JP7281732B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
常用光源ユニット3は、二つの第1LEDモジュール30、二つのレンズブロック31、取付板32、常用点灯装置33及び二つの引掛金具34を有する(図5及び図6参照)。
二つの第1LEDモジュール30はそれぞれ、長尺の長方形状に形成されている基板300と、基板300の表面(前面)に実装されている複数のLED301とを有する(図6参照)。複数のLED301の各々は、例えば、パッケージ型の照明用白色LEDである。これら複数のLED301は、基板300の前面に間隔を空けて一列に並ぶように実装されている。また、基板300の前面における長手方向の両端に、それぞれレセプタクルコネクタ302が一つずつ実装されている。さらに、基板300の前面には複数のLED301同士及びこれら複数のLED301と二つのレセプタクルコネクタ302をそれぞれ電気的に接続するための導体(銅はく)が形成されている。なお、基板300の前面は、例えば、白色の顔料を含む合成樹脂製のレジストで覆われることが好ましい。レジストは、導体及び基板300を保護するとともにLED301から放射される光を前方に反射することで発光効率の向上に寄与する。
二つのレンズブロック31はそれぞれ、図6に示すように、ベース部310と、複数のレンズ311を有している。ベース部310は、長尺の長方形状に形成されている。ベース部310の短手方向(上下方向)の両端のそれぞれに、固定ねじが挿通される穴3100が二つずつ貫通している。また、ベース部310の長手方向(左右方向)の両端における上側の角に、凹部3101が一つずつ設けられている。これらの凹部3101は、ベース部310の後面から前方に向かって凹んでいる。つまり、各凹部3101は、ベース部310の前面から前方へ突出している。
取付板32は、二つの第1LEDモジュール30が取り付けられる取付部320と、カバー2が固定される一対の固定片321とを有する(図6及び図7参照)。
常用点灯装置33は、系統電源などの常用電源PS(図11参照)から供給される交流電力を直流電力に電力変換し、当該直流電力を第1LEDモジュール30に供給して第1LEDモジュール30を点灯させるように構成される。常用点灯装置33は、金属製のケース330を有する(図4、図5B及び図6参照)。ケース330にはプリント回路が収容されている。プリント回路は、電力変換を行う電力変換回路、第1LEDモジュール30に供給する直流電流を定電流化する定電流回路などを構成している。
二つの引掛金具34はそれぞれ、帯状の金属板が曲げ加工されることでJ字状に形成されている。より詳細には、引掛金具34は、引掛片340、支持片341及び連結片342を有する(図6参照)。連結片342は、長方形状に形成されている。連結片342の下端が引掛片340とつながり、連結片342の上端が支持片341とつながっている。支持片341は、長方形状に形成され、連結片342の上端から後方に突出している。引掛片340は、長方形状に形成され、かつ、先端(後端)部分がV字状に曲げられている。また、引掛片340の長手方向(前後方向)の中央が僅かに上向きに折り曲げられている。
また、取付板32にはカバー2が取り付けられる。カバー2は、カバー本体20と一対の突壁21を有する(図3及び図4参照)。カバー本体20は、前壁200、上側壁201、下側壁202、左側壁203及び右側壁204を有して後面が開口した長尺の箱状に形成されている。前壁200は、左右方向を長手方向とする長尺の長方形状に形成されている。上側壁201は、長尺の長方形状に形成されて前壁200の長手方向に沿った上端から後方に突出している。下側壁202は、長尺の長方形状に形成されて前壁200の長手方向に沿った下端から後方に突出している。左側壁203は、カバー本体20の長手方向の一方の端(左端)に設けられている。右側壁204は、カバー本体20の長手方向の他方の端(右端)に設けられている。左側壁203及び右側壁204はそれぞれ、四角形状に形成されて前壁200、上側壁201及び下側壁202とつながっている。
器具本体1は、図3及び図4に示すように、背板10、上側板11及び下側板12を有して角とい状に形成されている。背板10、上側板11及び下側板12はそれぞれ、互いに長さの等しい長尺の長方形状に形成されている。上側板11は、背板10の長手方向に沿った一方の端(上端)から前方へ突出し、下側板12は、背板10の長手方向に沿った他方の端(下端)から前方へ突出している。ただし、背板10、上側板11及び下側板12は、一枚の金属板が曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい。
非常用光源ユニット4は、図3、図4及び図10に示すように、二つの第2LEDモジュール40、二つのLEDホルダ41、導光体43、二つの放熱板44、反射体45及びパネル46を有する。
二つの第2LEDモジュール40はそれぞれ、チップ・オン・ボード(Chip on Board)型の照明用白色LEDである。二つの第2LEDモジュール40はそれぞれ、LEDホルダ41に保持されて放熱板44に取り付けられる(図10参照)。二つの放熱板44のそれぞれに、LEDホルダ41に保持された第2LEDモジュール40が一つずつ取り付けられる。放熱板44はそれぞれ、アルミ板のような熱の良導体で形成され、第2LEDモジュール40が発する熱を効率的に放熱する。
導光体43は、例えば、石英ガラス又はケイ酸塩ガラスなどの無機ガラスによって角柱状に形成されている。あるいは、導光体43は、ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料で形成されても構わない。
反射体45は、三つの反射板(第1反射板451、第2反射板452及び第3反射板453)を有して角とい状に形成されている(図10参照)。第1反射板451、第2反射板452及び第3反射板453はそれぞれ、長方形の平板状に形成されている。なお、第1反射板451、第2反射板452及び第3反射板453は、金属板が曲げ加工されることで一体に形成されている。
パネル46は、透光性を有する不燃材料、例えば、石英ガラス又はケイ酸塩ガラスなどの無機ガラスによって長方形の平板状に形成されている(図3参照)。パネル46は、第1窓121を覆うように下側板12の上面における長手方向(左右方向)の中央に配置される(図10参照)。
センサ装置5は、周囲の状況として人の存在を検出する。例えば、センサ装置5は、ドップラー効果を利用した電波式センサである。センサ装置5は、送信アンテナからマイクロ波帯(24GHz帯)の無変調連続波の電波(送信波)を送信し、物体に反射した電波(反射波)を受信アンテナで受信する。送信波が移動体で反射した場合、ドップラー効果によって送信波と反射波の間に移動体の移動速度に応じた周波数差が生じる。センサ装置5は、前記周波数差に基づいて移動体(主に階段を昇降する人であるが、人によって開閉される階段室の扉も含まれる。)の存在を検出する。センサ装置5は、移動体の存在を検出しているときに制御装置60に検出信号を出力する。ただし、センサ装置5は、周波数変調された送信波を送信アンテナから送信させ、受信アンテナで受信する受信波と送信波を乗算して位相検波することにより、送信波を反射した物体までの距離を測距して人の存在を検出してもよい。
非常用電源7は、例えば、複数本の蓄電池と、これら複数本の蓄電池を収容した電池ケース70を有する(図3参照)。複数本の蓄電池はそれぞれ、例えば、乾電池型のニッケル水素蓄電池である。電池ケース70は、合成樹脂などの電気絶縁性を有する材料で筒状に形成されている。非常用電源7は、例えば、器具本体1の左端に収容される(図3参照)。
スイッチブロック8は、合成樹脂製のハウジング80内に回路基板を収容して構成されている(図3参照)。当該回路基板には、二つの押しボタンスイッチ、モニタランプ、赤外線受光素子などが実装されている。モニタランプは、例えば、緑色光を放射するLEDチップを有している。赤外線受光素子は、赤外線を通信媒体とする制御信号を受信(受光)し、受信した制御信号から送信フレームを復調するように構成されている。この制御信号は、定期点検の作業を行う作業者に操作されるリモートコントローラから送信される。
回路ブロック6は、図11に示すように、制御装置60、充電装置61及び非常用点灯装置62を備える。充電装置61は、系統電源などの常用電源PSから供給される常用電力(交流電力)を直流電力に電力変換し、電力変換した直流電力で非常用電源7を充電する。非常用点灯装置62は、制御装置60からの指示に従い、充電装置61を介して非常用電源7から供給される非常用電力(直流電力)で非常用光源ユニット4の二つの第2LEDモジュール40を点灯させる。
上述のように構成される照明器具X1は、以下に説明する手順で踊り場の壁に設置される。
以下、照明器具X1の特徴について、更に詳しく説明する。
上述のように第1の態様に係る照明器具(X1)は、長尺の箱状に形成されている器具本体(1)と、器具本体(1)の前面に配置される光源(常用光源ユニット3)とを備える。第1の態様に係る照明器具(X1)は、器具本体(1)の前方から見て器具本体(1)の前面を覆うように器具本体(1)に取り付けられるカバー(2)を備える。器具本体(1)は、長方形状の背板(10)と、背板(10)の長手方向に沿った二つの端のそれぞれから前方へ突出する一対の側板(上側板11、下側板12)とを有する。カバー(2)は、長尺の箱状に形成されたカバー本体(20)と、カバー本体(20)の長手方向の両端からそれぞれ後方へ突出する一対の突壁(21)とを有する。一対の突壁(21)の各々は、器具本体(1)の長手方向から見て、器具本体(1)の長手方向の両端の開口を隠すように構成されている。
1 器具本体
2 カバー
3 常用光源ユニット(光源)
4 非常用光源ユニット(非常用光源)
5 センサ装置
7 非常用電源
10 背板
11 上側板(側板)
12 下側板(側板)
20 カバー本体
21 突壁
30 第1LEDモジュール(光源モジュール)
32 取付板
33 常用点灯装置
50 外郭
60 制御装置
210 突片
211 リブ
300 基板
301 LED(固体発光素子)
PS 常用電源
Claims (6)
- 長尺の箱状に形成されている器具本体と、
前記器具本体の前面に配置される光源と、
前記器具本体の前方から見て前記器具本体の前記前面を覆うように前記器具本体に取り付けられるカバーと、
を備え、
前記器具本体は、
長方形状の背板と、
前記背板の長手方向に沿った二つの端のそれぞれから前方へ突出する一対の側板と、を有し、
前記カバーは、
長尺の箱状に形成されたカバー本体と、
前記カバー本体の長手方向の両端からそれぞれ後方へ突出する一対の突壁と、
を有し、
前記カバー本体は、長尺の前壁と、前記前壁の周縁から後方へ突出する複数の側壁と、を有して後面が開口した長尺の箱状に形成され、
前記一対の突壁の各々は、前記器具本体の長手方向から見て、前記器具本体の長手方向の両端の開口を隠すように構成されている、
照明器具。 - 前記一対の突壁の各々は、前記器具本体の前記両端の開口から前記器具本体内に進入する一つ以上の突片を有する、
請求項1記載の照明器具。 - 前記突片は、少なくとも一つの前記側板に沿って前記器具本体内に進入するように構成されている、
請求項2記載の照明器具。 - 前記カバー本体の長手方向に沿った端部は、少なくとも一つの前記側板よりも内側に配置されている、
請求項1-3のいずれか1項に記載の照明器具。 - 前記光源は、長尺の基板と、前記基板の前面に実装された複数の固体発光素子とを有する一つ以上の光源モジュールを含み、
前記器具本体は、前記光源モジュールが前面に取り付けられる長尺の取付板を有し、
前記カバー本体又は前記突壁は、前記光源モジュールに近付く向きに突出して前記取付板の長手方向の端部と前記器具本体の前後方向に重なるリブを有する、
請求項1-4のいずれか1項に記載の照明器具。 - 常用電源から供給される常用電力で前記光源を点灯させる常用点灯装置と、
前記常用電力で充電される非常用電源と、
前記常用電源の停電時に前記非常用電源から供給される非常用電力で点灯する非常用光源と、
を備え、
前記常用点灯装置、前記非常用電源及び前記非常用光源は前記器具本体内に収容されている、
請求項1-5のいずれか1項に記載の照明器具。
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