JP6585989B2 - 発光素子駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子駆動装置に関する。
従来、LED(発光ダイオード)などの発光素子を駆動する発光素子駆動装置が様々に開発されてきている。
ここで、従来の発光素子駆動装置の一例としてのLEDドライバICに含まれる定電流制御回路の構成を図9に示す。図9に示した従来の定電流制御回路100は、LED110に流れるLED電流ILを一定となるように制御する回路である。定電流制御回路100は、図9に示すように、エラーアンプ101、MOSトランジスタ102、抵抗103、スイッチ104、スイッチ105、スイッチ106、及びインバータ107を備えている。
定電流制御回路100における接続関係を具体的に説明すれば、nチャネルMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)で構成されるMOSトランジスタ102のドレインにはLED110のカソードが接続され、ソースには抵抗103の一端が接続される。抵抗103の他端は接地電位の印加端に接続される。MOSトランジスタ102と抵抗103との接続点は、スイッチ105を介してエラーアンプ101の反転端子に接続される。エラーアンプ101の非反転端子には基準電圧Vrefが印加される。エラーアンプ101の出力端には、スイッチ104を介してMOSトランジスタ102のゲートが接続されると共に、スイッチ106の一端が接続される。スイッチ106の他端には接地電位の印加端が接続される。
そして、パルス状のPWM(Pulse Width Modulation)信号Spwmが定電流制御回路100に入力される。スイッチ104及び105は、PWM信号Spwmのレベルに応じてオンオフが切替えられる。また、スイッチ106は、入力されたPWM信号Spwmを反転出力させるインバータ107の出力のレベルに応じてオンオフが切替えられる。
PWM信号Spwmのオン期間(Highレベルの期間)では、スイッチ104及び105はオンとされ、スイッチ106はオフとされる。この状態では、LED電流ILが抵抗103により電流・電圧変換されて生じるフィードバック電圧Vbが基準電圧Vrefと一致するように、エラーアンプ101がMOSトランジスタ102を駆動することで、LED電流ILが一定となるよう制御される。一方、PWM信号Spwmのオフ期間(Lowレベルの期間)では、スイッチ104及び105はオフとされ、スイッチ106はオンとされる。これにより、MOSトランジスタ102はオフとされ、LED電流ILは流れなくなる。
従って、PWM信号Spwmのオンデューティ(一定周期に対するオン期間の比率)を調整することで、LED電流ILが流れる期間が調整され、LED110の調光を行うことが可能となる。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2013−225568号公報
ここで、昨今、車両に搭載される表示装置である車載ディスプレイの普及が進んでいる。このような車載ディスプレイでは、昼間の車両走行と、夜間走行又はトンネル内での走行とで輝度を変化させる必要がある。具体的には、昼間走行時は輝度を高くし、夜間走行又はトンネル内走行では輝度を低くする必要がある。そして、特に瞳の色の薄いユーザ(欧米人など)に対応するため、輝度をより低く調整できる性能が要求されている。
従って、車載ディスプレイに備えられるバックライト装置に含まれるLEDの調光比(=最大輝度:最小輝度)としては、例えば20000:1が要求される。例えば、このようなLEDを駆動するものとして先述した従来の定電流制御回路100を適用した場合、次のような課題が生じる。
PWM信号Spwmの周期としては、ユーザにチラツキを認識させにくいものとしては5ms以下が要求される。例えば周期を5msとして、調光率(周期に対するオン期間の比率)が1/10000の場合、PWM信号Spwmのオン期間は500nsとなる。この場合のPWM信号SpwmとLED電流ILの波形例を図10のタイミングチャートに示す。PWM信号SpwmがHighレベルに立ち上がるタイミングt10においてスイッチ104及び105がオンとされ、定電流制御回路100による定電流制御が開始される。その後、タイミングt11においてLED電流ILは設定電流Isetに達して一定に制御される。そして、PWM信号SpwmがLowレベルに立ち下がるタイミングt12において、スイッチ104及び105はオフ、スイッチ106がオンとされ、MOSトランジスタ102がオフとなり、LED電流ILはゼロまで減少する。
即ち、タイミングt10からt11までの期間である応答遅延期間Tdを経て、LED電流ILは設定電流Isetに達する。図10のようにPWM信号Spwmのオン期間500nsよりも応答遅延期間Tdが短いので、オン期間内にLED電流ILは設定電流Isetに達することができる。
これに対し、上記と同じ周期5msで調光率1/20000の場合、PWM信号Spwmのオン期間は250nsと短くなり、この場合の図10と同様のタイミングチャートを図11に示す。この場合、図11に示すように、応答遅延期間Td(タイミングt20からt22までの期間)がオン期間よりも長くなるので、PWM信号SpwmがLowレベルに立ち下がってLED電流ILがオフとされるタイミングt21においてLED電流ILは設定電流Isetに達することができない。
上記のような応答遅延時間Tdが生じる原因について図12のタイミングチャートを用いて説明する。図12に示すように、PWM信号Spwmが立ち上がったタイミングt30においてスイッチ104及び105がオンとされ、エラーアンプ101の出力である電圧Vaは、或る応答速度をもって立ち上がる。初期はMOSトランジスタ102を電流が流れないのでLED電流ILはゼロであるが、電圧Vaが立ち上がりの途中で閾値電圧Va1に達するタイミングt31において、MOSトランジスタ102に電流が流れ始め、LED電流ILが流れ始める。
LED電流ILが上昇するに伴い、フィードバック電圧Vbが上昇し、PWM信号Spwmのオン期間中(仮に図12の破線のようなオン期間の場合)にフォードバック電圧Vbが基準電圧Vrefに達するタイミングt33において、LED電流ILは設定電流Isetに達する。以降、LED電流ILは設定電流Isetとなるよう一定に制御される。
従って、応答遅延期間Tdは、電圧Vaが立ち上がってLED電流ILが流れ始める電圧に達するまでの期間Td1と、LED電流ILが流れ始めてから設定電流Isetに達するまでの期間Td2との和で生じることとなる。
仮に図13に示すように、エラーアンプ101の応答速度を高くして電圧Vaの立ち上がりを急峻にした場合、LED電流ILにリンギングが生じてしまい、ユーザにとってはチラツキとして認識されてしまう。従って、このようなことを防止するには、図12に示したようにエラーアンプ101の応答速度は或る程度低くする必要があり、或る程度の応答遅延期間Tdが生じることが前提条件となる。
上記状況に鑑み、本発明は、低い調光率でも発光素子を適切に駆動することができ、調光範囲を拡大することが可能となる発光素子駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る発光素子駆動装置は、発光素子に流れる電流を一定とするよう制御する定電流制御回路と、
入力されるPWM信号の第1レベルとなる期間を延長した延長後PWM信号を生成する延長回路と、を備え、
前記延長後PWM信号の第1レベルとなる期間は前記定電流制御回路の駆動はオンとされ、前記延長後PWM信号の第2レベルとなる期間は前記定電流制御回路の駆動はオフとされる構成としている(第1の構成)。
また、上記第1の構成において、前記延長回路は、
リングオシレータと、
前記リングオシレータの出力信号が入力されるクロック端子とQバー端子と前記Qバー端子と短絡されたD端子を有した第1のD型フリップフロップと、
前記Qバー端子の出力信号が入力されるクロック端子とQ端子と所定電圧が印加されたD端子を有した第2のD型フリップフロップと、
前記PWM信号が入力される第1のインバータと、
第1のインバータの後段側に設けられる第2のインバータと、
リセット信号と前記第2のインバータの出力が入力される第1のOR回路と、
前記第1のOR回路の出力と前記Q端子の出力が入力されて、その出力が前記リングオシレータに入力される第2のOR回路と、
前記Q端子の出力が入力される第3のインバータと、
前記第3のインバータの出力と前記第2のインバータの出力が入力される第3のOR回路と、を備え、
前記第1のインバータの出力は、前記第2のD型フリップフロップのリセット端子に入力されることとしてもよい(第2の構成)。
また、上記第1又は第2の構成において、前記発光素子の電流流入端に印加される出力電圧に基づき、前記出力電圧が一定となるように、前記出力電圧を出力するスイッチング電源部におけるスイッチング素子を駆動制御する第1の駆動制御部を更に備えることとしてもよい(第3の構成)。
また、上記第3の構成において、前記第1の駆動制御部は、前記出力電圧を分圧した電圧と基準電圧が入力されるエラーアンプと、前記エラーアンプの出力と三角波を出力するオシレータの出力が入力されてPWM信号を出力するコンパレータと、前記コンパレータから出力される前記PWM信号に基づいて制御されて前記スイッチング素子を駆動するドライバと、を備えることとしてもよい(第4の構成)。
また、上記第4の構成において、前記スイッチング電源部は昇降圧可能な構成であって複数のスイッチング素子を有し、
前記第1の駆動制御部は、前記コンパレータから出力される前記PWM信号に基づいて制御されて前記複数のスイッチング素子を駆動する複数のドライバを備えることとしてもよい(第5の構成)。
また、上記第3〜第5のいずれかの構成において、前記発光素子の電流流出端に印加される流出端電圧に基づき、前記流出端電圧が一定となるように、前記スイッチング素子を駆動制御する第2の駆動制御部と、
前記PWM信号の前記第1レベルとなる期間に応じて前記第1の駆動制御部と前記第2の駆動制御部との駆動を切替える切替制御回路と、を更に備えることとしてもよい(第6の構成)。
また、上記第6の構成において、前記第1の駆動制御部と前記第2の駆動制御部は、前記出力電圧を分圧した電圧が入力される第1端子と、前記流出端電圧が入力される第2端子と、基準電圧が入力されるエラーアンプを備え、
前記出力電圧を分圧した電圧が前記第1端子に入力される経路、及び前記流出端電圧が前記第2端子に入力される経路の接続・遮断は、前記切替制御回路から出力される切替信号に応じて切替えられることとしてもよい(第7の構成)。
また、上記第6又は第7の構成において、前記切替制御回路には、駆動を切替えるための前記PWM信号の前記第1レベルとなる期間の閾値を設定するためのコンデンサを接続可能であることとしてもよい(第8の構成)。
また、上記第1〜第8のいずれかの構成において、前記定電流制御回路は、前記発光素子に接続されるトランジスタと、前記トランジスタに流れる電流を電圧に変換する抵抗と、基準電圧と前記抵抗により変換後の電圧が入力されて前記トランジスタを駆動するエラーアンプと、を備えることとしてもよい(第9の構成)。
また、本発明の別態様に係るバックライト装置は、発光素子と、前記発光素子を駆動する上記第1〜第9のいずれかの構成の発光素子駆動装置と、を備えることとしている。
また、本発明の別態様に係る車載ディスプレイは、上記構成のバックライト装置を備えることとしている。
本発明によると、低い調光率でも発光素子を適切に駆動することができ、調光範囲を拡大することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るLEDドライバICの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るLED電流制御に関するタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るオン期間延長回路の構成例を示す図である。 図4に示したオン期間延長回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るLEDドライバICの動作(調光率が高い場合のモード)を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るLEDドライバICの動作(調光率が低い場合のモード)を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るバックライト装置の概略構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る車載ディスプレイが車両に配された様子を示す図である。 従来例に係る定電流制御回路の構成を示す図である。 従来例に係るLED電流の挙動(PWM信号のオン期間が比較的長い場合)を示すタイミングチャートである。 従来例に係るLED電流の挙動(PWM信号のオン期間が比較的短い場合)を示すタイミングチャートである。 LED電流の応答遅延を説明するためのタイミングチャートである。 エラーアンプの応答速度を高速にした場合のLED電流の挙動を示すタイミングチャートである。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、発光素子の一例としてLEDを挙げる。本発明の一実施形態に係るLEDドライバIC(発光素子駆動装置の一例)の構成を図1に示す。
図1に示す本発明の一実施形態に係るLEDドライバIC50は、ドライバDR1、ドライバDR2、ダイオードDb、ドライバ制御部1、コンパレータ2、オシレータ3、エラーアンプ4、スイッチ5、スイッチ6、インバータ7、切替制御回路8、オン期間延長回路9、及び定電流制御回路10を集積化して構成される半導体集積回路装置である。また、LEDドライバIC50は、外部との電気的な接続を確立するための複数の外部端子(図1では外部端子T1〜T7のみを代表的に明示)を有している。
また、LEDドライバIC50の外部には、スイッチング素子Q1、スイッチング素子Q2、ダイオードD1、ダイオードD2、コイルL1及びコンデンサC1からなる入力電圧Vinを昇降圧可能なスイッチング電源部105と、出力電圧Voutをフィードバックするための抵抗R1及びR2と、LED110が設けられる。
nチャネルMOSFETで構成されるスイッチング素子Q1のドレインには入力電圧Vinが印加され、ソースにはダイオードD1のカソードが接続される。ダイオードD1のアノードは接地電位の印加端に接続される。スイッチング素子Q1のゲートは、外部端子T2を介してドライバDr1の出力端に接続される。
スイッチング素子Q1とダイオードD1との接続点にはコイルL1の一端が接続され、コイルL1の他端には、ダイオードD2のアノードとnチャネルMOSFETで構成されるスイッチング素子Q2のドレインが共通接続される。スイッチング素子Q2のソースは接地電位の印加端に接続される。スイッチング素子Q2のゲートは、外部端子T3を介してドライバDr2の出力端に接続される。ダイオードD2のカソードには、コンデンサC1の一端が接続され、コンデンサC1の他端は接地電位の印加端に接続される。
また、スイッチング素子Q1とコイルL1との接続点には、ブートストラップ用のコンデンサCbの一端が接続される。コンデンサCbの他端には、ブートストラップ用のダイオードDbのカソードと共にドライバDr1の電源端が接続される。ダイオードDbのアノードには、内部電源電圧Vregが印加される。また、ドライバDr2の電源端にも内部電源電圧Vregが印加される。
ドライバDr1は、内部電源電圧Vregによる充電によってブートストラップ用のコンデンサCbに生じた電圧(=内部電源電圧Vreg−ダイオードDbの順方向電圧)に入力電圧Vinを加えた電圧を駆動信号としてスイッチング素子Q1のゲートに出力することで、スイッチング素子Q1をオンとする。また、ドライバDr1は、接地電位を駆動信号としてスイッチング素子Q1のゲートに出力することで、スイッチング素子Q1をオフとする。ドライバDr1は、ドライバ制御部1からの制御信号に応じて駆動信号を出力する。
また、ドライバDr2は、内部電源電圧Vreg及び接地電位をそれぞれ駆動信号としてスイッチング素子Q2に出力することで、スイッチング素子Q2をオンオフする。ドライバDr2は、ドライバ制御部1からの制御信号に応じて駆動信号を出力する。
ここで、スイッチング素子Q2をドライバDr2によりオフを維持し、スイッチング素子Q1をドライバDr1によってオンオフ制御する場合、入力電圧Vinを降圧して出力電圧Voutを出力する降圧モードとなる。一方、スイッチング素子Q1をドライバDr1によってオンを維持し、スイッチング素子Q2をドライバDr2によってオンオフ制御する場合、入力電圧Vinを昇圧して出力電圧Voutを出力する昇圧モードとなる。これらのモードは、アプリケーションによるLED素子の段数やバッテリ電圧に応じて使い分けることとなる。
また、本実施形態では、LED110のアノードに印加される出力電圧Vout、又はLED110のカソードに生じるカソード電圧Vcをフォードバック制御によって安定化することが可能な構成となっている。
出力電圧Voutを抵抗R1及びR2によって分圧して生じる電圧の印加端(抵抗R1とR2との接続点)は、外部端子T4及びスイッチ5を介してエラーアンプ4の第1非反転端子に接続される。また、LED110のカソードは、外部端子T5及びスイッチ6を介してエラーアンプ4の第2非反転端子に接続される。エラーアンプ4の反転端子には、所定の基準電圧Vref1が印加される。
エラーアンプ4の出力端は、コンパレータ2の反転端子に接続される。コンパレータ2の非反転端子には、三角波を生成するオシレータ3の出力端が接続される。コンパレータ2の出力端は、ドライバ制御部1の入力端に接続される。
切替制御回路8によってスイッチ5及びスイッチ6のオンオフが切替えられる。切替制御回路8の切替信号によってスイッチ5をオン、スイッチ6をオフとされると、エラーアンプ4は、第1非反転端子に入力される出力電圧Voutの分圧された電圧と、反転端子に入力される基準電圧Vref1に基づいて出力信号をコンパレータ2に出力する。そして、コンパレータ2は、当該出力信号とオシレータ3から入力される三角波との比較に基づいてパルス状のPWM信号をドライバ制御部1に出力する。ドライバ制御部1がPWM信号に基づいてドライバDr1又はDr2を制御することで、スイッチング素子Q1又はQ2をオンオフ制御する。これにより、出力電圧Voutは一定に制御される。
一方、切替制御回路8の切替信号によってスイッチ5をオフ、スイッチ6をオンとされると、エラーアンプ4は、第2非反転端子に入力されるカソード電圧Vcと、反転端子に入力される基準電圧Vref1に基づいて出力信号をコンパレータ2に出力する。そして、上記と同様に生成されるPWM信号に基づいてスイッチング素子Q1又はQ2がオンオフ制御されることで、LED110のカソードに生じるカソード電圧Vcを一定に制御することができる。これらの制御の切替えについては後に詳述する。
LEDドライバIC50が備える定電流制御回路10は、図1に示すように、エラーアンプ11、MOSトランジスタ12、抵抗13、スイッチ14〜16、及びインバータ17を備えており、その構成は先述した定電流制御回路100(図9)と同様であり、ここでは詳述しない。なお、エラーアンプ11の非反転端子には基準電圧Vref2が印加される。また、MOSトランジスタ12のドレインは、外部端子T5を介してLED110のカソードと接続される。
次に、オン期間延長回路9について図2に示すタイミングチャートを用いて説明する。オン期間延長回路9には、外部端子7を介して外部よりPWM信号Spwmが入力される。図2に示すように、オン期間延長回路9は、入力されたPWM信号Spwmのオン期間Tonを延長させたオン期間Ton_dを有する信号である延長後PWM信号Spw_dを生成して出力する。
延長後PWM信号Spwm_dに応じてスイッチ14〜16のオンオフが切替えられる。より具体的には、延長後PWM信号Spwm_dのオン期間では、スイッチ14及び15はオンとされ、スイッチ16はオフとされる。一方、延長後PWM信号Spwm_dのオフ期間では、スイッチ14及び15はオフとされ、スイッチ16はオンとされる。
これにより、図2に示すように、延長後PWM信号Spwm_dがHighレベルに立ち上がるタイミングt0において、スイッチ14及び15がオンとされるが、先述したようにエラーアンプ11の応答速度によってLED電流ILは初期ではゼロであり、途中のタイミングt1でLED電流ILは流れ始める。
ここで、PWM信号Spwmの周期を例えば5msとして調光率を1/20000とした場合、オン期間Tonは250nsと非常に短くなる。このような場合、PWM信号SpwmがLowレベルに立ち下がるタイミングt2においては、LED電流ILは未だ設定電流Isetに達していない。しかしながら、タイミングt2から延長後PWM信号Spwm_dが立ち下がるタイミングt3までは、延長後PWM信号Spwm_dがHighレベル(オン期間内)であるので、LED電流ILはタイミングt2から更に上昇することができ、タイミングt3以前のタイミングt2’においてLED電流ILは設定電流Isetに達することができる。
従って、本実施形態であれば、調光率が非常に低い場合でも、LED電流ILを設定電流Isetに到達させることが可能となり、LED110を適切に駆動することができる。
ここで、オン期間延長回路9の具体的な構成の一例を図3に示す。図3に示すオン期間延長回路9は、第1OR回路911、第2OR回路912、AND回路913、リングオシレータ92、D型フリップフロップ93、D型フリップフロップ94、第3OR回路95、及びインバータIV1〜IV3を備えている。
リングオシレータ92の出力端は、D型フリップフロップ93のクロック端子に接続される。D型フリップフロップ93のQバー端子はD端子と短絡される。D型フリップフロップ93のQバー端子は、D型フリップフロップ94のクロック端子に接続される。D型フリップフロップ94のD端子には所定の電圧Vccが印加される。D型フリップフロップ94のQ端子は、インバータIV3の入力端に接続される。PWM信号Spwmが入力されるインバータIV1の後段側にはインバータIV2が接続される。第3OR回路95には、インバータIV3の出力とインバータIV2の出力がそれぞれ入力される。
インバータIV1とインバータIV2の接続点は、AND回路913の一方の入力端に接続されると共に、D型フリップフロップ94の第1リセット端子に接続される。AND回路913の他方の入力端には、リセット信号Rsが入力される。第1OR回路911の一方の入力端にはリセット信号Rsが入力され、他方の入力端にはインバータIV2の出力が入力される。第2OR回路912の一方の入力端には第1OR回路911の出力端が接続され、他方の入力端にはD型フリップフロップ94のQ端子が接続される。第2OR回路912の出力は、リングオシレータ92に入力される。また、リセット信号Rsは、D型フリップフロップ94の第2リセット端子にも入力される。
このようなオン期間延長回路9の各部信号を示すタイミングチャートを図4に示す。図4において上段から順に、PWM信号Spwm、第2OR回路912の出力信号S0、リングオシレータ92の出力信号S1、D型フリップフロップ93のQバー端子からの出力信号S2、D型フリップフロップ94のQ端子からの出力信号S3、第3OR回路95の出力である延長後PWM信号Spwm_d、及びリセット信号Rsの各波形例が示されている。リセット信号RsはHighを維持しているものとする。
図4に示すように、PWM信号Spwmがタイミングt30において、HighレベルからLowレベルへ立ち下がると、出力信号S0がHighレベルからLowレベルへ立ち下がり、リングオシレータ92が起動される。そして、タイミングt31において、リングオシレータ92は、一定期間だけHighレベルを維持した出力信号S1を出力する。このときの出力信号S1の立ち上がりをトリガとしてD型フリップフロップ93のQバー端子からの出力信号S2はHighレベルからLowレベルへ立ち下がる。このとき、出力信号S3はLowレベルを維持され、延長後PWM信号Spwm_dはHighレベルを維持される。
そして、タイミングt32において、リングオシレータ92の出力信号S1が再度、立ち上がると、出力信号S2はLowレベルからHighレベルへ立ち上がり、これをトリガとしてD型フリップフロップ94のQ端子からの出力信号S3はLowレベルからHighレベルへ立ち上がる。これにより、出力信号S0はHighとなるので、リングオシレータ92は停止されて出力信号S1はLowレベルとなる。出力信号S3の立ち上がりにより、延長後PWM信号Spwm_dは、HighレベルからLowレベルへ立ち下がる。
そして、タイミングt33において、PWM信号SpwmがLowレベルからHighレベルへ立ち上がると、LowレベルとなったインバータIV1の出力がD型フリップフロップ94の第1リセット端子に入力され、D型フリップフロップ94はリセットされ、そのQ端子からの出力信号S3はLowレベルとされる。これにより、延長後PWM信号Spwm_dは、LowレベルからHighレベルへ立ち上がる。このとき、出力信号S0、S1、及びS2は、前の状態を維持する。以降、同様の動作の繰り返しとなる。
このような動作によって、延長後PWM信号Spwm_dは、結果としてPWM信号Spwmのオン期間を期間T30(タイミングt30からt32までの期間)だけ延長したものとなる。
次に、切替制御回路8による制御切替を含めたLEDドライバIC50の動作について、図5及び図6に示すタイミングチャートを用いて説明する。
切替制御回路8には、外部端子T7を介して外部よりPWM信号Spwmが入力される。切替制御回路8は、入力されたPWM信号Spwmのオン期間を所定の閾値と比較することでスイッチ5及びスイッチ6のオンオフを切替える。なお、切替制御回路8に接続される外部端子T6に不図示のコンデンサを外部に接続し、当該コンデンサの容量によって上記閾値を設定することができる。
より具体的には、例えばPWM信号Spwmの周期を5msとして、オン期間が閾値10μs(調光率1/500)以上の場合、切替制御回路8はスイッチ5をオフ、スイッチ6をオンとする。この場合の各部信号波形の一例を図5のタイミングチャートに示す。
図5に示すように、タイミングt40においてPWM信号Spwm及び延長後PWM信号Spwm_dがHighレベルに立ち上がると、スイッチ14及び15がオンとなり、LED電流ILが設定電流Isetまで立ち上がる。このとき、LED110に生じる順方向電圧は高くなるので、例えば出力電圧Voutが30V程度であると、例えばカソード電圧Vcは1V程度となり、基準電圧Vref1が1Vとすると、カソード電圧Vcが1Vで一定となるようPWM信号SPがコンパレータ2により生成される。これにより、スイッチング素子Q1又はQ2がオンオフ制御される。
そして、LED電流ILが設定電流Isetとなるよう一定に制御されている間に、タイミングt41においてPWM信号Spwmが立ち下がり、続いてタイミングt42において延長後PWM信号Spwm_dが立ち下がる。これにより、スイッチ14及び15はオフ、スイッチ16はオンとされるので、LED電流ILはゼロまで減少する。このとき、LED110に生じる順方向電圧が低くなり、上記の例では例えばカソード電圧Vcは10V程度に上昇する。従って、1Vである基準電圧Vref1よりもカソード電圧Vcがかなり高くなり、PWM信号SPとしてはLowレベルが維持され、スイッチング素子Q1又はQ2はオフを維持される。
図5に示した制御方法であると、延長後PWM信号Spwm_dのオン期間のみにおいてスイッチング制御を行うことになるので、調光率が低く、PWM信号Spwmのオン期間が比較的短くなると、出力電圧Voutを所定の電圧レベルに維持できない。
そこで、本実施形態では、例えばPWM信号Spwmの周期を5msとして、オン期間が閾値10μs(調光率1/500)より短い場合、切替制御回路8はスイッチ5をオン、スイッチ6をオフとする。この場合の各部信号の波形例を図6のタイミングチャートに示す。
このような制御モードであれば、図6に示すように、出力電圧Voutを分圧した電圧に基づいてPWM信号SPが生成される。従って、PWM信号Spwmとは関わらずにPWM信号SPが生成されて、出力電圧Voutを所定の電圧に維持することができる。
また、図6に示すように、PWM信号Spwm及び延長後PWM信号Spwm_dが立ち上がるタイミングt50において、スイッチ14及び15がオンとされ、LED電流ILが立ち上がるが、PWM信号Spwmのオン期間が短いので、PWM信号Spwmが立ち下がるタイミングt51ではLED電流ILは設定電流Isetに達しない。しかしながら、延長後PWM信号Spwm_dのオン期間はタイミングt52まで続くので、LED電流ILはさらに上昇し、タイミングt52以前のタイミングにおいて設定電流Isetに達することができる。
<バックライト装置への適用>
以上説明した本発明の実施形態に係るLEDドライバICを適用する対象の一例として、バックライト装置について説明する。本発明の実施形態に係るLEDドライバICを適用可能なバックライト装置の構成例を図7に示す。なお、図7に示す構成は所謂エッジライト方式のものであり、これに限らず直下方式の構成でもよい。
図7に示すバックライト装置70は、液晶パネル81を背面から照明する照明装置である。バックライト装置70は、LED光源部71、導光板72、反射板73、及び光学シート類74を備えている。LED光源部71はLEDやLEDを実装する基板を含んでいる。LED光源部71から出射された光は、導光板72の側面から内部に入光される。例えばアクリル板で構成される導光板72は、内部に入光された光を全反射させながら内部全体に導き、光学シート類74が配される側の面から面状の光として出射させる。反射板73は、導光板72から漏れ出た光を反射させて導光板72の内部へ戻す。光学シート類74は、拡散シートやレンズシート等からなり、液晶パネル81に照明する光の輝度均一化や輝度向上等を目的とする。
<車載ディスプレイについて>
上述した本発明の実施形態に係るLEDドライバICを適用したバックライト装置は、特に車載ディスプレイに搭載することが好適である。上記LEDドライバICであればLEDの調光範囲を拡大することが可能となるので、昼間の走行と、夜間の走行又はトンネル等内の走行とで輝度を調整する必要のある車載ディスプレイに適したものとなる。特に、調光率がかなり低く輝度が低い場合でも、LEDを適切に駆動することができるので、瞳の色の薄い運転者等のユーザ(欧米人など)に適した表示を行うことができる。
車載ディスプレイは、例えば図8に示す車載ディスプレイ85のように、車両の運転席前方のダッシュボードに設けられる。車載ディスプレイ85は、例えば、カーナビゲーション情報、車両後方の撮像画像、スピードメータ、燃料計、燃費計、シフトポジション等の各種画像を表示し、ユーザに様々な情報を伝えることが可能となる。
<その他>
なお、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、例えば車両用LEDドライバICに利用することができる。
1 ドライバ制御部
2 コンパレータ
3 オシレータ
4 エラーアンプ
5 スイッチ
6 スイッチ
7 インバータ
8 切替制御回路
9 オン期間延長回路
10 定電流制御回路
11 エラーアンプ
12 MOSトランジスタ
13 抵抗
14 スイッチ
15 スイッチ
16 スイッチ
17 インバータ
Dr1、Dr2 ドライバ
Db ダイオード
Cb コンデンサ
Q1、Q2 スイッチング素子
D1、D2 ダイオード
L1 コイル
C1 コンデンサ
R1、R2 抵抗
T1〜T7 外部端子
50 LEDドライバIC
105 スイッチング電源部
110 LED
91 OR回路
92 リングオシレータ
93、94 D型フリップフロップ
95 OR回路
70 バックライト装置
71 LED光源部
72 導光板
73 反射板
74 光学シート類
81 液晶パネル
85 車載ディスプレイ

Claims (18)

  1. 発光素子に流れる電流を一定とするよう制御する定電流制御回路と、
    入力されるPWM信号の第1レベルとなる期間を延長した延長後PWM信号を生成する延長回路と、を備え、
    前記延長後PWM信号の第1レベルとなる期間は前記定電流制御回路の駆動はオンとされ、前記延長後PWM信号の第2レベルとなる期間は前記定電流制御回路の駆動はオフとされ
    前記延長回路は、
    リングオシレータと、
    前記リングオシレータの出力信号が入力されるクロック端子とQバー端子と前記Qバー端子と短絡されたD端子を有した第1のD型フリップフロップと、
    前記Qバー端子の出力信号が入力されるクロック端子とQ端子と所定電圧が印加されたD端子を有した第2のD型フリップフロップと、
    前記PWM信号が入力される第1のインバータと、
    第1のインバータの後段側に設けられる第2のインバータと、
    リセット信号と前記第2のインバータの出力が入力される第1のOR回路と、
    前記第1のOR回路の出力と前記Q端子の出力が入力されて、その出力が前記リングオシレータに入力される第2のOR回路と、
    前記Q端子の出力が入力される第3のインバータと、
    前記第3のインバータの出力と前記第2のインバータの出力が入力される第3のOR回路と、を備え、
    前記第1のインバータの出力は、前記第2のD型フリップフロップのリセット端子に入力されることを特徴とする発光素子駆動装置。
  2. 前記発光素子の電流流入端に印加される出力電圧に基づき、前記出力電圧が一定となるように、前記出力電圧を出力するスイッチング電源部におけるスイッチング素子を駆動制御する第1の駆動制御部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の発光素子駆動装置。
  3. 前記第1の駆動制御部は、前記出力電圧を分圧した電圧と基準電圧が入力されるエラーアンプと、前記エラーアンプの出力と三角波を出力するオシレータの出力が入力されてPWM信号を出力するコンパレータと、前記コンパレータから出力される前記PWM信号に基づいて制御されて前記スイッチング素子を駆動するドライバと、を備えることを特徴とする請求項に記載の発光素子駆動装置。
  4. 前記スイッチング電源部は昇降圧可能な構成であって複数のスイッチング素子を有し、
    前記第1の駆動制御部は、前記コンパレータから出力される前記PWM信号に基づいて制御されて前記複数のスイッチング素子を駆動する複数のドライバを備えることを特徴とする請求項に記載の発光素子駆動装置。
  5. 前記発光素子の電流流出端に印加される流出端電圧に基づき、前記流出端電圧が一定となるように、前記スイッチング素子を駆動制御する第2の駆動制御部と、
    前記PWM信号の前記第1レベルとなる期間に応じて前記第1の駆動制御部と前記第2の駆動制御部との駆動を切替える切替制御回路と、を更に備えることを特徴とする請求項〜請求項のいずれか1項に記載の発光素子駆動装置。
  6. 前記第1の駆動制御部と前記第2の駆動制御部は、前記出力電圧を分圧した電圧が入力される第1端子と、前記流出端電圧が入力される第2端子と、基準電圧が入力されるエラーアンプを備え、
    前記出力電圧を分圧した電圧が前記第1端子に入力される経路、及び前記流出端電圧が前記第2端子に入力される経路の接続・遮断は、前記切替制御回路から出力される切替信号に応じて切替えられることを特徴とする請求項に記載の発光素子駆動装置。
  7. 前記切替制御回路には、駆動を切替えるための前記PWM信号の前記第1レベルとなる期間の閾値を設定するためのコンデンサを接続可能であることを特徴とする請求項又は請求項に記載の発光素子駆動装置。
  8. 発光素子に流れる電流を一定とするよう制御する定電流制御回路と、
    入力されるPWM信号の第1レベルとなる期間を延長した延長後PWM信号を生成する延長回路と、を備え、
    前記延長後PWM信号の第1レベルとなる期間は前記定電流制御回路の駆動はオンとされ、前記延長後PWM信号の第2レベルとなる期間は前記定電流制御回路の駆動はオフとされ
    前記発光素子の電流流入端に印加される出力電圧に基づき、前記出力電圧が一定となるように、前記出力電圧を出力するスイッチング電源部におけるスイッチング素子を駆動制御する第1の駆動制御部を更に備え、
    前記第1の駆動制御部は、前記出力電圧を分圧した電圧と基準電圧が入力されるエラーアンプと、前記エラーアンプの出力と三角波を出力するオシレータの出力が入力されてPWM信号を出力するコンパレータと、前記コンパレータから出力される前記PWM信号に基づいて制御されて前記スイッチング素子を駆動するドライバと、を備え、
    前記スイッチング電源部は昇降圧可能な構成であって複数のスイッチング素子を有し、
    前記第1の駆動制御部は、前記コンパレータから出力される前記PWM信号に基づいて制御されて前記複数のスイッチング素子を駆動する複数のドライバを備えることを特徴とする発光素子駆動装置。
  9. 前記発光素子の電流流出端に印加される流出端電圧に基づき、前記流出端電圧が一定となるように、前記スイッチング素子を駆動制御する第2の駆動制御部と、
    前記PWM信号の前記第1レベルとなる期間に応じて前記第1の駆動制御部と前記第2の駆動制御部との駆動を切替える切替制御回路と、を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の発光素子駆動装置。
  10. 前記第1の駆動制御部と前記第2の駆動制御部は、前記出力電圧を分圧した電圧が入力される第1端子と、前記流出端電圧が入力される第2端子と、基準電圧が入力されるエラーアンプを備え、
    前記出力電圧を分圧した電圧が前記第1端子に入力される経路、及び前記流出端電圧が前記第2端子に入力される経路の接続・遮断は、前記切替制御回路から出力される切替信号に応じて切替えられることを特徴とする請求項に記載の発光素子駆動装置。
  11. 前記切替制御回路には、駆動を切替えるための前記PWM信号の前記第1レベルとなる期間の閾値を設定するためのコンデンサを接続可能であることを特徴とする請求項又は請求項10に記載の発光素子駆動装置。
  12. 発光素子に流れる電流を一定とするよう制御する定電流制御回路と、
    入力されるPWM信号の第1レベルとなる期間を延長した延長後PWM信号を生成する延長回路と、を備え、
    前記延長後PWM信号の第1レベルとなる期間は前記定電流制御回路の駆動はオンとされ、前記延長後PWM信号の第2レベルとなる期間は前記定電流制御回路の駆動はオフとされ
    前記発光素子の電流流入端に印加される出力電圧に基づき、前記出力電圧が一定となるように、前記出力電圧を出力するスイッチング電源部におけるスイッチング素子を駆動制御する第1の駆動制御部と、
    前記発光素子の電流流出端に印加される流出端電圧に基づき、前記流出端電圧が一定となるように、前記スイッチング素子を駆動制御する第2の駆動制御部と、
    前記PWM信号の前記第1レベルとなる期間に応じて前記第1の駆動制御部と前記第2の駆動制御部との駆動を切替える切替制御回路と、を更に備えることを特徴とする発光素子駆動装置。
  13. 前記第1の駆動制御部は、前記出力電圧を分圧した電圧と基準電圧が入力されるエラーアンプと、前記エラーアンプの出力と三角波を出力するオシレータの出力が入力されてPWM信号を出力するコンパレータと、前記コンパレータから出力される前記PWM信号に基づいて制御されて前記スイッチング素子を駆動するドライバと、を備えることを特徴とする請求項12に記載の発光素子駆動装置。
  14. 前記第1の駆動制御部と前記第2の駆動制御部は、前記出力電圧を分圧した電圧が入力される第1端子と、前記流出端電圧が入力される第2端子と、基準電圧が入力されるエラーアンプを備え、
    前記出力電圧を分圧した電圧が前記第1端子に入力される経路、及び前記流出端電圧が前記第2端子に入力される経路の接続・遮断は、前記切替制御回路から出力される切替信号に応じて切替えられることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の発光素子駆動装置。
  15. 前記切替制御回路には、駆動を切替えるための前記PWM信号の前記第1レベルとなる期間の閾値を設定するためのコンデンサを接続可能であることを特徴とする請求項6又は請求項12〜請求項14のいずれか1項に記載の発光素子駆動装置。
  16. 前記定電流制御回路は、前記発光素子に接続されるトランジスタと、前記トランジスタに流れる電流を電圧に変換する抵抗と、基準電圧と前記抵抗により変換後の電圧が入力されて前記トランジスタを駆動するエラーアンプと、を備えることを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の発光素子駆動装置。
  17. 発光素子と、前記発光素子を駆動する請求項1〜請求項16のいずれか1項に記載の発光素子駆動装置と、を備えることを特徴とするバックライト装置。
  18. 請求項17に記載のバックライト装置を備えることを特徴とする車載ディスプレイ。
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