JP6355043B2 - 光源ユニット及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に光源ユニット及びそれを用いた照明器具に関し、より詳細には発光素子を光源とする光源ユニット及びそれを用いた照明器具に関する。
従来、天井に埋め込まれる天井埋込型の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された照明器具は、天井に埋め込まれる器具本体と、器具本体に対して着脱自在に取り付けられるランプ装置と、器具本体に取り付けられる非常用光源と、非常時に非常用光源を点灯させる非常用ユニットとを備える。
器具本体は、下面が開口する有底筒状に形成され、器具本体の底部には放熱体が一体に設けられている。また、器具本体の内部にはランプ装置が収納されるようになっており、ランプ装置の光源で発生した熱が器具本体の放熱体を介して空気中に放熱される。
特開2012−204209号公報
上述の特許文献1に示した照明器具は、放熱体が器具本体に設けられているため、例えば光源の種類に応じて放熱体を変更しようとした場合、器具本体も一緒に交換しなければならず、汎用性に乏しかった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されており、汎用性を向上させた光源ユニット及びそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
本発明の光源ユニットは、光源と、前記光源の発光面側に配置される光学部材と、前記光源及び前記光学部材が取り付けられる取付部材と、前記光源で発生する熱を放熱する放熱部材とを備え、前記放熱部材は、底壁部と、前記底壁部の端部から前記底壁部と交差する方向に突出し且つ少なくとも一部に開口部が設けられた側壁部とを有し、前記光源、前記光学部材及び前記取付部材は、前記底壁部と前記側壁部とで囲まれる空間に配置され、前記放熱部材は、前記光源と前記光源に電源を供給する電源ブロックとの間を接続する接続部が通る逃がし部を前記底壁部に有していることを特徴とする。
本発明の照明器具は、上記の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体と、前記光源ユニットに電源を供給する電源ブロックとを備えたことを特徴とする。
本発明に係る光源ユニットの構成によれば、汎用性を向上させた光源ユニットを提供することができるという効果がある。
本発明に係る照明器具の構成によれば、上記の光源ユニットを用いることで、汎用性を向上させた照明器具を提供することができるという効果がある。
本発明の実施形態における光源ユニットの分解斜視図である。 本発明の実施形態における照明器具の分解斜視図である。 本発明の実施形態における光源ユニットにおいてレンズを取付部材に取り付ける手順を説明する説明図である。 本発明の実施形態における照明器具から枠体を取り外した状態の斜視図である。 本発明の実施形態における照明器具の断面図である。 本発明の実施形態における別の照明器具の分解斜視図である。
本発明の実施形態における光源ユニット2及び照明器具10について、図面を参照しながら具体的に説明する。但し、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記の実施形態に限定されることなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
また、以下では特に断りがない限り、器具本体1の長手方向を上下方向(開口部111側が下側)と規定し、さらに光源ユニット2の放熱部材24の長手方向を前後方向、放熱部材24の幅方向(短手方向)を左右方向と規定して説明を行う。但し、上記の各方向は、照明器具10の取付方向を規定するものではない。
本実施形態の照明器具10は、例えば天井に埋め込まれる天井埋込型の非常灯であって、商用電源(図示せず)が停電になると光源ユニット2を点灯させる。この照明器具10は、図2に示すように、器具本体1と、光源ユニット2と、電源装置3(電源ブロック)と、非常用電源4と、枠体5とを備える。
器具本体1は、例えば鋼板などの不燃材料からなり、上下方向に長い円筒状に形成された本体部11を有している。本体部11の下端部には、本体部11の下面を開放することで形成された円形の開口部111が設けられており、開口部111の開口端縁には、外向きに突出する鍔部12が全周に亘って設けられている。
また、本体部11の側壁には、上下方向に沿ってT字状に開口する一対の切欠部112,112が、本体部11の中心軸に対して対称な位置にそれぞれ設けられている。これらの切欠部112,112には、取付金具(図示せず)が上下方向に移動自在に配置されており、これらの取付金具と鍔部12との間で造営材(例えば天井材)を挟み込むことで、器具本体1が天井に取り付けられる。
さらに、本体部11の側壁には、枠体5に設けられた一対の取付ばね(図示せず)がそれぞれ引っ掛けられる一対のばね受け部113,113が、本体部11の一部を切り起こすことで形成されている。
電源装置3は、図2に示すように、上下方向に長い箱状に形成された合成樹脂製のケース31を有している。ケース31の左側面(非常用電源4との対向面)における上端寄りの位置には、外部からの電源線(図示せず)が接続される端子台32が取り付けられている。なお、この端子台32は、図示しない接続構造により電源装置3に機械的且つ電気的に接続されており、電源線を介して入力された商用電源を電源装置3に出力する。
また、ケース31の下面には、開口部311,315が設けられている。さらに、ケース31の下面には、下向きに突出し且つ先端に引掛爪を有する引掛部312,313,314が設けられている。また、ケース31の下面には、非常用電源4の充電状態を点検するための点検スイッチ33が取り付けられている。
ここに、ケース31の内部には、商用電源の正常時に非常用電源4を充電する充電回路(図示せず)と、商用電源が停電になると非常用電源4により光源ユニット2を点灯させる給電回路(図示せず)とが実装された基板(図示せず)が収納されている。また、この基板には、光源ユニット2のコネクタ部232(図1参照)内に収納された第1接続端子(図示せず)に接続される第2接続端子(図示せず)が実装されており、この第2接続端子は、ケース31の開口部311を臨むように配置されている。
また、この基板には、非常用電源4の充電状態を表示するモニタランプ(図示せず)も実装されており、このモニタランプは、ケース31の開口部315を臨むように配置されている。さらに、上述の点検スイッチ33も上記基板に実装されている。
非常用電源4は、図2に示すように、箱状に形成された合成樹脂製のケース41を有し、ケース41の内部には、複数の蓄電池42(図5参照)が収納されている。ケース41の下面には、下向きに突出し且つ先端に引掛爪を有する引掛部411が設けられている。また、ケース41の下面には、下向きに突出する板状のリブ412,413,414,415が設けられている。
枠体5は、例えば鋼板などの不燃材料からなり、円板状に形成された枠部51を有し、枠部51の中央には円形の開口部511が設けられている。また、枠部51における開口部511の近傍には、2つの貫通孔512,512が設けられており、一方の貫通孔512には上述の点検スイッチ33が通され、他方の貫通孔512には上述のモニタランプを臨ませている。
光源ユニット2は、図1に示すように、基板21と、レンズ22(光学部材)と、取付部材23と、放熱部材24と、放熱シート25とを備える。
基板21は矩形板状に形成され、基板21の下面には円形のLEDチップ210(光源)が実装されている。この基板21は、取付部材23の本体部231の中央に設けられた開口部2311を通してLEDチップ210を下側に露出させた状態で、本体部231の上面に載置される。
レンズ22は、例えば透明なガラスからなり、上下方向を中心軸とする円柱状に形成された本体部221を有している。本体部221の上端縁には、外向きに突出する鍔部222が全周に亘って設けられている。また、本体部221の下面は、外縁部から中心部に近づくほど上向きに凹むようなすり鉢状に形成されている(図5参照)。このレンズ22は、基板21のLEDチップ210を覆うようにして基板21の下側(LEDチップ210の発光面側)に配置され、LEDチップ210から放射される光の配光を制御する。
取付部材23は、例えば合成樹脂成型品であって、上下方向を厚み方向とする板状に形成された本体部231を有している。本体部231の右端縁には、上向きに突出する角筒状のコネクタ部232が一体に設けられている。このコネクタ部232は、上述の第1接続端子がそれぞれ収納される2つの収納部2325,2325を有している。
また、本体部231の中央には、上下方向(本体部231の厚み方向)に貫通する矩形の開口部2311が設けられている。さらに、本体部231の下面には、U字状に形成された一対の溝部2312,2313が、開口部2311とコネクタ部232の各収納部2325との間を繋ぐように設けられている。
また、本体部231の下面において開口部2311の前後両側には、下向きに突出し且つ先端が内向き(開口部2311側)に突出するL字状のガイド部2315,2316がそれぞれ設けられている。さらに、本体部231の下面において開口部2311の右側には、下向きに突出し且つ先端が内向き(開口部2311側)に突出するL字状のガイド部2314が設けられている。
また、本体部231の下面において開口部2311の左側には、本体部231の下面から外向きに突出し且つ先端に引掛爪2322を有する固定部2321が設けられている。この固定部2321は、上下方向(本体部231の厚み方向)において撓み可能となっており、レンズ22を取付部材23に固定する位置と、レンズ22を取付部材23から取り外す位置との間で移動する。
さらに、ガイド部2315,2316の近傍には、下向きに突出し且つ左右方向に長い板状のリブ2317,2318がそれぞれ設けられている。また、本体部231の左右方向における両端縁には、外向きに突出し且つ先端が上向きに突出するL字状の引掛部2319,2320がそれぞれ設けられている。
放熱部材24は、例えば放熱性の高いアルミニウムからなり、前後方向に長い矩形板状に形成された底壁部241と、底壁部241の前後方向における両端から下向きに突出する一対の側壁部242,243とを有している。一方の側壁部242の下端には、外向きに突出する鍔部244が一体に設けられ、他方の側壁部243の下端には、外向きに突出する鍔部245が一体に設けられている。
さらに、底壁部241の右端縁には、U字状の切欠部2411,2414が前後方向に沿って設けられている。また、底壁部241の左端縁には、U字状の切欠部2412,2413が前後方向に沿って設けられている。さらに、一方の側壁部242の右端縁には、U字状の切欠部2421が設けられ、他方の側壁部243と鍔部245の連接部分には、段部2431が設けられている。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、基板21の下面に実装されたLEDチップ210を取付部材23の本体部231の開口部2311を通して下側に露出させた状態で、基板21を本体部231の上面に載置する。さらに、作業者は、ハンダ211を介して基板21に接続された一対の電線(図示せず)を一対の溝部2312,2313にそれぞれ配線した後、各電線に接続された上述の第1接続端子をコネクタ部232の収納部2325,2325にそれぞれ収納する。
続けて、作業者は、取付部材23の本体部231の上面に載置した基板21の上面に放熱シート25を載せた後、取付部材23の本体部231の上面と放熱部材24の底壁部241の下面とが密着するようにして取付部材23を放熱部材24に取り付ける。このとき、取付部材23の本体部231に設けられた貫通孔2323,2323にそれぞれ通した取付ねじ(図示せず)を、放熱部材24の底壁部241に設けられたねじ孔2415,2415にそれぞれねじ込むことで、取付部材23が放熱部材24に固定される。
取付部材23が放熱部材24に取り付けられた状態では、底壁部241に設けられた切欠部2414(逃がし部)を通してコネクタ部232(接続部)が上側に露出する。また、取付部材23が放熱部材24に取り付けられた状態では、本体部231に設けられた引掛部2319が底壁部241に設けられた切欠部2411に引っ掛かり、且つ引掛部2320が切欠部2412に引っ掛かる。さらに、取付部材23が放熱部材24に取り付けられた状態では、放熱シート25を介して基板21が放熱部材24に熱的に結合される。
そして最後に、作業者がレンズ22を取付部材23に取り付けると、光源ユニット2が組み立てられる。以下、レンズ22を取付部材23に取り付ける手順について、図3A〜図3Cを参照しながら具体的に説明する。
まず最初に、作業者は、図3Aに示すように、取付部材23の本体部231の下面とレンズ22の本体部221の上面とが平行になるように、レンズ22及び取付部材23の向きを調整し、取付部材23に対してレンズ22を水平にスライドさせる。このとき、取付部材23の固定部2321は、レンズ22によって本体部231に近づく向き(上向き)に撓められる。
次に、作業者がレンズ22をさらにスライドさせると、図3Bに示すように、ガイド部2316とリブ2318の間、及びガイド部2315とリブ2317の間に鍔部222が差し込まれる。これにより、取付部材23に対してレンズ22をスライドさせる際の作業性が向上する。
そして最後に、作業者がレンズ22を取付部材23の所定位置までスライドさせると、図3Cに示すように、鍔部222がガイド部2314に接触し、レンズ22が取付部材23に取り付けられる。このとき、レンズ22によって本体部231側に撓められていた固定部2321が元の位置(図3Cに示す位置)まで弾性復帰し、先端に設けられた引掛爪2322が鍔部222の端縁に引っ掛かる。これにより、レンズ22が取付部材23から外れる方向に移動するのを抑えることができる。
また、レンズ22を取付部材23から取り外す場合には、固定部2321を本体部231側に撓めて、引掛爪2322を鍔部222の端縁から外した後、取付時と逆方向にレンズ22をスライドさせることで、レンズ22を取り外すことができる。なお、固定部2321は、レンズ22を取り外した後、元の位置(図3Cに示す位置)に弾性復帰する。
続けて、照明器具10の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、電源装置3が右側、非常用電源4が左側となるように配置した後、図示しない接続構造により電源装置3と非常用電源4とを機械的且つ電気的に接続する。そして、作業者は、機械的且つ電気的に接続された電源装置3及び非常用電源4を器具本体1内に収納する。
その後、作業者は、レンズ22側が下側となる向きで、光源ユニット2を器具本体1内に収納する。このとき、光源ユニット2は、電源装置3のケース31に設けられたリブ316、及び非常用電源4のケース41に設けられたリブ414,415,416により位置決めされる。またこのとき、放熱部材24の一方の側壁部242に設けられた切欠部2421に引掛部313が引っ掛かり、且つ他方の側壁部243と鍔部245の連接部分に設けられた段部2431に引掛部314が引っ掛かる。これにより、光源ユニット2が電源装置3及び非常用電源4に保持される(図4参照)。
ところで、本実施形態の光源ユニット2では、図2に示すように、放熱部材24において底壁部241と側壁部242,243とで形成されたU字状の空間に、LEDチップ210が実装された基板21を配置している。言い換えれば、左右方向における両側が開放された空間に基板21を配置している。そしてこの場合、LEDチップ210で発生した熱が放熱部材24に伝えられるとともに、放熱部材24から空気中に放熱される。したがって、放熱部材24による放熱効率を向上させるには、放熱部材24の表面積を大きくする必要がある。
例えば、放熱部材24の左右方向における両側にも側壁部を設け、基板21の周囲全体を側壁部で覆った場合、放熱部材24の表面積が大きくなることから、放熱効率が向上するようにみえる。しかしながら、この場合、底壁部及び側壁部の内側面から空間内に熱が放出され、放出された熱が空間内に滞留することから、結果的に放熱効率が低下することになる。
これに対して、本実施形態のように、放熱部材24の左右方向における両側を開放して開口部を形成した場合には、底壁部及び側壁部の内側面から放出される熱を、空気の対流によって空間外に放出することができる。その結果、基板21の周囲全体を側壁部で覆う場合に比べて、放熱効率を向上させることができる。
また、図5は本実施形態の照明器具10の断面図であり、照明器具10を組み立てた状態では、放熱部材24の鍔部244,245が器具本体1の鍔部12にそれぞれ接触している。したがって、LEDチップ210で発生した熱は、放熱シート25を介して放熱部材24に伝わり、さらに放熱部材24に伝わった熱は、鍔部244,245を介して器具本体1に伝わり、器具本体1を介して外部に放熱される。このように、LEDチップ210で発生した熱を器具本体1を介して外部に放熱することができるので、放熱部材24のみで放熱させる場合に比べて放熱効率を高めることができる。
但し、放熱部材24が器具本体1及び枠体5の双方に接触していない場合でも、LEDチップ210で発生した熱を空気を介して器具本体1又は枠体5に伝えることができるため、この場合も放熱効率を高めることができる。
図6は本実施形態の別の照明器具10の分解斜視図である。この照明器具10は、器具本体1と、光源ユニット2と、電源装置3と、非常用電源4と、枠体5とを備える。なお、器具本体1、電源装置3、非常用電源4及び枠体5については、図2で説明した照明器具10と同様であるから、ここでは説明を省略する。
光源ユニット2は、基板21と、レンズ22と、取付部材23と、放熱部材24とを備える。ここに、本例の光源ユニット2は、図1で説明した光源ユニット2よりも光出力の大きいLEDチップ210を採用していることから、LEDチップ210で発生する熱も大きくなる。従って、本例では、放熱部材24による放熱効率を向上させるために、放熱部材24の表面積を大きくしている。以下、放熱部材24について具体的に説明する。
放熱部材24は、図6に示すように、矩形板状に形成された底壁部241と、底壁部241の端部より底壁部241と直交する方向に突出する4つの側壁部242,243,246,247とで下面が開口する箱状に形成されている。側壁部242の下端には、外向きに突出する鍔部244が一体に設けられ、側壁部243の下端には、外向きに突出する鍔部245が一体に設けられている。また、側壁部242には、矩形状に開口する2つの開口部2422,2422が上下方向に沿って設けられている。これらの開口部2422,2422の一方には、光源ユニット2を器具本体1に組み付けた際に電源装置3の引掛部313が引っ掛けられる。
ここで、放熱部材24において基板21の周囲全体を側壁部で覆っただけでは、上述のように放熱効率は低下してしまう。そこで本例では、隣接する側壁部242と側壁部246の間、側壁部246と側壁部243の間、側壁部243と側壁部247の間、及び側壁部247と側壁部242の間に開口部(図6では側壁部247と側壁部242の間の開口部248のみ図示)を設けている。これにより、底壁部241及び側壁部242,243,246,247の内側面より空間内に放出される熱を、空気の対流によって空間外に放出することができる。その結果、側壁部間に開口部を設けない場合に比べて、放熱効率を向上させることができる。
而して、本実施形態によれば、放熱部材24を光源ユニット2に設けているので、光源の種類に応じて放熱部材24を変更する場合でも同じ器具本体1を用いることができ、汎用性の高い照明器具10を提供することができる。
なお、本実施形態では、放熱部材24の鍔部244,245を器具本体1にのみ接触させたが、器具本体1及び枠体5の少なくとも一方に接触させていればよい。したがって、放熱部材24の鍔部244,245を枠体5にのみ接触させてもよいし、器具本体1及び枠体5の双方に接触させてもよい。
また、本実施形態では、発光素子としてLEDチップ210を例に説明したが、発光素子はLEDチップ210に限定されず、例えば有機ELやレーザ・ダイオードなどであってもよい。さらに、本実施形態の照明器具10は一例であって、例えば天井直付け型の照明器具に、本発明に係る光源ユニットを適用してもよい。
また、本実施形態では、放熱部材24の底壁部241に設けた切欠部2414により逃がし部を構成したが、逃がし部は切欠部に限らず、コネクタ部232(接続部)を上下方向に通すことができれば孔などであってもよい。さらに、接続部についてもコネクタ部232に限らず、基板21と電源装置3との間を接続できれば他の構成でもよい。
以上説明したように、本実施形態の光源ユニット2は、LEDチップ210(光源)と、レンズ22(光学部材)と、取付部材23と、放熱部材24とを備える。レンズ22は、LEDチップ210の発光面側に配置される。取付部材23は、LEDチップ210及びレンズ22が取り付けられる。放熱部材24は、LEDチップ210で発生する熱を放熱する。また、放熱部材24は、底壁部241と、底壁部241の端部から底壁部241と交差する方向に突出し且つ少なくとも一部に開口部が設けられた側壁部242,243とを有する。LEDチップ210、レンズ22及び取付部材23は、底壁部241と側壁部242,243とで囲まれる空間に配置される。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、放熱部材24は、鍔部244,245を有しているのが好ましい。鍔部244,245は、組立状態において、一端に開口部111を有する器具本体1と、開口部111を塞ぐようにして器具本体1に取り付けられる枠体5との間に配置され、且つ器具本体1及び枠体5の少なくとも一方に接触する。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、放熱部材24は、コネクタ部232(接続部)が通る切欠部2414(逃がし部)を底壁部241に有しているのが好ましい。コネクタ部232は、LEDチップ210と、LEDチップ210に電源を供給する電源装置3(電源ブロック)との間を接続する。
本実施形態の照明器具10は、上記何れかの光源ユニット2と、光源ユニット2が取り付けられる器具本体1と、光源ユニット2に電源を供給する電源装置3(電源ブロック)とを備えたことを特徴とする。
2 光源ユニット
22 レンズ(光学部材)
23 取付部材
24 放熱部材
210 LEDチップ(光源)
241 底壁部
242,243 側壁部

Claims (3)

  1. 光源と、
    前記光源の発光面側に配置される光学部材と、
    前記光源及び前記光学部材が取り付けられる取付部材と、
    前記光源で発生する熱を放熱する放熱部材とを備え、
    前記放熱部材は、底壁部と、前記底壁部の端部から前記底壁部と交差する方向に突出し且つ少なくとも一部に開口部が設けられた側壁部とを有し、
    前記光源、前記光学部材及び前記取付部材は、前記底壁部と前記側壁部とで囲まれる空間に配置され
    前記放熱部材は、前記光源と前記光源に電源を供給する電源ブロックとの間を接続する接続部が通る逃がし部を前記底壁部に有していることを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記放熱部材は、組立状態において、一端に開口部を有する器具本体と前記開口部を塞ぐようにして前記器具本体に取り付けられる枠体との間に配置され、且つ前記器具本体及び前記枠体の少なくとも一方に接触する鍔部を有していることを特徴とする請求項1記載の光源ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体と、前記光源ユニットに電源を供給する電源ブロックとを備えたことを特徴とする照明器具。
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