JP2015125805A - 照明器具 - Google Patents

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浩和 三枝
Hirokazu Saegusa
浩和 三枝
翼 井関
Tsubasa Iseki
翼 井関
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Abstract

【課題】コストアップを抑えつつ、光源の光学的な特性を容易に変更可能な照明器具を提供する。【解決手段】照明器具は、器具本体と、器具本体に対して照明空間側に配置されるLED222と、透光性を有し且つLED222を覆うように器具本体に取り付けられるカバー部材23とを備える。カバー部材23は、LED222から放射される光を照明空間に向けて透過させる透光部231と、LED222の光学的な特性を制御するための光学シート5を透光部231に沿って取り付ける溝部234,234とを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具に関するものである。
従来より、天井に取り付けられる天井直付け型の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された照明器具は、横長且つ長尺状に形成された器具本体と、器具本体に対して着脱自在に取り付けられる光源部とを備える。器具本体の略中央には、光源部を収容するための収容凹部が全長に亘って設けられている。
また、光源部は、横長且つ長尺状に形成された取付部材と、複数の発光素子がそれぞれ実装され、且つ取付部材の下面に並べて取り付けられる複数の基板と、複数の基板を覆うようにして取付部材に取り付けられるカバー部材とを有している。そして、一体に組み付けられた光源部は、その一部が収容凹部に収容された状態で器具本体に取り付けられる。
特開2012−3993号公報
上述の特許文献1に示した照明器具において光源部の配光を変更しようとした場合、照明器具の形状を全体的に変更するか、カバー部材の形状を変更するか、又は配光の異なる発光素子に変更するのが一般的である。
そして、照明器具の形状を変更する場合には、照明器具全体の交換が必要であり、交換費用が高くなってしまうという問題があった。また、カバー部材や発光素子を変更する場合には、光源部全体の交換が必要であり、この場合も交換費用が高くなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、コストアップを抑えつつ、光源の光学的な特性を容易に変更可能な照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、器具本体と、前記器具本体に対して照明空間側に配置される光源と、透光性を有し且つ前記光源を覆うように前記器具本体に取り付けられるカバーとを備え、前記カバーは、前記光源から放射される光を前記照明空間に向けて透過させる透光部と、前記光源の光学的な特性を制御するための光学部材を前記透光部に沿って取り付ける取付部とを有していることを特徴とする。
この照明器具において、前記取付部は、前記透光部における前記照明空間側の面に前記光学部材が取り付けられるように構成されているのが好ましい。
また、この照明器具において、前記取付部は、前記透光部における前記光源側の面に前記光学部材が取り付けられるように構成されているのも好ましい。
また、この照明器具において、前記取付部は、互いに特性の異なる複数の前記光学部材が前記光源の光軸方向に重ねて取り付けられるように構成されているのも好ましい。
また、この照明器具において、前記取付部は、互いに特性の異なる複数の前記光学部材が前記透光部に沿って並べて取り付けられるように構成されているのも好ましい。
本発明の構成によれば、従来の照明器具のように光源部単位で交換する必要はなく、カバーに光学部材を取り付けるだけでいいので、コストアップを抑えつつ、光源の光学的な特性を容易に変更可能な照明器具を提供することができるという効果がある。
実施形態1の照明器具に用いられる光源ユニットの断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上に用いられる光学シートを取り付ける手順を説明する説明図である。 (a)は同上に用いられる光学シートの断面図、(b)は同上に用いられる光学シートによる配光特性図である。 (a)は同上に用いられる別の光学シートの断面図、(b)は同上に用いられる別の光学シートによる配光特性図である。 (a)、(b)は同上に用いられるさらに別の光学シートの断面図、(c)は同上に用いられるさらに別の光学シートによる配光特性図である。 (a)、(b)は同上に用いられるさらに別の光学シートの断面図、(c)は同上に用いられるさらに別の光学シートによる配光特性図である。 (a)は同上に用いられるさらに別の光学シートの断面図、(b)は同上に用いられるさらに別の光学シートによる配光特性図である。 実施形態2の照明器具に用いられる光源ユニットの断面図である。 同上に用いられる別の光源ユニットの断面図である。 同上に用いられるさらに別の光源ユニットの断面図である。 実施形態3の照明器具に用いられる光源ユニットの断面図である。 同上に用いられる光学シートを取り付ける手順を説明する説明図である。 実施形態4の照明器具に用いられる光源ユニットの断面図である。 実施形態5の照明器具に用いられる光源ユニットの断面図である。 同上に用いられる別の光源ユニットの断面図である。
以下に、照明器具の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の各実施形態では、図2に示すように、長尺状に形成された天井直付け型の照明器具を例に説明するが、本発明の特徴部分である光学シートを取付可能であれば、他の形状の照明器具であってもよい。
(実施形態1)
本実施形態の照明器具10は、図2に示すように天井直付け型の照明器具であって、吊ボルト200及びナット201を用いて天井材100に取り付けられる器具本体1と、器具本体1に対して着脱自在に取り付けられる光源ユニット2とを備える。なお、以下では特に断りがない限り、図1に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、さらに図1中の紙面に垂直な方向を前後方向(手前側が前側)と規定して説明を行う。
器具本体1は、板金に曲げ加工を施すことで長尺且つ上面(天井材100との対向面)が開口する扁平な箱状に形成され、天井材100と反対側(つまり下側)には光源ユニット2を収容するための矩形の凹部11が器具本体1の全長に亘って設けられている。また、器具本体1の左右方向(幅方向)において凹部11の両側には、凹部11の開口端縁から延長され、且つ外側に行くほど上側(天井材100側)に傾斜する傾斜面12,12がそれぞれ設けられている。
また、凹部11の底面部111には、電線を通すための孔111aが前後方向(長手方向)に沿って複数(図2では2個)設けられるとともに、吊ボルト200を通すための孔111bが前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ1個ずつ設けられている。さらに、凹部11の底面部111には、天井材100を通して室内側に露出する電源線6が接続される端子台13が取り付けられている。端子台13は、矩形箱状の本体部131を有し、本体部131には、雌型のコネクタ132を有する電線133が接続されている。
また、凹部11の右側の側面部112には、後述の引掛片31,31がそれぞれ引っ掛けられる孔112a,112aが、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。さらに、凹部11の左側の側面部112には、後述の引掛ばね32,32がそれぞれ引っ掛けられる引掛金具33,33が、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ取り付けられている。
光源ユニット2は、図1及び図2に示すように、基板22と、基板22が取り付けられる取付部材21と、基板22を覆うようにして取付部材21に取り付けられるカバー部材23(カバー)とを有する。また、光源ユニット2は、基板22に所定の点灯電力を供給する電源装置24と、天井材100を通して室内側に露出する制御線7が接続される端子台25とを有する。
基板22は、前後方向に長い矩形板状に形成されたプリント基板221からなり、プリント基板221の下面には複数のLED(発光ダイオード)222が前後方向(長手方向)に沿って実装されている。また、基板22の前端部には、電源装置24との間を電気的に接続するためのコネクタ(図示せず)が実装されており、このコネクタから導出する電線(図示せず)を電源装置24に接続することで、基板22と電源装置24とが電気的に接続される。ここに、本実施形態では、LED222により光源が構成されている。
取付部材21は、板金に曲げ加工を施すことでU字状に形成され、長尺且つ矩形板状に形成された底面部211と、底面部211の左右方向(幅方向)における両端から上向きに延長された一対の側面部212,212とで構成される。各側面部212の先端には、円形に折り曲げることで形成された被引掛部212aが全長に亘って設けられている(図1参照)。
また、底面部211の左端部には、器具本体1の引掛金具33,33にそれぞれ引っ掛けられる引掛ばね32,32が、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。さらに、底面部211の右端部には、器具本体1の孔112a,112aにそれぞれ引っ掛けられる引掛片31,31が、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。
カバー部材23は、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺状に形成されている(図1及び図2参照)。また、カバー部材23は、左右方向(幅方向)において両端側から中央側に行くほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の透光部231を有している(図1参照)。そして、LED222から放射された光は、透光部231を透過して下方の照明空間へと照射される。
さらに、透光部231の左右方向における両端部には、L字状に形成された折り返し部232a,232aがそれぞれ設けられており、各折り返し部232aと透光部231との間に溝部234が形成されている。また、左右方向において各折り返し部232aよりも内側には、上向き(取付部材21に向かう向き)に突出する突壁部233が全長に亘って設けられている。さらに、各突壁部233の先端には、内向きに突出する突起部233aが設けられている。
電源装置24は、前後方向に長い矩形箱状に形成されたケース241を有する。ケース241の内部には、少なくともLED222の点灯電力を生成するための電源回路を有する基板(図示せず)が収納されている。また、電源装置24の入力側には、雄型のコネクタ242を有する電線243が接続されている。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。作業者は、取付部材21の上面側に電源装置24を取り付けるとともに、LED222が下側を向くようにして取付部材21の底面部211の下面に基板22を取り付ける。このとき、作業者は、例えば取付部材21の底面部211の一部を切り起こすことで形成された爪部(図示せず)を用いて、取付部材21の底面部211に基板22を固定する。さらに、作業者は、基板22に実装されたコネクタ(図示せず)から導出する電線(図示せず)を電源装置24に接続する。
そして最後に、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー部材23を取付部材21に取り付ける。このとき、カバー部材23の各突壁部233の突起部233aが、取付部材21の対応する側面部212の被引掛部212aに引っ掛かることで、カバー部材23が取付部材21に取り付けられる。
また、このままでは、取付部材21に対してカバー部材23が前後方向(長手方向)に移動するのを規制できないため、作業者は、固定ねじ203(図1参照)を用いてカバー部材23を取付部材21に固定する。以上のような手順に従って、光源ユニット2が組み立てられる。
続けて、照明器具10の施工手順について説明する。なお、以下では、端子台13が予め器具本体1に取り付けられているものとして説明する。作業者は、天井材100を通して室内側に露出する電源線6及び制御線7(図2参照)をそれぞれ器具本体1の孔111a,111aに通すとともに、同様に天井材100を通して室内側に露出する吊ボルト200を孔111bに通す。さらに、作業者は、各吊ボルト200にワッシャー202を通した後、ナット201をねじ込んで器具本体1を天井材100に固定する。
その後、作業者は、電源線6の端部を端子台13に接続するとともに、光源ユニット2の各引掛片31を器具本体1の対応する孔112aに引っ掛けて、光源ユニット2を器具本体1に仮保持させる。次に、作業者は、光源ユニット2を器具本体1に仮保持させた状態のまま、端子台13のコネクタ132と電源装置24のコネクタ242を接続するとともに、制御線7を端子台25に接続する。
そして最後に、作業者は、器具本体1の孔112aを支点として光源ユニット2を回転させ、光源ユニット2を器具本体1に取り付ける。このとき、光源ユニット2の各引掛ばね32が器具本体1の対応する引掛金具33に引っ掛かることで、光源ユニット2が器具本体1に取り付けられる。以上のような手順に従って、照明器具10が天井に施工される。
ところで、従来の照明器具では、光源部の配光を変更しようとした場合、照明器具の形状を全体的に変更するか、カバー部材の形状を変更するか、又は配光の異なる発光素子に変更するのが一般的である。そして、これらの方法では、交換費用が高くなるという問題があった。
これに対して、本実施形態では、光学シート5(光学部材)を用いることでLED222の配光を容易に変更できるようになっている。以下、具体的に説明する。
光学シート5は、例えば合成樹脂により長尺且つ矩形板状に形成されたシート本体51を有し、シート本体51の下面には、三角状に突出する凸部511が左右方向に沿って複数設けられている(図4(a)参照)。
次に、光学シート5をカバー部材23に取り付ける手順について、図3を参照しながら説明する。作業者は、光学シート5のシート本体51の左端部をカバー部材23の左側の溝部234に差し込んだ後、シート本体51を全体的に下向きに撓ませながらシート本体51の右端部をカバー部材23の右側の溝部234に差し込む。これにより、透光部231の表面(照明空間側の面)に密着させた状態で、光学シート5をカバー部材23に取り付けることができる。
ここに、本実施形態では、溝部234,234により取付部が構成されている。そして、この光学シート5を用いた場合には、図4(b)中の実線a1に示すように、左右方向(幅方向)において広角(ワイド)な配光を実現することができる。
図5(a)は本実施形態の別の光学シート5の断面図であり、この光学シート5では、三角状に突出する凸部511がシート本体51の上面に設けられている。そして、この光学シート5を用いた場合には、図5(b)中の実線a2に示すように、左右方向(幅方向)において狭角な配光を実現することができる。
図6(a)は本実施形態のさらに別の光学シート5の断面図であり、この光学シート5では、鋸刃状に形成された複数の凸部512がシート本体51の下面に設けられている。また、図6(b)は本実施形態のさらに別の光学シート5の断面図であり、この光学シート5では、鋸刃状に形成された複数の凸部512がシート本体51の上面に設けられている。そして、これらの光学シート5を用いた場合には、図6(c)中の実線a3に示すように、左右方向(幅方向)において片側(図6(c)では左側)に偏らせた配光を実現することができる。
図7(a)は本実施形態のさらに別の光学シート5の断面図であり、この光学シート5では、鋸刃状に形成された複数の凸部513が、シート本体51の下面において左右対称となるように設けられている。そして、この光学シート5を用いた場合には、図7(c)中の実線a4に示すように、図4(a)に示した光学シート5に比べて左右方向への配光をより広角にすることができる。
また、図7(b)は本実施形態のさらに別の光学シート5の断面図であり、この光学シート5では、鋸刃状に形成された複数の凸部513が、シート本体51の上面において左右対称となるように設けられている。そして、この光学シート5を用いた場合には、図7(c)中の実線a5に示すように、図5(a)に示した光学シート5に比べて左右方向への配光をより狭角にすることができる。
図8(a)は本実施形態のさらに別の光学シート5の断面図であり、この光学シート5では、三角状に突出する凸部514が、シート本体51の下面において前後方向(長手方向)に沿って設けられている。そして、この光学シート5を用いた場合には、図8(b)中の実線a6に示すように、前後方向(長手方向)において広角な配光を実現することができる。
また、図示は省略しているが、三角状に突出する凸部514を、シート本体51の上面において前後方向(長手方向)に沿って設けた場合には、図8(b)中の実線a7に示すように、前後方向(長手方向)において狭角な配光を実現することができる。
本実施形態によれば、従来の照明器具のように光源部単位で交換する必要はなく、カバー部材23に光学シート5を取り付けるだけでいいので、コストアップを抑えつつ、LED222の光学的な特性を容易に変更可能な照明器具10を提供することができる。また、本実施形態のように、カバー部材23の透光部231の外面(照明空間側の面)側に光学シート5を取り付ける構成とした場合には、ユーザーによって容易に光学シート5を交換することができる。
さらに、従来の照明器具のように、カバー部材や発光素子を変更することで配光を変更する場合には、配光の種類と同じ数の光源部を用意する必要があり、光源部を構成する部品の管理が複雑であった。これに対して、本実施形態によれば、LED222の光学的な特性の種類と同じ数の光学シート5を用意するだけでよく、従来の照明器具に比べて管理が容易になるという利点がある。
なお、本実施形態では、LED222の光学的な特性として配光を例に説明したが、LED222の光学的な特性は配光に限定されるものではない。例えば、光学シート5の色を変更することで光の色を変更してもいいし、シート本体51に添加物を加えることで光の波長を変更してもよい。そして、光の波長を変更した場合には、紫外線をカットしたり、メラトニン抑制により睡眠を促進したり、発光色を美光色にすることができる。
また、本実施形態では、光学シート5を左右方向に撓めることでカバー部材23に取り付けたが、カバー部材23に対して前後方向(長手方向)から光学シート5をスライドさせることでカバー部材23に取り付けてもよい。
本実施形態の照明器具10は、器具本体1と、器具本体1に対して照明空間側に配置されるLED222(光源)と、透光性を有し且つLED222を覆うように器具本体1に取り付けられるカバー部材23(カバー)とを備える。カバー部材23は、LED222から放射される光を照明空間に向けて透過させる透光部231と、LED222の光学的な特性を制御するための光学シート5(光学部材)を透光部231に沿って取り付ける溝部234(取付部)とを有している。
また、本実施形態の照明器具10のように、溝部234は、透光部231における照明空間側の面に光学シート5が取り付けられるように構成されているのが好ましい。
(実施形態2)
照明器具10の実施形態2について図9〜図11を参照しながら説明する。なお、以下では特に断りがない限り、図9に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、さらに図9中の紙面に垂直な方向を前後方向(手前側が前側)と規定して説明を行う。また、光学シート5以外の構成については実施形態1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。さらに、光学シート5のカバー部材23への取付方法についても実施形態1と同様であり、ここでは説明を省略する。
本実施形態の照明器具10は、器具本体1と、器具本体1に対して着脱自在に取り付けられる光源ユニット2とを備える(図2参照)。また、光源ユニット2は、図9に示すように、基板22と、取付部材21と、カバー部材23と、電源装置24とを備える。
光学シート5は、例えば合成樹脂により長尺且つ矩形板状に形成されたシート本体51を有し、シート本体51の左右方向における中央部分は、LED222からの光を透過させない不透過部56aとなっている。また、シート本体51の左右方向における左側部分及び右側部分は、それぞれLED222からの光を透過させる透過部55a,57aとなっている。
この光学シート5によれば、照明空間(光源ユニット2よりも下側の空間)において不透過部56aに対応する領域R1にはLED222からの光は透過されず、左右両側の透過部55a,57aからの光しか透過されない。これにより、照明器具10直下の照明空間へのグレアをカットすることができる。
図10は、本実施形態の照明器具10に用いられる別の光源ユニット2の断面図である。この光源ユニット2は、基板22と、取付部材21と、カバー部材23と、電源装置24とを備える。
光学シート5は、例えば合成樹脂により長尺且つ矩形板状に形成されたシート本体51を有し、シート本体51の左右方向における中央部分は、LED222からの光を透過させる透過部56bとなっている。また、シート本体51の左右方向における左側部分及び右側部分は、それぞれLED222からの光を透過させない不透過部55b,57bとなっている。
この光学シート5によれば、照明空間(光源ユニット2よりも下側の空間)において不透過部55b,57bに対応する領域R2,R3にはLED222からの光は透過されず、中央部分の透過部56bからの光しか透過されない。これにより、遮光角の浅い照明空間へのグレアをカットすることができる。
図11は、本実施形態の照明器具10に用いられるさらに別の光源ユニット2の断面図である。この光源ユニット2は、基板22と、取付部材21と、カバー部材23と、電源装置24とを備える。
光学シート5は、例えば合成樹脂により長尺且つ矩形板状に形成されたシート本体51を有し、シート本体51の左右方向における左側部分は、LED222からの光を透過させる透過部55cとなっている。また、シート本体51の左右方向における中央部分及び右側部分は、それぞれLED222からの光を透過させない不透過部56c,57cとなっている。
この光学シート5によれば、照明空間(光源ユニット2の下側の空間)において不透過部56c,57cに対応する領域R4にはLED222からの光は透過されず、左側部分の透過部55cからの光しか透過されない。これにより、例えば人がいる方向へのグレアをカットしたり、不要な方向への光をカットすることができる。
なお、本実施形態では、グレアをカットする部分を不透過部としたが、透過部に比べて透過率を下げた半透過部としてもよく、本実施形態に限定されない。
(実施形態3)
照明器具10の実施形態3について図12及び図13を参照しながら説明する。上述の実施形態1,2では、カバー部材23の透光部231における照明空間側(下側)の面に光学シート5を取り付けたが、本実施形態では、透光部231におけるLED222側(上側)の面に光学シート5を取り付けている。
なお、以下では特に断りがない限り、図12に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、さらに図12中の紙面に垂直な方向を前後方向(手前側が前側)と規定して説明を行う。また、カバー部材23以外の構成は実施形態1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の照明器具10は、器具本体1と、器具本体1に着脱自在に取り付けられる光源ユニット2とを備える(図2参照)。また、光源ユニット2は、図12に示すように、基板22と、取付部材21と、カバー部材23と、電源装置24とを有する。
カバー部材23は、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺状に形成されている。また、カバー部材23は、左右方向(幅方向)において両端側から中央側に行くほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の透光部231を有している(図12参照)。
さらに、透光部231の左右方向における両端側で且つ透光部231よりも上側(LED222側)には、透光部231と平行に延長された延出部232b,232bがそれぞれ設けられている。また、各延出部232bと透光部231との間には、溝部235が形成されている。
カバー部材23の前後方向(長手方向)における両端部には、図13に示すように、端部カバー4,4がそれぞれ取り付けられる(図13では片側の端部カバー4のみ図示)。各端部カバー4には、開口寸法が光学シート5の厚み寸法及び幅寸法よりもわずかに大きく設定された円弧状の開口部41が設けられている。
そして、作業者が、端部カバー4の開口部41を通して光学シート5をカバー部材23の内部に挿入すると、光学シート5の左右方向における両端部がそれぞれ溝部235,235に差し込まれ、光学シート5がカバー部材23に取り付けられる(図12参照)。
本実施形態のように、カバー部材23の透光部231における上側(LED222側)の面に光学シート5を取り付けた場合には、光学シート5が汚れるのを抑えることができるとともに、光学シート5が落下するのを抑えることができる。また、清掃時に光学シート5が外れたり、ずれたりするのを抑えることができるとともに、下側から見たときの意匠性を向上させることができる。
本実施形態の照明器具10のように、溝部235(取付部)は、透光部231におけるLED222(光源)側の面に光学シート5(光学部材)が取り付けられるように構成されているのが好ましい。
(実施形態4)
照明器具10の実施形態4について図14を参照しながら説明する。上述の実施形態1では、カバー部材23に取り付ける光学シート5を1枚としたが、本実施形態では、2枚の光学シート5a,5bをカバー部材23に取り付けている。
なお、以下では特に断りがない限り、図14に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、さらに図14中の紙面に垂直な方向を前後方向(手前側が前側)と規定して説明を行う。また、光学シート5a,5b以外の構成については実施形態1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。さらに、光学シート5のカバー部材23への取付方法についても実施形態1と同様であり、ここでは説明を省略する。
本実施形態の照明器具10は、器具本体1と、器具本体1に着脱自在に取り付けられる光源ユニット2とを備える(図2参照)。また、光源ユニット2は、図14に示すように、基板22と、取付部材21と、カバー部材23と、電源装置24とを有する。
本実施形態では、赤色の光学シート5aと青色の光学シート5bとを、LED222の光軸P1方向(上下方向)に重ねてカバー部材23に取り付けている。これにより、LED222から照明空間に向けて照射される光を、緑色の光に変換することができる。
なお、本実施形態では、赤色の光学シート5aと青色の光学シート5bの2枚を用いたが、光学シートの枚数は3枚以上であってもよい。また、赤色及び青色以外の色の光学シートを組み合わせてもよい。さらに、カラー変換用の光学シートとグレアカット用の光学シートを組み合わせたり、波長制御用の光学シートを複数枚組み合わせてもよく、本実施形態に限定されない。
本実施形態の照明器具10のように、溝部234(取付部)は、互いに特性の異なる複数の光学シート5a,5b(光学部材)がLED222(光源)の光軸P1方向に重ねて取り付けられるように構成されているのが好ましい。
(実施形態5)
照明器具10の実施形態5について図15及び図16を参照しながら説明する。上述の実施形態4では、2枚の光学シート5a,5bを、LED222の光軸P1方向に重ねたが、本実施形態では、2枚の光学シート5c,5dを左右方向に並べてカバー部材23に取り付けている。
なお、以下では特に断りがない限り、図15に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、さらに図15中の紙面に垂直な方向を前後方向(手前側が前側)と規定して説明を行う。また、光学シート5c,5d及びカバー部材23以外の構成については実施形態1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の照明器具10は、器具本体1と、器具本体1に着脱自在に取り付けられる光源ユニット2とを備える(図2参照)。また、光源ユニット2は、図15に示すように、基板22と、取付部材21と、カバー部材23と、電源装置24とを有する。
カバー部材23は、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺状に形成されている。また、カバー部材23は、左右方向(幅方向)において両端側から中央側に行くほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の透光部231を有している(図15参照)。
さらに、透光部231の左右方向における両端側で且つ透光部231よりも上側(LED222側)には、透光部231と平行に延長された延出部232b,232bがそれぞれ設けられている。また、各延出部232bと透光部231との間には、溝部235が形成されている。
さらに、透光部231の左右方向における中央側で且つ透光部231よりも上側(LED222側)には、透光部231と平行に延長された第2延出部232c,232cがそれぞれ設けられている。また、各第2延出部232cと透光部231との間には、溝部236が形成されている。
そして、本実施形態では、LED222の光軸P1に対して左側に位置する溝部235,236にはグレアカット用の光学シート5dが差し込まれ、透光部231の上側(LED222側)の面に沿って光学シート5dが配置される。また、LED222の光軸P1に対して右側に位置する溝部235,236にはカラー用の光学シート5cが差し込まれ、透光部231の上側(LED222側)の面に沿って光学シート5cが配置される。
そして、本実施形態によれば、LED222の光軸P1に対して右側の領域と左側の領域とで、LED222の光学的な特性を変えることができる。
また、本実施形態では、光学シート5c,5dを透光部231におけるLED222側の面に取り付けたが、図16に示すように、光学シート5c,5dを透光部231における照明空間側の面に取り付けてもよい。この場合も同様に、LED222の光軸P1に対して右側の領域と左側の領域とで、LED222の光学的な特性を変えることができる。
なお、光学シートの組み合わせは本実施形態に限定されるものではなく、実施形態4と同様に、いろいろな組み合わせを適用することができる。また、光学シートの枚数も2枚に限定されるものではなく、3枚以上であってもよい。
本実施形態の照明器具10のように、溝部235,236又は溝部234,237(取付部)は、互いに特性の異なる複数の光学シート5c,5d(光学部材)が透光部231に沿って並べて取り付けられるように構成されているのが好ましい。
5 光学シート(光学部材)
23 カバー部材(カバー)
222 LED(光源)
231 透光部
234 溝部(取付部)

Claims (5)

  1. 器具本体と、前記器具本体に対して照明空間側に配置される光源と、透光性を有し且つ前記光源を覆うように前記器具本体に取り付けられるカバーとを備え、
    前記カバーは、前記光源から放射される光を前記照明空間に向けて透過させる透光部と、前記光源の光学的な特性を制御するための光学部材を前記透光部に沿って取り付ける取付部とを有していることを特徴とする照明器具。
  2. 前記取付部は、前記透光部における前記照明空間側の面に前記光学部材が取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記取付部は、前記透光部における前記光源側の面に前記光学部材が取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  4. 前記取付部は、互いに特性の異なる複数の前記光学部材が前記光源の光軸方向に重ねて取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の照明器具。
  5. 前記取付部は、互いに特性の異なる複数の前記光学部材が前記透光部に沿って並べて取り付けられるように構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017059373A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニット及び照明器具
JP2017069111A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニットおよび照明器具

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