JP2012248456A - 照明器具 - Google Patents

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由子 野村
Kiyoteru Kosa
清輝 甲佐
Toshio Tsuji
俊雄 辻
Naoko Iwai
直子 岩井
Kyohei Saito
恭平 斎藤
Takayu Owada
貴勇 小和田
Hiroya Suga
飛呂也 菅
Hitoshi Kono
仁志 河野
Fumishige Iwata
文重 岩田
Yosuke Saito
陽介 齋藤
Masatoshi Kumagai
昌俊 熊谷
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Abstract

【課題】発光素子の温度上昇を抑制するとともにバッテリの温度上昇を抑制し、かつ配線接続を簡素化できる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具は、熱伝導性を有するシャーシ3と、発光素子を光源とし、前記シャーシ3に熱的に結合されて配設された主光源部6と、外部電源に接続されて主光源部6を点灯制御するとともに、前記シャーシ3に配設された点灯装置2と、この点灯装置2の近傍であって、主光源部6から熱的に離間して配設されたバッテリ12と、外部電源からの給電が停止された場合に、バッテリ12からの給電により点灯される補助光源とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、外部電源からの給電が停止された場合に、バッテリからの給電により補助光源を点灯できる照明器具に関する。
従来、照明器具において、地震等による停電の発生時に、バッテリから給電して非常用光源を点灯し安全性を確保するようにしたものが知られている。
ところで、近時、LEDの高出力化、高効率化及び普及化に伴い、光源としてLEDを用いた屋内又は屋外で使用される長寿命化が期待できる照明器具が開発されている。この照明器具は、LEDを基板に複数実装して所定の光量を得るようにしたもので、例えば、天井面等に取付けられてベース照明として用いられている。
LED等の発光素子は、その温度が上昇するに従い、光の出力が低下し、耐用年数も短くなる。このため、LEDやEL素子等の固体発光素子を光源とする照明器具にとって、耐用年数を延したり発光効率等の特性を改善したりするために、発光素子の温度が上昇するのを抑制することが必要である。そこで、発光素子の温度上昇を抑制する様々な放熱構造が採られている。
このようなLED等の発光素子を光源とする照明器具において、地震等の発生による非常時に、バッテリから給電して照明を確保できるような機能を付加することが望まれている。
特開2004−185875号公報 特開2009−272135号公報
しかしながら、上記のような照明器具においては、発光素子の点灯時に熱が発生するため、この熱を効果的に放熱する必要がある。一方、バッテリの耐用年数は、温度に依存するという特性がある。このため、バッテリを高温下に配置することを避けなければならない。
本発明は、上記熱的課題に着目してなされたもので、発光素子の温度上昇を抑制するとともにバッテリの温度上昇を抑制し、かつ配線接続を簡素化できる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による照明器具は、熱伝導性を有するシャーシと、発光素子を光源とし、前記シャーシに熱的に結合されて配設された主光源部と、外部電源に接続されて主光源部を点灯制御するとともに、前記シャーシに配設された点灯装置とを備えている。
また、点灯装置の近傍であって、主光源部から熱的に離間して配設されたバッテリと、外部電源からの給電が停止された場合に、バッテリからの給電により点灯される補助光源とを備えている。
本発明の実施形態によれば、発光素子の温度上昇を抑制するとともにバッテリの温度上昇を抑制し、かつ配線接続を簡素化できる照明器具を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る照明器具を示す斜視図である。 同照明器具を分解して示す斜視図である。 同器具本体を背面側から見て示す斜視図である。 同器具本体を背面側から見て示す平面図である。 図4中、X−X線に沿って示す断面図である。 図5中、A部を示す拡大図である。 図5中、B部を示す拡大図である。 図4中、Y−Y線に沿って示す断面図である。 同器具本体における補助光源点灯ユニットの取付状態を示す斜視図である。 同照明器具を示すブロック構成図である。 同照明器具の天井面への取付状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図11を参照して説明する。各図においてリード線等による配線接続関係は省略して示している場合がある。また、同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態の照明器具は、器具取付面に設置された配線器具としての引掛けシーリングボディに取付けられて使用される形式であり、導光板を用いて例えば、室内の照明を行うものである。
図1乃至図5において、照明器具は、器具本体1と、器具取付面としての天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに電気的かつ機械的に接続されるアダプタA(図2及び併せて図11参照)と、赤外線リモコン送信器Rとを備えている。器具本体1は、図1に示すように略正方形状の外観に形成され、前面側を光の照射面とし、背面側を天井面Cへの取付面としている。
図2に代表して示すように、器具本体1は、点灯装置2と、サポートシャーシ3と、センターシャーシ4と、アダプタガイド5と、主光源部6と、導光板7と、補助部品ユニット8と、本体枠9とを備えている。また、停電等の非常時に、バッテリから給電して照明を確保できる機能を付加するため、補助光源点灯ユニット10が設けられている。これら各構成要素について順次説明する。
点灯装置2は、図6の参照を加えて説明するように、熱伝導性を有するアルミニウム等の金属製のケース部材21に覆われるようになっており、このケース部材21に取付けられて収容された回路基板22と、この回路基板22に実装された回路部品23とを備えている。ケース部材21は、略直方体形状の薄型の箱状に形成されていて、一長辺側と一短辺側には、当該辺に沿って外方に延出する鍔状の接続部21aが形成されている。また、一長辺側と対向する長辺側には、取付舌片21bが延出して形成されている。
回路基板22は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁材料からなり、略長方形の板状に形成されて、表面側には、制御用IC、コンデンサ、巻線部品、抵抗素子等の回路部品23が実装されている。また、電源側に接続される電源コネクタ、主光源部6を接続するための負荷接続用コネクタや補助部品ユニット8を接続するためのハーネス等の配線接続部材が設けられている。さらに、回路基板22の裏面側には、スイッチング素子や表面実装部品等の比較的高さ寸法の小さい部品が実装されている。
このような回路基板22は、図6に代表して示すように、図示上、表面側を下側にして樹脂製固定具22aによってケース部材21に取付けられている。樹脂製固定具22aは、先端がケース部材21の背面側から前面側へ突出するように配置されていて、これが回路基板22に形成された取付穴に圧入されるようになっている。図3乃至図6に示すように、ケース部材21は、回路基板22より大きく形成されていて、回路基板22の取付け状態では、回路基板22は、鍔状の接続部21a側と離反して配置されるようになっている。
以上のような点灯装置2は、電源コネクタにアダプタA側が電気的に接続されて、アダプタAを介して外部電源である商用交流電源に接続される。したがって、点灯装置2は、この交流電源を受けて直流出力を生成し、負荷接続用コネクタからリード線を介してその直流出力を発光素子61に供給し、発光素子61を点灯制御するようになっている。この点灯装置2は、サポートシャーシ3の背面側に位置して取付けられている。
サポートシャーシ3は、放熱部材を兼用しているもので、放熱部材として機能する。サポートシャーシ3は、熱伝導性を有するアルミニウム等の金属材料から比較的広い面積を有して略正方形状に形成されており、背面側に正方形状の浅皿状の凹部31を有し、この凹部31の各辺には外側に段状に屈曲して延出する取付片32が形成されている。また、凹部31の前面側は、導光板7を支持する支持面として構成されており、さらに、略中央部には、四角形状の開口33が形成されている。
センターシャーシ4は、前記サポートシャーシ3と一体的に連結されてシャーシ本体を構成するものである。センターシャーシ4は、冷間圧延鋼板等の金属材料から略直方体の箱状に形成されており、一端側(図示上、下側)を開放し、この開放した各辺には外側に向かって水平方向に延出する鍔状の当接部41が形成されている。また、他端側(図示上、上側)には、円形状の開口42が形成されている。したがって、センターシャーシ4は、全体としては高さの低い略筒状をなしている。
当接部41は、導光板7の背面側にサポートシャーシ3を介して当接される部分であり、開口42は、アダプタAが挿通される部分である。そして、図6に示すように、センターシャーシ4の当接部41は、サポートシャーシ3における開口33の周辺部に上から重合されるように配置され、こられが固定手段によって固着されている。このため、センターシャーシ4の当接部41は、導光板7を補強する機能を有している。
このようにシャーシ本体は、センターシャーシ4の開口42から背面側に凹部31を形成して外周方向に延出し一体化されている。
アダプタガイド5は、図6の参照を加えて示すように、センターシャーシ4と同様に、全体としては高さの低い直方体形状に形成されていて、中央部にアダプタAが挿通し、係合する係合口51が設けられており、下端側に外方へ向かう鍔部52が形成されている。このアダプタガイド5は、その外周面がセンターシャーシ4の内周面に接するように配設され取付けられている。また、アダプタガイド5は、カバー部材Cvが着脱可能に取付けられる着脱機構を備えている。
主光源部6は、図2、図5乃至図7に示すように、発光素子61が実装された基板62と、この基板62が取付けられる取付部材としての取付板63とから構成されている。
基板62は、横長の長方形状で絶縁材であるガラスエポキシ樹脂の平板からなり、表面側には銅箔で形成された配線パターンが施されている。また、適宜レジスト層が施されるようになっている。なお、基板62の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用できる。さらに、金属製とする場合は、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用してもよい。
発光素子61は、LEDであり、表面実装型のLEDパッケージである。このLEDパッケージが基板62の長手方向に沿って多数直線状に並べられて実装され配設されている。LEDパッケージは、概略的にはセラミックスで形成された本体に配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とから構成されている。
LEDチップは、青色光を発光する青色のLEDチップである。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、白色光を出射できるようにするために、青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。
なお、LEDは、LEDチップを直接基板62に実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
取付板63は、アルミニウムや亜鉛めっき鋼板等の熱伝導が良好な材料から作られており、横長で側面が略C型形状に形成されている。この取付板63の内側壁には、基板62が、ねじ止め等によって、その裏面側が密着するように取付けられている。したがって、主光源部6は、取付板63に基板62が取付けられてユニット化されている。
本実施形態では、主として図2に示すように、このユニット化された主光源部6が2個用いられており、導光板7の対向する二つの辺に対応して配設されるようになっている。なお、このユニット化された主光源部6は、導光板7の各辺に対応するように配設してもよく、適宜設計に応じて選択することができる。
導光板7は、アクリル樹脂等の透過率の高い材料を用いて四角形状の平板状に形成され、背面側の全面には光を拡散する多数の白色の反射ドットからなるドットパターンが印刷によって形成されているとともに反射シートが設けられている。また、前面側の全面には、拡散シートが設けられている。さらに、導光板7の略中央部には、アダプタガイド5の外形と対応し、また、アダプタAと対応するように四角形状の開口71が形成されている。また、この導光板7の外周部である四角形状の各辺、すなわち、側端面は、発光素子61から出射される光が入射して導光板7内を進行する光入射端面72として機能するようになっている。
補助部品ユニット8は、横長箱状のケース内にユニット基板及びこの基板に実装された複数の電気的補助部品を備えて構成されている。図1に示すように、本実施形態における電気的補助部品は、第1の赤外線リモコン信号受信部81及び第2の赤外線リモコン信号受信部82、補助光源としての保安灯83、常夜灯84、スイッチ85である。
第1の赤外線リモコン信号受信部81は、商用交流電源により給電されてリモコン送信器Rから送出される信号を受信するようになっている。また、第2の赤外線リモコン信号受信部82は、後述するバッテリ12により給電されてリモコン送信器Rから送出される信号を受信するようになっている。
これら第1の赤外線リモコン信号受信部81及び第2の赤外線リモコン信号受信部82は、赤外線受光ICであり、光電変換素子であるフォトダイオードや増幅器等から構成されており、リモコン送信器Rから送信される赤外線制御信号を受信して発光素子61の発光状態等を制御するように動作する。
補助光源としての保安灯83は、バッテリ12により給電されて点灯するようになっていて、その光源として表面実装型のLEDパケージが用いられ、このLEDパケージが4個実装されている。保安灯83の明るさは、常夜灯84の5〜10倍程度であることが望ましく、その明るさは2m直下の照度で3〜19lx、好適には5lx程度となるように設定されている。
常夜灯84は、商用交流電源により給電されて点灯するようになっていて、その光源として前面側にレンズが設けられたLEDのパッケージが1個実装されている。
スイッチ85は、赤外線リモコン信号受信部81、82のチャンネルを切換えるチャンネル設定スイッチである。モニターランプ86は、例えば、緑色発光のLEDが用いられており、バッテリ12の充電状態を表示するようになっている。
この補助部品ユニット8は、照明器具、すなわち、器具本体1の外周縁部、具体的には、本体枠9の外周縁部に配設される。したがって、導光板7の発光領域の外側に配設されるようになっている。このように構成された補助部品ユニット8は、複数の電気的補助部品が集中化して設けられていて、本体枠9に取付けられるようになっている。
本体枠9は、ABS樹脂やポリカーボネート等の合成樹脂から作られていて、略正方形状であって前記導光板7の寸法より大きな枠状に形成されており、図7に示すように、側壁91と、この側壁91の下端部から内側に向かって斜め下方に延出し、さらに内側に向かって斜めに立ち上がる傾斜状部を有する底壁92とを備えている。また、底壁92には、複数のボス93が立設されており、このボス93には、サポートシャーシ3の取付片32がねじ止めされるようになっている。
補助光源点灯ユニット10は、略直方体形状をなしていて、補助光源としての保安灯83を点灯制御するようになっている。図8及び図9に代表して示すように、補助光源点灯ユニット10は、ユニットケース11と、バッテリ12と、制御回路部13と、ケースカバー14とを備えている。
ユニットケース11は、例えば、金属製のベースケース11aと、このベースケース11aに上側から嵌め込まれる本体ケース11bとから構成されている。本体ケース11bは、耐熱性を有する合成樹脂材料から作られていて、バッテリ12を収容する部分と制御回路部13を収容する部分とを区画するように段状に形成されている。また、ベースケース11aの前方側には、係合突起11cが形成されている。
バッテリ12は、合成樹脂製のケース内に充電可能な二次電池として3個の素電池を用いて構成されている。このバッテリ12は、前記ユニットケース11に着脱可能に収容されるようになっている。また、バッテリ12は、本体ケース11bによってサポートシャーシ3の背面側から離間距離dを空けて配設されるようになっている。
制御回路部13は、バッテリ12を充電する充電回路や電源遮断検出回路等を備えていて、回路基板13aと、この回路基板13aに実装された図示しない回路部品とから構成されている。この制御回路部13は、ユニットケース11にバッテリ12と区画されて収容されている。
そして、これらバッテリ12及び制御回路部13が収容されたユニットケース11は、点灯装置2のケース部材21に取付けられるようになっている。具体的には、ケース部材21の一側の中央部には、ユニットケース11の一側と略対応する開口21cが形成されており、この開口21cにユニットケース11の一側が挿入され、その後、取付ねじが上方からケース部材21を貫通してユニットケース11の上面側にねじ込まれる。
ケースカバー14は、不燃性の材料、例えば金属製の材料で作られていて、ユニットケース11の上面及び側面を覆うように略箱状に形成されている。さらに、ケースカバー14の一側面には、前記ベースケース11aの係合突起11cが嵌合する係合スリット14aが形成され、他側の上面には挿入突起14bが形成されている。
なお、ケースカバー14の一側の上面には、直方体形状のパッキンPが取付けられている。さらに、図3乃至図5(図2においてはパッキンPは省略している)に示すように、サポートシャーシ3の背面側における外周近傍には、直方体形状のパッキンPが複数個取付けられている。このパッキンPは、照明器具の天井面Cへの取付状態において、天井面Cと器具本体1との密着保持性を高める機能を有しており、ケースカバー14にパッキンPを配置することにより照明器具の天井面Cへの取付状態において、バランスよく安定して取付状態を維持できるようになる。加えて、ケースカバー14のがたつきを抑制することが可能となる。
主として図9に示すように、ケースカバー14は、ユニットケース11を覆うようにユニットケース11に取付けられる。まず、ケースカバー14の挿入突起14bをケース部材21における開口21cの上端部に挿入するとともに、係合スリット14aにベースケース11aの係合突起11cを嵌合する。次いで、側方から取付ねじSをケースカバー14を貫通させてベースケース11aにねじ込んで取付ける。
このように不燃性のケースカバー14によってユニットケース11を覆うことにより、例えば、故障等の発生によりバッテリ12が過熱状態となって周りの樹脂部品が発火に至るのを防止することができる。
前記アダプタガイド5には、カバー部材Cvが取付けられている。カバー部材Cvは、図5及び図11の参照を加えて示すように、アクリル樹脂やポリカーボネート等の透光性を有する合成樹脂材料から略正方形状で前面側が凸となるように形成されている。また、前面側の表面には、拡散性の機能を果たす多数の凹凸が形成されている。このカバー部材Cvは、前記係合口51に対向して係合口51を開閉可能に覆うようになっており、さらに、取外し可能になっている。
続いて、アダプタAは、図2及び図11に示すように、天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに、上面側に設けられた引掛刃によって電気的かつ機械的に接続されるもので略円筒状をなし、周壁の両側には一対の係止部A1が、内蔵されたスプリングによって常時外周側へ突出するように設けられている。この係止部A1は下面側に設けられたレバーを操作することにより没入するようになっている。また、このアダプタAからは、前記点灯装置2へ接続する図示しない電源コードが導出されていて、点灯装置2とコネクタを介して接続されるようになっている。
赤外線リモコン送信器Rは、例えば、周波数38kHzのパルス状の特定のコード化された赤外線リモコン制御信号を送信するもので、例えば、全光点灯ボタン、調光点灯ボタン、常夜灯ボタンや消灯ボタン等が設けられている。このリモコン送信器Rを補助部品ユニット8、すなわち、第1の赤外線リモコン信号受信部81及び第2の赤外線リモコン信号受信部82に向けて操作することによって主光源部6における発光素子61の発光状態並びに保安灯83の発光状態、つまり、全光点灯、調光点灯、消灯等の制御を行うことができる。
次に、図10を参照して本実施形態の動作の概要を説明する。図10は、ブロック構成の概要を示している。
外部電源である商用交流電源ACには、充電回路15、電源遮断検出回路16及びバッテリ12等が接続されている。また、バッテリ12には、補助光源としての保安灯83が接続されている。
通常時の商用交流電源ACから給電されている場合においては、点灯装置2に給電され、この点灯装置2から直流出力が主光源部6に供給され発光素子61が点灯する。一方、商用交流電源ACから充電回路15を通じて所定の直流電力がバッテリ12に充電される。さらに、第1の赤外線リモコン信号受信部81に給電され、受信部81が受信可能状態となる。この場合、第2の赤外線リモコン信号受信部82には給電されておらず、受信部82は受信可能状態にはない。
したがって、リモコン送信器Rを操作することにより、その操作信号が受信部81からリモコン制御回路18に送られ、制御手段17、点灯装置2を介して主光源部6における発光素子61の発光状態を制御することができる。
地震等の発生によって商用交流電源ACから給電が停止された場合においては、電源遮断検出回路16は、停電が発生したと判断して、電源遮断検出信号を制御手段17に送信する。この判断は、商用交流電源ACの電圧が所定時間所定電圧以下であることを検出して行われる。
制御手段17は、電源遮断検出信号を受信すると、電源を商用交流電源ACからバッテリ12に切換える制御を実行する。したがって、バッテリ12から補助光源としての保安灯83に給電される状態となり、さらに、バッテリ12から第2の赤外線リモコン信号受信部82に給電され、受信部82が受信可能状態となる。
したがって、リモコン送信器Rを操作することにより保安灯83の発光状態を制御することが可能となる。
以上のように商用交流電源ACから給電が停止された場合に、バッテリ12から給電して保安灯83によって照明を確保することができる。
このように構成された照明器具において、図5乃至図7に代表して示すように、放熱部材として機能するサポートシャーシ3は、導光板7の背面側に配置され、本体枠9の複数のボス93にねじ止めされて取付けられている。この状態では、サポートシャーシ3の取付片32は、主光源部6における取付板63の上面に面接触して熱的に結合されるようになっている。したがって、取付片32は、主光源部6とサポートシャーシ3との熱的結合部となっている。
また、点灯装置2の一端側、すなわち、ケース部材21における接続部21aがサポートシャーシ3の熱的結合部である取付片32に接続されている。具体的には、図6に示すように、ケース部材21の接続部21aがサポートシャーシ3の取付片32に重合するように面接触して配置されて、接続部21a及び取付片32を貫通して取付板63の上面壁にねじ込まれる取付ねじによって接続され、熱的に結合されるようになっている。さらに、ケース部材21の取付舌片21bがセンターシャーシ4の上面に固定されている。
このような点灯装置2の取付け状態では、回路基板22は、ケース部材21における接続部21aと離間して配置されるようになる。
さらに、ケース部材21は、センターシャーシ4の開口42近傍からサポートシャーシ3の外周部にわたって連続して架設するように設けられているので、センターシャーシ4とサポートシャーシ3とから構成されるシャーシ本体の強度の向上を図ることが可能となる。
続いて、図3、図4、図8及び図9に示すように、バッテリ12を含む補助光源点灯ユニット10は、サポートシャーシ3の背面側に配設されている。具体的には、点灯装置2のケース部材21における一側の中央部に配設されている。したがって、バッテリ12は、点灯装置2の近傍であって、主光源部6から熱的に離間した位置に配設されるようになっている。つまり、バッテリ12は、主光源部6の裏面側に接触したり、接近したりすることなく主光源6からの熱的影響を軽減できるような位置に配設されている。
加えて、バッテリ12は、サポートシャーシ3の背面側から離間距離dを空けて配設されているので、さらに、主光源部6からサポートシャーシ3に伝導される熱から隔離されるようになり、一層の熱的影響の軽減を期待することができる。
さらに、バッテリ12は、点灯装置2の近傍に配設されるので、例えば、リード線等の配線長を短くすることが可能で、配線接続関係の簡素化を図ることが可能となる。
また、導光板7における開口71の前面側の周縁部は、アダプタガイド5の下端側の鍔部52に支持されている。図7に代表して示すように、導光板7の前面側の外周縁部は、本体枠9における底壁92の傾斜状部に支持されている。一方、前記のように導光板7の背面側には、サポートシャーシ3が配設されており、導光板7は、サポートシャーシ3と、前記アダプタガイド5の鍔部52及び本体枠9の底壁92の傾斜状部とによって挟持されるように配置されている。この状態においては、導光板7の光入射端面72は、発光素子61と対向して位置し、発光素子61から出射される光が入射するようになっている。
次に、上記のように構成された照明器具の天井面Cへの取付状態について、図11を参照して説明する。なお、図においてアダプタAから導出される電源コードの図示は省略している。
図11に示すように、天井面Cに引掛けシーリングボディCbが設置されている。また、この引掛けシーリングボディCbには、アダプタAが電気的かつ機械的に接続されている。この状態からカバー部材Cvを開き又は取外して係合口51を開放状態として図示矢印で示すように、器具本体1におけるアダプタガイド5の係合口51をアダプタAに合わせながら、アダプタAの係止部A1がアダプタガイド5の係合口51に確実に係合するまで器具本体1を下方から手で押し上げて取付け操作を行い、カバー部材Cvで係合口51を覆い閉塞状態とする。
これにより、器具本体1の取付状態では、アダプタAがセンターシャーシ4の開口42を挿通し、アダプタAの係止部A1がアダプタガイド5の係合口51に係止されて取付状態が保持される。
また、器具本体1を取外す場合には、カバー部材Cvを開き又は取外し、アダプタAに設けられているレバーを操作してアダプタAの係止部A1の係合を解くことにより取外すことができる。
照明器具の取付状態において、商用交流電源から点灯装置2に電力が供給されると、基板62を介して発光素子61に通電され、各発光素子61が点灯する。発光素子61から出射された光は、導光板7の光入射端面72へ入射し、この入射した光は、導光板7内で全反射して導光板7全体に広がるとともに、背面側に形成された反射ドットからなるドットパターンによって拡散反射され、さらに前面側の拡散シートによって拡散されて均質化された光が前面側から放射される。また、導光板7から漏れた一部の光は、反射シートによって反射され前面側に放射されて再利用されるようになる。
カバー部材Cvは、透光性を有しているので、導光板7から漏れた光を透過させることができ、暗さ感を抑制できる。
また、商用交流電源から給電が停止された場合には、バッテリ12から給電して保安灯83によって照明を確保することができる。
主光源部6の各発光素子61の発光中は、熱が発生する。この熱は、基板62裏面側から取付板63に伝導され、サポートシャーシ3に伝導され、サポートシャーシ3の広い面積で効果的に放熱される。したがって、発光素子61の温度上昇を抑制することができる。
この場合、バッテリ12は、主光源部6から熱的に離間した位置に配設されているので、バッテリ12の温度上昇を抑制することができ、所期の耐用年数を確保することが可能となり、信頼性を保つことができる。
また、バッテリ12は、サポートシャーシ3の背面側に配設されているので、バッテリ12を交換する場合には、器具本体1をアダプタAから取外すことにより、バッテリ12の交換操作を行うことができる。さらに、サポートシャーシ3の背面側には、点灯装置2及び補助光源点灯ユニット10が平面的に配設されているので、照明器具の薄型化が可能となる。
以上のように本実施形態によれば、発光素子61の温度上昇を抑制するとともにバッテリ12の温度上昇を抑制し、かつ配線接続を簡素化できる照明器具を提供することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。上記実施形態においては、導光板を用いて室内の照明を行う形式の照明器具について説明したが、この形式の照明器具に限定されるものではない。例えば、シャーシの前面側に主光源として複数の発光素子が実装された基板を、その実装面を前面側(下方側)に向けて配設し、一方、シャーシの背面側にバッテリを基板の配設位置と位置をずらせて、すなわち、基板の配設位置と重ならないように配設するようにしたものであってもよい。
このような構成により、基板がシャーシの前面側に配設されるのに対し、バッテリは、シャーシの背面側に配設され、しかも、相互の配設位置が重ならないようになるので、バッテリは、主光源から熱的に離間して配設されるようになり、バッテリの温度上昇を抑制することが可能となる。
1・・・器具本体、2・・・点灯装置、
3・・・サポートシャーシ、4・・・センターシャーシ、
6・・・主光源部、7・・・導光板、
8・・・補助部品ユニット、9・・・本体枠、
10・・・補助光源点灯ユニット、12・・・バッテリ、
21・・・点灯装置のケース部材、22・・・回路基板、
23・・・回路部品、31・・・凹部、
42・・・センターシャーシの開口、61・・・発光素子、
62・・・基板、71・・・導光板の開口、
72・・・光入射端面、83・・・補助光源(保安灯)、
C・・・器具取付面(天井面)、Cb・・・配線器具(引掛けシーリングボディ)

Claims (2)

  1. 熱伝導性を有するシャーシと;
    発光素子を光源とし、前記シャーシに熱的に結合されて配設された主光源部と;
    外部電源に接続されて主光源部を点灯制御するとともに、前記シャーシに配設された点灯装置と;
    この点灯装置の近傍であって、主光源部から熱的に離間して配設されたバッテリと;
    外部電源からの給電が停止された場合に、バッテリからの給電により点灯される補助光源と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 器具取付面に設置された配線器具に対向する開口を略中央部に備えた熱伝導性を有するシャーシと;
    前記シャーシの開口に対向して開口を有し、外周部に光入射端面を備えた導光板と;
    この導光板の前記光入射端面に前記発光素子の出射光が入射するように配設された主光源部と;
    前記シャーシの背面側に配設された点灯装置及びバッテリと;
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014143054A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd Led照明装置
JP2015136250A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具および照明器具の検査方法

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