JP6587395B2 - 工事管理システム及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気工事などの工事の作業工程を管理するための技術に関する。
例えば、電気設備の停電作業や点検業務において、点検前後の停電復電操作時の誤操作や、遮断機などの復旧及び接地器取り忘れによる設備事故を防止することは重要である。
しかしながら、従来では、進捗状況を把握したり作業間の調整を行ったりするために情報システムが用いられているが、実際に工事を行う現場における作業順番の誤りや、工程実行の欠落などを有効に防止するための仕組みは十分ではない。
特開平10−273974号公報 特開2006−252226号公報
従って、本発明の目的は、一側面として、工事を行う現場において正しい作業手順で作業を行うように促すための技術を提供することである。
本発明に係るシステムは、第1乃至第3の端末装置を含むシステムである。そして、第1の端末装置は、(A)予め規定されている作業手順に含まれる各作業を、規定された順番で作業者に指示するように促す表示を行い、(B)作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことが入力されると、第2及び第3の端末装置にある作業の指示通知を送信すると共に、ある作業の次の順番における作業の実行を作業者に指示したことを入力できないロック状態に遷移する。また、第2の端末装置は、(C)作業手順におけるいずれかの作業対象装置に対応付けられており、(D)ある作業の指示通知を受信すると、ある作業の指示通知が作業対象装置に関係する場合には、作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を行う。さらに、第3の端末装置は、(E)ある作業の指示通知を受信すると、ある作業が作業者によって実行されたことを確認するよう促す表示を行い、(F)ある作業が作業者によって実行されたことを確認したことが入力されると、ある作業の確認通知を、第1及び第2の端末装置に送信する。そして、第1の端末装置は、(G)ある作業の確認通知を受信すると、ロック状態を解除する。また、第2の端末装置は、(H)ある作業の確認通知を受信すると、ある作業の確認通知が作業対象装置に関係する場合には、作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を停止する。
一側面としては、工事を行う現場において正しい作業手順で作業を行うように促すことができるようになる。
図1は、第1の実施の形態に係るシステムの構成例を示す図である。 図2は、タブレットの機能ブロック図である。 図3は、指示者タブレットの第1の画面例を示す図である。 図4は、第1の実施の形態に係る処理フローを示す図である。 図5は、作業手順表の一例を示す図である。 図6は、指示者タブレットの第2の画面例を示す図である。 図7は、指示者タブレットの第3の画面例を示す図である。 図8は、指示者タブレットの第4の画面例を示す図である。 図9は、確認者タブレットの第1の画面例を示す図である。 図10は、確認者タブレットの第2の画面例を示す図である。 図11は、確認者タブレットの第3の画面例を示す図である。 図12は、盤タブレットの第1の画面例を示す図である。 図13は、盤タブレットの第2の画面例を示す図である。 図14は、初期状態特定処理の処理フローを示す図である。 図15は、盤タブレットの第3の画面例を示す図である。 図16は、第1の実施の形態に係る処理フローを示す図である。 図17は、指示者タブレットの第5の画面例を示す図である。 図18は、確認者タブレットの第4の画面例を示す図である。 図19は、第1通知応答処理の処理フローを示す図である。 図20は、盤タブレットの第4の画面例を示す図である。 図21は、確認者タブレットの第5の画面例を示す図である。 図22は、指示者タブレットの第6の画面例を示す図である。 図23は、第2通知応答処理の処理フローを示す図である。 図24は、盤タブレットの第5の画面例を示す図である。 図25は、指示者タブレットの第7の画面例を示す図である。 図26は、盤タブレットの第6の画面例を示す図である。 図27は、確認者タブレットの第6の画面例を示す図である。 図28は、確認者タブレットの第7の画面例を示す図である。 図29は、指示者タブレットの第8の画面例を示す図である。 図30は、指示者タブレットの第9の画面例を示す図である。 図31は、盤タブレットの第7の画面例を示す図である。 図32は、確認者タブレットの第8の画面例を示す図である。 図33は、第2の実施の形態に係るシステムの構成例を示す図である。 図34は、タブレットの機能ブロック図である。
[実施の形態1]
本実施の形態に係るシステムの概要を図1に示す。例えば、電気工事を行う場所には、高圧受電盤や低圧動力盤等の盤1001及び1002が設置されている。この盤1001及び1002のうち、今回の電気工事において主に作業が行われる盤1001には、盤タブレット300を、取り付ける。例えば、盤タブレット300の裏面には磁石が備えられており、盤1001の扉などに貼り付けられる。また、工事の指示者が操作する指示者タブレット100と、工事の確認者が操作する確認者タブレット200も用いられる。さらに、盤タブレット300と指示者タブレット100と確認者タブレット200とで用いられるデータを保持するサーバの役割を果たすパーソナルコンピュータPC(Personal Computer)500も用意される。
そして、ルータや中継器などの通信機器400を、工事場所に設置して、盤タブレット300と指示者タブレット100と確認者タブレット200とPC500との間で通信可能なように、無線LAN(Local Area Network)が構築される。
指示者タブレット100、確認者タブレット200と盤タブレット300とは、無線LAN機能及びタッチパネルを有するタブレットであるが、本実施の形態に係る機能として、図2に示すように、通信部11と、制御部12と、表示処理部13と、入力部14と、データ格納部15とを有する。
通信部11は、通信機器400を介して、他のタブレット及びPC500と通信を行う。制御部12は、タブレットの制御を行う。具体的には、制御部12は、通信部11から受信した通知に応じて又は入力部14からの入力に応じて、通信部11や表示処理部13を制御する。また、制御部12は、取得した作業手順表のデータ等をデータ格納部15に格納したり、作業手順表のデータ等をデータ格納部15から読み出して表示処理部13にタッチパネル(すなわち表示装置)へ表示させる。表示処理部13は、制御部12からの指示に応じてデータをタッチパネル上に表示させる。入力部14は、タッチパネルに対する入力を制御部12に出力する。データ格納部15は、各種設定データや取得した作業手順表等のデータを格納する。
次に、図1に示したシステムの動作を、図3乃至図32を用いて説明する。まず、指示者タブレット100を起動させて、本実施の形態に係る、指示者タブレット100用のプログラムを実行すると、制御部12は、表示処理部13に例えば図3に示すような画面を表示させる。図3の例では、作業手順表(手順書とも呼ぶ)を例えばPC500から読み込むことを指示するための手順書読込スタートボタンと、盤タブレット300を取り付けた盤を特定するための欄(盤タブレット表示欄)と、指示者タブレット100として機能することを指示するための指示者タブレットボタンと、確認者タブレットとして機能することを指示するための確認者タブレットボタンと、盤タブレットの背景色設定欄(詳細は省略)とを含む。
まず、指示者は、手順書読込スタートボタンを押すことで、例えばPC500から作業手順表を読み込むことを、指示者タブレット100に指示する。指示者タブレット100の入力部14は、手順書読込スタートの指示を受け付けると制御部12に出力し、制御部12は、通信部11を介してPC500から作業手順表のデータを読み出して、データ格納部15に格納する(図4:ステップS1)。PC500において複数の作業手順表が格納されている場合には、いずれの作業手順表を用いるのかを選択させるようにしても良い。
本実施の形態では、例えば図5に示すような作業手順表を読み込むものとする。作業手順表は、作業番号、予定時間、作業項目、操作箇所(場所、盤名及び機器)、操作又は状態、指示者名、操作者名及び確認者名が、各作業について規定されている。本例では、盤は、高圧受電盤、高圧キャビネット、低圧動力盤及び低圧電灯盤を含む。
そうすると、制御部12は、表示処理部13に、読み込んだ作業手順表に係る盤を識別可能に表示させる。例えば、図6に示すような画面が表示される。
図6では、作業手順表に含まれる盤については、盤タブレット表示欄において列挙される。但し、本実施の形態では、説明を簡単にするために、高圧受電盤にのみ盤タブレット300を取り付けるものとする。すなわち、盤1001は、高圧受電盤である。すなわち、盤タブレット300においてどの盤に取り付けられたかが設定されると、盤タブレット300から指示者タブレット100及び確認者タブレット200に、取り付け先の盤の識別子が通知され、盤タブレット表示欄において、取り付け先の盤に丸が表示される。
なお、確認者タブレット200及び盤タブレット300についても、電源を投入して、本実施の形態に係る確認者タブレット200用のプログラム及び盤タブレット300用のプログラムを起動させておく。なお、各タブレットに、他のタブレットのアドレスなどを予め取得しておくか、設定しておくものとする。
そして、指示者タブレット100の制御部12は、通信部11に、例えば読み込んだ作業手順表のファイル名などの識別子を含む作業手順表読込通知を、確認者タブレット200と盤タブレット300に対して送信させる(図4:ステップS3)。作業手順表読込通知についてはブロードキャストするようにしても良い。そうすると、確認者タブレット200の通信部11は、指示者タブレット100から作業手順表読込通知を受信し、制御部12に出力する(ステップS9)。そうすると、確認者タブレット200の制御部12は、通信部12に、作業手順表読込通知に係る作業手順表を、PC500から読み込ませ、データ格納部15に格納する(ステップS11)。そして、確認者タブレット200の制御部12は、表示処理部13に、読み込んだ作業手順表に係る盤を識別可能に表示させる。
同様に、盤タブレット300の通信部11は、指示者タブレット100から作業手順表読込通知を受信し、制御部12に出力する(ステップS17)。そして、盤タブレット300の制御部12は、通信部11に、作業手順表読込通知に係る作業手順表を、PC500から読み込ませ、データ格納部15に格納する(ステップS19)。盤タブレット300の制御部12は、表示処理部13に、読み込んだ作業手順表に係る盤を識別可能に表示させる。
指示者タブレット100では図6のような画面が表示されているので、指示者は、盤タブレット表示欄における「設置状況の更新」をタップして、盤タブレット300の取り付け先盤の識別子を取得するように指示する。指示者タブレット100の入力部14は、指示者からの入力を受け付けて、表示処理部13に、取得後の画面を表示させる。例えば、図7のような画面が表示されるようになる。このように、今回の工事現場では、高圧受電盤にのみ盤タブレット300が取り付けられるという表示がなされる。本実施の形態では、この状態で図7における指示者タブレットボタンをタップすると、指示者タブレット100の入力部14は、指示者タブレットボタンがタップされたことを制御部12に出力し(ステップS5)、制御部12は、作業手順表に基づく初期表示を、表示処理部13に対して実行させる(ステップS7)。そして処理は端子Aを介して図16の処理に移行する。
例えば、図8に示すような画面が表示される。図8の画面構成例では、現在の作業の表示欄801と、作業リスト803と、図7のようなMENUへ戻るボタンと、作業表の全件表示ボタンと、作業の10件表示ボタンと、指示ボタン804とを含む。作業リスト803には、操作箇所(盤及び機器)と、操作又は状態とが各作業について含まれる。本実施の形態では、作業リスト803において、現在の作業については、強調表示802がなされる。また、指示ボタン804は、指示者が操作者に対して指示を行うことができる状態であれば表示されるが、指示できないロック状態であれば表示されない。
なお、確認者タブレット200については、ステップS11の後に、例えば図9のような画面が表示される。ここで、指示者タブレット100についての設定と同様に、盤タブレット表示欄における「設置状況の更新」をタップして、盤タブレット300の取り付け先盤の識別子を取得するように指示する。確認者タブレット200の入力部14は、確認者からの入力を受け付けて、表示処理部13に、取得処理後の画面を表示させる。例えば、図10のような画面が表示されるようになる。このように、今回の工事現場では、高圧受電盤にのみ盤タブレット300が取り付けられるという表示がなされる。本実施の形態では、この状態で図10における確認者タブレットボタンをタップすると、確認者タブレット200の入力部14は、確認者タブレットボタンがタップされたことを制御部12に出力し(ステップS13)、制御部12は、作業手順表に基づく初期表示を、表示処理部13に対して実行させる(ステップS15)。そして処理は端子Bを介して図16の処理に移行する。
例えば、図11に示すような画面が表示される。図11の画面構成例では、現在の作業の表示欄1101と、作業リスト1102と、図10のようなMENUへ戻るボタンとを含む。作業リスト1102には、操作箇所(盤及び機器)と操作又は状態とが、各作業について含まれる。確認者タブレット200においては、指示者タブレット100から指示がなされるまでは、現在の作業の表示欄1101は空欄であり、作業リスト1102において現在の作業を強調表示することもない。
また、盤タブレット300については、例えばステップS19の後に、例えば図12に示すような画面が表示される。本実施の形態では、盤を選ぶボタンのみが表示される。このような盤を選ぶボタンをタップすると、図13に示すように、読み込んだ作業手順表における盤のリストを表示する画面を、制御部12が表示処理部13に表示させる。図13の例では、上でも述べたように、4つの盤のいずれかを選択するために、盤毎に「設置するボタン」が設けられている。本実施の形態では、高圧受電盤についての「設置するボタン」がタップされる。
盤タブレット300の入力部14は、このような設定入力を受け付けると(ステップS21)、当該設定入力を制御部12に出力し、制御部12は、データ格納部15に格納されている作業手順表に基づき初期状態特定処理を実行する(ステップS23)。なお、この段階で、他のタブレットに取り付け先盤の識別子を通知しても良いし、この段階以降に他のタブレットからの問い合わせに応じて取り付け先盤の識別子を通知しても良い。初期状態特定処理については、図14を用いて説明する。
盤タブレット300の制御部12は、作業手順表から自盤(ここでは高圧受電盤)についての作業を抽出する(ステップS101)。図5の例では、1番目、3番目乃至5番目、8番目、13番目乃至15番目、19番目の作業が抽出される。
そして、制御部12は、抽出されたデータから、機器毎にデータを抽出する(ステップS103)。図5の例では、機器については、「52R」「89R」「保安接地」「電源用作用・表示電源用MCCB」が含まれるので、各々についてデータをまとめる。
その後、制御部12は、機器毎に、初期操作又は状態の逆の操作又は状態を、初期状態として特定する(ステップS105)。
図5の例では、「52R」については初期操作又は状態は「開放」であるから、逆の操作又は状態「投入」が初期状態として特定される。同様に、「89R」については初期操作又は状態は「開放」であるから、逆の操作又は状態「投入」が初期状態として特定される。「保安接地」については初期操作又は状態は「取付」であるから、逆の操作又は状態「取外」が初期状態として特定される。「電源用作用・表示電源用MCCB」については初期操作又は状態は「開放」であるから、逆の操作又は状態「投入」が初期状態として特定される。
このようにして初期状態を自動的に特定することができるようになる。
図4の処理の説明に戻って、盤タブレット300の制御部12は、表示処理部13に、初期状態特定処理の処理結果に基づき、初期表示を実行させる(ステップS25)。例えば、図15に示すような画面が表示される。なお、処理は端子Cを介して図16の処理に移行する。
図15の例では、各機器について、状態表示がなされている。すなわち、「52R」「89R」「保安接地」「電源用作用・表示電源用MCCB」の各々について、初期状態を表示している。なお、色分けも行われており、「取付」又は「投入」、「開放」、「取外」の各々を識別可能になっている。なお、高圧受電盤が作業の対象である場合には、背景色を変えることによって、作業対象の盤を誤って識別しないようにしている。但し、現段階では通常の状態を表す色となっている。図15の例では、各機器について状態を表示するようになっているが、一部の重要とされる機器のみを表示するようにしても良い。
図16の処理の説明に移行して、指示者は、操作者に対して実行すべき作業の実行を指示して、指示者タブレット100に表示された画面に含まれる指示ボタンをタップする。そうすると、指示者タブレット100の入力部14は、指示入力を受け付けて制御部12に出力し、制御部12は、通信部11に、この指示の入力に応じて例えば指示に係る作業番号を含む指示通知を、確認者タブレット200及び盤タブレット300へ送信する(ステップS27)。なお、確認者タブレット200及び関係する盤タブレット300を指定して送信しても良いし、ブロードキャストしても良い。
そして、指示者タブレット100の制御部12は、表示処理部13に、ロック画面に遷移させ(ステップS33)、指示者が操作者に対して次の指示を行ったことを入力できないようにロックする。すなわち、確認者による今回の作業の確認が行われるまで、次の作業の指示を行うことを抑制するものである。
例えば、図17に示すようなロック画面が表示される。図17において点線1701で囲まれる部分に示されるように、指示ボタンが表示されなくなる。指示ボタンを表示するが、タップできないようにしても良い。このように、次の作業に進むことを抑制させる。
一方、確認者タブレット200の通信部11は、指示者タブレット100から指示通知を受信すると(ステップS29)、制御部12に出力する。そして、制御部12は、表示処理部13に、操作画面に遷移させる(ステップS35)。例えば、図18に示すような画面が表示される。図18の例では、確認者タブレットであることを示す欄1801と、現在の作業対象盤(ここでは高圧受電盤)の表示欄1802と、現在の作業内容を示す欄1803と、現在の作業対象盤についての作業リスト1805と、現在の作業対象盤についての現在の作業に対する強調表示1804とを含む。このように、制御部12は、指示に係る作業の作業対象盤を特定し、当該作業対象盤についての作業を、作業手順表から抽出し、作業前後の状態(機器+操作又は状態)を列挙する。その上で、指示に係る作業を強調表示させる。確認者は、操作者の作業内容を確認した上で、作業対象盤における作業対象機器の状態(ここでは52R開放)を、タップすることになる。
また、盤タブレット300の通信部11は、盤タブレット300から指示通知を受信すると(ステップS31)、通信部11は、指示通知を制御部12に出力する。そうすると、盤タブレット300の制御部12は、第1通知応答処理を実行する(ステップS37)。第1通知応答処理については、図19を用いて説明する。
盤タブレット300の制御部12は、受信した指示通知が、自盤に関係する指示通知であるか否かを判断する(ステップS111)。指示通知に含まれる作業番号で作業手順表を検索することで、操作箇所が自盤であるか否かを判断する。自盤に無関係の指示通知であれば、制御部12は、表示処理部13に、現在の状態を表す通知待ち画面を表示させる(ステップS113)。例えば、自盤への作業が完了した後、次が異なる盤への作業である場合には、背景(バックグランドとも呼ぶ)を通常の色に戻した表示などを行う。そして処理は呼び出し元の処理に戻る。
一方、受信した指示通知が、自盤に関係する指示通知であれば、制御部12は、表示処理部13に、指示通知に係る機器の状態を強調表示させる(ステップS115)。そして処理は呼び出し元の処理に戻る。
例えば、ステップS115では図20に示すような画面が表示される。図20の例では、高圧受電盤の52Rという機器に対して開放が指示されたことが通知されたので、画面のバックグランド1901を、作業対象盤であることを表す色に変更すると共に、「52R投入」という現在の状態が強調表示(1902)される。
ここで、確認者は、操作者が指示に係る作業を実行したか否かを確認する。確認できれば、確認された作業に対応する操作又は状態をタップする。図18の例では「52R開放」をタップする。確認者タブレット200の入力部14は、確認者による確認入力を受け付けて、通信部11に、確認された作業の作業番号及び確認時刻を含む確認通知を指示者タブレット100及び盤タブレット300へ送信させる(ステップS39)。確認通知は、指示者タブレット100及び関係する盤タブレット300を指定して送信するようにしても良いし、ブロードキャストするようにしても良い。なお、確認された作業の作業番号に対応付けて確認時刻をデータ格納部15に格納する。
そして、確認者タブレット200の制御部12は、作業手順表における最後の作業について確認入力がなされたか否かを判断する(ステップS40)。作業手順表における最後の作業であれば、確認者タブレット200の制御部12は、終了動作を実行する(ステップS46)。例えば、作業番号と確認時刻とを対応付けたデータを、例えばPC500に送信したり、作業終了時の画面を表示させるなどの処理を実行する。
一方、作業手順表における最後の作業でなければ、確認者タブレット200の制御部12は、確認者タブレット200の表示処理部13に、次の作業の指示待ち画面に遷移させる(ステップS45)。そして処理は端子Bを介してステップS29に戻る。
ここでは、確認者タブレット200においては、例えば図21に示すような画面が表示されるようになる。基本的には、図17と同様の画面であるが、確認時刻「09:10」の表示2101が追加されている。
確認者タブレット200からの確認通知が送信されると、指示者タブレット100の通信部11は、この確認通知を受信し(ステップS41)、確認通知を制御部12に出力する。そして、制御部12は、作業手順表における最後の作業について確認入力がなされたか否かを判断する(ステップS47)。作業手順表における最後の作業であれば、指示者タブレット100の制御部12は、終了動作を実行する(ステップS53)。例えば、作業終了時の画面を表示させるなどの処理を実行する。
一方、作業手順表における最後の作業でなければ、指示者タブレット100の制御部12は、指示者タブレット100の表示処理部13に、次の作業の指示画面に遷移させる(ステップS51)。そして処理はステップS27に戻る。
ここでは、指示者タブレット100においては、例えば図22に示すような画面が表示されるようになる。基本的には、図17と同様の画面であるが、確認時刻「09:10」の表示2201が追加されている。さらに、確認された作業についての状態(1行目の「開放」)は、作業済みを表す色に変更されている。図22の例では、確認された作業の確認時刻を表示する(2201)と共に、次の作業の作業対象盤を、現在の作業内容の表示欄2203に表示する。さらに、次の作業を強調表示する(2202)。ここで、指示者は、次の作業を操作者に指示して、指示ボタンをタップする。
また、確認者タブレット200からの確認通知が送信されると、盤タブレット300の通信部11は、この確認通知を受信し(ステップS43)、確認通知を制御部12に出力する。
そして、盤タブレット300の制御部12は、第2通知応答処理を実行する(ステップS48)。第2通知応答処理については、図23を用いて説明する。
盤タブレット300の制御部12は、受信した確認通知が、自盤に関係する確認通知であるか否かを判断する(ステップS121)。確認通知に含まれる作業番号で作業手順表を検索することで、操作箇所が自盤であるか否かを判断する。自盤に無関係の指示通知であれば、処理は呼び出し元の処理に戻る。
一方、受信した確認通知が、自盤に関係する確認通知であれば、盤タブレット300の制御部12は、表示処理部13に、確認通知に係る機器の状態を、確認通知に応じた状態に変更して表示させる(ステップS123)。例えば、逆の状態に変更する。例えば「投入」であれば「開放」に変更する。そして処理は呼び出し元の処理に戻る。
ステップS123が実行されると、盤タブレット300には図24に示すような画面が表示される。図24の例では、確認された作業に係る機器の状態については強調表示されたままであるが(2401)、状態自体の変更は表示され、投入から「開放」に変化する(2402)。
そして、盤タブレット300の制御部12は、作業手順表における最後の作業について確認通知がなされたか否かを判断する(ステップS49)。作業手順表における最後の作業であれば、盤タブレット300の制御部12は、終了動作を実行する(ステップS50)。例えば、作業終了時の画面を表示させるなどの処理を実行する。一方、作業手順表における最後の作業でなければ、処理は端子Cを介してステップS31に戻る。
このような処理が行われれば、確認者による前の作業の確認前に、指示者が次の作業を指示したりすることが抑制されるようになる。すなわち、作業手順表の順番で作業が行われるようになる。これによって、機器の破損や事故の防止など、作業の適正化が図られると共に、適切な作業手順表が作成されれば、作業効率向上などが図られる。
次に、指示者が、図22に示すような画面において、指示ボタンをタップすると、図25に示すような画面が表示される。図17と同様に、ロック画面となり、指示ボタンは表示されないようになる。
これによって指示通知が確認者タブレット200及び盤タブレット300へ送信される。盤タブレット300は、指示通知を受信しても、自盤に関係する指示通知ではないので、図26に示すような画面が表示される。図26では、自盤が作業対象盤ではないことを表す通知待ち画面となる。例えば、バックグランドが自盤が作業対象盤ではない色になる。
また、確認者タブレット200は、指示通知を受信すると、図27に示すような画面に遷移する。図27の例では、指示通知に係る作業の作業対象盤は「高圧キャビネット」であり、今回確認すべき作業の内容を画面上段に示すと共に、作業対象盤について抽出された作業の作業リストにおいても、今回確認すべき作業を特定可能な形で表示する。
確認者は、図27に示すような画面において、指示通知に係る作業が実行されたことを確認すると、作業リストにおいて確認すべき機器及び操作又は状態「UGS開放」をタップする。そうすると、確認者タブレット200は、図28に示すような画面を表示する。すなわち、作業リストにおいて2番目の作業の確認が時刻9:15に行われたことを示す。
確認者タブレット200から、作業番号「2」及び確認時刻「9:15」を含む確認通知を受信した指示者タブレット100は、図29に示すような画面を表示する。図29の例では、2番目の作業については確認時刻を表示すると共に、2番目の作業における状態は、作業確認済みを表す色に変更される。さらに、次の作業を、画面上段に示すと共に、作業リストにおいて強調表示する。指示者は、操作者に対して次の作業を指示すると共に、指示ボタンをタップする。そうすると、指示者タブレット100は、図30に示すようにロック画面に遷移して、指示ボタンが表示されなくなる。そして、指示者タブレット100は、作業番号「3」を含む指示通知を、盤タブレット300及び確認者タブレット200へ送信する。
これに対して、盤タブレット300は、指示者タブレット100から指示通知を受信すると、自盤についての指示通知であるから、図31に示すような画面を表示する。すなわち、バックグランドは、自盤が作業対象であることを表す色に変更される(3101)。さらに、指示通知に係る作業の対象となる機器は「89R」(3102)であるから、この機器及び状態を強調するような表示(3103)がなされる。
また、確認者タブレット200は、指示者タブレット100から指示通知を受信すると、図32に示すような画面を表示する。作業手順表から高圧受電盤についての作業を抽出して、作業リストとして表示している。そして、作業番号「3」についての作業を確認するので、「89R 投入」を「89R 開放」に変更する作業を確認するように強調表示がなされる。
以下、上で説明されたような処理を繰り返すことで、作業手順表における全ての作業を作業手順表の順番で実行させる。
このような処理を行うことで、操作者も盤タブレット300の表示に従って、作業対象機器や操作を確認の上で操作ができるので、誤った作業を実行するのを防止できる。さらに、指示者もロック画面によって作業確認が行われるまで次の作業の指示を行うことを抑制されるので、指示間違いをも抑制される。確認者も、指示者から離れていても、確認すべき作業を間違わずに認識することができるようになる。
なお、盤1002にも盤タブレットを設けるようにしても良い。その場合においても、システムにおける動作は上で述べたとおりである。作業対象の盤が多数である場合には、盤タブレット300が不足するために全ての盤に盤タブレット300を取り付けられない場合もある。このような場合、重要な作業に係る盤にのみ盤タブレット300を取り付けるような構成でも、十分に上で述べたような効果を得ることができる。
[実施の形態2]
第1の実施の形態では、作業対象の盤が1箇所の例を示した。しかし、作業対象の盤が、例えばビルの複数の階に渡って設置されているような場合、盤タブレット300及び確認者タブレット200を複数用いることが作業効率上好ましい場合がある。
一例を図33に示す。図33の例では、第1の場所に盤1001が設置されており、当該盤1001には盤タブレット300aが取り付けられている。一方、盤1002は、第2の場所に設置されており、盤タブレット300bが取り付けられている。第1の場所においては、指示者が居て、指示者タブレット100を操作し、第1の操作者に指示する。第1の操作者は、盤1001に対する作業を行う。さらに、第1の場所には、第1の確認者が居て、第1の確認者タブレット200aを操作する。一方、第2の場所には、第2の確認者が居て、第2の確認者タブレット200bを操作する。又、第2の場所には、第2の操作者も居て、盤1002に対する作業を行う。
なお、第1の場所と第2の場所との通信のため、通信機器400a及び400bが設置される。
このようなケースにおいては、指示者タブレット100から送信される指示通知を、確認者タブレット200a及び200bに送信するようにしても良い。このような場合には、盤1001についての指示であれば、第1の確認者が作業を確認して第1の確認者タブレット200aに確認入力を行う。そうすると、第1の確認者タブレット200aが、第2の確認者タブレット200bと盤タブレット300a及び300bと指示者タブレット100とに対して、確認通知を送信する。盤タブレット300a及び300bと指示者タブレット100とは、第1の実施の形態と同じ処理を行うが、第2の確認者タブレット200bは、他の確認者タブレット200aからの確認通知に応じて自確認者タブレット200bで確認入力がなされたのと同様の処理を行うことで、次の作業のための画面に遷移する。
一方、指示者タブレット100から送信される指示通知を、指示された作業に係る盤に対応付けられた確認者タブレットに送信するようにしても良い。すなわち、予め盤と確認者タブレットとの対応付けを、指示者タブレット100及び確認者タブレット200a及び200bに行っておき、指示通知を、指示された作業に係る盤に対応付けられた確認者タブレットに限定して送信するか、指示された作業に係る盤に対応付けられた確認者タブレットでのみ指示通知に対する処理を行うようにする。この際、確認通知を、指示された作業に係る盤に対応付けられていない確認者タブレットにも送信して、他の確認者タブレットに係る確認者に前作業が確認済みであることを表示する。
作業対象の盤の設置場所が3箇所以上となっても、同様な変更にて対応可能である。なお、タブレット間の通話が可能になっていれば、離れた場所で作業の指示を行う場合でも、追加のファシリティ無しで効率的に作業を進めることができる。
[実施の形態3]
例えば図33に示すように2箇所以上で作業を行う場合等において、複数の作業を並列に実行できる場合がある。例えば、作業手順表において複数の作業がグループ化されている場合には、1つのグループに含まれる複数の作業を並列に実行させることができる。より具体的には、第1の場所における第1の作業者に第1の作業を実行させると共に、第2の場所における第2の作業者に第2の作業を実行させる。
このような場合、基本的に、第2の実施の形態で述べた方法のうち1番目の方法を採用した上で、指示者タブレット100が、並列実行する作業を確認する全ての確認者タブレット200から確認通知を受信した後に、ロック画面から次の作業の指示を行うための画面に遷移させるようにする。なお、指示通知には、並列実行する作業の全作業番号を含むようにする。このようにすれば、並列作業をも順番を守りつつ取り扱うことができるようになる。
[実施の形態4]
工事の現場によっては、指示者と確認者が同じ人物で作業を進めることになる場合もある。
この場合、例えば指示者タブレット100に、確認者タブレット200用のプログラムをインストールしておき、指示者タブレット100用のプログラムと確認者タブレット200用のプログラムとを実行するようにしても良い。この場合、タブレット間の通信のうち、指示者タブレット100と確認者タブレット200との間の通信については、プログラム間通信として処理すればよい。
すなわち、図8のような画面を表示した後、指示ボタンをタップした場合には、図18のような画面に遷移し、確認入力を行うと、図22の画面に遷移するようにしても良い。
さらに、基本的には指示者タブレット100の画面において、指示ボタンをタップした場合には、例えば図8の画面において、指示ボタンを消した後、指示に係る作業の横に確認ボタンを表示させるような構成で、対応することも可能である。
[実施の形態5]
その他、各タブレット又はPC500に、実施すべき作業についての資料を格納しておき、適宜参照できるようにしても良い。また、確認者タブレット200において、作業前の確認事項、作業後の確認事項を、チェックリスト形式で提供して、それらのチェックを行わないと、確認入力を行うことができないといった形にしても良い。
また、指示者が、管理センターなどに居て、現場に居ないような構成を採用することも可能である。この場合、通信機器400が、インターネットその他の外部ネットワークに接続するための機能を有することになる。PC500も、この場合には作業場所に設置せずに遠隔地に設ける場合もある。
さらに、停電復電作業といった業務だけではなく点検業務などの他の業務に対しても適用可能である。
さらに、盤タブレット300の機能を拡張して、単に盤タブレット300を取り付けるだけではなく、各種センサを備えさせた上で盤に接続させるようにすれば、盤状態を自動的に取り込むことができるようになるので、確認作業を省力化させることができるようになる。例えば、充電又は非充電の状態をセンサにて確認して表示すれば、自動的に状態を確認できるようになる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、タブレットの機能ブロック構成を図2に示したが、プログラムモジュール構成とは一致しない場合もある。
さらに、処理フローについても、同様の処理結果を得られる限り、処理順番を入れ替えたり、処理ステップを並列実行するように変更しても良い。
また、例えば、前処理として作業手順表の読み込みを、指示者タブレット100に対する指示に応じて行うようにしても良いが、確認者その他の者が手動で同じ作業手順表を読み込むようにしても良い。
さらに、盤タブレット300において初期状態を自動的に特定する例を示したが、操作者などが確認の上設定するようにしても良い。その上で、作業手順表との齟齬を検出するような処理を行うようにしても良い。また、タブレットを用いる例を示したが、上で述べたような機能を有するための端末装置を採用するようにしても良い。さらに、指示者タブレット100及び確認者タブレット200に対する盤タブレット300の取り付け先盤の設定については、手動で行うようにしても良い。
なお、上で述べたタブレット100乃至300は、コンピュータ端末装置であって、図34に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とフラッシュメモリ2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とメモリカード用のメモリカードリーダライタ2513と入力装置2515とネットワークに接続するための無線の通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施の形態における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、フラッシュメモリ2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはフラッシュメモリ2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、メモリカードリーダライタ2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、フラッシュメモリ2505に格納されるようにしてもよい。本発明の実施の形態では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なメモリカード2511に格納されて頒布され、メモリカードリーダライタ2513からフラッシュメモリ2505にインストールされる。LANやインターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、フラッシュメモリ2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態の第1の態様に係るシステムは、第1乃至第3の端末装置を含むシステムである。そして、第1の端末装置は、(A)予め規定されている作業手順に含まれる各作業を、規定された順番で作業者に指示するように促す表示を行い、(B)作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことが入力されると、第2及び第3の端末装置にある作業の指示通知を送信すると共に、ある作業の次の順番における作業の実行を作業者に指示したことを入力できないロック状態に遷移する。また、第2の端末装置は、(C)作業手順におけるいずれかの作業対象装置に対応付けられており、(D)ある作業の指示通知を受信すると、ある作業の指示通知が作業対象装置に関係する場合には、作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を行う。さらに、第3の端末装置は、(E)ある作業の指示通知を受信すると、ある作業が作業者によって実行されたことを確認するよう促す表示を行い、(F)ある作業が作業者によって実行されたことを確認したことが入力されると、ある作業の確認通知を、第1及び第2の端末装置に送信する。そして、第1の端末装置は、(G)ある作業の確認通知を受信すると、ロック状態を解除する。また、第2の端末装置は、(H)ある作業の確認通知を受信すると、ある作業の確認通知が作業対象装置に関係する場合には、作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を停止する。
このようなシステムを導入することで、作業手順に従わない作業指示が抑制されて、誤った作業による機器の破損や事故などを効果的に抑制できるようになる。
また、上で述べたシステムは、第3の端末装置を複数含む場合がある。この場合、第1の端末装置は、複数の第3の端末装置のいずれかからある作業の確認通知を受信すると、ロック状態を解除するようにしても良い。例えば、異なる場所で作業の確認を行わなければならない場合に、効率的に作業を進めることができるようになる。
さらに、上で述べたシステムは、第3の端末装置を複数含み、ある作業が、並列実行可能な複数の作業を含む場合がある。このような場合、第1の端末装置は、複数の第3の端末装置から複数の作業のいずれについても確認通知を受信すると、ロック状態を解除するようにしても良い。このようにすれば、複数の作業を並列実行するような場合においても、作業手順に正しく従って作業を行うことができるようになる。
さらに、上で述べた第2の端末装置は、作業手順のデータを読み込んで作業対象装置についてのデータを抽出し、作業対象装置についての初期状態を特定して初期的に表示し、ある作業の確認通知を受信すると、ある作業の確認通知が作業対象装置に関係する場合には、作業対象装置の状態を変更して表示するようにしても良い。このようにすれば、作業対象装置の状態を、作業者(操作者とも呼ぶ)が容易に把握できるようになるので、誤操作などを抑制できるようになる。
本実施の形態の第2の態様に係る情報処理装置(例えば指示者タブレット)は、(A)予め規定されている作業手順に含まれる各作業を、規定された順番で作業者に指示するように促す表示を行う表示処理手段と、(B)作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことが入力されると、作業者が実行した作業の確認を行う確認者のための第1の端末装置又はプログラムと作業手順における作業対象装置のための第2の端末装置とのうち少なくともいずれかに、ある作業の実行を作業者に指示したことを表す、ある作業の指示通知を出力すると共に、ある作業の次の順番における作業の実行を作業者に指示したことを入力できないロック状態に表示処理手段を遷移させる手段と、(C)第1の端末装置又はプログラムから、ある作業が作業者によって実行されたことを確認したことを表す、ある作業の確認通知を受信すると、ロック状態を解除する手段とを有する。
このようにすれば、工事の指示者が、規定された作業手順から外れた指示を出すことを抑制できるので、正しい手順で工事が行われるようになる。
なお、本実施の形態の第3の態様に係る情報処理装置(例えば指示者タブレット)は、(A)予め規定されている作業手順に含まれる各作業を、規定された順番で作業者に指示するように促す表示を行う第1表示処理手段と、(B)作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことが入力されると、ある作業の次の順番における作業の実行を作業者に指示したことを入力できないようにしつつ、ある作業が作業者によって実行されたことを確認するよう促す表示を行う第2表示処理手段と、(C)ある作業が作業者によって実行されたことを確認したことが入力されると、作業者に対して、ある作業の次の順番について第1表示処理手段を動作させる手段とを有する。
例えば、指示者と確認者が同一人物である場合にも、このような情報処理装置を導入することで、規定された作業手順から外れた指示を出すことを抑制できるので、正しい手順で工事が行われるようになる。
さらに、本実施の形態の第4の態様に係る情報処理装置(例えば確認者タブレット)は、(A)予め規定されている作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことが入力されたことを表すある作業の指示通知を他の端末装置から受信すると、ある作業が作業者によって実行されたことを確認するよう促す表示を行う手段と、(B)ある作業が作業者によって実行されたことを確認したことが入力されると、ある作業の次の順番における作業についての処理への遷移を可能にする、ある作業の確認通知を、他の端末装置に送信する手段とを有する。
このような確認者用の情報処理装置を導入することで、他の端末装置におけて、ある作業の次の順番における作業についての処理へ、適切に遷移させることができるようになるため、正しい手順で工事が行われるようになる。
また、本実施の形態の第5の態様に係る情報処理装置(例えば盤タブレット)は、予め規定されている作業手順におけるいずれかの作業対象装置に対応付けられた情報処理装置である。この情報処理装置は、(A)作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことを表す、ある作業の指示通知を受信すると、ある作業の指示通知が作業対象装置に関係する場合には、作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を行う手段と、(B)ある作業が作業者によって実行されたことを確認したことを表す、ある作業の確認通知を受信すると、ある作業の確認通知が作業対象装置に関係する場合には、作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を停止させる手段とを有する。
このような情報処理装置を導入することで、作業対象装置を適切に識別できるようになるので、作業効率化及び作業手順の適切な実行が促される。
なお、上で述べたような処理をコンピュータに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROMなどの光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ(例えばROM)、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、RAM等の記憶装置に一時保管される。
100 指示者タブレット
200 確認者タブレット
300 盤タブレット
400 通信機器
500 PC

Claims (12)

  1. 第1乃至第3の端末装置を含むシステムであって、
    前記第1の端末装置は、
    予め規定されている作業手順に含まれる各作業を、規定された順番で作業者に指示するように促す表示を行い、
    前記作業手順に含まれるある作業の実行を前記作業者に指示したことが入力されると、前記第2及び第3の端末装置に前記ある作業の指示通知を送信すると共に、前記ある作業の次の順番における作業の実行を前記作業者に指示したことを入力できないロック状態に遷移し、
    前記第2の端末装置は、
    前記作業手順におけるいずれかの作業対象装置に対応付けられており、
    前記ある作業の指示通知を受信すると、前記ある作業の指示通知が前記作業対象装置に関係する場合には、前記作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を行い、
    前記第3の端末装置は、
    前記ある作業の指示通知を受信すると、前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認するよう促す表示を行い、
    前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認したことが入力されると、前記ある作業の確認通知を、前記第1及び第2の端末装置に送信し、
    前記第1の端末装置は、
    前記ある作業の確認通知を受信すると、前記ロック状態を解除し、
    前記第2の端末装置は、
    前記ある作業の確認通知を受信すると、前記ある作業の確認通知が前記作業対象装置に関係する場合には、前記作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を停止する、
    システム。
  2. 前記第3の端末装置を複数含み、
    前記第1の端末装置は、
    複数の前記第3の端末装置のいずれかから前記ある作業の確認通知を受信すると、前記ロック状態を解除する、
    請求項1記載のシステム。
  3. 前記第3の端末装置を複数含み、
    前記ある作業が、並列実行可能な複数の作業を含み、
    前記第1の端末装置は、
    複数の前記第3の端末装置から前記複数の作業のいずれについても確認通知を受信すると、前記ロック状態を解除する
    請求項1記載のシステム。
  4. 前記第2の端末装置は、
    前記作業手順のデータを読み込んで前記作業対象装置についてのデータを抽出し、前記作業対象装置についての初期状態を特定して初期的に表示し、
    前記ある作業の確認通知を受信すると、前記ある作業の確認通知が前記作業対象装置に関係する場合には、前記作業対象装置の状態を変更して表示する
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載のシステム。
  5. 情報処理装置であって、
    予め規定されている作業手順に含まれる各作業を、規定された順番で作業者に指示するように促す表示を行う表示処理手段と、
    前記作業手順に含まれるある作業の実行を前記作業者に指示したことが入力されると、前記作業者が実行した作業の確認を行う確認者のための第1の端末装置又は前記情報処理装置において前記第1の端末装置が有する確認者用手段と同じ確認者用手段が動作している場合には当該確認者用手段と前記作業手順における作業対象装置のための第2の端末装置とのうち少なくともいずれかに、前記ある作業の実行を前記作業者に指示したことを表す、前記ある作業の指示通知を出力すると共に、前記ある作業の次の順番における作業の実行を前記作業者に指示したことを入力できないロック状態に前記表示処理手段を遷移させる手段と、
    前記第1の端末装置又は前記確認者用手段から、前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認したことを表す、前記ある作業の確認通知を受信すると、前記ロック状態を解除する手段と、
    を有する情報処理装置。
  6. 予め規定されている作業手順に含まれる各作業を、規定された順番で作業者に指示するように促す表示を行う第1表示処理手段と、
    前記作業手順に含まれるある作業の実行を前記作業者に指示したことが入力されると、前記ある作業の次の順番における作業の実行を前記作業者に指示したことを入力できないようにしつつ、前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認するよう促す表示を行う第2表示処理手段と、
    前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認したことが入力されると、前記作業者に対して、前記ある作業の次の順番について前記第1表示処理手段を動作させる手段と、
    を有する情報処理装置。
  7. 予め規定されている作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことが入力されたことを表す前記ある作業の指示通知を他の端末装置から受信すると、前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認するよう促す表示を行う手段と、
    前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認したことが入力されると、前記ある作業の次の順番における作業についての処理への遷移を可能にする、前記ある作業の確認通知を、前記他の端末装置に送信する手段と、
    を有する情報処理装置。
  8. 予め規定されている作業手順におけるいずれかの作業対象装置に対応付けられた情報処理装置であって、
    前記作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことを表す、前記ある作業の指示通知を受信すると、前記ある作業の指示通知が前記作業対象装置に関係する場合には、前記作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を行う手段と、
    前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認したことを表す、前記ある作業の確認通知を受信すると、前記ある作業の確認通知が前記作業対象装置に関係する場合には、前記作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を停止させる手段と、
    を有する情報処理装置。
  9. 情報処理装置に、
    予め規定されている作業手順に含まれるある作業を、業者に指示するように促す表示を行うステップと、
    前記ある作業の実行を前記作業者に指示したことが入力されると、前記作業者が実行した作業の確認を行う確認者のための第1の端末装置又は前記情報処理装置において前記第1の端末装置が有する確認者用手段と同じ確認者用手段が動作している場合には当該確認者用手段と前記作業手順における作業対象装置のための第2の端末装置とのうち少なくともいずれかに、前記ある作業の実行を前記作業者に指示したことを表す、前記ある作業の指示通知を出力すると共に、前記ある作業の次の順番における作業の実行を前記作業者に指示したことを入力できないロック状態に遷移させるステップと、
    前記第1の端末装置又は前記確認者用手段から、前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認したことを表す、前記ある作業の確認通知を受信すると、前記ロック状態を解除するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  10. 予め規定されている作業手順に含まれるある作業を、業者に指示するように促す表示を行う第1表示ステップと、
    前記ある作業の実行を前記作業者に指示したことが入力されると、前記ある作業の次の順番における作業の実行を前記作業者に指示したことを入力できないようにしつつ、前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認するよう促す表示を行う第2表示ステップと、
    前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認したことが入力されると、前記ある作業の次の順番について前記第1表示ステップ及び前記第2表示ステップを実行するステップと、
    を、情報処理装置に実行させるためのプログラム。
  11. 予め規定されている作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことが入力されたことを表す前記ある作業の指示通知を他の端末装置から受信すると、前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認するよう促す表示を行うステップと、
    前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認したことが入力されると、前記ある作業の次の順番における作業についての処理への遷移を可能にする、前記ある作業の確認通知を、前記他の端末装置に送信するステップと、
    を、情報処理装置に実行させるためのプログラム。
  12. 予め規定されている作業手順におけるいずれかの作業対象装置に対応付けられた情報処理装置に実行させるためのプログラムであって、
    前記作業手順に含まれるある作業の実行を作業者に指示したことを表す、前記ある作業の指示通知を受信すると、前記ある作業の指示通知が前記作業対象装置に関係する場合には、前記作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を行うステップと、
    前記ある作業が前記作業者によって実行されたことを確認したことを表す、前記ある作業の確認通知を受信すると、前記ある作業の確認通知が前記作業対象装置に関係する場合には、前記作業者に対して指示に係る装置であることを示す表示を停止させるステップと、
    を前記情報処理装置に実行させるためのプログラム。
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