を維持することができる。
実施の形態8.
本実施の形態では、前述した実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の部分は同符号を付し、説明を省略する。
***構成の説明***
図30の(a)ように、第2光源ユニット200を第1光源ユニット10の端部に配置してもよい。
器具本体100は、第2光源ユニット200を選択的に固定する複数の固定孔を有する。
すなわち、器具本体100の本体取付面111の長手方向Xの複数個所にあらかじめ第2光源ユニット200を固定する固定孔を形成しておく。
第2光源ユニット200は、第1光源ユニット10と独立しているので、複数の固定孔から所望の固定孔を選択することにより、第2光源ユニット200を第1光源ユニット10の長手方向Xの任意の位置に配置することができる。
図30の(b)ように、第2光源ユニット200を第1光源ユニット10の端部に配置してもよい。
器具本体100のの第一の側面部112と第二の側面部113との長手方向Xの両端にあらかじめ第2光源ユニット200を固定する固定孔を形成しておく。
第2光源ユニット200は、第1光源ユニット10と独立しているので、第2光源ユニット200を第1光源ユニット10の長手方向Xの両端のいずれの位置にでも配置することができる。
図示しないが、1個の第1光源ユニット10に、複数の第2光源ユニット200が配置されてもよい。
***実施の形態8の効果の説明***
実施の形態8の照明装置1によれば、第2光源ユニット200を照明装置1の任意の位置に選択的に固定することができる。
***補足説明***
前述した実施の形態では、第1光源ユニット10が連結具15と点灯装置16とを有し、器具本体100がバネ140を有している形状について説明を行った。しかし、第1光源ユニット10がバネ140を有し、器具本体100が連結具15と点灯装置16とを有する構成でもよい。
前述した実施の形態では、電源孔111aが本体凹部110の長手方向Xにおける略中央に設けられる形状に関して説明を行ったが、電源孔111aが形成される位置は長手方向Xにおける略中央でなくてよい。
前述した実施の形態では、器具本体100が本体凹部110の下方向に第2光源ユニット200の収容部300が配置される形状に関して説明を行った。
収容部300には、第2光源ユニット200を構成する第2光源部220、第2点灯装置230、蓄電池240、点検スイッチ250等を収容しているが、これら全部ではなくて、非常用の第2光源ユニット200を構成する第2光源部220等の少なくともいずれかが収容されてもよい。
また、収容部300には、非常用光源ユニットの構成部品ではない何らかの部品を収容してもよい。何らかの部品として、センサ、プルスイッチ等の機能部品、あるいは電装品を収納してもよい。
前述した本実施の形態では、ユニット底面部211が底面配置部211aと底面取付部211bを有している形状を説明したが、底面配置部211aと底面取付部211bを別々に設けてもよい。
前述した本実施の形態において、ユニット外郭部210を光透過性を有する材料で構成すれば、常用点灯時に第2光源ユニット200で遮られる光のロスを低減することができる。特に、ユニットカバー部212を、ガラス又は透明樹脂等の光透過性を有する材料で構成することが望ましい。
また、ユニット外郭部210を箱状ではなくパイプフレームで構成すれば、常用点灯時に第2光源ユニット200で遮られる光のロスを低減することができる。特に、ユニットカバー部212を、金属、ガラス又は透明樹脂等のパイプフレームで構成することが望ましい。
1,1’,1”,1A,1B 照明装置、10 第1光源ユニット、11 発光体、11a 発光素子、11b 基板、12 フレーム、12a フレーム正面部、12aa 取付面、12ab 背面、12b フレーム側面部、13,13d カバー、13a 円弧部、13b 把持部、13c 係合部、14 光源蓋部、15 連結具、15a 連結具固定部、15b 連結部、15ba 連結具開口部、15baa 縁、16 点灯装置、16a 点灯装置本体、16b 第1光源ユニット側接続部、16ba 第1光源ユニット側電線、16bb 第1光源ユニット側コネクタ、100 器具本体、110 本体凹部、111 本体取付面、111a 電源孔、111b 取付孔、111bb 第一器具側固定孔、111bc 第二器具側固定孔、112 第一の側面部、112a 連通部、113 第二の側面部、114 反射部、120 端板部、121 端板蓋部、130 端子台、131 端子台本体、131a 入力端子、131b 出力端子、132 端子台側接続部、132a 端子台側電線、132b 端子台側コネクタ、140 バネ、141 バネ円弧部、142 バネ固定部、143 バネ爪部、200 第2光源ユニット、210 ユニット外郭部、211 ユニット底面部、211a 底面配置部、211a-1,211a-2 配置面、211b 底面取付部、211b-1 当接面、211ba 底面電源孔、211bb 第一固定孔、211bc 第二固定孔、211bd 第3固定孔、211be 第4固定孔、211c,211d 側面取付部、212 ユニットカバー部、213 ユニット正面部、213a レンズ開口、213b スイッチ開口、213c モニタランプ開口部、214,214-1,214-2,214-3,214-4 ユニット側面部、215 器具隣接壁部、220,220B 第2光源部、221 発光素子、222 基板、223 レンズ、224 光源設置台、225 光源ユニット取付部、225a 第1側固定孔、225b 第2側固定孔、225c,225d 電線孔、225-1,225-2 取付部側面部、226 熱伝導素子、230 第2点灯装置、231 第2点灯装置本体、232 装置側接続部、232a 装置側電線、232b 装置側コネクタ、240 蓄電池、241 蓄電池本体、242 蓄電池側接続部、242a 蓄電池側電線、242b 蓄電池側コネクタ、250 点検スイッチ、251 点検スイッチ本体、252 押し部、253 ユニット収容部、254 可動部、260 蓄電池カバー、300 収容部、400 電源線、500 電線、601,602 ねじ、700 サブユニット、X 長手方向、Y 短手方向。

Claims (14)

  1. 長手方向と短手方向とを有し、カバーから光を出射する第1光源ユニットと、
    光を出射する第2光源ユニットと
    を備え、
    前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記第1光源ユニットから出射される光の短手方向の中心部の出射方向と重なって配置されているとともに、前記第1光源ユニットの前記カバーの外側に配置されている照明装置。
  2. 前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記第1光源ユニットから出射される光の一部を遮る位置に配置されている請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第1光源ユニットは、光を出射する第1出光部を備え、
    前記第2光源ユニットは、前記第1出光部が出射した光の一部を遮る位置に配置されている請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記第2光源ユニットは、ユニットカバー部を備え、
    前記ユニットカバー部の少なくとも一部が、前記第1光源ユニットから出射される光の出射方向に配置されている請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第2光源ユニットは、前記第1光源ユニットの全周囲を覆っている請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. カバーから光を出射する第1光源ユニットと、
    光を出射する第2光源ユニットと
    を備え、
    前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記第1光源ユニットから出射される光の出射方向に配置されており、
    前記第2光源ユニットは、前記第1光源ユニットのカバーの前面の一部と、前記第1光源ユニットのカバーの前面以外の2面の一部とを覆っている照明装置。
  7. 長手方向と短手方向とを有し、光を出射する第1光源ユニットと、
    光を出射する第2光源ユニットと
    を備え、
    前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記第1光源ユニットから出射される光の短手方向の中心部の出射方向と重なって配置されており、
    前記第1光源ユニットを一方の面に取り付け、他方の面が被取付面に対向して固定される器具本体を備え、
    前記第2光源ユニットは、前記器具本体の他方の面に固定された底面取付部を有する照明装置。
  8. 光を出射する第1光源ユニットと、
    光を出射する第2光源ユニットと
    を備え、
    前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記第1光源ユニットから出射される光の出射方向に配置されており、
    前記第1光源ユニットを取り付けた器具本体を備え、
    前記第2光源ユニットは、前記器具本体の側面部に固定されている照明装置。
  9. 長手方向と短手方向とを有し、光を出射する第1光源ユニットと、
    光を出射する第2光源ユニットと
    を備え、
    前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記第1光源ユニットから出射される光の短手方向の中心部の出射方向と重なって配置されており、
    前記第2光源ユニットは、連結された複数の照明装置の連結部分に固定されている照明装置。
  10. 前記第1光源ユニットは、光を出射する複数の出光域からなる第1出光部を備え、
    前記第2光源ユニットは、前記複数の出光域からなる第1出光部が出射した光の一部を遮る位置に配置されている請求項1から9のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. サブユニットを備え、
    前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記サブユニットの配置部分に対して、第1光源ユニットから出射される光の出射方向に配置されている請求項1から10のいずれか1項に記載の照明装置。
  12. 光を出射する第1光源ユニットと、
    光を出射する第2光源ユニットと
    を備え、
    前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記第1光源ユニットから出射される光の出射方向に配置されており、
    前記第1光源ユニットを取り付けた器具本体を備え、
    前記器具本体は、前記第2光源ユニットを選択的に固定する複数の固定孔を有する照明装置。
  13. 長手方向と短手方向とを有し、光を出射する第1光源ユニットと、
    光を出射する第2光源ユニットと
    を備え、
    前記第2光源ユニットの少なくとも一部は、前記第1光源ユニットから出射される光の短手方向の中心部の出射方向と重なって配置されており、
    前記第1光源ユニットと前記第2光源ユニットとは、異なる電力供給系統から供給される電力により点灯される照明装置。
  14. 長手方向と短手方向とを有し光を出射する第1光源ユニットと、カバーから光を出射する第2光源ユニットとを備えた照明装置の組み立て方法において、
    前記第2光源ユニットを、前記第1光源ユニットから出射される光の短手方向の中心部の出射方向と重ねて配置するとともに、前記第1光源ユニットの前記カバーの外側に配置する照明装置の組み立て方法。
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